JPH0332322Y2 - - Google Patents

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JPH0332322Y2
JPH0332322Y2 JP1986121025U JP12102586U JPH0332322Y2 JP H0332322 Y2 JPH0332322 Y2 JP H0332322Y2 JP 1986121025 U JP1986121025 U JP 1986121025U JP 12102586 U JP12102586 U JP 12102586U JP H0332322 Y2 JPH0332322 Y2 JP H0332322Y2
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JP
Japan
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tip
channel tube
rigid
screw hole
guide tube
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JP1986121025U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、内視鏡の鉗子チヤンネル用ガイド
チユーブ等のチヤンネルチユーブの取付構造に関
する。
(従来の技術) 周知のように、内視鏡は体腔内等の観察に使用
されるものである。
一般に内視鏡は操作本体の一端から柔軟な挿入
部が延出し、この挿入部の先部には、第3図に示
すように、操作部での遠隔操作により屈曲自在に
された湾曲部4′が形成され、更にその先端には
先端硬性部5′が設けられている。
上記操作本体および挿入部には鉗子チヤンネル
用のガイドチユーブ7′(チヤンネルチユーブ)
等が挿入されており、このガイドチユーブ7′の
先部7a′は上記先端硬性部5′に形成された孔
6′に挿入されて接着剤で固定され、基部は操作
本体の鉗子挿入部に接続されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記取付構造の場合において
は、ガイドチユーブ7′の先部7a′の外周面およ
び先端硬性部5′の孔6′の内周面が共にストレー
トであるために、遠隔操作により湾曲部4′を湾
曲させた際、ガイドチユーブ7′に操作本体側へ
引張力が作用した場合に、ガイドチユーブ7′の
先部7a′が先端硬性部5′から引き抜けてしまう
ことがあつた。
また、湾曲部4′を湾曲させると、それに応じ
てガイドチユーブ7′も湾曲する。このとき、ガ
イドチユーブ7′には、先端硬性部5′の後端部5
a′において応力が集中する。このため、ガイドチ
ユーブ7′が後端部5a′において座屈することが
あつた。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解消するためになされ
たもので、その要旨は、内視鏡の挿入部の先端に
設けられた先端硬性部に対する、挿入部内に挿入
されたチヤンネルチユーブの取付構造において、
上記チヤンネルチユーブの少なくとも先部には、
その外周面に螺旋状に山部が形成されるととも
に、この山部が形成された先部の肉厚がほぼ一様
になるように、内周面の山部に対応した箇所に螺
旋状に谷部が形成され、前記先端硬性部には前記
山部に対応するねじ孔が形成され、このねじ孔に
前記先部がその後端部をねじ孔から突出させた状
態で螺合されたことを特徴とする内視鏡のチヤン
ネルチユーブの取付構造にある。
(作用) チヤンネルチユーブの先部に形成された山部が
先端硬性部のねじ孔に螺合され、しかも上記山部
とねじ孔との接触面積が大きいので、チヤンネル
チユーブと先端硬性部の結合強度が高い。したが
つて、内視鏡湾曲時等においてチヤンネルチユー
ブに引張力が作用してもチヤンネルチユーブが先
端硬性部から抜けることはない。
また、チヤンネルチユーブの先部は、その内外
周面に山部と谷部とがそれぞれ形成されることに
より、断面形状が波状になる。したがつて、先部
の柔軟性が高くなる。よつて、チヤンネルチユー
ブのねじ孔から突出した部分が湾曲した場合に
は、その突出した部分全体が湾曲するようにな
り、先端硬性部の端部において応力が集中するこ
とがなくなり、座屈が防止される。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図、第2図の
図面に基づいて説明する。
第2図において、内視鏡1は操作本体2を有し
ており、この操作本体2の一端には接眼部2aが
設けられ、他端からは柔軟な挿入部3が延出し、
この挿入部3の先部には上記操作本体2での遠隔
操作により屈曲自在にされた湾曲部4が形成され
ている。
上記湾曲部4は第1図に示すように外装チユー
ブ4aを有し、その先端には金属性の先端硬性部
5が固定されている。
この先端硬性部5には観察窓、照明窓(図示し
ない)、および鉗子挿通孔6が設けられており、
鉗子挿通孔6は先部をストレート孔6aとされ、
基部をねじ孔6bとされており、その境には段部
6cが形成されている。
又、操作本体2、挿入部3および湾曲部4には
鉗子チヤンネル用の樹脂製のガイドチユーブ7
(チヤンネルチユーブ)が挿入配置されている。
このガイドチユーブの外周面には全長に亙つて螺
旋状に山部71が形成されており、肉厚が一定に
なるように内周面には、外周面の山部71に対応
して螺旋状に谷部72が形成されている。
このガイドチユーブ7の基部は操作本体2に設
けられた鉗子挿入部2bに所定に連結され、一
方、先部7aは接着剤を塗布されて上記先端硬性
部5のねじ孔6bに螺合されており、その先端7
aの端面は段部6cに当接している。
尚、上記観察窓および照明窓は湾曲部4、挿入
部3、操作本体2に挿入された観察用光学伝送系
および照明用光学伝送系(図示しない)を介して
それぞれ接眼部2aおよび照明装置(図示しな
い)に接続されている。
上述構成において、内視鏡1の使用に際して、
操作本体2での遠隔操作により湾曲部4を湾曲し
たときに、ガイドチユーブ7には引張力が作用す
る。
しかしながら、ガイドチユーブ7の先部7aは
その外周面の山部71を先端硬性部5のねじ孔6
bに螺合されており、その上これらの接触面は接
