JPS589352B2 - 乾燥装置 - Google Patents
乾燥装置Info
- Publication number
- JPS589352B2 JPS589352B2 JP51048091A JP4809176A JPS589352B2 JP S589352 B2 JPS589352 B2 JP S589352B2 JP 51048091 A JP51048091 A JP 51048091A JP 4809176 A JP4809176 A JP 4809176A JP S589352 B2 JPS589352 B2 JP S589352B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- duct
- outlet
- processed material
- communicates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば水圧テストを行なった圧力容器や熱交
換器など処理物の付着水分を除去する乾燥装置に関する
ものである。
換器など処理物の付着水分を除去する乾燥装置に関する
ものである。
従来、処理物を乾燥させるには熱風循環方式、燃焼排ガ
ス貫流方式、電気加熱による熱風貫流方式、真空乾燥方
式などが採用されていた。
ス貫流方式、電気加熱による熱風貫流方式、真空乾燥方
式などが採用されていた。
ここで熱風再循環方式は処理物を台車に積載し、熱風再
循環式乾燥炉に装入して乾燥させるものであり、したが
って処理物全部を装入するための炉、再循環のためのフ
ァン、ダクト、熱風発生装置、台車などが必要で設備が
大掛りとなり、設備スペースが広く必要で設備費が高く
つき、また処理物全体を加熱することと炉が大きいため
に燃料消費量が多くなり、さらに乾燥炉の移動を行なえ
ない欠点がある。
循環式乾燥炉に装入して乾燥させるものであり、したが
って処理物全部を装入するための炉、再循環のためのフ
ァン、ダクト、熱風発生装置、台車などが必要で設備が
大掛りとなり、設備スペースが広く必要で設備費が高く
つき、また処理物全体を加熱することと炉が大きいため
に燃料消費量が多くなり、さらに乾燥炉の移動を行なえ
ない欠点がある。
燃焼排ガス貫流方式は、熱風発生炉で発生させた熱風を
フレキシブルホースを介して処理物の入口部に供給して
該処理物を乾燥させるものであり、したがって乾燥時間
が長くなると共に燃焼排ガスの利用なので乾燥性能が悪
いという欠点がある。
フレキシブルホースを介して処理物の入口部に供給して
該処理物を乾燥させるものであり、したがって乾燥時間
が長くなると共に燃焼排ガスの利用なので乾燥性能が悪
いという欠点がある。
電気加熱による熱風貫流方式は、電気ヒータで空気を加
熱し、ファンにより熱風を、フレキシブルチューブを介
して処理物の入口部に供給して該処理物を乾燥させるも
ので、したがって乾燥時間が長くなり、また大気をその
まま加熱して利用するので乾燥性能が悪く、さらに電力
消費量が多いなどの欠点がある。
熱し、ファンにより熱風を、フレキシブルチューブを介
して処理物の入口部に供給して該処理物を乾燥させるも
ので、したがって乾燥時間が長くなり、また大気をその
まま加熱して利用するので乾燥性能が悪く、さらに電力
消費量が多いなどの欠点がある。
真空乾燥方式は、真空ポンプにより処理物中のペーパー
を吸引排出して真空蒸発させるもので、したがって蒸発
時間が長くなるとともにフランジ部のシールが困難であ
り、さらに蒸発させた後に乾燥空気を封入しなければな
らずその装置が高価で且つ容易に行なえない欠点がある
。
を吸引排出して真空蒸発させるもので、したがって蒸発
時間が長くなるとともにフランジ部のシールが困難であ
り、さらに蒸発させた後に乾燥空気を封入しなければな
らずその装置が高価で且つ容易に行なえない欠点がある
。
本発明は上記問題点を解決し得る乾燥方法を提供するも
ので、以下その一実施例を図面に基づいて説明する。
ので、以下その一実施例を図面に基づいて説明する。
1は乾式除湿機で回転式の除湿剤を有する。
すなわち除湿剤は例えばアスベスト積層ハニカム構造で
塩化リチュームなどの吸湿剤を含浸させることにより形
成され、処理側2と再生側3とに亘って一定速度で連続
回転を行なう。
塩化リチュームなどの吸湿剤を含浸させることにより形
成され、処理側2と再生側3とに亘って一定速度で連続
回転を行なう。
処理側2の入口部2Aにはフィルター4が設けられ、出
口部2Bに設けたターボファン5の作動により常温の空
気Aを吸引すべく構成してある。
口部2Bに設けたターボファン5の作動により常温の空
気Aを吸引すべく構成してある。
6はターボファン5用のモータを示す。
再生側3は処理側2とは流れが逆になり、その入口部3
Aにフィルター7を設けるとともに、出口側3Bには、
モータ8に連動するターボファン9が設けられる。
Aにフィルター7を設けるとともに、出口側3Bには、
モータ8に連動するターボファン9が設けられる。
10は加熱機で燃焼炉11を貫通すべく設けられ、その
入口部10Aは前記処理側2のターボファン5にダクト
12を介して連通する。
入口部10Aは前記処理側2のターボファン5にダクト
12を介して連通する。
13は燃焼室14の下部に配置したガンタイプバーナー
で、サイトホール15、炎監視装置16、パイロットバ
