JPH11167106A - 表示装置及び表示装置を用いた電子機器 - Google Patents
表示装置及び表示装置を用いた電子機器Info
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Abstract
する表示装置において、明るく色純度の高い反射型カラ
ー表示装置、特にフルカラー表示装置を提供する。 【解決手段】第1の透過偏光軸可変手段の上側には第1
の偏光分離手段、下側には光拡散手段、第2の偏光分離
手段、さらに、着色手段、第2の透過偏光軸可変手段、
第3の偏光分離手段、光吸収手段がこの順に設け、第
2、第3の偏光分離手段は、X方向の直線偏光の光をX
方向の直線偏光として反射し、X方向と直交するY方向
の直線偏光をY方向の直線偏光として透過させるように
配置することにより、第1の透過偏光軸可変手段と第2
の透過偏光軸可変手段の透過偏光軸の状態に応じて、第
2の偏光分離手段から反射された光による明るい表示状
態(第1の表示状態)と、第3の偏光分離手段から反射
された光で着色手段により着色されたカラー表示状態
(第2の表示状態)と、光吸収手段にて光吸収されるこ
とによる暗い表示状態(第3の表示状態)が得られる。
Description
機器に関し、特に反射型フルカラー液晶表示装置に関す
る。
フルカラー表示装置は、赤・緑・青のカラーフィルター
を用いそれぞれの画素を着色した。それぞれの画素を駆
動することにより、それぞれのカラーと黒を切り替える
ことができ、全ての画素をカラーにすればそれが白表示
である。すなわち、赤・緑・青の全てが着色した状態が
白表示であり、暗いものとなった。一方明るくするため
に、赤・緑・青のカラーフィルターの着色を薄くする
と、色純度の低下を招いた。
光軸可変光学素子を利用する表示装置において、明るく
色純度の高い反射型カラー表示装置、特にフルカラー表
示装置を提供することにある。さらに、これを用いた電
子機器を提供することにある。
理を説明する。図1は、偏光分離手段として用いた偏光
分離器の概略斜視図であり、図2はこの偏光分離器を用
いた表示装置について説明するための図である。
る2つの層1(A層)と2(B層)とが交互に複数層積層
された構造を有している。A層1のX方向の屈折率(n
AX)とY方向の屈折率(nAY)とは異なる。A層1のY
方向の屈折率(nAY)とB層2のY方向の屈折率(nB
Y)とは実質的に等しい。
垂直な方向から偏光分離器160に入射した光のうちY
方向の直線偏光はこの偏光分離器160を透過し下面6
からY方向の直線偏光の光として出射する。また、逆に
偏光分離器160の下面6に垂直な方向から偏光分離器
160に入射した光のうちY方向の直線偏光の光はこの
偏光分離器160を透過し上面5からY方向の直線偏光
の光として出射する。ここで、透過する方向(Y方向の
こと)を透過軸と呼ぶ。
A、B層2のZ方向における厚みをtBとし、入射光の波
長をλとすると、
光分離器160の上面5に垂直な方向から偏光分離器1
60に入射した光のうちX方向の直線偏光の光は、この
偏光分離器160によってX方向は直線偏光の光として
反射される。また、波長λの光であって偏光分離器16
0の下面6に直線偏光の光は、この偏光分離器160に
よってX方向の直線偏光の光として反射される。ここ
で、反射する方向(X方向のこと)を反射軸と呼ぶ。
およびB層2のZ方向における厚みtBを種々変化させ
て、可視光の全波長範囲にわたって上記(1)が成立す
るようにすることにより、単一色だけでなく、白色光全
部にわたってX方向の直線偏光の光をX方向の直線偏光
の光として反射し、Y方向の直線偏光の光をY方向の直
線偏光の光として透過させる偏光分離器が得られる。
ポリエチレンナフタレート(PEN;polyethylene nap
htalate)を延伸したものを用い、B層には、ナフサレ
ン・ジ・カルボン酸とテレフタル酸とのコポリエステル
(coPEN;copolyesterof naphtalen dicarboxylic
acid and terephthallic or isothalic acid)を用い
ることが出来る。もちろん、本発明に用いる偏光分離器
の材質はこれに限定されるものではなく、適宜その材質
を選択できる。尚、このような偏光分離器は、特表平9
