JPH03306Y2 - - Google Patents
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- JPH03306Y2 JPH03306Y2 JP16221185U JP16221185U JPH03306Y2 JP H03306 Y2 JPH03306 Y2 JP H03306Y2 JP 16221185 U JP16221185 U JP 16221185U JP 16221185 U JP16221185 U JP 16221185U JP H03306 Y2 JPH03306 Y2 JP H03306Y2
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Landscapes
- Prevention Of Fouling (AREA)
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、溶接機用排煙装置に関するものであ
る。
る。
従来より、溶接時に発生する煙は、一種の集塵
機である排煙装置によつて除去されている。ま
た、3〜10mの距離を置いて複数台の溶接機があ
る場合には、排煙装置は第2図〜第7図に示すよ
うに構成されている〔昭和60年9月9日出願の実
用新案登録願(5)「溶接機用排煙装置」にて提案
済〕。
機である排煙装置によつて除去されている。ま
た、3〜10mの距離を置いて複数台の溶接機があ
る場合には、排煙装置は第2図〜第7図に示すよ
うに構成されている〔昭和60年9月9日出願の実
用新案登録願(5)「溶接機用排煙装置」にて提案
済〕。
第2図は、その概略構成図であり、溶接機の台
数が2台の場合である。
数が2台の場合である。
第2図中、11,12,13はダクト、20は
送風フアン、30は切換ダンパ、51は制御回
路、52はインバータである。ダクト11中に
は、送風フアン20が挿置されており、切換ダン
パ30を介してダクト11とダクト12,13が
選択的に連通されるようになつている。
送風フアン、30は切換ダンパ、51は制御回
路、52はインバータである。ダクト11中に
は、送風フアン20が挿置されており、切換ダン
パ30を介してダクト11とダクト12,13が
選択的に連通されるようになつている。
従つて、送風フアン20が作動され、切換ダン
パ30によつてダクト11と12が連通される
と、ダクト12の吸入側開口端12aから吸入さ
れた空気が、ダクト12、切換ダンパ30、ダク
ト11を通つて流れ、ダクト11から矢印で示す
ように外部に排出される。第2図から明らかなよ
うに、吸入側開口端12aは、一つの溶接機の近
くに配置されているため、その溶接機で溶接が行
われる際に発生する煙は空気と一緒に吸入側開口
端12aから吸入されて除去される。
パ30によつてダクト11と12が連通される
と、ダクト12の吸入側開口端12aから吸入さ
れた空気が、ダクト12、切換ダンパ30、ダク
ト11を通つて流れ、ダクト11から矢印で示す
ように外部に排出される。第2図から明らかなよ
うに、吸入側開口端12aは、一つの溶接機の近
くに配置されているため、その溶接機で溶接が行
われる際に発生する煙は空気と一緒に吸入側開口
端12aから吸入されて除去される。
切換ダンパ30によつてダクト11とダクト1
3とが連通されて送風フアン20が作動された場
合にも、上述と同様に、ダクト13の吸入側開口
端13aから空気が吸入されて、ダクト13、切
換ダンパ30、ダクト11を流れ、第2図の如
く、吸入側開口端13aは、他の溶接機の近くに
配置されているため、その溶接機で発生した溶接
の煙は、吸入側開口端13aから吸入されて除去
される。
3とが連通されて送風フアン20が作動された場
合にも、上述と同様に、ダクト13の吸入側開口
端13aから空気が吸入されて、ダクト13、切
換ダンパ30、ダクト11を流れ、第2図の如
く、吸入側開口端13aは、他の溶接機の近くに
配置されているため、その溶接機で発生した溶接
の煙は、吸入側開口端13aから吸入されて除去
される。
また、切換ダンパ30によつてダクト12,1
3の両方がダクト11に連通されたときには、両
方の溶接機で発生した煙が除去される。
3の両方がダクト11に連通されたときには、両
方の溶接機で発生した煙が除去される。
切換ダンパ30および送風フアン20の作動
は、制御回路51およびインバータ52によつて
制御されるようになつており、制御回路51に
は、いずれかの溶接機が使用状態となると、どの
溶接機かを区別してそれを検出する信号が入力さ
れている。すなわち、第3図に良く示されている
ように、各溶接機のトーチ入れ62には、リミツ
トスイツチから成る検出スイツチ70が設けられ
ていて、検出スイツチ70は、トーチ入れ62に
溶接トーチ61が収められているか否かを検出し
てオンオフされるようになつている。
は、制御回路51およびインバータ52によつて
制御されるようになつており、制御回路51に
は、いずれかの溶接機が使用状態となると、どの
溶接機かを区別してそれを検出する信号が入力さ
れている。すなわち、第3図に良く示されている
ように、各溶接機のトーチ入れ62には、リミツ
トスイツチから成る検出スイツチ70が設けられ
ていて、検出スイツチ70は、トーチ入れ62に
溶接トーチ61が収められているか否かを検出し
てオンオフされるようになつている。
第2図から明らかなように、各溶接機の検出ス
イツチ70a,70bは、そのオンオフ信号をそ
れぞれ制御回路51に送り込んであり、第2図に
示されているように、左側の溶接機が使用状態に
あつて、トーチ入れ62aから溶接トーチ61a
が取り出されている場合には、検出スイツチ70
aがオン信号を発生し、制御回路51はインバー
タ52を介して送風フアン20を作動するととも
に、切換ダンパ30をダクト12がダクト11に
連通されるように作動する。このとき、右側の溶
接機が使用状態にないと、溶接トーチ61bがト
ーチ入れ62bに収められているため、検出スイ
ツチ70bはオフ信号を制御回路51に送り込ん
でいる。
イツチ70a,70bは、そのオンオフ信号をそ
れぞれ制御回路51に送り込んであり、第2図に
示されているように、左側の溶接機が使用状態に
あつて、トーチ入れ62aから溶接トーチ61a
が取り出されている場合には、検出スイツチ70
aがオン信号を発生し、制御回路51はインバー
タ52を介して送風フアン20を作動するととも
に、切換ダンパ30をダクト12がダクト11に
連通されるように作動する。このとき、右側の溶
接機が使用状態にないと、溶接トーチ61bがト
ーチ入れ62bに収められているため、検出スイ
ツチ70bはオフ信号を制御回路51に送り込ん
でいる。
インバータ52は、送風フアン20を作動させ
るモータ(図示せず)の速度を制御するものであ
り、制御回路51を介して各検出スイツチ70
a,70bからの信号を受け、両方の溶接機が作
動しているときは、モータを定格速度で作動させ
て送風フアン20の風量を定格風量とし、いずれ
か一方の溶接機しか作動していないときは、モー
タを定格時の半分の速度で作動させて送風フアン
20の風量を半分とする。なお、このようなモー
タの速度制御は、周知のように、ポールチエンジ
モータ他を使用して行つても良い。
るモータ(図示せず)の速度を制御するものであ
り、制御回路51を介して各検出スイツチ70
a,70bからの信号を受け、両方の溶接機が作
