JPH0331854A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH0331854A
JPH0331854A JP16724189A JP16724189A JPH0331854A JP H0331854 A JPH0331854 A JP H0331854A JP 16724189 A JP16724189 A JP 16724189A JP 16724189 A JP16724189 A JP 16724189A JP H0331854 A JPH0331854 A JP H0331854A
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JP
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electrophotographic photoreceptor
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general formula
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JP16724189A
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Shigeru Hayashida
茂 林田
Yasushi Sugimoto
靖 杉本
Yoshii Morishita
芳伊 森下
Yasuo Katsuya
勝谷 康夫
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Resonac Corp
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は近赤外の波長域に至るまで高い感度を有する電
子写真感光体に関する。
(従来の技術) 従来、電子写真用感光体KFiセレン、テルル。
硫化カドミウム、酸化亜鉛のような無機化合物。
あるいはポリN−ビニルカルバゾール、ビスアゾ顔料の
ような有機化合物が用いられている。しかしこれらは7
80 nm〜900 nmの長波長域において十分な光
感度を有するとはbえず、また近年、セレン、テルル、
ヒ素の合金を用いる電子写真感光体ま九は色素増感され
た硫化カドミウムを用いる電子写真感光体が800 n
m近辺の長波長領域において高感度を有することが報告
されているが、それらはいずれも強い毒性を有し社会問
題としての環境安全性が再検討されている。またアモル
ファスシリコンを用いる電子写真感光体は特定のドーピ
ング法および作成法によりその感光領域を長波長域にの
ばす可能性があると考えられるが、現段階では成膜速度
が遅く量産性に問題があり低価格とはいい難い。これま
で検討が行なわれたフタロシアニン化合物の中で780
 nm以上の長波長域において高感度を示す化合物とし
ては。
χmm合金フタロシアニン、ε型鋼フタロシアニン、バ
ナジルフタロシアニン等を挙げることが出来る。
一方、高感度化の九めに、フタロシアニンの蒸着Mを電
荷発生層とする電子写真感光体が検討され1周期律表1
11a族及び■族の金Mを中心金属とするフタロシアニ
ンのなかで、比較的高い感度を有するものが幾つか得ら
れている。このような金属フタロシアニンに関する文献
として1例えば。
特開昭57−211149号公報、特開昭59−362
541号公報、特開昭59−166959号公報などが
ある。
しかしながら、蒸着膜の作成には高真空排気装置を必要
とし、設備費が高くなることから上記の如き電子写真感
光体は高価格のものとならざるを得ない。
これに対し、フタロシアニンを蒸着膜としてではなく、
樹脂分散層とし、これを電荷発生層として用いて、その
上に電荷輸送層を塗布して成る電子写真感光体も検討さ
れ、このような電子写真感光体としては無金属フタロシ
アニン(特開昭58−182639号公報)やインジウ
ムフタロシアニン(特開昭59−155851号公報)
を用いるものがありこれらは比較的高感度な電子写真感
光体であるが、前者は800 nrn以上の長波長領域
において急激に感度が低下する等の欠点を有し。
又、後者は電荷発生層を樹脂分散系で作成する場合には
実用化に対して感度が不充分である等の欠点を有してい
る。
また、fP開昭61−239248号公報には。
電荷発生物質として、X線回折図におけるブラッグ角2
θの7.5°、1z3°、16.3°、25.3°及び
28.7°の位置に強い回折ピークを与えるα形オキシ
チタニルフタロシアニンを結着剤中に分散させた電荷発
生層を含む電子写真感光体について記載されているが、
この電子写真感光体は繰り返し使用において、帯電電位
が大幅に低下する欠点を有している。特開昭62−67
094号公報には。
電荷発生物質として、 XllJ回折図におけるブラッ
グ角2θの9.3°、10.6°113.2°、15.
