JP2008167900A - 空気清浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高価なVOCセンサを用いることなく安価なセンサを用いてVOCを分解するようにした空気清浄装置を提供する。
【解決手段】自走式の空気清浄装置1に、VOCを分解するストリーマ放電部23を備えたフィルタユニット5と、このフィルタユニット5のストリーマ放電部23やファンモータを駆動する制御装置20と、周囲の空気の湿度を検知する湿度センサ15とを設ける。湿度が高いところにVOCが滞留し易いという性向を利用して、高価なVOCセンサの代わりに安価な湿度センサ15を利用する。湿度センサ15により湿度が所定以上高い場合には、空気清浄装置1を停止させてフィルタユニット5を駆動し、ストリーマ放電部23にてVOCを分解する。
【選択図】図1
【解決手段】自走式の空気清浄装置1に、VOCを分解するストリーマ放電部23を備えたフィルタユニット5と、このフィルタユニット5のストリーマ放電部23やファンモータを駆動する制御装置20と、周囲の空気の湿度を検知する湿度センサ15とを設ける。湿度が高いところにVOCが滞留し易いという性向を利用して、高価なVOCセンサの代わりに安価な湿度センサ15を利用する。湿度センサ15により湿度が所定以上高い場合には、空気清浄装置1を停止させてフィルタユニット5を駆動し、ストリーマ放電部23にてVOCを分解する。
【選択図】図1
Description
本発明は、揮発性有機化合物などの有毒ガスを清浄化する空気清浄装置に関するものである。
ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(以下、VOCという。)や他の有毒ガスを除去したり、清浄化したりするものの従来例としては、例えば、特許文献1、2が挙げることができる。特許文献1では、室内の給気または排気を行なう換気用送風機を設けた換気機能と、放電を加えることで有毒ガスの分解効率の調整ができる空気清浄機能とを空気調和機の空気流路に設けたものである。これにより、有害物質が多量に発生する環境では、換気機能の換気風量を最大風量に設定し、かつ有害物質を吸着・分解するフィルタに放電を加えることで有害物質の除去効率を向上させるようにしている。
また、上記特許文献2の空気清浄装置では、ファンによって室内空気を浄化風路に供給する吸込口と、室内に空気を放出する吹出口と、浄化風路内に設定された吸着手段と、その近傍に設定された帯状電気発熱体よりなる加熱手段を備えている。これにより、VOCなどの汚染ガスを吸着手段で高効率に除去するようにしている。
しかしながら、上記特許文献1においては、コロナ放電により触媒フィルタに吸着したVOCを分解する構成としているので、VOCの分解効率が悪いという問題がある。また、上記特許文献2では、VOCを吸着手段に吸着させていき、吸着手段の吸着性能が低下した場合に、加熱手段を作動させて、吸着手段に吸着した汚染ガスを脱着させ、分解手段で脱着した汚染ガスを酸化分解する構成としている。そのため、汚染ガスの吸着、分解という2つの工程からなり、連続してVOC等の汚染ガスを吸着させることができないという問題がある。
ところで、VOCを検知して該VOCを除去、分解する場合に、VOCを検知するVOCセンサを用いるのが一般的である。ところが、このVOCセンサは高価なものであるため、VOCセンサに代えて安価な相対式臭いセンサを用いることが考えられる。この相対式臭いセンサは、運転のし始めの空気を「基準」としている。従って、もし仮に最初の空気がタバコ等の一過性で明らかに煙たく汚染されたものであれば、ユーザーに事前に注意喚起をすることで、この汚染空気を基準とするのではなく、これを改め、「基準」空気=キレイな空気とすることが可能である。
しかしながら、ホルムアルデヒド等のVOCなどのように、目には見えず、一過性とも言い難いガスが対象になると、ユーザーは気付かず、汚染空気を「基準」の空気としてしまう可能性が高い。そしてこの場合には、「基準」となった汚染空気中に含まれているこれらのガスは採り切れない可能性が高くなる。しかし上記した通り、この「基準」の空気に左右されないような、本格的なVOCセンサは高価である。
この発明は上記した従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、高価なVOCセンサを用いることなく、安価なセンサを用いてVOCを確実に分解することが可能な空気清浄装置を提供することにある。
