JPS6134750Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6134750Y2 JPS6134750Y2 JP13956279U JP13956279U JPS6134750Y2 JP S6134750 Y2 JPS6134750 Y2 JP S6134750Y2 JP 13956279 U JP13956279 U JP 13956279U JP 13956279 U JP13956279 U JP 13956279U JP S6134750 Y2 JPS6134750 Y2 JP S6134750Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- time constant
- switch
- capacitor
- equalizer amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、クロムテープあるいはメタルテープ
等のテープの種類による時定数切換回路を有する
イコライザアンプに関する。
等のテープの種類による時定数切換回路を有する
イコライザアンプに関する。
テープレコーダにおける再生用イコライザアン
プのテープ種類による高域時定数切換は、基本的
には第１図に示すイコライザアンプの抵抗R1，
R2をスイツチSWで切換えることにより行なう。
このときの高域時定数ｔはｔ＝C1，R1，C1，R2
で決定される。しかし一般にラジオカセツトやカ
ーステレオ等に用いられるイコライザアンプにあ
つては、NFループ定数によつて出力DC電圧が決
定されるため、抵抗R1，R2を切換えることによ
り出力DC電圧が変化して切換ノイズが発生す
る。そのため第２図に示すように、NFループの
直流インピーダンスを変化させないよう抵抗R2
に直列に比較的大容量のコンデンサC2を追加
し、さらにはじめて、スイツチSWをONしたと
きコンデンサC2が充電されてこれがノイズとな
らないよう、抵抗R3を追加してこれを防止して
いる。しかし電源をONして直ちにスイツチSW
をONすると抵抗R4は時定数に影響しないよう大
きくしてあるためやはり切換ノイズは発生する。
プのテープ種類による高域時定数切換は、基本的
には第１図に示すイコライザアンプの抵抗R1，
R2をスイツチSWで切換えることにより行なう。
このときの高域時定数ｔはｔ＝C1，R1，C1，R2
で決定される。しかし一般にラジオカセツトやカ
ーステレオ等に用いられるイコライザアンプにあ
つては、NFループ定数によつて出力DC電圧が決
定されるため、抵抗R1，R2を切換えることによ
り出力DC電圧が変化して切換ノイズが発生す
る。そのため第２図に示すように、NFループの
直流インピーダンスを変化させないよう抵抗R2
に直列に比較的大容量のコンデンサC2を追加
し、さらにはじめて、スイツチSWをONしたと
きコンデンサC2が充電されてこれがノイズとな
らないよう、抵抗R3を追加してこれを防止して
いる。しかし電源をONして直ちにスイツチSW
をONすると抵抗R4は時定数に影響しないよう大
きくしてあるためやはり切換ノイズは発生する。
本考案は上記の点に着目して成されたもので、
その目的は安価でしかも切換ノイズの発生しない
イコライザアンプの時定数切換回路を提供するこ
とである。
その目的は安価でしかも切換ノイズの発生しない
イコライザアンプの時定数切換回路を提供するこ
とである。
以下、第３図により本考案の一実施例を説明す
る。実施例ではNFループに挿入されたコンデン
サCaに抵抗Rdを直列接続し、これをスイツチ
SWでON，OFFすることにより時定数を切換え
る構成となつている。スイツチSWがONのとき
はその高域時定数t1がt1≒（Ra＋Rb）Caで与え
られ、OFFのときはその高域時定数t2がt2≒（Ra
＋Rb＋Rd）Caで与えられる。これらの高域時定
数t1，t2および抵抗RaとコンデンサCbで与えられ
る低域時定数t3は激密には、目的とするイコライ
ザ特性をもたない。しかし、これは抵抗Rdがコ
ンデンサCaと抵抗Rcとの並列回路に加わるため
であり、高域時定数t1，t2と低域時定数t3との比
が大きいこのイコライザアンプの場合dB値で小
数点以下の誤差であり実用上問題とならない。ち
なみに一例として抵抗、コンデンサの値を示す。
る。実施例ではNFループに挿入されたコンデン
サCaに抵抗Rdを直列接続し、これをスイツチ
SWでON，OFFすることにより時定数を切換え
る構成となつている。スイツチSWがONのとき
はその高域時定数t1がt1≒（Ra＋Rb）Caで与え
られ、OFFのときはその高域時定数t2がt2≒（Ra