−506985号公報に反射偏光子としてその詳細が開
示されいる。
明の表示装置について説明するための図である。この液
晶表示装置においては、第1の透過偏光軸可変光学素子
としてTN液晶パネル140を使用している。TN液晶
パネル140の上側には偏光板130が設けられてい
る。TN液晶パネル140の下側には、光拡散層15
0、偏光分離器160がこの順に設けられている。さら
に偏光分離器160の下側には、カラーフィルター17
0、第2の透過偏光軸可変光学素子としてのTN液晶パ
ネル180、偏光分離器190および光吸収手段として
の黒色板200がこの順に設けられている。偏光分離器
190は偏光分離器160と同様な構造をしている。
の透過軸と偏光分離器190の透過軸とはそれぞれ平行
関係である。
圧を印加していない部分をしめす。自然光111が偏光
板130によって、紙面に平行な方向の直線偏光とな
り、その後、TN液晶パネル140によって偏光方向が
90゜捻られて紙面に垂直な方向の直線偏光となり、偏
光分離器160にて反射される。偏光分離器160から
反射した直線偏光は、TN液晶パネル140によって偏
光方向が90゜捻られて紙面に平行な方向の直線偏光と
して透過し、偏光板130から紙面に平行な方向の直線
偏光として出射する。偏光板130から出射した光は、
光拡散層150を通過するため、白色光となる。
圧を印加し、TN液晶パネル180に電圧を印加してい
ない部分をしめす。自然光121が偏光板130によっ
て、紙面に平行な方向の直線偏光となり、その後、TN
液晶パネル140を偏光方向を変えずに透過し、偏光分
離器160も透過し、紙面に平行な方向の直線偏光とな
り、カラーフィルター170を通過し、その後、TN液
晶パネル180によって偏光方向が90゜捻られて紙面
に垂直な方向の直線偏光となり、偏光分離器190にて
反射される。反射された光は、再びTN液晶パネル18
0によって偏光方向が90゜捻られて紙面に平行な方向
の直線偏光となり、カラーフィルター170を通過し偏
光分離器160も透過し、TN液晶パネル140を偏光
方向を変えずに透過し、偏光板130から紙面に平行な
方向の直線偏光として出射する。このように、TN液晶
パネル140に電圧を印加し、TN液晶パネル180に
電圧を印加していない部分においては、入射した光はカ
ラーフィルター170を通過し着色される。
電圧を印加し、TN液晶パネル180にも電圧を印加し
ている部分をしめす。自然光126が偏光板130によ
って、紙面に平行な方向の直線偏光となり、その後、T
N液晶パネル140を偏光方向を変えずに透過し、偏光
分離器160も透過し、紙面に平行な方向の直線偏光と
なり、カラーフィルター170を通過し、その後、TN
液晶パネル180を偏光方向を変えずに透過し、偏光分
離器160も透過し、黒色板200にて吸収される。こ
のように、TN液晶パネル140に電圧を印加し、TN
液晶パネル180にも電圧を印加している部分において
は、入射した光は黒色板200にて吸収され黒くなる。
TN液晶パネル180の電圧印加・無印加の組み合わせ
により、カラーフィルターの着色を受けない明るい白表
示とカラーフィルターにより着色されたカラー表示と黒
色板により光吸収された黒表示が得られる。
40を例にとって説明したが、TN液晶パネル140に
代えてSTN液晶パネルやECB(Electrically Contr
olled Birefringence )液晶パネル等の他の透過偏光軸
を電圧等によって変えられるものを用いても基本的な動
作原理は同一である。
発明によれば、透過偏光軸を可変する第1の透過偏光軸
可変手段と、前記第1の透過偏光軸可変手段を挟んで前
記第1の透過偏光軸可変手段の両側に配置された第1お
よび第2の偏光分離手段と、前記第2の偏光分離手段に
対して前記第1の透過偏光軸可変手段と反対側に配置さ
れた第2の透過偏光軸可変手段と、前記第2の透過偏光
軸可変手段に対して前記第2の偏光分離手段と反対側に
配置された第3の偏光分離手段と、前記第3の偏光分離
手段に対して前記第2の透過偏光軸可変手段と反対側に
配置された光吸収手段と、前記第1の偏光分離手段と前
記第2の偏光分離手段との間に光拡散手段と、前記第2
の偏光分離手段と前記第3の偏光分離手段との間に着色
手段と、を備える表示装置であって、前記第1の偏光分