そこで、本発明の請求項1に記載の空気清浄装置では、揮発性有機化合物などの有害ガスを除去する機能を有する空気清浄手段5と、湿度を検知する湿度センサ15と、湿度センサ15からの出力に応じて前記空気清浄手段5を運転制御する運転制御手段20とを備えていることを特徴としている。
請求項2に記載の空気清浄装置では、前記空気清浄手段5は空気を流通させるファン28を有し、前記湿度センサ15からの出力に応じて前記ファン28の風量を制御することを特徴としている。
請求項3に記載の空気清浄装置では、前記空気清浄手段5の揮発性有機化合物などの有害ガスを除去する機能としてストリーマ放電部23を備え、前記湿度センサ15からの出力に応じて前記ストリーマ放電部23の放電量を制御することを特徴としている。
請求項4に記載の空気清浄装置では、空気の除湿を行なう除湿機能部12を有していることを特徴としている。
請求項5に記載の空気清浄装置では、床面上を走行する駆動輪7を駆動する走行用モータ16と、この走行用モータ16を駆動制御する走行用モータ駆動部11とをそれぞれ設けることにより自走式のロボットタイプとしていることを特徴としている。
請求項6に記載の空気清浄装置では、前記湿度センサ15からの出力が所定以上の場合には、前記走行用モータ16を停止させていることを特徴としている。
請求項7に記載の空気清浄装置では、前記走行用モータ16を停止させた後、所定時間が経過したときに走行モータ16を再び駆動することを特徴としており、また、請求項8に記載の空気清浄装置では、前記走行用モータ16を停止させた後、前記湿度センサ15からの出力が所定以下となったときに走行モータ16を再び駆動することを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の空気清浄装置によれば、湿度が高い箇所にはホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)が滞留している傾向があり、そのため、湿度センサ15からの出力により湿度が高いと判断した場合には、運転制御手段20により空気清浄手段5を運転制御し、空気清浄手段5によりVOCなどの有害ガスを除去することができる。このように、高価なVOCセンサを用いなくても、安価な湿度センサ15にてVOCセンサの代用をすることができるので、安価な空気清浄装置を提供することができる。
請求項2に記載の空気清浄装置によれば、前記空気清浄手段5は空気を流通させるファン28を有し、前記湿度センサ15からの出力に応じて前記ファン28による風量を制御しているので、早期にVOCを分解することができ、VOCの除去効率を向上させることができる。
請求項3に記載の空気清浄装置によれば、前記空気清浄手段5の揮発性有機化合物などの有害ガスを除去する機能としてストリーマ放電部23を備えているので、吸い込んだVOCを高い分解力で分解することができ、また、前記湿度センサ15からの出力に応じて前記ストリーマ放電部23の放電量を制御しているので、早期にVOCを分解することができ、VOCの除去効率を向上させることができる。
請求項4に記載の空気清浄装置によれば、空気の除湿を行なう除湿機能部12を有しているので、VOCの分解作用と共に、除湿ができ、そのため、周囲の空気の湿度を低くでき、VOCが滞留するのを防止することができる。
請求項5に記載の空気清浄装置によれば、床面上を走行する駆動輪7を駆動する走行用モータ16と、この走行用モータ16を駆動制御する走行用モータ駆動部11とをそれぞれ設けることにより自走式のロボットタイプとしているので、室内の全域にわたってVOCを吸い込み、分解をすることができる。
請求項6に記載の空気清浄装置によれば、前記湿度センサ15からの出力が所定以上の場合には、前記走行用モータ16を停止させているので、VOCが滞留している箇所での該VOCを重点的、且つ早期に分解することができる。また、請求項7や請求項8のように、走行モータ16を再び駆動するようにすれば、自動的にVOCなどの有害ガスを分解できる。
