JPH0329906Y2 - - Google Patents

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JPH0329906Y2
JPH0329906Y2 JP1987010181U JP1018187U JPH0329906Y2 JP H0329906 Y2 JPH0329906 Y2 JP H0329906Y2 JP 1987010181 U JP1987010181 U JP 1987010181U JP 1018187 U JP1018187 U JP 1018187U JP H0329906 Y2 JPH0329906 Y2 JP H0329906Y2
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JP
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trolley
trolley wire
current collector
actuating device
power supply
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は所定の誘導路を走行する物品搬送用
台車の給電装置に関する。
〔従来の技術〕
所定のレールその他の誘導路を走行する物品搬
送用台車にモータ、電磁アクチユエータ等の電気
機器が備えられている場合、その電気機器に給電
するには、従来は、台車に設けられた集電子を誘
導路に沿つて固定して設けた給電トロリー線に常
時摺接させることにより行われている。そのた
め、集電子の摩耗が激しく、短期間でその交換が
必要となり、また、電気機器の制御器は走行する
台車側に設けなければならず、その保全等の面で
問題があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は上述の問題点を解決するために提案
されたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の物品搬送用台車の給電装置は、誘導
路を走行する物品搬送用台車列の各台車に夫々物
品搬送ベルトおよび該ベルト上の搬送物品を選択
的に搬送作動させる電気機器と集電子を取付け、
一方誘導路の送路にはこれに隣接して荷下しステ
ーシヨン等および作動装置によつて選択的に集電
子の送路軌跡内に出入して接触可能に作動される
給電用のトロリー線を夫々対応配置し、該作動装
置の選択的作動および上記台車の電気機器の選択
的作動をローカル制御装置で制御しうるように作
動装置およびトロリー線に電気的に結合したこと
を特徴とするものである。
以下図面に示す実施例に基いてこの考案を説明
する。
第1図〜第3図において、1は物品搬送用の台
車で、台車1は複数台連結されて又は単独でレー
ルその他の誘導路2に沿つて走行し、物品を積込
みステーシヨン(図示しない)から所定の荷下し
ステーシヨンまで運搬するものである。台車1に
はモータその他の走行用駆動装置(図示しない)
を付設して自動走行させるのが一般的である。
1aは台車1の枠体で、この枠体1a上には、
例えば、台車1の走行方向Pとほぼ直角をなす方
向Q又はRに回動する無端のベルト式コンベヤ装
置3を備える。コンベヤ装置3は所定の荷下しス
テーシヨンでQ方向又はR方向に回転駆動されて
該コンベヤ装置3上に載せられた物品をシユート
4等に排出するものである。第2図において、3
a,3aはコンベヤ装置3の無端ベルトを掛け回
した両端のプーリ、5はコンベヤ装置3を駆動さ
せるため枠体1aに設置されたモータ、すなわち
電気機器、6はモータ5の回転力をコンベヤ装置
3の一方のプーリ3aに伝える伝動装置である。
この考案の装置は、台車1上に設けられた上記
のような荷下し用コンベヤ装置3その他の物品取
扱装置、あるいは同様に台車1上に設けられた各
種の制御装置におけるモータ等の電気機器5に対
し給電するものである。
すなわち、台車1の枠体1aには、所要数のブ
ラシ、ローラ、パンタグラフその他の集電子7を
絶縁体8を介して固定的に設ける。第2図で符号
20は、集電子7と上記の電気機器5とを電気的
に接続する導線である。そして、前記の集電子7
に給電させる適当長さの導体製トロリー線9,9
a,9b,9c,9dを、該集電子7に対し選択
的に接触させ又は離間させることができるよう
に、変位可能とする。
第3図において、各トロリー線9を変位させる
作動装置10の一例を説明する。11は各荷下し
ステーシヨンにおいて誘導路2に沿つて固定され
た支持枠で、その支持枠11の後面側に取付板1
2を介して流体圧ピストンシリンダ装置13が固
定されている。ピストンシリンダ装置13のピス
トンロツド13aは、前記支持枠11を貫通し、
該支持枠11の前面側で、絶縁体15を介して任
意数のトロリー線9を固定的に保持する横断面コ
字状のバスダクト14に連結させてある。そし
て、バスダクト14の後面に固定させた適当数の
支持ロツド16を、前記支持枠11の前面に固定
させた所要数の筒状のスライドベアリング17に
摺動可能に遊嵌させることにより、バスダクト1
4、すなわちトロリー線9は支持枠11に対し矢
印S方向に往復変位できるように支持される。こ
こに、トロリー線9は、その長手方向が誘導路2
に沿うように設けられるものであることは言うま
でもない。なお、作動装置は、図示例のものに限
るものではなく、トロリー線9を矢印Sのように
往復変位させ集電子7に選択的に接触させる作用
を呈するものであれば他の形式のものでもよい。
第4図には、ある荷下しステーシヨンにおける
電気系統のブロツクダイアグラムを示す。図示の
状態では、台車1の集電子7はトロリー線9と接
触状態にあつて、台車1上の電気機器5は駆動さ
れていることになる。すなわち、この状態におい
て、電気機器5は、集電子7、トロリー線9及び
中央記憶制御装置(図示しない)からの指令信号
を受けて作動するローカル制御装置18を通じて
電源19に電気的に接続されている。
ここで、中央記憶制御装置は、各台車に積込ん
だ物品の荷下し先を記憶しており、この記憶は台
車列の走行に同期してシフトし、時々刻々の各台
車の位置と荷下しステーシヨンの位置関係とを把
握して制御を行なうことができるものあつて、即
ち、所定の台車が所定の荷下しステーシヨンに差
し掛つた時点で、この中央記憶制御装置から荷下