動しているときは、モータを定格速度で作動させ
て送風フアン20の風量を定格風量とし、いずれ
か一方の溶接機しか作動していないときは、モー
タを定格時の半分の速度で作動させて送風フアン
20の風量を半分とする。なお、このようなモー
タの速度制御は、周知のように、ポールチエンジ
モータ他を使用して行つても良い。
第4図および第5図は、切換ダンパ30の詳細
を示している。切換ダンパ30を本体31は、鉄
板によつて円筒形に形成されており、その円周壁
には、上述の如く三つのダクト11,12,13
が嵌め込まれるパイプ32,33,34が各方向
に突設されている。また、本体31の両開口端に
は、蓋体35,36が取り外し自在に被せられ
て、本体31を一つの函体としている。
を示している。切換ダンパ30を本体31は、鉄
板によつて円筒形に形成されており、その円周壁
には、上述の如く三つのダクト11,12,13
が嵌め込まれるパイプ32,33,34が各方向
に突設されている。また、本体31の両開口端に
は、蓋体35,36が取り外し自在に被せられ
て、本体31を一つの函体としている。
一方、本体31の筒軸上には、蓋体35を貫通
して回転軸40が配設されており、回転軸40の
一端は、蓋体35上に設けられた軸受41によつ
て回転自在に支持され、回転軸40の他端は、十
字形に組み合わされた補強板37,46の交点上
の軸受42によつて回転自在に支持されている。
なお、補強板37,46は、蓋体36が被せられ
ている本体31の開口端部に蓋体36より内面側
となるように固定されている。
して回転軸40が配設されており、回転軸40の
一端は、蓋体35上に設けられた軸受41によつ
て回転自在に支持され、回転軸40の他端は、十
字形に組み合わされた補強板37,46の交点上
の軸受42によつて回転自在に支持されている。
なお、補強板37,46は、蓋体36が被せられ
ている本体31の開口端部に蓋体36より内面側
となるように固定されている。
回転軸40には、回転軸40の回転に伴つて本
体31の内周壁上を摺動するように形成されたル
ーバ39が固定され、ルーバ39は、その摺動に
よつてパイプ33,34とパイプ32との連通を
選択的に遮断するようになつている。ただし、ル
ーバ39の本体31内周壁面との摺動面は、パイ
プ33,34の開口に比べて充分広くされてお
り、パイプ33,34の開口がルーバ39によつ
て閉じられたとき、それらのパイプ33,34に
つながつているダクト12,13から漏れ入つて
くる空気の量を充分に小さくしている。例えば、
第4図および第5図にL1,L2で示す寸法は、そ
れぞれL3,L4の1/5程度とされている。
体31の内周壁上を摺動するように形成されたル
ーバ39が固定され、ルーバ39は、その摺動に
よつてパイプ33,34とパイプ32との連通を
選択的に遮断するようになつている。ただし、ル
ーバ39の本体31内周壁面との摺動面は、パイ
プ33,34の開口に比べて充分広くされてお
り、パイプ33,34の開口がルーバ39によつ
て閉じられたとき、それらのパイプ33,34に
つながつているダクト12,13から漏れ入つて
くる空気の量を充分に小さくしている。例えば、
第4図および第5図にL1,L2で示す寸法は、そ
れぞれL3,L4の1/5程度とされている。
回転軸40は、この場合、シンクロナスモータ
43によつて回転駆動されるように、減速機44
を介してシンクロナスモータ43の出力軸に連結
されている。また、回転軸40のシンクロナスモ
ータ43側端には、カム45が形成されており、
このカム45によつて、第6図に示したように、
3個のリミツトスイツチ47〜49がオンオフさ
れるようになつている。これらのリミツトスイツ
チ47〜49は、ルーバ39の位置、つまり、切
換ダンパ30の切換状態を検出するために設けら
れており、リミツトスイツチ47は、常閉型で、
ルーバ39がパイプ33と34との中間位置に回
転されたとき開かれてオフとなる。また、リミツ
トスイツチ48,49は、共に常開型であり、リ
ミツトスイツチ48は、ルーバ39がパイプ34
を閉じる位置に回転されたとき閉じられてオンと
なり、リミツトスイツチ49は、ルーバ39がパ
イプ33を閉じる位置に回転されたき閉じられて
オンとなる。
43によつて回転駆動されるように、減速機44
を介してシンクロナスモータ43の出力軸に連結
されている。また、回転軸40のシンクロナスモ
ータ43側端には、カム45が形成されており、
このカム45によつて、第6図に示したように、
3個のリミツトスイツチ47〜49がオンオフさ
れるようになつている。これらのリミツトスイツ
チ47〜49は、ルーバ39の位置、つまり、切
換ダンパ30の切換状態を検出するために設けら
れており、リミツトスイツチ47は、常閉型で、
ルーバ39がパイプ33と34との中間位置に回
転されたとき開かれてオフとなる。また、リミツ
トスイツチ48,49は、共に常開型であり、リ
ミツトスイツチ48は、ルーバ39がパイプ34
を閉じる位置に回転されたとき閉じられてオンと
なり、リミツトスイツチ49は、ルーバ39がパ
イプ33を閉じる位置に回転されたき閉じられて
オンとなる。
なお、溶接時の煙中には、オイルミストやスパ
ツタ、ヒユーム等が混入しており、これらは切換
ダンパ30において空気の流れる方向が変わると
によつて、その底部に沈下する。そのため、ルー
バ39と蓋体36との間には、それらの沈下物を
堆積されるためのスペースDが確保され、蓋体3
6にはドレンパイプ38が設けられている。堆積
物は、ドレンパイプ38から外部に取り出すこと
ができるが、蓋体36を本体31から取り外すこ
とによつても行うことができる。
ツタ、ヒユーム等が混入しており、これらは切換
ダンパ30において空気の流れる方向が変わると
によつて、その底部に沈下する。そのため、ルー
バ39と蓋体36との間には、それらの沈下物を
堆積されるためのスペースDが確保され、蓋体3
6にはドレンパイプ38が設けられている。堆積
物は、ドレンパイプ38から外部に取り出すこと
ができるが、蓋体36を本体31から取り外すこ
とによつても行うことができる。
第7図は、制御回路51の詳細を示している。
まず、制御回路51には、検出スイツチ70a,
70bを介してそれぞれ電源に接続されているリ
レーR1,R2を有し、また、リミツトスイツチ
48,49を介してそれぞれ電源に接続されてい
るリレーR6,R7、さらに、リミツトスイツチ
47およびa接点R1,R2の直列路を介して電
源に接続されているリレーR3を有する。a接点
R1,R2は、リレーR1,R2が通電されるこ
とによつてオンとなるものであり、以下、各リレ
ーのa接点、b接点は、各リレーに付したのと同
一の符号を付して各リレーとの対応関係を表し、
改めて説明は行わない。なお、b接点は、リレー
が通電されることによつて、オフとなるものであ
ることは言うまでもない。
まず、制御回路51には、検出スイツチ70a,
70bを介してそれぞれ電源に接続されているリ
レーR1,R2を有し、また、リミツトスイツチ
48,49を介してそれぞれ電源に接続されてい
るリレーR6,R7、さらに、リミツトスイツチ
47およびa接点R1,R2の直列路を介して電
源に接続されているリレーR3を有する。a接点
R1,R2は、リレーR1,R2が通電されるこ
とによつてオンとなるものであり、以下、各リレ
ーのa接点、b接点は、各リレーに付したのと同
一の符号を付して各リレーとの対応関係を表し、