1°、15.7°。
16.1°、20.8°、23.3°、26.3°、及
び27.1°の位置に強い回折ピークを与えるオキシチ
タニルフタロシアニンを結着剤中に分散させた電荷発生
層を含む電子写真感光体について記されているが。
この電子写真感光体の感度は、800nmを越えた長波
長域で急激に低下する欠点を有している。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、600〜850 nmの波長領域で高
い感度を示す電子写真感光体の提供にある。
(a題を解決するための手段) 本発明は、導電性支持体上に、電荷発生物質および電荷
輸送物質を含む光導電層を設けた電子写真感光体におい
て、前記電荷発生物質が一般式(11で表わされるチタ
ンフタロシアニン系化合物であり、#記電荷輸送物質が
一般式(II)で表わされるエナミン誘導体である電子
写真感光体に関する。
(但し1式中R1はハロゲン原子、酸素原子またはアル
コキシ基を表わし、 Rrt 、 R3、R4およびR
sは、各々独立して水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アルコキシ基、了り−ル基、アリールオキシ基、ニ
トロ基、シアン基、水酸基、ベンジルオキシ基またはア
ミン基を表わし、jt−j:1または2の整数を表わし
#kll!#mおよびnは各々独立して0〜4の整数を
表わす) (但し1式中、RIは低級アルコキシ基ま九は低級アル
キルアミノ基を表わし、RIは水素原子、低級? アルコキシ基を表わす) 以下1本発明について詳述する。
本発明で電荷発生物質として用いられる一般式(11で
表されるチ、タンフタロシア二)系化合物は。
公知の方法1例えば、特開昭63−198068号公報
に記載された方法に準拠して得ることができ、この上う
Kして得られたチタンフタロシアニン系化合物であって
、  Cu−にα線を用いて測定し次X線回折図におい
て、ブラッグ角2θの6.9°。
15.5°および23.4°の位置に回折ピークを示す
ものが好ましい。かかるチタンフタロシアニン系化合物
のX線回折図におけるピーク位置は、置換基の種類や数
により影響を受けず、ブラッグ角2θ(但し、±0.2
°の誤差範囲を含むものとする。)の6.9°、15.
5°および214°の位置に比較的弱い幅広いピークを
示すのである。
また9本発明で電荷輸送物質として用いられる一般式(
ff+で表わされるエナミン誘導体は7例えば。
一般式(I[Il (但し1式中、R,は、一般式(Illにおけると同義
)で表わされる化合物と式[IV) Phs P CI  CH2OCH3(F/1(但し2
式中、 Ph1i、フェニル基を表す)の化合物とを溶
媒中で、アルコキシド又は有機金属化合物の存在下に反
応させ、一般式(V)(但し1式中+ R1&は、一般
式(II)におけると同義)で表される化合物を得1次
いで、このものと酸で加水分解し、アルカリで処理し一
般式(2)(但し9式中、几8は、一般式tUtにおけ
ると同義)で表わされる化合物を得、このものと一般式
■(但し1式中、R7は、一般弐(IN)におけると同
義)で表わされる化合物とを溶媒中でスルホン酸の存在
下に反応させて得ることができる。
ま九2例えば、上記一般式(Mlで表わされる化合物は
1次のようKしても得ることができる。一般式帽  0H (但し2式中、凡6Fi、一般式(II)におけると同
義)で表わされる化合物を金属水素化物で還元し、つい
で酸で処理し、アルカリで処理し一般式■)OHOH (但し9式中、R,F′i、一般式(II)におけると
同義)で表わされる化合物を得、このものと酸とを反応
させることによシ一般式(■で表される化合物を得るこ
とができる。
本発明における一般式[111で表わされるエナミン誘
導体とし、ては9例えば、1.1−ビス(p−メトキシ
フェニル) −2−(N、N−ジフェニルアミノ)エチ
レン、1.1−ビス(p−メトキシフェニル)−2−[
N、 N−ビス(p−メトキシフェニル)アミン〕エチ
レン、1.1−ビス(p−ジエチルアミノフェニル)−
2−[N、N−ビス(p−メトキシフェニル)アミン〕
エチレン、i、i−ヒス(p−ジメチルアミノフェニル
)−2−(N、N−ジフェニルアミノ)エチレン、1.
