JP2823827B2 - コンベヤベルト - Google Patents
コンベヤベルトInfo
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- Belt Conveyors (AREA)
Description
に摺動可能に支持されつつ走行して被搬送物を搬送する
コンベヤベルトに関し、特にベルト走行時の摺動音を低
減化する対策に関する。
送用のものとしては、例えば特公平7−5176号公報
に記載されているものが知られている。このものは、図
4に模式的に示すように、搬送方向に延びるように配置
される経糸に、搬送方向と直交する方向に延びるように
配置される緯糸が織り合わされてなる基布Aと、この基
布Aの搬送面側に設けられたカバー層としての樹脂層B
とを備えてなっており、その搬送側スパンが基布内周面
において搬送テーブル面Tに摺動可能に支持された状態
で走行することにより、樹脂層B上に載置された図外の
被搬送物を搬送するようになされている。そして、上記
基布Aは、2種類の緯糸が上下2層に配置されていて、
その上層のモノフィラメント糸b1、及び短繊維からな
る下層の撚糸b2の各々に、経糸としてのマルチフィラ
メント糸aを織り合わせてなる二重織とされており、抗
張性に優れているとされる上記マルチフィラメント糸a
にベルト張力を負担させる一方、上記下層の撚糸b2を
膨らませ、かつその短繊維を毛羽立たせることで、搬送
テーブル面Tに対する摺動音を低減するようになされて
いる。
るように設けられたカーブ搬送用の場合では、そのコン
ベヤベルトの各部分によって基布の経糸及び緯糸に加わ
るベルト張力の方向が異なることになる。また、直線搬
送用の場合であっても、上記のように織組織が複雑であ
ると、基布が厚くなってベルトとしての柔軟性が損なわ
れ易くなる虞れもある。そこで、従来のコンベヤベルト
としては、図5に示すように、一般には、上記基布は平
織とされていて、その経糸及び緯糸の両方にそれぞれマ
ルチフィラメント糸a,a,…が使用されるようになさ
れている。
糸及び緯糸の両方にマルチフィラメント糸a,a,…が
使用されてなるコンベヤベルトでは、上記マルチフィラ
メント糸a,a,…が剛直であって硬過ぎるために、ベ
ルト走行時の摺動音が耳障りであるという問題がある。
特に、近年ではベルト速度が高速化される傾向にあっ
て、例えば100m/minを超える速度領域では上記
摺動音は無視できない程に顕著となる。
であり、その目的は、搬送テーブル面に摺動可能に支持
されつつ走行して被搬送物を搬送するコンベヤベルトに
おいて、経糸及び緯糸に少なくともマルチフィラメント
糸が使用されてなる基布に対し、その糸使いに工夫を凝
らすことで、織組織の複雑化をもたらすことなく、かつ
マルチフィラメント糸による抗張性を必要以上に損なう
ことなく、ベルト走行時の低摺動音化が図れるようにす
ることにある。
めに、請求項1の発明では、基布の経糸及び緯糸のうち
の少なくとも一方に、マルチフィラメント糸よりも柔ら
かいとされる紡績糸をマルチフィラメント糸に加えて使
用することとし、このことで、織組織を複雑化させるこ
となく、またマルチフィラメント糸による抗張性を必要
な分だけ確保しつつ、上記紡績糸の柔軟性により摺動音
を低減するようにした。
の各々に少なくともマルチフィラメント糸が使用されて
なる基布と、この基布の搬送面側に設けられたカバー層
とを備えていて、コンベヤの有する搬送テーブル面に摺
動可能に支持されつつ走行して被搬送物を搬送するよう
にしたエンドレス状のコンベヤベルトが前提である。
少なくとも一方に、上記マルチフィラメント糸に加えて
紡績糸を使用することとする。その際に、上記マルチフ
ィラメント糸及び紡績糸を、それらマルチフィラメント
糸及び紡績糸の延びる方向と直交する方向に所定のパタ
ーンが繰り返されるように略規則的に配置するようにす
る。
布内周側で紡績糸が露出している部分では、その紡績糸
の柔軟性により搬送テーブル面に対する基布の硬さが和