＋Rb＋Rd）Caで与えられる。これらの高域時定
数t1，t2および抵抗RaとコンデンサCbで与えられ
る低域時定数t3は激密には、目的とするイコライ
ザ特性をもたない。しかし、これは抵抗Rdがコ
ンデンサCaと抵抗Rcとの並列回路に加わるため
であり、高域時定数t1，t2と低域時定数t3との比
が大きいこのイコライザアンプの場合dB値で小
数点以下の誤差であり実用上問題とならない。ち
なみに一例として抵抗、コンデンサの値を示す。
Ra……150Ω Rb……6.8KΩ
Rc……330KΩ Rd……4.7KΩ
Re……82KΩ Ca……0.01μＦ
Cb……47μＦ
以上の構成になる時定数切換回路にあつては、
スイツチSWの切換によるNFループの直流インピ
ーダンス変化がないばかりでなく、コンデンサ
Caが小容量であるため電源ON時のコンデンサCa
への充電時間が上記した従来の回路に比べてはる
かに短かく、電源ON時直ちにスイツチSWをON
としてもノイズは発生しない。なお、上記のスイ
ツチSWはトランジスタスイツチで構成しても良
いのは勿論である。
スイツチSWの切換によるNFループの直流インピ
ーダンス変化がないばかりでなく、コンデンサ
Caが小容量であるため電源ON時のコンデンサCa
への充電時間が上記した従来の回路に比べてはる
かに短かく、電源ON時直ちにスイツチSWをON
としてもノイズは発生しない。なお、上記のスイ
ツチSWはトランジスタスイツチで構成しても良
いのは勿論である。
以上説明した本考案のイコライザアンプの時定
数切換回路は、従来のようなノイズ防止のための
コンデンサを必要とせず、しかも従来回路以上の
ノイズ防止効果を有し、さらに全体の部品点数も
少なくできるため安価に製造でき、省スペースが
要求されるカーステレオあるいはラジオカセツト
等に用いて特に有効である。
数切換回路は、従来のようなノイズ防止のための
コンデンサを必要とせず、しかも従来回路以上の
ノイズ防止効果を有し、さらに全体の部品点数も
少なくできるため安価に製造でき、省スペースが
要求されるカーステレオあるいはラジオカセツト
等に用いて特に有効である。
第１図は従来のイコライザアンプの基本回路
図、第２図は従来のイコライザアンプの実用回路
図、第３図は本考案のイコライザアンプの回路図
である。 Ra〜Re……抵抗、Ca，Cb……コンデンサ、
SW……スイツチ。
図、第２図は従来のイコライザアンプの実用回路
図、第３図は本考案のイコライザアンプの回路図
である。 Ra〜Re……抵抗、Ca，Cb……コンデンサ、
SW……スイツチ。
Claims (1)
- NFループを有するイコライザアンプにおい
て、該NFループを第１と第２の抵抗の直列回路
と、両抵抗のいづれか一方と並列に接続されるコ
ンデンサと第３の抵抗との直列回路と、第３の抵
抗に並列に接続されるスイツチとで構成したこと
を特徴とするイコライザアンプの時定数切換回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13956279U JPS6134750Y2 (ja) | 1979-10-11 | 1979-10-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13956279U JPS6134750Y2 (ja) | 1979-10-11 | 1979-10-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5657512U JPS5657512U (ja) | 1981-05-18 |
| JPS6134750Y2 true JPS6134750Y2 (ja) | 1986-10-09 |
Family
ID=29370895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13956279U Expired JPS6134750Y2 (ja) | 1979-10-11 | 1979-10-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6134750Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-11 JP JP13956279U patent/JPS6134750Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5657512U (ja) | 1981-05-18 |
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