1−ビス(p−ジエチルアミノフェニル)−2(N、N
−ジフェニルアミン)エチレンなどが挙げられ、1.1
−ビス(p−メトキシフェニル)−2−(N、N−ジフ
ェニルアミノ)エチレンが好ましい。
本発明の電子写真感光体は、導電性支持体の上Kl#定
の電荷発生物質および特定の電荷輸送物質を含む光導電
層を設けたものである。
本発明において、光導電層は、前記2つの物質を混合し
て含んだ単層型でもよく、電荷発生物質を含む電荷発生
層および電荷輸送物質を含む電荷輸送層を有する複合型
でもよく、複合型が好ましい。
一般弐Ellで表わされるチタンフタロシアニン化合物
と一般式(fl)で表わされるエナミン誘導体を混合し
て使用する場合は、後者/前者が重量比でlO/1〜2
/1の割合で配合するのが好ましい。
また、結合剤をこれらの化合物全itK対して500重
量%以下で使用するのが好ましい。これらの結合剤を使
用する場合、さらに、可塑剤、流動性付与剤、ピンホー
ル抑制剤等の添加剤を必要に応じて添加することができ
る。
電荷発生層及び電荷輸送層からなる複合型の光導電層を
形成する場合、電荷発生層中には、前記した一般式(1
)で表されるチタンフタロシアニン化合物が含有させら
れ、結合剤を該チタンフタロシアニン化合物に対して5
00重量−以下の量で含有させてもよく、また、前記し
た添加剤を該チタンフタロシアニン化合物の総量に対し
て、5重量%以下で添加してもよい。また、電荷輸送層
には。
前記した一般式CII)で表わされるエナミン誘導体で
ある電荷輸送性物質が含有させられ、結合剤を該電荷発
生物質に対して500重量%以下で含有させてもよい。
また、結合剤を該エナミン誘導体に対して50重量%以
上含有させるのが好ましい。
電荷輸送層には、前記した添加剤を電荷輸送性物質に対
して5重量−以下で含有させてもよい。
前記した場合すべてに使用し得る結合剤としては、シリ
コ−/樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリケトン樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリスチレン樹脂
、スチレン−ブタジェン共重合体、ポリメタクリル醗メ
チル樹脂、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重
合体。
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリアクリルアミド
樹脂、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルピラゾリン
、ポリビニルピレン等が挙げられる。
また、熱及び/又は光によって架橋される熱硬化型樹脂
及び光硬化型樹脂も使用できる。
いずれにしても絶縁性で通常の状態で皮gを形成しうる
樹脂、並びに熱及び/又は光によって硬化し、皮膜を形
成する樹脂であれば特に制限はない。可塑剤としては、
ハロゲン化パラフィン、ジメチルナフタリン、ジブチル
フタレート等が挙げられる。流動性付与剤としては、モ
ダフロー(モンサンドケミカル社袈)、アクロナール4
F(バスフ社製)等が挙げられ、ピンホール抑制剤とし
ては、ベンゾイン、ジメチルフタレート等が挙げられる
。これらは適宜選択して使用され、その量も適宜決定さ
れればよい。
本発明において導電性支持体としては1例えば。
導電処理した紙又はプラスチックフィルム、アルミニラ
ムのような金属箔を積層したプラスチックフィルム、金
属板等があげられる。
本発明の電子写真感光体は、導電性支持体の上に光導電
層を形成したものである。単層型の光導電層の厚さは5
〜50μが好ましい。光導電層として電荷発生層及び電
荷輸送層の複合型を使用する場合、電荷発生層は好まし
くは0.001〜10μm、41に好ましくは0.2〜
5μmの厚さにする。
0.001μm未満では、1!荷発生層を均一に形成す
るのが困難になり、10μmを越えると、1!子写真特
性が低下する傾向にある。電荷輸送層の厚さは好ましく
は5〜50μm、特に好ましくFis〜20μm″′C
ある。5μm未満の厚さでは、初期電位が低くなり、5
0μmを越えると、感度が低下する傾向がある。
導電性支持体上に、単層型の光導電層を形成するには、
電荷発生物質、電荷輸送物質および必要に応じその他の
成分をア七トン、メチルエチルケトン等のケトン系溶剤
、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶剤、トルエン、
キシレン等の芳香族系溶剤、塩化メチジる四塩化炭素等
