JPH03297764A - エレベーターのサービス性能予測装置およびサービス性能予測方法 - Google Patents

エレベーターのサービス性能予測装置およびサービス性能予測方法

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JPH03297764A
JPH03297764A JP2096375A JP9637590A JPH03297764A JP H03297764 A JPH03297764 A JP H03297764A JP 2096375 A JP2096375 A JP 2096375A JP 9637590 A JP9637590 A JP 9637590A JP H03297764 A JPH03297764 A JP H03297764A
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elevator
input
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simulation
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JP2096375A
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Kenji Yoneda
健治 米田
Takafumi Nakada
仲田 尚文
Takaaki Uejima
上島 孝明
Toshimitsu Hida
敏光 飛田
Atsuya Fujino
篤哉 藤野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエレベータ−制御装置のサービス性能を予測す
る装置に係り、特に、エレベータ−設置台数や定員など
の仕様計画案の性能予測を行うことができるエレベータ
−のサービス性能予測装置および方法に関する。
[従来の技術] エレベータ−のサービス性能予測に関する第1の従来技
術として、特開昭59−4836.9号公報等に記載さ
れた技術が知られている。構成の第1の従来技術は、運
転制御プログラムと同−又は同様の機能を持つ群管理制
御プログラムにより、1人1人のエレベータ−利用客を
発生させて複数のエレベータ−をできる限り実際に近い
形で運転し、エレベータ−のサービス性能を群管理シュ
ミレータにより求めるものである。
また、第2の従来技術として、エレベータ−の使用計画
の際、エレベータ−が出発階を出発し、戻って来るまで
の一周時間を交通計算式により算出し、求めた一周時間
より待ち時間を算出するというものがある。
この第2の従来技術を改善したものとして、例えば、さ
らに、日立評論Vo1.69−731〜737頁に記載
された技術が知られている。この従来技術は、より複雑
なエレベータ−利用形態の場合にも、前記第2の従来技
術を利用できるようにするために、入力した交通需要か
ら各階での乗り降り人数を求め、その結果からエレベー
タ−が停止する確立の高い階床を求め、エレベータ−の
−・同時間を求めるものである。
以下、この第2の従来技術を図面により説明する。
第38図は、従来技術の動作を説明するフローチャート
である。
(1)まず、階床数、利用人数等、各項目についてのシ
ミュレーション条件を入力する(ステップPI)。
(2)次に、予め予想される一周時間をRTT。
として与え、全ての階床の待ち客に対して、均等な確立
でサービスを得られると仮定して、待ち客の動きとエレ
ベータ−の動きを解析するエレベータ−リング解析を行
う(ステップP2、P3)。
(3)前記ステップP3により解析した結果データに基
づいて、新しい平均一周時間RTT、を求める(ステッ
プP4)。
(4)ステップP2で仮定した仮定一周時間RTT1と
、エレベータ−リングの解析により、ステップP4で求
めた一周時間RTT2とが一致するか否かを判定し、一
致しない場合には、ステップP4で求めたRTT2をR
TT、に代入し、ステップP3からステップP5までの
処理を繰り返し実行する(ステップP5、P6)。
(5)また、ステップP5で、一致又は収束したと判定
されると、エレベータ−性能の表示出力を行い一連のシ
ミュレーション処理を終了する(ステップP7)。
また、第3の従来技術として、ビルに設置するエレベー
タ−の仕様決定に使用する、例えば、特開昭61−71
82号公報に記載された技術が知られている。この第3
の従来技術は、エレベータ−の模擬試験装置であり、従
来、大型計算機を用いて行っていた群管理シミュレーシ
ョンの処理を、パソコンを使用して実行し、シミュレー
ション中のサービス状況を即時にパソコンのCRTに表
示できるように構成したものである。
さらに、第4の従来技術として、特開昭6126357
8号公報等に記載された技術が知られている。この第4
の従来技術は、計算機を使ったエレベータ−の最適運航
解析システムによりエレベータ−のサービス限界を求め
ることに関するものである。
[発明が解決しようとする課題] 前述した従来技術は、それぞれ以下のような問題点を有
している。
前記第1の従来技術は、群管理制御システムのエレベー
タ−駆動系の動きのシミュレーション、納入する呼び割
当方法等について、製品と同一プログラムないしは、同
一原理の運行プログラムを搭載する必要があり、完全に
しシミュレーションしようとすると装置が大型化する。
また、ある程度のシミュレーション精度を得ようとする
と、一つの条件につき1000人程度に相当するシミュ
レーションが必要であり、その処理時間として、20分
から100分程度の多大なシミュレーション時間を必要
とする。
このため、前記第1の従来技術は、顧客との打合せの最
中にエレベータ−台数を一台増したり、定員を増した際
の結果を即座に得て表示するということができず、さら
に、計算結果が短時間に得られないため、エレベータ−
台数、定員、速度等のエレベータ−仕様の組合せを変え
た際の予測性能を得るためのシミュレーションを行おう
