JPH0330791B2 - - Google Patents

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JPH0330791B2
JPH0330791B2 JP61150827A JP15082786A JPH0330791B2 JP H0330791 B2 JPH0330791 B2 JP H0330791B2 JP 61150827 A JP61150827 A JP 61150827A JP 15082786 A JP15082786 A JP 15082786A JP H0330791 B2 JPH0330791 B2 JP H0330791B2
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JP
Japan
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temperature
pouring
water
storage means
flow rate
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JP61150827A
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English (en)
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JPS636335A (ja
Inventor
Gunji Kawashima
Hideki Kameya
Takahiro Maebayashi
Takanori Morita
Akira Nagata
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Takagi Sangyo KK
Original Assignee
Takagi Sangyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、浴槽に注ぎ入れる湯の温度を制御
する注湯温度制御方法に係り、特に、簡易な加熱
手段を用いた場合の温度制御に関する。
〔従来の技術〕
自動風呂釜において、浴槽に一定温度の給湯を
行うには、比例制御やオートミキシングなどの温
度制御方法が用いられるが、このような制御方法
によるものは、器具が構造的に複雑で、高価にな
るとともに、故障も多いなどの欠点がある。
このため、比例制御やオートミキシングなどを
用いないでオン・オフ制御のみで温度制御を行う
簡易な給湯器を用いた風呂釜が実用化されてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような風呂釜では、給湯器のバーナの能力
を一定にし、それを単にオン・オフ制御している
ため、第10図および第11図に示すように、給
湯器に対する入水温、給湯器から浴槽に供給され
る水の流量、初期条件ならびに器具の固体差など
によつて、設定(目標)温度と、浴槽内における
実際の注湯温度との間に無視できない大きな誤差
が生じる。第10図において、流量を一定にして
入水温が異なる場合の注湯制御設定値と注湯温度
の関係を示しており、入水温は直線r、s、t、
uの順で高くなつている。また、第11図におい
て、入水温を一定にして流量が異なる場合の注湯
制御設定値に対する注湯温度を示しており、直線
v,w,xの順で流量が大きくなつている。この
ような関係から注湯制御設定値と、実際の注湯温
度との間に誤差があるため、入浴者がその都度、
温度を加減する必要があつた。
そこで、この発明は、このような簡易な加熱手
段を持つ風呂釜において、正確な温度制御を実現
した注湯温度制御方法の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の注湯温度制御方法は、第1図に示す
ように、供給された水2Aに貯留させる貯留手段
4と、この貯留手段4に供給される水2Aの温度
を検出する第1の温度検出手段6と、貯留手段4
に溜められた水2Aを間欠的に加熱する加熱手段
8と、貯留手段4内の水2Aの温度を測定する第
2の温度検出手段10と、貯留手段4から温水2
Bが供給される浴槽12と、貯留手段4から浴槽
12に供給される温水2Bの流量を検出する流量
検出手段14と、浴槽12内の温水2Bの温度を
測定する第3の温度検出手段(温度検出器16
0)と、貯留手段4に供給される水2Aの温度を
パラメータにした場合の注湯温度に対する注湯制
御設定値、浴槽12に供給される温水2Bの流量
をパラメータにした場合の注湯温度に対する注湯
制御設定値、貯留手段4の残留水の温度をパラメ
ータにした場合の注湯温度に対する注湯制御設定
値を記憶する記憶手段20とを備え、第1の温度
検出手段6で検出された入水温度、流量検出手段
14で検出された水2Aの流量、第2の温度検出
手段10で検出された貯留手段4の残留水の温度
を以て記憶手段20から対応する注湯制御設定値
を読み出して最適な注湯制御設定値を求めて加熱
手段8を制御し、第3の温度検出手段で検出され
る注湯温度を注湯制御設定値に制御することを特
徴とする。
〔作用〕
この発明の注湯温度制御方法では、貯留手段4
に対する入水温度、浴槽12に供給される水の流
量、貯留手段4の残留水の温度を検出し、これら