ーナー17、燃焼空気用ブロアー18、などを具備する
。
で、サイトホール15、炎監視装置16、パイロットバ
ーナー17、燃焼空気用ブロアー18、などを具備する
。
前記再生側3のターボファン9からの第1ダクト19は
調整ダンパー20を介してガンタイプバーナー13の前
方に開口し、また第1ダクト19から分岐した第2ダク
ト21は調整ダンパー22を介して排筒23の上端に開
口する。
調整ダンパー20を介してガンタイプバーナー13の前
方に開口し、また第1ダクト19から分岐した第2ダク
ト21は調整ダンパー22を介して排筒23の上端に開
口する。
24は排筒23に設けた調整ダンパーを示す。
前記加熱機10の出口部10Bには単または複数のフレ
キシブルホース25が接続し、またこのフレキシブルホ
ース25は処理物の一例である熱交換器26にフランジ
27を介して接続する。
キシブルホース25が接続し、またこのフレキシブルホ
ース25は処理物の一例である熱交換器26にフランジ
27を介して接続する。
処理側2に吸引された常温空気Aは除湿されて除湿空気
Bとなり、ターボファン5、ダクト12を介して加熱機
10に送り込まれる。
Bとなり、ターボファン5、ダクト12を介して加熱機
10に送り込まれる。
そしてここでガンタイプバーナー13の燃焼により燃焼
室14側から間接的に加熱されて高温低湿空気Cとなり
、フレキシブルホース25を介して熱交換器26に導入
される。
室14側から間接的に加熱されて高温低湿空気Cとなり
、フレキシブルホース25を介して熱交換器26に導入
される。
これにより熱交換器26は、高温低湿空気Cでもって乾
燥され、付着水分が除去されることになる。
燥され、付着水分が除去されることになる。
かかる作業中において再生側3には加熱空気Dが導入さ
れ、以って除湿剤を加熱再生せしめて再び処理側2に回
転移行させる。
れ、以って除湿剤を加熱再生せしめて再び処理側2に回
転移行させる。
再生側3からの排出空気Eは第2ダクト21を介して排
筒23に至り、排ガスFとともに排出される。
筒23に至り、排ガスFとともに排出される。
また排出空気Eの一部はガンタイプバーナー13の前方
に供給され、以って燃焼室14の温度を制御する。
に供給され、以って燃焼室14の温度を制御する。
なお各調整ダンパー20,22,24は状況に応じてそ
の開度が制御される。
の開度が制御される。
以上、実施例で述べた本発明によると、処理側と再生側
とに亘って除湿剤を回転させる乾式除湿機と、前記処理
側の出口部にダクトを介して連通する加熱機と、この加
熱機がその燃焼室を貫通する加熱炉と、前記燃焼室に設
けたバーナーと、前記再生側の出口側に連通し且つ前記
バーナーの前方で開口するダクトと、前記加熱機の出口
部に連通し且つ処理物に接続可能なホースとからなるか
ら、次のような効果を期待できる。
とに亘って除湿剤を回転させる乾式除湿機と、前記処理
側の出口部にダクトを介して連通する加熱機と、この加
熱機がその燃焼室を貫通する加熱炉と、前記燃焼室に設
けたバーナーと、前記再生側の出口側に連通し且つ前記
バーナーの前方で開口するダクトと、前記加熱機の出口
部に連通し且つ処理物に接続可能なホースとからなるか
ら、次のような効果を期待できる。
○ 高温低湿空気を利用することにより乾燥性能のアッ
プと乾燥時間の大巾な短縮ができる。
プと乾燥時間の大巾な短縮ができる。
〇 除湿機と加熱機とを並置するだけでよいことから、
処理物を炉内に装入する方式に比べて装置全体を簡素に
且つ安価に提供でき、また占有スペースも小さくできる
。
処理物を炉内に装入する方式に比べて装置全体を簡素に
且つ安価に提供でき、また占有スペースも小さくできる
。
〇 少ない電力および燃料でよく省エネルギーを可能に
できる。
できる。
〇 加熱機と処理物とを例えばフレキシブルチューブで
接続することにより、いかなる場所の処理物でも乾燥さ
せることができ、また処理物の移動も可能となる。
接続することにより、いかなる場所の処理物でも乾燥さ
せることができ、また処理物の移動も可能となる。
〇 再生側の出口側から排出される高温空気をバーナー
の燃焼用空気に使用することにより、該バーナーにおけ
る燃焼効率を向上できる。
の燃焼用空気に使用することにより、該バーナーにおけ
る燃焼効率を向上できる。
図面は本発明の一実施例を示す一部切欠正面図である。
1・・・乾式除湿機、2・・・処理側、3・・・再生側
、10・・・加熱機、11・・・燃焼炉、26・・・熱
交換器(処理物)、A・・・常温空気、B・・・除湿空
気、C・・・高温低湿空気。
、10・・・加熱機、11・・・燃焼炉、26・・・熱
交換器(処理物)、A・・・常温空気、B・・・除湿空
気、C・・・高温低湿空気。
Claims (1)
- 1 処理側と再生側とに亘って除湿剤を回転させる乾式
除湿機と、前記処理側の出口部にダクトを介して連通ず
る加熱機と、この加熱機がその燃焼室を貫通する加熱炉
と、前記燃焼室に設けたバーナーと、前記再生側の出口
側に連通し且つ前記バーナーの前方で開口するダクトと
、前記加熱機の出口部に連通し且つ処理物に接続可能な
