JPH0330186Y2 - - Google Patents

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JPH0330186Y2
JPH0330186Y2 JP19278485U JP19278485U JPH0330186Y2 JP H0330186 Y2 JPH0330186 Y2 JP H0330186Y2 JP 19278485 U JP19278485 U JP 19278485U JP 19278485 U JP19278485 U JP 19278485U JP H0330186 Y2 JPH0330186 Y2 JP H0330186Y2
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light
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車両に装備される放電灯の予熱回路
に関する。
[従来の技術] 最近、一部の車両において、メタルハライドラ
ンプなど放電灯が前方照射灯として使用されつつ
ある。
ところで、この種の放電灯は通常、始動から安
定点灯に至るまで数分ないし数十秒の立上り時間
を要する特性があり、このため、放電灯点灯操作
後直ちに発進するなどの場合に発光量が不足する
問題がある。
従来、この問題点に着目し、放電灯が安定点灯
に至るまでの間、白熱電球を点灯させるようにし
て放電灯の発光量不足を補おうとする提案が特開
昭59−134020公報に開示されている。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、前記従来例が放電灯の発光量不足を
他の発光源により補う点に着目しているのに対
し、前記のような発進時のみに限られることはな
いが、放電灯が安定点灯に至るまでの所要時間を
積極的に短縮させることを目的としてなされたも
のである。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するために、本考案の車両用放
電灯の予熱回路は、 車両に装備される放電灯を予熱する電気回路で
あつて、 通電により前記放電灯の発光管を外部から加熱
する発熱体と、 スモールランプスイツチが投入され、または車
両周囲光が所定レベル以下になつたことを検知す
ると、前記発熱体に電流を流す制御回路と を備えることを特徴とする。
[作用] このように構成することにより、通常、放電灯
の発光管の温度が上昇してから放電灯が始動され
ることになり、始動から安定点灯に至るまでに要
する時間を短縮させることが可能となる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を説明する。
第1図ないし第2図は本考案の一実施例を示し
ている。
第1図において、フオグランプ(霧煙灯)とし
て使用されるメタルハライドランプ1は、スモー
ルランプスイツチ5およびフオグランプスイツチ
7がともにオン状態であるとき、車載バツテリ9
の電源電圧を昇圧するなどする点灯制御回路11
により始動時には約1.5A、安定点灯時には約
0.5A程度のランプ電流が流れる。点灯制御回路
11は、第2図に示すようにバツテリ9側からメ
タルハライドランプ1側わたつて昇圧回路11−
1、安定器回路11−2および始動回路11−3
を順に配した構成をとる。
メタルハライドランプ1の発光管1−1付近に
は発熱体3が設けられており、この発熱体3の一
方の端子3aは接地され、他方の端子3bは第1
のリレー13の可動接点13−1、第2のリレー
15の可動接点15−1、第1のヒユーズ17お
よびイングニツシヨンスイツチ19を順に介して
バツテリ9の+端子と電気的に接続されている。
第1のリレー13の巻線13−2は、一端13
−2aが当該リレー可動接点13−1と前記第2
のリレー可動接点15−1との間(図示点A)に
接続され、他端13−2bが排他的オア回路21
の出力端子21aと接続されている。排他的オア
回路21は2入力であり、一方の入力端21b−
1はフオグランプスイツチ7、第2のヒユーズ2
3およびスモールランプスイツチ5を順に介して
バツテリ9の+端子と接続され、他方の入力端2
1b−2は、前記一方の入力端21b−1と前記
フオグランプスイツチ7の出力端子7aとの間
(図示点B)に入力端25aが接続されたタイマ
回路25の出力端25bと接続されている。タイ
マ回路25は、入力電圧の立上りを検出し、この
検出時点から所定の時間、つまり、メタルハライ
ドランプ1が始動から安定点灯に至るまでに要す
る時間、が経過するまで出力がハイレベルに保た
れ、他の期間は出力がローレベルとなるよう構成
されている。なお、前記所定時間は約10秒程度
が好ましい。
第2のリレーの巻線15−2は、一端15−2
aが当該リレー可動接点15−1と前記第1のヒ
ユーズ17との間(図示点C)に接続され、他端
15−2bがノア回路27の出力端27aと接続
されている。ノア回路27は2入力であり、一方
の入力端子27b−1は第2のヒユーズ223お
よびスモールランプスイツチ5を順の介してバツ
テリ9の+端子と接続され、他方の入力端27b
−2は判定回路29の出力端29aと接続されて
いる。
判定回路29は、第1のヒユーズ17およびイ
ングニツシヨンスイツチ19を順に介したバツテ
リ9を電源とする。そして、判定回路29は、車
両の周囲の光量に応じた電気信号を発生するCdS
からなる光検知部(図示せず)と、この光検知部
の検出信号と予め定めた基準光量に対応する基準
信号とを比較し、車両周囲光量が基準光量以下の
とき出力をハイレベルとする比較部(図示せず)
とからなる。この基準光量は、運転者が通常スモ
ールランプ5を点灯するであろう車両周囲の明る
さよりも、幾分明るいときの光量に対応させてあ
る。
次に動作の一例を説明する。
スモールランプスイツチ5がオフ状態のもとで
イングニツシヨンスイツチ19がオンされると、
判定回路29に電源が供給され、判定回路29は
動作を開始する。判定回路29が車両周囲光量が
基準光量より大きい旨の判定結果、いいかえると
出力がローレベルである間は、ノア回路27の出
力がハイレベルに保たれ、第2のリレー巻線15
−2の励磁電流に供給されず、第2のリレー可動
接点15−1はオフ状態に保たれる。従つて、バ
ツテリ9から発熱体3に至る電流路が第2のリレ
ー可動接点15−1により遮断状態に保たれるこ
とから、発熱体3に電流が供給されず、発熱体3
は発熱しない。
