JPH0330129B2 - - Google Patents

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JPH0330129B2
JPH0330129B2 JP59192964A JP19296484A JPH0330129B2 JP H0330129 B2 JPH0330129 B2 JP H0330129B2 JP 59192964 A JP59192964 A JP 59192964A JP 19296484 A JP19296484 A JP 19296484A JP H0330129 B2 JPH0330129 B2 JP H0330129B2
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liquid crystal
crystal cell
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polarizing plate
light
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液晶セルの透明電極に文字・記号等の
パターンを形成し、これに電気信号を印加して当
該パターンの表示を行なう液晶表示装置に関する
ものであり、特に表示パターンの色を電気的に切
り替える手段を備えた液晶表示装置に関するもの
である。
〔従来技術〕
第4図は特開昭58−209716号公報において既に
公知となつている従来の液晶表示装置を示す分解
斜視図であ。
第1の液晶セル1は、ツイステツド・ネマチツ
ク形液晶(TN形液晶)4および一対の透明電極
6a,6bをガラス平板8a,8bで挾持するこ
とにより構成され、二色性吸収体2の前面に置か
れている。
第1の液晶セル1のさらに前面には偏光板1
2、第2の液晶セル9、偏光板22が順に配列さ
れており、偏光板12および22はいずれもY方
向の偏光成分のみを透過するように位置づけされ
ている。
第2の液晶セル9は第1の液晶セル1と同様に
TN形液晶14、透明電極16a,16bおよび
ガラス平板18a,18bにより構成されてい
る。ただし、一方の透明電極16bは文字パター
ンを形成している。
信号発生源10および20はそれぞれ透明電極
6a,6bおよび透明電極16a,16bに対し
て必要な電気信号を印加するものである。
かかる構成において二色性吸収体2に光が入射
すると、この入射光のX方向偏光成分x1とY方
向偏光成分y1は、二色性吸収体2を通過後それ
ぞれ偏光成分x2,y2となり、両者は二色性吸
収体2の性質から異なる色彩を呈するようにな
る。
この光が第1の液晶セル1を通過するときに、
透明電極6a,6b間に電気信号が印加されてい
れば偏光方向を保存して通過し、偏光成分x2,
y2はそれぞれx3,y3となる。このとき、透
明電極6a,6bに電気信号が印加されていなけ
れば偏光成分x2,y2はその偏光方向を90度回
転させられてそれぞれx4,y4となる。そし
て、この光がさらに偏光板12に入射すると、Y
方向偏光成分すなわちy3若しくはx4のみが通
過してy5若しくはx5となる。
つまり、信号発生源10がオン状態ならばy5
すなわちy2と同じ色の光がY方向の偏光として
第2の液晶セル9に入射され、信号発生源10が
オフ状態ならばx5すなわちx2と同じ色の光が
同じくY方向の偏光として第2の液晶セル9に入
射される。
第2の液晶セル9では、偏光x5,y5の内の
透明電極16b以外の部分を通過する光の偏光方
向が90度回転させられてx7,y7となる。一
方、透明電極16bを通過する光は、信号発生源
20がオン状態ならば偏光方向を保存してx6,
y6となり、信号発生源20がオフ状態ならば偏
光方向が90度回転させられてx7,y7となる。
そして、偏光板22はY方向の偏光のみを通過す
るように構成されているので、x6,y6のみが
通過してx8,y8となる。
したがつてこの従来装置によれば、信号発生源
20をオン状態にすることにより透明電極16b
が形成する文字・記号等のパターンが視認でき、
信号発生源10をオン・オフすることによりパタ
ーンの色を変化させることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この従来の液晶表示装置の動作
は理想的な状態を述べたもので、実際には液晶セ
ルに斜めに入射した直線偏光は液晶セル内を伝搬
するにつれ複屈折効果により楕円偏光に変わつて
ゆく。これは液晶を駆動する電気信号が印加され
ている状態すなわち液晶分子長軸が液晶セルのガ
ラス平板に対して垂直になつた状態で特に顕著で
ある。
信号発生源10がオン状態のときの理想的な動
作を考えると、偏光板12の透過光y5はy2の
色のみであるが、斜め入射の場合には第1の液晶
セル1内で伝搬する直線偏光が楕円偏光に変わ
り、x2の一部がy3に、y2の一部がx3に混
入するため、偏光板12の透過光y5はy2の色
が減少し、その分x2の色が混入して透過光の彩
度を落とすことになる。甚だしい場合には透過光
y5の内のy2の成分が消滅してx2の成分に置
き換わり、この液晶表示装置の狙いである色替え
効果が得られないこともある。
