JP2001070830A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2001070830A
JP2001070830A JP25590099A JP25590099A JP2001070830A JP 2001070830 A JP2001070830 A JP 2001070830A JP 25590099 A JP25590099 A JP 25590099A JP 25590099 A JP25590099 A JP 25590099A JP 2001070830 A JP2001070830 A JP 2001070830A
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JP
Japan
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air
ionization
power supply
air purifier
dust particles
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JP25590099A
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English (en)
Inventor
Shotaro Inui
昭太郎 乾
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電力が少なく、しかも空気清浄能力は良好
な空気清浄機が望まれている。 【解決手段】イオン化線15による放電により、空気中
に含まれる塵埃粒子を帯電し、帯電した塵埃粒子を静電
吸着により捕獲する。イオン化線15には、高電源回路
46から放電用電力が与えられている。制御部41で
は、汚れ検知センサ45の出力に基づき、空気の汚れが
なく、きれいな時には、スイッチ回路47を開いて、高
電源回路46からイオン化線15への電力供給を停止す
る。 【効果】イオン化線15は、必要なときだけ放電される
から、消費電力を削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気清浄機に関
し、特に放電によるイオンシャワーによって空気中に含
まれる塵埃粒子を帯電し、帯電した塵埃粒子を静電吸着
の原理で捕獲するようにした空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気中に含まれる塵埃粒子を帯電し、帯
電した塵埃粒子を静電吸着により捕獲する電気集塵式の
空気清浄機が公知である。かかる空気清浄機には、塵埃
粒子を帯電させるためのイオン化部(放電部)が備えら
れている。イオン化部には放電電極としてのイオン化線
および対向電極が備えられており、イオン化線の放電に
より生じるイオンシャワーによって、イオン化線と対向
電極間を通過する空気中に含まれる塵埃粒子が帯電され
る。
【0003】そして帯電した塵埃粒子は、集塵部におい
て静電吸着式に捕獲される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような電気集塵
式の空気清浄機は、動作中は常にイオン化部に放電用電
力が供給されている。一方、イオン化部が放電を行うの
は、空気中に含まれる塵埃粒子を帯電するためである。
それゆえ空気清浄機が所定時間動作したことにより、空
気中の汚れが取り除かれて、空気がきれいになった状態
では、空気中には塵埃粒子がほとんど存在しない。
【0005】ところで、空気清浄機は、昨今の高気密化
住宅の普及等と相挨って、一時的に短時間動作されるの
ではなく、連続して長時間、たとえば24時間連続して
運転させるという使い方が主流になりつつある。長時間
使用される空気清浄機は、消費電力が少なく、経済的で
あることが望まれる。
【0006】この発明は、かかる背景のもとになされた
もので、消費電力の少ない空気清浄機を提供することを
主たる目的とする。またこの発明は、消費電力が少な
く、しかも空気清浄能力は良好な空気清浄機を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1記載の発明は、イオン化線から生じる放電によって空
気中に含まれる塵埃粒子を帯電するためのイオン化部、
イオン化部に放電用電力を供給するための電源回路、お
よび帯電した塵埃粒子を捕獲するための集塵部を有する
空気清浄機において、空気がきれいである場合、電源回
路からイオン化部への電力供給を停止する手段を有する
ことを特徴とする空気清浄機である。
【0008】請求項2記載の発明は、空気の汚れ具合を
検知するセンサを備え、前記電力供給を停止する手段
は、前記センサの検知出力が空気がきれいであることを
示しているときに動作することを特徴とする、請求項1
記載の空気清浄機である。請求項3記載の発明は、前記
電力供給を停止する手段は、手動で動作させられること
を特徴とする、請求項1記載の空気清浄機である。
【0009】請求項1の構成によれば、空気がきれいな
ときは、電力供給は停止される。すなわち、イオン化部
への電力供給は、空気中に塵埃粒子が含まれている場合
だけになり、必要なとき以外には電力が供給されない。
よって消費電力が削減できる。イオン化部への電力供給
の停止は、請求項2のようにセンサの検知出力に基づい
て自動的に行ってもよい。あるいは、請求項3記載のよ
うに、ユーザが空気がきれいであると判断した場合に、
手動で電力供給を停止してもよい。
【0010】空気の汚れ度を検知するセンサは、たとえ