改めて説明は行わない。なお、b接点は、リレー
が通電されることによつて、オフとなるものであ
ることは言うまでもない。
その他、制御回路51中には、リレーR4,R
5があり、リレーR4は、a接点R6を介して電
源に接続され、リレーR5は、a接点R7を介し
て電源に接続されている。また、a接点R6に
は、a接点R3,R4の直列路が並列接続されて
おり、a接点R7には、a接点R3,R5の直列
路が並列接続されている。なお、電源は、100V
の交流電源である。
5があり、リレーR4は、a接点R6を介して電
源に接続され、リレーR5は、a接点R7を介し
て電源に接続されている。また、a接点R6に
は、a接点R3,R4の直列路が並列接続されて
おり、a接点R7には、a接点R3,R5の直列
路が並列接続されている。なお、電源は、100V
の交流電源である。
切換ダンパ30におけるシンクロナスモータ4
3は、各a接点およびb接点を介して電源に接続
されており、シンクロナスモータ43の一つの励
磁電流供給線CWは、b接点R2,R6およびa
接点R1の直列路を介して電源の一方の極82に
接続され、シンクロナスモータ43の別の一つの
励磁電流供給線CCWは、b接点R1,R7およ
びa接点R2の直列路を介して電源の一方の極8
2に接続されている。また、上記b接点R2,R
6およびa接点R1の直列路には、a接点R3お
よびb接点R4の直列路が並列接続されており、
上記b接点R1,R7およびa接点R2の直列路
には、a接点R3およびb接点R5の直列路が並
列接続されている。そして、シンクロナスモータ
43の残りの一つの励磁電流供給線CMは、電源
の他方の極81に接続されている。なお、線CW
とCCWとの間には、抵抗RおよびコンデンサC
の直列路が接続されている。この抵抗Rとコンデ
ンサCによつてシンクロナスモータ43の回転磁
界が形成される。
3は、各a接点およびb接点を介して電源に接続
されており、シンクロナスモータ43の一つの励
磁電流供給線CWは、b接点R2,R6およびa
接点R1の直列路を介して電源の一方の極82に
接続され、シンクロナスモータ43の別の一つの
励磁電流供給線CCWは、b接点R1,R7およ
びa接点R2の直列路を介して電源の一方の極8
2に接続されている。また、上記b接点R2,R
6およびa接点R1の直列路には、a接点R3お
よびb接点R4の直列路が並列接続されており、
上記b接点R1,R7およびa接点R2の直列路
には、a接点R3およびb接点R5の直列路が並
列接続されている。そして、シンクロナスモータ
43の残りの一つの励磁電流供給線CMは、電源
の他方の極81に接続されている。なお、線CW
とCCWとの間には、抵抗RおよびコンデンサC
の直列路が接続されている。この抵抗Rとコンデ
ンサCによつてシンクロナスモータ43の回転磁
界が形成される。
さらに、インバータ52にも、各a接点および
b接点が接続されており、インバータ52のA,
B端子間には、a接点R1,R2の直列路が接続
され、C,D端子間には、a接点R1およびb接
点R2の直列路が接続されている。また、上記a
接点R1およびb接点R2の直列路には、a接点
R2およびb接点R1の直列路が並列接続されて
いる。インバータ52は、A,B端子間が接続さ
れると、送風フアン20駆動用モータ(図示せ
ず)に定格周波数の電圧を供給し、C,D端子間
が接続されると、送風フアン20駆動用モータに
定格の半分の周波数の電圧を供給する。従つて、
インバータ52のA,B端子間が接続されたとき
には、送風フアン20駆動用モータは、定格速度
で作動して、送風フアン20の風量を定格量と
し、インバータ52のC,D端子間が接続された
ときには、送風フアン20駆動用モータは定格速
度の半分の速度で作動して送風フアン20の風量
を定格量の半分とする。
b接点が接続されており、インバータ52のA,
B端子間には、a接点R1,R2の直列路が接続
され、C,D端子間には、a接点R1およびb接
点R2の直列路が接続されている。また、上記a
接点R1およびb接点R2の直列路には、a接点
R2およびb接点R1の直列路が並列接続されて
いる。インバータ52は、A,B端子間が接続さ
れると、送風フアン20駆動用モータ(図示せ
ず)に定格周波数の電圧を供給し、C,D端子間
が接続されると、送風フアン20駆動用モータに
定格の半分の周波数の電圧を供給する。従つて、
インバータ52のA,B端子間が接続されたとき
には、送風フアン20駆動用モータは、定格速度
で作動して、送風フアン20の風量を定格量と
し、インバータ52のC,D端子間が接続された
ときには、送風フアン20駆動用モータは定格速
度の半分の速度で作動して送風フアン20の風量
を定格量の半分とする。
次に作用を説明する。
一方の溶接機のみが使用状態となつて検出スイ
ツチ70aがオンされると、リレーR1が通電さ
れ、そのa接点R1はオンとなり、b接点R1は
オフとなる。このため、a接点R1およびb接点
R2の直列路によつてインバータ52のC,D端
子間が接続され、送風フアン20は定格量の半分
の風量で送風作動する。このとき、切換ダンパ3
0のルーバ39がダクト12につながつているパ
イプ33を閉じる位置、またはパイプ33と34
との中間位置あると、リミツトスイツチ48がオ
フとなつてるため、リレーR6は通電されず、b
接点R2,R6およびa接点R1が全てオンとな
り、シンクロナスモータ43は、時計方向に回転
駆動される。そして、ルーバ39がダクト13に
つながつているパイプ34を閉じる位置に達する
と、リミツトスイツチ48がオンとなり、リレー
R6が通電されるため、そのb接点R6がオフと
なり、シンクロナスモータ43の回転駆動が停止
される。従つて、一方の溶接機の溶接時に発生す
る煙は、吸入側開口端12aから吸入され、除去
される。溶接が完了して、溶接トーチ61aをト
ーチ入れ62aに収めれば、検出スイツチ70a
はオフとなるため、リレーR1は通電されなくな
り、送風フアン20駆動用モータも停止する。
ツチ70aがオンされると、リレーR1が通電さ
れ、そのa接点R1はオンとなり、b接点R1は
オフとなる。このため、a接点R1およびb接点
R2の直列路によつてインバータ52のC,D端
子間が接続され、送風フアン20は定格量の半分
の風量で送風作動する。このとき、切換ダンパ3
0のルーバ39がダクト12につながつているパ
イプ33を閉じる位置、またはパイプ33と34
との中間位置あると、リミツトスイツチ48がオ
フとなつてるため、リレーR6は通電されず、b
接点R2,R6およびa接点R1が全てオンとな
り、シンクロナスモータ43は、時計方向に回転
駆動される。そして、ルーバ39がダクト13に
つながつているパイプ34を閉じる位置に達する
と、リミツトスイツチ48がオンとなり、リレー
R6が通電されるため、そのb接点R6がオフと
なり、シンクロナスモータ43の回転駆動が停止
される。従つて、一方の溶接機の溶接時に発生す
る煙は、吸入側開口端12aから吸入され、除去
される。溶接が完了して、溶接トーチ61aをト
ーチ入れ62aに収めれば、検出スイツチ70a
はオフとなるため、リレーR1は通電されなくな
り、送風フアン20駆動用モータも停止する。
次に、他方の溶接機のみが使用状態となると、
検出スイツチ70bがオンとなるため、今度は、
リレーR2が通電され、a接点R2がオン、b接
点R2がオフとなる。このため、b接点R1およ
びa接点R2の直列路によつてインバータ52の