離手段は、前記第1の偏光分離手段の一方の側から入射
した光に対して前記一方の側と反対側に位置する他方の
側から第1の所定の方向の直線偏光成分の光を透過し、
前記他方の側から入射した光に対して前記一方の側から
前記第1の所定の方向の直線偏光成分の光を透過するこ
とが可能な偏光分離手段であり、前記第2の偏光分離手
段は、前記第1の透過偏光軸可変手段側から入射した光
のうち第2の所定の方向の直線偏光成分の光を前記第2
の透過偏光軸可変手段側に透過させ、前記第2の所定の
方向と直交する第3の所定の方向の直線偏光成分の光を
前記第1の透過偏光軸可変手段側に反射し、前記第2の
透過偏光軸可変手段側から入射した光に対して前記第1
の透過偏光軸可変手段側に前記第2の所定の方向の直線
偏光成分の光を透過することが可能な偏光分離手段であ
り、前記第3の偏光分離手段は、前記第2の透過偏光軸
可変手段側から入射した光のうち第4の所定の方向の直
線偏光成分の光を前記光吸収手段側に透過させ、前記第
4の所定の方向と直交する第5の所定の方向の直線偏光
成分の光を前記第2の透過偏光軸可変手段側に反射する
ことが可能な偏光分離手段であることを特徴とする表示
装置が提供される。
透過偏光軸可変手段と前記第2の透過偏光軸可変手段の
透過偏光軸の状態に応じて、前記第2の偏光分離手段か
ら反射された光による明るい表示状態(第1の表示状
態)と、前記第3の偏光分離手段から反射された光で前
記着色手段により着色されたカラー表示状態(第2の表
示状態)と、前記光吸収手段にて光吸収されることによ
る暗い表示状態(第3の表示状態)が得られる。
が、可視光領域のほぼ全波長範囲の光に対して、前記第
1の透過偏光軸可変手段側から入射した光のうち前記第
2の所定の方向の直線偏光成分の光を前記第2の透過偏
光軸可変手段側に透過させ、前記第2の所定の方向と直
交する前記第3の所定の方向の直線偏光成分の光を前記
第1の透過偏光軸可変手段側に反射し、可視光領域のほ
ぼ全波長範囲の光であって前記第2の透過偏光軸可変手
段側から入射した光に対して前記第1の透過偏光軸可変
手段側に前記第2の所定の方向の直線偏光成分の光を透
過することが可能な偏光分離手段である。また、前記第
3の偏光分離手段が、可視光領域のほぼ全波長範囲の光
に対して、前記第2の透過偏光軸可変手段側から入射し
た光のうち前記第4の所定の方向の直線偏光成分の光を
前記光吸収手段側に透過させ、前記第4の所定の方向と
直交する前記第5の所定の方向の直線偏光成分の光を前
記第2の透過偏光軸可変手段側に反射することが可能な
偏光分離手段である。
おいて白状の反射を得ることができ、また上記第3の表
示状態において黒状の吸収を得ることができる。
記第2の透過偏光軸可変手段のうち少なくとも一方が、
好ましくは、液晶パネルであり、TN液晶パネル、ST
N液晶パネルまたはECB液晶パネルが用いられる。な
お、このSTN液晶パネルには、色補償用光学異方体を
用いるSTN液晶パネルも含んでいる。
が偏光板である。
の層が互いに密着して積層された積層体であって、前記
複数の層の屈折率が、互いに隣接する層相互間で、第6
の所定の方向においては等しく、前記第6の所定の方向
と直交する第7の所定の方向においては異なる前記積層
体である。また、前記第3の偏光分離手段は、複数の層
が互いに密着して積層された積層体であって、前記複数
の層の屈折率が、互いに隣接する層相互間で、第8の所
定の方向においては等しく、前記第8の所定の方向と直
交する第9の所定の方向においては異なる前記積層体で
ある。
段を挟んで前記第1の透過偏光軸可変手段の両側に配置
された第1および第2の透明基板をさらに備え、前記第
1の偏光分離手段が前記第1の透明基板に対して前記第
1の透過偏光軸可変手段と反対側に配置され、前記第2
の偏光分離手段が前記第2の透明基板に対して前記第1
の透過偏光軸可変手段と反対側に配置され、前記第2の
透過偏光軸可変手段を挟んで前記第2の透過偏光軸可変
手段の両側に配置された第3および第4の透明基板をさ
らに備え、前記第2の偏光分離手段が前記第3の透明基
板に対して前記第2の透過偏光軸可変手段と反対側に配
置され、前記第3の偏光分離手段が前記第4の透明基板
に対して前記第2の透過偏光軸可変手段と反対側に配置
される。
記第3、第4の透明基板はそれぞれドットマトリックス