とすると、その時間が多大となり、研究用には使用可能
であるが、実用に供することができないものであった。
前記第2の従来技術は、高速シミュレーションを行うこ
とができ、待ち時間と輸送能力に関するサービス性能結
果を求めることが可能である。
しかし、この第2の従来技術は、かご内温雑感の評価、
乗車時間等を求めることができず、また、エレベータ−
制御方法によるエレベータ−リングの解析が行われてい
ないため、ホール呼び割当て方式の変更、かご内混雑の
均一化、混雑解消運転等を実施した場合のサービス性能
を求める事ができないものであった。
前記第3の従来技術は、群管理シミュレーションプログ
ラムを使用すると、大規模なプログラムを必要とすると
共に、その実行時間が極めて長くなるという欠点を有し
ている。
前記第4の従来技術は、サービス限界を求めるものであ
り、その用途は、設計、開発に対する基礎資料、すなわ
ち、実際に運用する群管理エレベータ−システムの良し
悪しを評価するための比較用資料を作成するものである
従って、この第4の従来技術は、エレベータ−の設置計
画時、多目標に対する総合達成度の最大となる運行管理
方式を推論し、事前検証するエレベータ−運航管理方式
推論時において、あいまいな知識より得た制御方法、あ
いまいなパラメータセットルール等を、より明確なもの
とし、あるいは、目標を達成しそうなエレベータ−仕様
を求めようとすると、設定すべき条件の組合せ数が多く
なり、数100回以上のシミュレーションを必要とする
ようなことも生じてしまう。
前記第1〜第4の従来技術は、それぞれ、前述したよう
な問題点を有しているが、特に、第1及び第3の従来技
術は、群管理シミュレーションプログラムを使用した場
合、その処理時間に約10時間以上を要し、実用に耐え
られないという問題点を有している。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、
エレベータ−の仕様決定を支援するためのセールスツー
ルを、いつとこても気軽にしかも早く、必要な条件につ
いてエレベータ−仕様や多項目の制御目標に関する重要
度を変えてサービス性能を予測できるようにした、エレ
ベータ−のサービス性能予測装置およびサービス性能予
測方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば前記目的は、次のような手段を備えるこ
とにより達成される。
かご内混雑度等の制御目標入力データより決まる制御方
法を考慮した解析を行う。
かご内混雑度を均−化又は低減する制御度合いの高さに
応じて、かご内混雑による通過率値を高くする。すなわ
ち、交通需要入力データより各階方向別の乗り降り人数
を求め、これより、方向別に各階床をサービスする確率
と必要時間を順次求めて行く。
このとき、ビル管理者の感性入力に合致した分析を行う
例えば、ビル管理者からの混雑度解消要求が高い場合、
少数のホール待客のいる階床に対し、かご内混雑度より
決まる通過率をより高くするような、目的に合った制御
方法を採用する。そして、この採用された制御方法と等
価な、より高い通過率を与えてエレベータ−リング解析
を行う。
また、乗車時間の短縮やホールの呼び長持率の低減等の
管理目標を高くした場合の性能を得るために、本発明に
よるエレベータ−リング解析シミュレーションに対し、
集中サービス度値を設定する。これにより、遠方のホー
ル呼びに対し優先してサービスする制御方法を選択する
条件時には、このサービス度値を大きく取ってエレベー
タ−リングの解析を行う。
また、長待ちホール呼び最優先制御、重役階最優先制御
を実施する入力条件下では、複数台のエレベータ−の位
相(バランス度)を低く取ってエレベータ−リング解析
を行うようにする。
以上、まとめると、前述した本発明の目的は、ビル及び
エレベータ−の利用状況、ビル仕様、エレベータ−仕様
、管理上の指向等の入力により選択されるエレベータ−
制御方法に応じたサービス性能を予測するためのエレベ
ータ−リング解析パラメータを備えることにより達成さ
れる。
すなわち、本発明によれば、制御目標から制御方法を決
定し、決定した制御方法に適応したエレベータ−リング
解析パラメータ値を与えることによりエレベータ−リン
グ解析し、多項目のサービス性能を求めることができる
このため、本発明によれば、制御方法そのものを忠実に
実行するエレベータ−制御と同一のプログラムを搭載し
なくとも、エレベータ−のサービス性能を予測すること
ができる、高速にしてコンパクトなエレベータ−サービ
ス性能予測装置を提供することができ、顧客先での打合
せ時にも使用可能な、仕様決定の支援を行うセールス・
ツールを実現することができる。
[作 用コ 本発明によ−るエレベータ−設置計画用高速シミュレー
ションプログラム、すなわち、エレベータ−リング解析
シミュレーションプログラムは、持ち運びに便利なパソ
コン等に搭載される。これにより、エレベータ−の仕様
決定業務の質と効率を向上させるセールスツールを提供
することができる。
すなわち、本発明の装置を使用する場合、顧客先での仕
様決定の打合せに先立って、事前に入力部の全ての必要
項目について入力する。
例えば、サービス階と階間ピッチ等のビル仕様、エレベ
ータ−台数等のエレベータ−仕様及び交通需要に関する
情報の入力を行う。
次に、顧客先において、多項目の制御目標を決めるため
の感性入力のみ入力し、予め入力しておいた前述の必要
項目のデータを使用し、シミュレーション実行部に制御
方法の決定を行わせ、得られた制御方法に見合ったエレ
ベータ−リング解析パラメータを作成し、エレベータ−
の各階床へのサービス状況とその発頻度の解析を行いサ
ービス性能を求める。
これにより、少なくとも、感性入力した評価項目を含む
、多項目の制御性能結果を、結果出力部を介してパソコ
ン画面上に表示することができ、性能に関する満足、不
満足の意思決定を行うことができる。もし、得られた結
果に満足できない場合、エレベータ−台数、定員等の仕
