JPH0330347Y2 - - Google Patents

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JPH0330347Y2
JPH0330347Y2 JP1985065223U JP6522385U JPH0330347Y2 JP H0330347 Y2 JPH0330347 Y2 JP H0330347Y2 JP 1985065223 U JP1985065223 U JP 1985065223U JP 6522385 U JP6522385 U JP 6522385U JP H0330347 Y2 JPH0330347 Y2 JP H0330347Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は複写機の給紙部に接続される多段式の
給紙装置に関する。
従来の技術 複写機を用いて連続的に多数枚の複写を行う場
合に、収容量の小さい給紙カセツトを用いると、
複写紙を頻繁に補給しなければならず、極めて面
倒である。
その改善策として例えば特開昭58−42540号お
よび特開昭59−227635号公報には、多数枚の複写
紙を一度に収容し、かつその複写紙を複写機の給
紙部に一枚ずつ自動的に供給させるフイーダ装置
が明示されている。
考案が解決しようとする問題点 しかし前記フイーダ装置は複写機のみに接続可
能なものであり、同じ構造のフイーダ装置を2台
あるいはそれ以上の数で直列に連結して給紙でき
ないため、大容量形といえども、複写枚数がさら
に増えると、それなりに複写紙の補給を必要と
し、かつ異なるサイズの複写紙を供給する場合に
は、複写機に接続されているフイーダ装置の複写
紙を所望の複写紙と入れ換えたり、あるいは所望
の複写紙を収容した別のフイーダ装置を、複写機
に接続されているフイーダ装置と取り換えたりし
なければならず、手間のかかる作業を必要とする
欠点があつた。
本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、複
写紙の補給回数を減少し、かつ異なるサイズの複
写紙の使用に際しては、これを複写機の給紙部に
速かに供給できる多段式の給紙装置を提供するこ
とを目的としている。
問題点を解決するための手段 前記目的を達成するため、本考案装置は、複写
機本体301の給紙部302に対して挿脱自在で
かつ複写紙収納部200に収納された多数枚の複
写紙10に順次1枚ずつ複写紙搬送路405を通
つて給紙部302へ給送するようにした多段連結
型給紙装置であつて、前記装置は上記複写紙収納
部200から給紙部302へ複写紙10を供給す
るための複写紙供給手段400と、複写紙供給指
令信号に基づいて複写紙供給手段400を駆動制
御するための駆動制御手段500と、上記複写紙
収納部200の上方に設けられた他の多段連結型
給紙装置の複写紙供給手段400を連結するため
の連結手段600とを具備しており、上記連結手
段600に他の多段連結型給紙装置を連結した
際、該他の多段連結型給紙装置より複写機本体3
01の給紙部302へ至る間に前記複写紙搬送路
405の上方に形成した複写紙搬送路407が形
成され、この複写紙搬送路407を通つて前記他
の多段連結型給紙装置より複写機本体301の給
紙部302へ複写紙10が給送されるように構成
されており、 且つ前記複写紙収納部200は昇降可能な複写
紙載置台201を備えており、 且つ前記複写紙供給手段400は複写紙収納部
200の最上部の複写紙10を送り出す第1給紙
ローラ401と、これより前方において第1給紙
ローラ401から複写紙10を第1従動ローラ4
03との間で受け取る第2給紙ローラ402と、
装置本体700の前面に設けられ、給紙部302
に挿入される一方、第2給紙ローラ402と第1
従動ローラ403間から排出された複写紙10が
進入する挿入ヘツド408を具備しており、この
挿入ヘツド408の内部には、後端部のヒンジに
より上下に回動自在な複写紙ガイド板418と、
複写紙ガイド板418を上向きに付勢するばねと
が配置され、挿入ヘツド408の上面に突出して
複写機の給紙ローラに前記ばねとは別のばねによ
り圧接する第2従動ローラ422が複写紙ガイド
板418の前端近傍に支持されており、 且つ前記連結手段600は挿入ヘツド408が
挿入される凹部601、この凹部601に設けら
れ、他の多段連結型給紙装置の複写紙ガイド板4
18に支持された第2従動ローラ422を下方か
ら圧接する第3給紙ローラ404とを具備してお