C,D端子間が接続され、送風フアン20は定格
量の半分の風量で送風作動する。このとき、切換
ダンパ30のルーバ39がダクト13につながつ
ているパイプ34を閉じる位置またはパイプ33
と34との中間位置にあると、リミツトスイツチ
49がオフとなつているため、リレーR7は通電
されず、b接点R1,R7およびa接点R2が全
てオンとなり、シンクロナスモータ43は反時計
方向に回転駆動される。そして、ルーバ39がダ
クト12につながつているパイプ33を閉じる位
置に達すると、リミツトスイツチ49がオンとな
り、リレーR7が通電されるため、そのb接点R
7がオフとなり、シンクロナスモータ43の回転
駆動は停止される。従つて、他方の溶接機の溶接
時に発生する煙が吸入側開口端13aから吸入さ
れ、除去されることになる。その後、溶接が完了
して、溶接トーチ61bをトーチ入れ62bに収
めれば、検出スイツチ70bがオフとなつてリレ
ーR2は通電されなくなり、送風フアン20の作
動は停止する。
検出スイツチ70bがオンとなるため、今度は、
リレーR2が通電され、a接点R2がオン、b接
点R2がオフとなる。このため、b接点R1およ
びa接点R2の直列路によつてインバータ52の
C,D端子間が接続され、送風フアン20は定格
量の半分の風量で送風作動する。このとき、切換
ダンパ30のルーバ39がダクト13につながつ
ているパイプ34を閉じる位置またはパイプ33
と34との中間位置にあると、リミツトスイツチ
49がオフとなつているため、リレーR7は通電
されず、b接点R1,R7およびa接点R2が全
てオンとなり、シンクロナスモータ43は反時計
方向に回転駆動される。そして、ルーバ39がダ
クト12につながつているパイプ33を閉じる位
置に達すると、リミツトスイツチ49がオンとな
り、リレーR7が通電されるため、そのb接点R
7がオフとなり、シンクロナスモータ43の回転
駆動は停止される。従つて、他方の溶接機の溶接
時に発生する煙が吸入側開口端13aから吸入さ
れ、除去されることになる。その後、溶接が完了
して、溶接トーチ61bをトーチ入れ62bに収
めれば、検出スイツチ70bがオフとなつてリレ
ーR2は通電されなくなり、送風フアン20の作
動は停止する。
次に、両方の溶接機が同時に使用状態となる
と、検出スイツチ70a,70bが共にオンとな
るため、リレーR1,R2が通電され、それらの
a接点R1,R2がオン、b接点R1,R2がオ
フとなる。そのため、a接点R1,R2の直列路
によつてインバータ52のA,B端子間が接続さ
れ、送風フアン20は、定格送風量で送風作動す
る。このとき、切換ダンパ30のルーバ39がパ
イプ34を閉じる位置にあると、リミツトスイツ
チ47,48がオン、リミツトスイツチ49がオ
フとなつているため、リレーR3,R6が通電さ
れ、リレーR7は通電されない。また、リレーR
3,R6の通電によつてそれらのa接点R3,R
6がオンとなるため、リレーR4が通電され、こ
のリレーR4の通電は、そのa接点R4のオンに
よつて自己保持される。このように、リレーR1
〜R4,R6が通電され、リレーR5,R7が通
電されないため、a接点R3およびb接点R5の
経路によつてシンクロナスモータ43は通電さ
れ、反時計方向に回転駆動される。そして、ルー
バ39がパイプ33と34と中間位置に達してリ
ミツトスイツチ47がオフとなつたとき、リレー
R3が通電されなくなるため、シンクロナスモー
タ43は停止する。従つて、両溶接機で発生され
る煙が両吸入側開口端12a,13aから吸入さ
れ、除去される。このとき、送風フアン20の風
量は各溶接機が個別に使用されるときの倍とされ
るため、各溶接機で発生する煙が充分に除去され
る。換言すれば、各溶接機が個別に使用されると
きには、送風フアン20の風量が両方の溶接機を
同時に使用する場合の半分とされるため、送風フ
アン20を無駄に作動することがない。
と、検出スイツチ70a,70bが共にオンとな
るため、リレーR1,R2が通電され、それらの
a接点R1,R2がオン、b接点R1,R2がオ
フとなる。そのため、a接点R1,R2の直列路
によつてインバータ52のA,B端子間が接続さ
れ、送風フアン20は、定格送風量で送風作動す
る。このとき、切換ダンパ30のルーバ39がパ
イプ34を閉じる位置にあると、リミツトスイツ
チ47,48がオン、リミツトスイツチ49がオ
フとなつているため、リレーR3,R6が通電さ
れ、リレーR7は通電されない。また、リレーR
3,R6の通電によつてそれらのa接点R3,R
6がオンとなるため、リレーR4が通電され、こ
のリレーR4の通電は、そのa接点R4のオンに
よつて自己保持される。このように、リレーR1
〜R4,R6が通電され、リレーR5,R7が通
電されないため、a接点R3およびb接点R5の
経路によつてシンクロナスモータ43は通電さ
れ、反時計方向に回転駆動される。そして、ルー
バ39がパイプ33と34と中間位置に達してリ
ミツトスイツチ47がオフとなつたとき、リレー
R3が通電されなくなるため、シンクロナスモー
タ43は停止する。従つて、両溶接機で発生され
る煙が両吸入側開口端12a,13aから吸入さ
れ、除去される。このとき、送風フアン20の風
量は各溶接機が個別に使用されるときの倍とされ
るため、各溶接機で発生する煙が充分に除去され
る。換言すれば、各溶接機が個別に使用されると
きには、送風フアン20の風量が両方の溶接機を
同時に使用する場合の半分とされるため、送風フ
アン20を無駄に作動することがない。
両方の溶接機が同時に使用状態とされたとき
に、ルーバ39がパイプ33を閉じる位置にある
と、リミツトスイツチ47,49がオン、リミツ
トスイツチ48がオフとなり、リレーR3,R7
が通電され、リレーR6は通電されない。リレー
R3,R7の通電によつてリレーR5も通電さ
れ、リレーR5の通電は自己保持される。結局、
リレーR1〜R3,R5,F7が通電され、リレ
ーR4,R6が通電されないため、a接点R3お
よびb接点R4の直列路を介してシンクロナスモ
ータ43に通電され、シンクロナスモータ43は
時計方向に回転駆動される。そして、ルーバ39
がパイプ33と34との中間位置に達してリミツ
トスイツチ47がオフとなつたとき、シンクロナ
スモータ43の作動は停止され、ルーバ39はそ
の位置に停まる。従つて、このときも、両方の溶
接機から発生した煙が除去される。
に、ルーバ39がパイプ33を閉じる位置にある
と、リミツトスイツチ47,49がオン、リミツ
トスイツチ48がオフとなり、リレーR3,R7
が通電され、リレーR6は通電されない。リレー
R3,R7の通電によつてリレーR5も通電さ
れ、リレーR5の通電は自己保持される。結局、
リレーR1〜R3,R5,F7が通電され、リレ
ーR4,R6が通電されないため、a接点R3お
よびb接点R4の直列路を介してシンクロナスモ
ータ43に通電され、シンクロナスモータ43は
時計方向に回転駆動される。そして、ルーバ39
がパイプ33と34との中間位置に達してリミツ
トスイツチ47がオフとなつたとき、シンクロナ
スモータ43の作動は停止され、ルーバ39はそ
の位置に停まる。従つて、このときも、両方の溶
接機から発生した煙が除去される。
しかし、一方の溶接機または他方の溶接機のい
ずれかが使用開始され、上述の如くシンクロナス
モータ43が作動してルーバ39を回転している
ときに、残りの溶接機が使用開始され、そのとき
シンクロナスモータ43が各リミツトスイツチ4