のハロゲン化炭化水素系溶剤、メタノール、エタノール
、プロパツール等のアルコール系溶剤に均一に溶解又は
分散させて導電性支持体上に塗布し、乾燥する方法があ
る。塗布法としては、スピンコード法。
浸漬法等を採用できる。複合型において電荷発生層およ
び電荷輸送層を形成する場合も同様に行なうことができ
るが、この場合、電荷発生層と電荷輸送層は、どちらを
上層としてもよく、電荷発生層を二層の電荷輸送層では
さむようにしてもよい。
一般式(1)で表わされるチタンフタロシアニンをスピ
ンコード法により塗布する場合、チタンフタロシアニン
化合41クロロホルム、トルエン等のハロゲン化溶剤又
は非極性溶剤に溶かして得た塗布液を用いて回転数10
00〜5000 rpmでスピンコーティングするのが
好ましく、また、浸漬法によって塗布する場合には、一
般式[1)で表わされるチタンフタロシアニン化合物を
メタノール。
ジメチルホルムアミド等の極性溶剤にボールミル。
超音波等を用いて分散させた塗液に導電支持体を浸漬す
るのが好ましい。
保護層の形成は、光導電層の形成における塗布・乾燥す
る方法と同様にすればよい。
本発明に係る電子写真感光体は、更に、導電性支持体の
すぐ上に薄い接着層又はバリア層を有していてもよく1
表面に保護庵ヲ有していてもよい。
(実施例) 以下、実施例によって本発明を詳述するが1本発明は、
これらに限定されるものではない。
実施例1 一般式(1)においてT R1が酸素原子、R1,R,
几、および几5が水素原子でs  L  k*  ’*
 mおよUnがすべて1であるチメニルフタロシアニン
1.259(このもののCu−にα線X線回折を測定し
そのX線回折図を第1図に示したン、シリコン樹脂KR
−255(信越化学工業■商品名)(固形分50重量係
) 2.59. メチルエチルケトン14.69を配合
し、この混合液をボールミル(日本化学陶業久3寸ボッ
トミルンを用いて8時間混練した。
得られた分散液をアプリケータによりアルミニウム板(
100■x70nm)上に塗工し、120℃で30分間
乾燥して厚さ0.2μmの電荷発生層を形成した。
1.1−ビス(p−メトキシフェニル)−2−CN、N
−ビス(p−メトキシフェニル)アミノコエチレン5g
とポリカーボネート樹脂109を塩化メチレンと1,2
−ジクロロエタンの1:li量比)混合溶剤85gに溶
解して得られた塗布液を用いて上記基板の電荷発生層上
に浸漬塗工し。
120℃で30分間乾燥し、厚さ15μmの電荷輸送層
を形成した電子写真感光体を得た。
静電気帯電試験装置(川口電機時)を用い、前記電子写
真感光体fニー5kVのコロナ放電で負に帯電させた。
その後、ハロゲンランプを外部光源とし、モノクロメー
タ(日本分光社製)で単色光にして照射することにより
、該電子写真感光体の感度、即ち、半減露光量(電位残
留率が1/2になるのに必要な照射光エネルギー)を6
00〜850nmの波長にわたって求め、その結果を第
2図に示し九。600〜850 nmの全波長域で感度
け4〜5mJ/m2であった。
実施例2 実施例1と同様にして電荷発生層を形成した。
1.1−ヒス(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(
N、N−ジフェニルアミン)エチレン5gとポリカーボ
ネート樹脂109を塩化メチレンと1゜2−ジクロロエ
タンの1:1混合溶剤859に溶解して得られた塗布液
を用いて上記電荷発生層上に浸漬塗工し、120℃で3
0分間乾燥し、厚さ15μmの電荷輸送層を形成した電
子写真感光体を得た。
得られた感光体について、実施例1と同様にして感度を
測定した。近赤外域の800 nmの単色光を照射した
ときの感度は4.8mJ/m”であった。
実施例3 電荷輸送物質として1.1−ビス(p−ジエチルアミノ
フェニル)  2−(N、N−ジフェニルアミノ)エチ
レンを用いる以外は、実施例2とまったく同様にし7て
電子写真感光体を作成し、感度測定を行ったところ、8
00nmの感度は4.6mJ/m”であった。
比較例1 β−チタニルフタロシアニンを電荷発生物質として使う
以外は、実施例1とまったく同様にして感光体を作製し
、600〜850 nrnの波長域での感度を測定し、
その結果を第3図に示した。800nm以上の波長域で
急激に感度低下が発生した。
比較例2 α−チタニルフタロシアニンを電荷発生物質として使う
以外は、実施例1とまったく同様な方法で感光体を作製
した。
こうして得られた感光体について、−3kVのコロナ放
電による帯電後、暗所放置0.4秒、4001uxの白
