JP3353541B2 - 仕分け設備 - Google Patents
仕分け設備Info
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- JP3353541B2 JP3353541B2 JP13553195A JP13553195A JP3353541B2 JP 3353541 B2 JP3353541 B2 JP 3353541B2 JP 13553195 A JP13553195 A JP 13553195A JP 13553195 A JP13553195 A JP 13553195A JP 3353541 B2 JP3353541 B2 JP 3353541B2
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- rail
- path
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- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一定経路上で台車に搭
載されて搬送される被搬送物を、経路中に予め設定され
ている複数の仕分け位置の内の任意の仕分け位置で左右
横方向に払い出す仕分け設備に関するものである。
載されて搬送される被搬送物を、経路中に予め設定され
ている複数の仕分け位置の内の任意の仕分け位置で左右
横方向に払い出す仕分け設備に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の仕分け設備としては、特
開平２−１８２６１３号公報に開示されているように、
走行レール上を互いに連結された状態で走行する各走行
台車上に左右に搬送可能なコンベヤを設置し、各仕分け
位置において走行台車が通過するときにコンベヤを駆動
してコンベヤ上の被搬送物を左右横方向に払い出すよう
に構成した設備が知られている。
開平２−１８２６１３号公報に開示されているように、
走行レール上を互いに連結された状態で走行する各走行
台車上に左右に搬送可能なコンベヤを設置し、各仕分け
位置において走行台車が通過するときにコンベヤを駆動
してコンベヤ上の被搬送物を左右横方向に払い出すよう
に構成した設備が知られている。
【０００３】上記コンベヤを上面に載置して移動する走
行台車の可動体は、機枠と、断面Ｉ形状の走行レール上
を機枠を支持して走行する水平軸走行ローラと、走行レ
ールを左右から支持し横振れを防止する垂直軸サイドロ
ーラと、機枠の側面に設けたローラからなり、可動体は
ローラが走行方向に回転しているスクリューの溝に沿っ
て回動することにより押されて移動している。また、上
記コンベヤを駆動するモータには、走行レールに沿って
敷設された給電レールから集電子を介して給電されてい
る。
行台車の可動体は、機枠と、断面Ｉ形状の走行レール上
を機枠を支持して走行する水平軸走行ローラと、走行レ
ールを左右から支持し横振れを防止する垂直軸サイドロ
ーラと、機枠の側面に設けたローラからなり、可動体は
ローラが走行方向に回転しているスクリューの溝に沿っ
て回動することにより押されて移動している。また、上
記コンベヤを駆動するモータには、走行レールに沿って
敷設された給電レールから集電子を介して給電されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の仕分け設備では、水平軸走行ローラを走行レールの
上下に備えていることから、可動体の高さが高くなるた
めに、仕分け設備全体の高さが高くなり、天井の高さが
低い場所では経路を変更しなればならないという問題が
発生した。
来の仕分け設備では、水平軸走行ローラを走行レールの
上下に備えていることから、可動体の高さが高くなるた
めに、仕分け設備全体の高さが高くなり、天井の高さが
低い場所では経路を変更しなればならないという問題が
発生した。
【０００５】本発明は上記問題を解決するものであり、
可動体を含め、低床化を図った仕分け設備を提供するこ
とを目的とするものである。
可動体を含め、低床化を図った仕分け設備を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明の仕分け設備は、一定走行経路上を互いに連結さ
れた状態で走行する走行機体上に、荷を走行方向に対し
て左右横方向に搬送する搬送手段を設けた走行台車を備
えた仕分け設備であって、前記搬送手段を、対向した駆
動ローラおよび従動ローラと、これらローラ間に掛張さ
れた無端体と、前記ローラ間に設置され、前記駆動ロー
ラに無端状の回動体を介して連結された前記駆動ローラ
駆動用のモータから構成し、前記一定走行経路を、この
一定走行経路に沿って前記左右横方向に一定間隔で配置
され、上下に傾斜路を形成する左右一対の走行レールに
より形成し、この一対の左の走行レールと右の走行レー