らげられるので、全体として、ベルト走行時における搬
送テーブル面との摺動音は低減される。一方、上記紡績
糸の使用されている経糸ないし緯糸では、その紡績糸の
他はマルチフィラメント糸であるので、これらマルチフ
ィラメント糸及び紡績糸の延びる方向における抗張性
は、主にそのマルチフィラメント糸により確保される。
そして、上記マルチフィラメント糸及び紡績糸は、それ
らマルチフィラメント糸及び紡績糸の延びる方向と直交
する方向に所定のパターンが繰り返されるように略規則
的に配置されているので、その配置方向の各部分におい
て、上記低摺動音性及び抗張性は略均一に得られる。ま
た、織組織としては、経糸及び緯糸の少なくとも一方
に、マルチフィラメント糸に加えて紡績糸が使用される
だけであるので、例えば上下二重織のものに比べて構造
は簡単である。
に係るコンベヤベルトがカーブコンベヤベルトである場
合に、紡績糸を、基布の経糸及び緯糸の両方にそれぞれ
使用することとする。その際に、上記経糸におけるマル
チフィラメント糸及び紡績糸の使用割合と、上記緯糸に
おけるマルチフィラメント糸及び紡績糸の使用割合と
を、互いに略同じにする。尚、経糸及び緯糸間でのマル
チフィラメント糸及び紡績糸の各配置パターンは、必ず
しも同一でなくてもよい。
トが円弧状の搬送テーブル面上を走行する際に、基布の
各部分間において、経糸及び緯糸に対するベルト張力方
向及びベルト摺動方向はそれぞれ互いに異なっている。
このとき、経糸及び緯糸間におけるマルチフィラメント
糸及び紡績糸の各使用割合は互いに略同じであるので、
基布の抗張性及び低摺動音性は、経糸方向及び緯糸方向
の各々において略均一化される。
において、基布を平織とする。そして、紡績糸の太さ
を、マルチフィラメント糸よりも太くする。
布内周側で紡績糸が露出している部分では、その基布が
平織であるので、綾織である場合と比べて配列に方向性
のない分だけ基布全体における低摺動音性が略均一に発
揮される一方、朱子織である場合と比べて基布の織りが
容易化される。その際に、上記紡績糸の露出部分では、
その紡績糸の太さがマルチフィラメント糸よりも太い分
だけそのマルチフィラメント糸の露出している部分より
もベルト内周面側に張り出しているので、上記紡績糸に
よる低摺動音性は効果的に発揮される。
において、基布の経糸及び緯糸を、それぞれマルチフィ
ラメント糸及び紡績糸が1本ずつ交互に配置されてなる
ものとする。そして、上記マルチフィラメント糸の太さ
を500〜1500デニールとする一方、上記紡績糸
を、各々、20番手である5本の単糸が撚り合わされて
なるものとする。この構成において、上記請求項3の発
明での作用は具体的にかつ適正に営まれる。
に基づいて説明する。 (実施形態1) 図2は、この発明の実施形態1に係るカーブコンベヤベ
ルトの全体構成を示している。上記コンベヤベルトは、
図示は省略するが、搬送テーブル面が円弧状に延びるよ
うに設けられたカーブ搬送用コンベヤに用いられるもの
であり、そのカーブ搬送用コンベヤは、例えば直線搬送
用コンベヤ同士の各搬送端部間においてその搬送方向を
転換する際に使用される。
ルトのベルト有効幅WはW=1100mmとされ、その
ベルト有効幅の中央ラインの描く円弧の半径RはR=4
850mmとされている。また、カーブ角度αはα=6
0°とされ、ベルト厚さtはt=1.5mmとされてい
る。そして、経糸及び緯糸が互いに織り合わされてなる
基布1と、この基布1の搬送面側に設けられたカバー層
4とからなっている。
うに、同図の上下方向に延びるように配置される経糸
と、同図の左右方向に延びるように配置される緯糸とが
1本ずつ交互に織り合わされてなる平織とされている。
また、これら経糸及び緯糸の各々には、例えばポリエス
テル等の合成繊維からなるマルチフィラメント糸2a,
2bが基本的に使用されている。つまり、経糸にはマル
チフィラメント糸2a,2a,…が、また緯糸にはマル
チフィラメント糸2b,2b,…が使用されている。そ