次に、この発明の空気清浄装置の具体的な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。先ず、この実施形態では、高価なVOCセンサは使用せずに安価な湿度センサを用いてホルムアルデヒドなどのVOC(揮発性有機化合物)を検知するようにしているものである。これは、湿度が高いところにVOCが滞留し易いという傾向があることに基づくものであり、湿度センサにより検出した湿度が高い場所で空気を清浄することで、VOCを除去することができる。
図1は自走式ロボットタイプの空気清浄装置1の概略構成図を示し、この空気清浄装置1の外殻を構成している車体2の上面前部側に複数の吸込口3が設けられている。また、車体2の上面後部側に複数の吹出口4が設けられており、吸込口3と吹出口4との間に位置する箇所には吸込口3から吸い込んだ空気を清浄化して吹出口4より放出する空気清浄手段としてのフィルタユニット5が配設されている。なお、図1における右方は空気清浄装置1の走行方向である。また、吹出口4は車体2の上面の中央部分に設けるようにしても良い。
空気清浄装置1は、二次電池、乾電池等の電池からなる電源部6を電源としていて、この電源部6から各部材に電源を供給している。車体2の後部には走行用モータにて駆動される駆動輪7が設けられ、前部には前タイヤ8が設けられている。また、走行用モータ16(図3参照)を駆動制御する走行用モータ駆動部11が設けられていて、該走行用モータ駆動部11によりモータが正転、逆転駆動されることで、駆動輪7が正転、逆転して空気清浄装置1が前進走行、後進走行される。なお、駆動輪7を操舵するためのモータやその機構は要旨ではないので、省略している。
また、空気清浄装置1には、空気清浄機能の他に除湿機能部12を備えている。この除湿機能部12は、除湿により捕集した水を貯溜するタンク12aを備えた周知構成のものであり、その詳細な説明は省略する。空気清浄装置1は、リモコン13で走行操作や空気清浄操作が可能なように該リモコン13からの指示信号を受信する受信部14を備えている。更には、空気清浄装置1の車体2の前部側には湿度センサ15が配設されている。制御装置20は空気清浄装置1全体の制御を行なうものであり、マイクロコンピュータにて構成されている。
図2はフィルタユニット5の分解斜視図を示しており、このフィルタユニット5は、空気清浄装置1内に吸い込まれた比較的大きな塵埃を除去するためのプレフィルタ22と、ホルムアルデヒド等のVOCを分解するストリーマ放電部23と、脱臭剤24と、集塵フィルタ25と、脱臭触媒フィルタ26と、ファンモータ27と、このファンモータ27に駆動されて回転するファン28等で構成されている。なお、このファン28が回転することで、空気が吸い込まれる。
上記ストリーマ放電部23は、対向電極と、この対向電極と対向して配置されているストリーマ放電電極とで構成されており、対向電極とストリーマ放電電極との間に、直流、交流またはパルスの放電電圧が印加されると、両電極間にストリーマ放電が生じる。このストリーマ放電が生じると、放電場に低温プラズマが生成し、この低温プラズマにより、高速電子、イオン、オゾン、ヒドロキシラジカルなどのラジカル種や、その他の励起分子(励起酸素分子、励起窒素分子、励起水分子)などが生成される。ストリーマ放電は、空気中の酸素や窒素に強力な分解力を与え、分解力を得た酸素や窒素は「活性種」と呼ばれ、有害物質とぶつかると、VOCなどの有害ガス成分を分解していく。
なお、光触媒フィルタ25は、複数回分の長さを巻き込んだロール状となっており、使用中の面が汚れた場合に引き出して汚れた部分をカットする構成となっている。そして、ストリーマ放電部23で帯電させられた塵埃などを吸着する。また、プラズマ触媒フィルタ26は、光触媒フィルタ25で吸着されなかった空気中のウィルスや菌などを吸着するものである。
図3は本発明のブロック図を示し、制御装置20は、湿度センサ15からのデータが入力される湿度データ入力部31と、リモコン13からの信号を受信した受信部14からの信号(データ)を処理する受信信号処理部32と、湿度が所定以上の場合を検知した場合にVOCが滞留していると判断して空気清浄装置1の走行を停止させる比較判断部33と、ストリーマ放電部23に電圧を印加する放電駆動部34と、ファンモータ27を高低速に制御を行なうファンモータ駆動部35と、湿度データや走行位置等のデータを一時的に保存したり、制御用プログラムを格納しているRAMやROMからなる記憶部36と全体の制御を行なう制御部37等で構成されている。