ば光電式のセンサ等が公知である。かかるセンサの出力
は、従来、送風量の自動切換え等の制御に利用されてい
た。請求項2の発明では、かかるセンサの出力を、イオ
ン化部への電力供給の停止制御に利用すればよい。イオ
ン化部が放電を行うためには、電圧電源からイオン化部
へ電力が供給される。この電力の供給を不必要なときに
は停止することにより、消費電力を削減できる。よっ
て、この発明は、長時間の連続使用等に適した空気清浄
機を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、この
発明の実施形態について具体的に説明をする。図1は、
この発明の一実施形態にかかる空気清浄機1の全体構成
を示す分解斜視図である。
【0012】空気清浄機1は、本体ハウジング2および
本体2の前面に嵌合される前面パネル3を有する。本体
ハウジング2内には、図示しないモータおよびモータに
より回転される送風ファンが備えられており、送風ファ
ンにより前面パネル3から空気が吸い込まれ、清浄化さ
れた後、本体ハウジング2の上面の吹出グリル4から吹
き出される。本体ハウジング2の前面下方には、表示お
よび操作部5が備えられている。表示および操作部5に
は、空気清浄機1の電源をオン/オフしたり、動作モー
ドを切換えたりする操作部と、動作状態を表示する表示
部とが備えられている。
【0013】本体ハウジング2内にはイオン化・集塵ユ
ニット6が収容されている。イオン化・集塵ユニット6
には、その前面にプレフィルタ7が取り付けられてい
る。プレフィルタ7は比較的大きなごみや埃を捕獲する
ためのものである。イオン化・集塵ユニット6には、こ
のユニットを通過する空気中に含まれる塵埃粒子を帯電
させるためのイオン化線および対向電極が組み込まれて
いる。イオン化・集塵ユニット6の後面側には帯電した
塵埃粒子を捕獲するための膜状フィルタ16が装着され
ている。膜状フィルタ16は、ロールフィルタ8から引
き出される。
【0014】本体ハウジング2内には、さらに、イオン
化・集塵ユニット6の奥側に、前後2層に配置された光
触媒エレメント9およびその間に配置されたインバータ
ランプ10が備えられている。光触媒エレメント9は前
面から吸い込まれる空気を後方へ通過するハニカム構造
の薄い板状体で、酸化チタンその他の光触媒を担持す
る。インバータランプ10は光触媒エレメント9に光を
当て、該エレメントに担持された光触媒を活性化させ
る。光触媒エレメントの活性化により、空気中の臭い成
分が除去できる。また、抗菌、抗ウィルス効果もある。
【0015】また、前面パネル3の下部両側には、汚れ
検知センサ用空気取入口44が形成されている。この取
入口44から、図示しない通路を通り、本体ハウジング
1内の汚れ検知センサに空気が送られる。図2は、本体
ハウジング2の前面下方に備えられた表示および操作部
5の具体例を示す正面図である。表示および操作部5に
配列されている各素子等につき、上から下に、かつ左か
ら右に向かって、順次説明をする。
【0016】クリーニングサイン表示器51は塵埃粒子
を静電吸着する膜状フィルタ16(図1参照)の汚れが
ひどくなったときに点滅する。フィルタリフレッシュ表
示器52は膜状フィルタ16の交換時期になると点灯す
る。汚れた膜状フィルタ16を切り離し、ロールフィル
タ8から新たな膜状フィルタ16を引き出してセットし
た後、押圧するのがリセットボタン53である。リセッ
トボタン53を押すことにより、フィルタリフレッシュ
表示器52が消灯する。
【0017】切りタイマ表示器54は設定された切りタ
イマ時間が点灯し、残り時間を表示する。省エネ表示器
55は、省エネ運転中であることを表示する。省エネ運
転とは、空気の汚れ具合に応じて、自動的に風量を変え
る運転である。花粉表示器56は花粉モードのときに点
灯する。ハイパワーターボ表示器57はターボモードの
ときに点灯する。
【0018】光運転ランプ58は光運転時に点灯する。
光運転時とは、インバータランプ10(図1参照)が点
灯して、光触媒エレメント9に光が当てられて活性化さ
れている状態をいう。夜など光が気になるときには、ユ
ーザは光運転ランプ58を消灯できる。クリーンモニタ
59には、埃および臭いにつき、それぞれ、4つの表示
器が備えられていて、表示器の点灯数により埃の汚れ度
および臭いの強度を知らせる。各表示器列は、内側から
順に緑、黄、橙、赤になっていて、埃の汚れ度および臭
いの強度がわかりやすく表示される。
【0019】受信部60はリモコンからの信号を受信す
る。風量表示部61には4つの表示器が配列されてい
て、「静か」「弱」「標準」「強」の順に風量が強ま
る。設定された風量の表示器が点灯する。自動運転表示
器62は自動的に風量を切換えて運転しているときに点
灯する。運転切換/停止ボタン63は、停止/運転の切
換えおよび風量の切換えを設定するボタンである。
【0020】図3は、空気清浄機1におけるこの発明に
関連する部分の制御回路構成を示すブロック図である。
空気清浄機1には、マイクロコンピュータ等で構成され
た制御部41が備えられていて、この制御部41には汚
れ検知センサ45の検知出力が与えられる。汚れ検知セ
ンサは既に公知である。たとえば投光素子と受光素子と
を備え、その間を通過する空気の汚れ具合により変化す
る受光素子の受光量を検知する光電式センサが実用化さ
れている。
【0021】制御部41は、汚れ検知センサ45の検知
出力に基づいて、クリーンモニタ59および省エネ表示
器55の表示を制御する。また、制御部41は、高電源
回路46からイオン化・集塵ユニット6に備えられたイ
オン化線15への電力供給路に設けられたスイッチ回路