様決定のキーポイントとなる入力項目のみを再入力し、
その結果得られた制御性能結果と前回の結果とを比較出
力し、これらを比較しながら意思決定を行うことができ
る。
[実施例コ 以下、本発明によるエレベータ−のサービス性能予測装
置の一実施例を図面により詳細に説明する。
第1図(a)は本発明の一実施例の方法を搭載するパソ
コンの外観を示す図、第1図(b)は計算処理部lの構
成を示すブロック図である。第1図(a)、(b)にお
いて、1は計算処理部、2はキーボード、3.4はフロ
ッピーディスクドライバ、5は出力装置、6はプリンタ
である。
図示本発明の一実施例において、計算処理部1は、フロ
ッピーディスクドライバ(以下FDと称する)3に挿入
されるフロッピーディスクF3に格納されているセール
スツールプログラム、エレベータ−設置計画支援プログ
ラム等を実行する。
エレベータ−設備計画、運行仕様等のシミュレーション
条件は、キーボード2からの入力される他に、FD4に
挿入されるフロッピーディスクF4に格納されているシ
ミュレーション条件データが使用される。
出力装置5は、シミュレーション結果を表示する、例え
ば、フラットデイスプレィ装置等であり、その表示内容
は、必要に応じてプリンタ6によりハードコピーとして
プリントすることができる。
また、本発明の方法を・実行する装置を使用する場合に
、従来の運搬に不向きな大形シミュレーション装置を用
いて長時間に渡って求めたシミュレーション結果を、顧
客先での打ち合わせの際に参考表示する必要のある場合
がある。
このような場合、予め、後述する第2図に示すシミュレ
ーション結果データD56と同様なデータフォーマット
で、他のシミュレーション装置により求めた結果をフロ
ッピーディスクF4へ格納しておき、持ち運びに便利な
本装置で使用することができるようにしておくことがで
きる。
また、現地に於ける稼働結果、実機等価試験装置のサー
ビス性能結果を、データフォーマット変換プログラムを
介してデータD56と同一のフォーマットのデータファ
イルとして作成し、予め格納しておくことにより、これ
らを含めた結果の比較出力を行うことができる。
本発明の一実施例は、これにより、必要なときに単独で
、または、本発明を実行する装置で求めた結果と、他の
大型装置で求めた結果とを一括して出力装置5へ出力す
ることができるのでエレベータ−台数等のエレベータ−
仕様の決定の際に、短時間の間に幅広い検討とより確か
な意思決定を行うことができる。
計算処理部lは、第1図(b)に示すように、マイクロ
プロセッサMPUと、FDドライバ3と4とを駆動する
FIOI、2と、計算用ワークエリアとして使用される
ラムRAMと、パソコンシステム立上プログラムを格納
するロムROMとがバスBUSで接続されて構成されて
いる。
第2図はフロッピーディスクF3とF4とに格納される
プログラムとデータの内容を示す図である。この例では
、プログラムファイルFP31〜FP36とデータファ
イルFD41〜FD455を、それぞれ別のファイルと
して、フロッピーディスクF3とF4とに格納している
が、これらのファイルを一つのファイルにするかそれと
も独立したファイルにするかは、使用する言語、プログ
ラムの作り方等により適宜決定されるものであり、いず
れかに限定するものではない。
フロッピーディスクF3内に格納されているプログラム
ファイルFP31〜FP36のプログラムは、それぞれ
独立したプログラムとして構成されており、様々な顧客
との打ち合わせに対して共通に使用できるものである。
なお、プログラムファイルFP31後述する第12図(
a)に示すセールスツール全体管理プログラムP31と
第13図(a)のAシステム紹介プログラムファイル)
とプログラムファイルFP32〜FP36 (後述する
第4図に示すエレベータ−設置計画シミュレーションの
プログラムPGPS)とが1枚のフロッピーディスクに
格納できない場合、これらのファイルを複数のフロッピ
ーディスクに分散して格納し、必要に応じて差し替えガ
イダンスに従って利用者がフロッピーディスクを差し替
えて利用する構成とすることができる。
セールスツール全体管理プログラムファイルFP31に
は、第12図(a)により後述するエレベータ−設置計
画、エレベータ−群管理制御システムの説明と選択等の
仕様決定業務を支援するセールスツール全体を管理する
プログラムP31が格納されている。
シミュレーション条件入力プログラムファイルFP32
には、詳細なシミュレーション条件をキーボード2より
入力する場合に使用するプログラムが格納されており、
セールスツール全体管理プログラムP31のステップP
119の設置計画シミュレーションPGPS (第4図
に示す)より起動される。第14図〜第22図には、前
記入力の際に、第1図の出力装置5に表示される入力誘
導画面の一部を示している。
なお、既に顧客別に作成した条件の一部を修正する場合
は、第14図(b)に示すウィンドDP31B1で「2
)データ呼出・編集」を選択し、第15図に示すファイ
ル名誘導選択画面を表示させ、修正するシミュレーショ
ン条件のファイル名をキーボード2上の→、←、↑、↓
などのキーの操作で選択し第16図を呼び出すことがで
きる。
このようにして、基本的なシミュレーション条件ファイ
ルFD411(例えばW81D1.AMが格納されてい
る)から例えばW81D5.UPが格納されているFD
455までのいずれかを選択し、必要な条件変更をした
条件ファイルを作成するときは第22図(c)に示すよ
うに、最下段に表示されるウィンドDP38Gのファイ
ル名を新ファイル名に書き換える。なお、このとき、変
更の無い条件の入力は不要とできる。
制御方法決定プログラムファイルFP33には、第4図
に示すステップP174、ステップP170のプログラ
ムがファイルされている。
エレベータ−リング解析パラメータ設定プログラムファ
イルFP34には、第4図のステップP176、ステッ
プP172、ステップP182のプログラムが格納され
ている。
エレベータ−リング解析シミュレーションプログラムフ