の検出データに基づいて記憶手段から、貯留手段
4に供給される水の温度をパラメータにした場合
の注湯制御設定値に対する注湯温度と、浴槽12
に供給される水の流量をパラメータにした場合の
注湯制御設定値に対する注湯温度と、貯留手段4
の残留水の温度をパラメータにした場合の注湯制
御設定値に対する注湯温度を参照して注湯制御設
定値を読み出して最適な注湯制御設定値を求め、
この注湯制御設定値に基づいて加熱手段を制御
し、浴槽内の温水の温度を注湯制御設定値に制御
している。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明
する。
第2図は、この発明の注湯温度制御方法の実施
例を示す。
第2図に示すように、水道などから供給された
水2Aは、その温度を検出する温度検出手段6と
して設置されたサーミスタなどからなる電気的に
入水温度を検出する温度検出器60によつて温度
が電気的に検出され、Tw1は制御部180に加え
られる入水温度検出信号を表わす。水2Aは、貯
留手段4として設置されたボイラのタンク40に
溜められて、加熱手段8として設置されたバーナ
80によつて加熱される。このバーナ80は、灯
油、燃焼用ガスなどの燃料82を加熱源とし、ポ
ンプ・電磁弁84は、その開閉によつて燃料82
の供給・遮断を行うものであり、Dr1は制御部1
80から加えられる開閉駆動信号を表わす。
タンク40内の残留水の温度や加熱時の水2A
の温度は、タンク40内に温度検出手段10とし
て設置されたサーミスタなどからなる電気的に水
の温度を検出する温度検出器100によつて検出
され、Tw2は制御部180に加えられるタンク内
温度検出信号を表わす。
タンク40内で得られる温水2Bは、給湯を制
御する給湯制御手段として設置された電磁弁11
0を通過して浴槽12に供給されるが、Dr2は、
制御部180から加えられる開閉駆動信号を表わ
す。
電磁弁110を通過した温水2Bは、その流量
を検出する流量検出手段14として設置された電
気的に流量を検出する流量計140によつて流量
が検出され、Dnは制御部180に加えられる水
流量検出信号を表わす。
この流量計140を通過した温水2Bは、浴槽
12に供給されて溜められ、浴槽12内の温水2
Bは、撹拌装置120によつて撹拌されて浴槽1
2内の残留水との混合が図られる。Dr3は、撹拌
装置120に対して制御部180から加えられる
駆動信号を表わす。そして、浴槽12内の温水2
Bの温度は、第3の温度検出手段として設置され
たサーミスタなどからなる電気的に温度を検出す
る温度検出器160によつて検出され、Tw3は制
御部180に対して加えられる温度検出信号を表
わす。
そして、制御部180は、浴室側に設置された
遠隔制御器195を通じて設定された温度および
流量に基づいて最適な温度制御を行うものであ
り、第3図に示すように、マイクロコンピユータ
などの演算制御装置によつて構成されて器具本体
側に設置される。すなわち、制御部180におい
て、温度検出信号Tw1,Tw2,Tw3とともに、遠
隔制御器195によつて設定された設定流量を表
わす流量信号Dn0および設定温度を表わす温度信
号Tw0は、マルチプレクサ181を介して時分割
によつてアナログ・デイジタル変換器(ADC)
182に加えられて、デイジタル信号に変換され
た後、中央演算処理部(CPU)183に取り込
まれる。また、流量検出信号Dnはデイジタル信
号であるので、入力部184に加えられて、
CPU183に取り込まれる。
CPU183は、書込み専用の記憶素子
(ROM)200に書き込まれた加熱、供給など
の制御プログラムに従つて演算処理を行う。ま
た、取り込んだ各種データおよび演算処理上のデ
ータは、書込み、読出し自由な記憶素子
(RAM)202に書き込まれる。
そして、CPU183の演算結果としての駆動
制御出力は、出力部187から出力されて制御対
象を駆動する駆動手段としての駆動部188に加
えられる。
駆動部188の出力は、駆動制御信号としてリ
レー19A,19B,19Cに加えられる。この
場合、制御部180、駆動部188およびリレー
19A,19B,19Cには、交流電源22によ
つて駆動される電源装置189から必要な電力が
供給されるとともに、電磁弁84,110および
撹拌装置120にはリレー19A,19B,19
Cを介して個別に交流電源22が供給されてい
る。
このような風呂釜において、第4図ないし第7
図を参照して注湯温度制御を説明する。
温度制御を行うために、器具の特性について、
第4図に示すように、流量を一定にして入水温を
パラメータにした場合の注湯制御設定値に対する
実際の注湯温度の誤差データ、第5図に示すよう
に、入水温を一定にして流量をパラメータにした
場合の注湯制御設定値に対する注湯温度の誤差デ
ータ、第6図に示すように、タンク40の容量を
一定にしてタンク40内の残留水の温度をパラメ
ータにした場合の注湯制御設定値に対する注湯温
度の誤差データのそれぞれをRAM200に補正
データとして蓄積するものとする。
そして、第7図に示すフローチヤートにおい
て、注湯時、制御部180ではステツプS1で遠隔
制御器195に設定された注湯量(流量)を取り
込み、次にステツプS2で遠隔制御器195に設定
された沸上げ温度を取り込む。
ステツプS3では初期貯湯温を取り込み、ステツ