画素を備え、それぞれの画素位置が一致している。
び前記第4の透明基板がプラスチックフィルム基板であ
る。このようにすることにより、視差の無い表示が得ら
れる。
第3、第4の透明基板のドットマトリックス画素にあわ
せた赤、緑および青のカラーフィルターより成る。この
ようにし、第1の透過偏光軸可変手段および第2の透過
偏光軸可変手段を階調駆動することにより、明るい反射
型のフルカラー表示が得られる。
載の表示装置が搭載されている。また、その用途によっ
ては、上述した表示装置のうちいずれかの表示装置を搭
載してもよい。
TやMIM等のアクティブ素子を設けてもよい。
参照して説明する。
1の実施の形態の液晶表示装置を説明するための分解断
面図である。
は、第1および第2の透過偏光軸可変光学素子としてS
TNパネル20およびSTNパネル70を使用してい
る。STNパネル20の上側には位相差フィルム14お
よび偏光板12がこの順に設けられている。STNパネ
ル20とSTNパネル70の間には、拡散板30、偏光
分離手段として偏光分離器40および着色層としてカラ
ーフィルター50が設けられている。STNパネル70
の下側には、位相差フィルム15、偏光分離手段として
偏光分離器80、光吸収板として黒色板90がこの順に
設けられている。偏光分離器40および偏光分離器80
は、図1を用いて説明した偏光分離手段としての偏光分
離器を使用する。
ス基板21、22とシール部材23とによって構成され
るパネル内にSTN液晶26が封入されている。ガラス
基板21の下面には透明電極24が設けられ、ガラス基
板22の上面には透明電極25が設けられている。透明
電極24、25はドットマトリックスを形成している。
透明電極24、25としては、ITO(Indium Tin Oxi
de)や酸化錫等を用いることができる。位相差フィルム
14は、色補償用の光学異方体として用いており、ST
Nパネル20で発生する着色を補正するために使用して
いる。
ス基板71、72とシール部材73とによって構成され
るパネル内にSTN液晶76が封入されている。ガラス
基板71の下面には透明電極74が設けられ、ガラス基
板72の上面には透明電極75が設けられている。透明
電極74、75はドットマトリックスを形成しており、
透明電極24、25で形成されるドットマトリックスと
同じドットピッチにし、各ドットを対応させている。透
明電極74、75としては、ITO(Indium Tin Oxid
e)や酸化錫等を用いることができる。位相差フィルム
15は、色補償用の光学異方体として用いており、ST
Nパネル70で発生する着色を補正するために使用して
いる。
4、25で形成されるドットマトリックス(透明電極7
4、75で形成されるドットマトリックス)と一致さ
せ、赤・緑・青の三原色が配色されている。
図3を参照して説明する。
ない部分は、自然光が偏光板12によって所定の方向の
直線偏光となり、その後、位相差フィルム14およびS
TNパネル20によって偏光方向が所定の角度捻られた
直線偏光となり、偏光分離器40にて反射され、STN
パネル20によって偏光方向が所定の角度捻られ、偏光
板12から直線偏光として出射する。出射光は拡散板3
0により拡散され、白色表示となる。
し、STN液晶パネル70に電圧を印加していない部分
は、自然光が偏光板12によって所定の方向の直線偏光
となり、その後、位相差フィルム14およびSTNパネ
ル20によって偏光方向が所定の角度捻られた直線偏光
となり、偏光分離器40、カラーフィルター50を透過
する。その後、光はSTNパネル70におよび位相差フ
ィルム15よって偏光方向が所定の角度捻られた直線偏
光となり、偏光分離器80にて反射され、再び、逆の経
路で偏光板12から出射する。このように、STN液晶
パネル20に電圧を印加し、STN液晶パネル70に電
圧を印加していない部分においては、カラーフィルター
50を通過するため、着色表示となる。
し、STN液晶パネル70にも電圧を印加している部分
は、自然光が偏光板12によって所定の方向の直線偏光
となり、その後、位相差フィルム14およびSTNパネ
ル20によって偏光方向が所定の角度捻られた直線偏光
となり、偏光分離器40、カラーフィルター50を透過
する。その後、光はSTNパネル70におよび位相差フ
ィルム15よって偏光方向が所定の角度捻られた直線偏
