JP2000279844A - 空気清浄器 - Google Patents
空気清浄器Info
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- JP2000279844A JP2000279844A JP8470099A JP8470099A JP2000279844A JP 2000279844 A JP2000279844 A JP 2000279844A JP 8470099 A JP8470099 A JP 8470099A JP 8470099 A JP8470099 A JP 8470099A JP 2000279844 A JP2000279844 A JP 2000279844A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気清浄器の脱臭フィルタの長寿命化及び脱
臭能力の強化を図る。 【解決手段】 空気通路30の吸込口13側に集塵フィ
ルタを配置し、集塵フィルタよりも下流側に脱臭フィル
タ7を配置し、送風手段により吸込口13から空気を吸
い込んで各フィルタを通過させて空気通路30の吐出口
23側から清浄化された空気を吐出させるようにした空
気清浄器1である。脱臭フィルタ7内の空気が通過する
領域を2つの流路31,32に分割し、各流路31,3
2ごとに酸化触媒が添着された吸着剤と、酸化触媒を励
起する触媒励起手段とを設ける。両流路31,32を空
気が通過する主流路と空気が通過しないか或いは風量が
主流路よりも少ない副流路とに交互に切り替える流路切
替手段33を設ける。
臭能力の強化を図る。 【解決手段】 空気通路30の吸込口13側に集塵フィ
ルタを配置し、集塵フィルタよりも下流側に脱臭フィル
タ7を配置し、送風手段により吸込口13から空気を吸
い込んで各フィルタを通過させて空気通路30の吐出口
23側から清浄化された空気を吐出させるようにした空
気清浄器1である。脱臭フィルタ7内の空気が通過する
領域を2つの流路31,32に分割し、各流路31,3
2ごとに酸化触媒が添着された吸着剤と、酸化触媒を励
起する触媒励起手段とを設ける。両流路31,32を空
気が通過する主流路と空気が通過しないか或いは風量が
主流路よりも少ない副流路とに交互に切り替える流路切
替手段33を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の空気中に含
まれる粉塵や臭気等を除去して空気の清浄化を行う空気
清浄器に関するものである。
まれる粉塵や臭気等を除去して空気の清浄化を行う空気
清浄器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、空気中に含まれる
臭気を吸着剤によって吸着させ脱臭する手段を備えた空
気清浄器が挙げられる。このような空気清浄器では、送
風方向に沿って、プレフィルタ、放電極及び対向電極、
集塵フィルタ、脱臭フィルタをこの順で配置し、プレフ
ィルタで大きな粉塵を除去した後、放電極と対向電極と
の間でコロナ放電を行うための粉塵帯電部を空気が通過
する間に小さな粉塵に荷電し、該荷電された粉塵を集塵
フィルタで捕集した後、脱臭フィルタに組み込んだ吸着
剤で脱臭を行っている。従って、吸着量が多くなると寿
命となり、脱臭フィルタを交換していた。
臭気を吸着剤によって吸着させ脱臭する手段を備えた空
気清浄器が挙げられる。このような空気清浄器では、送
風方向に沿って、プレフィルタ、放電極及び対向電極、
集塵フィルタ、脱臭フィルタをこの順で配置し、プレフ
ィルタで大きな粉塵を除去した後、放電極と対向電極と
の間でコロナ放電を行うための粉塵帯電部を空気が通過
する間に小さな粉塵に荷電し、該荷電された粉塵を集塵
フィルタで捕集した後、脱臭フィルタに組み込んだ吸着
剤で脱臭を行っている。従って、吸着量が多くなると寿
命となり、脱臭フィルタを交換していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、活性炭等の
吸着剤は吸着量が飽和するとそれ以上の吸着は起こらず
脱臭機能がなくなってしまう。また、脱臭フィルタ内の
吸着剤の細孔部に酸化触媒を配置し、触媒励起手段を用
いて吸着剤に吸着した臭気分子を分解させることで、脱
臭フィルタ寿命を延ばそうとするものもあるが吸着と分
解を同時に行うため活性炭の寿命を延ばすという意味で
は効率が悪い。寿命を延ばすために吸着剤の量を増やす
と、装置の大型化やフィルタコストアップ等の問題が生
じる。
吸着剤は吸着量が飽和するとそれ以上の吸着は起こらず
脱臭機能がなくなってしまう。また、脱臭フィルタ内の
吸着剤の細孔部に酸化触媒を配置し、触媒励起手段を用
いて吸着剤に吸着した臭気分子を分解させることで、脱
臭フィルタ寿命を延ばそうとするものもあるが吸着と分
解を同時に行うため活性炭の寿命を延ばすという意味で
は効率が悪い。寿命を延ばすために吸着剤の量を増やす
と、装置の大型化やフィルタコストアップ等の問題が生
じる。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは空気清浄器の脱臭フィ
ルタの長寿命化及び脱臭能力の強化を図ることにある。
であり、その目的とするところは空気清浄器の脱臭フィ
ルタの長寿命化及び脱臭能力の強化を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、空気通路30の吸込口13側に集塵フィル
タ10を配置し、集塵フィルタ10よりも下流側に脱臭
フィルタ7を配置し、送風手段により吸込口13から空
気を吸い込んで各フィルタを通過させて空気通路30の
吐出口23側から清浄化された空気を吐出させるように
した空気清浄器において、脱臭フィルタ7内の空気が通
過する領域を2つの流路31,32に分割し、各流路3
1,32ごとに酸化触媒が添着された吸着剤と、酸化触
媒を励起する触媒励起手段とを設けると共に、両流路3
1,32を空気が通過する主流路と空気が通過しないか
或いは風量が主流路よりも少ない副流路とに交互に切り
替える流路切替手段33を設けて成ることを特徴として
おり、このように構成することで、主流路で脱臭機能を
受け持っている間は、副流路では吸着剤の回復が効率よ
く行われるようになり、逆に副流路で脱臭機能を受け持
っている間は、主流路では吸着剤の回復が効率よく行わ
れるようになり、脱臭フィルタ7の寿命を延ばすことが
できると共に、従来のように吸着剤の量を増やす必要も
なくなる。
に本発明は、空気通路30の吸込口13側に集塵フィル
タ10を配置し、集塵フィルタ10よりも下流側に脱臭
フィルタ7を配置し、送風手段により吸込口13から空
気を吸い込んで各フィルタを通過させて空気通路30の
吐出口23側から清浄化された空気を吐出させるように
した空気清浄器において、脱臭フィルタ7内の空気が通
過する領域を2つの流路31,32に分割し、各流路3
1,32ごとに酸化触媒が添着された吸着剤と、酸化触
媒を励起する触媒励起手段とを設けると共に、両流路3
1,32を空気が通過する主流路と空気が通過しないか