7,48,49を動作させる位置にないと、シン
クロナスモータ43がロツクしてしまい、その位
置でルーバ39が動かなくなつてしまう問題があ
る。
ずれかが使用開始され、上述の如くシンクロナス
モータ43が作動してルーバ39を回転している
ときに、残りの溶接機が使用開始され、そのとき
シンクロナスモータ43が各リミツトスイツチ4
7,48,49を動作させる位置にないと、シン
クロナスモータ43がロツクしてしまい、その位
置でルーバ39が動かなくなつてしまう問題があ
る。
すなわち、リミツトスイツチ47はオン、リミ
ツトスイツチ48,49は共にオフとなつている
と、リレーR6,R7は共に通電されないため、
リレーR4,R5も通電されず、一方の、リレー
R3は通電されるため、a接点R3とb接点R4
の直列路およびa接点R3とb接点R5の直列路
によつてシンクロナスモータ43の励磁電流供給
線CW,CCWが共に電源の一方の極82に接続
されてしまい、シンクロナスモータ43がロツク
してしまう。
ツトスイツチ48,49は共にオフとなつている
と、リレーR6,R7は共に通電されないため、
リレーR4,R5も通電されず、一方の、リレー
R3は通電されるため、a接点R3とb接点R4
の直列路およびa接点R3とb接点R5の直列路
によつてシンクロナスモータ43の励磁電流供給
線CW,CCWが共に電源の一方の極82に接続
されてしまい、シンクロナスモータ43がロツク
してしまう。
従つて、本考案の目的は、一つの溶接機の溶接
開始に応じて、切換ダンパを切換動作させるべく
モータが回転動作中に別の溶接機で溶接が開始さ
れても、モータはそれら複数の溶接に合わせた位
置に切換ダンパを切換動作させるよう継続して動
くようにすることにある。
開始に応じて、切換ダンパを切換動作させるべく
モータが回転動作中に別の溶接機で溶接が開始さ
れても、モータはそれら複数の溶接に合わせた位
置に切換ダンパを切換動作させるよう継続して動
くようにすることにある。
そこで本考案は、溶接個所が複数のときのモー
タの回転方向を、そのときの回転位置にかかわら
ず一方向とすることを特徴とする。
タの回転方向を、そのときの回転位置にかかわら
ず一方向とすることを特徴とする。
具体的には、本考案の溶接機用排煙装置は、送
風フアンを挿置され、両開口端のうち、送風フア
ンの作動時、空気を吸入する側を溶接機付近に配
置されたダクトと、このダクトの送風フアンと吸
入側開口端との間に設けられ、吸入側開口端を形
成するダクトを、複数の溶接機に対応させて複数
本に分岐するとともに、分岐されたダクトのうち
の選択されたものを送風フアン側のダクトと連通
させる切換ダンパと、複数の溶接機の使用状態を
個別に検出するように、各溶接機にそれぞれ対応
して設けられた検出スイツチと、これらの検出ス
イツチによつて作動状態にあることが検出された
溶接機に対応するダクトを、送風フアン側ダクト
に連通させるように切換ダンパを切換作動させる
切換作動手段と、検出スイツチによつて作動状態
にあることが検出された溶接機の台数に合わせて
送風フアンの風量を調整する風量調整手段とを備
える。
風フアンを挿置され、両開口端のうち、送風フア
ンの作動時、空気を吸入する側を溶接機付近に配
置されたダクトと、このダクトの送風フアンと吸
入側開口端との間に設けられ、吸入側開口端を形
成するダクトを、複数の溶接機に対応させて複数
本に分岐するとともに、分岐されたダクトのうち
の選択されたものを送風フアン側のダクトと連通
させる切換ダンパと、複数の溶接機の使用状態を
個別に検出するように、各溶接機にそれぞれ対応
して設けられた検出スイツチと、これらの検出ス
イツチによつて作動状態にあることが検出された
溶接機に対応するダクトを、送風フアン側ダクト
に連通させるように切換ダンパを切換作動させる
切換作動手段と、検出スイツチによつて作動状態
にあることが検出された溶接機の台数に合わせて
送風フアンの風量を調整する風量調整手段とを備
える。
そして、前記切換作動手段は、アクチユエータ
としてのモータと、切換ダンパの各切換位置をそ
れぞれ検出する複数のリミツトスイツチと、検出
スイツチとリミツトスイツチとの組合せによつて
各溶接機毎に設けられ、各溶接機のうち使用状態
にあるものに対応するダクトを送風フアン側ダク
トに連通させるようにモータを回転駆動させる第
1駆動回路と、一回転方向にのみ設けられ、複数
の溶接機に対応するダクトが送風フアン側ダクト
と連通する切換ダンパの切換位置を検出するリミ
ツトスイツチと複数の検出スイツチとの組合せに
よつて構成され、複数の溶接機に対応するダクト
が送風フアン側ダクトに連通されるようにモータ
を回転駆動させる第2駆動回路とを備える。
としてのモータと、切換ダンパの各切換位置をそ
れぞれ検出する複数のリミツトスイツチと、検出
スイツチとリミツトスイツチとの組合せによつて
各溶接機毎に設けられ、各溶接機のうち使用状態
にあるものに対応するダクトを送風フアン側ダク
トに連通させるようにモータを回転駆動させる第
1駆動回路と、一回転方向にのみ設けられ、複数
の溶接機に対応するダクトが送風フアン側ダクト
と連通する切換ダンパの切換位置を検出するリミ
ツトスイツチと複数の検出スイツチとの組合せに
よつて構成され、複数の溶接機に対応するダクト
が送風フアン側ダクトに連通されるようにモータ
を回転駆動させる第2駆動回路とを備える。
その結果、モータの回転位置がどこにあつて
も、溶接個所が複数のときのモータの回転方向は
一方のみであるので、モータがロツクすることは
なく、複数の溶接機個所に適した位置に切換ダン
パを切換動作させるようモータが回転される。
も、溶接個所が複数のときのモータの回転方向は
一方のみであるので、モータがロツクすることは
なく、複数の溶接機個所に適した位置に切換ダン
パを切換動作させるようモータが回転される。
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。第1図は、本考案の一実施例の電気回路図で
ある。この実施例において、検出スイツチ70
a,70bを介してリレーR1,R2が電源に接
続されている点は、上述の従来例と同一であり、
また、各リミツトスイツチ47〜49のオンオフ
モードは、上述の従来例とは全く逆にされ、リミ
ツトスイツチ47は常閉型、リミツトスイツチ4
8,49は常閉型とされている。そして、両リレ
ーR1,R2の各a接点R1,R2の直列路を介
してリレーR3が電源に接続され、そのリレーR
3のa接点R3とリミツトスイツチ47の直列路
を介してリレーR4が電源に接続されている。
る。第1図は、本考案の一実施例の電気回路図で
ある。この実施例において、検出スイツチ70
a,70bを介してリレーR1,R2が電源に接
続されている点は、上述の従来例と同一であり、
また、各リミツトスイツチ47〜49のオンオフ
モードは、上述の従来例とは全く逆にされ、リミ
ツトスイツチ47は常閉型、リミツトスイツチ4
8,49は常閉型とされている。そして、両リレ
ーR1,R2の各a接点R1,R2の直列路を介
してリレーR3が電源に接続され、そのリレーR
3のa接点R3とリミツトスイツチ47の直列路
を介してリレーR4が電源に接続されている。
切換ダンパ30のシンクロナスモータ43は、
従来例と同様、3本の励磁電流供給線CM,CW,
CCWを有し、線CMはb接点R4を介して電源
の一方の極82に接続され、線CWはa接点R
2、b接点R3およびリミツトスイツチ49の直