の際に、各マルチフィラメント糸2a,2bの太さは、
例えば500〜1500デニールとされている。一方、
上記カバー層4は、例えばゴムやポリ塩化ビニル、ポリ
ウレタン樹脂等からなっていて、その表面は平滑にされ
ている。
に、図1に示すように、それぞれ上記マルチフィラメン
ト糸2a,2bに加えて紡績糸3a,3bが使用されて
いる。つまり、経糸にはマルチフィラメント糸2a及び
紡績糸3aが、また緯糸にはマルチフィラメント糸2b
及び紡績糸3bがそれぞれ使用されている。その際に、
上記経糸におけるマルチフィラメント糸2a及び紡績糸
3aの使用割合と、上記緯糸におけるマルチフィラメン
ト糸2b及び紡績糸3bの使用割合とは互いに同じとさ
れている。また、経糸及び緯糸の各々において、上記マ
ルチフィラメント糸2a,2b及び紡績糸3a,3b
は、それらマルチフィラメント糸2a,2b及び紡績糸
3a,3bの延びる方向と直交する方向に所定のパター
ンを繰り返すように規則的に配置されている。つまり、
経糸のマルチフィラメント糸2a及び紡績糸3aは緯糸
方向に、また緯糸のマルチフィラメント糸2b及び紡績
糸3bは経糸方向に、それぞれ規則的に配置されてい
る。さらに、上記紡績糸3a,3bには、マルチフィラ
メント糸2a,2bよりも太いものが使用されている。
れマルチフィラメント糸2a,2b及び紡績糸3a,3
bが1本ずつ交互に配置されてなっている。つまり、経
糸ではマルチフィラメント糸2a,2a,…及び紡績糸
3a,3a,…が、また緯糸ではマルチフィラメント糸
2b,2b,…及び紡績糸3b,3b,…がそれぞれ1
本ずつ交互に配置されている。これらにより、経糸及び
緯糸の各々におけるマルチフィラメント糸2a,2b及
び紡績糸3a,3bの各使用割合は、共に1:1となっ
ている。また、上記紡績糸3a,3bには、各々、20
番手である5本の単糸が撚り合わされてなるものが使用
されている。
ーブコンベヤベルトの基布1内周側において紡績糸3
a,3bの露出している部分では、その紡績糸3a,3
bの柔軟性により搬送テーブル面に対する基布1の硬さ
を和らげることができ、よって、搬送テーブル面との摺
動音を低減することができる。その際に、上記露出部分
は、紡績糸3a,3bがマルチフィラメント糸2a,2
bよりも太い分だけマルチフィラメント糸2a,2bの
露出している部分よりも張り出しているので、上記紡績
糸3a,3bによる低摺動音性を効果的に発揮させるこ
とができる。
紡績糸3a,3bの他はマルチフィラメント糸2a,2
bであるので、その経糸方向の抗張性は経糸のマルチフ
ィラメント糸2a,2a,…により、また緯糸方向の抗
張性は緯糸のマルチフィラメント糸2b,2b,…によ
りそれぞれ確保することができる。
フィラメント糸2a,2b及び紡績糸3a,3bの各使
用割合が1:1で互いに同じであるので、基布1の抗張
性及び低摺動音性を経糸方向及び緯糸方向の各々におい
て略均一化することができ、直線搬送用のコンベヤベル
トの場合とは異なるカーブコンベヤベルトの特性を満た
すことができる。
糸及び緯糸の両方において、それぞれマルチフィラメン
ト糸2a,2bに加えて紡績糸3a,3bを使用するだ
けであるので、例えば上下2層の緯糸に経糸を絡めるよ
うにした上下二重織のものと比べて構造は簡単である。
また、ベルト内周面側において紡績糸3a,3bの露出
している部分では、その基布1が平織であるので、綾織
である場合と比べて配列に方向性がない分だけ基布1全
体において低摺動音性を略均一に発揮させることができ
る一方、朱子織である場合と比べて基布1の織りを容易
化することができる。
ベルトの形状及び大きさを数値を挙げて具体的に説明し
ているが、カーブコンベヤベルトとしては上記各数値の
ものに限定されないのは勿論である。
トの基布を平織としているが、綾織や朱子織としてもよ
く、さらには、例えば斜子織等、それらを変化させたも
のとしてもよい。
メント糸2a,2b及び紡績糸3a,3bを1本ずつ交