或いは風量が主流路よりも少ない副流路とに交互に切り
替える流路切替手段33を設けて成ることを特徴として
おり、このように構成することで、主流路で脱臭機能を
受け持っている間は、副流路では吸着剤の回復が効率よ
く行われるようになり、逆に副流路で脱臭機能を受け持
っている間は、主流路では吸着剤の回復が効率よく行わ
れるようになり、脱臭フィルタ7の寿命を延ばすことが
できると共に、従来のように吸着剤の量を増やす必要も
なくなる。
【0006】また上記主流路と副流路の切り替えを空気
通路30の開閉により行うのが好ましく、この場合、流
路切り替えのたびに風の向きを変えたりする必要がな
く、流路切り替えを簡単に行うことができる。
通路30の開閉により行うのが好ましく、この場合、流
路切り替えのたびに風の向きを変えたりする必要がな
く、流路切り替えを簡単に行うことができる。
【0007】また上記空気通路30を開閉させる手段
が、固定スリット板34とこれに対して移動可能な可動
スリット板35とからなるのが好ましく、この場合、可
動スリット板35を動かすだけで流路切り替えを簡単に
できる。
が、固定スリット板34とこれに対して移動可能な可動
スリット板35とからなるのが好ましく、この場合、可
動スリット板35を動かすだけで流路切り替えを簡単に
できる。
【0008】また上記脱臭フィルタ7を、一方の流路3
1が主流路となり且つ他方の流路32が副流路となる位
置と、一方の流路31が副流路となり且つ他方の流路3
2が主流路となる位置との間で移動させるのが好まし
く、この場合、主流路と副流路とを空気通路30の開閉
を行わずに切り替えることが可能になる。
1が主流路となり且つ他方の流路32が副流路となる位
置と、一方の流路31が副流路となり且つ他方の流路3
2が主流路となる位置との間で移動させるのが好まし
く、この場合、主流路と副流路とを空気通路30の開閉
を行わずに切り替えることが可能になる。
【0009】また上記主流路と副流路とにファン36を
それぞれ設け、ファン36の稼動、停止によって流路3
1,32を切り替えるのが好ましく、この場合、主流路
と副流路とを空気通路30の開閉を行わずに切り替える
ことが可能になる。
それぞれ設け、ファン36の稼動、停止によって流路3
1,32を切り替えるのが好ましく、この場合、主流路
と副流路とを空気通路30の開閉を行わずに切り替える
ことが可能になる。
【0010】また上記主流路と副流路との間に仕切り板
39を設けるのが好ましく、この場合、主流路での吸着
と副流路での再生を確実に分離して行うことができる。
39を設けるのが好ましく、この場合、主流路での吸着
と副流路での再生を確実に分離して行うことができる。
【0011】また上記触媒励起手段40は、放電、加
熱、光のうちの少なくとも1つからなるのが好ましく、
さらに、放電電流、熱量、光量をそれぞれ主流路よりも
副流路の方が大きくなるように設定するのが好ましく、
このように構成することで、吸着剤再生をより効率的に
行うことができる。
熱、光のうちの少なくとも1つからなるのが好ましく、
さらに、放電電流、熱量、光量をそれぞれ主流路よりも
副流路の方が大きくなるように設定するのが好ましく、
このように構成することで、吸着剤再生をより効率的に
行うことができる。
【0012】また上記稼動時間により主流路と副流路と
を切り替えるのが好ましく、この場合、稼動時間を専用
回路で制御することにより主流路と副流路を自動的に切
り替えることができる。
を切り替えるのが好ましく、この場合、稼動時間を専用
回路で制御することにより主流路と副流路を自動的に切
り替えることができる。
【0013】また上記フィルタ上流側の臭気濃度により
主流路と副流路とを切り替えるのが好ましく、この場
合、流入濃度と時間の積がある一定値になったとき切り
替えを行うと吸着剤の吸着量をいつも一定にして切り替
えを行うことが可能となる。
主流路と副流路とを切り替えるのが好ましく、この場
合、流入濃度と時間の積がある一定値になったとき切り
替えを行うと吸着剤の吸着量をいつも一定にして切り替
えを行うことが可能となる。
【0014】また上記フィルタ下流側の臭気濃度により
主流路と副流路とを切り替えるのが好ましく、この場
合、主流路側の吸着剤の吸着測度の劣化を臭いセンサー
等で簡単に検知することができる。
主流路と副流路とを切り替えるのが好ましく、この場
合、主流路側の吸着剤の吸着測度の劣化を臭いセンサー
等で簡単に検知することができる。
【0015】また上記流路切替手段33が、総処理風量
の増加に応じて各流路31,32を開放する機能を有す
るのが好ましく、この場合、例えば最大風量が必要なと
きには全ての流路31,32を解放することで、最大限
の脱臭能力を発揮することができる。
の増加に応じて各流路31,32を開放する機能を有す
るのが好ましく、この場合、例えば最大風量が必要なと
きには全ての流路31,32を解放することで、最大限
の脱臭能力を発揮することができる。
【0016】また上記外気の臭気濃度が一定レベル以上
のときに主流路と副流路とを同時に開いて両方を稼動さ
せるのが好ましく、この場合、外気臭気濃度が高いとき
に各流路31,32を全て解放することにより、短時間
で脱臭することができる。
のときに主流路と副流路とを同時に開いて両方を稼動さ
せるのが好ましく、この場合、外気臭気濃度が高いとき
に各流路31,32を全て解放することにより、短時間
で脱臭することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
すると、図1に示すように、空気清浄器1の本体ケース
11は前面側が大きく開口しており、この本体ケース1
1の前面開口部を覆うように前カバー12が着脱自在に
取り付けられている。前カバー12はその大部分が吸込
口13となっている。吸込口13としては網状または多
数の小孔を形成したり、あるいはルーバ片間に開口孔を
形成したりしてある。
すると、図1に示すように、空気清浄器1の本体ケース
11は前面側が大きく開口しており、この本体ケース1
1の前面開口部を覆うように前カバー12が着脱自在に
取り付けられている。前カバー12はその大部分が吸込
口13となっている。吸込口13としては網状または多
数の小孔を形成したり、あるいはルーバ片間に開口孔を
形成したりしてある。
【0018】この前カバー12の裏側には、図2に示す
ように、流路切替手段33を構成する可動スリット板3
5と固定スリット板34とが設けられている。ここで
は、上側の流路31(図1)を解放するときは可動スリ
ット板35を図2の矢印Aの方向に長さL分だけ移動さ
せると、上スリット孔Eと上スリット孔Fとが重なり、
下スリット孔Bと下スリット孔Cとがずれた状態とな
り、中心部Dよりも上半部では前カバー12からの空気
を吸い込むことができるが、中心部Dより下半部では下
側の流路32が塞がれるようになる。また、可動スリッ
ト板35を矢印Bの方向に長さL分だけ移動させると、
下スリット孔Bと下スリット孔Cとが重なり、上スリッ
ト孔Eと上スリット孔Fとがずれた状態となり、中心部
Dよりも下半部では前カバー12からの空気を吸い込む