ァイルFP35には、第4図に示すメインプログラムP
GPS等のプログラムが格納されている。
結果出力プログラムファイルFP36は、第23図〜第
26図及び第36図に例示する表示出力またはプリント
出力を行う第4図のステップP600プログラムと、第
13図(a)のステップP328と複数のシミュレーシ
ョン結果を一括表示する統括結果表示ステップP336
のプログラム等を格納している。
フロッピーディスクF4は、保管を要するデータを格納
保管するために用いられ、必要に応じて顧客毎、あるい
は、エレベータ−バンク毎に別々のフロッピーディスク
を用意しておき、それらのシミュレーション条件データ
とその結果を区別して保管する。
このようにすると、プレゼンテーションから稼動後の状
況報告まで、5年位の長期にわたって、本発明の装置を
能率的に使用することが出来る。
全体管理データファイルFD41には、セールスツール
の全体を管理するためのデータが格納される。このファ
イルに格納されるデータは、例えば、第12図(a)の
ステップP102からPIO5とP2O3で使用するセ
ールスツールの仕様レベル5TLVデータ、第12図(
b)に示すエレベータ−リング解析パラメータ等である
シミュレーション条件毎に区別して保管するシミュレー
ションデータファイルFD411〜フアイルFD455
には、大別して次の6種のデータが格納される。
(1)第16図〜第19図に示す、主として入力誘導画
面DP33〜DP36の指示により入力する納入先名称
、階床糸と階床ピッチ、各階人員等のエレベータ−仕様
を検討する前提条件となるビルの仕様に関係するビル仕
様入力データD51゜(2)主として第16図に示す入
力誘導画面DP33の項番5〜項番8までの指示により
入力されるエレベータ−台数、定員、速度等からなるエ
レベータ−基本仕様と、第22図に示す入力誘導画面D
P38の項番19から項番23等の指示により入力され
るエレベータ−制御仕様に関連して決まるシミュレーシ
ョン詳細条件データと、第16図の入力誘導画面DP3
3の4項〜6項の指示により入力されるエレベータ−の
制御方法を指定する方法データとからなるエレベータ−
仕様入力データFD52゜ (3)第20図の入力誘導画面DP37A又は、第21
図の入力誘導画面DP37Bのいずれかの指示で入力さ
れる交通需要入力データD61゜この交通需要入力デー
タは、第17図の入力誘導画面で項番で[2コを選択し
た場合、6ケースからなるデータD61〜D65として
入力される。
(4)第34図の入力誘導画面DP16等の指示により
入力される感性入力データと、前述した条件により、第
4図のステップP166、P174゜P176で自動決
定するか、ステップP170で入力した詳細な分割、急
行等のエレベータ−運転モード、制御方法等のデータと
による感性入力、運行モード、制御方式の各データD5
4゜(5)第30〜第33図のウィンドDP144によ
り顧客先等での打ち合わせの際に一時的に入力し、シミ
ュレーションのために使用する主エレベータ−仕様の優
先変更入力データD55゜(6)第6図〜第10図に示
す性能解析シミュレーション等により得られる予測サー
ビス性能の結果データD56゜ 以上述べたシミュレーション条件とその結果データは、
ケース毎にそれぞれのシミュレーションデータファイル
FD411からFD4’55に格納され、別々に管理し
、選択して使用することができる。
第3図はシミュレーション用ワークテーブルを示す図で
ある。このワークテーブルは、計算処理装置7の内部R
AMの一部である。このテーブル内には、シミュレーシ
ョンデータファイルFD411〜FD455の中より選
択されたファイル内から交通需要入力データD61〜D
65のデータが読み出されてセットされる。
第4図はエレベータ−設置計画シミュレーションプログ
ラムPGPSの全体を示すフローチャートであり、プロ
グラムは前述のフロッピーディスクF3に格納しておく
。このプログラムの起動方法には以下の3通りの方法が
あり、目的に応じて選択することができる。
第1の方法は、フロッピーディスクドライバー3に、計
算処理装置1のシステム用フロッピディスクを挿入し、
ユーザプログラムを実行する準備としてシステムプログ
ラムのブートを行う。
次に、ドライバ3のシステム用フロッピーディスクを抜
きプログラムPGPSが格納されているフロッピーディ
スクF3に交換し、システムコマンドを使ってキーボー
ド2よりプログラムPGPSを起動する。例えば、rL
OAD ”A : PGPS、BAS”R」と入力して
起動する。この方法はプログラムの改善時等に使用され
る。
第2の方法は、前述のフロッピーF3にシステムプログ
ラムも格納しておき、計算処理装置lのイニシャライズ
処理手順にシステムイニシャル後プログラム” P G
 P S ”を自動的に実行するように設定しておく。
これにより、電源ON後10秒以内にフロッピーF3を
挿入すると自動的に起動できるので顧客との打合せの際
等に利用すると最適である。
第3の方法は、第12図(a)を参照して後述するセー
ルスツールのプログラムP31をフロッピーディスクF
3に格納し、前述した第1または第2の方法により起動
し、ステップP102で表示されるセールスツールレベ
ル設定(第29図に例示する)用入力誘導画面DPOI
に従ってレベル3の設置計画シミュレーションの項を「
↑」 「↓」キーで選択するか数値3を入力して起動す
る。これにより次回打合せの準備を行うことができる。
前記入力誘導画面DPOIの選択項目は、ブリンク、色
等により区別して表現されているので、これを確認実行
キーを押すことによりエレベータ−設置計画シミュレー
ションプログラムPGPSを、ステップP105で5T
LV=3の判定により起動することができる。
以下、第4図に示すフローにより、エレベータ−設計計
画シミュレーションプログラムPGPSの処理動作を説
明する。
(1)まず、第14図〜第22図に示す入力誘導表示に
従って、計画案に基づいたシミュレーション条件を入力