ルとの間に上向きにリニアモータを設け、前記各走行台
車に、前記走行レールの上下の傾斜路に接して走行する
車輪と、前記リニアモータに対向した２次導体を設け、
前記走行レールの外方に沿って、高周波電流が流れる給
電線路を敷設し、前記走行台車で前記誘導線路に対向す
る位置に、前記給電線路により発生される磁束により起
電力が生じ、前記搬送手段に給電する給電用コイルを設
けたことを特徴とするものである。
本発明の仕分け設備は、一定走行経路上を互いに連結さ
れた状態で走行する走行機体上に、荷を走行方向に対し
て左右横方向に搬送する搬送手段を設けた走行台車を備
えた仕分け設備であって、前記搬送手段を、対向した駆
動ローラおよび従動ローラと、これらローラ間に掛張さ
れた無端体と、前記ローラ間に設置され、前記駆動ロー
ラに無端状の回動体を介して連結された前記駆動ローラ
駆動用のモータから構成し、前記一定走行経路を、この
一定走行経路に沿って前記左右横方向に一定間隔で配置
され、上下に傾斜路を形成する左右一対の走行レールに
より形成し、この一対の左の走行レールと右の走行レー
ルとの間に上向きにリニアモータを設け、前記各走行台
車に、前記走行レールの上下の傾斜路に接して走行する
車輪と、前記リニアモータに対向した２次導体を設け、
前記走行レールの外方に沿って、高周波電流が流れる給
電線路を敷設し、前記走行台車で前記誘導線路に対向す
る位置に、前記給電線路により発生される磁束により起
電力が生じ、前記搬送手段に給電する給電用コイルを設
けたことを特徴とするものである。
【０００７】
【０００８】
【作用】上記構成により、走行経路を、上下に傾斜路を
有する左右一対の走行レールで形成し、走行台車の車輪
をこの走行レールの上下の傾斜路に接して走行すること
にしたことによって、さらにリニアモータを一定間隔で
配置された左の走行レールと右の走行レールとの間に上
向きに配置し、走行台車にリニアモータに対向して２次
導体を水平に設けたことによって、さらに駆動ローラと
従動ローラ間に駆動ローラ駆動用のモータを設けたこと
によって、走行台車の高さを低くすることが可能とな
る。さらに、誘電線路が走行レールとは別に配置された
ことによって、走行レールが誘導線路により決定される
高さが必要なくなり、走行レールを横向きにすることが
可能となり、したがって走行台車の高さを低くすること
が可能となる。
有する左右一対の走行レールで形成し、走行台車の車輪
をこの走行レールの上下の傾斜路に接して走行すること
にしたことによって、さらにリニアモータを一定間隔で
配置された左の走行レールと右の走行レールとの間に上
向きに配置し、走行台車にリニアモータに対向して２次
導体を水平に設けたことによって、さらに駆動ローラと
従動ローラ間に駆動ローラ駆動用のモータを設けたこと
によって、走行台車の高さを低くすることが可能とな
る。さらに、誘電線路が走行レールとは別に配置された
ことによって、走行レールが誘導線路により決定される
高さが必要なくなり、走行レールを横向きにすることが
可能となり、したがって走行台車の高さを低くすること
が可能となる。
【０００９】
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図４は本発明の一実施例を示す仕分け設備の要
部斜視図、図５は全体配置図である。
明する。図４は本発明の一実施例を示す仕分け設備の要
部斜視図、図５は全体配置図である。
【００１１】図４，図５において、１は一定走行経路Ｓ
上を互いに連結された状態でＡ方向へ走行し、走行する
Ａ方向に対して左右横方向に荷（被搬送物）２を搬送す
る仕分けコンベヤ装置３を上部に設けた走行台車であ
り、この走行台車１上の仕分けコンベヤ装置３の駆動に
より荷２は、Ａ方向に直交する左右横方向に開口し、走
行経路Ｓに沿って複数台設けられた積込口４Ａから積み
込まれ、Ａ方向に対して左右横方向に開口し、走行経路
Ｓに沿って複数台設けられた仕分けシュート４Ｂに払い
出される。
上を互いに連結された状態でＡ方向へ走行し、走行する
Ａ方向に対して左右横方向に荷（被搬送物）２を搬送す
る仕分けコンベヤ装置３を上部に設けた走行台車であ
り、この走行台車１上の仕分けコンベヤ装置３の駆動に
より荷２は、Ａ方向に直交する左右横方向に開口し、走
行経路Ｓに沿って複数台設けられた積込口４Ａから積み
込まれ、Ａ方向に対して左右横方向に開口し、走行経路
Ｓに沿って複数台設けられた仕分けシュート４Ｂに払い
出される。
【００１２】走行台車１および走行経路Ｓを形成する走
行レール部５の構造を図１〜図３に基づいて説明する。
走行レール部５は、走行経路Ｓに沿って配設されたベー
ス体６と、このベース体６の中央部上に上記Ａ方向に一
定間隔で配置されたサポート７と、これらサポート７の
左右方向の両端部上で支持された、対向する面が互いに
開放されたアングル形状の左右一対の走行レール８と、
ベース体６の両端部にこのベース体６に沿って立設され