り、この第3給紙ローラ404と第2従動ローラ
422とで、第2従動ローラ422を支持した複
写紙ガイド板418上に搬送されてきた複写紙1
0を挿入ヘツド408の前面から前段の多段連結
型給紙装置の第2給紙ローラ40とこれに圧接し
た第1従動ローラ403との間に導き、かつ第2
従動ローラ422が第3給紙ローラ404に圧接
するまでの間に、前記第2従動ローラ422の端
部を凹部601の側壁部に設けられたガイド孔6
04で下方へ導いて複写紙ガイド板418の前端
部を下降させるようにしたことを特徴としてい
る。
作 用 複写機本体の給紙部に複数台の給紙装置を直列
に連結した場合、後段の給紙装置内にある複写紙
は、前段の給紙装置に形成された複写紙搬送路お
よび複写給紙手段を介して複写紙本体の給紙部に
搬送される。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の一実施例にかかる複写機の給
紙装置を示す一部切欠側面図である。
この給紙装置は大きく分けると、昇降手段10
0を有する複写紙収納部200、複写紙収納部2
00に収納された多数枚の複写紙10を複写機本
体301の給紙部302に一枚ずつ供給する複写
紙供給手段400、複写紙供給指令信号に基づい
て複写紙供給手段400を駆動制御するための駆
動制御手段(第3図)500、前記複写紙収納部
200の上方に設けられた他の給紙装置の複写紙
供給手段を連結するための連結手段600により
構成されている。以下これら各部の詳細を述べ
る。
複写紙収納部200は装置本体700内に水平
に挿入された複写紙載置台201を備え、この複
写紙載置台201のブラケツト202に支持され
た昇降用の可動ローラ203は装置本体700の
側部に設けられた縦方向のガイド孔701に嵌合
されている。装置本体700の下部には床面上を
移動するための車輪702が複数個設けられてい
る。
昇降手段100は装置本体700内の底部に設
けられた可逆モータ101、これらの回転速度を
落すウオーム歯車機構102、上下一対の固定ス
プロケツト103,104、可動ローラ203と
同軸に設けられた2つの可動スプロケツト10
5,106および巻掛伝動体してのチエーン10
7から構成されている。
しかして下部側の固定スプロケツト104はウ
オーム歯車機構102の出力軸に設けられてい
る。またチエーン107は、固定端108より一
方の可動スプロケツト105を経由して固定スプ
ロケツト103に巻回され、さらに、固定スプロ
ケツト103より固定スプロケツト104、他方
の可動スプロケツト106に巻きかけられて、固
定端109に至つている。
従つて図示の場合には、可逆モータ101にて
固定スプロケツト104が反時計方向に回転する
と、可動スプロケツト105,106、つまり複
写紙載置台201は上昇し、かつ可逆モータ10
1の逆転駆動により上記とは逆に複写紙載置台2
01は下降する。
複写紙供給手段400は複写紙載置台201の
前端側上方に配置された第1給紙ローラ401、
これよりもやや上部の前に配置された第2給紙ロ
ーラ402、この第2給紙ローラ402の下部に
圧接して配置された第1従動ローラ403および
複写紙収納部200の上方に形成された、連結用
の凹部601内に配置された第3給紙ローラ40
4を備えている。
しかして、第1給紙ローラ401と、第2給紙
ローラ402および第1従動ロール403の間に
は第1複写紙搬送路405が配置され、また第2
給紙ローラ402および第1従動ローラ403の
前方には第2複写紙搬送路406が配設され、さ
らにその先端は装置本体700の上部前面703
に開口している。第3給紙ローラ404の前部か
ら延びた第3複写紙搬送路407の複写紙搬送方
向下流側は第1複写紙搬送路405の先端近傍に
接続されている。
複写紙供給手段400はさらにボツクス形の挿
入ヘツド408を備え、この挿入ヘツド408は
装置本体700の前面側上部にアーム409を介
して支持されている。詳しくはアーム409は装
置本体700に設けられた支軸410から前方へ
突出し、かつ挿入ヘツド408の下部突片411
はアーム409に支持された支軸412に支持さ
れている。挿入ヘツド408は支軸410,41
2での回動にて、複写機本体301の給紙部30
2に形成されたセツト孔303の傾斜角度(図示
では水平状態にある)に応じて、このセツト孔3
03に対する挿脱時に上下に変位し、かつ傾動す
ることができる。
なお413は装置本体700に設けられたスト