し、ファイルFD411〜FD455のいずれかまたは
新たなファイルをフロッピーディスクF4内に追加して
保管する(ステップP32)。
(2)次に、ステップP32でシミュレーション条件を
入力したディスクを読み出し、シミュレーション用ワー
クテーブル(第3図に示す)を作成し、データの異常の
有無チエツクを行う(ステップP 142)。
(3)ステップP142でデータに異常があれば、これ
を表示し、その異常によっても処理が続行可能か否かを
判定する。処理の続行が不可能と判定した場合、ステッ
プP32によるシミュレーション条件の再入力を利用者
に要請する(ステップP143、P144)。
(4)ステップP144で処理続行可能と判定した場合
、要チエツクとして、利用者に入力条件のミス判定を行
ってもらい、承知の上でシミュレーションを実行するか
否かを入力させ、これを判定する(ステップP146)
要チエツクとなる事例を以下に説明する。
例えば、第16図の6項においてエレベータ−号機制御
方式を選択入力し、8項において速度が入力される。ま
た、第22図に示す21項の加減速度と、23項の扉開
閉時間と停止のノロノロ走行時間の合計値とが入力され
るので、これらのデータのチエツクを行う。
しかし、この本発明の装置は様々な利用形態があり、例
えば、新規開発の計画段階に使用されることもある。
このような場合、本発明の装置は、ランニングオープン
を実施していないエレベータ−機種を改良するとエレベ
ータ−のサービス性能はどの程度良くなるかを、1台単
独エレベータ−14台口のエレベータ−群管理システム
について予測する目的で使用され、また、エレベータ−
を駆動するモータの容量選定に当たっては、加速度を変
えるとエレベータ−の性能がどのように変化するかを知
るために使用される。さらには、扉開閉装置の選択、新
規開発時のスペック決定に使用される。
これらの場合には、機種に応じて表示している要チエツ
クの範囲を外れて条件を指定したい事がある。しかし、
例えば、加速度を200ga1以上に指定することは、
利用者の乗り心地の点とコスト面とにより、明らかな入
力ミスと判定することができる。また、計算できない入
力値(例えば、定員が0人、あるいは、2000Å以上
等の実際にあり得ない値)を指定されたときも、明らか
に入力ミスと判定することができる。このような場合、
ステップP144で強制的に再入力を要求する誘導表示
を行う。
(5)ステップP142で、データチエツクがOKの場
合、または、ステップP146で処理の続行が指示され
た場合、次に、エレベータ−管理者あるいは利用者によ
る使い勝手等のサービスの質の選択が可能であり、サー
ビスの質に関する感性入力データの入力があるか否かを
判定する(ステップP162)。
(6)ステップP162で、感性データの入力があると
された場合、感性データと管理目標データを入力させ、
予めファイルFD41に記憶しておいた知識データに基
づいて、管理目標、好み等にマツチした制御方法を決定
する(ステップP164、P174)。
(7)ステップP162で、感性データの入力がないと
された場合、制御方法、指定条件入力の有無を判定し、
入力が無ければ、機種をAシステムとし、ビル用途別、
交通流モード別に予め全体管理データファイルFD41
内に格納されている感性入力の標準セット値を設定する
。この設定は、例えば、第34図に示す条件入力誘導画
面のケースAを表示する条件と同一データを使用して行
われる(ステップP168、P 166)。
(8)また、ステップP168で、第16図(b)の部
分誘導表示DP33Aに示すように、機種が他のシステ
ムである場合、予め決められている制御方法とパラメー
タとを設定入力する(ステップP172)。
(9)さらに、ステップP168で、制御方法の入力デ
ータがあった場合、特開昭59−223672号に示す
各種呼び割当方式や特開昭61−136882号に示す
運行管理方法の指定に従ってその制御方法とパラメータ
とを設定入力する(ステップP170)。
(10)ステップP174、P170の終了後、解析パ
ラメータを自動設定する(ステップP 176)。
(11)ステップP176、P172で、パラメータの
設定が行われた後、これらのパラメータを用いて、性能
解析を行う。この性能解析の処理は、パラメータを用い
て等測成等により計算して性能を求めるシミュレーショ
ンである(ステップP500)。
(12)ステップP500で得られたシミュレーション
結果を、条件として第36図に示すように、評価指標に
対する目標値を直接与えた場合の性能に対する達成度の
チエツクを行う(ステップP180)。
(13)ステップP140で、もし、第36図の2項の
目標混雑レベルを大きく上回り(未達成)、かつ、他の
目標項目(例えばホール待ち時間や予約見直しによる予
約変更率)の中で1つ以上が十分達成できているか、全
体の達成度のバランスが悪いという結果が得られた場合
、解析パラメータの再設定を行い、再度、性能解析シミ
ュレーションを行い、目標達成度のチエツクを行う(ス
テップP182、P5001P180)。
(14)ステップP500で、目標達成の判定が得られ
た場合、その結果が出力され、さらに、性能のバランス
判定を行い、感性目標などの再見直が必要であれば、ス
テップP32からの処理を、シミュレーション条件を変
えて再度実行させる。前記出力は、第23図から第25
図に示すフォーマットで表示し、あるいは印刷して行わ
れ、さらに、繰り返し何ケースかのシミュレーション条
件を実行した際には、第26図から第28図と第36図
に例示するように、2条件以上のシミュレーション結果
を一括して出力する(ステップP600、P2S5)。
(15)結果が、輸送能力とコストに関して満足できる
ものであれば、シミュレーション条件とその結果とを指
定ファイル名で登録して処理を終了する。輸送能力、サ
ービス評価レベル、設備コスト等の関係について、満足
度を視覚的に判断するために、第28図に示すトレード
オフチャートDP44Bが用いられる(ステップP18