列路を介して電源の他方の極81に接続されてい
る。また、線CCWはa接点R1およびリミツト
スイツチ48の直列路を介して電源の他方の極8
1に接続されている。そして、以上説明したシン
クロナスモータ43の各励磁電流供給線CM,
CW,CCWにつながる回路が本考案の第1駆動
回路83,84を成している。一方、リミツトス
イツチ48には、a接点R3が並列接続されてお
り、このa接点R3と線CCWに接続されている
a接点R1とによつて形成される直列路、ならび
に線CMにつながつている回路によつて本考案の
第2駆動回路85が構成されている。
従来例と同様、3本の励磁電流供給線CM,CW,
CCWを有し、線CMはb接点R4を介して電源
の一方の極82に接続され、線CWはa接点R
2、b接点R3およびリミツトスイツチ49の直
列路を介して電源の他方の極81に接続されてい
る。また、線CCWはa接点R1およびリミツト
スイツチ48の直列路を介して電源の他方の極8
1に接続されている。そして、以上説明したシン
クロナスモータ43の各励磁電流供給線CM,
CW,CCWにつながる回路が本考案の第1駆動
回路83,84を成している。一方、リミツトス
イツチ48には、a接点R3が並列接続されてお
り、このa接点R3と線CCWに接続されている
a接点R1とによつて形成される直列路、ならび
に線CMにつながつている回路によつて本考案の
第2駆動回路85が構成されている。
インバータ52は、電源の他方の極81に接続
される一つの端子Eと電源の一方の極82に接続
される二つの端子F,Gとを備え、電源一方の極
82と端子Fとの間には、a接点R3が接続され
ており、電源の一方の極82と端子Gとの間に
は、a接点R1およびb接点R2の直列路とa接
点R2およびb接点R1の直列路とが互いに並列
となるように組み合わされて接続されている。
される一つの端子Eと電源の一方の極82に接続
される二つの端子F,Gとを備え、電源一方の極
82と端子Fとの間には、a接点R3が接続され
ており、電源の一方の極82と端子Gとの間に
は、a接点R1およびb接点R2の直列路とa接
点R2およびb接点R1の直列路とが互いに並列
となるように組み合わされて接続されている。
この場合のインバータ52は、端子Fが電源の
一方の極82に接続されると、送風フアン20駆
動用モータ(図示せず)に定格周波数の電圧を供
給し、端子Gが電源の一方の極82に接続される
と、送風フアン20駆動用モータに定格の半分の
周波数の電圧を供給するようになつている。そし
て、送風フアン20駆動用モータは、定格周波数
の電圧を供給されると、定格速度で作動して送風
フアン20の風量を定格量とし、定格周波数の半
分の周波数の電圧を供給されると、定格速度の半
分の速度で作動して送風フアン20の風量を定格
量の半分とする。
一方の極82に接続されると、送風フアン20駆
動用モータ(図示せず)に定格周波数の電圧を供
給し、端子Gが電源の一方の極82に接続される
と、送風フアン20駆動用モータに定格の半分の
周波数の電圧を供給するようになつている。そし
て、送風フアン20駆動用モータは、定格周波数
の電圧を供給されると、定格速度で作動して送風
フアン20の風量を定格量とし、定格周波数の半
分の周波数の電圧を供給されると、定格速度の半
分の速度で作動して送風フアン20の風量を定格
量の半分とする。
第1図中、80で示される部分が本考案におけ
る切換作動手段であり、90で示される部分が本
考案における風量調整手段である。
る切換作動手段であり、90で示される部分が本
考案における風量調整手段である。
次に作用を説明する。
一方の溶接機のみが使用状態となつて検出スイ
ツチ70aがオンされると、リレーR1が通電さ
れ、そのa接点R1はオンとなり、b接点R1は
オフとなる。このため、共にオンとなるa接点R
1およびb接点R2の直列路によつてインバータ
52のG端子が電源の一方の極82に接続され、
インバータ52よつて送風フアン20の送風量が
定格量の半分とされる。このとき、切換ダンパ3
0のルーバ39がダクト12につながつているパ
イプ33を閉じる位置、またはパイプ33と34
と中間位置にあると、リミツトスイツチ48がオ
フとなつているため、a接点R1およびリミツト
スイツチ48が共にオンとなり、シンクロナスモ
ータ43は、反時計方向に回転駆動される。勿論
このとき、リレーR4は通電されておらず、その
b接点R4はオンとなつており、シンクロナスモ
ータ43の線CMは電源の一方の極82に接続さ
れている。そして、ルーバ39がダクト13につ
ながつているパイプ34を閉じる位置に達する
と、リミツトスイツチ48がオフとなるため、シ
ンクロナスモータ43の回転駆動が停止される。
従つて、一方の溶接機の溶接時に発生する煙は、
吸入側開口端12aから吸入され、除去される。
溶接が完了して、溶接トーチ61aをトーチ入れ
62aに収めれば、検出スイツチ70aはオフと
なるため、リレーR1は通電されなくなり、送風
フアン20駆動用モータも停止する。
ツチ70aがオンされると、リレーR1が通電さ
れ、そのa接点R1はオンとなり、b接点R1は
オフとなる。このため、共にオンとなるa接点R
1およびb接点R2の直列路によつてインバータ
52のG端子が電源の一方の極82に接続され、
インバータ52よつて送風フアン20の送風量が
定格量の半分とされる。このとき、切換ダンパ3
0のルーバ39がダクト12につながつているパ
イプ33を閉じる位置、またはパイプ33と34
と中間位置にあると、リミツトスイツチ48がオ
フとなつているため、a接点R1およびリミツト
スイツチ48が共にオンとなり、シンクロナスモ
ータ43は、反時計方向に回転駆動される。勿論
このとき、リレーR4は通電されておらず、その
b接点R4はオンとなつており、シンクロナスモ
ータ43の線CMは電源の一方の極82に接続さ
れている。そして、ルーバ39がダクト13につ
ながつているパイプ34を閉じる位置に達する
と、リミツトスイツチ48がオフとなるため、シ
ンクロナスモータ43の回転駆動が停止される。
従つて、一方の溶接機の溶接時に発生する煙は、
吸入側開口端12aから吸入され、除去される。
溶接が完了して、溶接トーチ61aをトーチ入れ
62aに収めれば、検出スイツチ70aはオフと
なるため、リレーR1は通電されなくなり、送風
フアン20駆動用モータも停止する。
次に、他方の溶接機のみが使用状態となると、
検出スイツチ70bがオンとなるため、今度は、
リレーR2が通電され、a接点R2がオン、b接
点R2がオフとなる。このため、共にオンとなる
a接点R2およびb接点R1の直列路によつてイ
ンバータ52のG端子が電源の一方の極82に接
続され、インバータ52は、送風フアン20の送
風量が定格量の半分となるようにする。このと
き、切換ダンパ30のルーバ39がダクト13に
つながつているパイプ34を閉じる位置またはパ
イプ33と34との中間位置にあると、リミツト
スイツチ49がオンとなつているため、a接点R
2、b接点R3およびリミツトスイツチ49が全
てオンとなり、シンクロナスモータ43は時計方
向に回転駆動される。このときも、シンクロナス
モータ43の線CMにつながつているb接点R4
はオンとなつている。そして、ルーバ39がダク
ト12につながつているパイプ33を閉じる位置
に達すると、リミツトスイツチ49がオフとな
り、シンクロナスモータ43の回転駆動は停止さ
れる。従つて、他方の溶接機の溶接時に発生する