互に配置するようにしているが、複数本ずつ交互に配置
するようにしてもよく、その場合に、例えば2本のマル
チフィラメント糸と1本の紡績糸とが交互に配置される
ように、マルチフィラメント糸の本数と紡績糸の本数と
が互いに異なっていてもよい。
ベヤベルトについて説明しているが、本発明は、直線搬
送用のコンベヤベルトの基布に適用することもできる。
その場合には、ベルト長さ方向に要求される抗張性を考
慮して、ベルト幅方向に延びる糸(一般には緯糸)のみ
に紡績糸を使用するようにしてもよい。
ルトの要部を示し、この実施形態では、基布1の経糸及
び緯糸について、マルチフィラメント糸2a,2b及び
紡績糸3a,3bを2本ずつ交互に配置するようにして
いる。つまり、経糸ではマルチフィラメント糸2a,2
a,…及び紡績糸3a,3a,…が、また緯糸ではマル
チフィラメント糸2b,2b,…及び紡績糸3b,3
b,…がそれぞれ2本ずつ交互に配置されている。尚、
その他の部分は上記実施例1の場合と同じであるので、
説明は省略する。
上記実施形態1の場合と同じ効果を奏することができ
る。
ルトを発明例とし、この発明例に対して行った騒音測定
及びベルト曲げ抵抗テストについて説明する。尚、比較
例として、基布の経糸及び緯糸にそれぞれ発明例の場合
と同じマルチフィラメント糸が使用されていて、そのマ
ルチフィラメント糸のみからなるカーブコンベヤベルト
を作製し、この比較例に対しても同じ騒音測定及びベル
ト曲げ抵抗テストを行った。
ンベヤにセットし、所定のベルト速度で走行させてその
際の騒音レベルを測定した。測定点はベルト表面から1
mだけ離れた位置とした。また、ベルト速度は、120
m/min及び160m/minの2つとした。その結
果を、次表1に併せて示す。
各ベルト速度において比較例の場合よりも3dBだけ騒
音レベルが低減されている。
150m/min及び200m/minの3つとし、各
ベルト速度における全騒音に加え、4kHz、8kHz
及び16kHzの各周波数毎の騒音レベルをそれぞれ測
定した。尚、測定点は、今度はベルト表面から100m
mだけ離れた位置とした。その結果を、次表2に併せて
示す。
音レベルは、各ベルト速度において比較例の場合よりも
4〜6dBだけ低減されている。また、各周波数毎で
は、4kHzの騒音レベルについては、発明例では比較
例の場合よりも各ベルト速度を通じて20dB以下に低
減されている。さらに、8kHz及び16kHzについ
ては、略25dB以下に低減されており、このことか
ら、特に高周波騒音に対する低減効果の大きいことが判
る。
ルト幅方向及びベルト長さ方向においてそれぞれ所定形
状にカットし、所定形状に曲がるのに必要な荷重により
ベルト曲げ抵抗〔単位:g〕を調べた。その結果を、次
表3に併せて示す。
対比すると、発明例では、幅方向及び長さ方向の何れに
おいても抵抗値が小さくなっていて、柔軟性の向上して
いることが判る。これは、基布の経糸及び緯糸において
それぞれマルチフィラメント糸の半数を紡績糸に置き換
えたことによるものと考えられる。そして、発明例及び
比較例の各々において、幅方向及び長さ方向の各抵抗値
を互いに比較すると、発明例では、幅方向及び長さ方向
の各抵抗値が互いに近似していて、各方向における曲げ
抵抗のバランスがよくなっていることが判る。
よれば、経糸及び緯糸の各々に少なくともマルチフィラ
メント糸が使用されてなる基布と、該基布の搬送面側に
設けられたカバー層とを備え、搬送テーブル面に摺動可
能に支持されつつ走行して被搬送物を搬送するようにし
たコンベヤベルトに対し、上記基布の経糸及び緯糸の少
なくとも一方に、上記マルチフィラメント糸に加えて紡
績糸を使用することとし、これらマルチフィラメント糸
及び紡績糸を、該マルチフィラメント糸及び紡績糸の延
びる方向と直交する方向に所定のパターンが繰り返され
るように略規則的に配置するようにしたので、比較的簡
単な織構造により、マルチフィラメント糸による抗張性
を必要な分だけ確保しつつ、上記紡績糸の柔軟性により