6、P2S5)。
(I6)ステップ186で、もし、不満であるとした場
合、新しいエレベータ−の利用方法(食堂利用時間帯の
階層別時差利用等)、ビル内レイアウト提案(集中更衣
室の各階分散等)、エレベータ−の利用方法を変更(常
時サービス階分割)し、あるいは、制限(上下−階床即
のエレベータ−利用の制限)する運転方法の変更提案、
 ステップP150での エレベータ−基本仕様につい
てのアドバイス内容(不満な状況を作り出している推定
原因または問題点とその対処方法)を使用者に表示し教
える(ステップP160% P2S5、P2S5.15
4、P2S5、P150)。
前述において、ステップP156、P2S5、ステップ
P150で見直し入力したデータは、第3図の一時条件
フアイルRD52に格納されると共に、エレベータ−仕
様入力ワークCXD52と交通流ワークCXTRAF2
等を更新する。そして、ステップP162からの一連の
性能予測シミュレーション再度実行する。
第5図はプログラムファイルFP32内に格納されるシ
ミュレーション条件入力プログラムP32の動作を説明
するフローチャートである。第14図から第22図がこ
こで使用する入力誘導画面DP31〜DP38の例を示
すものであり、出力装置5への出力表示例である。
(1) まず、第14図に示す開始&終了の画面を出力
する(ステップP2O0)。
なお、この画面は、フローチャートには図示しないが、
第16図、第22図等に示すように「エスケープ」キー
を押すことによりどの画面からでも、この開始&終了の
画面に戻ることが出来るように、プログラム構成されて
いる。
また、各画面は、必要に応じてウィンド表示可能なよう
に、プログラムが構成されており、入力の工程の応じた
ガイダンスをウィンド内に表示し、マニュアル無しでも
、エレベータ−の基礎的な知識があれば誰でも本装置の
操作ができるようにされている。
ウィンドDP31Aは、交通需要の入力ケースと、複数
ケース連続して分析する交通需要が連続か不連続かを指
定するときに出力される。
これが終わると、ウィンドDP31A内にウィンドDP
31Bが開かれ、新規入力か呼出・編集かを指定する。
(2)前述で、呼び出しが選択されると、第15図に示
す誘導画面が出力表示され、これに基づいて既に作成さ
れている条件ファイルの名称を選択する(ステップP2
O1)。
(3)次に、第16図〜第19図で示す入力誘導画面D
P33からDP36を次々に出力表示させて、ビルとエ
レベータ−と制御製方法の使用条件の入力を行わせる(
ステップP2O2〜ステツプP2O4)。
例示した入力誘導画面は、この3種の区別がないが、通
常、これらは、一般の利用者にとっては区別をすること
が困難であるので、重要な順番にしている。しかし、フ
ローチャートに示すように画面を区別しても良い。
また、ステップP2O4で入力されるエレベータ−の運
転仕様入力に関しては、プレゼンテーションの段階では
項番4から6に示す基本的な項目を指定することが一般
的である。このため、かご内の「扉閉鎖」の有無やホー
ル呼び釦に依る扉すオープン等の具体的な運転仕様の入
力誘導画面は専門家向けに別途作成し、これをステップ
P2O4のなかで信号5TLV=4又は5で判定し出力
表示する。
(4)エレベータ−の利用状況を第22図に示す入力誘
導画面DP38の項番19〜22に基づいて入力する(
ステップP2O6)。
ここでは、さらに、一般の利用者向けにビルの用途と設
備環境を入力する方式と、ベテラン向けにエレベータ−
の利用者の層、即ち年齢や性別に依る運動感覚と来客か
常時利用者かによる行動習性の区分と利用者比率を入力
する様にすることができる。
(5)次に、一般の計画か否かを、信号5TVL3とな
っているか否かにより判定し、この判定結果がNOのと
き、第34図、第35図等に示すエレベータ−管理者の
制御ニーズ、目標入力、さらにはホール呼びサービスの
方法、ホール呼び割当方式を直接入力する(ステップP
2O7、P2O8)。
(6)ステップ207の判定がYESの場合、及びステ
ップ208の入力終了後、第17図の項番9に示した交
通需要の入力方式の選択を行う(ステップP210)。
(7)交通需要の入力方法の判定を行い、間接入力の場
合、項番15で入力された各階人員に対するエレベータ
−の利用率の入力を、第20図に示す入力誘導画面DP
37Aを表示して、これに従ってデータ入力することに
より行う(ステップP212、P216)。
(8)ステップ212で、入力方法が直接入力の場合、
第21図に示す入力誘導画面DP37Bを表示して、直
接利用者を入力する(ステップP214)。
(9)指定したケース分の交通需要入力が完了したか否
かを判定し、最後に、第22図に示すウィンドDP38
Cを出力表示し、新しく作成するファイル名または更新
するファイル名を入力する(ステップP2i8、P22
0)。
前述の処理が終了すると、第2図に示したように、入力
データD51〜D56がファイルFD411等に格納さ
れることになる。
第6図は、シミュレーションの中核を成す性能解析シミ
ュレーションP500の処理フローチャートであり、以
下、これについて説明する。
(1)区間のセットを行った後、エレベータ−の台数と
交通量より一周時間RTTxの初期値設定を行う(ステ
ップP501、P2O3)。
(2)次に、指定区間内のエレベータ−利用者データを
、第7図により詳細を説明するフローにより作成する(
ステップP510)。
ステップP502で仮定した一周時間RTTxの間にホ
ールへ到着する新たな乗客数を指定区分に於ける利用者
データ5TRAFより計算し利用希望者MIPSM (
j、i)のデータを作成する。
更に、連続した交通需要入力の時は前回の積み残し乗客
をこの今区間での乗客数に加算し各階・方向別の利用希
望者MIPSNを完成させる(ステップP512)。
(3)次に、第8図に詳細を示すフローにより、かご内
混雑によるホールでの積み残し乗客と一時待ち乗客を求
める(ステップP520)。
前述した処理の実行により、ステップ501でセットさ
