JPS6010492Y2 - 棒状化粧品の押出容器 - Google Patents

棒状化粧品の押出容器

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JPS6010492Y2
JPS6010492Y2 JP12291880U JP12291880U JPS6010492Y2 JP S6010492 Y2 JPS6010492 Y2 JP S6010492Y2 JP 12291880 U JP12291880 U JP 12291880U JP 12291880 U JP12291880 U JP 12291880U JP S6010492 Y2 JPS6010492 Y2 JP S6010492Y2
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JP
Japan
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cylinder
tube
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assembled
threaded
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JP12291880U
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JPS5745810U (ja
Inventor
忠雄 斉藤
治夫 土田
Original Assignee
株式会社吉野工業所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、口紅等の棒状化粧品の押出容器に関するもの
で、組立て作業を容易にすると共に安定した動作を得る
ことを目的としたものである。
口紅等の棒状化粧品の押出容器は、高い装飾性が要求さ
れるために、装飾効果の高い金属体を、押出容器の本体
部を構成する合成樹脂製部分に組付けて構成されている
このため、押出容器の本体部を構成する合成樹脂製部分
は、押出容器としての機能を果すと共に装飾用の金属体
を支障なく組付けるべく構成されなければならない。
このように、押出容器の本体部を構成する合成樹脂製部
分は、押出容器の機能を果すと共に金属体を支障なく組
付けなければならないので、押出容器を組立てるのに面
倒な組立て作業を必要としたり、または押出容器として
の機能に不満が生じたりする不都合が生じていた。
本考案は、上記した従来例における不都合および問題点
を解消すべく考案されたもので、合成樹脂製本体部に対
する金属体の組付きを嵌装だけにより達成するようにし
、またこの本体部に組付いた金属体を所定方向から係止
すべく構成したものである。
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
図中1は、棒状化粧品(図示省略)を直接収納する収納
筒体で、この収納筒体1は、合戒樹脂製のガイド筒2と
、このガイド筒2に外装された金属薄板製の外殻筒4と
を組付けて構成されている。
ガイド筒2の筒壁には、そのほぼ全高さ範囲にわたって
ガイド縦孔3が穿設されていて、このガイド筒2に外装
された外殻筒4により、このガイド縦孔3の外側開孔部
は閉塞されていることになる。
また、図中5は取手筒体で、この取手筒体5は、合成樹
脂製の螺子筒6と金属薄板製の接続筒10とそして金属
薄板製とするのが望ましい装飾筒16とから構成されて
いて、前記収納筒体1の下端に回動自在ではあるが抜出
し不能に組付けられている。
螺子筒6は、前記ガイド筒2とほぼ等しい高さを有して
いて、内周面には、その全高さ範囲にわたって螺溝7が
刻設されている。
図示実施例の場合、ガイド筒2の下端が螺子筒6の上端
内に嵌入し、周突条と周溝との係合によるアンダーカッ
ト29により、収納筒体1の取手筒体5に対する回動自
在ではあるが抜出し不能な組付けが遠戚されている。
この際、ガイド筒2の下端が、螺子筒6の上端部内周面
に形成した段部8に当接するように構成すると、螺子筒
6に対するガイド筒2の組付きがより安定する。
螺子筒6外に嵌装された接続筒10は、その一部を舌片
状に半抜き加工により成形した係止片14を、螺子筒6
外周面に削設された係止凹部9に下方から係止させて組
付いており、この接続筒10の上端には外方に周状に突
出した膨出部11が一体成形されており、さらにこの膨
出部11上端から、収納筒体1を被覆する形態で嵌合組
付けされるキャップ30の下端開口部内に嵌入する嵌着
筒片12が一体に立設されている。