ことができるが、中心部Dより上半部では流路31が塞
がれるようになる。なお、可動スリット板35はモータ
ー等で上下に移動させることができるものとする。
ように、流路切替手段33を構成する可動スリット板3
5と固定スリット板34とが設けられている。ここで
は、上側の流路31(図1)を解放するときは可動スリ
ット板35を図2の矢印Aの方向に長さL分だけ移動さ
せると、上スリット孔Eと上スリット孔Fとが重なり、
下スリット孔Bと下スリット孔Cとがずれた状態とな
り、中心部Dよりも上半部では前カバー12からの空気
を吸い込むことができるが、中心部Dより下半部では下
側の流路32が塞がれるようになる。また、可動スリッ
ト板35を矢印Bの方向に長さL分だけ移動させると、
下スリット孔Bと下スリット孔Cとが重なり、上スリッ
ト孔Eと上スリット孔Fとがずれた状態となり、中心部
Dよりも下半部では前カバー12からの空気を吸い込む
ことができるが、中心部Dより上半部では流路31が塞
がれるようになる。なお、可動スリット板35はモータ
ー等で上下に移動させることができるものとする。
【0019】本体ケース11の前面開口部は、図1に示
すように、後方に向けて凹んでいて該凹み部分の奥がフ
ィルタ取り付け部となっていて、このフィルタ取り付け
部にフィルタ6が着脱自在に取り付けられる。このフィ
ルタ6の着脱作業は前カバー12を取り外すことで行う
ことができる。フィルタ6は、例えば図3に示すように
除塵をするための集塵フィルタ10、脱臭をするための
脱臭フィルタ7とで主体が構成されている。なお、これ
ら集塵フィルタ10と脱臭フィルタ7とを組み合わせて
一つのフィルタとしても良い。図3中の13は粗い挨を
除去するためのプレフィルタ18である。
すように、後方に向けて凹んでいて該凹み部分の奥がフ
ィルタ取り付け部となっていて、このフィルタ取り付け
部にフィルタ6が着脱自在に取り付けられる。このフィ
ルタ6の着脱作業は前カバー12を取り外すことで行う
ことができる。フィルタ6は、例えば図3に示すように
除塵をするための集塵フィルタ10、脱臭をするための
脱臭フィルタ7とで主体が構成されている。なお、これ
ら集塵フィルタ10と脱臭フィルタ7とを組み合わせて
一つのフィルタとしても良い。図3中の13は粗い挨を
除去するためのプレフィルタ18である。
【0020】脱臭フィルタ7には、例えば粒状の活性炭
が充填されていて活性炭の細孔には酸化触媒が添着して
ある。酸化触媒としては、二酸化マンガン、酸化ニッケ
ル、酸化銅、酸化チタン、酸化亜鉛、銀のいずれか、も
しくはこれらの複合物を用いることができるが、対象と
するガス(臭気物質)の分解能力の高いものを選択する
のが好ましい。
が充填されていて活性炭の細孔には酸化触媒が添着して
ある。酸化触媒としては、二酸化マンガン、酸化ニッケ
ル、酸化銅、酸化チタン、酸化亜鉛、銀のいずれか、も
しくはこれらの複合物を用いることができるが、対象と
するガス(臭気物質)の分解能力の高いものを選択する
のが好ましい。
【0021】ここで、脱臭フィルタ7内の空気が通過す
る領域は、図1に示すように、フィルタ6中央に設けら
れた仕切り板39によって上下2つの流路31,32に
分割されており、前記の可動スリット板35と固定スリ
ット板34とによって流路31,32の切り替えが行わ
れる。つまり、上側の流路31が外気が流入する主流路
となったときには、下側の流路32は塞がれて外気が流
入しない副流路となり、逆に下側の流路32が外気が流
入する主流路となったときには、上側の流路31は塞が
れて外気が流入しない副流路となるように切り替えられ
るようになっている。なお、副流路となったときには必
ずしも完全に遮断される必要はなく、主流路の送風量よ
りも少ない送風量で空気を通過させるようにしてもよい
ものである。
る領域は、図1に示すように、フィルタ6中央に設けら
れた仕切り板39によって上下2つの流路31,32に
分割されており、前記の可動スリット板35と固定スリ
ット板34とによって流路31,32の切り替えが行わ
れる。つまり、上側の流路31が外気が流入する主流路
となったときには、下側の流路32は塞がれて外気が流
入しない副流路となり、逆に下側の流路32が外気が流
入する主流路となったときには、上側の流路31は塞が
れて外気が流入しない副流路となるように切り替えられ
るようになっている。なお、副流路となったときには必
ずしも完全に遮断される必要はなく、主流路の送風量よ
りも少ない送風量で空気を通過させるようにしてもよい
ものである。
【0022】また、上記脱臭フィルタ7には、例えば放
電、又は加熱、光などの触媒励起手段(図示せず)が設
けられている。この触媒励起手段としてはこれらに限定
されず、前記二酸化マンガン、酸化ニッケル等の酸化触
媒を励起できるものであればよい。
電、又は加熱、光などの触媒励起手段(図示せず)が設
けられている。この触媒励起手段としてはこれらに限定
されず、前記二酸化マンガン、酸化ニッケル等の酸化触
媒を励起できるものであればよい。
【0023】本体ケース11の上記フィルタ取り付け部
の背部にはファン収納部15が設けて有り、ファン収納
部15には送風手段であるファン17及びモーター60
が配置してある。またフィルタ取り付け部の奥壁にはフ
ァン17と連通する孔22が開口してある。本体ケース
11の後部の上面部には吐出口23が設けてあり、ファ
ン17を運転すると、図1の白抜きの矢印ロのように、
前カバー12の吸込口13からフィルタ6に向けて水平
に空気が吸い込まれ、フィルタ6で浄化され、孔22、
ファン17を経て吐出口23から上方に排出されるよう
になっている。
の背部にはファン収納部15が設けて有り、ファン収納
部15には送風手段であるファン17及びモーター60
が配置してある。またフィルタ取り付け部の奥壁にはフ
ァン17と連通する孔22が開口してある。本体ケース
11の後部の上面部には吐出口23が設けてあり、ファ
ン17を運転すると、図1の白抜きの矢印ロのように、
前カバー12の吸込口13からフィルタ6に向けて水平
に空気が吸い込まれ、フィルタ6で浄化され、孔22、
ファン17を経て吐出口23から上方に排出されるよう
になっている。
【0024】このように、本体ケース11の前面開口部
には前カバー12が取り付けられ、また前面開口部の後
方に凹んだ部分の奥部にフィルタ6が取り付けられるこ
とで、前カバー12とフィルタ6の間に空気通路30が
形成され、この空気通路30に第一放電極ブロック2が
設けられ、イオン風の風路となる。第一放電極ブロック
2は、図3、図4に示すように、空気中の粉塵を帯電さ
せてイオン風を誘起する粉塵荷電手段およびイオン風誘
起手段を構成しており、本体ケース11の前後方向に開
口する矩形状の電極枠19とこの電極枠19内の本体ケ
ース11前面側に配置された放電線aと電極枠19内の
本体ケース11背面側に配置された導電性鋼板からなる
対極板bとで構成されている。放電線aには例えば+
6.5kVの電圧が印加される。対極板bは回路の接地
側に接続されている。なお放電線aは、その端部がコイ
ルばねにより張力が加えられた状態で電極枠19に取り