れた区間で、エレベータ−へ乗り込む乗客データMPS
Nと一時待ち乗客データMWPSが作成されたことにな
る。
(4)この、乗入数に見合った降り人数を、比例配分に
より求め、仮定した一周時間当たりの利用客数データM
PSNの作成を完了する(ステップP530)。
(5)ステップ530で求められた各階・方向別乗降人
数データMPSNより、エレベータ−が停止する確率の
高い代表的な停止階と端階付近での反転する平均階を決
定する(ステップP532)。
(6)次に、第9図にその一部を示すフローにより、エ
レベータ−リング解析を行ない、この結果よりエレベー
タ−の一周時間RTTを求める(ステップP540.P
552)。
(7)−往復する間のエレベータ−リングを解析した結
果、ステップP552で求められたエレベータ−の一周
時間RTTと、ステップP502で仮定した一周時間R
TTxとが一致するまで繰り返し前述の処理を実行する
ことにより、真値の解析を得る。尚、収束シミュレーシ
ョンの二回目からの処理時には、既に求められた一周時
間RTTを基に、仮定の一周時間RTTxを決定する(
ステップP554、P556)。
(8)第10図に詳細を示すフローにより、その区間の
結果を整理し、データD56の一区間を作成して、その
都度データファイルFD411等に結果を書き込む(ス
テップP560)。
(9)さらに、複数の区間の分析入力データがある場合
には次の区間を指定し、交通需要入力が連続であると判
定されると、次の区間の開始一周時間RTTxとして今
求めた値を与え、前述の処理を繰り返し実行する(ステ
ップP572、P2O3、P2O3)。
前述した確率論的にエレベータ−運行を解析する手法と
エレベータ−リング解析パラメータの採用とにより、エ
レベータ−の制御方法に応じたエレベータ−リングを分
析することができ、感性入力条件を変えたときの待ち時
間、輸送能力、最大待ち人数等のエレベータ−のサービ
ス性能を定量的に得ることができる。
第7図は、前述の処理におけるステップ501でセット
された区間に発生する乗降客データテーブル5TRAF
 (i、j、f)を作成するプログラムP510の一例
を示す処理フローチャートであり、以下、これについて
説明する。
(1)まず、シミュレーション区間nの交通需要入力と
して、図示しない第1回目の交通需要入力データに対す
る交通量の比率の指定があるか否かを判定し、指定区間
ワーク信号kを作成する(ステップP5102、P51
04、P5105)。
(2)交通需要入力条件を判定し、交通需要が直接指定
であれば、シミュレーション条件データD61からD6
5の中からn番目のデータCXTRAF (kl  i
l jl  f)を指定区間の利用客データ5TRAF
としてコピーする(ステップP5106、P5130)
(3)ステップP5106で、交通需要が間接指定と判
定された場合、エレベータ−リング解析用交通流テーブ
ル5TRAF (i、j、f)を初期化(クリア)する
(ステップP5108)。
(4)交通需要間接入力テープJvCXRAF1(k)
の(1)〜(4)に設定されている第44A図の3項の
(1)に示した率指定値と各階人数CXPSN(f)と
の積の値を順次加算し、区間内の交通流発生テーブル5
TRAF(i、j、f)を作成する(ステップP511
0〜P5114)。
(5)交通需要間接入力テーブルCXYRAFI(k)
の(5)〜(13)に記憶されている特定階床間移動人
数を、5TRAF (i、j、f)の該当階床へ加算す
る(ステップP5116〜P5120)。
(6)率のみによる区間毎の交通需要入力指定か否かを
判定し、区間毎の入力指定の場合、区間毎の交通量の率
指定による再計算を行なう(ステップP5124、P5
126)。
第8図は、第6図に示す積み残し人数と一時待ち人数と
を求めるステップP520のUP側の処理例を示す詳細
フローチャートである。
(1)かご白人数計算用ワークをクリアする等の初期処
理を行ない、解析パラメータの一部を成す積み残し発生
確率曲線テーブルを、第12図(b)に示すフロア側の
混雑レベルCFLV信号の値に応じて作成する(ステッ
プP5202U、P5204U)。
一般に、積み残し発生確率は、かご白人数が定格の70
%位から少しずつ高く成るが、かご内混雑を重視すると
、定格の50%位から少しずつ高くしておく必要がある
。このような制御製方法、制御データの決定知識は、利
用者の感覚の問題であり、プログラムで一様に決定すべ
きものではなく、これらは、顧客別またはビル用途別に
管理出来るフロッピーディスクF4内に格納される。
(2)次に、f=1とし1階からの処理開始の準備を行
い、f階UPでのかご白人数の仮数CWIを希望乗客数
MIPSN (j、f)より求める(ステップP521
U% P522U)。
(3)ステップP522Uで求めたかご白人数の仮数C
W1と、かご内満員発生に依る積み残し確率を与える満
員レベル解析パラメータとにより乗り込み不可人数を求
める。そして、このようにして求められた、今区間でエ
レベータ−に乗れない各階(f)・方向(j)別の人数
をテーブル MPAS(j、f)へ格納する(ステップ
P523U)。
(4)また、かご内混雑防止制御に依る一時待ち客数を
、混雑レベル解析パラメータCFLVにより求めて、テ
ーブルMWPS (j、f)を作る(ステップP524
U)。
(5)前述により求められたテーブルにより、f階から
の乗り客数を求めテーブルMPSN(o。
j、f)を順次作成し、さらに、f階における平均的な
かご白人数を、−時待ち客数も含めた利用者のデータよ
り求める(ステップP525U、P256U)。
(6)全ての階について、前述の処理を繰り返し実行し
た後、処理を終了する(ステップP528U)。
第9図は、第5図に示すステップP540のエレベータ
−リング解析の一部であるUP側の処理を説明するフロ
ーであり、以下、これについて説明する。なお、DOW
N側もUP側と同様に構成されている。
エレベータ−リング解析は、待ち客の動きと、エレベー