光となり、偏光分離器80を透過し、黒色板90にて吸
収するため、黒色表示となる。
ネル70の電圧印加・無印加の組み合わせにより、偏光
分離器40の反射による明るい白表示、カラーフィルタ
ー50により着色したカラー表示および黒色板70によ
り光吸収された黒表示が得られる。
ネル70を階調時分割駆動をすることにより、フルカラ
ー表示が得られる。
態において、STNパネル20のガラス基板22および
STNパネル70の2枚のガラス基板71、72を0.
2mmのプラスチックフィルムに変えた。
れ、更に視差の少ない(低視角でも色の重なりの少な
い)表示が得られた。
3の実施の形態の液晶表示装置を説明するための分解断
面図である。
ィルター50をSTN液晶パネル70の内面(プラスチ
ック基板71の内側表面)に形成した。また、拡散板3
0を位相差板14とSTN液晶パネル20の基板21の
間に設置した。
施の形態と同じ効果が得られ、更に視差の少ない表示が
得られた。
態において、STN液晶パネル20およびSTN液晶パ
ネル70の内面に電極パターンでアクティブエリア外に
トンボマークを付けた。偏光分離器40及びSTN液晶
パネル70の基板71の表面に粘着剤を設け、STN液
晶パネル20の基板22に偏光分離器40貼り付け、S
TN液晶パネル70トンボマークが合致するように貼り
付けた。 STN液晶パネル70の基板71および72
は供にプラスチックであるために貼り付けることが出来
る。
5の実施の形態の液晶表示装置を説明するための分解断
面図である。
段として黒色板90の代わりに偏光板91、バックライ
ト100を設けた。偏光分離器80の透過軸と偏光板9
1の透過軸のなす角を45°〜75°とした。すると、
反射時で上記第2の実施の形態と同じ効果が得られ、更
に、バックライト点灯時でもフルカラー表示が可能とな
った。
器40を基板71の代用として用いても良い。
形態の表示装置をPDA(Personal Digi
tal Assistant)に搭載した。640(×
3RGB)×240ドット、0.3ドットピッチ画素
で、明るい反射型フルカラー表示が得られた。
素子を搭載したPDAでも、同様な結果が得られた。
例示したが、本発明の表示装置は、家電機器、携帯電話
、電子手帳、電卓等の各種電子機器に用いることが出
来る。
過偏光軸可変手段と第2の透過偏光軸可変手段の透過偏
光軸の状態に応じて、第2の偏光分離手段から反射され
た光による明るい表示状態(第1の表示状態)と、第3
の偏光分離手段から反射された光で着色手段により着色
されたカラー表示状態(第2の表示状態)と、光吸収手
段にて光吸収されることによる暗い表示状態(第3の表
示状態)が得られる。
2の透過偏光軸可変手段の各透明基板上に形成されたド
ットマトリックス画素にあわせ、赤、緑および青の着色
層を形成する。このようにし、第1の透過偏光軸可変手
段および第2の透過偏光軸可変手段を階調駆動すること
により、明るい反射型のフルカラー表示が得られる。
て用いた偏光分離器の概略斜視図である。
ある。
明するための分解断面図である。
明するための分解断面図である。
明するための分解断面図である。
Claims (13)
- 【請求項1】透過偏光軸を可変する第1の透過偏光軸可
変手段と、 前記第1の透過偏光軸可変手段を挟んで前記第1の透過
偏光軸可変手段の両側に配置された第1および第2の偏
光分離手段と、 前記第2の偏光分離手段に対して前記第1の透過偏光軸
可変手段と反対側に配置された第2の透過偏光軸可変手
段と、 前記第2の透過偏光軸可変手段に対して前記第2の偏光
分離手段と反対側に配置された第3の偏光分離手段と、 前記第3の偏光分離手段に対して前記第2の透過偏光軸
可変手段と反対側に配置された光吸収手段と、 前記第1の偏光分離手段と前記第2の偏光分離手段との
間に光拡散手段と、 前記第2の偏光分離手段と前記第3の偏光分離手段との
間に着色手段と、 を備える表示装置であって、 前記第1の偏光分離手段は、前記第1の偏光分離手段の
一方の側から入射した光に対して前記一方の側と反対側
に位置する他方の側から第1の所定の方向の直線偏光成
分の光を透過し、前記他方の側から入射した光に対して
前記一方の側から前記第1の所定の方向の直線偏光成分
の光を透過することが可能な偏光分離手段であり、 前記第2の偏光分離手段は、前記第1の透過偏光軸可変
