JPS60224892A - エンドレス・ベルト - Google Patents

エンドレス・ベルト

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JPS60224892A
JPS60224892A JP7810584A JP7810584A JPS60224892A JP S60224892 A JPS60224892 A JP S60224892A JP 7810584 A JP7810584 A JP 7810584A JP 7810584 A JP7810584 A JP 7810584A JP S60224892 A JPS60224892 A JP S60224892A
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JP
Japan
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layer
base fabric
belt
fabric layer
nonwoven fabric
Prior art date
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Granted
Application number
JP7810584A
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English (en)
Other versions
JPS6317959B2 (ja
Inventor
福山 泰夫
雅一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamauchi Rubber Industry Co Ltd
Original Assignee
Yamauchi Rubber Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamauchi Rubber Industry Co Ltd filed Critical Yamauchi Rubber Industry Co Ltd
Priority to JP7810584A priority Critical patent/JPS60224892A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明はエンドレス・ベルトに関するもので、特に抄
紙工程のプレスパートにおけるエクステンデッドニップ
プレス(ENP)用ベルトとして有用である。
(ロ)従来技術 抄紙工程のプレスパートにおいて、プレスの方式トして
ロールプレスおよびENPがあシ、種々の利点を有する
ことがらENPが近年普及しつつある。
ENPは、簡単に説明すれば、2枚のフェルトに挾まれ
た湿紙の一方側の面を回転ロールでおさえ、他方側の面
をENP用ベルトを介して加圧シューで加圧し、脱水を
行うプレスである。
このENP用ベルトの従来のものは、第3図に示すごと
く合成繊維糸を例えば二重線のような多重織にした平板
状の基布を織シ継いでエンドレス状とし、その片面に弾
性材料層を形設した構成になっている。このベルトの弾
性材料層面が加圧シューに摺接され、他方の基布露出面
がフェルトに当接される。
しかしながら、かかる従来のENP用ベルトは、回転ロ
ールの面圧が大きいことによシベルトとしての寿命が短
かく、かつ基布を織り継いでエンドレス状としているた
め織継部マークが紙に転写されるというトラブルがしば
しば生じる等の問題点があった。
(ハ) 目 的 この発明はかような状況に鑑み表されたものであり、E
NP用ベルトとして用いたときに従来のENP用ベルト
よりも長寿命で、かつ紙への織継部マークトラブルを防
止しうるエンドレス・ベルトを提供することをその目的
とするものである。
に)構成及び効果 かくしてこの発明によれば、製織され九基布層と、その
片面に密接する不織布薄層と、これらに含浸一体化され
ると共に不織布薄層の外面に所定厚みの弾性層を設定す
る弾性材料層とを備え、基布層の他面は基布露出面であ
ることを特徴とするエンドレス・ベルトが提供される。
この発明の最も特徴とする点は、基布の片面が、不織布
薄層を介して弾性層と一体化されていることにある。か
かる不織布薄層の存在によシ、ENP用ベルトとして用
いた際に、従来のENP用ベルトに比してベルト自体の
クッション効果が他のベルト機能を阻害することなく増
大し、その結果ベルトの二ッグ圧(通常40 VW?程
度)による負荷が軽減され、その寿命が改善される。
この発明における基布層及び弾性材料層自体は従来のE
NPベルトに適用されるものやそれと同等のものを採用
することができる。その具体例としては、基布層につい
ては6−ナイロン、6,6−ナイロン、6,10−ナイ
ロン、12−ナイロン、芳香族ポリアミド、ポリエステ
ル等のモノフィラメントやマルチフィラメントから製織
した基布が挙げられ、多重織のものが好ましい。一方、
弾性材料層については、ポリウレタンエラストマー、ア
クリロニトリル−ブタジェン ニジストマー、エチレン
−アクリル酸共重合体ニジストマー、ポリフルオロカー
ボン系ニジストマー、エビクロルヒドリゴム、ポリエス
テルエラストマー、軟質塩化ビニル等が挙げられ、ポリ
ウレタンエラストマーを用いるのが好ましい。
この発明における不織布薄層としては、ポリエステル、
ポリアミド等の合成繊維、綿等の天然繊維もしくは再生
繊維からなる不織布材を用いるのが好ましく、不織布の
種類自体はボンドタイプ、ニードルパンチタイプ、ステ
ッチボンドタイプのいずれのものを用いてもよい。場合
によっては和紙等を用いることも可能である。ただし、
不織布層は前記基布層に比して薄いものとする必要があ
り、基布層の厚みを鑑みて通常厚みが0.2〜0.5−
でかつ重量(目付)が40〜150扇のものを用いるの
が好ましい。すなわち厚みが0.5冒を越えたシ、重量
が150帽を越えるものを用いた際に蝶、クッション性
が得られても本不織布層が界面破壊を生じる惧れがあり
好ましくない。一方、厚みが0.2−未満のものや重量
が40扇未満のものは入手困難であシ、仮に入手し適用
し得たとしても従来のベルトに対する改善効果線不充分
であシ好ましくない。
かかるこの発明のエンドレス・ベルトは、例工ばエンド
レス状にiib継いだ基布(織布)の片面、通常外周面
上に、上記不織布薄層を同様にエンドレス状に重ねた後
、この外側に弾性材料層となる弾性材料原液(通常、5
000CP以下好ましくは、1500〜2000CP)
を塗布し、所定時間常温又は加温下で硬化せしめ、次い
で外面に形設された弾性層を適宜トリミングすることに
より製造することができる。かかる弾性材料原液の不織
布薄層からの塗布によシ、不織布薄層の外面に弾性層が
形設されると共に、不織布層を介して原液が基布層の内
部迄含浸され、基布層、不織布薄層及び弾性層が一体化