この嵌着筒片12には、嵌合組付けされたキャップ30
の開口部内面に圧接する弾辺13が半抜き加工により成
形されている。
前記膨出部11は、キャップ30の押出容器への組付は
限を設定すると共に、装飾筒16の接続筒10への組付
は限を設定するものとなっている。
装飾筒16は前記接続筒10に、この接続筒10を被覆
すべく嵌着されるもので、単に装飾効果をねらうもので
あるので装飾効果の高い金属薄板製とするのが望ましい
17は、収納筒体1と取手筒体5とを組合せた筒状体内
に昇降動可能に収納組付けされた昇降筒体で、前記ガイ
ド筒2内に位置して棒状化粧品を保持する筒形状をした
受皿筒18の下端から垂下設されて、前記螺子筒6内に
位置する、この螺子筒6とほぼ等しい高さの円筒形状を
した脚筒22とから構成されている。
受皿筒18の外周面下端には、前記ガイド筒2のガイド
縦孔3に遊合する遊合突片19が突設されていて、この
遊合突片19のガイド縦孔3への遊合により受皿筒18
すなわち昇降筒体17は収納筒体1に対して空転不能に
組付くことになる。
受皿筒18の内周面には、この受皿筒18による棒状化
粧品の保持をより安定させるために縦リブ状の保持リブ
20が突設されていると共に受皿筒18の内周面下端に
フランジ21が突周設されている。
脚筒22の外周面のうち少なくとも下端には、前記螺子
筒6の螺溝7に螺合する螺合片23が突設されていて、
昇降筒体17と取手筒体5との相対回動により、昇降筒
体17が取手筒体5に対して昇降移動することになって
いる。
取手筒体5の開放された下端を閉塞すべく、この取手筒
体5の下端に組付けられる底蓋24は平円板形状をした
底板25の周端から螺子筒6下端に被嵌状に嵌合する胴
筒26を立設し、さらに底板25の周端から前記装飾筒
16の下端が上方から突当るフランジ28を突周設して
構成されている。
胴筒26は螺子筒6と接続筒10との間に侵入する形態
で螺子筒6に嵌合組付けされるのであるが、この外周面
には、接続筒10に舌片状に半抜き加工された係止片1
5が下方から係止する係止凹部27が削設されている。
なお、螺子筒6外周面下端部および胴筒26の内周面の
相方に、例えば細い多数の縦条を形成して、螺子筒6と
底蓋24との間に空転を阻止するようにしておくと、底
蓋24の螺子筒6に対する組付きが多少でも強化され、
かつ底蓋24が螺子筒6に対して空転するという不都合
を完全に阻止することができる。
本考案による押出容器は上記の如き構成となつているの
で、図示の収納状態からキャップ30を抜取り、収納筒
体1と取手筒体5とに相対回動力を与えて回動させると
、収納筒体1と昇降筒体17との組合せ物に対する取手
筒体5と底蓋24との組合せ物の回動により昇降筒体1
7は螺合片23と螺溝7との螺合に従って上昇変位し、
受皿筒18に保持した棒状化粧品を収納筒体1内から上
方に突出して使用できる状態とする。
収納筒体1と取手筒体5との間に反対方向の回動力を与
えると昇降筒体17は下降変位し、棒状化粧品を収納筒
体1内に収納する。
本考案による押出容器は、上記の如き構成および動作を
するものであるが、この押出容器の組立て操作の一例を
説明する。
まず、ガイド筒2に対して昇降筒体17を組付け、この
状態から外殻筒4をガイド筒2に嵌合組付けする。
次いで、昇降筒体17を螺子筒6に螺合組付けすると共
にガイド筒2をこの螺子筒6にアンダーカット29を利
用して回動自在ではあるが抜は出し不能に組付ける。
収納筒体1および昇降筒体17を組付けた螺子筒6に対
し、接続筒10を上方から係止片14が係止凹部9に係
合するまで嵌合組付けし、次いでこの接続筒10に装飾
筒16を下方から嵌合組付けする。
この際、前もって装飾筒16を組付けた接続筒10を螺
子筒6に組付けても良い。
最後に、底蓋24を、その胴筒26を螺子筒6の下端部
に、係止凹部27に係止片15が係止するまで嵌合組付
けし、本考案の押出容器の組立てが完了する。
上記組立て作業の一例から明らかなように、本考案によ
る押出容器の組立ては、前もって個々に成形されたガイ
ド2、外殻筒4、螺子筒6、接続筒10、装飾筒16、
昇降筒体17そして底蓋24を単に嵌合するだけで達成
されるものとなっている。
なお、最近の棒状化粧品は、押出容器の受皿体部分を成
形型枠の一部として液状材料を注入充填し、その冷却固
化による成形と同時に受皿体部分への組付けをも達成す
る手法が採用されているが、本考案による押出容器の場
合、底蓋24の組付けに先立って、受皿筒18に成形型
枠を組付けて逆立させておき、開放された螺子筒6の下
端開放部から棒状化粧品の液状材料注入用の注入筒を脚
筒22内に侵入させて、前記した成形型枠と受皿筒18