すなわち、従来のこの種液晶表示装置の色替え
効果を十分に発揮させるには視角方向が著しく制
限されるという欠点があつた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、広い視角にわた
つて色替え効果を持つ液晶表示装置を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的を達成するために本発明は、表示パ
ターン形状の電極を具備するTN形液晶セルとこ
の液晶セルを挾む一対の偏光板とからなる液晶表
示素子の背面にGH形液晶セルを配置し、色の切
り替えをGH形液晶セルを用いて行なうものであ
る。
〔作用〕
色の切り替えをGH形液晶セルを用いて行なう
ので、GH形液晶セルに対して電気信号を印加し
ないときには所定の偏光成分が着色され、電気信
号を印加したときには入射光をそのまま通過させ
るので、信号印加時の斜め入射に対して現れる複
屈折効果が色切り替えに何等影響を与えない。
〔実施例〕
以下、実施例と共に本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図であ
る。なお、第4図と同一もしくは相当部分には同
一の符号を付してその詳細を省略する。
ゲスト・ホスト形液晶セル(GH形液晶セル)
30は、GH形液晶32を透明電極34a,34
bが形成されたガラス平板36a,36bで挾持
したものである。一対の透明電極34a,34b
は、信号発生源10に接続されている。
第2図および第3図はGH形液晶セル30のさ
らに詳細な構造を示した斜視図であり、第2図は
透明電極34a,34bに電気信号を印加しない
場合、第3図は印加した場合を示している。
GH形液晶32の内部は、長軸方向と短軸方向
で可視光の吸収に異方性をもつ二色性色素42が
液晶分子40のなかに混入して成り、二色性色素
42の配列は微小部分をとると常に液晶分子40
と平行となつている。そして、電気信号非印加時
の液晶分子40および二色性色素42の長軸方向
は、第2図に示すように、透明電極34a側では
Y方向と一致し徐々に捩じれて透明電極34b側
ではX方向と一致する。また、電気信号印加時の
液晶分子40および二色性色素42の長軸方向
は、第3図に示すように、透明電極34a,34
bに対して全て垂直となつている。
このようなGH形液晶セル30の前面には、第
4図に示した従来装置と同様に、偏光板12、
TN形液晶セル9、偏光板22が順に配列されて
いる。但し、本実施例では偏光板12および22
の偏光軸はX方向を向いている。
つぎに、本実施例の動作を説明する。
信号発生源10がオフ状態のときすなわち電気
信号が非印加状態のときに照射光がGH形液晶セ
ル30に入射すると、X方向偏光成分x1および
Y方向偏光成分y1は、GH形液晶32内を伝搬
するにつれ液晶分子40の分子配向軸の捩に追随
して回転し、x1がY方向偏光成分x2に、y1
がX方向偏光成分y2になる。
そして、二色性色素42は分子の長軸方向の偏
光のみを選択的に吸収して着色する性質があるの
で、X方向偏光成分y2のみが着色されて入射光
y1とは異なる色彩を呈するようになる。なお、
このとき、Y方向偏光成分x2が二色性色素42
の作用を受けないのでx1およびy1と同じ色で
ある。
一方、信号発生源10がオン状態となると、第
3図に示すように液晶分子40が光軸と平行に配
列するため、入射光のX方向偏光成分x1および
Y方向偏光成分y1は偏光方向を保存したまま伝
搬してx3およびy3となる。そして、二色性色
素42は液晶分子40と同様に光軸と平行に配列
するので、x1,y1はいずれも吸収作用を受け
ずそのままの色彩でx3,y3となる。なお、こ
のとき液晶分子40が光軸と平行に配列されてい
るので、斜め入射があれば複屈折効果によりx1
の成分がy3に、y1の成分がx3にそれぞれ混
入するが、x1もy1も同色であるので何等色彩
に影響を与えるものではない。
このように、同じ色の偏光成分x1とy1とが
GH形液晶セル30に入射したとき信号発生源1
0がオフ状態ならば、このx1,y1は相互に異
なる色の偏光成分x2,y2になり、信号発生源
10がオン状態ならば偏光成分x1,y1と同色
の偏光成分x3,y3となる。
したがつて偏光板12を通過する光は、信号発
生源10がオフ状態のときにはy2、オン状態の
ときにはx3となり、信号発生源10のオン・オ
フ制御によりそれぞれ色彩の異なる直線偏光が偏
光板12から射出される。
偏光板12から射出される直線偏光x3,y2
がTN形液晶セル9に入射すると、文字・記号等
のパターンが形成された透明電極16b以外を通
過する光は、TN形液晶14を透過する間に偏光
方向が90度回転し、それぞれx4,y4となる。
また、透明電極16bを通過する光も、信号発生
源20がオフ状態のときは偏光方向が90度回転し
てそれぞれx4,y4となる。
一方、信号発生源20がオン状態のときは、透
明電極16bの部分では入射光x3,y2が偏光
方向を保存して通過し、X方向の偏光x5,y5
になる。
ここで、偏光板22の偏光軸はX方向に向いて
いるので、TN形液晶セル9から射出された光の
うち偏光板22を通過できるのはX方向の偏光成
