JPH033210A - 同軸型ロータリートランス - Google Patents

同軸型ロータリートランス

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Publication number
JPH033210A
JPH033210A JP1137925A JP13792589A JPH033210A JP H033210 A JPH033210 A JP H033210A JP 1137925 A JP1137925 A JP 1137925A JP 13792589 A JP13792589 A JP 13792589A JP H033210 A JPH033210 A JP H033210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
rotary transformer
rotor core
core
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP1137925A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kogo
古後 正徳
Takeshi Okada
剛 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
Priority to JP1137925A priority Critical patent/JPH033210A/ja
Publication of JPH033210A publication Critical patent/JPH033210A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ6発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子機器に使用する同軸型ロータリートランス
に係り、特にそのローターコイルのコイル構造に関する
ものである。
〔従来の技術〕
VTR等の電子機器に使用される同軸型ロータリートラ
ンスは、第3図に示す如く、内側のステ−ターコア7と
外側のローターコア1により構成され、必要なチャンネ
ル数に相当した数のコイルが各々のコアの対向した位置
に設けられている。
従来、この種のトランスのコイルは、第4図(a)に示
す如く、マグネットワイヤーをトロイダル状に加工した
巻コイルにより構成される。
第3図に示す内側のステーターコア7においてはコイル
組立上特に問題ないが、外側のローターコア1では第4
図(b)の矢印で示す様に、巻コイルの一部を内側に変
形させた状態でコア内に挿入し、コイル溝位置にて治具
等により第4図(C)の矢印の方向に機械的な力を加え
、巻コイルを押し広げて、ローターコアの内側の溝に固
定していた。コイル固定を行う為、マグネットワイヤー
の表面、絶縁皮膜に傷、ピンホール、打痕等を生じ、絶
縁性の劣化、巻コイルのばらけ等製品品質上の欠点があ
った。又、マグネットワイヤーをトロイダル状に巻線加
工してからコア内のチャンネルごとに挿入して組立てる
ため、組立作業性が非常に悪い欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は、前記欠点を除去するため、ロータリートラン
スのローターコアのコイル形成時、ローターコアの内周
面に各チャンネルのコイルの巻数に対応したねじ状の溝
構造を設け、抜溝に導電性材料を塗布、又はモールド等
により固着させてコイルを形成することにより、組立作
業性のよい経済的な、且つ傷等の欠陥の発生しない信頼
性の高い同軸型ロータリートランスを提供する。
口1発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、ロータリートランスの外周側にあるローター
コアの内周面に、ねじ状で溝数がコイルの巻数に相当し
たねじ状コイル溝がチャンネル数だけ加工され、該ねじ
状コイル溝に導電性材料を塗布等により固着させ、不要
部分を除去してコイル部を形成することによりコイルへ
の損傷を与えることなく、しかも組立性の良いローター
コアを用いたローターコイルでロータリートランス組立
てるものである。
更に上記コイルの終端加工をねじ状コイル溝の終端部に
ローターコアの表面に通じる貫通孔を設け、該貫通孔の
コア表面部はテーパー状に拡開し。
該貫通孔にも導電性材料を固着させ通電性を持たせ、外
部への引き出し部と端子を形成したローターコイルより
成るロータリートランスである。
即ち、同軸型ロータリートランスの外周側のローターコ
アの内周面に、ねじ状コイル溝構造を有するローターコ
アを使用する事を特徴とするロータリートランス、上記
のロータリートランスにおいて、ローターコアのねじ状
コイル溝底からコア外周面方向に、単位コイルごとに2
個以上の貫通穴を有するローターコアを使用する事を特
徴とするロータリートランス、上記のロータリートラン
スにおいて、ローターコアの貫通穴出口部分がテーパー
形状に拡開した構造であるローターコアを使用する事を
特徴とするロータリートランス、前記のロータリートラ
ンスにおいて、ローターコア貫通穴が縦方向に配列した
構造であり、且つ該貫通穴がコア外周面の切り欠き溝面
まで貫通した構造であるローターコアを使用する事を特
徴とするロータリートランス、前記のロータリートラン
スにおいて、ローターコアのねじ状コイル溝及び貫通穴
にに銀ペースト等の導電性材料を塗布、又はモールド等
を行い、導通効果を持たせたローターコアを用いた事を
特徴とするロータリートランスを提供するものである。
〔作用〕
従来の巻線体を変形させローターコア内面に取付は組立
てていたロータリートランスの組立てを、ロータリート
ランスのローターコアの加工時に設けたローターコアの
内周面のねじ状コイル溝に導電体を塗布、或いはモール
ド等により固着させ、然る後、不要部分を除去すること
によりコイル状の導電部が形成され、更にねじ状コイル
溝の終端部に貫通穴を設けることにより、コイル加工時
にリード部、端子部が同時に形成されるためコイルの組
立性が良く、又自動化がし易くなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図は、本発明の実施例の一部破断外観斜視図である
。ローターコア1にはねじ状コイル溝2が要求される巻
数分切り込まれている。ねじ状コイル溝2の両終回の溝
には、コア外周側に向かい2つの貫通穴3が設けてあり
、コア外周面の切り欠き溝5まで貫通している。貫通穴
3は、コア外周面の切り欠き溝5に達する出口部分をテ
ーパー状に広げた貫通穴テーパ一部4が設けである。こ
のねじ状コイル溝2及び貫通穴3に、ワイヤーの代わり
に銀ペーストを塗布し、160℃で1時間熱硬化させた
