JPH033031Y2 - - Google Patents

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JPH033031Y2
JPH033031Y2 JP3357184U JP3357184U JPH033031Y2 JP H033031 Y2 JPH033031 Y2 JP H033031Y2 JP 3357184 U JP3357184 U JP 3357184U JP 3357184 U JP3357184 U JP 3357184U JP H033031 Y2 JPH033031 Y2 JP H033031Y2
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locking
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piece
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JP3357184U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビジヨン受像機のキヤビネツト
に備えられる調整用摘み類を収めるボツクスの蓋
を開閉自在にロツクするような場合に使用される
係止具に関する。
この考案に係る係止具は2つの係止手段を備
え、上記蓋の係止具とする場合、一方の係止手段
を蓋に係止して常時これに取付き、蓋の閉塞時に
は他方の係止手段をキヤビネツト本体に設ける係
止孔に係入して蓋を閉塞状態に保つ一方、開放時
にはこの係止手段に一体的に備える係合解除片を
操作して上記係入孔に対する係合を脱しこれを開
放できるようにしたところに特徴を有するもの
で、特にこの考案の係止具は上記蓋等の一方の板
に対する止め付けが容易であることと、上記キヤ
ビネツトの係入孔から他方の係止手段を解除する
ときの様に他方の板に設ける係止孔から脱すと
き、この他方の係止手段を前記一方の板の表側で
の操作で解除できることに主たる特徴がある。
以下、本考案に係る係止具を図示する実施例に
つき説明し、その特徴とするところを詳述する。
図面第1図から第7図は本考案の第1の実施例
で、第8図以下第15図までは第2の実施例を示
しており、第1図は係止具の正面図、第2図は側
面図、第3図は平面図、第4図は底面図である。
本考案係止具はここに示される様に中央に起立
する上端に頭部1を有した脚2と、脚の下部から
脚に沿つて並行状に起ち上る左右方向に自由に撓
めるよう弾性を付与した第1の係止片3,3と、
上記脚の下端からこの脚を中心にして上方に向け
て左右対称状に延設し、且つ撓み性が付与された
一対の第2の係止片4,4と、更にこの両係止片
4,4の各上端部から上方に向けて延設され、上
端部に設ける操作部5,5を前記頭部1の高さよ
り上に突き出させた係合解除片6,6と、を以て
構成されるもので、ここでは脚2を板状にして縦
方向の縁7,7を前後に突き出させ、頭部1はこ
の脚の断面形に揃うように前後方向に長さを有す
る長方形状の鍔形に形成してある。
脚2に沿つて起立する第1の係止片3,3は脚
2の高さの途中に設ける棚状部分8から派生させ
てあり、その上端は頭部1の下面に後述する第1
の板Aの板部分の間隔をあけて対向させて係止部
9としている。
この第1の係止片3,3は肉薄の板状片にして
板状の脚2の側面に沿つて並行状に起立し、上端
の係止部9を左右方向に自由に撓めるようにして
あり、ここでは両係止片3,3を第2図若しくは
第6図に示した様に脚1の縦中心位置より前後に
異相させてある。
一方、左右対称形をなす第2の係止片4,4は
脚2の下端部より斜め上方に向けて略V字形に延
設し、その上端部外側に外方に張出す係止段部1
0を備えている。
この係止段部10は前記第1の係止片3の係止
部9より下方に位置し、この両者間に後述する第
2の板Bの板厚分の間隔が確保されるようにして
ある。
そして、この第2の係止片4,4の各上端部か
ら延設される係合解除片6,6は前記脚2を挟ん
で並行状に起立し、頭部1の高さを越えた上端部
に操作部5,5を備えている。
この第2の係止片4と係合解除片6は実質的に
一体をなし、図示するようにこの実施例では脚2
の幅より狭い板幅の帯板状に形成してあり、左右
の片が脚を中心に対称形をなし、脚との空隙を利
用して両操作部5,5を指で挟むことにより内方
に撓み両者の間隔が狭まつて前記外方に張出た両
係止段部10,10が内方に後退するようになつ
ている。
さて、第5,6,7図は上記本考案係止具の使
用を説明するもので、第5図は2枚の板A,Bを
対面状に止め付けた状態を示す正面図であり、第
6図はその一部を断面とした側面図、第7図は止
め付け前における斜視図である。
板Aには脚2の前後に突き出す縁7,7を通す
切欠き部11,11を備えた横長長方形状の係止
孔12を開設し、また第2の板Bには同じく脚2
の縁7を通す切欠き部13を備えた横長長方形状
の係止孔14を開設する。
ここに示した第1の板Aに設ける係止孔12は
