JPH0331291A - アクリルアミドアリールオキシ又はメタクリルアミドアリールオキシ官能性ケイ素化合物及びその製造方法 - Google Patents

アクリルアミドアリールオキシ又はメタクリルアミドアリールオキシ官能性ケイ素化合物及びその製造方法

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JPH0331291A
JPH0331291A JP2157807A JP15780790A JPH0331291A JP H0331291 A JPH0331291 A JP H0331291A JP 2157807 A JP2157807 A JP 2157807A JP 15780790 A JP15780790 A JP 15780790A JP H0331291 A JPH0331291 A JP H0331291A
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silicon
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JP2157807A
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Gary Thomas Decker
ゲイリー トーマス デッカー
Gerald A Gornowicz
ジェラルド アルフォンス ゴーノウィクツ
Chi-Long Lee
チーロン リー
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/38Polysiloxanes modified by chemical after-treatment
    • C08G77/382Polysiloxanes modified by chemical after-treatment containing atoms other than carbon, hydrogen, oxygen or silicon
    • C08G77/388Polysiloxanes modified by chemical after-treatment containing atoms other than carbon, hydrogen, oxygen or silicon containing nitrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 紫外線への暴露により硬化することができるアクリルア
ミドアリールオキシ官能性ケイ素化合物を提供すること
が、本発明の目的である。
本発明は、少なくとも1個のケイ素原子に結合した少な
くとも1個のアクリルアミドアリールオキシ基又はメタ
クリルアミドアリールオキシ基を含んでなる化合物であ
って、該化合物のケイ素原子に結合した残りの原子団が
いずれも、一価の炭化水素基と、ハロゲン化された一価
の炭化水素基と、そして少なくとも2個のケイ素原子を
一緒に結合する二価の酸素とからなる群より選択されて
いる、アクリルアミドアリールオキシ又はメタクリルア
ミドアリールオキシ官能性ケイ素化合物に関する。
本発明はまた、フェノール性ヒドロキシル基と反応して
アミノフェノールよりも低沸点の化合物HXを供給する
ことができる、ケイ素と結合した少なくとも1個の加水
分解可能な原子団を有するケイ素化合物とアミノフェノ
ールとを、有機溶媒の存在下において、また該加水分解
可能原子団が塩素又はアセトキシ基である場合には第三
アミンをも存在させて反応させてアミノアリールオキシ
官能性ケイ素化合物溶液を作り、このアミノアリールオ
キシ官能性ケイ素化合物を有機溶媒、第三アミン、そし
て、塩素が少なくともアミノ水素の量と同等の量で存在
している塩化アクリリル及び塩化メタクリリルからなる
群より選択された塩化物と混合し、副生された第三アミ
ンの塩酸塩を取り除いてアクリルアミドアリールオキシ
官能性ケイ素化合物の有機溶媒溶液を製造することを含
む、アクリルアミドアリールオキシ官能性ケイ素化合物
の製造方法にも関する。
本発明のアクリルアミドアリールオキシ官能性ケイ素化
合物は、塩化アクリリル又は塩化メタクリリルをアミノ
フェノキシ官能性ケイ素化合物と反応させて調製するこ