手段側から入射した光のうち第2の所定の方向の直線偏
光成分の光を前記第2の透過偏光軸可変手段側に透過さ
せ、前記第2の所定の方向と直交する第3の所定の方向
の直線偏光成分の光を前記第1の透過偏光軸可変手段側
に反射し、前記第2の透過偏光軸可変手段側から入射し
た光に対して前記第1の透過偏光軸可変手段側に前記第
2の所定の方向の直線偏光成分の光を透過することが可
能な偏光分離手段であり、 前記第3の偏光分離手段は、前記第2の透過偏光軸可変
手段側から入射した光のうち第4の所定の方向の直線偏
光成分の光を前記光吸収手段側に透過させ、前記第4の
所定の方向と直交する第5の所定の方向の直線偏光成分
の光を前記第2の透過偏光軸可変手段側に反射すること
が可能な偏光分離手段であることを特徴とする表示装
置。 - 【請求項2】前記第2の偏光分離手段が、可視光領域の
ほぼ全波長範囲の光に対して、前記第1の透過偏光軸可
変手段側から入射した光のうち前記第2の所定の方向の
直線偏光成分の光を前記第2の透過偏光軸可変手段側に
透過させ、前記第2の所定の方向と直交する前記第3の
所定の方向の直線偏光成分の光を前記第1の透過偏光軸
可変手段側に反射し、可視光領域のほぼ全波長範囲の光
であって前記第2の透過偏光軸可変手段側から入射した
光に対して前記第1の透過偏光軸可変手段側に前記第2
の所定の方向の直線偏光成分の光を透過することが可能
な偏光分離手段であることを特徴とする請求項1に記載
の表示装置。 - 【請求項3】前記第3の偏光分離手段が、可視光領域の
ほぼ全波長範囲の光に対して、前記第2の透過偏光軸可
変手段側から入射した光のうち前記第4の所定の方向の
直線偏光成分の光を前記光吸収手段側に透過させ、前記
第4の所定の方向と直交する前記第5の所定の方向の直
線偏光成分の光を前記第2の透過偏光軸可変手段側に反
射することが可能な偏光分離手段であることを特徴とす
る請求項1乃至2のいずれかに記載の表示装置。 - 【請求項4】前記第1の透過偏光軸可変手段もしくは前
記第2の透過偏光軸可変手段のうち少なくとも一方が、
液晶パネルであることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかに記載の表示装置。 - 【請求項5】前記第1の透過偏光軸可変手段もしくは前
記第2の透過偏光軸可変手段のうち少なくとも一方が、
TN液晶パネル、STN液晶パネルまたはECB液晶パ
ネルであることを特徴とする請求項4記載の表示装置。 - 【請求項6】前記第1の偏光分離手段が偏光板であるこ
とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の表示
装置。 - 【請求項7】前記第2の偏光分離手段は、複数の層が互
いに密着して積層された積層体であって、前記複数の層
の屈折率が、互いに隣接する層相互間で、第6の所定の
方向においては等しく、前記第6の所定の方向と直交す
る第7の所定の方向においては異なる前記積層体である
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の表
示装置。 - 【請求項8】前記第3の偏光分離手段は、複数の層が互
いに密着して積層された積層体であって、前記複数の層
の屈折率が、互いに隣接する層相互間で、第8の所定の
方向においては等しく、前記第8の所定の方向と直交す
る第9の所定の方向においては異なる前記積層体である
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の表
示装置。 - 【請求項9】前記第1の透過偏光軸可変手段を挟んで前
記第1の透過偏光軸可変手段の両側に配置された第1お
よび第2の透明基板をさらに備え、 前記第1の偏光分離手段が前記第1の透明基板に対して
前記第1の透過偏光軸可変手段と反対側に配置され、 前記第2の偏光分離手段が前記第2の透明基板に対して
前記第1の透過偏光軸可変手段と反対側に配置され、 前記第2の透過偏光軸可変手段を挟んで前記第2の透過
偏光軸可変手段の両側に配置された第3および第4の透
明基板をさらに備え、 前記第2の偏光分離手段が前記第3の透明基板に対して
前記第2の透過偏光軸可変手段と反対側に配置され、 前記第3の偏光分離手段が前記第4の透明基板に対して