。硬化した銀ペーストは、貫通穴3を通り、切り欠き溝
5の表面まで達しコイル及びコイルのリード端子を形成
している。
本実施例の各チャンネルの貫通穴3は、全てコア外周面
の切り欠き溝5まで縦方向に貫通した構造であり、配線
処理は、切り欠き溝5に接着するフレキシブルプリント
配線板の配線パターンを対応させる事により配線が可能
となり、組立性を大幅に向上したロータリートランスの
ローターコイルができる。
第′2図(a)は、本発明の実施例のロータリートラン
スのローターコアの断面図であり、第2図(b)は、第
2図(a)のロータリートランス用ローターコアのねじ
状コイル溝部(第2図(a)のA1部)を拡大した断面
図で、第2図(C)は、ねじ状コイル溝部2に銀ペース
ト6を塗布した際の状態を示す。第2図(C)に示す内
径寸法Bは、内径研削前の寸法、つまり、とりしろを含
めた寸法である事を示している。銀ペースト6を常温で
ローターコア1の内径側にA寸法位置まで上塗りし、1
60℃で1時間熱硬化させ、銀ペースト6が硬化した後
、ローターコア1の真の内径寸法Cまで銀ペースト6及
びローターコアのとりしろ分を内径研削により削りとる
ことによリローターコアはコイルを形成した状態で仕上
げられる。
本発明のローターコアは、予め真の内径寸法Cに対し銀
ペースト6を塗布し硬化した後、コイル形成に不要な部
分を削りとる際必要なコアの削り代としてとりしろ寸法
Bを考慮して設計しておく必要がある。ローターコア1
に対応するステーターコア2は、従来通りマグネットワ
イヤーにて構成した。
尚、本実施例では、導電性のペースト材料として銀ペー
ストを用いて説明したが、銀ペースト以外の導電材料を
使用した場合も同等の効果が得られた。
ハ0発明の効果 〔発明の効果〕 以上に述べた如く、本発明のコイルの構造のロータリー
トランスは、従来のマグネットワイヤー使用する場合の
欠点であったワイヤー表面の絶縁皮膜傷、ピンホール、
打痕による絶縁性劣化、巻コイルのばらけを起こすこと
なく、又、銀ペーストをコア内径に塗布し硬化させ1機
械研削によりコイルが形成できるため、組立性が大幅に
改善され、自動化がし易く、経済的で信頼性の高い同軸
型ロータリートランスを提供する事が可能となる。
以下余白
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるロータリートランスのローター
コアの一部破断外観斜視図である。 第2図(a)は本発明によるロータリートランスのロー
ターコアの断面図である。第2図(b)はねじ状コイル
溝部(第2図(a)のA1部)を拡大した断面図。 第2図(C)は銀ペースト塗布時のねじ状コイル溝部を
拡大した断面図。 第3図は従来の同軸型ロータリートランスのコア構造を
示し、組立過程を示す断面図である。 第4図は従来のロータリートランスに使用されるマグネ
ットワイヤーを使用した時の組込過程を示す外観斜視図
。 1・・・ローターコア、2・・・ねじ状コイル溝、3・
・・貫通穴、4・・・貫通穴テーパ一部、5・・・切り
欠き溝、6・・・銀ペースト、7・・・ステーターコア
、8・・・ローター巻コイル、9・・・ステーター巻コ
イル、10・・・巻コイル、11・・・巻コイル変形状
態、12・・・巻コイル修正状態、A・・・銀ペースト
塗布寸法、B・・・コア内径とりしろ寸法、C・・・コ
ア内径寸法。 第1 図 第2図 第4図 (、Q) 第3図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.同軸型ロータリートランスの外周側のローターコア
    の内周面に、ねじ状コイル溝構造を有するローターコア
    を使用する事を特徴とするロータリートランス。
  2. 2.請求項第1項に記載のロータリートランスにおいて
    、ローターコアのねじ状コイル溝底からコア外周面方向
    に、単位コイルごとに2個以上の貫通穴を有するロータ
    ーコアを使用する事を特徴とするロータリートランス。
  3. 3.請求項第2項に記載のロータリートランスにおいて
    、ローターコアの貫通穴出口部分がテーパー形状に拡開
    した構造であるローターコアを使用する事を特徴とする
    ロータリートランス。
  4. 4.請求項第2項及び第3項記載のロータリートランス
    において、ローターコアの貫通穴が縦方向に配列した構
    造であり、且つ該貫通穴がコア外周面の切り欠き溝面ま
    で貫通した構造であるローターコアを使用する事を特徴
    とするロータリートランス。
  5. 5.請求項第1項記載のロータリートランスにおいて、
    ローターコアのねじ状コイル溝に銀ペースト等の導電性
    材料を塗布、又はモールド等を行い、導通効果を持たせ
    たローターコアを用いた事を特徴とするロータリートラ
    ンス。
JP1137925A 1989-05-30 1989-05-30 同軸型ロータリートランス Pending JPH033210A (ja)

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JP1137925A JPH033210A (ja) 1989-05-30 1989-05-30 同軸型ロータリートランス

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JP1137925A JPH033210A (ja) 1989-05-30 1989-05-30 同軸型ロータリートランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH033210A true JPH033210A (ja) 1991-01-09

Family

ID=15209889

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JP1137925A Pending JPH033210A (ja) 1989-05-30 1989-05-30 同軸型ロータリートランス

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JP (1) JPH033210A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5540526A (en) * 1994-09-06 1996-07-30 Leblond Makino Machine Tool Company Fluid bearing tool and a method for forming the same

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