ツパ軸、414は下部突片411に設けられたス
トツパ軸であり、両ストツパ軸413,414は
アーム409に形成されたそれぞれの長孔41
5,416に嵌合して、この長孔415,416
内で挿入ヘツド408の前記上下変位および傾動
の許容範囲を規制している。
挿入ヘツド408の前後は開口している。挿入
ヘツド408の内部に配置された複写紙ガイド板
418は、その後端部のヒンジ419によりヘツ
ド底部に上下回動自在に連結されると共に、圧縮
ばね420により上向きに付勢されている。複写
紙ガイド板418の先端部は挿入ヘツド408の
内部上方に設けられたストツパ421に係合して
いる。複写紙ガイド板418の先端近傍には第2
従動ローラ422が上下にやや移動自在に支持さ
れている。第2従動ローラ422の上部に挿入ヘ
ツド408の上面部に形成された孔423から上
方に突出している。第2従動ローラ422の両端
部(第2図に片側部だけ図示した)424は、複
写紙ガイド板418の両側壁部(これも片側だけ
図示した)425に設けられた縦方向の逃がし孔
426および挿入ヘツド408の両側壁部(図示
せず)に形成された縦方向の逃がし孔(図示せ
ず)を貫通して挿入ヘツド408の側壁部外方へ
突出している。第2従動ローラ422両端部42
4にはそれぞれスリーブ427が遊嵌され、この
スリーブ427は複写紙ガイド板418の側壁部
425に設けられた引張ばね428に支持されて
いる。
第1図のように、第1給紙ローラ401の近傍
にはセンサ800が配設されている。このセンサ
800の紙面表裏方向に対向配置された発光素子
と受光素子との間の光路は、支軸801に設けら
れた遮光板802の上端部により開閉自在とされ
ている。これに関連して複写紙載置台201は遮
光部802の下端部が落ち込む孔204が形成さ
れている。
第1給紙ローラ401の直下側方には、複写紙
載置台201上の複写紙10のサイズを検出する
センサ803が紙面表裏方向に複数個配設されて
いる。第2複写紙搬送路406の近傍には当該搬
送路を通る複写紙を検知するセンサ804が配設
されている。また装置本体700の前部と後部に
は、コネクタ805,806が取り付けられてい
る。
駆動制御手段500は第3図のように第1、第
2および第3給紙ローラ401,402,404
のそれぞれに同軸に設けられた従動プーリ50
1,502,503および1つの駆動プーリ50
4をエンドレスのタイミングベルト505により
連動連結してなるもので、駆動プーリ504がモ
ータ506にて回転駆動したとき、第1、第2よ
び第3給紙ローラ401,402,404が同時
に時計方向に回転すべく構成される一方、第1給
紙ローラ401に対する回転伝達に関しては、こ
れと同軸に設けられた給紙クラツチ507を通じ
て行うことにより、任意に遮断可能とされてい
る。なお従動プーリ501,502,503、駆
動プーリ504およびタイミングベルト505か
らなる巻掛伝動装置に代えて、チエーン式のもの
を用いることができる。
第2図のように、連結手段600における凹部
601の左右両側壁(これも片側だけ図示した)
602には、凹部601の後端開口部603の左
右両端から前方下部に延びるガイド孔604が形
成されている。このガイド孔604の終端部60
8はテーパ状に孔が広がつている。また凹部60
1の奥端部605には、第4図のように、複写紙
ガイド板418の前端部に形成した係合部606
を係合させて下方へやや変位させる突片607が
設けられている。
なお第1図において15は複写機300を支持
するデスクである。
次に前記のように構成された給紙装置の動作を
述べる。
第5図は第1図で説明した給紙装置Aの挿入ヘ
ツド408を複写機本体301のセツト孔303
に挿入した状態を示す。この状態では、挿入ヘツ
ド408の上面に突出していた第2従動ローラ4
22の上部が引張ばね(第2図)428の力によ
り複写機本体301の給紙部302にある複写機
給紙ローラ304の下部に押し付けられている。
また複写紙ガイド板418の先端部は圧縮ばね4
20の力により挿入ヘツド408内のストツパ4
21に係合している。即ち第2従動ローラ422
は圧縮ばね420の力を受けないので、複写機給
紙ローラ304に過度に押し付けられることがな
い。
また給紙装置Aを図示のように複写機300に
連結するとき、これに伴つて給紙装置Aのコネク
タ805が複写機300のコネクタ305に接続
され、複写機300と給紙装置A間が電気的に連
結される。
さらに第5図では、前記給紙装置(以下、前段
