JPH0243494Y2 - - Google Patents

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JPH0243494Y2
JPH0243494Y2 JP343085U JP343085U JPH0243494Y2 JP H0243494 Y2 JPH0243494 Y2 JP H0243494Y2 JP 343085 U JP343085 U JP 343085U JP 343085 U JP343085 U JP 343085U JP H0243494 Y2 JPH0243494 Y2 JP H0243494Y2
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switch
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気集塵器を備えた空気清浄機に係
り、運転停止を直ちに、または一定時間経過した
後の自動的に選択し得る空気清浄機の制御手段に
関する。
(従来の技術) 会議室等を空気清浄機によつて空気調和運転と
併行して浄化運転する場合に、連続して空気清浄
運転を行つている間は問題が無いが、会議の終了
に伴つて浄化運転を停止させようとするときには
下記の問題がある。
例えば空気の汚染が軽度のときは退室と同時に
空気清浄運転を停止させても何等支障はないが、
在室者が多かつたり、喫煙者が多かつたりして室
内空気の汚染が可成り進行しているときは、退室
と同時に運転を停止させると汚染空気が自然換気
によつて入れ換つて粉塵濃度を許容値まで下げる
のに相当な時間がかかり(第4図の曲線ロ参照)、
若干の時間経過後にこの室を利用したい場合に室
内空気中の粉塵濃度が高くて不快感を与える不都
合がある。
従来のこの種空気清浄機は運転スイツチの投入
により直ちに運転開始し、釈放したときにも直ち
に運転を停止する即動形式のものばかりであつ
て、実開昭52−2370号公報にも開示されてなる如
く、運転スイツチを高圧電源ユニツトの一次側及
びフアンモータのコイルに直列接続した回路を備
えていた。
(考案が解決しようとする問題点) かかる従来の機種では、退室後も必要に応じて
暫らくは空気清浄運転を自動的に継続させたくて
も不可能であつた。
このように従来の空気清浄機は画一的な運転上
の操作しか行えなくて不便である点に着目して本
考案は成されたものであつて、必要に応じて作動
させ得るタイマー回路を組付けることによつて、
室内の汚染度状態に応じた臨機応変の措置を採り
得るように成し、もつて快適環境の譲成を容易か
つ確実に果させようとする点を目的とする。
(問題を解決するための手段) しかして本考案は第1図に示す如く運転スイツ
チ4の運転、停止各操作によつて空気清浄運転の
発停を可能とした空気清浄機において、開閉操作
する残運転スイツチ5と、スイツチ要素7を計時
開始によつて、閉成し、かつこの閉成状態を計時
作動中保持して所定時間の計時完了により開放せ
しめるタイマ回路6と、前記運転スイツチ4の停
止操作と残運転スイツチ5の閉成操作との論理積
によつて前記タイマ回路6に計時運転指令を出力
する残留運転指令回路8とを設けると共に、前記
スイツチ要素7の閉成によつて運転スイツチ4の
停止操作を電気的にロツクせしめる回路を形成し
たことを特徴とする。
(作用) 本考案は運転スイツチ4の停止操作と同時に清
浄運転を停止させたい場合は残運転スイツチ5を
開放操作し、また、30分等所定時限経過後に自動
停止させたい場合は残運転スイツチ5を閉成操作
することによつて、2種の運転停止の選択が可能
であり、従来の運転スイツチ4に対して残運転ス
イツチ5を追加するだけで操作面での簡素化は十
分保持される。
さらにタイマ回路6の作動は運転スイツチ4の
停止操作と残運転スイツチ5の閉成操作とを行わ
なければ実現しないので、タイマ回路6のセツト
は確実に成され連続運転のまま放置されるおそれ
は生じない。
(実施例) 第2図において9は空気清浄機の外筐となるケ
ーシングであり、このケーシング9は、前面上部
に吸込グリル1、前面下部に吹出グリル11を
夫々開口して有すると共に、ケーシング9内に
は、下方から上方に至らせて、活性炭フイルタ1
2、フアン3、集塵エレメント1及び高圧電源ユ
ニツト2を順番に配置して収納せしめていて、壁
取付構造となつている。
13は電気部品箱であつてケーシング9内の前
面側下方に設置し、前部に設けた操作部と表示部