ホースとからなることを特徴とする乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51048091A JPS589352B2 (ja) | 1976-04-26 | 1976-04-26 | 乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51048091A JPS589352B2 (ja) | 1976-04-26 | 1976-04-26 | 乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52131251A JPS52131251A (en) | 1977-11-04 |
JPS589352B2 true JPS589352B2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=12793638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51048091A Expired JPS589352B2 (ja) | 1976-04-26 | 1976-04-26 | 乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589352B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61150747U (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-18 | ||
JPH0330274Y2 (ja) * | 1985-11-30 | 1991-06-26 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4960043A (ja) * | 1972-10-12 | 1974-06-11 | ||
JPS5156051A (ja) * | 1974-11-12 | 1976-05-17 | Kawada Seisakusho Kk | Datsushitsukansosochi |
-
1976
- 1976-04-26 JP JP51048091A patent/JPS589352B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4960043A (ja) * | 1972-10-12 | 1974-06-11 | ||
JPS5156051A (ja) * | 1974-11-12 | 1976-05-17 | Kawada Seisakusho Kk | Datsushitsukansosochi |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61150747U (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-18 | ||
JPH0330274Y2 (ja) * | 1985-11-30 | 1991-06-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52131251A (en) | 1977-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1325720C (zh) | 干衣机 | |
US4432147A (en) | Energy efficient lumber dry kiln using solar collectors and refrigeration system | |
US20060162366A1 (en) | Desiccant dehumidification system | |
US3251402A (en) | Air conditioning apparatus | |
JPS589352B2 (ja) | 乾燥装置 | |
JPS631423A (ja) | 除湿装置 | |
KR102168303B1 (ko) | 연소 배가스를 이용한 재생 공기 공급 시스템 및 방법 | |
CN111023727A (zh) | 一种太阳能干燥器 | |
JP2006207927A (ja) | 温水式暖房装置 | |
KR100942847B1 (ko) | 농수산물 건조장치 | |
JPS6297626A (ja) | 回転式乾式除湿機 | |
WO1980000183A1 (en) | Dryer | |
CN209400389U (zh) | 一种盐雾腐蚀试验机 | |
CN209101429U (zh) | 一种单转轮除湿机 | |
CN219301163U (zh) | 一种空间高效利用型药丸干燥机 | |
CN216074379U (zh) | 一种加湿烘干冷却一体式的摇粒机 | |
CN220639232U (zh) | 一种基于绿色环保印刷的油墨烘干装置 | |
CN218065177U (zh) | 除湿模块、除湿装置、浴霸 | |
CN214917806U (zh) | 一种热气循环烤漆箱 | |
CN213334729U (zh) | 一种热泵低温再生转轮除湿机 | |
JP3123971B2 (ja) | 湿度調整装置 | |
JP7455566B2 (ja) | ガス除去濃縮装置 | |
CN210906818U (zh) | 一种刀具涂层快速干燥设备 | |
CN211650542U (zh) | 一种烘箱式转轮除湿机 | |
RU2137995C1 (ru) | Сушильная установка |