とができる。アミノフェノキシ官能性ケイ素化合物は、
シランか又はオルガノシロキサンのいずれかでよい。シ
ランは、1分子当りに少なくとも1個のアミノフェノキ
シ官能基を有するものである。シランのケイ素原子のそ
のほかの価標は、一価の炭化水素基又はハロゲン化され
た一価の炭化水素基で満たされる。アミノフェノキシ官
能性オルガノシロキサンは、1分子当りに少なくとも2
個のアミノフェノキシ官能基を有するものである。オル
ガノシロキサンのケイ素原子に結合したアミノフェノキ
シ官能基のほかに、ケイ素原子は一価の炭化水素基、ハ
ロゲン化された一価の炭化水素基、及び少なくとも2個
のケイ素原子を一緒に結合する二価の酸素原子を有する
ことができる。
反応は、反応物のための例えばトルエンやテトラヒドロ
フランのような有機溶媒中において室温で行われる。ア
ミノアリールオキシ官能性ポリオルガノシロキサンは、
5iOC結合を介してケイ素原子に結合する少なくとも
2個のアミノアリールオキシ基を有し、そしてシロキサ
ン単位は、オルガノシルセスキオキサン単位、ジオルガ
ノシロキサン単位、トリオルガノシロキシ単位及びSi
O□単位でよい。シロキサン単位のケイ素原子に結合す
る有機基は、一価の炭化水素基、例えばメチル基、エチ
ル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基及びフェニル基の
ようなもの、そしてハロゲン化された一価の炭化水素基
、例えば3.3.3−)リフルオロプロピル基、ペルフ
ルオロブチル基及びクロロベンジル基のようなものでよ
い。アクリルアミドアリールオキシ基又はメタクリルア
ミドアリールオキシ基以外の、シロキサンのケイ素原子
に結合する好ましい有機基は、メチル基である。好まし
くは、アミノアリールオキシ官能性ポリオルガノシロキ
サンは、アミノアリールオキシ基で末端をブロックされ
たポリジオルガノシロキサンである。これらのポリジオ
ルガノシロキサンは、1分子当りに2個のアミノフェノ
キシ官能基を有し、そして1分子当りに5〜50のシロ
キサン単位、好ましくは1分子当りに10〜25の単位
がある。アミノフェノキシ基は好ましくは1,3−フェ
ニル基又は1,4−フェニル基から誘導される。好まし
いアクリルアミドアリールオキシ基又はメタクリルアミ
ドアリールオキシ基は次式、すなわち、CI、=C−C
−N−^r−〇− RR’ を有し、上式中のArは1.3−フェニル基又は1゜4
−フェニル基であり、Rは水素原子又はメチル基であり
、そしてR′は水素原子又はアルキル基である。本発明
の好ましいシロキサン重合体は次式、すなわち、 を有し、この式中のXは5〜50の値を有する。
アクリルアミドアリールオキシ官能性シランは、アミノ
官能性オルガノシロキサンの代りにアミノフェノキシ官
能性シランを用いることを除き、オルガノシロキサンに
ついて説明したのと同じ方法で調製することができる。
アミノフェノキシ官能性ポリオルガノシロキサンは、ア
ミンフェノールを、フェノール性ヒドロキシル基と反応
して大気圧沸点がアミノフェノールよりも低い化合物1
(Xを供給することができる、ケイ素と結合した少なく
とも2個の加水分解可能原子団を有するポリオルガノシ
ロキサンと反応させて調製することができる。加水分解
可能原子団Xは、塩素、ジメチルアミノ基、ジエチルア
ミノ基、メチルエチルケトキシム基、N−メチルアセト
アミド基、アセトキシ基、メトキシ基及びエトキシ基で
よい。メトキシ基及びエトキシ基を使用してよいとは言
っても、これらの基は殊に末端をブロックされたポリジ
オルガノシロキサンを製造するためには、この反応では
余りにゆっくりと反応するため、それらは好ましくない
。塩素は好ましい原子団である。加水分解可能原子団1
モル当りに約1モルのアミノフェノールが存在するよう
な量のアミノフェノールを、加水分解可能な原子団と反
応させる。加水分解可能原子団がフェノール性ヒドロキ
シル基からの水素と結合することの結果として、IIX
副生物が生じる。このHXは、例えば塩化水素、ジメチ
ルアミン、メチルエチルケトキシム、メタノールその他
同様のものでよい。
)IXは、アミノフェノールより低い沸点を有する。
アミノフェノールと加水分解可能原子団を有するポリオ
