JPH0332101Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0332101Y2
JPH0332101Y2 JP1987089949U JP8994987U JPH0332101Y2 JP H0332101 Y2 JPH0332101 Y2 JP H0332101Y2 JP 1987089949 U JP1987089949 U JP 1987089949U JP 8994987 U JP8994987 U JP 8994987U JP H0332101 Y2 JPH0332101 Y2 JP H0332101Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
capacitor
switching
active filter
amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987089949U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62198720U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987089949U priority Critical patent/JPH0332101Y2/ja
Publication of JPS62198720U publication Critical patent/JPS62198720U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0332101Y2 publication Critical patent/JPH0332101Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アクテイブフイルタの特性決定に関
与するコンデンサの容量値を切り換えることによ
り、そのf0及びQが切り換えられる2次のアクテ
イブフイルタに関わる。
フイルタの特性を必要に応じて変更し得るよう
にすることは通信技術をはじめ、各種の電気技術
に於いて求められている。電算機システムに用い
られる磁気記録技術に於いても、その記録/再生
速度を切り換える方式のものではデータ処理上、
フイルタの特性を切り換えることが必要である。
すなわち、電算機システムに用いられる磁気記
録装置、例えば磁気テープ装置に於いては、上位
システムのデータ転送速度に合わせるため、装置
の記録/再生速度を切り換える必要がある。更
に、磁気テープでは互換性が重視されるため、記
録密度を異ならせての記録/再生を同一装置で行
い得ることが要求される。
テープ速度V(ips)、記録密度をD(bpi)とす
ると、記録/再生に於いて扱われる周波数Fは F=(V×D)/2 で表されるから、上記2つの要求のいづれを満た
すためにも、回路の周波数特性を可変とすること
が必要であり、フイルタの特性も可変であること
が要求されるのである。
このような場合、通常は所望の特性を備えたフ
イルタを必要な数だけ用意し、必要に応じて切り
換え使用することが行われている。例えば、第2
図のように夫々所定の特性を備えた2個のフイル
タ1及び2を用意し、スイツチ3で切り換えて必
要なものを選択するのである。
アクテイブフイルタの場合、各フイルタを構成
する能動素子や受動素子には共通なものが多いの
で、フイルタの特性決定に関与するコンデンサや
抵抗の定数のみを切り換えて所望の特性に変更し
得るものとすれば、使用素子数が大幅に減少し、
経済性、信頼性等の面で効果が大きい。
また、受動素子のみによるフイルタと異なり、
アクテイブフイルタでは回路定数の変更によつて
f0の他にQも変化させることができるので、前記
磁気記録技術のように、各フイルタのf0とQを独
立して設定することが必要な場合に、切り換え方
式を適用し得るなら、その効果は特に大きいもの
となる。
本考案はそのような観点に基づき、2次のアク
テイブフイルタに於いて、1個のコンデンサの容
量値を、磁気記録装置の記録/再生速度の変更或
いは磁気記録密度の変更に合わせて切り換えるの
みで、f0および/もしくはQが所望の値に切り換
えられる2次のローパスアクテイブフイルタを提
供するものである。
本考案は第1図の如く構成され、 スイツチ17が不接続の時は前記2次のアクテ
イブフイルタはf0=f01且つQ=Q1であり、 C3が接続された状態では前記2次のアクテイ
ブフイルタはf0=f02且つQ=Q2であつて、 α=C2/C1 m=R2/R1 と定義されるα及びmの値が、 Q1=√mα/mα+(1−K)+α 及び Kδ=mα+(1−K)+α/mα/K2+(1−K)+
α/K2 但し、 K:f02/f01 δ:Q2/Q1 K:前軌アクテイブフイルタの構成要素である
増幅器の増幅率 なる関係を満たすように回路定数が選定されてい
ることを特徴としている。
アクテイブフイルタの構成要素である増幅器1
1は通常数倍ないし十数倍の利得を有しており、
該増幅率Kがアクテイブフイルタの特性に関与す
る量であることは周知のところである。
スイツチ17が「断」状態にあり、C3が特性
決定に関与しない場合、2個のコンデンサC1
C2及び2個の抵抗R1,R2の間に、C2=αC1、R2
=mR1なる関係があると、周知のようにこれら
R,Cの時定数から定まる遮断周波数は f01=1/2πR1C1/√ (1) であり、Qは Q1=√mα/mα+(1−K)+α (2) である。ここでf01或いはQ1と表示したのは、ス
イツチ17を切り換える前の第1の状態に関する
量であることを意味している。
次にスイツチ17が「接」である場合を考え
る。
C2がC2+C3に変わるので、C2′=C2+C3、C2′=
α′C1とすると、f0及びQは f02=1/2πR1C1/√′ (3) Q2=√mα′/mα′+(1−K)+α′ (4) である。Kはスイツチ「断」の場合と同じく、増
幅器の利得である。
スイツチ17を切り換える前後のf0の比Kは式
(1),(3)より K=f02/f01=√′ (5) 従つて α′=α/K2(但し0<K<1) (5)′ である。
一方、同じ状況に於けるQの比をδとすると、 式(2),(4)から δ=Q2/Q1 =mα+(1−K)+α/mα′+(1−K)+α′
√′(6) となり、(6)式に(5)或いは(5)′の関係を代入すると Kδ=mα+(1−K)+α/mα/K2+(1−K)+
α/K2(7) となる。
該(7)式及び前記(2)式に於いて、Q1,K,δは
ここで実現しようとしている2個のアクテイブフ
イルタの特性により定まる値であり、定数とみな
し得るものであるから、(2)式及び(7)式を同時に満
足するようにm,α,Kの値を定めることができ
れば、第1図のフイルタはC3の接/断だけで所
定のf0とQを持つ2個のローパスアクテイブフイ
ルタに切り換えることが出来る。
上述の論理でm,α,Kの3変数が満たすべき
条件式は2個であるから、例えばKの値を適当に
設定し、(2)式及び(7)式を連立方程式として解けば
m,αが定まる。
m,αが定まれば、前記の関係式を満足するよ
うにC1,C2,C3,R1,R2の値を算定することが
可能で、第1図の回路定数をその値とすれば、所
望の2特性間を切り換えることができるローパス
アクテイブフイルタが実現する。
このように回路定数を設定したローパスアクテ
イブフイルタの切り換えスイツチを、テープ速度
切り換えスイツチ20と同期して作動させること
により、別個の磁気記録方式に合致した周波数特
性を信号処理回路に持たせることが出来る。
以上説明したように、本考案のローパスアクテ
イブフイルタは、片切りスイツチの接/断によつ
てf0及びQが夫々所望の特性に切り換えられるの
で、異なる特性のフイルタを2個用意する場合に
比べて、構成が大幅に簡略化される。
また、本考案の如く接地電位線との接続/不接
続を切り換える場合には、メカニカル・スイツチ
に代えて電子的スイツチを用いることが容易とな
り、1個のトランジスタ或いはオープンコレクタ
をスイツチとして用いることにより、機構的な構
成を含まない集積構造とすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の特性切換型アクテイブフイル
タを示す図、第2図は従来のフイルタ構成例を示
す図であつて、図において、 1,2はフイルタ、3は切換回路、11は増幅
器、12,13はコンデンサ、15,16は抵
抗、17はスイツチ、20は速度切り換えスイツ
チである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 信号入力端子18と増幅器の入力端子間が、直
    列に接続された第1の抵抗R115および第2の
    抵抗R216によつて接続され、 前記増幅器の出力端子19と、前記第1、第2
    の抵抗R1,R2の相互結節点との間に第1のコン
    デンサC112が接続され、 前記第2の抵抗R2が接続される前記増幅器の
    入力端子と接地電位線との間に第2のコンデンサ
    C213が接続されてなる2次のローパスアクテ
    イブフイルタに於いて、 前記第2のコンデンサC213と並列に第3のコ
    ンデンサC314が設けられ、且つ該第3のコン
    デンサC314の接地電位線側端子はスイツチ1
    7によつて接地電位線との接続/不接続が選択さ
    れ、 該スイツチ17は磁気記録装置の記録/再生速
    度の切り換え又は磁気記録密度の切り換えに同期
    して切り換えられることを特徴とする特性切換型
    ローパスアクテイブフイルタ。
JP1987089949U 1987-06-11 1987-06-11 Expired JPH0332101Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987089949U JPH0332101Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987089949U JPH0332101Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62198720U JPS62198720U (ja) 1987-12-17
JPH0332101Y2 true JPH0332101Y2 (ja) 1991-07-08