次に、空気清浄装置1の制御動作について説明する。先ず、空気清浄装置1は、予め定められたコースに沿って走行したり、あるいは任意に走行したり、また、室内を横方向に自走して突き当たると反転して少し位置をずらしながら上記とは反対方向に自走するようになっている。空気清浄装置1に電源が投入されると、制御部37は走行用モータ駆動部11を制御し、走行用モータ駆動部11は走行用モータ16を駆動することで、空気清浄装置1は走行し始める。また、同時に制御部37は放電駆動部34及びファンモータ駆動部35を駆動制御することで、放電駆動部34によりストリーマ放電部23に電圧が印加され、またファンモータ駆動部35によりファンモータ27が駆動されて、ファン28が回転する。ファン28が回転すると空気清浄装置1の車体2の吸込口3から空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気がフィルタユニット5にて空気清浄された後は、吹出口4から吹き出される。これによりフィルタユニット5を備えた空気清浄装置1が走行しながら室内の空気が清浄化される。
また、湿度センサ15からは湿度データが常時、湿度データ入力部31に入力されていて、走行しながらその場所の湿度を監視している。そして、湿度データ入力部31に入力される湿度データと、記憶部36に予め格納している湿度データとを比較判断部33が常時比較している。ここでは、湿度センサ15で検知した湿度がVOC蒸散の危険性が高まる湿度以上(70%以上)であれば、比較判断部33は、制御部37に信号を送り、制御部37は走行用モータ駆動部11を非駆動として空気清浄装置1を停止させる。また、湿度センサ15からの湿度データが70%未満の場合には、制御部37は続けて走行するように走行用モータ駆動部11を制御する。
湿度センサ15からの湿度データが70%以上の場合には、その付近にはVOCが滞留しているものとして、所定の時間停止してVOCを含んだ空気を吸い込み、ストリーマ放電部23にてVOCを分解する。このストリーマ放電部23にてVOCは分解されるので、空気は綺麗に清浄化され、この清浄化された空気が吹出口4から放出される。なお、ストリーマ放電部23によるストリーマ放電は、電気集塵のイオン化部等に用いられる最も一般的なプラズマ放電であるグロー放電と比べると、分解領域は広く、分解力(酸化力)は、約1000倍あると言われている。また、同時にフィルタユニット5自体で塵埃等のVOC以外のホコリも吸着し、吹出口4からは綺麗な空気が放出される。なお、空気清浄装置1により空気を吸込み、吹き出しているので、空気清浄装置1の周囲の空気に対流が生じるので、VOCを飛散させる効果も有している。
このように、湿度が高い箇所にはホルムアルデヒドなどのVOCが滞留している傾向がある。それは、湿度が高くなると、合板などに含まれているホルムアルデヒドの室内への放散量が増加するためである。特に、室内の中央部分では快適な湿度であっても、部屋の隅、家具間の隙間、押入れ、戸棚の奥などでは、空気が流動し難く、湿気が溜まり易い部分であり、そのためこのような部分では、ホルムアルデヒドの滞留が顕著となるのである。従って、上記理由から、ホルムアルデヒドを検出する測定器を使用しなくても、安価な湿度センサ15を用いることで、室内でのVOCの滞留場所を推定できるのである。そして、湿度センサ15からの出力により湿度が高いと判断した場合には制御装置20によりフィルタユニット5を運転制御する。フィルタユニット5にはストリーマ放電部23を備えているので、吸い込んだVOCを高い分解力で分解することができる。このように、高価なVOCセンサを用いなくても、安価な湿度センサ15にてVOCセンサの代用をすることができる。これにより安価な空気清浄装置を提供することができる。
また、床面上を走行する駆動輪7を駆動する走行用モータ16と、この走行用モータ16を駆動制御する走行用モータ駆動部11とを備え、自走式のロボットタイプとしているので、室内の全域にわたってVOCを吸い込み、分解をすることができる。
また、湿度が高い場合では、制御部37が放電駆動部34を制御してストリーマ放電量を多くしたり、ファンモータ駆動部35を制御したりして風量を上げるようにしても良い。かかる場合には、早期にVOCを分解することができ、VOCの除去効率を向上させることができる。