煙が吸入側開口端13aから吸入され、除去され
ることになる。その後、溶接が完了して、溶接ト
ーチ61bをトーチ入れ62bに収めれば、検出
スイツチ70bがオフとなつてリレーR2は通電
されなくなり、送風フアン20の作動は停止す
る。
検出スイツチ70bがオンとなるため、今度は、
リレーR2が通電され、a接点R2がオン、b接
点R2がオフとなる。このため、共にオンとなる
a接点R2およびb接点R1の直列路によつてイ
ンバータ52のG端子が電源の一方の極82に接
続され、インバータ52は、送風フアン20の送
風量が定格量の半分となるようにする。このと
き、切換ダンパ30のルーバ39がダクト13に
つながつているパイプ34を閉じる位置またはパ
イプ33と34との中間位置にあると、リミツト
スイツチ49がオンとなつているため、a接点R
2、b接点R3およびリミツトスイツチ49が全
てオンとなり、シンクロナスモータ43は時計方
向に回転駆動される。このときも、シンクロナス
モータ43の線CMにつながつているb接点R4
はオンとなつている。そして、ルーバ39がダク
ト12につながつているパイプ33を閉じる位置
に達すると、リミツトスイツチ49がオフとな
り、シンクロナスモータ43の回転駆動は停止さ
れる。従つて、他方の溶接機の溶接時に発生する
煙が吸入側開口端13aから吸入され、除去され
ることになる。その後、溶接が完了して、溶接ト
ーチ61bをトーチ入れ62bに収めれば、検出
スイツチ70bがオフとなつてリレーR2は通電
されなくなり、送風フアン20の作動は停止す
る。
次に、両方の溶接機が同時に使用状態となる
と、検出スイツチ70a,70bが共にオンとな
るため、リレーR1,R2が通電され、それらの
a接点R1,R2がオン、b接点R1,R2がオ
フとなる。そのため、リレーR3が通電され、そ
のa接点R3によつてインバータ52のF端子が
電源の一方の極82に接続され、インバータ52
は、送風フアン20を定格送風量で送風作動させ
る。このとき、切換ダンパ30のルーバ39がパ
イプ33または34を閉じる位置にあると、リミ
ツトスイツチ47がオフとなつているため、a接
点R3がオンとなつていても、リレーR4は通電
されず、そのb接点R4はオンのままである。ま
た、リレーR3の通電によつてそのa接点R3は
オン、b接点R3はオフとなつているため、リミ
ツトスイツチ48,49のオン、オフにかかわら
ず、シンクロナスモータ43の線CWにつながる
第1駆動回路83は遮断され、シンクロナスモー
タ43の線CCWはa接点R1,R3の直列路を
介して電源の他方の極81に接続され、シンクロ
ナスモータ43は第1駆動回路84によつて反時
計方向に回転駆動される。そして、ルーバ39が
パイプ33と34との中間位置に達してリミツト
スイツチ47がオンとなつたとき、リレーR4が
通電されるため、そのb接点R4がオフとなり、
シンクロナスモータ43の線CMが電源の一方の
極82に接続されなくなつて、シンクロナスモー
タ43は停止する。従つて、両溶接機で発生され
る煙が両吸入側開口端12a,13aから吸入さ
れ、除去される。このとき、送風フアン20の風
量は各溶接機が個別に使用されるときの倍とされ
るため、各溶接機で発生する煙が充分に除去され
る。換言すれば、各溶接機が個別に使用されると
きには、送風フアン20の風量が両方の溶接機を
同時に使用する場合の半分とされるため、送風フ
アン20を無駄に作動することがない。
と、検出スイツチ70a,70bが共にオンとな
るため、リレーR1,R2が通電され、それらの
a接点R1,R2がオン、b接点R1,R2がオ
フとなる。そのため、リレーR3が通電され、そ
のa接点R3によつてインバータ52のF端子が
電源の一方の極82に接続され、インバータ52
は、送風フアン20を定格送風量で送風作動させ
る。このとき、切換ダンパ30のルーバ39がパ
イプ33または34を閉じる位置にあると、リミ
ツトスイツチ47がオフとなつているため、a接
点R3がオンとなつていても、リレーR4は通電
されず、そのb接点R4はオンのままである。ま
た、リレーR3の通電によつてそのa接点R3は
オン、b接点R3はオフとなつているため、リミ
ツトスイツチ48,49のオン、オフにかかわら
ず、シンクロナスモータ43の線CWにつながる
第1駆動回路83は遮断され、シンクロナスモー
タ43の線CCWはa接点R1,R3の直列路を
介して電源の他方の極81に接続され、シンクロ
ナスモータ43は第1駆動回路84によつて反時
計方向に回転駆動される。そして、ルーバ39が
パイプ33と34との中間位置に達してリミツト
スイツチ47がオンとなつたとき、リレーR4が
通電されるため、そのb接点R4がオフとなり、
シンクロナスモータ43の線CMが電源の一方の
極82に接続されなくなつて、シンクロナスモー
タ43は停止する。従つて、両溶接機で発生され
る煙が両吸入側開口端12a,13aから吸入さ
れ、除去される。このとき、送風フアン20の風
量は各溶接機が個別に使用されるときの倍とされ
るため、各溶接機で発生する煙が充分に除去され
る。換言すれば、各溶接機が個別に使用されると
きには、送風フアン20の風量が両方の溶接機を
同時に使用する場合の半分とされるため、送風フ
アン20を無駄に作動することがない。
一方または他方、いずれかの溶接機が使用開始
され、それに応じて上述のように、シンクロナス
モータ43が回転駆動されているとき、残りの溶
接機が使用開始されることがある。例えば、一方
の溶接機が最初に使用開始されて、第1駆動回路
84によつてシンクロナスモータ43が反時計方
向に回転駆動されていて、それが停止される前
に、続いて他方の溶接機が使用開始されると、第
2駆動回路85によつて引き続いてシンクロナス
モータ43は反時計方向に回転駆動され、ルーバ
39がパイプ33と34の中間位置に達してリミ
ツトスイツチ47がオンとなつたところで停止さ
れ、従来のようにシンクロナスモータ43がロツ
クしてしまうことはない。
され、それに応じて上述のように、シンクロナス
モータ43が回転駆動されているとき、残りの溶
接機が使用開始されることがある。例えば、一方
の溶接機が最初に使用開始されて、第1駆動回路
84によつてシンクロナスモータ43が反時計方
向に回転駆動されていて、それが停止される前
に、続いて他方の溶接機が使用開始されると、第
2駆動回路85によつて引き続いてシンクロナス
モータ43は反時計方向に回転駆動され、ルーバ
39がパイプ33と34の中間位置に達してリミ
ツトスイツチ47がオンとなつたところで停止さ
れ、従来のようにシンクロナスモータ43がロツ
クしてしまうことはない。
また、初め他方の溶接機が使用開始されて、第
1駆動回路83によつてシンクロナスモータ43
が時計方向に回転駆動されていて、それが停止さ
れる前に、引き続いて一方の溶接機が使用開始さ
れると、シンクロナスモータ43は、第2駆動回
路85によつて直ちに回転方向が反転されて反時
計方向に回転駆動され、従来のようにロツクして
しまうことはない。そして、ルーバ39がパイプ
33と34の中間位置に来て、リミツトスイツチ
47がオンとなつたところで、シンクロナスモー
タ43は停止される。
1駆動回路83によつてシンクロナスモータ43
が時計方向に回転駆動されていて、それが停止さ
れる前に、引き続いて一方の溶接機が使用開始さ
れると、シンクロナスモータ43は、第2駆動回
路85によつて直ちに回転方向が反転されて反時