された意図するエンドレス・ベルトが得られる。この際
不織布薄層は、弾性材料原液の基布層への過度の浸透を
抑制し弾性材料層が適度に基布層内に含浸形成されるの
にも役立つものである。すなわち、ENPベルトとして
は弾性層形成面に対する他面り基布の露出面であること
を要するが、単に基布の片面に単に上記原液塗布を施し
た際には、他面まで浸透してしまう惧れがあシ製造条件
がこれらの点により規制される。しかし、この発明のエ
ンドレス・ベルトハネ織布薄層の副次的作用によりかか
る不都合も改善されており製造上からも好ましいもので
ある。
以下、この発明を実施例によシ説明する。
(ホ)実施例 第1図は、この発明のエンドレス・ベルト(11の実施
例を示す斜視図であシ、第2図はそのA −A’断面図
である。図においてエンドレス・ベルト(1)はエンド
レスな基布露出面(2)と弾性層面(3)とを備えてな
り、エンドレス方向(α)の長さは7.62mでsbエ
ンドレス方向と交差する方向(ロ)の幅は、4、76 
mである。そしてより詳しくは、二重紙に製織されたナ
イロン基布層(4)と、その片面に密接するポリエステ
ル不織布薄層(5)と、これらに含浸一体化されると共
に不織布薄層(5)の外面にポリウレタンエラストマー
からなる弾性層−を設定する弾性材料層(6)とから構
成されてなる。
上記ポリエステル不織布薄層(5)は重量100帽でs
b厚みは約0.4■である。またナイロン基布層(4)
は約0.4調のナイロンフィラメント(転)(転)によ
る横二重織の織物からなシその厚みは約1.3霞であり
、さらに弾性材料層(6)における弾性層旬の厚みH1
社約1.0−で不織布及び基布層に含浸されてなる層の
厚みH2は約1.2−であ夛、ベルト厚みは約2.7−
とされている。なお、通常基布層の厚みH3は約1.0
〜2.Owrの間で変動させることができ、弾性層の厚
みH3は約0.5〜zOO間で変動させることができる
かかるこの発明のエンドレス・ベルト(1)Fi、、第
3図に示すごとき従来のものに比して適度な厚み及び目
付を備えた不織布層(5)を弾性材料層(6)中に介在
せしめているため、ENPベルトとして用いたときに回
転ロールと加圧シューによるニップ圧を緩和する適度な
りッション効果を発現するものであシ、それによシベル
トの負荷が軽減しベルト自体の寿命が改善されるもので
ある。例えば、従来ではせいぜい1〜2ケ月の寿命を4
ケ月程度まで延ばすことができる。さらにそのクッショ
ン効果によシ、紙継部の転写による紙のマークトラブル
の発生がほとんど生じないという利点を備えたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、この発明のエンドレス・ベルトの一実施例を示
す斜視図、第2図1第1図のA −A’断面を示す部分
断面図、第3図社従来のエンドレス・ベルトの一例を示
す第2図相当図である。 +11・・・・・・・・・エンドレス・ベルト、(2)
・・・・・・・・・基布露出面、(3>・・・・・・・
・・弾性層面、(4)・・・・・・・・・ナイロン基布
層、(5)・・・・・・・・・ポリエステル不織布薄層
、(6)・・・・・・・・・弾性材料層、釦)、働・・
・・・・・・・ナイロンフィラメント(財)・・・・・
・・・・弾性層。 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11$1!織され九基布層と、その片面に密接する不
    織布薄層と、これらに含浸一体化されると共に不織布薄
    層の外面に所定厚みの弾性層を設定する弾性材料層とを
    備え、基布層の他面は基布露出面であることを特徴とす
    るエンドレス・ベルト。 (2)不織布薄層が、厚み0.2〜0.511Iで重量
    40〜150帽の不織布である特許請求の範囲第1項記
    載のエンドレス・ベルト。
JP7810584A 1984-04-17 1984-04-17 エンドレス・ベルト Granted JPS60224892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7810584A JPS60224892A (ja) 1984-04-17 1984-04-17 エンドレス・ベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7810584A JPS60224892A (ja) 1984-04-17 1984-04-17 エンドレス・ベルト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60224892A true JPS60224892A (ja) 1985-11-09
JPS6317959B2 JPS6317959B2 (ja) 1988-04-15

Family

ID=13652602

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JP7810584A Granted JPS60224892A (ja) 1984-04-17 1984-04-17 エンドレス・ベルト

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JP (1) JPS60224892A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0331107A (ja) * 1989-06-27 1991-02-08 Bando Chem Ind Ltd 低摺動音搬送ベルト
JP2002541357A (ja) * 1999-04-08 2002-12-03 ヒュイック オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 転送帯

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0331107A (ja) * 1989-06-27 1991-02-08 Bando Chem Ind Ltd 低摺動音搬送ベルト
JP2002541357A (ja) * 1999-04-08 2002-12-03 ヒュイック オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 転送帯
JP4865132B2 (ja) * 1999-04-08 2012-02-01 ヒュイック オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 転送帯

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JPS6317959B2 (ja) 1988-04-15

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