JPS6036199Y2 - 棒状化粧品の押出容器 - Google Patents

棒状化粧品の押出容器

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JPS6036199Y2
JPS6036199Y2 JP3072281U JP3072281U JPS6036199Y2 JP S6036199 Y2 JPS6036199 Y2 JP S6036199Y2 JP 3072281 U JP3072281 U JP 3072281U JP 3072281 U JP3072281 U JP 3072281U JP S6036199 Y2 JPS6036199 Y2 JP S6036199Y2
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JP
Japan
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outer cylinder
cylinder
cylindrical
peripheral wall
cylinder body
Prior art date
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Expired
Application number
JP3072281U
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English (en)
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JPS57143007U (ja
Inventor
有弘 小野田
Original Assignee
株式会社吉野工業所
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Publication date
Application filed by 株式会社吉野工業所 filed Critical 株式会社吉野工業所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は9口紅等の棒状化粧品の押圧容器に関するもの
であって、溶解した状態で容器内に注入される化粧品材
料の成形型枠を容器自体で兼用せしめるようにしたもの
である。
従来よりの棒状化粧品押圧容器は、相互回動自在で且つ
抜は出し不能に外筒体と内筒体とを組み付けると共に、
該外筒体と内筒体との相互回動により昇降動自在となる
受皿体を内部に組み付ける構成であり、この受皿体上に
棒状化粧品を乗載するものである。
この化粧品の乗載は、受皿体に棒状化粧品の成形型枠を
予め組み付けておき、受皿体下方より溶解した化粧品材
料を成形型枠に注入して硬化させるのである。
しかしながらかのような手段は、成形型枠部材を別途用
意しなければならない点、受皿体に成形型枠を化粧品材
料が漏れることなく取り外し自在に確固と組み付けてお
かなければならない点9等に於て甚だ作業に手間がかか
り且つコストアップとなっていた。
そこで容器の特にキャップの一部を化粧品の成形型枠の
一部とすることが考えられる訳で9本考案は、かのよう
な場合に於けるキャップと外筒体との組み付きを確保し
て、注入される化粧品材料が漏れたり或いは硬化した化
粧品の表面に段差等の傷が付かないようにしたものであ
り、以下その一実施例を図面に従って説明する。
先ず符号10は直線円筒形状の内筒体であって9両端が
開口した円筒形状であり、下部は回動把持部11として
上部である筒部12よりも大きな外径を有している。
この回動把持部11と筒部12との連続部は後述するキ
ャップ40下端部が当接する段部13となっているが、
該段部13内端にはアンダーカット状に溝14が周設さ
れていて、後述する外筒体20下端と係合する係止部1
5が形成されており、まだ筒部12内周面上端にはダボ
状の突部16が対向位置で一対設けられている。
なお9回動把持部11下端の開口部17には。
後述するように化粧品材料の注入を完了した後に底板1
8が嵌着される。
次いで両端が開口した直線円筒形状の外筒体20は、そ
の周壁21下部内に前記筒部12が嵌まり込む形態で内
筒体10に外装嵌着されるが9周壁21下端周面には係
止部22が突条状に周設されており、外筒体20下端が
内筒体10の溝14内に嵌まり込んで上記係止部22が
内筒体10の係止部15に係合し2、外筒体20と内筒
体10とは相互回動自在且つ抜は出し不能に組み付くの
である。
また、内筒体10と外筒体20とが組み付いた状態での
筒部12より上位の周壁21上部内周面には、対向位置
で一対のガイド縦突条23が設けられている。
更に内筒体10及び外筒体20内に嵌め込まれる受皿体
30は有底短筒形状の受皿部31とその底板34に垂下
設された直線円筒形状の芯筒部3により構成され、受皿
部31上に棒状化粧品が乗載するのであるが、受皿部3
1の外径は外筒体20の内径とほぼ等しくて外筒体20
の周壁21内に位置し、また芯筒部36の外径は円筒体
10の内径とほぼ等しく通常時は内筒体10内に位置し
ている。
短筒形状の受皿部31は、外筒体20の内径とほぼ等し
い外径で周壁21内周面に外周面が密接触する周壁32
の外周面に、外筒体20の周壁21の前記ガイド縦突条
23に対応して縦溝33が設けられてあって、縦突条2
3が縦溝33に係合することによって受皿部31と周壁
21とは組み付いており、また上記受皿部31の底板3
4に設けられた開口部35に連続して両端が開口した芯
筒部36が垂下設されるが、芯筒部36外周面には、内
筒体10の前記両突部16に対応する二条の螺条溝37
が刻設されており、この螺条溝37に突部16が螺合す
ることによって芯筒部36と円筒体10とは組み付いて
いる。
従って、内筒体10の回動把持部11と外筒体20の周
壁21とを持って所定方向に相互回動せしめると、内筒
体10と外筒体20とは抜は出し不能に組み付いていて
、且つ受皿体30は、その縦溝33内に外筒体20のガ
イド縦突条23が嵌合することによって外筒体20と相
互回動不能に組み付いているので、芯筒部36に螺合す