空気清浄装置1が停止している時間は、タイマー制御され、例えば、10分間だけ停止するように制御部37が制御を行なう。かかる場合には、VOCが滞留している箇所での該VOCを重点的、且つ早期に分解することができる。また、タイマー制御によるタイムアップまでに、湿度センサ15からの湿度データが、所定の湿度以下になった場合には、強制的にタイマー制御をオフにして、空気清浄装置1を走行させるようにしても良い。
また、上記のフィルタユニット5による塵埃等の除去やホルムアルデヒドなどのVOCの収集、分解を行なうと同時に制御部37が除湿機能部12を駆動して吸い込んだ空気を除湿するようにしても良い。かかる場合には、VOCの分解作用と共に、除湿ができ、そのため、周囲の空気の湿度を低くでき、VOCが滞留するのを防止することができる。更には、所定の時間毎にファンモータ27の回転方向を逆方向にすることで、吹出口4から空気を吸い込み、吸込口3から空気清浄した空気を放出するようにしても良い。
また、リモコン13の操作により任意の箇所へ走行させるようにしたり、リモコン13に「呼出ボタン」を設けておき、リモコン13を操作している人がいる箇所まで来るようにしても良い。
また、本実施形態では、空気清浄装置1を自走式のロボットとして説明したが、自走機能を有しない据え置き型の空気清浄装置1としても良いのはもちろんである。この固定式の空気清浄装置1とした場合には、空気清浄装置1の吸込口3あるいは吹出口4にホースを接続して、狭いところに対流しているVOCを吸引したり、吹き飛ばすこともできる。
なお、上記の説明では、VOCなどの有害ガスを除去する機能として、ストリーマ放電部23を用いていたが、吸着式のフィルタを用いても良く、また、該フィルタとストリーマ放電部23とを併用するようにしても良い。
1 空気清浄装置
5 フィルタユニット(空気清浄手段)
7 駆動輪
11 走行用モータ駆動部
12 除湿機能部
15 湿度センサ
16 走行用モータ
20 制御装置(運転制御手段)
28 ファン
5 フィルタユニット(空気清浄手段)
7 駆動輪
11 走行用モータ駆動部
12 除湿機能部
15 湿度センサ
16 走行用モータ
20 制御装置(運転制御手段)
28 ファン
Claims (8)
- 揮発性有機化合物などの有害ガスを除去する機能を有する空気清浄手段(5)と、湿度を検知する湿度センサ(15)と、湿度センサ(15)からの出力に応じて前記空気清浄手段(5)を運転制御する運転制御手段(20)とを備えていることを特徴とする空気清浄装置。
- 前記空気清浄手段(5)は空気を流通させるファン(28)を有し、前記湿度センサ(15)からの出力に応じて前記ファン(28)の風量を制御することを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
- 前記空気清浄手段(5)の揮発性有機化合物などの有害ガスを除去する機能としてストリーマ放電部(23)を備え、前記湿度センサ(15)からの出力に応じて前記ストリーマ放電部(23)の放電量を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気清浄装置。
- 空気の除湿を行なう除湿機能部(12)を有していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の空気清浄装置。
- 床面上を走行する駆動輪(7)を駆動する走行用モータ(16)と、この走行用モータ(16)を駆動制御する走行用モータ駆動部(11)とをそれぞれ設けることにより自走式のロボットタイプとして構成していることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の空気清浄装置。
- 前記湿度センサ(15)からの出力が所定以上の場合には、空気清浄機能は動作させたままで、前記走行用モータ(16)を停止させることを特徴とする請求項5に記載の空気清浄装置。
- 前記走行用モータ(16)を停止させた後、所定時間が経過したときに走行モータ(16)を再び駆動することを特徴とする請求項6に記載の空気清浄装置。
- 前記走行用モータ(16)を停止させた後、前記湿度センサ(15)からの出力が所定以下となったときに走行モータ(16)を再び駆動することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の空気清浄装置。
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