ルガノシロキサンとは、有機溶媒中で、且つ、必要なら
ばトリエチルアミンの如き第三アミンの存在下で、反応
させる。第三アミンは、加水分解可能原子団が該第三ア
ミンと反応から副生物として生成されたHXとの塩をろ
過することにより反応混合物から取り除かれるべき塩素
又は別の酸性原子団である場合に必要とされる。好まし
くは、アミノフェノール及びポリオルガノシロキサンの
量は、フェノール性ヒドロキシル基及び加水分解可能原
子団が当量で存在するような量である。
有機溶媒は、例えばテトラヒドロフランでよい。
好ましくは、ポリオルガノシロキサンが塩素官能性であ
る場合には、アミノフェノール、有機溶媒及び第三アミ
ンを一緒にし、そして還流に至るまで加熱し、その時点
において塩素官能性ポリオルガノシロキサンをゆっくり
と加える。好ましい塩素官能性ポリオルガノシロキサン
は次式、すなわち、 C1h   CH3 を有し、上式中のXは塩素原子であり、そしてXは5〜
50の値を有する。この時点において発熱反応が起こり
、加熱は全部の塩素官能性ポリオルガノシロキサンが加
えられるまで停止される。次いで、結果として得られた
反応混合物を還流に至るまで加熱して、約1時間を要す
るかもしれない反応を完了させ、それから混合物を約3
5〜40°Cまで冷却し、そしてろ過を行って第三アミ
ンの塩酸塩を除去する。他の官能性ポリオルガノシロキ
サンを使用する場合には、加水分解可能原子団がジメチ
ルアミノ基又はジエチルアミノ基である場合のように、
第三アミンを必要としないことがあるので、塩は生成さ
れないことがある。ジメチルアミン又はジエチルアミン
のようなIIX化合物は反応混合物から揮発し、第三ア
ミンは必要ない。アミノフェノールは、アミンが窒素−
炭素結合を介してフェノール環と直接結合する第−又は
第三アミン、例えばm−アミノフェノール又はP−アミ
ンフェノールである。第ニアミノフェノールの例はp(
N−メチルアミノ)フェノールである。加水分解可能な
原子団を有する種々のポリオルガノシロキサンが当該技
術分野において知られており、公知の方法により調製す
ることができる。
アミノフェノキシ官能性シランは、加水分解可能原子団
を有するケイ素化合物がケイ素と結合した加水分解可能
原子団を有するオルガノシロキサンの代りに使用される
クロロシラン類のようなシランであることを除いて、ア
ミノフェノキシ官能性オルガノシロキサンの調製のため
に上で説明したのと同じ方法により調製することができ
る。好ましいシランは、トリメチルクロロシランのよう
なりロワシラン類である。
本発明のアクリルアミドアリールオキシ又はメタクリル
アミドアリールオキシ官能性ケイ素化合物を調製する方
法は、原料がたやすく入手可能であってそれらの調製の
ために実質的な投資を必要としないため、末端をアミノ
アルキル基でプロソりされたポリジメチルシロキサンか
ら調製されるアクリルアミド又はメタクリルアミド官能
性重合体の調製よりも費用がかからない。
本発明のアクリルアミドアリールオキシ官能性ケイ素化
合物は、紫外線への暴露により硬化可能であり、そして
例えば保護コーティング又は剥離コーティングのような
コーティングとして有用である。シラン類からの硬化生
成物は、オルガノシロキサン類からのそれらよりも硬質
である。これらのケイ素化合物は、それら及び光開始剤
を紫外線へ暴露して硬化させることができ、あるいはこ
れらのケイ素化合物は、光開始剤、感光剤、他のアクリ
ルアミドシロキサン機能性重合体、アクリル系単量体及
び重合体、メタクリル系単量体及び重合体、並びに、ア
クリル系又はメタクリル系物質を紫外線硬化させるのに
有用なそのほかの成分から選択された成分と組み合わせ
ることができる。
本発明のアクリルアミドフェノキシ官能性シラン及びオ
ルガノシロキサンは、アゾ化合物や過酸化物の如き遊離
基発生触媒で硬化させることもてきる。
以下に掲げる例は、例示を目的として提供するものであ
って、特許請求の範囲に正確に示された本発明を限定す
るものと解すべきではない。
肛 末端を塩素でブロックされたポリジメチルシロキサン前
駆物質(A)を、次のようにして調製した。
すなわち、1分子当りに3〜5個のジメチルシロキサン
単位を有するポリジメチルシクロシロキサン1000g
 (13,5モル)、ジメチルジクロロシラン387g
