JPH0330172B2 - - Google Patents

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JPH0330172B2
JPH0330172B2 JP58215941A JP21594183A JPH0330172B2 JP H0330172 B2 JPH0330172 B2 JP H0330172B2 JP 58215941 A JP58215941 A JP 58215941A JP 21594183 A JP21594183 A JP 21594183A JP H0330172 B2 JPH0330172 B2 JP H0330172B2
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JP
Japan
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interrupt
maskable
nmi
program
microcomputer
Prior art date
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JP58215941A
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JPS60108935A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、リアルタイムマルチタスクモニタ下
で動作する内部的にマスク不可能な割込入力
(Non Maskable Interrupt)(以下NMIと称す
る。)を有するマイクロコンピユータに高速処理
能力を与える割込処理方式に関する。
(背景技術) 従来のマイクロコンピユータは第1図に示すよ
うな構造を有しており、第2図に示すごときリア
ルタイムマルチタスクプログラムで動作してい
た。第1図において、1はマイクロコンピユー
タ、2は割込コントローラ、3はメモリ、4は入
出力装置(I/O)、5はアドレス選択線、6は
データ線、7はコントロール線、8はマイクロコ
ンピユータ1に割込を知らせる要求線であり、複
数の割込入力を一つの矢印により集約的に示して
いる。9はNMI入力線である。また第2図にお
いて、10はマイクロコンピユータ1のモニタ
部、11はモニタによりサポートされるマクロ命
令群、12は割込によつて起動される割込処理タ
スク、13はタスクからのマクロ命令により起動
される一般処理タスク、14は共通サブルーチン
群である。割込処理タスク12、一般処理タスク
13及び共通サブルーチン群14はここでいうリ
アルタイムマルチタスクをなすものである。モニ
タ部10は、このようなリアルタイムマルチタス
クを監視するリアルタイムマルチタスクモニタの
機能を有し、割込処理タスク12〜共通サブルー
チン群14は、それぞれは一般にアプリケーシヨ
ンプログラム(AP)と呼ばれるものである。プ
ログラムのモニタ部はタスク間の同期、タスク間
の相互排除のために通常割込禁止状態で動作す
る。
ここで、上述のごとき構成を有する従来方式の
動作について説明する。第1図の割込コントロー
ラ2に割込が発生すると、プログラムは特定番地
にジヤンプし、モニタプログラム10を起動する
とともにモニタプログラム10を経油して割込処
理タスク12を起動する。そしてマイクロコンピ
ユータは割込発生からモニタプログラムの完了ま
で割込禁止状態で動作する。この間はマイクロコ
ンピユータにより高位の割込が発生してもその割
込を受けることはできなかつた。従つてこのよう
な従来方式における割込処理能力は割込が発生し
てからモニタを出るまでの時間によつて決定され
てしまい、高速な割込処理能力を得ることができ
ないという欠点があつた。また従来NMIは割込
禁止状態でも割込んでくるためモニタの管理下に
おくことができず、停電信号等を受けるために使
用され、一般的な割込み処理タスクを構成するの
に使用されることはなかつた。
(発明の課題) 本発明はこれらの欠点を解決するために、マイ
クロコンピユータの割込処理系にハードウエアを
付加し、NMIをモニタの管理下に置くことによ
り割込処理能力の向上を計つたものである。
(発明の構成及び作用) この発明のマイクロコンピユータの割込処理方
式は、 内部的にマスク不可能な割込をするための第1
の入力端子(NMI)、及びマスク可能な割込をす
るための第2入力端子(INT)を有し、割込タ
スクを管理するためのモニタプログラムによつて
前記第2の入力端子(INT)を介する外部割込
(A2、IPTN)を制御するようにしたマイクロコ
ンピユータ1と、 前記マイクロコンピユータ1により実行されて
いるプログラムによりセツト及びリセツト可能に
され、出力を前記第1の入力端子(NMI)に接
続したマスク不可能な割込入力フラグ回路20
と、 前記外部割込の発生及び解除を前記プログラム
により可能にしたプログラム割込発生回路21と
を備えると共に、 前記マイクロコンピユータ1は、前記マスク不
可能な割込入力フラグ回路20のセツトに応答し
てマスク不可能な割込処理を実行し、 当該マスク不可能な割込処理を終了するに際し
て、当該マスク不可能な割込処理に続いて他の処
理(A2)を実行するように設定されているとき
は、前記プログラム割込発生回路21をセツトし
て前記外部割込(IPTN)を発生させ、かつ 前記マスク不可能な割込入力フラグ回路20を
リセツトさせてから前記マスク不可能な割込処理
を終了するようにした ことを特徴とするものである。
(実施例) 第3図は本発明の一実施例を示す図であり、同
図において第1図と同じ要素には同一符号が付し
てある。同図中20はNMIマスクフラグ回路、
20−1はNMIマスクフラグセツト線、20−
2はNMIマスクフラグリセツト線、21はプロ
グラム割込発生解除回路、21−1は割込セツト
線、21−2は割込リセツト線である。NMIマ
スクフラグ回路20はプログラムによりNMIマ
スクフラグセツト線20−1をセツトすることで
トラツプをマスクし、NMIマスクフラグリセツ
ト線20−2をセツトすることにより遅延回路を
経由してトラツプマスクを解除する。プログラム
割込発生解除回路21はプログラムにより割込セ
ツト線21−1をセツトすることにより外部割込
IPTNを発生し、割込リセツト線21−2をセツ
トすることによりIPTNをリセツトする。また第
4図は本実施例を動作させるリアルタイムマルチ
タスクプログラムであり、同図において第2図と
同じ要素には同一符号が付してある。第4図にお
いて30はNMI処理タスク、31はIPTN割込
処理である。
次に本実施例の動作について説明する。マイク
ロコンピユータ1が動作中にNMIが発生すると、
割込可/禁止状態にかかわらず、プログラムは
NMI処理タスク30へジヤンプする(第4図)。
ここでNMIタスクはNMIマスクフラグ制御線2
0−1を起動し、NMIマスクフラグをセツトし
多重NMIを防ぐ。その後、マイクロコンピユー
タ1の内部の全レジスタを退避しNMI処理を行
ない、その結果他のタスクを起動する必要がなけ
れば全レジスタを復旧し、NMIマスクフラグリ