分のみである。したがつて、実際にこの偏光板2
2を通過できるのは、信号発生源20がオン状態
のときに透明電極16bの部分を通過するx5も
しくはy5であり、偏光板22を通過後それぞれ
x6もしくはy6となる。
このようにして、信号発生源20のオン・オフ
により透明電極16bのパターンの表示制御をす
ることができ、さらに、信号発生源10のオン・
オフにより透過光x6,y6のいずれかが選択さ
れるので、これによつて表示色の切り替えが可能
となる。
また、文字・記号等のパターンが形成されたと
ころ以外の背景部分の光x4,y4は偏光板22
で遮断されるため、表示色が変つても背景光は常
に黒のままである。
なお、本実施例は、第4図の左方から照射光を
照射し図中右側から透過光を視認する透過形液晶
表示装置であるが、図中左側に光反射体を設けれ
ば、右側から光が入射して偏光板22、TN形液
晶セル9、偏光板12、GH形液晶セル30を透
過し、光反射体で反射した後上記実施例と同様の
作用をするので、外光を利用する反射形液晶表示
装置としても使用できる。
また、本実施例では一層のGH形液晶セル30
を用いたが、色相の異なる複数のGH形液晶セル
を積層して用い、適当なオン・オフ制御を行えば
多色の色切り替えが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の液晶表示装置に
よれば、表示パターン形状の電極を具備するTN
形液晶セルとこの液晶セルを挾む一対の偏光板と
からなる液晶表示素子の背面にGH形液晶セルを
配置し、このGH形液晶セルをオン・オフ制御す
ることにより、前記偏光板の偏光軸と同方向の偏
光成分の色彩を切り替えるので、GH形液晶セル
がオン状態のときの斜め入射光に対して現れる複
屈折効果が色切り替えに何等影響を与えず、広い
視角範囲で良好な色切り替え効果を持つことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、
第2図および第3図はそれぞれ本発明の一実施例
に用いるGH形液晶セルの斜視図、第4図は従来
の液晶表示装置を示す分解斜視図である。 9……TN形液晶セル、10,20……信号発
生源、12,22……偏光板、14……TN形液
晶、16a,16b、34a,34b……透明電
極、30……GH形液晶セル、32……GH形液
晶。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入射光の所定の一方向の偏光成分を選択的に
    吸収して着色するGH形液晶セルと、前記GH形
    液晶セルの前面に配置され前記着色されて射出さ
    れる偏光成分と同方向に偏光軸を持つ第1の偏光
    板と、前記第1の偏光板の前面に配置され所定の
    パターンに形成された透明電極を有するTN形液
    晶セルと、前記TN形液晶セルの前面に配置され
    る第2の偏光板とを具備してなる液晶表示装置。
JP19296484A 1984-09-12 1984-09-12 液晶表示装置 Granted JPS6169025A (ja)

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JP19296484A JPS6169025A (ja) 1984-09-12 1984-09-12 液晶表示装置

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JP19296484A JPS6169025A (ja) 1984-09-12 1984-09-12 液晶表示装置

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JPS6169025A JPS6169025A (ja) 1986-04-09
JPH0330129B2 true JPH0330129B2 (ja) 1991-04-26

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641217Y2 (ja) * 1985-12-27 1994-10-26 スタンレー電気株式会社 液晶表示素子
JPS636528A (ja) * 1986-06-26 1988-01-12 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示素子
WO2007110998A1 (ja) * 2006-03-28 2007-10-04 Sharp Kabushiki Kaisha 液晶表示装置およびテレビジョン受信機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5398855A (en) * 1977-02-09 1978-08-29 Seiko Epson Corp Color liquid crystal display device

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JPS6169025A (ja) 1986-04-09

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