とがケーシング9の前面板の窓から前方に露出す
るように取付けられると共に高圧電源ユニツト2
と、フアン3用のモータ3Mに電気的に連絡させ
ている。
上述の構造を有する空気清浄機はフアン3を付
勢し、高圧電源ユニツト2に一次電源を供給する
ことによつて、吸込グリル10からケーシング9
内に導入された室内空気を集塵エレメント1に通
過させて、ここで空気中の塵埃、煙を静電的に捕
集した後、活性炭フイルタ12で脱臭を行なわせ
て、吹出グリル11から清澄空気として室内に送
らせる清浄運転が成される。
しかして上記電気部品箱13内に設けた電気回
路の要部を第3図に展開示しているが、交流
100V電源に接続してなる一次回路には、フアン
モータ3Mと、高圧電源ユニツト2と、リレー接
点20A,21Aと、逓降トランス22とを有し
ていて、高圧電源ユニツト2は後述するリレー2
0が付勢して前記リレー接点20Aが閉成するこ
とにより作動し、一方、フアンモータ3Mは後述
するリレー21が消勢していて該リレー接点21
Aが図示の切換作動状態のときは低速で駆動し、
一方、リレー21が付勢して該リレー接点21A
が切り換つて作動したときは高速で駆動するよう
になつている。
しかして前記逓降トランス22の二次端子に接
続してなる二次低電圧回路には、整流回路23、
前記両リレー20,21のコイル20B,21
B、運転スイツチ4、残運転スイツチ5、電子的
タイマ回路6、トランジスタ24,25、表示灯
板26が設けられている。
そして運転スイツチ4に対しては、残運転スイ
ツチ5とトランジスタ24との直列回路を並列に
接続しており、前記トランジスタ24はトランジ
スタ25が導通作動することにより導通作動する
ようになつている。
一方、リレー20のコイル20Bは抵抗を介し
て運転スイツチ4及び残運転スイツチ5とトラン
ジスタ24との直列回路に夫々直列に接続してい
る。
電子的タイマ回路6は通電と同時に所定同期の
パルスを自己発振して、このパルス数をカウント
しこのパルス数が設定時限例えば30分に対応する
値になるとカウントを終了する回路構成であつ
て、運転スイツチ4の負荷側端子に接続するライ
ンL1の電位が零で、かつ残運転スイツチ5の負
荷側端子に接続するラインL2の電位が所定正電
位になつた条件(この条件が残留運転指令回路8
の運転令出力に相当する)でパルス数のカウント
を開始して前記トランジスタ25のベースに接続
してなる出力端子から「L」出力を発し、その後
30分の設定時限、経過すると前記出力端子から
「H」出力を発するようになつている。
従つて電子的タイマ回路6がパルスカウント中
は、トランジスタ24はベースに「H」出力が与
えられるので導通し、その結果、開放操作(停止
操作)していた運転スイツチ4を残運転スイツチ
5とトランジスタ24の直列回路で短絡させるよ
うになり、30分経過によつてトランジスタ24の
非導通により、短絡状態は解放される。
一方、リレー21のコイル21Bは表示灯板2
6に付設された送風切換スイツチ27を図示状態
から切換操作することにより励磁し、フアン3を
高風量で運転させる。
これと同時に高風量表示灯30が縁色で点灯す
る。また送風切換スイツチ27を図示の状態に切
換操作するとリレー21は消勢するのでフアン3
を低風量で運転させ、これと同時に低風量表示灯
31が縁色で点灯するようになる。
28は運転表示灯であつて、高圧電源ユニツト
2が通電中「H」出力をベースに加えられるトラ
ンジスタ32と直列回路を形成しており、集塵運
転中であることを縁色の発色で表示する。
29は残運転表示灯であつて、PNP形トラン
ジスタ33と直列回路を形成し、トランジスタ3
3が導通したときに赤色の発色をなし残運転操作
が行われていることを表示する。
なお、上記トランジスタ33は運転スイツチ4
が停止(開放)操作され、かつ残運転スイツチ5
が閉成操作されているときにエミツタ電位が高電
位、ベースが低電位となつて導通するので、残運
転が行われていることを表示するのは言うまでも
ない。
次に空気清浄運転の態様を説明すると、運転ス
イツチ4を運転(閉成)操作するとリレー20は
付勢するので高圧電源ユニツト2が作動し、かつ
フアン3は高風量か低風量で付勢するので清浄運
転に入る。
この場合、残運転スイツチ5の操作には何等影
響されない。
清浄運転を停止したい場合、残運転スイツチ5
を開放操作したままでは、運転スイツチ4を停止
(開放)操作するとリレー20は直ちに消勢する
ので清浄運転は即座に停止する。
一方、残運転を行いたい場合には運転スイツチ