着剤により接合されているので、ガイドチユーブ
7と先端硬性部5の結合強度は極めて強く、上記
引張力が作用してもガイドチユーブ7が引き抜け
ることはない。
又、ガイドチユーブ7は縦断面形状が波形にさ
れているので柔軟性に富み、湾曲部5を湾曲させ
たときに、先端硬性部5の操作本体2側の端部5
aにおいて座屈することもない。
更に、このようにガイドチユーブ7と先端硬性
部5とは強固に連結されているので、ガイドチユ
ーブ7に捩れが生じた場合にも、先端硬性部5に
対してガイドチユーブ7が回動することもない。
更に又、ガイドチユーブ7の内周面に谷部72
が螺旋状に形成されているので、内周面の洗浄効
率を向上させることができる。すなわち、ガイド
チユーブ7の内周面、特に先部内周面には、挿入
部3を人体内に挿入すると、鉗子挿通孔6から侵
入した体液が付着する。この付着した体液につい
ては、内視鏡1の使用後にガイドチユーブ7に洗
浄水を流すことによつて洗浄している。この場
合、ガイドチユーブ7の内周面に螺旋状の谷部7
2が形成されていると、洗浄水が谷部72に沿つ
て流れる旋回流となり、洗浄水に遠心力が作用す
る。この遠心力によつて洗浄水がガイドチユーブ
7の内周面に強く押し付けられる。したがつて、
ガイドチユーブ7の内周面を効率よく奇麗に洗浄
することができる。
この考案は上記実施例に制約されず種々の態様
が可能である。例えば、山部はチヤンネルチユー
ブの先部にのみ、即ち先端硬性部への挿入部分だ
けに形成してもよい。
又、チヤンネルチユーブの山部と先端硬性部の
ねじ孔との接合面は必ずしも接着剤で接合する必
要はなく、シリコン樹脂等のシール剤によりシー
ル性を持たせてもよい。
更に、チヤンネルチユーブは鉗子チヤンネル用
のガイドチユーブに限らず、例えば送気や送水チ
ヤンネル用のチューブにも採用可能である。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、チヤ
ンネルチユーブの先部に形成された山部が先端硬
性部のねじ孔に螺合されることにより、チヤンネ
ルチユーブと先端硬性部との結合強度は極めて強
い。
したがつて、内視鏡の湾曲部を湾曲させた場合
等においてチヤンネルチユーブに操作本体側への
引張力が作用してもチヤンネルチユーブが先端硬
性部から抜けることはなく、内視鏡の耐久性は極
めて向上する。
また、内周面にも谷部を形成することによつて
断面形状を波形にしているから、チヤンネルチユ
ーブの柔軟性を高めることができ、したがつてチ
ヤンネルチユーブが先端硬性部の端部において座
屈するのを防止することができる。
さらに、内周面に谷部を螺旋状に形成すること
によつて、チヤンネルチユーブの内周面を奇麗に
かつ能率よく洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図の図面はこの考案の一実施例を
示すものであり、第1図はチヤンネルチユーブと
先端硬性部の取付部の拡大断面図、第2図は内視
鏡の概略正面図であり、第3図は従来のチヤンネ
ルチユーブの取付構造を示す第1図相当断面図で
ある。 1……内視鏡、3……挿入部、5……先端硬性
部、6b……ねじ孔、7……チヤンネルチユー
ブ、7a……先部、71……山部、72……谷
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内視鏡の挿入部の先端に設けられた先端硬性部
    に対する、挿入部内に挿入されたチヤンネルチユ
    ーブの取付構造において、上記チヤンネルチユー
    ブの少なくとも先部には、その外周面に螺旋状に
    山部が形成されるとともに、この山部が形成され
    た先部の肉厚がほぼ一様になるように、内周面の
    山部に対応した箇所に螺旋状に谷部が形成され、
    前記先端硬性部には前記山部に対応するねじ孔が
    形成され、このねじ孔に前記先部がその後端部を
    ねじ孔から突出させた状態で螺合されたことを特
    徴とする内視鏡のチヤンネルチユーブの取付構
    造。
JP1986121025U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPH0332322Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986121025U JPH0332322Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986121025U JPH0332322Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6329504U JPS6329504U (ja) 1988-02-26
JPH0332322Y2 true JPH0332322Y2 (ja) 1991-07-09

Family

ID=31009903

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JP1986121025U Expired JPH0332322Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646722U (ja) * 1979-09-14 1981-04-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59184802U (ja) * 1983-05-27 1984-12-08 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡における処置具挿通管の固定装置

Patent Citations (1)

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JPS5646722U (ja) * 1979-09-14 1981-04-25

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Publication number Publication date
JPS6329504U (ja) 1988-02-26

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