たカバー体９から構成され、この走行レール部５は図４
にも示すように、Ａ方向に所定間隔で配置された脚体10
上に配置される。走行レール８は、アングル形状とした
ことにより、上下に傾斜路が形成される。また、左右一
対の走行レール８間の所定位置に、上向きにリニアモー
タ（ステータ）11が設置されている。
行レール部５の構造を図１〜図３に基づいて説明する。
走行レール部５は、走行経路Ｓに沿って配設されたベー
ス体６と、このベース体６の中央部上に上記Ａ方向に一
定間隔で配置されたサポート７と、これらサポート７の
左右方向の両端部上で支持された、対向する面が互いに
開放されたアングル形状の左右一対の走行レール８と、
ベース体６の両端部にこのベース体６に沿って立設され
たカバー体９から構成され、この走行レール部５は図４
にも示すように、Ａ方向に所定間隔で配置された脚体10
上に配置される。走行レール８は、アングル形状とした
ことにより、上下に傾斜路が形成される。また、左右一
対の走行レール８間の所定位置に、上向きにリニアモー
タ（ステータ）11が設置されている。
【００１３】上記仕分けコンベヤ装置３は、対向した駆
動ローラ15Ａおよび従動ローラ15Ｂと、これらローラ15
Ａ，15Ｂ間に掛張された無端体（たとえばベルト）16
と、駆動ローラ15Ａに無端状の回動体（たとえばベル
ト）17を介して連結された、駆動手段である正逆駆動可
能なモータ18から構成され、モータ18による駆動ローラ
15Ａの回動により無端体16を回動して荷２を搬送する。
モータ16は対向した駆動ローラ15Ａと従動ローラ15Ｂ間
に配置され、また仕分けコンベヤ装置３は、可動体20の
上部に設置されている。
動ローラ15Ａおよび従動ローラ15Ｂと、これらローラ15
Ａ，15Ｂ間に掛張された無端体（たとえばベルト）16
と、駆動ローラ15Ａに無端状の回動体（たとえばベル
ト）17を介して連結された、駆動手段である正逆駆動可
能なモータ18から構成され、モータ18による駆動ローラ
15Ａの回動により無端体16を回動して荷２を搬送する。
モータ16は対向した駆動ローラ15Ａと従動ローラ15Ｂ間
に配置され、また仕分けコンベヤ装置３は、可動体20の
上部に設置されている。
【００１４】可動体20は、仕分けコンベヤ装置３を支持
する枠体21と、この枠体21のＡ方向の前後部位置に固定
された前後一対の機枠22と、左右一対の走行レール８の
上下の傾斜路上をそれぞれ機枠22を支持して走行する上
下一対の斜軸走行ローラ23，24と、リニアモータ11に対
向して前後の機枠22間に設けられた、リニアモータの２
次導体を形成する金属板25からなり、可動体20はこの金
属板25がリニアモータ11により推力を得ることによって
押されて移動する。また走行台車１は各機枠22に設けら
れた連結機構26により互いに連結されており、全ての走
行台車１はリニアモータ11により駆動されて走行レール
８上を一定速度で移動する。
する枠体21と、この枠体21のＡ方向の前後部位置に固定
された前後一対の機枠22と、左右一対の走行レール８の
上下の傾斜路上をそれぞれ機枠22を支持して走行する上
下一対の斜軸走行ローラ23，24と、リニアモータ11に対
向して前後の機枠22間に設けられた、リニアモータの２
次導体を形成する金属板25からなり、可動体20はこの金
属板25がリニアモータ11により推力を得ることによって
押されて移動する。また走行台車１は各機枠22に設けら
れた連結機構26により互いに連結されており、全ての走
行台車１はリニアモータ11により駆動されて走行レール
８上を一定速度で移動する。
【００１５】また図１，図３，図５に示すように、一方
のカバー体９の内方の側面に沿って、所定間隔置きに左
右方向に水平に取付けられたハンガー31が配置され、こ
のハンガー31に張設された上下一対の誘導線路32が敷設
されている。これら誘導線路32は終端が接続されたルー
プ状の線路であり、始端は電源装置33に接続され、高周
波の正弦波電流が給電されている。誘導線路32は、絶縁
した細い素線を集めて形成した撚線（以下、リッツ線と
称す）を絶縁体、たとえば樹脂材によりカバーして構成
されている。
のカバー体９の内方の側面に沿って、所定間隔置きに左
右方向に水平に取付けられたハンガー31が配置され、こ
のハンガー31に張設された上下一対の誘導線路32が敷設
されている。これら誘導線路32は終端が接続されたルー
プ状の線路であり、始端は電源装置33に接続され、高周
波の正弦波電流が給電されている。誘導線路32は、絶縁
した細い素線を集めて形成した撚線（以下、リッツ線と
称す）を絶縁体、たとえば樹脂材によりカバーして構成
されている。
【００１６】また図６に示すように、走行台車１はＮ台
毎に群を形成しており、走行Ａ方向の先頭の走行台車
（以下親台車と称す）１Ａのみには、その機枠22に図
１，図３に示すように、誘導線路32に対向する位置に、