4の停止操作に先立つてあるいは停止操作した後
に残運転スイツチ5を閉成操作させると、この閉
成操作が行われたことと、運転スイツチ4が停止
(開放)操作されたこととによつて、残運転表示
灯29が赤色点灯すると同時に電子的タイマ回路
6が作動してトランジスタ24を導通させる結
果、リレー20は付勢したままであり、従つて清
浄運転は続行される。
そして前記タイマ回路6が30分経過して計時完
了するとトランジスタ25が導通して、トランジ
スタ24が非導通となる結果、残運転表示灯29
が消灯し、同時にリレー20が消勢して清浄運転
は停止する。
かくして残留運転は所定通り確実に成される。
(考案の効果) 本考案は以上述べたように運転スイツチ4の停
止操作と残運転スイツチの開閉操作との組合わせ
で即時停止と所定時間後の自動停止とを選択して
得るので、室内の空気汚染度が高い状態の場合は
30分等所定時間の残留清浄運転を行わせて第4図
の曲線イの如く、室内の清浄化を速やかに達成で
きる。
一方、空気汚染が軽微な場合には即時停止によ
つて徒らに運転時間を長引かせることなく、経済
運転が可能である。
さらに、本考案は、タイマ回路6の作動が残運
転スイツチ5の操作だけでなく、運転スイツチ4
の停止操作を行わなければ実行されないようにな
つているので、運転停止操作をし忘れた連続運転
の状態を残留運転と誤認して放置する如き不都合
は解消され、操作間違いを起すおそれはなくなり
信頼性の高い装置を得ることができる。
また、通常備えられている運転スイツチ4に残
運転スイツチ5を1個追加するだけの操作構造で
あるから取扱いは簡便であるし操作ミスを起す問
題もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示すブロツク図、第2
図は本考案の1実施例に係る略示構造図、第3図
は同じく電気回路要部展開図、第4図は室内空気
の粉塵濃度の経時線図である。 1……集塵エレメント、2……高圧電源ユニツ
ト、3……フアン、4……運転スイツチ、5……
残運転スイツチ、6……タイマ回路、7……スイ
ツチ要素、8……残留運転指令回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 静電型の集塵エレメント1に高電圧を印加する
    高圧電源ユニツト2と、前記集塵エレメント1に
    送風するフアン3とを運転スイツチ4の運転操
    作、停止操作により発停可能とした空気清浄機に
    おいて、開閉操作する残運転スイツチ5と、計時
    開始によつてスイツチ要素7を閉成し、かつこの
    閉成状態を計時作動中保持して所定時間の計時完
    了により開放せしめるタイマ回路6と、前記運転
    スイツチ4の停止操作と残運転スイツチ5の閉成
    操作との論理積によつて前記タイマ回路6に計時
    運転指令を出力する残留運転指令回路8とを設け
    ると共に、前記スイツチ要素7の閉成によつて運
    転スイツチ4の停止操作を電気的にロツクせしめ
    る回路を形成したことを特徴とする空気清浄機。
JP343085U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0243494Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP343085U JPH0243494Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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JP343085U JPH0243494Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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Publication Number Publication Date
JPS61121958U JPS61121958U (ja) 1986-08-01
JPH0243494Y2 true JPH0243494Y2 (ja) 1990-11-19

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ID=30478052

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