し指令信号が該当する荷下しステーシヨンのロー
カル制御装置18に選択的に発せられるように構
成されている。
又、ローカル制御装置18は、上記中央記憶制
御装置からの指令信号を受けて、其を処理する指
令信号処理回路を内蔵しており、この実施例のよ
うにトロリー線9が2本の直流モータよりなる電
気機器5の場合には、該モータに供給する電力の
極性を変換することでモータの回転方向を正逆回
転に制御することができ、トロリー線9が3本の
交流モータの場合には3相交流の相順を変換する
ことで回転方向を制御することができる。その他
の制御方法としては、周波数、電圧、電流等、周
知の制御方法を採用することもできるものであ
る。
〔作用〕
次に、上述した構造の本考案給電装置の作用に
ついて説明する。第1図において、適当な積込み
ステーシヨン(図示しない)で物品をコンベヤ装
置3上に乗せた複数の台車1がP方向に走行して
おり、各台車1が所望の荷下しステーシヨンに至
つた際、例えば中央記憶制御装置からの指令信号
を受けてローカル制御装置18は作動装置10を
作動させると共に、トロリー線9に電気機器5を
制御する電力を供給する。これによつて作動装置
10の作動で、ピストンシリンダ装置13のピス
トンロツド13aが突出すると、トロリー線9が
バスダクト14と共に台車列に向けて進出するの
で、そのトロリー線9は所定の台車1の集電子7
に接触することになる。この時、例えば台車1上
の搬送物品を矢印Qの方向に搬出するような極性
の電力をトロリー線9に供給しておけば、これに
摺接する集電子7を介して、該台車1におけるコ
ンベヤ装置3の電気機器5、すなわちモータが作
動して搬送物品を矢印Qの方向に移動させ、該当
する荷下しステーシヨンのシユート4等に搬出す
る。又搬送物品を矢印Rの方向に搬送する場合に
はトロリー線9へ供給する電力の極性をローカル
制御装置18によつて反転させてモータに給電す
れば、モータは逆転してR方向に搬送物品を搬出
することができる。第1図で、符号9a,9b
は、集電子7と接触状態にあるトロリー線を示
し、また、符号9c,9dは、集電子7と非接触
状態にあるトロリー線を示している。なお、集電
子7と機械的に接触したトロリー線9に対する給
電は、上記のローカル制御装置18等により、そ
の接触状態が断たれる少し前に停止するようにす
ると、スパークによる集電子7の摩耗が最少に留
められ、また、トロリー線9の保全上でも有利で
ある。
〔考案の効果〕
以上に説明したこの考案の物品搬送台車の給電
装置によれば、集電子7に対するトロリー線9の
接触を必要最小限に留めることができるので、集
電子7の耐用期間を大幅に延長させることがで
き、また、ローカル制御装置のほとんどを非走行
側に設置できるので、物品搬送システム全体の保
全や保守点検の面で極めて有利であるなどの効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の物品搬送用台車の給電装置
の概要を示す平面図、第2図は台車の拡大平面
図、第3図はこの考案の要部であるトロリー線作
動装置の一部を切除して示す拡大斜視図、第4図
は荷下しステーシヨンにおける電気系統のブロツ
クダイアグラムである。 1……台車、2……誘導路、5……電気機器、
7……集電子、9……トロリー線、10……作動
装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 誘導路2を走行する物品搬送用台車列の各台車
    1に夫々物品搬送ベルト3および該ベルト3上の
    搬送物品を選択的に搬送作動させる電気機器5と
    集電子7を取付け、一方誘導路2の送路にはこれ
    に隣接して荷下しステーシヨン4等および作動装
    置10によつて選択的に集電子7の送路軌跡内に
    出入して接触可能に作動される給電用のトロリー
    線9を夫々対応配置し、該作動装置10の選択的
    作動および上記台車1の電気機器5の選択的作動
    をローカル制御装置18で制御しうるように作動
    装置10およびトロリー線9に電気的に結合した
    ことを特徴とする物品搬送用台車の給電装置。
JP1987010181U 1987-01-27 1987-01-27 Expired JPH0329906Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987010181U JPH0329906Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987010181U JPH0329906Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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Publication Number Publication Date
JPS63118192U JPS63118192U (ja) 1988-07-30
JPH0329906Y2 true JPH0329906Y2 (ja) 1991-06-25

Family

ID=30796242

Family Applications (1)

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JP1987010181U Expired JPH0329906Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5279418A (en) * 1975-12-25 1977-07-04 Mitsubishi Electric Corp Current collecting system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5279418A (en) * 1975-12-25 1977-07-04 Mitsubishi Electric Corp Current collecting system

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JPS63118192U (ja) 1988-07-30

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