給紙装置と称する)Aに、これと同一構造の他の
給紙装置(以下、後段給紙装置と称する)Bが連
結されている。この場合の接続過程を次に述べ
る。
まず後段給紙装置Bの挿入ヘツド408を前段
給紙装置Aの凹部601に挿入するが、この挿入
に際し、後段給紙装置Bにおける第2従動ローラ
422の両端部(第2図)424を前段給紙装置
Aのガイド孔604に嵌合させる。その結果とし
て、後段給紙装置Bの第2従動ローラ422は、
ガイド孔604に導かれて前方へ移動しつつ下降
し、最終的に前段給紙装置Aの第3給紙ローラ4
04の下部に至る。
上記過程では、後段給紙装置Bの第2従動ロー
ラ422は複写紙ガイド板418を押し上げて圧
縮ばね420を収縮させる。しかし挿入ヘツド4
08の凹部601への挿入終了直前に、第4図の
ように複写紙ガイド板418の先端部にある係合
部606が突片607に係合して下方へ変位する
ことにより、圧縮ばね420は第2従動ローラ4
22を上側へ付勢することがない。これに対して
第2従動ローラ422の上部は引張ばね(第2
図)428だけで第3給紙ローラ404の下部に
押し付けられる。従つて第2従動ローラ422は
第3給紙ローラ404に過度に押し付けられるこ
とがない。
またこの過程では後段給紙装置Bはコネクタ8
05がコネクタ806に連結されることにより前
段給紙装置Aに電気的に接続される。
次に第5図のように連結された前段給紙装置A
および後段給紙装置Bを選択的に使用する場合の
動作を、第6図のブロツク図、第7図の伝動系模
式図、および第8図のフローチヤートを用いて説
明する。
まず第7図のように前段、後段の複写紙載置台
201a,201b上に載置した複写紙10a,
10bの最上部のものが第1給紙ローラ401
a,401bに接するまで、その複写紙載置台2
01a,201bをモータ101a,101bの
駆動により上昇させた状態を初期状態とする。
なお、第7図では前段給紙装置Aと後段給紙装
置Bの同一物は、第1図の番号にアルフアベツト
のa,bを付加して区別した。
まず第7図において前段給紙装置A内の複写紙
10aを複写機300に供給する場合の動作を述
べる。
複写機300の操作ネル(第6図)306に
ある前段給紙装置作動用ボタン307およびピ
リントキー308を順次押してONとする(第
8図のS1,S2)。
その結果、前段給紙装置Aにおいてモータ5
06aが駆動し、給紙クラツチ507aが伝動
状態に作動するS3,S4。即ち第1給紙ロー
ラ401a、第2給紙ローラ402aおよび第
3給紙ローラ404aがそれぞれ回転するS
5。このとき第1給紙ローラ401aにより最
上部の複写紙10aが第1複写紙搬送路405
aを通つて第2給紙ローラ402aと第1従動
ローラ403a間に送り込まれる。
上記のように搬送された複写紙の先端がセン
サ804aで検知されることにより、給紙クラ
ツチ507aが非伝動状態に作動し、第1給紙
ローラ401aが停止するS6,S7。
複写機給紙ローラ304と同軸に設けた複写
機給紙クラツチ309が伝動状態に作動して、
複写機給紙ローラ304が回転するS8,S
9。
その結果、第2給紙ローラ402aから第2
複写紙搬送路406aそして複写紙ガイド板4
18a上を通つてきた複写紙が複写機給紙ロー
ラ304と第2従動ローラ422a間に進入
し、これより複写機300内に配置されたレジ
ストローラ310に向かつて搬送される。
センサ804aにより複写紙後端が検出さ
れ、モータ506aが停止する。S10,S1
1。
レジストローラ310に複写紙先端が当たる
と、感光体ドラム(図示せず)とのタイミング
をとるために、その複写紙を一時的に停止させ
る必要がある。しかしてこの場合の複写紙はレ
ジストローラ310に当たることにより湾曲状
にたわみ、そのたわみが増大することによりセ
ンサ(マイクロスイツチ)311がONとなり
S12、複写紙給紙クラツチ309が非伝動状
態に作動するS13。
複写機300の露光動作が始まりS14、そ
れと同期してレジストローラ310が回転し、
図示しない転写装置に向かつて複写紙が供給さ
れ、所定の複写が行われるS14。
以下、に戻ることにより、前段給紙装置A
内の最上部の複写紙10aを上記同様に複写機
に供給することができる。
しかして第1給紙ローラ401aからの給紙毎
に図示しないカウンタ回路が作用して、一定数の
カウンタ毎にモータ101aが駆動し、複写紙載
置台201a上の複写紙減少枚数に相当する量だ
け複写紙載置台201aが上昇する。また複写紙