短辺を第2係止片4の板幅より幾分大きく、長辺
を広つた状態にある左右の第2係止片4,4がそ
のまゝ通れる長さにして、その中央部に形成され
る切欠き部11は脚2の板厚に略一致させてこれ
が通過できる充分な幅に形成してある。
他方、第2の板Bに設ける係止孔14はここで
は板の縁部からV字形の切込み15を入れて孔の
一側縁を開放させてあるが、短辺は前記係止孔1
2と同様に第2の係止片4の板幅より幾分大きく
してある。そして、長辺は左右の第2の係止片
4,4に設けた係止段部10,10の突出し幅、
即ち左右の係止段部の頂点間の距離より狭く形成
してあり、この長辺の一辺に連通する切込み15
はこの長辺の両端を残すように切込んである。
この様に各係入孔を形成した板A,Bに対し、
本考案係止具は、先ず第1の板Aの係入孔12に
第2の係止片4,4の向きを孔の長さ方向に揃え
て押入れることによりその取付けが行われる。即
ち、第2の係止片4,4はそのまゝの姿勢を保つ
たまゝ挿通され、第1の係止片3,3が撓みなが
ら通過してこの係止片3,3の上端係止部9,9
が通過後板Aの下面で復元拡張することに併せ、
板の上面に頭部1が当接することにより、この両
者が協同して板Aに取付くことになる。
この第1の板Aに対する取付けは第1の係止片
3,3が係入孔12を通過したのち原形に復元し
て係止状態が保たれることからこの係止片を積極
的に脱さない限り常時装着した状態に保持される
ことになる。そして、この係止具は頭部1と左右
の係合解除片6,6の操作部5,5を板Aの上面
に残して脚の下端と第2の係止片4,4を下面に
突き出した状態で取付くことになる。
次に、この板Aに取付けた係止具を下方に置く
第2の板Bの係入孔14に突き入れると、その係
止段部10,10間の幅より狭い淵によつて左右
の係止片4,4が内方に撓み、これを通過するこ
とによつて係止段部10,10が係入孔14の淵
に係合するため、この係止具を介して2枚の板
A,Bは重り状に結合されることになる。
尚、ここでは第2の板Bの係入孔14に対し、
係止具を板の上面から貫く如く挿入する場合につ
き説明したが、別のこの実施例では板の縁部側か
ら切込み15を通して横に辷らせる如く侵入さ
せ、切込みの斜面に沿つて左右の係止片4,4を
徐々に縮少変形させることにより係入させること
もできるようにしてあり、係入後は全く同一の状
態となる。
この様に本考案係止具は板Aの係止孔12に押
入れることで、頭部1と第1の係止片3が協同し
て取付状態を確保し、次に第2の板Bの係入孔1
4に押入れることで第2の係止片4,4が係止
し、その抜出しを阻止して板A,B相互を結合す
る一方、この状態において第2の係止片4,4を
操作する係合解除片6,6がその操作部5,5を
第1の板Aの表面側に突出すことからこの板相互
の結合を容易に解除することができる。そして、
この場合第1の係止片3,3は上記操作に影響さ
れずに係止状態を保持するため第1の板Aから脱
落することがなく、従つてこの第1の板Aを第2
の板Bに押付け係止具の先をその係止孔に押入れ
れば再び結合させることができ、反復使用が可能
となる。
次に、第8図以下に示す第2の実施例は係止す
る板A,Bの板厚の変更に対応させながら形状的
変更を加えた他の実施例で、ここでは頭部1の下
面両端から2本の脚2,2を垂下して門形に形成
し、この両脚の空間部分に上記頭部1に対向する
第1の係止片3,3を垂設し、他方脚2,2の下
端を撃ぐように渡した延長部分16の左右両端部
分から脚2,2を挟んで左右対称状に第2の係止
片4,4を、そしてその上端部から係合解除片
6,6を延設してその上端に操作部5,5を設
け、これを頭部1の高さより上方に突き出させ、
且つこれを内方に屈曲させ頭部の上方に被るよう
にしてある。
この係止具は前記第1の実施例におけると同様
に第1の肉厚の板A′を開設する長方形状の係止
孔12′に押入れて頭部1を上面に当接させると
共に下面に第1の係止片3の係合部9を通過させ
て長辺側の縁部に係合させてこの板A′に対する
装着を行い、次に第1の板A′の下面から突き出
た脚下端部を第2の板B′に開設する十字状の係
入孔14′に突き入れ、第2の係止片4,4に設
ける係合段部10,10を短辺側の縁に係合させ
ることによつて、両板A′,B′を重り状に結合さ
せることができるものとなつている。
前記第1の実施例に比較して、第2の実施例の
相違する点は係止具の形状の変更に伴つて板A′,
B′に開設する係止孔12′,14′の形状が変更
してことである。即ち、第1の係止片3,3が脚
2の前後に突き出したことから係止孔12′に対
してその係合部9は長辺部分の縁に係合するよう
になつており、これにより係止孔12′は単なる
長方形状の孔になつている。勿論、この孔の長辺
は係止具を装着した状態で左右の第2の係止片
4,4が原形を保てるに充分な長さを有すること
は前記実施例におけると同様である。
また、第2の板B′の係入孔14′は長辺部分の
中央部に切欠き部17を設けているが、これは第
1の係止片3の通過を許して第1の板A′に係止
した係合部9の脱れを防止するためのもので、第