その後、判定回路29が、車両周囲光量が基準
光量以下である旨の判定結果、いいかえると出力
がハイレベルに反転すると、ノア回路27の出力
がローレベルに反転し、第2のリレー巻線15−
2に励磁電流が供給開始され、その可動接点15
−1がオン状態に反転する。このとき、排他的オ
ア回路21の出力は、フオグランプスイツチ7が
オフかつタイマ回路25出力がローレベルである
ため、前記のように第2のリレー可動接点15−
1がオン状態に反転すると、第1のリレー巻線1
3−2に励磁電流が供給され、その可動接点13
−1がオン状態に反転する。従つて、判定回路2
9出力がハイレベルに反転すると、第1,第2の
リレー可動接点13−1,15−1がオン状態に
反転し、バツテリ9からイングニツシヨンスイツ
チ19、第1のヒユーズ17、第2のリレー可動
接点15−1および第1のリレー可動接点13−
1をへて発熱体3に電流が供給開始される。
その後、運転者が、車両周囲が暗くなつてきた
と判断してスモールランプスイツチ5およびフオ
グランプスイツチ7を投入すると、タイマ回路2
5出力がハイレベルを保つ前記所定時間が経過す
るまで、排他的オア回路21出力が依然としてロ
ーレベルであることから、第1のリレー可動接点
13−1はオン状態を保ち、発熱体3への通電が
継続され、前記所定時間が経過すると、排他的オ
ア回路21出力がハイレベルに反転し第1のリレ
ー可動接点13−1がオフ状態に復帰することか
ら、発熱体3への通電が停止される。一方、前記
のようなスイツチ投入が行なわれると、点灯制御
回路11が動作を開始し、メタルハライドランプ
1が始動する。この時点では、発熱体3は前述し
たように既に発熱状態にあることから、メタルハ
ライドランプ1の発光管1−1は暖められてお
り、始動から安定点灯に至るまでの所要要時間が
短縮される。
その後、運転者がフオグランプスイツチ7をオ
フすると、排他的オア回路21出力がローレベル
に復帰し第1のリレー可動接点13−1がオン状
態に反転することから、発熱体3への通電が再開
される。この発熱体3への通電は初回の通電と同
様、フオグランプスイツチ7がオンされてから、
所定時間が経過した時点で停止される。
また他の動作例として、イングニツシヨンスイ
ツチ19がオン状態かつフオグランプスイツチ7
がオフ状態にあるときにスモールランプスイツチ
5がオンされると、ノア回路27出力がローレベ
ルに反転して第2のリレー巻線15−2に励磁電
流が供給され、第2のリレー可動接点15−1が
オン状態に反転し、第1のリレー巻線13−2に
励磁電流が供給され、第1のリレー可動接点13
−1がオン状態に反転することにより、発熱体3
に電流が供給開始され、発熱体3は発熱する。こ
の発熱体への通電は、前述した先の動作例と同
様、フオグランプスイツチ7がオンされてから所
定時間が経過した時点で停止される。
前記実施例では発熱体3、判定回路29などの
電源をイングニツシヨンスイツチ19を介したバ
ツテリ9としているが、他の実施例として、これ
らにイグニツシヨンスイツチを介さずに直接バツ
テリから電源を供給してもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、スモー
ルランプスイツチが投入され、または周囲光が所
定レベル以下になつたことを検知すると発熱体に
通電するようにしたため、通常、放電灯点灯操作
時には、放電灯発光管の温度が上昇しており、放
電灯が始動から安定点灯に至るまでの時間を短縮
させることができる。
なお、発熱体への通電は、前記のような限られ
たときのみとしたため、バツテリの負荷としては
比較的軽く作用するに止まる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は本考案の一実施例を示
し、第1図はその全体構成図、第2図は第1図に
示す制御回路の構成図である。 1…放電灯(メタルハライドランプ)、3…発
熱体、5…スモールランプスイツチ、29…判定
回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両に装備される放電灯を予熱する電気回路で
    あつて、 通電により前記放電灯の発光管を外部から加熱
    する発熱体と、 スモールランプスイツチが投入され、または車
    両周囲光が所定レベル以下になつたことを検知す
    ると、前記発熱体に電流を流す制御回路と を備えることを特徴とする車両用放電灯の予熱回
    路。
JP19278485U 1985-12-13 1985-12-13 Expired JPH0330186Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19278485U JPH0330186Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19278485U JPH0330186Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

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Publication Number Publication Date
JPS6299445U JPS6299445U (ja) 1987-06-24
JPH0330186Y2 true JPH0330186Y2 (ja) 1991-06-26

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ID=31148192

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JP19278485U Expired JPH0330186Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

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JPH0268235A (ja) * 1988-09-02 1990-03-07 Stanley Electric Co Ltd 車両の放電灯点灯システム

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JPS6299445U (ja) 1987-06-24

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