JP3015602U - 蛍光灯の始動器回路 - Google Patents

蛍光灯の始動器回路

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JP3015602U
JP3015602U JP1995003130U JP313095U JP3015602U JP 3015602 U JP3015602 U JP 3015602U JP 1995003130 U JP1995003130 U JP 1995003130U JP 313095 U JP313095 U JP 313095U JP 3015602 U JP3015602 U JP 3015602U
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式達 陳
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式達 陳
李 長龍
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蛍光灯の始動器回路。 【構成】 リレーの動作により二回路を構成し、その中
第1回路は入力電圧が駆動電圧に達したのを検出する
と、リレーを常閉接点より常開接点に切換えさせ、この
時、第2回路はフィラメントを加熱し、一定の時間の
後、リレーは常閉接点に回復し、第2回路を切断し、入
力電圧はフィラメントの転倒により駆動電圧より低くな
り、これにより始動回路は工作停止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一種の蛍光灯の始動器回路に関し、特に、電子制御方式による放電 で蛍光灯を点灯し、効果的にスイッチオンから放電の時間を短縮し、蛍光灯の閃 光現象を無くし、視力を保護することができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に使用される蛍光灯は、付属品として安定器、始動器及び燈管を有する。 本考案は特にその始動器に着目したものであるが、まず以下の原理分析により、 従来の始動器の欠点を明らかにしたい。
【0003】 始動器はまた点灯管、或いはスタータと称され、起動を行うものである。また アーク放電始動器とコンデンサ始動器の二種がある。いずれの始動器も、その長 さは約3.5cm、直径2.0cmの円柱形の体積を有し、端は体積と連接して 一体とされ、上端は閉口とされ、内には一つの小ガラス球11が設けられ、二つ の導体12、13を上端に引接するにかわで二端子が絶縁される(図1参照)。 コンデンサ始動器では約0.006ufコンデンサ14とガラス球11が引接さ れ、該ガラス球11中には酸化バリウムを塗布した固定電極と可動二金属片電極 (即ち導体12、13)が設けられ、同時にアルゴン、ネオンなどの慣性ガスが 管中に加入される。
【0004】 また始動器は図3に示される1Pの10Wないし20W用の蛍光灯始動器Sと 、図4に示される4Pの40W用の蛍光灯始動器Sに分けられる。通常蛍光灯は 、ほとんどが余熱始動式に属し、この種の始動器はまずフィラメントを余熱し、 一旦放電を開始すると加熱をする必要がなく放電を維持できる。始動器は電圧が 燈管にかけられて放電する際、フィラメント回路を閉じ、フィラメントの温度が 上昇するのを待って回路のスイッチを開く。
【0005】 電源スイッチが閉じられる時(図5参照)、燈管18加圧後に回路は電源A端 →二次側コイル15→フィラメント16→始動器S→フィラメント17→電源B という回路を形成する。光の放射と補助電極の1〜2秒の局部放電の後、該二金 属片12、13は慣性ガスの発光作用により、熱を受けて漸次真っ直ぐに伸び、 固定電極と接触してフィラメント16、17の回路を通じさせ、ゆえにフィラメ ント16、17の回路に電流が流れ、発熱により燈管18内の温度が上昇し、フ ィラメント16、17上の酸化物がフィラメント16、17に大量に電子を発射 させる。但し、フィラメント16、17が通じるとき、二極の電位は零となりア ーク放電作用は発生せず、二金属片12、13はゆっくりと復元し、始動器S内 の二極が閉じるまで、熱量は完全には消失せずに自由電子を放出し、半秒から一 秒後になって熱量が失われ、二電極が離れて始動器Sが切断される。この時、回 路上に電気抵抗があり高圧が引き起こされ、これにより燈管18内の水銀蒸気分 子は電子の衝突により強烈な紫外線を発生して蛍光塗料を刺激し発光させる。同 時にこの回路は電源A端→二次側コイル15→フィラメント16→始動器S→フ ィラメント17→電源Bにより回路を成す。