付けられている。また放電線aの片側端部または両端部
にゴム製や合成樹脂製の弾性及び絶縁性を有するチュー
ブを被せ、振動を吸収する構造となっている。放電線a
は例えば線形の細いタングステン線あるいはピアノ線で
形成されている。放電線aの代わりに放電用電極として
金網を用いてもよい。放電線aの右方に配置される対極
板bは、両端で電極枠19に固定されている。なお対極
板bは金網で構成されてあってもよい。
には前カバー12が取り付けられ、また前面開口部の後
方に凹んだ部分の奥部にフィルタ6が取り付けられるこ
とで、前カバー12とフィルタ6の間に空気通路30が
形成され、この空気通路30に第一放電極ブロック2が
設けられ、イオン風の風路となる。第一放電極ブロック
2は、図3、図4に示すように、空気中の粉塵を帯電さ
せてイオン風を誘起する粉塵荷電手段およびイオン風誘
起手段を構成しており、本体ケース11の前後方向に開
口する矩形状の電極枠19とこの電極枠19内の本体ケ
ース11前面側に配置された放電線aと電極枠19内の
本体ケース11背面側に配置された導電性鋼板からなる
対極板bとで構成されている。放電線aには例えば+
6.5kVの電圧が印加される。対極板bは回路の接地
側に接続されている。なお放電線aは、その端部がコイ
ルばねにより張力が加えられた状態で電極枠19に取り
付けられている。また放電線aの片側端部または両端部
にゴム製や合成樹脂製の弾性及び絶縁性を有するチュー
ブを被せ、振動を吸収する構造となっている。放電線a
は例えば線形の細いタングステン線あるいはピアノ線で
形成されている。放電線aの代わりに放電用電極として
金網を用いてもよい。放電線aの右方に配置される対極
板bは、両端で電極枠19に固定されている。なお対極
板bは金網で構成されてあってもよい。
【0025】また、上記第一放電極ブロック2にも、前
記フィルタ6と同様、上下二つに仕切るように仕切り板
38(図1)が設けてある。ただし、フィルタ6の仕切
り板39と放電極ブロック2の仕切り板38はスリット
板34,35の中心部D点(図2)と略同一平面上にあ
り、仕切り板38,39同士及び仕切り板38とスリッ
ト板35間にはそれぞれ隙間はないものとする。
記フィルタ6と同様、上下二つに仕切るように仕切り板
38(図1)が設けてある。ただし、フィルタ6の仕切
り板39と放電極ブロック2の仕切り板38はスリット
板34,35の中心部D点(図2)と略同一平面上にあ
り、仕切り板38,39同士及び仕切り板38とスリッ
ト板35間にはそれぞれ隙間はないものとする。
【0026】また、空気清浄器の運転は臭いセンサ(図
示せず)によって制御される。本体ケース11の外面部
に例えば臭いセンサが取り付けてあり、空気の汚れ度合
いをすばやく検出できるようにしてある。運転モードと
して空気の臭いを自動的に検出する「自動モード」を選
択した場合には、イオン風を誘起させて送風させる運転
となり、このイオン風の流れにより臭いセンサ(図示せ
ず)装置の検出用流路を通して空気がイオン風の流路に
引き込まれるので、臭いセンサにより空気の臭いの状態
が素早く検出される。このイオン風の流れにより検出用
流路を通過する空気の汚れ状態を臭いセンサによって検
出した検出結果は制御部に出力され汚れ度合いが一定値
以上の場合にはその汚れ度合いに応じてファン17を
「弱」または「標準」又は「急速」で運転し素早く浄化
するようになっている。そして、臭いセンサによる空気
の汚れ状態の検出結果が一定値以下に下がると、ファン
17による運転を停止し、放電のみを行い主副両流路と
も活性炭の再生を行う。
示せず)によって制御される。本体ケース11の外面部
に例えば臭いセンサが取り付けてあり、空気の汚れ度合
いをすばやく検出できるようにしてある。運転モードと
して空気の臭いを自動的に検出する「自動モード」を選
択した場合には、イオン風を誘起させて送風させる運転
となり、このイオン風の流れにより臭いセンサ(図示せ
ず)装置の検出用流路を通して空気がイオン風の流路に
引き込まれるので、臭いセンサにより空気の臭いの状態
が素早く検出される。このイオン風の流れにより検出用
流路を通過する空気の汚れ状態を臭いセンサによって検
出した検出結果は制御部に出力され汚れ度合いが一定値
以上の場合にはその汚れ度合いに応じてファン17を
「弱」または「標準」又は「急速」で運転し素早く浄化
するようになっている。そして、臭いセンサによる空気
の汚れ状態の検出結果が一定値以下に下がると、ファン
17による運転を停止し、放電のみを行い主副両流路と
も活性炭の再生を行う。
【0027】上記構成によれば、酸化触媒が添着された
吸着剤と、酸化触媒を励起する触媒励起手段とを具備す
る脱臭フィルタ7内の空気が通過する領域を上下2つの
流路31,32に分割し、可動スリット板35と固定ス
リット板34により両流路31,32を空気が通過する
主流路と空気が通過しない副流路とに交互に切り替える
ようにしたので、例えば上側の流路31が主流路、下側
の流路32が副流路のときは、上側の流路31内のみに
外気が通過して活性炭により脱臭され、下側の流路32
には外気が通過しない。その後、主流路となっている上
側の流路31内の活性炭寿命がきた際には、上側の流路
31の空気を遮断して副流路に切り替え、一方、下側の
流路32を空気が通過する主流路に切り替える。
吸着剤と、酸化触媒を励起する触媒励起手段とを具備す
る脱臭フィルタ7内の空気が通過する領域を上下2つの
流路31,32に分割し、可動スリット板35と固定ス
リット板34により両流路31,32を空気が通過する
主流路と空気が通過しない副流路とに交互に切り替える
ようにしたので、例えば上側の流路31が主流路、下側
の流路32が副流路のときは、上側の流路31内のみに
外気が通過して活性炭により脱臭され、下側の流路32
には外気が通過しない。その後、主流路となっている上
側の流路31内の活性炭寿命がきた際には、上側の流路
31の空気を遮断して副流路に切り替え、一方、下側の
流路32を空気が通過する主流路に切り替える。
【0028】ここで、主流路において、活性炭等による
物理吸着や活性炭表面に添着した薬剤による化学分解等
で活性炭寿命がきた際、その寿命がきた活性炭のあるフ
ィルタの主流路を遮断して外部臭気を吸い込まないよう
にし、一方、副流路を開放して除塵と脱臭とを行う。こ
のとき、主流路内では放電等によって酸化触媒を励起さ
せて飽和した活性炭に吸着した臭気分子を効率的に分解
する。その後、副流路内の活性炭の吸着能力がなくなっ
たときに主流路に切り替えられ、以後これを順次繰り返
して行われるものである。このように主流路では通常通
り稼働して外気を脱臭する空気清浄器としての機能を受
け持つようになり、一方、副流路では外気を吸い込まな
いように遮断され、触媒励起手段により触媒を励起させ
て飽和した活性炭に吸着した臭気分子を分解する。つま
り主流路で空気清浄器としての脱臭機能を受け持ってい
る間、副流路では活性炭の回復が効率よく行われる。
物理吸着や活性炭表面に添着した薬剤による化学分解等
で活性炭寿命がきた際、その寿命がきた活性炭のあるフ