(3モル)及びペルフルオロメタンスルホン酸1.4g
 (混合物の重量を基準として0.1重層%)の混合物
を、90’Cで24時間加熱した。結果として得られた
混合物のガスクロマトグラフから、反応の起こらなかっ
たことが示された。混合物に2gの酸性白土を加え、そ
れから90°Cで一晩加熱した。この結果得られた混合
物のガスクロマトグラフから、ジメチルジクロロシラン
の大部分が反応してより高沸点の化合物が多数生成され
たことが示された。この反応混合物を120°Cで2時
間更に加熱して、ガスクロマトグラフから前の反応混合
物に比べて組成に大幅な変化のないことが示された。反
応した混合物を冷却し、そして触媒をろ過により取り除
いた。結果として得られた塩素で末端をブロックされた
ポリジメチルシロキサンは、塩素中和当量が392であ
って、1分子当りのジメチルシロキサン単位が平均して
9.6個であった(末端を塩素でブロックされたポリジ
メチルシロキサンA)。同様の方法を使って、塩素当N
765.1分子当りのジメチルシロキサン単位が平均し
て19.7個の、末端を塩素でブロックされたポリジメ
チルシロキサンが得られた(末端を塩素でブロックされ
たポリジメチルシロキサンB)。
末端をアミノフェノキシ基でブロックされたポリジメチ
ルシロキサン(B)を、次のようにして調製した。
すなわち、エアースターラー、還流冷却器及び添加漏斗
を備えた11の三つロフラスコに、p −アミンフェノ
ールかあるいはm−アミノフェノール27.8 g (
0,255モル)、トリエチルアミン130 g(1,
3モル)及びテトラヒドロフラン350dを入れた。こ
の混合物を還流に至るまで加熱し、次いでフラスコ混合
物に塩素で末端をブロックされたポリジメチルシロキサ
ンA  100 g (0,255当量、392塩素当
量)を−滴ずつ加えた。発熱反応が起こり、白色固体が
生成した。塩素で末端をプロ。
りされたポリジメチルシロキサンAを全部加えるまでは
、加熱を停止した。次いで反応混合物を3流部度で1時
間加熱し、それから約35〜40’Cまで冷却してろ過
した。ろ液からテトラヒドロフランをストリッピングし
で、トリエチルアミンの塩酸塩と推定される少量の白色
固形分を含有している黒色液体を得た。この黒色液体の
赤外分析より、下記の吸収が示された。
3400及び3300cm −’  NHZの非対称及
び対称の伸縮3000及び2960cm −’  芳香
族C−H伸縮1620及び1500cnr’  芳香族
C=C伸縮1250cm−’      Si −CH
:11100〜100100O’    SiO3i9
30及び800cm−’  特定されず結果として得ら
れたp−アミノフェノキシ末端ブロックポリジメチルシ
ロキサン(p−アミノフェノキシ重合体A)のアミン当
量は482であり、1分子当りのジメチルシロキサン単
位は平均して10.1f[fflであった。結果として
得られたm−アミノフェノキシ末端ブロックポリジメチ
ルシロキサン(m−アミノフェノキシ重合体B)のアミ
ン当量は476であり、1分子当りのジメチルシロキサ
ン単位は平均して9.9個であった。
アミノフェノキシ基で末端をブロックされたポリジメチ
ルシロキサンを、14.3 g (0,131モル)の
p−アミノフェノール及び100gの末端を塩素でブロ
ックされたポリジメチルシロキサンC(0,131当叶
、765塩素当量)を使用したことを除いて、先に説明
したとおりに調製した。結果として得られたp−アミノ
フェノキシ末端ブロックポリジメチルシロキサン(p−
アミノフェノキシ重合体B)のアミン当量は840、そ
して1分子当りのジメチルシロキサン単位は平均して1
9.8個であった。
p−アミノフェノールの代りにp−(N−メチルアミノ
)フェノールを使用したことを除き、上記の手順を使用
して末端をp−(N−メチルアミノ)フェノキシ基でブ
ロックされたポリジメチルシロキサンを調製した。
末端をアクリルアミドフェノキシ基でブロックされたポ
リジメチルシロキサン(C)を、次のようにして調製し
た。
すなわち、添加漏斗を備えたフラスコに、塩化アクリリ
ル、トリエチルアミン及びテトラヒドロフランを入れた
。このフラスコ中の混合物へ、末端をp−(N−メチル
アミノ)フェノキシ基でブロックされたポリジメチルシ