色光を20秒露光するサイクルにより繰り返し特性の評
価を行なった。2000回繰り返し後の帯電圧は、初期
の89%であった。この結果を第4図に示した。
(発明の効果) 本発明の電子写真感光体は、600〜850nmの波長
域で高い感度を有するものであり、し−ザビームプリン
タ、液晶プリンタ、LEDプリンタ用の感光体として優
れている。
本発明の電子写真感光体は、レーザビームプリンタのみ
でなく半導体レーザ等の750〜850nmの光源を使
用したその他の各種光記録デバイスにも応用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1で用いたチタンフタロシアニンのX
線回折図、第2図は、実施例1の電子写真感光体の分光
感度を示す図、第3図は、比較例1の電子写真感光体の
分光感度(−点鎖線)を示す図(実線は、実施例1の電
子写真感光体の分光感度図を再掲)、第4図は、比較例
2の電子写真感光体の繰り返し特性(実線)及び実施例
1の電子写真感光体の繰り返し特性(二点鎖線)を示す
図である。 感度Cm J /m2]

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電性支持体上に、電荷発生物質および電荷輸送物
    質を含む光導電層を設けた電子写真感光体において、前
    記電荷発生物質が一般式( I )で表わされるチタンフ
    タロシアニン系化合物であり、前記電荷輸送物質が一般
    式(II)で表わされるエナミン誘導体である電子写真感
    光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、式中、R_1はハロゲン原子、酸素原子または
    アルコキシ基を表わし、R_2、R_3、R_4および
    R_5は、各々独立して水素原子、ハロゲン原子、アル
    キル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基
    、ニトロ基、シアノ基、水酸基、ベンジルオキシ基また
    はアミノ基を表わし、jは1または2の整数を表わし、
    k、l、mおよびnは各々独立して0〜4の整数を表わ
    す) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (但し、式中、R_6は低級アルコキシ基または低級ア
    ルキルアミノ基を表わし、R_7は水素原子または低級
    アルコキシ基を表わす) 2、チタンフタロシアニン系化合物が、X線回折図にお
    いて、ブラッグ角2θの6.9゜、15.5゜および2
    3.4゜の位置に回折ピークを示すチタンフタロシアニ
    ン系化合物である請求項1記載の電子写真感光体。
JP16724189A 1989-06-28 1989-06-28 電子写真感光体 Pending JPH0331854A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010122632A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Mitsubishi Chemicals Corp 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、および、画像形成装置
JP2010122631A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Mitsubishi Chemicals Corp 電子写真感光体、新規エナミン系化合物、電子写真感光体カートリッジおよび画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010122632A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Mitsubishi Chemicals Corp 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、および、画像形成装置
JP2010122631A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Mitsubishi Chemicals Corp 電子写真感光体、新規エナミン系化合物、電子写真感光体カートリッジおよび画像形成装置

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