ィルタの主流路を遮断して外部臭気を吸い込まないよう
にし、一方、副流路を開放して除塵と脱臭とを行う。こ
のとき、主流路内では放電等によって酸化触媒を励起さ
せて飽和した活性炭に吸着した臭気分子を効率的に分解
する。その後、副流路内の活性炭の吸着能力がなくなっ
たときに主流路に切り替えられ、以後これを順次繰り返
して行われるものである。このように主流路では通常通
り稼働して外気を脱臭する空気清浄器としての機能を受
け持つようになり、一方、副流路では外気を吸い込まな
いように遮断され、触媒励起手段により触媒を励起させ
て飽和した活性炭に吸着した臭気分子を分解する。つま
り主流路で空気清浄器としての脱臭機能を受け持ってい
る間、副流路では活性炭の回復が効率よく行われる。
【0029】また、一定時間後に、副流路だったところ
で空気清浄器として脱臭を行い、主流路だったところを
触媒励起手段により触媒励起させ吸着した臭気分子を分
解させるというように、副流路と主流路を切り替えを繰
り返して使用することによって、つまり、従来のように
脱臭フィルタ7全体で吸着と分解を同時に行うのではな
く、主流路で吸着、副流路で分解を個別に行わせること
で、脱臭フィルタ7の寿命を延ばすことができると共
に、従来のように吸着剤の量を増やす必要もなくなるの
で、装置の小型化及びフィルタコストの低減を図ること
ができる。また、空気通路30を開閉する固定スリット
板34と可動スリット板35とを設けたことによって、
可動スリット板35を上下に駆動させるという簡単な構
造で、主流路と副流路を切り替えを行うことができる。
さらに主流路と副流路との間に仕切り板39を設けたの
で、流路31,32の切り替えを確実に行うことができ
る。
で空気清浄器として脱臭を行い、主流路だったところを
触媒励起手段により触媒励起させ吸着した臭気分子を分
解させるというように、副流路と主流路を切り替えを繰
り返して使用することによって、つまり、従来のように
脱臭フィルタ7全体で吸着と分解を同時に行うのではな
く、主流路で吸着、副流路で分解を個別に行わせること
で、脱臭フィルタ7の寿命を延ばすことができると共
に、従来のように吸着剤の量を増やす必要もなくなるの
で、装置の小型化及びフィルタコストの低減を図ること
ができる。また、空気通路30を開閉する固定スリット
板34と可動スリット板35とを設けたことによって、
可動スリット板35を上下に駆動させるという簡単な構
造で、主流路と副流路を切り替えを行うことができる。
さらに主流路と副流路との間に仕切り板39を設けたの
で、流路31,32の切り替えを確実に行うことができ
る。
【0030】図5〜図7は他の実施形態を示している。
この実施形態では、脱臭フィルタ7を一方の流路31が
主流路となり且つ他方の流路32が副流路となる位置
(図5)と、一方の流路31が副流路となり且つ他方の
流路32が主流路となる位置(図6)との間で移動させ
るようにしたものである。例えば本体ケース11内の所
定位置にファン17が固定されており、脱臭フィルタ7
はフィルタ枠4の中を左右に移動自在となっている。脱
臭フィルタ7を移動させる手段として、フィルタ移動用
モーター40(図6)と直結したピニオンギヤ5が用い
られ、フィルタ枠4のギヤ部分5aにかみあうピニオン
ギヤ5を正逆回転させることによって脱臭フィルタ7を
図5の矢印イで示す方向又は図6の矢印ロで示す方向に
スライド可能となっている。そして前カバー12からの
吸い込み穴Aの位置にきた流路31又は32が主流路と
なり、吸い込み穴Aに対応しない流路32又は31が副
流路となる。他の構成は図1〜図4の空気清浄器と同様
である。
この実施形態では、脱臭フィルタ7を一方の流路31が
主流路となり且つ他方の流路32が副流路となる位置
(図5)と、一方の流路31が副流路となり且つ他方の
流路32が主流路となる位置(図6)との間で移動させ
るようにしたものである。例えば本体ケース11内の所
定位置にファン17が固定されており、脱臭フィルタ7
はフィルタ枠4の中を左右に移動自在となっている。脱
臭フィルタ7を移動させる手段として、フィルタ移動用
モーター40(図6)と直結したピニオンギヤ5が用い
られ、フィルタ枠4のギヤ部分5aにかみあうピニオン
ギヤ5を正逆回転させることによって脱臭フィルタ7を
図5の矢印イで示す方向又は図6の矢印ロで示す方向に
スライド可能となっている。そして前カバー12からの
吸い込み穴Aの位置にきた流路31又は32が主流路と
なり、吸い込み穴Aに対応しない流路32又は31が副
流路となる。他の構成は図1〜図4の空気清浄器と同様
である。
【0031】図8、図9は脱臭フィルタ7を回転させる
場合を示している。この例では、本体ケース11内に円
形状の脱臭フィルタ7が回転自在に装着されており、フ
ィルタ移動用モーター40と直結したフィルタ移動用ギ
ヤ3により脱臭フィルタ7を回転させることができ、こ
の回転によって主流路と副流路の切り替えを行うもので
ある。ここでは前カバー12からの吸い込み穴は図8の
左側の領域Mに設けられ、右側の領域Nには設けられて
おらず、脱臭フィルタ7が半回転して、前カバー12か
らの吸い込み穴のある左側の領域Mにきた流路31又は
32が主流路となり、吸い込み穴のない右側の領域Nに
きた流路32又は31が副流路となる。他の構成は図1
〜図4の空気清浄器と同様である。
場合を示している。この例では、本体ケース11内に円
形状の脱臭フィルタ7が回転自在に装着されており、フ
ィルタ移動用モーター40と直結したフィルタ移動用ギ
ヤ3により脱臭フィルタ7を回転させることができ、こ
の回転によって主流路と副流路の切り替えを行うもので
ある。ここでは前カバー12からの吸い込み穴は図8の
左側の領域Mに設けられ、右側の領域Nには設けられて
おらず、脱臭フィルタ7が半回転して、前カバー12か
らの吸い込み穴のある左側の領域Mにきた流路31又は
32が主流路となり、吸い込み穴のない右側の領域Nに
きた流路32又は31が副流路となる。他の構成は図1
〜図4の空気清浄器と同様である。
【0032】図10、図11は、更に他の実施形態を示
している。この例では、フィルタ6を動かさずに、主流
路と副流路とにファン36をそれぞれ設け、ファン36
の稼動、停止によって流路31,32を切り替えるよう
にしたものである。このように主流路と副流路とにそれ
ぞれ独立してファン36をそれぞれ設けることによっ
て、主流路と副流路を空気通路30の開閉を行わずに切
り替えることが可能になる。従って、図2に示すスリッ
ト板や、図6〜図10に示すモーター40等が不要とな
り、流路31,32の切り替えシステムの簡略化を図る
ことができる。
している。この例では、フィルタ6を動かさずに、主流
路と副流路とにファン36をそれぞれ設け、ファン36
の稼動、停止によって流路31,32を切り替えるよう
にしたものである。このように主流路と副流路とにそれ
ぞれ独立してファン36をそれぞれ設けることによっ
て、主流路と副流路を空気通路30の開閉を行わずに切
り替えることが可能になる。従って、図2に示すスリッ
ト板や、図6〜図10に示すモーター40等が不要とな