給電装置としてピックアップユニット34が設けられてい
る。このピックアップユニット34は、断面がＥ字状でＡ
方向に長い、磁性部材であるフェライト35に、その中央
凸部35Ａの側部に渡って、たとえば数10ターンの上記リ
ッツ線を巻いてピックアップコイル36を形成して構成さ
れ、誘導線路32により発生する磁束により起電力が発生
し、このピックアップコイル36に発生した交流電流は電
源回路37により整流され、定電圧とされ、親台車１Ａの
みでなく、連結機構26に沿って配設される給電線38を介
してＮ台の走行台車１へ給電される。
毎に群を形成しており、走行Ａ方向の先頭の走行台車
（以下親台車と称す）１Ａのみには、その機枠22に図
１，図３に示すように、誘導線路32に対向する位置に、
給電装置としてピックアップユニット34が設けられてい
る。このピックアップユニット34は、断面がＥ字状でＡ
方向に長い、磁性部材であるフェライト35に、その中央
凸部35Ａの側部に渡って、たとえば数10ターンの上記リ
ッツ線を巻いてピックアップコイル36を形成して構成さ
れ、誘導線路32により発生する磁束により起電力が発生
し、このピックアップコイル36に発生した交流電流は電
源回路37により整流され、定電圧とされ、親台車１Ａの
みでなく、連結機構26に沿って配設される給電線38を介
してＮ台の走行台車１へ給電される。
【００１７】また図１，図３に示すように、各走行台車
１には、機枠22の外側面に、モータ18の正転、あるいは
逆転指令からなる制御信号を出力するコントローラ41が
設けられ、また設備の仕分け制御装置（図示せず）から
のコンベヤ装置３の左右への駆動指令信号を受信し、ま
た走行台車１に予め設定された個別の番号などを送信す
る光送受信器42が設置され、さらに仕分けシュート４Ｂ
を検出する光電スイッチ43が設置されている。光送受信
器42と光電スイッチ43はコントローラ41に接続されてい
る。
１には、機枠22の外側面に、モータ18の正転、あるいは
逆転指令からなる制御信号を出力するコントローラ41が
設けられ、また設備の仕分け制御装置（図示せず）から
のコンベヤ装置３の左右への駆動指令信号を受信し、ま
た走行台車１に予め設定された個別の番号などを送信す
る光送受信器42が設置され、さらに仕分けシュート４Ｂ
を検出する光電スイッチ43が設置されている。光送受信
器42と光電スイッチ43はコントローラ41に接続されてい
る。
【００１８】また、他方のカバー体９の内方の所定の側
面に、走行台車１の位置を検出する近接スイッチ51が設
けられ、走行台車１の機枠22に、この近接スイッチ51の
被検出体52が突設されている。
面に、走行台車１の位置を検出する近接スイッチ51が設
けられ、走行台車１の機枠22に、この近接スイッチ51の
被検出体52が突設されている。
【００１９】上記構成による動作を説明する。誘導線路
32に発生する磁束により、親台車１Ａのピックアップコ
イル36に起電力が発生し、この起電力により発生した交
流電流は、まず親台車１Ａの電源回路37で整流され、ま
た定電圧とされ、親台車１Ａから順に後方の子台車１Ｂ
に給電線38を介して給電される。
32に発生する磁束により、親台車１Ａのピックアップコ
イル36に起電力が発生し、この起電力により発生した交
流電流は、まず親台車１Ａの電源回路37で整流され、ま
た定電圧とされ、親台車１Ａから順に後方の子台車１Ｂ
に給電線38を介して給電される。
【００２０】また連結機構26により互いに連結された全
ての走行台車１はリニアモータ11により駆動されて走行
レール８上を一定速度で走行する。また各走行台車１の
コントローラ41は、光送受信器42を介して入力した仕分
け制御装置からの指令信号に応じ、かつ光電スイッチ43
により仕分けシュート４Ｂ位置を確認してコンベヤ装置
３を駆動し、積込口４Ａから無端体16上へ荷２を搬入
し、また荷２を指定された仕分けシュート４Ｂに払い出
し、荷２の仕分けが行われる。また、仕分け制御装置は
近接スイッチ51により走行台車１の位置を確認してい
る。
ての走行台車１はリニアモータ11により駆動されて走行
レール８上を一定速度で走行する。また各走行台車１の
コントローラ41は、光送受信器42を介して入力した仕分
け制御装置からの指令信号に応じ、かつ光電スイッチ43
により仕分けシュート４Ｂ位置を確認してコンベヤ装置
３を駆動し、積込口４Ａから無端体16上へ荷２を搬入
し、また荷２を指定された仕分けシュート４Ｂに払い出
し、荷２の仕分けが行われる。また、仕分け制御装置は
近接スイッチ51により走行台車１の位置を確認してい
る。
【００２１】また、走行経路Ｓを、対向する面が互いに
開放されたアングル形状の左右一対の走行レール８で形
成し、走行台車１の車輪23，24をこの走行レール８の上
下の傾斜路に接して走行することにしたことにより、さ
らにリニアモータ11を一対の走行レール８間に上向きに