載置台201a上から複写紙10aが無くなつた
場合には、第5図において遮光板802の下端部
が孔204に落ち込んでセンサ800の光路が開
かれ、操作パネル(第6図)306の複写紙補給
表示313が点灯する。このような動作は後段給
紙装置Bにおいても同様に行われる。
次に前段給紙装置Aの複写紙供給手段400a
を通して、後段給紙装置B内の複写紙10bを複
写機300に供給する場合の動作を説明する。
() 後段給紙装置作動用ボタン(第6図)3
12そしてプリントキー308を順次押して
ONとするS15,S16。
() この場合、モータ506a,506bが
駆動し、給紙クラツチ507bが伝動状態に作
動するS17,S18。即ち後段給紙装置Bの
第1、第2および第3給紙ローラ401b,4
02b,404bが回転すると共に、前段給紙
装置Aの第2給紙ローラ402aおよび第3給
紙ローラ404aが回転するS19。
() その結果、後段給紙装置Bにおいて、ま
ず第1給紙ローラ401bにより最上部の複写
紙10bが第1複写紙搬送路405bを通つて
第2給紙ローラ402bと第1従動ローラ40
3b間に送り込まれると共に、複写紙ガイド板
418b上に搬送される。複写紙ガイド板41
8b上に搬送された複写紙は、さらに第3給紙
ローラ404aと第2従動ローラ422b間に
送り込まれ、第3複写紙搬送路407aへ搬送
されることにより、第2給紙ローラ402aと
第1従動ローラ403a間を通つて複写紙ガイ
ド板418a上に至る。
() 前記()の工程では、後段給紙装置B
におけるセンサ804bで複写紙先端が検知さ
れることにより、給紙クラツチ507bが非伝
動状態に作動し、第1給紙ローラ401bが停
止するS20,S21。またセンサ804bで
複写紙後端が検知されることにより、モータ5
06bが停止し、かつ複写機給紙クラツチ30
9が伝動状態に作動して、複写機給紙ローラ3
04が回転するS22,S23,S8,S9。
() 以下、前段給紙装置で述べた,,
,の動作が行われるS10,S14。
次に第7図において、前段給紙装置A内の複写
紙10aを複写機300に供給し、かつ当該複写
紙10aが無くなつたのち、後段給紙装置Bを使
用して、その無くなつた複写紙と同一サイズの複
写紙10bを複写機300に供給する場合の動作
を、第6図、第7図および第9図により説明す
る。
() 複写機のプリントキー308を押して
ONとするS2。複写紙10aの有無の判定が
行われるS24。
() その結果、前段側の複写紙載置台201
a上に複写紙10aがある場合には、すでに述
べた〜の動作が行われるS3〜S14。
() 前段側の複写紙載置台201aから複写
紙10aが無くなつた場合には、後段給紙装置
Bのセンサ800bの作用に基づいて、複写紙
載置台201a上の複写紙10bの有無が判定
されるS25。
() この場合、複写紙載置台201上に複写
紙10bが無ければ、複写紙補給表示が行われ
る。
() 複写紙載置台201b上に複写紙10b
が有る場合には、そのサイズが前段側で使つた
複写紙10aのそれと同じかどうかの判定が行
われるS26。
() その結果、サイズが異なつている場合に
は、音声や表示により、サイズ確認報知が行わ
れる。
() 複写紙サイズが同一である場合には、第
8図のフローチヤートで説明した()〜
()の動作が行われるS17〜S23および
S8〜S14。
第9図に関連して説明した()〜()は、
前段給紙装置Aの複写紙10aが無くなつた後、
後段給紙装置Bの複写紙10bを給紙するように
したが、その逆であつてもよい。即ち、後段給紙
装置Bの複写紙10bから給紙を行い、それが無
くなつた後に、前段給紙装置Aの複写紙10aを
給紙するようにしてもよい。
なお、前記実施例では、複写機に2台の給紙装
置を直列に連結する場合について説明したが、そ
れ以上の数の給紙装置を前記と同じ要領で直列に
連結し得ることは明白である。
考案の効果 以上説明したように、本考案の複写機の給紙装
置によれば、複写紙収納部に収納された多数枚の
複写紙を複写機本体の給紙部に順次一枚ずつ給送
するようにした給紙装置において、前記複写紙収
納部の上部に他の給紙装置の複写紙供給手段を連
結する連結手段を設ける一方、この連結手段に他
の給紙装置を連結した際、該他の給紙装置より複
写機本体の給紙部へ至る間に複写紙搬送路が形成
されるようにしたので、即ち複写機本体の給紙部
に複数台の給紙装置を直列に連結した場合、後段
の給紙装置内にある複写紙は、前段の給紙装置に