ロキサンを滴下させた。塩化アクリリルの量は、p−(
N−メチルアミノ)フェノキシ基のアミノ基に結合した
水素の星を上回っていた。トリエチルアミンの副生塩酸
塩をろ過により取り除き、テトラヒドロフランを蒸発に
より取り除いた。結果として得られた重合体の式は下記
のとおりであった。
この重合体を光開始剤と一緒にしそしてこの混合物を紫
外線に暴露したところ、それは硬化した。
肛 添加漏斗、エアースターラー及び窒素ブランケットを備
えた2!の三つロフラスコへ、54.5g(0,5モル
)のp−アミノフェノール、303 g (3,0モル
)のトリエチルアミン及び500r11のテトラヒドロ
フランを入れた。54.3 g (0,5モル)のトリ
メチルクロロシランを30分間にわたり一滴ずつ加えた
。大量の塩が生成し、そして追加のテトラヒドロフラン
を混合物を再びかき混ぜることができるに至るまで加え
た。全部のトリメチルクロロシランを混合物に加えてか
ら、それを窒素圧力下でろ過した。ろ液を反応フラスコ
へ戻して、54.3 g(0,6モル)の塩化アクリリ
ルを一滴ずつ加えた。
温度は発熱で40’Cまで上界した。混合物をろ過し、
そしてテトラヒドロフランを45°Cの最高温度で真空
下で除去した。結果として得られた生成物は褐色の粘性
液体であった。赤外分析から、−NH−C(0)CH・
C11,原子団のアミド■及び■吸収に帰せられる16
60cm−’及び1600cm−’での吸収が示さレタ
。トリメチルシロキシ基による1250cm −’での
強い吸収もあった。結果として得られた生成物の式は次
に示すとおりであった。
上記の結果として得られた生成&lOgを0.3gの2
.2−アゾビス−(2−メチルプロピオニトリル)と混
合し、そしてスチームプレスでもって90“Cで1時間
加熱した。赤みがかった黄色の脆い固形物が得られた。
上記の結果として得られた生成物10gを0.5gの2
−ヒドロキシ−2−メチルフェニルプロパノンと混ぜ合
わせた。この液体をアルミニウムパネルへ塗布して、中
圧水銀ランプにより発せられた373n+J/cffl
の紫外線へ暴露した。輝きのある硬い硬化フィルムが得
られた。
桝主 エアースターラー、窒素ブランケット及び添加漏斗を備
えた2!の三つロフラスコに、p−アミノフェノール2
7.2g (0,25モル)、トリエチルアミン202
 g (2,0モル)及びテトラヒドロフラン250d
を入れた。150 mlのテトラヒドロフラン中の98
.0g (0,25当量、392塩素当量)の末端を塩
素でブロックされたポリジメチルシロキサンAをフラス
コ混合物に一滴ずつ加えた。全部のシロキサンを加えた
後、混合物を1時間かき混ぜ、次いで27.1 g (
0,3モル)の塩化アクリリルを一滴ずつ加えた。温度
は発熱で42°Cに達した。混合物を30分間かき混ぜ
、ろ過し、そして40゛Cの最高温度で真空下にテトラ
ヒドロフランを除去した。結果として得られた生成物は
暗褐色の液体であった。結果として得られた生成物の赤
外分析より、−NH−C(0)−CH=CII’z原子
団のアミドI及び■の吸収に帰せられる1660cm 
−’及び1600cm−’での吸収が示さレタ。
トリノチルシロキサン原子団による1250cm−’で
の強い吸収もあった。結果として得られたポリジメチル
シロキサンの式は次のとおりであった。
二の式中のXは9.6の平均値を存する。
上記の結果として得られた生成物10gを0.3gの2
,2−アゾビス−(2−メヂルプロピオニトリル)と混
ぜ合わせ、そしてスチームプレスでもって90°Cで1
時間加熱した。赤みがかった黄色の脆いエラストマー固
形物が得られた。
上記の結果として得られた生成物logを0.5gの2
−ヒドロキシ−2−メチルフェニルプロバント混合した
。その結果得られた液体をアルミニウムパネルへ塗布し
て、中圧ランプの発する373mJ/dの紫外線へ暴露
した。弱い硬化エラストマーフィルムが得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1個のケイ素原子に結合した少なくとも
    1個のアクリルアミドアリールオキシ基又はメタクリル
    アミドアリールオキシ基を含んでなる化合物であって、
    該化合物のケイ素原子に結合した残りの原子団がいずれ