配置し、走行台車１の機枠25にリニアモータ11に対向し
て金属板25を水平に設けたことにより、可動体20の高さ
が低くなっている。また、コンベヤ装置３のモータ18を
ローラ15Ａ，15Ｂ間に配置したことにより、コンベヤ装
置３の高さが低くなっている。さらに、誘電線路32が走
行レール８とは別に配置されたことによって、走行レー
ルが誘導線路32により決定される高さが必要でなくな
り、横向きに配置される走行レール８が実現され、可動
体20の高さを低くすることを可能としている。
開放されたアングル形状の左右一対の走行レール８で形
成し、走行台車１の車輪23，24をこの走行レール８の上
下の傾斜路に接して走行することにしたことにより、さ
らにリニアモータ11を一対の走行レール８間に上向きに
配置し、走行台車１の機枠25にリニアモータ11に対向し
て金属板25を水平に設けたことにより、可動体20の高さ
が低くなっている。また、コンベヤ装置３のモータ18を
ローラ15Ａ，15Ｂ間に配置したことにより、コンベヤ装
置３の高さが低くなっている。さらに、誘電線路32が走
行レール８とは別に配置されたことによって、走行レー
ルが誘導線路32により決定される高さが必要でなくな
り、横向きに配置される走行レール８が実現され、可動
体20の高さを低くすることを可能としている。
【００２２】このように、各走行台車１へ無接触で給電
できるとともに、可動体20およびコンベヤ装置３の高さ
を低くすることができ、したがって低床化を図った仕分
け設備を提供でき、従来のように天井の高さが低い場所
でも走行経路Ｓを設定することができ、スペースを有効
に使用することができる。
できるとともに、可動体20およびコンベヤ装置３の高さ
を低くすることができ、したがって低床化を図った仕分
け設備を提供でき、従来のように天井の高さが低い場所
でも走行経路Ｓを設定することができ、スペースを有効
に使用することができる。
【００２３】
【発明の効果】上記本発明によれば、走行経路を、上下
に傾斜路を有する左右一対の走行レールで形成し、走行
台車の車輪をこの走行レールの上下の傾斜路に接して走
行することにしたことにより、さらにリニアモータを一
定間隔で配置された左の走行レールと右の走行レールと
の間に上向きに配置し、走行台車にリニアモータに対向
して２次導体を水平に設けたことにより、さらに駆動ロ
ーラと従動ローラ間に駆動ローラ駆動用のモータを設け
たことにより、走行台車の高さを低くすることができ、
さらに誘電線路が走行レールとは別に配置されたことに
より、走行レールが誘導線路により決定される高さが必
要でなくなり、横向きに配置される走行レールを実現が
でき、走行台車の高さを低くすることできる。したがっ
て低床化を図った仕分け設備を提供でき、従来のように
天井の高さが低い場所でも走行経路を設定することがで
き、スペースを有効に使用することができる。
に傾斜路を有する左右一対の走行レールで形成し、走行
台車の車輪をこの走行レールの上下の傾斜路に接して走
行することにしたことにより、さらにリニアモータを一
定間隔で配置された左の走行レールと右の走行レールと
の間に上向きに配置し、走行台車にリニアモータに対向
して２次導体を水平に設けたことにより、さらに駆動ロ
ーラと従動ローラ間に駆動ローラ駆動用のモータを設け
たことにより、走行台車の高さを低くすることができ、
さらに誘電線路が走行レールとは別に配置されたことに
より、走行レールが誘導線路により決定される高さが必
要でなくなり、横向きに配置される走行レールを実現が
でき、走行台車の高さを低くすることできる。したがっ
て低床化を図った仕分け設備を提供でき、従来のように
天井の高さが低い場所でも走行経路を設定することがで
き、スペースを有効に使用することができる。
【００２４】
【図１】本発明の一実施例を示す仕分け設備の走行台車
の正面図である。
の正面図である。
【図２】同仕分け設備の走行台車の側面図である。
【図３】同仕分け設備の走行台車の平面図である。
【図４】同仕分け設備の一部斜視図である。
【図５】同仕分け設備の全体配置図である。
【図６】同仕分け設備の給電配線図である。
１ 走行台車 １Ａ 親台車 １Ｂ 子台車 ２ 荷 ３ 仕分けコンベヤ装置 ４Ａ 積込口 ４Ｂ 仕分けシュート ５ 走行レール部 ６ ベース体 ７ サポート ８ 走行レール ９ カバー体 10 脚体 11 リニアモータ 15Ａ 駆動ローラ 15Ｂ 従動ローラ 16 無端体 17 回動体 18 モータ（駆動手段） 20 可動体 21 枠体 22 機枠 23，24 斜軸走行ローラ 25 金属板（２次導体） 26 連結機構 31 ハンガー 32 誘導線路 33 電源装置 34 ピックアップユニット 35 フェライト 36 ピックアップコイル 38 給電線 41 コントローラ 42 光送受信器 43 光電スイッチ 51 近接スイッチ 52 被検出体 Ｓ 