り、流路31,32の切り替えシステムの簡略化を図る
ことができる。
【0033】図12は、触媒励起手段40としてセラミ
ックヒータ40Aを設け、図13はUVランプ40Bを
設けた場合をそれぞれ示しており、これらセラミックヒ
ータ40A、UVランプ40Bを用いて酸化触媒を励起
させることができる。このとき、セラミックヒータ40
Aの熱量を主流路よりも副流路の方が大きくなるように
設定したり、或いはUVランプ40Bの光量を主流路よ
りも副流路の方が大きくなるように設定するのが好まし
い。その理由は、副流路の励起エネルギーとなる熱量、
光量を、主流路のものに比べて増加させることにより酸
化触媒による臭気分解効果が向上して、活性炭再生を効
率的に行えるからである。なお、触媒励起手段40の励
起エネルギーとして、熱、光に限定されるものではな
く、例えば放電であってもよい。
ックヒータ40Aを設け、図13はUVランプ40Bを
設けた場合をそれぞれ示しており、これらセラミックヒ
ータ40A、UVランプ40Bを用いて酸化触媒を励起
させることができる。このとき、セラミックヒータ40
Aの熱量を主流路よりも副流路の方が大きくなるように
設定したり、或いはUVランプ40Bの光量を主流路よ
りも副流路の方が大きくなるように設定するのが好まし
い。その理由は、副流路の励起エネルギーとなる熱量、
光量を、主流路のものに比べて増加させることにより酸
化触媒による臭気分解効果が向上して、活性炭再生を効
率的に行えるからである。なお、触媒励起手段40の励
起エネルギーとして、熱、光に限定されるものではな
く、例えば放電であってもよい。
【0034】図14は、フィルタ下流側の臭気濃度によ
り主流路と副流路とを切り替える場合を示している。本
例では、フィルタ6の下流に流路31,32ごとに臭い
センサー50をそれぞれ設け、この臭いセンサー50の
検出値が一定値以上になったとき流路31,32の切り
替えを行うものである。これにより、主流路側の活性炭
吸着測度の劣化を検知することができ、切り替えのタイ
ミングが向上する。本例の切り替え判断のためのフロー
チャートを図15に示してある。
り主流路と副流路とを切り替える場合を示している。本
例では、フィルタ6の下流に流路31,32ごとに臭い
センサー50をそれぞれ設け、この臭いセンサー50の
検出値が一定値以上になったとき流路31,32の切り
替えを行うものである。これにより、主流路側の活性炭
吸着測度の劣化を検知することができ、切り替えのタイ
ミングが向上する。本例の切り替え判断のためのフロー
チャートを図15に示してある。
【0035】また、図14の変形例としてフィルタ上流
側に臭いセンサーを設けて、上流側の臭気濃度により主
流路と副流路とを切り替えるようにしてもよい。この場
合、流入濃度と時間の積がある一定値になったとき切り
替えを行うと活性炭吸着量をいつも一定にして切り替え
を行うことが可能となる。
側に臭いセンサーを設けて、上流側の臭気濃度により主
流路と副流路とを切り替えるようにしてもよい。この場
合、流入濃度と時間の積がある一定値になったとき切り
替えを行うと活性炭吸着量をいつも一定にして切り替え
を行うことが可能となる。
【0036】更に他の実施形態として空気清浄器の稼動
時間により主流路と副流路とを切り替えるようにしても
よい。この場合、経過時間を専用回路で制御することに
より主流路と副流路を自動的に切り替えることができ
る。
時間により主流路と副流路とを切り替えるようにしても
よい。この場合、経過時間を専用回路で制御することに
より主流路と副流路を自動的に切り替えることができ
る。
【0037】図16は更に他の実施形態を示している。
本例では流路切替手段33が、総処理風量の増加に応じ
て各流路31,32を開放する機能を有している。固定
スリット板34と上下2枚の可動スリット板35a,3
5bとを備えている。各可動スリット板35a,35b
はそれぞれ所定長さLで各々、上下方向A,Bに移動自
在とされている。両流路31,32全体を解放するとき
は図16の位置に可動スリット板35a,35bをセッ
トする。また、主流路を解放し、副流路を閉じて活性炭
回復に用いるときは可動スリット板35a又は35bを
長さL分だけ上下に移動させることによって各流路3
1,32を切り替えて開放することができるものであ
る。図中のB、C、E、Fはスリット孔、ハは風の方向
である。従って、例えば最大風量が必要なときには全て
の流路31,32を解放することで、最大限の脱臭能力
を発揮することができる。また他の実施形態として、外
気の臭気濃度が一定レベル以上のときに主流路と副流路
とを同時に開いて両方を稼動させることができる。例え
ば臭いセンサーで外気臭気濃度が高いときに主流路と副
流路を全て解放することにより短時間で脱臭することが
可能になる。
本例では流路切替手段33が、総処理風量の増加に応じ
て各流路31,32を開放する機能を有している。固定
スリット板34と上下2枚の可動スリット板35a,3
5bとを備えている。各可動スリット板35a,35b
はそれぞれ所定長さLで各々、上下方向A,Bに移動自
在とされている。両流路31,32全体を解放するとき
は図16の位置に可動スリット板35a,35bをセッ
トする。また、主流路を解放し、副流路を閉じて活性炭
回復に用いるときは可動スリット板35a又は35bを
長さL分だけ上下に移動させることによって各流路3
1,32を切り替えて開放することができるものであ
る。図中のB、C、E、Fはスリット孔、ハは風の方向
である。従って、例えば最大風量が必要なときには全て
の流路31,32を解放することで、最大限の脱臭能力
を発揮することができる。また他の実施形態として、外
気の臭気濃度が一定レベル以上のときに主流路と副流路
とを同時に開いて両方を稼動させることができる。例え
ば臭いセンサーで外気臭気濃度が高いときに主流路と副
流路を全て解放することにより短時間で脱臭することが
可能になる。
【0038】
【発明の効果】上記のように本発明のうち請求項1記載
の発明は、空気通路の吸込口側に集塵フィルタを配置
し、集塵フィルタよりも下流側に脱臭フィルタを配置
し、送風手段により吸込口から空気を吸い込んで各フィ
ルタを通過させて空気通路の吐出口側から清浄化された
空気を吐出させるようにした空気清浄器において、脱臭
フィルタ内の空気が通過する領域を2つの流路に分割
し、各流路ごとに酸化触媒が添着された吸着剤と、酸化
触媒を励起する触媒励起手段とを設けると共に、両流路
を空気が通過する主流路と空気が通過しないか或いは風
量が主流路よりも少ない副流路とに交互に切り替える流
路切替手段を設けて成るので、主流路で空気清浄器とし
ての脱臭機能を受け持っている間、副流路では吸着剤の
回復が効率よく行われるようになり、逆に副流路で空気
清浄器としての脱臭機能を受け持っている間、主流路で
は吸着剤の回復が効率よく行われるようになる。従っ
て、脱臭フィルタの寿命を延ばすことができると共に、
従来のように吸着剤の量を増やす必要もなくなるので、
装置の小型化及びフィルタコストの低減を図ることがで
きる。
