JPH0330274Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0330274Y2 JPH0330274Y2 JP1985185043U JP18504385U JPH0330274Y2 JP H0330274 Y2 JPH0330274 Y2 JP H0330274Y2 JP 1985185043 U JP1985185043 U JP 1985185043U JP 18504385 U JP18504385 U JP 18504385U JP H0330274 Y2 JPH0330274 Y2 JP H0330274Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- thickness
- screw
- height
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はねじ式キヤツプに関するもので、とく
に金型からの離型に際し、回転防止用のストツパ
の構成に関する。
に金型からの離型に際し、回転防止用のストツパ
の構成に関する。
従来からのねじ式キヤツプは第３図イやロの断
面図に示すようになつており金型からの離型に際
し、成型物であるキヤツプの回転を防止するため
にストツパー部材としてキヤツプの内面のねじ部
の下にアンダーカツトで回転防止用突起を設けて
来た。離型にはこの突起を利用しているが、突起
と外径コアの嵌合によつて回転が停止した状態
で、ねじコアを回転させることによりキヤツプを
上昇させて離型するものであるが第３図イの如き
突起（縦の突条）ｃをキヤツプａの内側のねじ部
ｂの下にアンダーカツトで設けている。キヤツプ
の如きものは金型が高価で多量にキヤツプを生産
しないと採算がとれないので、樹脂の消費を極力
抑えなければならない。このような状況下で第３
図イに示すような突起を設けることはその分だけ
樹脂の消費が増加し、またキヤツプ自体の外径も
大きく設計しなければならないことになり樹脂の
量は非常に大きくなる。
面図に示すようになつており金型からの離型に際
し、成型物であるキヤツプの回転を防止するため
にストツパー部材としてキヤツプの内面のねじ部
の下にアンダーカツトで回転防止用突起を設けて
来た。離型にはこの突起を利用しているが、突起
と外径コアの嵌合によつて回転が停止した状態
で、ねじコアを回転させることによりキヤツプを
上昇させて離型するものであるが第３図イの如き
突起（縦の突条）ｃをキヤツプａの内側のねじ部
ｂの下にアンダーカツトで設けている。キヤツプ
の如きものは金型が高価で多量にキヤツプを生産
しないと採算がとれないので、樹脂の消費を極力
抑えなければならない。このような状況下で第３
図イに示すような突起を設けることはその分だけ
樹脂の消費が増加し、またキヤツプ自体の外径も
大きく設計しなければならないことになり樹脂の
量は非常に大きくなる。
すなわち本考案のキヤツプと同じ口径を有する
容器を用いた場合、キヤツプの周壁の強度を同じ
くするために突起からなるストツパー部材以外の
部分の肉厚を両者等しくＡとし、ストツパー部材
の高さ（肉厚）をＢ、ねじ部の高さ（肉厚）をＣ
とすると、従来技術のものの肉厚はＡ＋Ｂ＋Ｃと
なり、一方本考案のものにおいては突起がないの
でＡ＋Ｃの厚さとなる。
容器を用いた場合、キヤツプの周壁の強度を同じ
くするために突起からなるストツパー部材以外の
部分の肉厚を両者等しくＡとし、ストツパー部材
の高さ（肉厚）をＢ、ねじ部の高さ（肉厚）をＣ
とすると、従来技術のものの肉厚はＡ＋Ｂ＋Ｃと
なり、一方本考案のものにおいては突起がないの
でＡ＋Ｃの厚さとなる。
また第３図ロのようにキヤツプａの下端部内面
にも回転防止用の凹状のストツパーc′を設けたも
のもあるが、離型に際し、又は使用の段階で損傷
したり、変形する可能性がある等の欠点がある。
にも回転防止用の凹状のストツパーc′を設けたも
のもあるが、離型に際し、又は使用の段階で損傷
したり、変形する可能性がある等の欠点がある。
本考案のキヤツプにおいては、上記のキヤツプ
周壁の厚さを従来のものでは、ストツパー部材以
外の部分の厚さＡと、ストツパー部材の高さ（肉
厚）Ｂと、ねじ部の高さ（肉厚）の合計Ａ＋Ｂ＋
Ｃとなるが、厚さをＡ＋Ｃとして、Ｂの厚さをな
くすことにより、より離型し易く、樹脂量の軽減
を図ろうとするものである。
周壁の厚さを従来のものでは、ストツパー部材以
外の部分の厚さＡと、ストツパー部材の高さ（肉
厚）Ｂと、ねじ部の高さ（肉厚）の合計Ａ＋Ｂ＋
Ｃとなるが、厚さをＡ＋Ｃとして、Ｂの厚さをな
くすことにより、より離型し易く、樹脂量の軽減
を図ろうとするものである。
本考案は上記の目的を達するためになされたも
ので、従来のものではストツパー部材以外の部分
の肉厚Ａと、ストツパー部材の高さＢとねじ部の
高さＣとの合計Ａ＋Ｂ＋ＣのものをＡ＋Ｃとする
ものである。すなわち周壁内側にねじ部を設けた
ねじ式キヤツプにおいて、該ねじ部下端のねじの
ない部分にキヤツプ本体を金型から離型する際の
回転防止用の縦溝を、周壁の高さ方向に複数個設
けることによつて課題を解決するものである。
ので、従来のものではストツパー部材以外の部分
の肉厚Ａと、ストツパー部材の高さＢとねじ部の
高さＣとの合計Ａ＋Ｂ＋ＣのものをＡ＋Ｃとする
ものである。すなわち周壁内側にねじ部を設けた
ねじ式キヤツプにおいて、該ねじ部下端のねじの
ない部分にキヤツプ本体を金型から離型する際の
回転防止用の縦溝を、周壁の高さ方向に複数個設
けることによつて課題を解決するものである。
従来のねじ式キヤツプにおいては、そのストツ
パーはアンダーカツトであつたものを本考案のも
のは縦溝とすることによつて、キヤツプの外径を
小さいものにすることができる。
パーはアンダーカツトであつたものを本考案のも