【0006】 前述の原理と構造からお分かりのように、従来の始動器は二金属片をスイッチ とし、該二金属片の余熱導通並びにアーク放電を利用して燈管に発光させる。こ の動作状態から分かるように、従来の始動器は以下の欠点を有していた。 1.二金属片を余熱する必要があり、故に蛍光灯の点灯に一段の時間が必要と され、また即ちスイッチを入れてから放電するまでの時間が長すぎた。 2.二金属片をスイッチとするために、先行する余熱が電力を消耗した。 3.二金属片をスイッチとしているが、金属は外界の温度の影響を受けやすく 不安定な状態を呈し、また金属疲労により使用寿命が短縮されることとなった。 4.電圧を安定させる必要があり、そうしてはじめて二金属片の開閉動作を行 わせることができ、定格電圧以下の電圧に対しては始動が難しかった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主な目的は、電子制御方式による放電で蛍光灯を点灯し、効果的にス イッチオンから放電の時間を短縮し、蛍光灯の閃光現象を無くし、視力を保護す ることである。
【0008】 本考案の次の目的は、金属片を加熱する余熱動作を必要とせず、直接コンデン サに対する充電とコンデンサの放電を経て蛍光灯を点灯し、エネルギーを保存し 、消耗を最低とすることである
【0009】 本考案のさらにもう一つの目的は、一般の110Vの家庭用電圧に対し、燈管 を始動して発光させる最低定格電圧を90Vにまで下げ、低い瞬間電圧により燈 管を始動することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の蛍光灯の始動器回路は、リレー動作により二回路を構成し、第1回路 はリレーの常閉接点、整流ダイオード、ツェナーダイオード、直列抵抗、該リレ ーのコイル及び該リレーのコイルと並列するコンデンサより構成され、第2回路 はリレーの常開接点と並列に連接するコンデンサ及び整流ダイオードより構成さ れる。
【0011】 前記ツェナーダイオードはベースとコレクタが、一抵抗と一コンデンサが並列 に連接するトランジスタに直列に連接する。
【0012】 前記第1回路のツェナーダイオードの貫穿電圧は10から180Vとされ、コ ンデンサは1から300uFとされる。
【0013】 前記第2回路のコンデンサは1から47uFとされる。
【0014】 前記第2回路は僅かに一整流ダイオードを有してコンデンサを有さないものと されてもよい。
【0015】 前記第2回路は直接短絡し、コンデンサもダイオードも有さないものとされて もよい。
【0016】
【作用】
本考案は一種の蛍光灯の始動器回路に関し、リレーの動作により二回路を構成 し、その中第1回路は入力電圧が駆動電圧に達したのを検出すると、リレーを常 閉接点より常開接点に切換えさせ、この時、第2回路はフィラメントを加熱し、 一定の時間の後、リレーは常閉接点に回復し、第2回路を切断し、入力電圧はフ ィラメントの転倒により駆動電圧より低くなり、これにより始動回路は工作停止 する。
【0017】
【実施例】
図6に示されるように、本考案の始動器SのA、B端はそれぞれ燈管18の両 端に連接されることは従来の連接方法と同じであり、リレーRYの動作により二 回路を構成する。そのうち、第1回路は電源スイッチが閉じた(入力電圧が入力 された)後、入力電圧はツェナーダイオードZDを貫穿電圧より高いことから作 動し、この時、電圧はリレーRYの常閉接点C、整流ダイオードD1、ツェナー ダイオードZD及び直列する抵抗R1を経て、コンデンサC1に対し充電を行う 。該コンデンサC1の両端の電圧がリレーのコイルLの吸着電圧より大きくなる と、リレーRYは常閉接点Cの切断により常開接点Dに至り、第1回路を切断す し、第2回路を導通させる。