前記第2の透過偏光軸可変手段と反対側に配置されてい
ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の
表示装置。 - 【請求項10】前記第1、第2の透明基板および前記第
3、第4の透明基板はそれぞれドットマトリックス画素
を備え、それぞれの画素位置が一致していることを特徴
とする請求項9記載の表示装置。 - 【請求項11】前記第2の透明基板、第3の透明基板お
よび前記第4の透明基板がプラスチックフィルム基板で
あることを特徴とする請求項9乃至10のいずれかに記
載の表示装置。 - 【請求項12】前記着色手段は、前記第3、第4の透明
基板のドットマトリックス画素の位置にあわせた赤、緑
および青のカラーフィルターより成ることを特徴とする
請求項10乃至11のいずれかに記載の表示装置。 - 【請求項13】請求項1乃至12のいずれかに記載の表
示装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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---|---|---|---|
JP33468897A JP3758345B2 (ja) | 1997-12-04 | 1997-12-04 | 表示装置及び表示装置を用いた電子機器 |
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JP3758345B2 JP3758345B2 (ja) | 2006-03-22 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007040127A1 (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | 液晶表示装置およびテレビジョン受信機 |
US7800714B2 (en) | 2005-09-30 | 2010-09-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display and television receiver |
US8279375B2 (en) | 2007-04-16 | 2012-10-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display apparatus, driving apparatus of display apparatus, and electronic device |
US8294736B2 (en) | 2006-11-20 | 2012-10-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display device driving method, driving circuit, liquid crystal display device, and television receiver |
US8451201B2 (en) | 2005-09-30 | 2013-05-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device drive method, liquid crystal display device, and television receiver |
CN109219775A (zh) * | 2016-06-03 | 2019-01-15 | 金泰克斯公司 | 具有相位定向反射控制的显示系统 |
-
1997
- 1997-12-04 JP JP33468897A patent/JP3758345B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109219775B (zh) * | 2016-06-03 | 2022-01-25 | 金泰克斯公司 | 具有相位定向反射控制的显示系统 |
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JP3758345B2 (ja) | 2006-03-22 |
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