JPH0331107A - 低摺動音搬送ベルト - Google Patents

低摺動音搬送ベルト

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JPH0331107A
JPH0331107A JP16487689A JP16487689A JPH0331107A JP H0331107 A JPH0331107 A JP H0331107A JP 16487689 A JP16487689 A JP 16487689A JP 16487689 A JP16487689 A JP 16487689A JP H0331107 A JPH0331107 A JP H0331107A
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noise
conveyor belt
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woven
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Hitoshi Nakanishi
均 中西
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は低摺動音搬送ベルトに関し、詳しくはテーブ
ル支持コンヘヤベルトとして、テーブル面との接触面を
織布、搬送面を樹脂層とした薄型構造の搬送ベルトの改
良に関する。
〔従来の技術〕
従来、搬送ベルトとして、平滑なテーブル上にそのまま
ベルトを摺動させるテーブル支持コンベヤが食品製造、
流通、製紙、製本、電子機器製造などの各産業分野で広
く利用されている。
このテーブル支持コンベヤは、平滑面上を滑り移動する
ので、ローラ支持コンベヤに比べ振動が少ないと言った
利点を有する。
〔従来技術の問題点〕
ところで、上記テーブル支持コンヘヤは、テーブル支持
面を摺動するため、シューシューと言う比較的周波数の
高い擦過騒音が著るしく、特にベルトの強度を付与する
ため、裏面補強布として剛直な織布を使用したものほど
上記弊害は顕著となる。
また、このような問題を解消するため、例えば摺動面を
不織布、綿布など柔軟性の有る布で構成することも試み
られているが、消音化は図れてもベルト厚さが増すため
屈曲性が劣り、耐用寿命が不足する問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明と上記問題点に鑑み、従来のベルト強度を損な
うことなく、ベルト長さ方向の屈曲性、幅方向の剛性を
維持し、しかも著るしく擦過騒音の少ない低摺動音搬送
ベルトを提供することを目的としてなされたものである
〔課題を解決するための技術〕
即ち、この発明の低摺動音搬送ヘルドは少なくとも下層
を短繊維の撚糸で構成した上下二層からなる緯糸を経糸
で織成した二重織り織布を補強芯体とし、前記下層部を
裏面とし、上層部に樹脂層を一体に成形して搬送面とし
て成ることを特徴とするものである。
〔作用〕
この発明における二重織り織布1は第1図に示すように
、緯糸2・・・2が上下二層ASBとされ、これを経糸
3で相互に絡めるように織成した織布を言い、少なくと
も下層緯糸2Bを短繊維の撚糸とされた織布を用いる。
なお、第1図はこの発明の一実施例の断面図を示し、図
中4は樹脂層、矢印Xはヘルドの進行方向を示す。
織布1を上記の構成とする理由は、第2図に示すように
二重織りを構成する経糸3の締め(」け力により下層の
緯糸2Bを膨らませ、さらに緯糸2Bを構成する撚糸の
短繊維をけば立たせ、織布表面の柔軟性を発揮させ、騒
音原因となるテーブル面との接触表面の硬さを解消し、
一方ヘルトに加わる張力をもっばら経糸に負担させるこ
とによって、ベルトの抗張力を持たせるのである。なお
、第2図は第1図のn−n線断面図を示す。
下層を構成する緯糸2Bとしては、合成、あるいは天然
、もしくは両者混紡の短繊維の撚糸で、10〜20番手
の4〜6本撚りの太さの糸の使用が好適である。
また、上層を構成する繊1)12Aとして合成繊維、モ
ノフィラメントが適し、経糸としては、合成繊維のマル
チフィラメントが使用される。
また、二重織りとしては、織布表面が綾織り、裏面がト
ルコ朱子織りなどのものが適する。
ベルト表面の樹脂層は、従来一般に採用されている柔軟
性樹脂が使用され、特に記する点はない。
〔実施例〕
次に、この発明の詳細な説明する。
経糸として1500d/1ポリエステル繊維、緯糸とし
て上層を1000d/1ポリエステルモノフイラメント
、下層をポリエステルスパン糸と線圧率50150の混
紡糸で20s15の太さのものを用い、第3図に示す実
施例1〜5のように下層表面はトルコ朱子織り、上層表
面がハーフマット、2/2綾くずしとした織布を用い、
織布上層表面上に第1図、第2図に示すように樹脂層を
一体に形成し、厚さ1.05mm、幅50cmの試供ベ
ルトを得た。
次に、上記で得たヘルドを第4図に示す装置で騒音測定
試験、及び耐久性試験を行った。
第4図に示す試験装置は10(Inφの駆動プーリP1
に対し1.5mの軸間距離をおいて50龍φの従動プー
リP2.P3を配し、5(1+mφのプーリP4P5を
配置したもので、図示のよう搬送ヘルド■を装架し従動
プーリP2.P3間に、表面を良く磨いた鉄板製接触テ
ーブルTを配置したものである。
まず、ベルト■を65〜200m/minで走行させ鉄
板製接触テーブルTより100龍の位置に騒音測定器(
普通騒音計:リオン社製NA−20型、オクターブフィ
ルターNX−01A型、中心周波数31.5〜16.0
001)z(10バンド)および八II Pa5s )
を配置して測定を行った。その結果は表1の通りであっ
た。
表  1 (表中数字の単位はデシベル) なお、表1中比較例は補強布としてポリエステル繊維製
平織りの帆布を一層用いた従来の搬送ベルトのものを示
す。
なお、表1中ヘルド無しは搬送ベルトを装架せず、駆動
部のみ稼動させた状態をいう。
表1より明らかなように、同一速度における4KHz帯
騒音は平均20デシヘル、8 K It z帯では平均
28デシベル、16KHz帯では20デシヘル以上の騒
音低下が達成されていることが判明した。
次に、周速度30m/minにて51)Rのナイフェツ
ジ走行による耐久性試験を行ったところ、実施例、比較
例共に走行50万サイクル経過後も異常無なかった。
〔効果〕
この発明は以上説明したように、テーブル表面重織り織
布の細糸のみを接触させる構成としたので、補強布の長
手方向抗張力を損なうことなく、テーブルとの接触面の
みを柔わらかい表面とすることができ、耐久性を損なう
ことなく、著るしい消音化を図ることができる効果を有
するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例辺側断面図、第2図は第1図
のn−m線断面図、第3図は、実施例の織成を示す図、
第4図は試験装置を示す側面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも下層を短繊維の撚糸で構成した上下二
    層からなる緯糸を経糸で織成した二重織り織布を補強芯
    体とし、前記下層部を裏面とし、上層部に樹脂層を一体
    に成形して表面搬送面として成ることを特徴とする低摺
    動音搬送ベルト。
JP1164876A 1989-06-27 1989-06-27 低摺動音搬送ベルト Expired - Fee Related JPH075176B2 (ja)

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