2の係止片4の係合段部10は短辺部分の縁に係
合するのでこの切欠き部17は係合片3を自由に
通せるものであればよい。
以上、本考案を実施例につき説明したが、本考
案の係止具は第1の板に対してはこれに設ける係
入孔に単に押込むだけでその第1の係止片を係合
させて取付けることができ、また第2の板に対し
ては同じく第1の板の片面から突き出た下端部を
これに設ける係入孔に押入れることで第2の係止
片を係合させて止め付けられるため極めて簡単に
取扱えると共に、上記第1の板に対しては常時第
1の係止片が係合して装着状態を確保し脱落を阻
止する反面、第2の板に対して係合する第2の係
止片は係合解除片の摘み操作でその係合段部の係
合を脱せるため板同志の結合は自由に解除するこ
とができるものとなつている。
従つて、本考案の係止具は単に板と板とを結合
する止め具としての使用の外、前述した様に開閉
する蓋の閉塞をなす係止具としても使用が出来る
ものでその用途は多用である。
そして、特に本考案の係止具は第2の係止片の
係合を解除する係合解除片が第1の板の表面側に
露出し、指で摘んで直接操作できるものとなつて
いることから便利に使用できる利点がある。
勿論、本考案係止具は熱可塑性合成樹脂で一体
成形が出来るものであり、量産に適することは言
うまでもないが、単一品であるので製造時に組合
せる等の手間がかゝらず、また製品管理の上でも
取扱い易く極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案係止具の実施例を示したもので、
第1図乃至第7図は第1の実施例を、第8図乃至
第15図は第2の実施例を示しており、第1図は
係止具の正面図、第2図は側面図、第3図は平面
図、第4図は底面図、第5図は使用状態の正面
図、第6図は上図−線断面図、第7図は使用
直前における斜視図、第8図は係止具の正面図、
第9図は平面図、第10図は底面図、第11図は
側面図、第12図は第8図XII−XII線断面図、第1
3図は使用状態の正面図、第14図は同じく側面
図、第15図は使用直前における斜視図である。 1……頭部、2……脚、3……第1の係止片、
4……第2の係止片、5……操作部、6……係合
解除片、9……第1の係止片の係合部、10……
第2の係止片の係合段部、A……第1の板、B…
…第2の板、12,14……係入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端に頭部を備えた脚と、脚の下部からこれに
    沿つて並行状に起立させ上端の係止部を上記頭部
    の下面に対し所要の間隔をおいて対向させた撓み
    性を付与してなる第1の係止片と、上記脚の下端
    から脚を中心に上方に向けて左右対称形に延設
    し、上記第1の係止片の係止部より低い位置に係
    止段部を備えた対をなす第2の係止片と、該第2
    の係止片の各上端部から延設して前記頭部より上
    方に突き出す上端に操作部を備えた係合解除片と
    を有してなる板の係止具。
JP3357184U 1984-03-10 1984-03-10 板の係止具 Granted JPS60145770U (ja)

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JP3357184U JPS60145770U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 板の係止具

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JP3357184U JPS60145770U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 板の係止具

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JPS60145770U JPS60145770U (ja) 1985-09-27
JPH033031Y2 true JPH033031Y2 (ja) 1991-01-25

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ID=30536143

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JP3357184U Granted JPS60145770U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 板の係止具

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Families Citing this family (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS60145770U (ja) 1985-09-27

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