る突部16に押し上げられる如くして外筒体20内を上
昇し、逆に反対方向に回動させることによって下降する
のである。
次にキャップ40は、頂板41を有する縦長円筒形状で
あって9周壁42の内径は外筒体30の外径よりやや大
きく、また周壁42下端の外径は内筒体10下部の回動
把持部11の外径に等しい。
従ってキャップ40は、内筒体10に於ける回動把持部
11と筒部12との段部13上に下端面が当接乗載する
形態で外筒体20に外装嵌着される。
キャップ40の頂板41は図示例ではやや肉厚であって
、その内面は半球状にドーム部43としてえぐれており
、このドーム部43の下端直径は外筒体20の周壁21
内径と同一であって、上記周壁42上端との連続部に、
外筒体20の上端面が密接する段部44が形成され、ま
た周壁42内周面上端部には等間隔に3個のアンダーカ
ット状の係合部45が設けられている。
故に、外筒体20にキャップ40を嵌め込むと、その下
端が前記段部13に乗載すると共に外筒体20の周壁2
1上端面は上記段部44面に密接し、また周壁21上部
外周面は上記係合部45に抑圧されて外筒体20上端面
と段部44との上記密接を保持し、キャップ40はその
弾性変形を利用して外筒体20に確固と組み付くのであ
る。
さて、かような構成の容器にあって、底板18を除く内
筒体10.外筒体20.受皿体30.キャップ40を組
み付けた状態で9図面の如く受皿体30を最下位置に下
降させ、内筒体10の下端開口部17より芯筒部36を
通して、キャップ40のドーム部43.外筒体20の周
壁21内上部、及び受皿体30の受皿部31とによって
形成される空間に溶解した化粧品材料を注入して硬化さ
せるのである。
即ち、上記ドーム部43面9周壁21内面、及び受皿部
31は棒状化粧品の成形型面となる。
この場合、ドーム部43下端の直径と外筒体20の周壁
21の内径は同一であり、且つ周壁21の上端面はキャ
ップ40のドーム部43と周壁42との連続部に形成さ
れた段部44に密着しており、更には、受皿体30の昇
降機構は受皿体30下部の芯筒部36に設けられていて
、成形型面の一部となる外筒体20の周壁21上部内周
面はガイド縦突条23を除いて円滑面であるので、極め
て円滑な成形型面を得ることが出来る。
また、外筒体20へのキャップ40の組み付き作用は、
主としてキャップ体40の周壁42上端内周面に於ける
係合部45による押圧によって遠戚しているが、この係
合部45の突出位置は、成形型面の連続部としてその位
置ずれの防止に最も細心の注意を払わねばならないドー
ム部43と外筒体20の周壁21上端との近傍であるの
で、外筒体20上端面との段部44との密接触は確実に
保持され、上記連続部での円滑な型面を確保することが
出来る。
なお、化粧品材料の注入前に、成形型面たるドーム部4
3面9周壁21内面に油脂による離型剤を塗布しておく
と、使い初めるに際して硬化した化粧品が傷付くことも
ない。
本考案に係る棒状化粧品押出容器によれば、キャップ等
の容器の一部を棒状化粧品の成形型枠として利用するこ
とが出来るので、別途成形型枠を用意することもなく、
従って着脱の手間をかける必要もない。
また、内面の一部が成形型面となるキャップと外筒体と
の組み付きは確固としていて9位置ずれ、ガタ付き等の
恐れもないので、極めて円滑にして外見のよい棒状化粧
品を成形することが出来る等9本考案は優れて多くの作
用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る容器の縦断面図、第2図は第1図
に於ける■−■線横断面図、第3図は同じ<m−m線横
断面図、第4図は同じ<IV−TV線線断断面図 符号の説明、10・・・・・・内筒体、11・・・・・
・回動把持部、12・・・・・・筒部、13・・・・・
・段部、14・・・・・・溝、15・・・・・・係止部
、16・・・・・・突部、20・・・・・・外筒体、2
1・・・・・・周壁、22・・・・・・係止部、23・
・・・・・ガイド縦突条、30・・・・・・受皿体、3
1・・・・・・受皿部、33・・・・・・縦溝、36・
・・・・・芯筒部、37・・・・・・螺条溝、40・・
・・・・キャップ、41・・・・・・頂板、42・・・
・・・周壁、43・・・・・・ドーム部、44・・・・
・・段部、45・・・・・・係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下端開口部17に底板18を嵌み込み、下部を回動把持
    部11とし、更に内周面にダボ状突部16を設けた直線
    円筒形状の内筒体10と、上部内周面にガイド縦突条2
    3を設け、前記内筒体10に回動自在且つ抜は出し不能
    に組み付けられる直線円筒形状の外筒体20と、該外筒
    体20上部内周面に密接触する外周面に、上記外筒体2
    0のガイド縦突条23に係合する縦溝33を設けた棒状
    化粧品を乗載する有底短筒形状の受皿部31の底板34
    に開口された開口部35に連続して、外周面に前記内筒
    体10のダボ状突部16が螺合する螺条溝37を刻設し
    9両端が開口した直線円筒形状の芯筒部36を垂下設し
    た昇降受皿体30と。 前記外筒体20に外装嵌着され、頂板41内面を半球形
    状のドーム部43とすると共に該ドーム部43下端の直
    径を外筒体20上端の内径と同一とし、更に外筒体20
    上端面が密接する段部44を介して前記ドーム部43下
    端に連続する周壁42内周面下端部に、前記外筒体20
    上端部外周面を押圧して外筒体20上端面と段部44と
    の前記密接を保持するアンダーカット状の保合部45を
    設けたキャップ40とから成る棒状化粧品の押圧容器。
JP3072281U 1981-03-05 1981-03-05 棒状化粧品の押出容器 Expired JPS6036199Y2 (ja)

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JPS57143007U JPS57143007U (ja) 1982-09-08
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