プS4で湯温による加減算処理を行い、次に、ステ
ツプS5で流量測定データを取り込み、ステツプS6
において流量による加減算の処理を行う。
次に、ステツプS7では入水温の測定データを取
り込み、ステツプS8で演算処理された沸上げ設定
温と入水温とからボイラ制御温を決定し、ステツ
プS9において決定されたボイラ制御温でボイラの
バーナ80を制御する。
次に、ステツプS10では注湯量の判定が完了し
たか否かを判定し、完了していない場合(NO)
には、ステツプS5に戻り、また、完了している場
合(YES)には制御を終了する。
第8図のAは、貯湯量15の場合のボイラの初
期条件として温度条件に対する偏差(影響量)を
表わし、第8図のBは流量(/分)による影響
量を表わす。
なお、この発明の注湯温度制御方法は、第9図
に示すように、追焚回路210を持つたものに適
用することもでき、211はホツパ、212はポ
ンプ、213は循環口、214は温度検出器、2
15は三方弁を表わす。そして、Tw4は温度検出
信号、Dr5はポンプ212に対する駆動信号、Dr6
は三方弁215の切換信号を表わす。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、簡易
な加熱手段からなる風呂釜を用いた浴槽への注湯
温度を最適な温度に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の注湯温度制御方法を示すブ
ロツク図、第2図はこの発明の注湯温度制御方法
の実施例を示すブロツク図、第3図は第2図に示
した注湯温度制御方法を行う制御部の構成を示す
ブロツク図、第4図ないし第6図は注湯制御設定
値に対する実際の注湯温度を示す図、第7図はこ
の発明の注湯温度制御方法の実施例を示すフロー
チヤート、第8図はこの発明の注湯温度制御方法
における初期条件を示す図、第9図はこの発明の
注湯温度制御方法の他の実施例を示すブロツク
図、第10図および第11図は簡易な加熱手段を
用いた場合の注湯制御設定値に対する実際の注湯
温度を示す図である。 2A……水、2B……温水、4……貯留手段、
6……第1の温度検出手段、8……加熱手段、1
0……第2の温度検出手段、12……浴槽、14
……流量検出手段、18……制御手段、20……
記憶手段、160……温度検出器(第3の温度検
出手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 供給された水を貯留させる貯留手段と、 この貯留手段に供給される前記水の温度を検出
    する第1の温度検出手段と、 前記貯留手段に溜められた前記水を間欠的に加
    熱する加熱手段と、 前記貯留手段内の前記水の温度を測定する第2
    の温度検出手段と、 前記貯留手段から温水が供給される浴槽と、 前記貯留手段から前記浴槽に供給される前記温
    水の流量を検出する流量検出手段と、 前記浴槽内の前記温水の温度を測定する第3の
    温度検出手段と、 前記貯留手段に供給される前記水の温度をパラ
    メータにした場合の注湯温度に対する前記注湯制
    御設定値、前記浴槽に供給される前記水の流量を
    パラメータにした場合の前記注湯温度に対する注
    湯制御設定値、前記貯留手段の残留水の温度をパ
    ラメータにした場合の前記注湯温度に対する注湯
    制御設定値を記憶する記憶手段と、 を備え、前記第1の温度検出手段で検出された入
    水温度、前記流量検出手段で検出された前記水の
    流量、前記第2の温度検出手段で検出された前記
    貯留手段の残留水の温度を以て前記記憶手段から
    対応する注湯制御設定値を読み出して最適な注湯
    制御設定値を求めて前記加熱手段を制御し、前記
    第3の温度検出手段で検出される注湯温度を前記
    注湯制御設定値に制御することを特徴とする注湯
    温度制御方法。
JP61150827A 1986-06-27 1986-06-27 注湯温度制御方法 Granted JPS636335A (ja)

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JPS636335A JPS636335A (ja) 1988-01-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105830896A (zh) * 2016-04-06 2016-08-10 上海海濯农业科技有限公司 一种水培种植设备的温度控制方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57101249A (en) * 1980-12-12 1982-06-23 Sanyo Electric Co Ltd Apparatus for controlling water temperature
JPS58142145A (ja) * 1982-02-17 1983-08-23 Hasegawa Komuten Co Ltd 夜間電力利用電気温水器
JPS58210427A (ja) * 1982-05-31 1983-12-07 Yoshimaru Yamamoto 可変温度調節装置付電気温水器

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