の発明は、空気通路の吸込口側に集塵フィルタを配置
し、集塵フィルタよりも下流側に脱臭フィルタを配置
し、送風手段により吸込口から空気を吸い込んで各フィ
ルタを通過させて空気通路の吐出口側から清浄化された
空気を吐出させるようにした空気清浄器において、脱臭
フィルタ内の空気が通過する領域を2つの流路に分割
し、各流路ごとに酸化触媒が添着された吸着剤と、酸化
触媒を励起する触媒励起手段とを設けると共に、両流路
を空気が通過する主流路と空気が通過しないか或いは風
量が主流路よりも少ない副流路とに交互に切り替える流
路切替手段を設けて成るので、主流路で空気清浄器とし
ての脱臭機能を受け持っている間、副流路では吸着剤の
回復が効率よく行われるようになり、逆に副流路で空気
清浄器としての脱臭機能を受け持っている間、主流路で
は吸着剤の回復が効率よく行われるようになる。従っ
て、脱臭フィルタの寿命を延ばすことができると共に、
従来のように吸着剤の量を増やす必要もなくなるので、
装置の小型化及びフィルタコストの低減を図ることがで
きる。
【0039】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、主流路と副流路の切り替えを空気通路
の開閉により行うので、流路切り替えのたびに風の向き
を変えたりする必要がなく、流路切り替えを簡単に行う
ことができる。
の効果に加えて、主流路と副流路の切り替えを空気通路
の開閉により行うので、流路切り替えのたびに風の向き
を変えたりする必要がなく、流路切り替えを簡単に行う
ことができる。
【0040】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、空気通路を開閉させる手段が、固定ス
リット板とこれに対して移動可能な可動スリット板とか
らなるので、可動スリット板を動かすだけで流路切り替
えを簡単に行うことができる。
の効果に加えて、空気通路を開閉させる手段が、固定ス
リット板とこれに対して移動可能な可動スリット板とか
らなるので、可動スリット板を動かすだけで流路切り替
えを簡単に行うことができる。
【0041】また請求項4記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、脱臭フィルタを、一方の流路が主流路
となり且つ他方の流路が副流路となる位置と、一方の流
路が副流路となり且つ他方の流路が主流路となる位置と
の間で移動させるので、主流路と副流路とを、空気通路
の開閉を行わずに切り替えることが可能になる。
の効果に加えて、脱臭フィルタを、一方の流路が主流路
となり且つ他方の流路が副流路となる位置と、一方の流
路が副流路となり且つ他方の流路が主流路となる位置と
の間で移動させるので、主流路と副流路とを、空気通路
の開閉を行わずに切り替えることが可能になる。
【0042】また請求項5記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、主流路と副流路とにファンをそれぞれ
設け、ファンの稼動、停止によって流路を切り替えるの
で、主流路と副流路とにそれぞれ独立してファンを持た
せることにより、主流路と副流路とを、空気通路の開閉
を行わずに切り替えることが可能になる。
の効果に加えて、主流路と副流路とにファンをそれぞれ
設け、ファンの稼動、停止によって流路を切り替えるの
で、主流路と副流路とにそれぞれ独立してファンを持た
せることにより、主流路と副流路とを、空気通路の開閉
を行わずに切り替えることが可能になる。
【0043】また請求項6記載の発明は、請求項1〜請
求項5のいずれかに記載の効果に加えて、主流路と副流
路との間に仕切り板を設けたので、主流路での吸着と副
流路での再生を確実に分離して行うことができる。
求項5のいずれかに記載の効果に加えて、主流路と副流
路との間に仕切り板を設けたので、主流路での吸着と副
流路での再生を確実に分離して行うことができる。
【0044】また請求項7記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、触媒励起手段は、放電、加熱、光のう
ちの少なくとも1つからなるので、酸化触媒による臭気
分解効果が容易に回復して、吸着剤再生を効率的に行う
ことができる。
の効果に加えて、触媒励起手段は、放電、加熱、光のう
ちの少なくとも1つからなるので、酸化触媒による臭気
分解効果が容易に回復して、吸着剤再生を効率的に行う
ことができる。
【0045】また請求項8記載の発明は、請求項7記載
の効果に加えて、放電電流、熱量、光量をそれぞれ主流
路よりも副流路の方が大きくなるように設定したので、
副流路の励起エネルギー(放電電流、熱量、光量)を主
流路のものに比べて増加させることにより、酸化触媒に
よる臭気分解効果が向上し、吸着剤再生を効率的に行う
ことができる。
の効果に加えて、放電電流、熱量、光量をそれぞれ主流
路よりも副流路の方が大きくなるように設定したので、
副流路の励起エネルギー(放電電流、熱量、光量)を主
流路のものに比べて増加させることにより、酸化触媒に
よる臭気分解効果が向上し、吸着剤再生を効率的に行う
ことができる。
【0046】また請求項9記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、稼動時間により主流路と副流路とを切
り替えるので、稼動時間を専用回路で制御することによ
り主流路と副流路を自動的に切り替えることができる。
の効果に加えて、稼動時間により主流路と副流路とを切
り替えるので、稼動時間を専用回路で制御することによ
り主流路と副流路を自動的に切り替えることができる。
【0047】また請求項10記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、フィルタ上流側の臭気濃度により主
流路と副流路とを切り替えるので、流入濃度と時間の積
がある一定値になったとき切り替えを行うと吸着剤の吸
着量をいつも一定にして切り替えを行うことが可能とな
る。
載の効果に加えて、フィルタ上流側の臭気濃度により主
流路と副流路とを切り替えるので、流入濃度と時間の積
がある一定値になったとき切り替えを行うと吸着剤の吸
着量をいつも一定にして切り替えを行うことが可能とな
る。
【0048】また請求項11記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、フィルタ下流側の臭気濃度により主
流路と副流路とを切り替えるので、主流路側の吸着剤の
吸着測度の劣化を臭いセンサー等で検知することがで
き、切り替えのタイミングが向上する。
載の効果に加えて、フィルタ下流側の臭気濃度により主
流路と副流路とを切り替えるので、主流路側の吸着剤の
吸着測度の劣化を臭いセンサー等で検知することがで
き、切り替えのタイミングが向上する。
【0049】また請求項12記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、流路切替手段が、総処理風量の増加
に応じて各流路を開放する機能を有するので、例えば最
大風量が必要なときには全ての流路を解放することで、