搬送テーブル面に対する基布の硬さを和らげて低摺動音
化を図ることができる。
ルトがカーブコンベヤベルトである場合に、紡績糸を、
基布の経糸及び緯糸の両方にそれぞれマルチフィラメン
ト糸に加えて使用し、かつ経糸及び緯糸間におけるマル
チフィラメント糸及び紡績糸の各使用割合を略同じとす
るようにしたので、上記基布の抗張性及び低摺動音性を
経糸方向及び緯糸方向の各々において略均一化すること
ができる。
としたので、低摺動音性の略均一な基布を比較的容易な
織りで得ることができ、また紡績糸の太さをマルチフィ
ラメント糸よりも太くするようにしたので、上記紡績糸
をマルチフィラメント糸よりも張り出させてその低摺動
音性を効果的に発揮させることができる。
及び緯糸を、それぞれマルチフィラメント糸及び紡績糸
が1本ずつ交互に配置されてなるものとし、その上で、
上記マルチフィラメント糸の太さを500〜1500デ
ニールとする一方、上記紡績糸を、各々、20番手であ
る5本の単糸が撚り合わされてなるものとしたので、上
記請求項3の発明による効果を具体的にかつ適正に得る
ことができる。
ルトの基布の構成を示す組織図である。
である。
ルトの基布の構成を示す図1相当図である。
の構成を模式的に示す縱断面図である。
構成を示す図1相当図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 経糸及び緯糸の各々に少なくともマルチ
フィラメント糸が使用されてなる基布と、該基布の搬送
面側に設けられたカバー層とを備え、コンベヤの有する
搬送テーブル面に摺動可能に支持されつつ走行して被搬
送物を搬送するようにしたエンドレス状のコンベヤベル
トにおいて、 上記基布の経糸及び緯糸の少なくとも一方に、上記マル
チフィラメント糸に加えて紡績糸が使用され、 上記マルチフィラメント糸及び紡績糸は、該マルチフィ
ラメント糸及び紡績糸の延びる方向と直交する方向に所
定のパターンを繰り返すように略規則的に配置されてい
ることを特徴とするコンベヤベルト。 - 【請求項2】 請求項1記載のコンベヤベルトは、円弧
状に延びるように設けられた搬送テーブル面に沿って被
搬送物を搬送するカーブコンベヤに用いられるものであ
り、 紡績糸は、基布の経糸及び緯糸の両方にそれぞれマルチ
フィラメント糸に加えて使用され、 上記経糸におけるマルチフィラメント糸及び紡績糸の使
用割合と、上記緯糸間におけるマルチフィラメント糸及
び紡績糸の使用割合とは、互いに略同じにされているこ
とを特徴とするコンベヤベルト。 - 【請求項3】 請求項2記載のコンベヤベルトにおい
て、 基布は平織とされ、 紡績糸の太さはマルチフィラメント糸よりも太くされて
いることを特徴とするコンベヤベルト。 - 【請求項4】 請求項3記載のコンベヤベルトにおい
て、 基布の経糸及び緯糸は、それぞれマルチフィラメント糸
及び紡績糸が1本ずつ交互に配置されてなり、 上記マルチフィラメント糸の太さは500〜1500デ
ニールとされ、 上記紡績糸は、各々、20番手である5本の単糸が撚り
合わされてなることを特徴とするコンベヤベルト。
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JP33315895A JP2823827B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | コンベヤベルト |
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-
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- 1995-12-21 JP JP33315895A patent/JP2823827B2/ja not_active Expired - Fee Related
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