47を制御する。なおスイッチ回路47は、高電源回路
46内に内蔵されていてもよい。あるいはイオン化・集
塵ユニット6内に設けられていてもよい。
【0022】図4は、制御部41により実行されるこの
発明に関連する制御動作の内容を示すフローチャートで
ある。図4の流れに従って、制御動作について説明をす
る。制御が開始されると、制御部41は汚れ検知センサ
45の出力を読み込み(ステップS1)、その出力に基
づいて空気の汚れ度を判別する。そして汚れ度が「0」
(きれい)であれば(ステップS2でYES)、クリー
ンモニタ59の埃表示用の4つの表示器のうち、一番内
側の「緑」の表示器をオンする(ステップS3)。また
スイッチ回路47をオフして、高電源回路46からイオ
ン化線15への電力供給を停止する(ステップS4)。
さらにイオン化線15への電力供給が停止された省エネ
運転モードであることを表示するために、省エネ表示器
55を点灯する(ステップS5)。
【0023】ステップS2で、汚れ度が「0」でない場
合は、汚れ度が「1」か、「2」か、「3」かが順次判
別される(ステップS6,S10,S12)。そして、
汚れ度が「1」であれば、クリーンモニタ59の「緑」
および「黄」表示器が点灯される(ステップS7)。汚
れ度が「2」であればクリーンモニタ59の「緑」
「黄」「橙」の表示器が点灯される(ステップS1
1)。
【0024】汚れ度が「3」であれば、クリーンモニタ
59の4つの表示器の全部、すなわち「緑」「黄」
「橙」および「赤」が点灯される(ステップS13)。
そして上述のどの場合も、省エネ表示器55を消灯し
(ステップS8)、スイッチ回路47をオンして(ステ
ップS9)、高電源回路46からイオン化線15へ電力
が供給されるようにする。
【0025】この実施形態は、以上のように構成されて
いるので、イオン化線15に供給される高電力は、必要
なときのみ供給され、必要でないときには遮断されるか
ら、空気清浄機1における運転に必要な消費電力を削減
することができる。この実施形態では、省エネ表示器5
5が備えられているが、省エネ表示器55を省略し、省
エネ表示器55が消費する電力も軽減できるようにし
た、さらに消費電力の少ない装置としてもよい。
【0026】また、上記実施形態では、汚れ検知センサ
45の検知出力に基づいてスイッチ回路47をオン/オ
フ制御しているが、スイッチ回路47を、ユーザが手動
でオン/オフできるようにしてもよい。たとえば、ユー
ザが空気がきれいと判断したことにより、スイッチ回路
47をオフできるような構成でもよい。その他、この発
明は、特許請求の範囲記載の範囲内において種々の変更
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる空気清浄機の全
体構成を示す分解斜視図である。
【図2】本体ハウジングの前面下方に備えられた表示お
よび操作部の具体例を示す正面図である。
【図3】空気清浄機におけるこの発明に関連する部分の
制御回路構成を示すブロック図である。
【図4】制御部により実行されるこの発明に関連する制
御動作の内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 空気清浄機 6 イオン化・集塵ユニット 15 イオン化線 45 汚れ検知センサ 46 高電源回路 47 スイッチ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン化線(15)から生じる放電によっ
    て空気中に含まれる塵埃粒子を帯電するためのイオン化
    部(6)、イオン化部(6)に放電用電力を供給するた
    めの電源回路(46)、および帯電した塵埃粒子を捕獲
    するための集塵部(6)を有する空気清浄機において、 空気がきれいである場合、電源回路(46)からイオン
    化部(6,15)への電力供給を停止する手段(47)
    を有することを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】空気の汚れ具合を検知するセンサ(45)
    を備え、 前記電力供給を停止する手段(47)は、前記センサ
    (45)の検知出力が空気がきれいであることを示して
    いるときに動作することを特徴とする、請求項1記載の
    空気清浄機。
  3. 【請求項3】前記電力供給を停止する手段(47)は、
    手動で動作させられることを特徴とする、請求項1記載
    の空気清浄機。
JP25590099A 1999-09-09 1999-09-09 空気清浄機 Pending JP2001070830A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7120006B2 (en) 2001-04-20 2006-10-10 Sharp Kabushiki Kaisha Ion generator and air conditioning apparatus
JP2017124362A (ja) * 2016-01-13 2017-07-20 株式会社富士通ゼネラル 空気清浄機

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US7120006B2 (en) 2001-04-20 2006-10-10 Sharp Kabushiki Kaisha Ion generator and air conditioning apparatus
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