JPH0331383Y2 - - Google Patents

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JPH0331383Y2
JPH0331383Y2 JP5466287U JP5466287U JPH0331383Y2 JP H0331383 Y2 JPH0331383 Y2 JP H0331383Y2 JP 5466287 U JP5466287 U JP 5466287U JP 5466287 U JP5466287 U JP 5466287U JP H0331383 Y2 JPH0331383 Y2 JP H0331383Y2
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JP
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air
outlet
air chamber
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blown out
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、インペラの回転により吸込んだ水に
ブロアから空気室に供給された空気を吹出し口か
ら吹出して混合し微細な空気泡を形成して吐出す
るようにしたエアレータすなわちばつ気装置に関
し、特に空気の吹出し口の形状に関する。
〔従来技術〕
第1図は本考案の実施例を示す図面であるが、
本考案を良く理解するため、その公知部分につい
て説明する。
図は下吐出し形のエアレータを示し、水槽A内
からインペラ1の回転により吸込みケーシング2
に吸込まれた白矢印で示す水Wはインペラ1を経
て吐出しケーシング3に導かれ、図示しないブロ
アから空気室7に供給された黒矢印で示す空気a
は空気室ケーシング4下部の空気吹出し口5から
吐出しケーシング3内に吐出される。これら水W
と空気aとは吐出しケーシング3内で混合され、
微細な空気泡awとなつて吐出し口6から吐出さ
れるようになつていた。
ところで、第4図に示すように従来の空気吹出
し口5Bの形状は、円周等配の複数個の長方形又
は図示はしないが仕切りのない一定巾の水平なス
リツトに形成されており、また空気吹出し口5B
の総面積は、空気吹出しに伴う空気室7の圧力上
昇を最少にするため、供給空気が最大量の場合に
空気室7の圧力が吹出し口5Bの周囲の圧力より
僅か(例えば水柱で30mm程度)高くなるように決
められていた。
しかし、供給空気量が少ない場合、空気室7か
らの吹出し抵抗が減少するために空気室7の圧力
が減少し、更にエアレータは据付け技術上避けら
れない小量の傾きがあり、従つて空気室7の底部
に水が片寄つて浸入する。そのため、長方形の空
気吹出し口5Bでは、供給空気と水との占有割合
が不規則となり、吹出し口5Bの上部5Bcから
のみ空気が吹出したり、または全体が水で閉塞さ
れて空気が全然吹出さないようになる。従つて空
気室7からの吹出し空気量は全周にわたつて均一
ではなくなり、そのために空気泡の形成が不良に
なつてばつ気性能が低下するという問題がある。
〔考案の目的〕
従つて本考案の目的は、ブロアからの供給空気
量が少ない場合のばつ気性能の低下を防止するエ
アレータを提供することにある。
〔考案の構成〕
本考案によれば、インペラの回転により吸込ん
だ水にブロアから空気室に供給された空気を吹出
し口から吹出して混合し微細な空気泡を形成して
吐出するようにしたエアレータにおいて、前記吹
出し口の形状を高さが可及的に高く、かつ上部ほ
ど水平方向の巾が狭くなる形状に形成している。
〔考案の作用効果〕
従つて供給空気量が少なくなり、空気室内に片
寄つて水が浸入しても、吹出し口は高さが可及的
に高く、かつ上部ほど水平方向の巾が狭く形成さ
れているので、それぞれの吹出し口の上部の一部
から空気が吹出される。従つて小量ながらも空気
室全周にわたつて平均して吹出され、その結果、
空気泡の形成の悪化が抑えられ、ばつ気性能の低
下が防止される。
〔好ましい実施の態様〕
本考案の実施に際し、高さが可及的に高く、か
つ上部ほど水平方向の巾が狭くなる吹出し口の形
状は、正立三角形状または正立三角形の階段状に
形成するのが好ましい。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第2図において、吹出し口5の形状は、従来の
長方形の吹出し口5Bの巾を有する長方形5a
と、長方形5a上に正立した2等辺三角形5bと
からなり、その合計高さhは可及的に高く、すな
わち空気室ケーシング4の高さHに対して強度上
許される限度内で高く形成されている。
従つて供給空気量が多い場合は、吹出し口5の
各々の全面から空気が一様に吹出される。
供給空気量が少ない場合は、空気室7内に片寄
つて水が浸入しても、高さが高く、かつ上部ほど
水平方向の巾の狭い吹出し口5のそれぞれの上部
の一部分5cからは空気が吹出される。従つて小
量ながらも空気室7の全周にわたつて平均して空
気が吹出され、その結果、空気泡の形成の悪化が
抑えられ、ばつ気性能の低下が防止されるのであ
る。
第3図は本考案の別の実施例を示し、吹出し口
5Aの形状を、第2図の長方形5aを含む正立2
等辺三角形の3段の階段状に形成した例である。
この実施例でも小の部分5Acから空気が吹出さ
れ、前記実施例と同様の作用効果がある。
〔まとめ〕
以上説明したように本考案によれば、供給空気
量が少なくなり、空気室内に片寄つて水が浸入し
ても、それぞれの吹出し口の上部の一部から空気
を吹出して空気室全周にわたつて一様に空気を吹
出し、その結果、空気泡の形成の悪化を抑えてば
つ気性能の低下を防止することができる。なお、
実施例は下吐出し形のエアレータについて説明し
たが、公知の上吐出し形のエアレータについても
同様に実施できることは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
2図は第1図の空気室ケーシングの円周方向展開
図、第3図は本考案の別の実施例を示す第2図と
同様な図面、第4図は従来のエアレータの吹出し
口を示す第2図と同様な図面である。 1……インペラ、3……吐出しケーシング、4
……空気室ケーシング、5,5A……空気吹出し
口、6……吐出し口、7……空気室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インペラの回転により吸込んだ水にブロアから
    空気室に供給された空気を吹出し口から吹出して
    混合し微細な空気泡を形成して吐出するようにし
    たエアレータにおいて、前記吹出し口の形状を高
    さが可及的に高く、かつ上部ほど水平方向の巾が
    狭くなる形状に形成したことを特徴とするエアレ
    ータ。
JP5466287U 1987-04-13 1987-04-13 Expired JPH0331383Y2 (ja)

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JP5466287U JPH0331383Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13

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JP5466287U JPH0331383Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13

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Publication Number Publication Date
JPS63160930U JPS63160930U (ja) 1988-10-20
JPH0331383Y2 true JPH0331383Y2 (ja) 1991-07-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4503870B2 (ja) * 2001-03-16 2010-07-14 株式会社鶴見製作所 水中エア−ミキサ

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Publication number Publication date
JPS63160930U (ja) 1988-10-20

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