このとき、反対方向より並びに連接する整流ダイオ ードD2及びコンデンサC2が直流方式でフィラメントを加熱する。そして一定 の時間の後、該コンデンサC1はリレーRYのコイルLに対して放電し電圧を下 げて電圧を釈放する。そしてリレーRYは接点Dより接点Cに戻り、並びに第2 回路を切断する。この時燈管18は安定器19の高い自己誘導電圧により点灯し 、燈管18点灯後、始動器SのA、B両端の入力電圧は安定器19の作用により ツェナーダイオードZDの貫穿電圧より低くなる。これにより、第1回路を始動 するには不足し、始動器Sは燈管18始動の動作を完成する。さらに、高周波数 ノイズの発生を防止するために、コジデンサC3をA、B二入力端間に設け、燈 管点灯時の高周波パルスの吸収を行ってもよい。
【0018】 図7に示されるのは、本考案のもう一つの実施例の電気回路図である。本考案 の回路はまた、抵抗R2とコンデンサC4をトランジスタQ1のベースとコレク タに並列に連接し、もってトランジスタQ1に十分な偏圧を与えてトランジスタ Q1のベースとエミッタを導通させ、コンデンサC1に対する充電に利用する。 この設計は、該コンデンサC4に対する充電により第2回路の始動を遅延させ、 リレーRYの往復の回数を減らし、回路に対し、部分的な保護作用を有する。
【0019】
【考案の効果】
以上の説明よりお分かりのように、本考案はコンデンサの充、放電の特性で燈 管18を点灯させ、並びにリレーRYをもって二金属片の余熱加熱の欠点に代え る。また、整流ダイオードD1、ツェナーダイオードZD及び抵抗Rの電源の圧 力安定により、燈管18の点灯に供される電圧を安定させ、明暗が点滅する欠点 を解消する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の始動器の構造図である。
【図2】従来のもう一つの始動器の構造図である。
【図3】従来の始動器、安定器と燈管の連接表示図であ
る。
【図4】従来の始動器、安定器と燈管の連接表示図であ
る。
【図5】従来のもう一つの始動器、安定器と燈管の連接
表示図である。
【図6】本考案の電気回路図である。
【図7】本考案のもう一つの実施例の電気回路図であ
る。
【符号の説明】
11・・・ガラス球 12、13・・・二金属片 14
・・・コンデンサ 15・・・二次コイル 16、17・・・フィラメント
18・・・燈管 19・・・安定器 S・・・始動器 RY・・・リレー R1、R2・・・抵抗 ZD・・・ツェナーダイオード D1、D2・・・整流ダイオード C1、C2、C3、
C4・・・コンデンサ Q1・・・トランジスタ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リレー動作により二回路を構成し、第1
    回路はリレーの常閉接点、整流ダイオード、ツェナーダ
    イオード、直列抵抗、該リレーのコイル及び該リレーの
    コイルと並列するコンデンサより構成され、第2回路は
    リレーの常開接点と並列に連接するコンデンサ及び整流
    ダイオードより構成される、蛍光灯の始動器回路。
  2. 【請求項2】 前記ツェナーダイオードはベースとコレ
    クタが、一抵抗と一コンデンサが並列に連接するトラン
    ジスタに直列に連接する、請求項1に記載の蛍光灯の始
    動器回路。
  3. 【請求項3】 前記第1回路のツェナーダイオードの貫
    穿電圧は10から180Vとされ、コンデンサは1から
    300uFとされる、請求項1に記載の蛍光灯の始動器
    回路。
  4. 【請求項4】 前記第2回路のコンデンサは1から47
    uFとされる、請求項1に記載の蛍光灯の始動器回路。
  5. 【請求項5】 前記第2回路は僅かに一整流ダイオード
    を有してコンデンサを有さない、請求項1に記載の蛍光
    灯の始動器回路。
  6. 【請求項6】 前記第2回路は直接短絡し、コンデンサ
    もダイオードも有さない、請求項1に記載の蛍光灯の始
    動器回路。
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