のは縦溝とすることによつて、キヤツプの外径を
小さいものにすることができる。
本考案のねじ式キヤツプを図示の実施例によつ
て説明する。
て説明する。
第１図は本考案のねじ式キヤツプの断面説明図
で第２図イはその下端部の横断面図である。１は
キヤツプ本体、２はねじ部、３は縦溝である。射
出成形後、離型が左右に開き、次でねじコアが回
転する。この時外径コアの凸部とキヤツプの縦溝
の嵌合でキヤツプの回転が防止され、キヤツプが
上昇して離型するものである。
で第２図イはその下端部の横断面図である。１は
キヤツプ本体、２はねじ部、３は縦溝である。射
出成形後、離型が左右に開き、次でねじコアが回
転する。この時外径コアの凸部とキヤツプの縦溝
の嵌合でキヤツプの回転が防止され、キヤツプが
上昇して離型するものである。
また、第２図ロは他の実施例を示すもので、２
本の縦溝３′を１組としてキヤツプ本体１のねじ
部（図示せず）の下に等間隔で４個設けるように
してもよい。１本の場合よりも平行に２本を１組
として設けた方がネジレを防止できるので好結果
が得られる。
本の縦溝３′を１組としてキヤツプ本体１のねじ
部（図示せず）の下に等間隔で４個設けるように
してもよい。１本の場合よりも平行に２本を１組
として設けた方がネジレを防止できるので好結果
が得られる。
本考案のキヤツプと従来例のキヤツプとを、第
１図、第２図イ及び第４図に基づいてねじ部を含
めた周壁の最大の肉厚で比較すると、本考案のも
のはＡ＋Ｃであるのに対し、従来のものはＡを両
者同一とした場合Ａ＋Ｂ＋Ｃであつて、従来例の
方がＢの分だけ厚く、周壁の内径を同一とした場
合、外径も本考案のものでは小さくすることがで
き、樹脂の使用量は大幅に節約でき、また、従来
品に見られる欠点も生じない。ただし、Ａはねじ
部下端における周壁の高さ（肉厚）、Ｂはストツ
パー部材の高さ（肉厚）、Ｃはねじ部の高さ（肉
厚）とする。
１図、第２図イ及び第４図に基づいてねじ部を含
めた周壁の最大の肉厚で比較すると、本考案のも
のはＡ＋Ｃであるのに対し、従来のものはＡを両
者同一とした場合Ａ＋Ｂ＋Ｃであつて、従来例の
方がＢの分だけ厚く、周壁の内径を同一とした場
合、外径も本考案のものでは小さくすることがで
き、樹脂の使用量は大幅に節約でき、また、従来
品に見られる欠点も生じない。ただし、Ａはねじ
部下端における周壁の高さ（肉厚）、Ｂはストツ
パー部材の高さ（肉厚）、Ｃはねじ部の高さ（肉
厚）とする。
第１図は本考案の断面図、第２図イは同じく横
断面図、ロは縦溝２本の場合の横断面図、第３図
イ，ロは従来、ねじ式キヤツプのそれぞれ別の例
を示す断面図、第４図イは従来のねじ式キヤツプ
の断面的説明図、ロは同じく横断面説明図であ
る。 １……キヤツプ本体、２……ねじ部、３，３′
……縦溝、Ａ……周壁の高さ、Ｃ……ねじ部の高
さ。
断面図、ロは縦溝２本の場合の横断面図、第３図
イ，ロは従来、ねじ式キヤツプのそれぞれ別の例
を示す断面図、第４図イは従来のねじ式キヤツプ
の断面的説明図、ロは同じく横断面説明図であ
る。 １……キヤツプ本体、２……ねじ部、３，３′
……縦溝、Ａ……周壁の高さ、Ｃ……ねじ部の高
さ。
Claims (1)
- 周壁内側にねじ部を設けたねじ式キヤツプにお
いて、該ねじ部下端のねじのない部分に、キヤツ
プ本体を金型から離型する際の回転防止用の縦溝
を、周壁の高さ方向に複数個設けたことを特徴と
するねじ式キヤツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985185043U JPH0330274Y2 (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985185043U JPH0330274Y2 (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6293045U JPS6293045U (ja) | 1987-06-13 |
| JPH0330274Y2 true JPH0330274Y2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=31133301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985185043U Expired JPH0330274Y2 (ja) | 1985-11-30 | 1985-11-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0330274Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS589352B2 (ja) * | 1976-04-26 | 1983-02-21 | 日立造船株式会社 | 乾燥装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS589352U (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-21 | 木下 晴美 | ネジキヤツプ |
-
1985
- 1985-11-30 JP JP1985185043U patent/JPH0330274Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS589352B2 (ja) * | 1976-04-26 | 1983-02-21 | 日立造船株式会社 | 乾燥装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6293045U (ja) | 1987-06-13 |
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