Family

ID=30949392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987089949U Expired JPH0332101Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0332101Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5668022A (en) * 1979-11-09 1981-06-08 Toshiba Corp Active filter

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5147637U (ja) * 1974-10-07 1976-04-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5668022A (en) * 1979-11-09 1981-06-08 Toshiba Corp Active filter

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62198720U (ja) 1987-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Fleischer et al. A family of active switched capacitor biquad building blocks
US5999042A (en) Switchable response active filter
JPH0332101Y2 (ja)
US5517572A (en) Methods and apparatus for connecting and conditioning audio signals
US4636745A (en) Signal waveform equalizing circuitry
US3106688A (en) Transformer coupling system effective over a wide frequency range
JPH0216402Y2 (ja)
JPS5822259Y2 (ja) 磁気記録再生装置の負帰還増幅回路
JPH0134458Y2 (ja)
JPS644363B2 (ja)
JPH0766657A (ja) 遅延等価回路
JPH039124Y2 (ja)
JPS6052107A (ja) 双方向アクテイブ・フイルタ回路
JP2751294B2 (ja) 水晶電圧制御発振器
JPH054082Y2 (ja)
JPS6340903Y2 (ja)
JPS6123860Y2 (ja)
JPH024509Y2 (ja)
JPS6134750Y2 (ja)
JPS6230325Y2 (ja)
JPS6319925Y2 (ja)
JPS5939297Y2 (ja) 磁気録音再生装置
JPH0313845Y2 (ja)
JPS5843031U (ja) 低域通過型フイルタ
JPH05327404A (ja) トラップ回路