最大限の脱臭能力を発揮することができる。
載の効果に加えて、流路切替手段が、総処理風量の増加
に応じて各流路を開放する機能を有するので、例えば最
大風量が必要なときには全ての流路を解放することで、
最大限の脱臭能力を発揮することができる。
【0050】また請求項13記載の発明は、請求項12
記載の効果に加えて、外気の臭気濃度が一定レベル以上
のときに主流路と副流路とを同時に開いて両方を稼動さ
せるので、外気臭気濃度が高いときに主流路と副流路を
全て解放することにより、短時間で脱臭することが可能
になる。
記載の効果に加えて、外気の臭気濃度が一定レベル以上
のときに主流路と副流路とを同時に開いて両方を稼動さ
せるので、外気臭気濃度が高いときに主流路と副流路を
全て解放することにより、短時間で脱臭することが可能
になる。
【図1】本発明の実施形態の一例を示す断面図である。
【図2】同上の固定スリット板と可動スリット板の断面
図である。
図である。
【図3】同上の空気清浄器の分解斜視図である。
【図4】同上の風の流れを説明する側面図である。
【図5】他の実施形態の説明図である。
【図6】図5のフィルタの移動状態の説明図である。
【図7】図5の側面断面図である。
【図8】更に他の実施形態の説明図である。
【図9】図8の側面断面図である。
【図10】更に他の実施形態の斜視図である。
【図11】更に他の実施形態の側面断面図である。
【図12】更に他の実施形態の側面断面図である。
【図13】更に他の実施形態の側面断面図である。
【図14】更に他の実施形態の側面断面図である。
【図15】同上のフローチャートである。
【図16】更に他の実施形態の側面断面図である。
1 空気清浄器 7 脱臭フィルタ 10 集塵フィルタ 13 吸込口 23 吐出口 30 空気通路 31,32 流路 33 流路切替手段 34 固定スリット板 35 可動スリット板 36 ファン 39 仕切り板 40 触媒励起手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D048 AA22 AB01 BA07Y BA13Y BA16Y BA28Y BA34Y BA35Y BA38Y BA41Y BA42Y CA02 CB06 CB10 CC21 CC24 CC25 CC32 CC40 CC53 CD05 DA01 DA02 DA05 DA08 DA13 EA01 EA03 EA04 4D054 AA13 BB02 BB12 BC02 BC22 CA10 CA12 EA11 EA14 EA22 EA27
Claims (13)
- 【請求項1】 空気通路の吸込口側に集塵フィルタを配
置し、集塵フィルタよりも下流側に脱臭フィルタを配置
し、送風手段により吸込口から空気を吸い込んで各フィ
ルタを通過させて空気通路の吐出口側から清浄化された
空気を吐出させるようにした空気清浄器において、脱臭
フィルタ内の空気が通過する領域を2つの流路に分割
し、各流路ごとに酸化触媒が添着された吸着剤と、酸化
触媒を励起する触媒励起手段とを設けると共に、両流路
を空気が通過する主流路と空気が通過しないか或いは風
量が主流路よりも少ない副流路とに交互に切り替える流
路切替手段を設けて成ることを特徴とする空気清浄器。 - 【請求項2】 主流路と副流路の切り替えを空気通路の
開閉により行うことを特徴とする請求項1記載の空気清
浄器。 - 【請求項3】 空気通路を開閉させる手段が、固定スリ
ット板と、固定スリット板に対して移動可能な可動スリ
ット板とからなることを特徴とする請求項2記載の空気
清浄器。 - 【請求項4】 脱臭フィルタを、一方の流路が主流路と
なり且つ他方の流路が副流路となる位置と、一方の流路
が副流路となり且つ他方の流路が主流路となる位置との
間で移動させることを特徴とする請求項1記載の空気清
浄器。 - 【請求項5】 主流路と副流路とにファンをそれぞれ設
け、ファンの稼動、停止によって流路を切り替えること
を特徴とする請求項1記載の空気清浄器。 - 【請求項6】 主流路と副流路との間に仕切り板を設け
たことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記
載の空気清浄器。 - 【請求項7】 触媒励起手段は、放電、加熱、光のうち
の少なくとも1つからなることを特徴とする請求項1記
載の空気清浄器。 - 【請求項8】 放電電流、熱量、光量をそれぞれ主流路
よりも副流路の方が大きくなるように設定したことを特
徴とする請求項7記載の空気清浄器。 - 【請求項9】 稼動時間により主流路と副流路とを切り
替えることを特徴とする請求項1記載の空気清浄器。 - 【請求項10】 フィルタ上流側の臭気濃度により主流
路と副流路とを切り替えることを特徴とする請求項1記
載の空気清浄器。 - 【請求項11】 フィルタ下流側の臭気濃度により主流
路と副流路とを切り替えることを特徴とする請項1記載
の空気清浄器。 - 【請求項12】 流路切替手段が、総処理風量の増加に
応じて各流路を開放する機能を有することを特徴とする
請求項1記載の空気清浄器。 - 【請求項13】 外気の臭気濃度が一定レベル以上のと
きに主流路と副流路とを同時に開いて両方を稼動させる
ことを特徴とする請求項12記載の空気清浄器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8470099A JP2000279844A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 空気清浄器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8470099A JP2000279844A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 空気清浄器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000279844A true JP2000279844A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=13837953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8470099A Withdrawn JP2000279844A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 空気清浄器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2000279844A (ja) |
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-
1999
- 1999-03-26 JP JP8470099A patent/JP2000279844A/ja not_active Withdrawn
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