計方向に回転駆動され、従来のようにロツクして
しまうことはない。そして、ルーバ39がパイプ
33と34の中間位置に来て、リミツトスイツチ
47がオンとなつたところで、シンクロナスモー
タ43は停止される。
このように、二つの溶接機がどのようなタイミ
ングで使用開始されても、シンクロナスモータ4
3はロツクして動かなくなつてしまうことはな
く、いつでも溶接機から発生した煙が確実に除去
される。
ングで使用開始されても、シンクロナスモータ4
3はロツクして動かなくなつてしまうことはな
く、いつでも溶接機から発生した煙が確実に除去
される。
以上、本考案の特定の実施例について説明した
が、本考案は、この実施例に限定されるものでは
なく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲内で
種々の実施態様が包含されるものであり、例え
ば、溶接機の台数は3台以上であつても良い。ま
た、モータは、全てのときの回転方向を一方向の
みとしても良い。
が、本考案は、この実施例に限定されるものでは
なく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲内で
種々の実施態様が包含されるものであり、例え
ば、溶接機の台数は3台以上であつても良い。ま
た、モータは、全てのときの回転方向を一方向の
みとしても良い。
以上のように本考案によれば、溶接個所が複数
のときのモータの回転方向を、そのときの回転位
置にかかわらず一方向とするので、一つの溶接機
の溶接開始に応じて、切換ダンパを切換動作させ
るべくモータが動作中に別の溶接機で溶接が開始
されても、モータはそれら複数の溶接に合わせた
位置に切換ダンパを切換動作させるよう継続して
動くことができる。
のときのモータの回転方向を、そのときの回転位
置にかかわらず一方向とするので、一つの溶接機
の溶接開始に応じて、切換ダンパを切換動作させ
るべくモータが動作中に別の溶接機で溶接が開始
されても、モータはそれら複数の溶接に合わせた
位置に切換ダンパを切換動作させるよう継続して
動くことができる。
また、モータの回転位置を常時記憶していて、
その位置に応て適当な駆動回路を選択してモータ
を駆動することも考えられ、それによつても本考
案の目的を達成することができるが、それに比べ
て本考案では、回転位置を記憶したり、駆動回路
を選択したりしなくても良いため、回路構成が極
めて簡単になる効果を奏する。
その位置に応て適当な駆動回路を選択してモータ
を駆動することも考えられ、それによつても本考
案の目的を達成することができるが、それに比べ
て本考案では、回転位置を記憶したり、駆動回路
を選択したりしなくても良いため、回路構成が極
めて簡単になる効果を奏する。
第1図は、本考案の一実施例の電気回路図であ
る。また、第2図〜第7図は、本考案の従来例を
示し、第2図は概略構成図、第3図は、検出スイ
ツチ部分の拡大図、第4図は、切換ダンパの拡大
側断面図、第5図は、第4図の−線断面図、
第6図は、切換ダンパの切換状態の検出作用を説
明する図、第7図は、制御回路の電気回路図であ
る。 11,12,13……ダクト、12a,13a
……吸入側開口端、20……送風フアン、30…
…切換ダンパ、43……シンクロナスモータ(モ
ータ)、47〜49……リミツトスイツチ、70,
70a,70b……検出スイツチ、80……切換
作動手段、83,84……第1駆動回路、85…
…第2駆動回路、90……風量調整手段。
る。また、第2図〜第7図は、本考案の従来例を
示し、第2図は概略構成図、第3図は、検出スイ
ツチ部分の拡大図、第4図は、切換ダンパの拡大
側断面図、第5図は、第4図の−線断面図、
第6図は、切換ダンパの切換状態の検出作用を説
明する図、第7図は、制御回路の電気回路図であ
る。 11,12,13……ダクト、12a,13a
……吸入側開口端、20……送風フアン、30…
…切換ダンパ、43……シンクロナスモータ(モ
ータ)、47〜49……リミツトスイツチ、70,
70a,70b……検出スイツチ、80……切換
作動手段、83,84……第1駆動回路、85…
…第2駆動回路、90……風量調整手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 送風フアンを挿置され、両開口端のうち、送風
フアンの作動時、空気を吸入する側を溶接機付近
に配置されたダクトと、 このダクトの送風フアンと吸入側開口端との間
に設けられ、吸入側開口端を形成するダクトを、
複数の溶接機に対応させて複数本に分岐するとと
もに、分岐されたダクトのうちの選択されたもの
を送風フアン側のダクトと連通させる切換ダンパ
と、 複数の溶接機の使用状態を個別に検出するよう
に、各溶接機にそれぞれ対応して設けられた検出
スイツチと、 これらの検出スイツチによつて作動状態にある
ことが検出された溶接機に対応するダクトを、送
風フアン側ダクトに連通させるように切換ダンパ
を切換作動させる切換作動手段と、 前記検出スイツチによつて作動状態にあること
が検出された溶接機の台数に合わせて送風フアン
の風量を調整する風量調整手段と、 を備える溶接機用排煙装置において、 前記切換作動手段は、 アクチユエータとしてのモータと、 前記切換ダンパの各切換位置をそれぞれ検出す
る複数のリミツトスイツチと、 前記検出スイツチとリミツトスイツチとの組合
せによつて各溶接機毎に設けられ、各溶接機のう
ち使用状態にあるものに対応するダクトを送風フ
アン側ダクトに連通させるように前記モータを回
転駆動させる第1駆動回路と、 一回転方向にのみ設けられ、複数の溶接機に対
応するダクトが送風フアン側ダクトと連通する切
換ダンパの切換位置を検出するリミツトスイツチ
と複数の検出スイツチとの組合せによつて構成さ
れ、複数の溶接機に対応するダクトが送風フアン
側ダクトに連通されるように前記モータを回転駆
動させる第2駆動回路と、 を備える溶接機用排煙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16221185U JPH03306Y2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16221185U JPH03306Y2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6272773U JPS6272773U (ja) | 1987-05-09 |
JPH03306Y2 true JPH03306Y2 (ja) | 1991-01-08 |
Family
ID=31089257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16221185U Expired JPH03306Y2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03306Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP16221185U patent/JPH03306Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6272773U (ja) | 1987-05-09 |
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