により形成される成形空間内に液体材料を注入充填し、
これを冷却固化されて棒状化粧品を底形させた後底蓋2
4を組付けて押出容器の組立てを完了するか、または液
状材料の充填完了後ただちに底蓋24を組付けて押出容
器の組立てを完了させることができるので、上記した棒
状化粧品の押出容器への組付けおよび成形の手法を簡単
に実施することができる。
また、受皿筒18が昇降動する収納筒体1は、ガイド縦
孔3を開孔したガイド筒2と外殻筒4とだけの組合せ物
であり、ガイド筒2は、単にガイド縦孔3を開孔するだ
けで特に大きな機械的強度を要求されるものではないの
で、充分に肉薄とすることができ、このため押出容器全
体の太さを充分に小さくすることができ、これにより最
近流行となっている細身の押出容器を得ることができる
さらに、昇降筒体17は、その上端部分(受皿筒18の
こと)と下端部で収納筒体1と取手筒体5との組合せ物
内に組付いて昇降動するものであるので、この昇降筒体
17の昇降動作は極めて安定したものとなり、これによ
り棒状化粧品が押出容器内で、ガタライでガイド筒2に
接触して表面を傷つけるというような不都合の生ずる恐
れは全くない。
以上の説明から明らかな如く、本考案による押出容器は
、その組立て操作が極めて簡単であると共に各構成部分
が成形し易い形状であり、また金属薄板製部分を無理な
くかつ強固に組付けることができ、さらに棒状化粧品の
押出しおよび収納動作も極めて円滑に達成できる等多く
の有益な作用効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例の棒状化粧品の収納時の状態
を示す縦断面図である。 符号の説明、1・・・・・・収納筒体、2・・・・・・
ガイド筒、3・・・・・・ガイド縦孔、4・・・・・・
外殻筒、5・・・・・・取手筒体、6・・・・・・螺子
筒、7・・・・・・螺溝、9・・・・・・係止凹部、1
0・・・・・・接続筒、11・・・・・・膨出部、12
・・・・・・嵌着筒片、13・・・・・・弾片、14,
15・・・・・・係止片、16・・・・・・装飾筒、1
7・・・・・・昇降筒体、18・・・・・・受皿筒、1
9・・・・・・遊合突片、22・・・・・・脚筒、23
・・・・・・螺合片、24・・・・・・底蓋、25・・
・・・・底板、26・・・・・・脚筒、27・・・・・
・係止凹部、28・・・・・・フランジ、29・・・・
・・アンダーカット、30・・・・・・キャップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. はぼ全高さ範囲にわたってガイド縦孔3を穿設したガイ
    ド筒2外に金属薄板製の外殻筒4を嵌装した収納筒体1
    と、上端開口部内に、前記ガイド筒2下端を、周突条と
    周溝との係合によるアンダーカット29によって回動自
    在ではあるが抜は出し不能に組付けさらに内周面に螺溝
    7を刻設した螺子筒6外に該螺子筒6外周面に削設した
    係止凹部9に係止片14を下方から係止させて前記螺子
    筒6とほぼ等しい高さの金属薄板製の接続筒10を嵌装
    し、該接続筒10の上端から外方に膨出した膨出部11
    を連設すると共に該膨出部11上からキャップ30の開
    口部内面に弾接する弾片13を設けた嵌着筒片12を立
    設し、さらに前記接続筒10外に装飾筒16を嵌装して
    戒る取手筒体5と、前記ガイド筒2内に挿入された受皿
    筒18の外周面に前記ガイド縦孔3に遊合する遊合突片
    19を突設し、前記受皿部18下端から前記螺子筒6と
    ほぼ等しい高さの脚筒22を垂下設し、さらに該脚筒2
    2外局面下端に前記螺溝7に螺合する螺合片23を突設
    した昇降筒体17と、底板25の周端から前記螺子筒6
    下端に嵌合する周壁26を立設腰該周壁26の外周面に
    前記接続筒10に成形された係止片15が下方から係止
    する係止凹部27を削設し、さらに前記底板25の周端
    から前記装飾筒16の下端が当接するフランジ28を周
    設した底蓋24とを組付けて成る棒状化粧品の押出容器
JP12291880U 1980-08-29 1980-08-29 棒状化粧品の押出容器 Expired JPS6010492Y2 (ja)

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JPS5745810U JPS5745810U (ja) 1982-03-13
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