形成された複写紙搬送路および複写紙供給手段を
介して複写機本体の給紙部に搬送されるので、各
給紙装置に同一サイズの複写紙を収納すれば、複
写紙の補給回数を減少することができ、かつ異な
るサイズの複写紙を収納すれば、所望サイズの複
写紙を速かに選択して複写機の給紙部に供給する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る複写機の給紙
装置を示す一部切欠側面図、第2図は連結手段の
一部切欠斜視図、第3図は伝動系の模式図、第4
図は複写紙ガイド板の先端操作部を示す断面図、
第5図は給紙装置の連結状態を示す断面図、第6
図は複写機操作パネルと給紙装置のブロツク図、
第7図は給紙装置の連結状態を示す模式図、第8
図および第9図は複写のフローチヤートである。 200……複写紙収納部、10……複写紙、3
01……複写機本体、302……給紙部、400
……複写紙供給手段、407……複写紙搬送路、
500……駆動制御手段、600……連結手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複写機本体301の給紙部302に対して挿脱
    自在でかつ複写紙収納部200に収納された多数
    枚の複写紙10を順次1枚ずつ複写紙搬送路40
    5を通つて給紙部302へ給送するようにした多
    段連結型給紙装置であつて、前記装置は上記複写
    紙収納部200から給紙部302へ複写紙10を
    供給するための複写紙供給手段400と、複写紙
    供給指令信号に基づいて複写紙供給手段400を
    駆動制御するための駆動制御手段500と、上記
    複写紙収納部200の上方に設けられた他の多段
    連結型給紙装置の複写紙供給手段400を連結す
    るための連結手段600とを具備しており、上記
    連結手段600に他の多段連結型給紙装置を連結
    した際、該他の多段連結型給紙装置より複写機本
    体301の給紙部302へ至る間に前記複写紙搬
    送路405の上方に形成した複写紙搬送路407
    が形成され、この複写紙搬送路407を通つて前
    記他の多段連結型給紙装置より複写機本体301
    の給紙部302へ複写紙10が給送されるように
    構成されており、 且つ前記複写紙収納部200は昇降可能な複写
    紙載置台201を備えており、 且つ前記複写紙供給手段400は複写紙収納部
    200の最上部の複写紙10を送り出す第1給紙
    ローラ401と、これより前方において第1給紙
    ローラ401から複写紙10を第1従動ローラ4
    03との間で受け取る第2給紙ローラ402と、
    装置本体700の前面に設けられ、給紙部302
    に挿入される一方、第2給紙ローラ402と第1
    従動ローラ403間から排出された複写紙10が
    進入する挿入ヘツド408を具備しており、この
    挿入ヘツド408の内部には、後端部のヒンジに
    より上下に回動自在な複写紙ガイド板418と、
    複写紙ガイド板418を上向きに付勢するばねと
    が配置され、挿入ヘツド408の上面に突出して
    複写機の給紙ローラに前記ばねとは別のばねによ
    り圧接する第2従動ローラ422が複写紙ガイド
    板418の前端近傍に支持されており、 且つ前記連結手段600は挿入ヘツド408が
    挿入される凹部601、この凹部601に設けら
    れ、他の多段連結型給紙装置の複写紙ガイド板4
    18に支持された第2従動ローラ422を下方か
    ら圧接する第3給紙ローラ404とを具備してお
    り、この第3給紙ローラ404と第2従動ローラ
    422とで、第2従動ローラ422を支持した複
    写紙ガイド板418上に搬送されてきた複写紙1
    0を挿入ヘツド408の前面から前段の多段連結
    型給紙装置の第2給紙ローラ402とこれに圧接
    した第1従動ローラ403との間に導き、かつ第
    2従動ローラ422が第3給紙ローラ404に圧
    接するまでの間に、前記第2従動ローラ422の
    端部を凹部601の側壁部に設けられたガイド孔
    604で下方へ導いて複写紙ガイド板418の前
    端部を下降させるようにしたことを特徴とする複
    写機の多段連結型給紙装置。
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