一定走行経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｂ６５Ｇ 47/46 Ｂ６５Ｇ 47/52 １０１Ｚ 47/52 １０１ Ｂ６０Ｌ 13/02 Ｍ (56)参考文献 特開 平６−72539（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−249817（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−295818（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−114402（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−54403（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−164301（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65G 54/00 - 54/02 B65G 47/46 B65G 47/52 101 B60L 13/02 - 13/10
Claims (1)
- 【請求項１】 一定走行経路上を互いに連結された状態
で走行する走行機体上に、荷を走行方向に対して左右横
方向に搬送する搬送手段を設けた走行台車を備えた仕分
け設備であって、 前記搬送手段を、対向した駆動ローラおよび従動ローラ
と、これらローラ間に掛張された無端体と、前記ローラ
間に設置され、前記駆動ローラに無端状の回動体を介し
て連結された前記駆動ローラ駆動用のモータから構成
し、 前記一定走行経路を、この一定走行経路に沿って前記左
右横方向に一定間隔で配置され、上下に傾斜路を形成す
る左右一対の走行レールにより形成し、 この一対の左の走行レールと右の走行レールとの間に上
向きにリニアモータを設け、 前記各走行台車に、前記走行レールの上下の傾斜路に接
して走行する車輪と、前記リニアモータに対向した２次
導体を設け、 前記走行レールの外方に沿って、高周波電流が流れる給
電線路を敷設し、 前記走行台車で前記誘導線路に対向する位置に、前記給
電線路により発生される磁束により起電力が生じ、前記
搬送手段に給電する給電用コイルを設けたこと を特徴と
する仕分け設備。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13553195A JP3353541B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 仕分け設備 |
| US08/657,755 US5701992A (en) | 1995-06-02 | 1996-05-31 | Sorting equipment |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13553195A JP3353541B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 仕分け設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08324791A JPH08324791A (ja) | 1996-12-10 |
| JP3353541B2 true JP3353541B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=15153957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13553195A Expired - Fee Related JP3353541B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 仕分け設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3353541B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4355513B2 (ja) * | 2002-12-03 | 2009-11-04 | 三機工業株式会社 | クロスソータを備えた仕分コンベヤ |
| JP4805684B2 (ja) * | 2006-02-02 | 2011-11-02 | 第一工業株式会社 | クロスベルトソータ |
-
1995
- 1995-06-02 JP JP13553195A patent/JP3353541B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08324791A (ja) | 1996-12-10 |
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