セツト線20−2によりNMIマスクフラグをリ
セツトする。以上の処理はモニタプログラムは関
与しない。(モニタからは見えない。)NMI処理
後、他のタスクを起動する必要がある場合(例え
ばブロツク転送完了時等)は、割込セツト線21
−1によりIPTNをセツトし、その後全レジスタ
を復旧し、NMIマスクフラグをリセツトする。
NMI処理完了後、モニタプログラムはIPTNを
受け付けIPTN処理31を実行し、これによつて
NMI処理がモニタプログラムに認識される。こ
れは従来の割込処理タスクにおいて、割込処理で
他のタスクを起動する時にマクロ命令を使用して
一般処理タスクを起動するのと同様の動作を行う
もので、モニタプログラムの動作時間が極めて短
くなつている。
以上説明した様に、本実施例では割込処理にお
けるモニタのプログラム動作時間が短縮されある
いは全く無くなつているので、高速な割込処理を
必要とするものをNMIとする事によりマイクロ
コンピユータの処理能力を飛躍的に向上できる利
点がある。
(発明の効果) 本発明は、以上のように構成されているので、
マスク不可能な割込の処理を終了したときは、マ
スク可能な割込、即ち外部割込を介してモニタが
このことを速やかに認識することができ、それだ
けマスク不可能な割込の処理に続くべき他のマス
ク可能な割込を速やかに実行することができ、高
速通信のように短い周期で受信割込が発生するも
のであつても、オペレーシヨン・システムにおけ
るオバーヘツドを大きくすることなく、効率よく
受信処理を進めるすることができ、マイクロコン
を含む通信制御装置や、端末入出力装置等、種々
の装置における処理を容易にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の割込処理方式を示す図、第2図
は第1図の動作プログラムを示す図、第3図は本
発明の一実施例の割込処理方式を示す図、第4図
は第3図の動作プログラムを示す図である。 1……マイクロコンピユータ、2……割込コン
トローラ、3……メモリ、4……入出力装置
(I/O)、5……アドレス選択線、6……データ
線、7……コントロール線、8……割込要求線、
9……内部的にマスク不可能な割込(NMI)、1
0……マイクロコンピユータのタスク等のプログ
ラムを制御するモニタ部、11……マクロ命令
群、12……割込処理タスク、13……一般処理
タスク、14……共通サブルーチン、20……
NMIマスクフラグ回路、20−1……NMIマス
クフラグセツト線、20−2……NMIマスクフ
ラグリセツト線、21……プログラム割込発生回
路、21−1……割込セツト線、21−2……割
込リセツト線、30……NMI処理タスク、31
……IPTN割込処理タスク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部的にマスク不可能な割込をするための第
    1の入力端子(NMI)、及びマスクを可能な割込
    をするための第2入力端子(INT)を有し、割
    込タスクを管理するためのモニタプログラムによ
    つて前記第2の入力端子(INT)を介する外部
    割込(A2、IPTN)を制御するようにしたマイク
    ロコンピユータ1と、 前記マイクロコンピユータ1により実行してい
    るプログラムによりセツト及びリセツト可能にさ
    れ、出力を前記第1の入力端子(NMI)に接続
    したマスク不可能な割込入力フラグ回路20と、 前記外部割込の発生及び解除を前記プログラム
    により可能にしたプログラム割込発生回路21と
    を備えると共に、 前記マイクロコンピユータ1は、前記マスク不
    可能な割込入力フラグ回路20のセツトに応答し
    てマスク不可能な割込処理を実行し、 当該マスク不可能な割込処理を終了するに際し
    て、当該マスク不可能な割込処理に続いて他の処
    理(A2)を実行するように設定されているとき
    は、前記プログラム割込発生回路21をセツトし
    て前記外部割込(IPTN)を発生させ、かつ 前記マスク不可能な割込入力フラグ回路20を
    リセツトさせてから前記マスク不可能な割込処理
    を終了するようにした ことを特徴とするマイクロコンピユータの割込処
    理方式。
JP21594183A 1983-11-18 1983-11-18 マイクロコンピュ−タの割込処理方式 Granted JPS60108935A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21594183A JPS60108935A (ja) 1983-11-18 1983-11-18 マイクロコンピュ−タの割込処理方式

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JP21594183A JPS60108935A (ja) 1983-11-18 1983-11-18 マイクロコンピュ−タの割込処理方式

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JPS60108935A JPS60108935A (ja) 1985-06-14
JPH0330172B2 true JPH0330172B2 (ja) 1991-04-26

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ID=16680792

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JP21594183A Granted JPS60108935A (ja) 1983-11-18 1983-11-18 マイクロコンピュ−タの割込処理方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62107303A (ja) * 1985-11-06 1987-05-18 Japan Electronic Control Syst Co Ltd 自動車用電子制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5093359A (ja) * 1973-12-18 1975-07-25
JPS5789148A (en) * 1980-11-26 1982-06-03 Fujitsu Ltd Method for controlling interruption

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5093359A (ja) * 1973-12-18 1975-07-25
JPS5789148A (en) * 1980-11-26 1982-06-03 Fujitsu Ltd Method for controlling interruption

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JPS60108935A (ja) 1985-06-14

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