    も、一価の炭化水素基と、ハロゲン化された一価の炭化
    水素基と、そして少なくとも2個のケイ素原子を一緒に
    結合する二価の酸素とからなる群より選択されている、
    アクリルアミドアリールオキシ又はメタクリルアミドア
    リールオキシ官能性ケイ素化合物。 2、下式、すなわち、 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項1記載のケイ素化合物。 3、シロキサン重合体のケイ素原子に結合した少なくと
    も2個のアクリルアミドアリールオキシ基又はメタクリ
    ルアミドアリールオキシ基を含んでなり、該シロキサン
    重合体のケイ素原子と結合した残りの原子団がいずれも
    、一価の炭化水素基と、ハロゲン化された一価の炭化水
    素基と、そして少なくとも2個のケイ素原子を一緒に結
    合する二価の酸素原子とからなる群より選択されている
    アクリルアミドアリールオキシ又はメタクリルアミドア
    リールオキシ官能性シロキサン重合体である、請求項1
    記載のケイ素化合物。 4、前記アクリルアミドアリールオキシ基又はメタクリ
    ルアミドアリールオキシ基が下式、すなわち、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (この式中のArは1、3−フェニル又は1、4−フェ
    ニル基であり、Rは水素原子又はメチル基であり、R′
    は水素原子又はアルキル基である)を有する、請求項3
    記載のケイ素化合物。 5、下式、すなわち、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (この式中のxの値は5〜50である)を有する、請求
    項4記載のケイ素化合物。 6、フェノール性ヒドロキシル基と反応してアミノフェ
    ノールよりも低沸点の化合物HXを供給することができ
    る、ケイ素と結合した少なくとも1個の加水分解可能な
    原子団Xを有するケイ素化合物とアミノフェノールとを
    、有機溶媒の存在下において、また該加水分解可能原子
    団が塩素又はアセトキシ基である場合には第三アミンを
    も存在させて反応させてアミノアリールオキシ官能性ケ
    イ素化合物溶液を作る工程、このアミノアリールオキシ
    官能性ケイ素化合物を有機溶媒中において第三アミン並
    びに、塩素が少なくともアミノ水素の量と同等の量で存
    在している塩化アクリリル及び塩化メタクリリルからな
    る群より選択された塩化物と混合する工程、副生された
    第三アミンの塩酸塩を取り除いてアクリルアミドアリー
    ルオキシ官能性ケイ素化合物の有機溶媒溶液を製造する
    工程を含む、アクリルアミドアリールオキシ官能性ケイ
    素化合物の製造方法。 7、アミノアリールオキシ官能性ケイ素化合物溶液を前
    記塩化物と混合する前に副生HXをそれより除去する工
    程を更に含む、請求項6記載の方法。 8、生成されたアクリルアミドアリールオキシ官能性ケ
    イ素化合物から前記有機溶媒を蒸発させる工程を更に含
    む、請求項6記載の方法。 9、アミノアリールオキシ官能性ケイ素化合物溶液を前
    記塩化物と混合する前に副生HXをそれより除去する工
    程を更に含む、請求項8記載の方法。 10、少なくとも1個の加水分解可能な原子団を有する
    前記ケイ素化合物がトリメチルクロロシランである、請
    求項6記載の方法。 11、少なくとも1個の加水分解可能な原子団を有する
    前記ケイ素化合物がオルガノシロキサンである、請求項
    6記載の方法。 12、前記オルガノシロキサンが次に掲げる一般式、す
    なわち、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Xは塩素原子であり、xは5〜50の値を有
    する)を有し、前記第三アミンが式R″_3N(この式
    中のR″はアルキル基である)を有し、そして前記塩化
    物が塩化アクリリルである、請求項11記載の方法。
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