タ−の動きを制御方法により決定するパラメータとを使
用して、全ての階床の待ち客に対して、均等または解析
パラメータで与えられる確率でサービスを行うことがで
きると仮定し、エレベータ−の一周時間RTT(m)を
求めるものである。
(1)エレベータ−リング解析の前処理として必要なワ
ークエリアの処理を行い、ホール用5PSNHW、かご
内用5PSNCW内の、平均停止及び人数を、解析パラ
メータの一部であり、第12図(b)に示す停止階確率
(SPSNH,5PSNC)と、第22図により、利用
状況として入力した集団移動人数との積として求める。
なお、複数の乗客が、人為的な理由により同一行動を行
う場合があり、集団移動人数は、前述のように一緒に行
動してエレベータ−を利用する比率を人数で入力するも
のである(ステップP502U、P504U)。
(2)次の2つの式の和により、停止する確率SW (
SW=SU+SC)を求める。
SH=MPSN (0,O,f)/SPSNHW(1) SC=MPSN (1,O,f)/5PSNCW(2) 但し、SH,SC,5W)1の場合には、SH。
SC,5W=1とする。
また、SHはホール呼び数、SCはかご呼び数の統計デ
ータ作成のためのワークの作成にも使用される(ステッ
プP506U)。
(3)f階でのかご白人数と降り客の数とにより降り時
間(SCTM)を求める。このとき、第22図の項番1
9のBで入力しておいた平均乗り込み時間(CTINT
M)を、行動の敏捷性のパラメータとして、また、かご
定員を、かご内の混雑による衝突回避ロス時間を求める
ために使用する。
これに対して、乗り時間(SHTM)は、単純に乗り人
数と、1人当りの乗り込み時間との積で求めることがで
きる(ステップP508U)。
(4)次に、f階でのかご白人数を求め、満員発生回数
、かご内混雑レベルを求めるための統計データのワーク
を作成する(ステップP510U、P512U)。
(5)f階での停止時間STWを、(3)式を用いて求
める。
5TW= (CXOPENTM+CXDOORTM)x
SW+SCTM+SHTM   ・・・・・・(3)な
お、CXD○○RTMの戸開閉合計時間と、CX0PE
N’TMの戸解放時間(この値は、戸開釦の無効化、車
いす呼びによる戸解放時間の延長等の運転仕様によって
変化する解析パラメータとすることもできる)との加重
平均値は、第22図の入力誘導画面により入力した値を
用いる(ステップP514U)。
(6)消費電力を求めるための統計処理と、走行時間S
RUNTMを、先に求めておいた1つ先の代表停止階か
らf階へ到着するのに要する時間と、f階から次の代表
停止階へ走行するために必要時間との和を1/2するこ
とにより求める(ステップP516U)。
(7)前述の処理を、最上階まで繰り返し実行する(ス
テップP518U)。
第10図は、第6図に示したステップP560の性能解
析シミュレーションの結果を整理し、予測性能を求める
処理のフローである。
(1)ホール呼び継続時間HTMを、第6図のステップ
P552で求めた平均一周時間RTTより、次に示す(
4)式を用いて求める。
HTM=RTT/CXKNOxHKxMPSN/(MP
SN十MHC)       ・・・・・・(4)但し
、CXKN○・・・・・・エレベータ−台数HK  ・
・・・・・群管理方式により決まる解析パラメータの値
で1より大きな値を持つ。
M P S N・・・各階の乗り人数MPSN (0,
j、f)の合計値[人/区間] MHC・・・・・・全階のホール呼び数[個/区間](
ステップP561) (2)ホールでの平均待ち時間WTMを、次に示す(5
)式により求める。
WTM= (MPSN+MHC)/ (2XMPSN)
XHTM            ・・・・・・(5)
(ステップP562) (3)平均待ち時間WTMより、待ち時間分布RWTM
を求める(ステップP563)。
(4)乗車時間RUNTMを、第9図のステップP51
40等で作成した統計データより算出する。
また、かご内混雑度を、第9図のステップP512等で
作成して統計データをもとに算出する(ステップP56
4、P565)。
(5)予約変更率RLCを、次に示す(6)式により求
める。
R3C=Σ(ホール呼び発生確率×乗り込みによる新た
な満員発生確率) /MHCX 100・・・・・・(
6) (6)第9図のステップP516Uとペアをなして、消
費電力を求める(ステップP568)。
第11図は、第4図に示すステップP600の結果出力
の処理を説明するフローである。
(1)まず、第23図に示す様式で予測結果を表示し、
また、第24図に示すように、解析の状況を詳細に診断
するための解析結果を表示する(ステップP610)。
(2)次に、今回の結果を求めるために設定した制御目
標、制御方法及び使用した解析パラメータを確認のため
に表示する(ステップP612)。
(3)必要に応じて、すでに解析シミュレーション済の
他の条件による結果(例えば、1回前に行った結果)を
、比較のために、第26図〜第28図に示すように表示
する(ステップP620%P622)。
(4)次に、シミュレーション入力条件の確認のため、
第25図にその一部を示すように表示する(ステップP
624、P630)6 (5)必要に応じて、第23図〜第28図に一例を示し
た確認表示画面のカラープリンタによるハードコピーを
印刷させ、結果の出力を行わせる(ステップP640−
P654)。
第12図(a)は、本発明の装置をもっと広く使用する
ためのセールスツールの全体管理プログラムP31の全
体フローであり、以下、このフローについて説明する。
このフローにおいて、今まで説明してきたエレベータ−
性能解析シミュレーションプログラムPGPSは、ステ
ップP119より起動することができる。
(1)第1図に示した本発明によるシステムの電源を入
れ、フロッピーディスクドライバ3にセールスツール全
体管理プログラムが入った第2のシステムフロッピーデ
ィスクF3を挿入する。
その直後に、識別KEY(1)が押されると、システム
イニシャライズ後に、自動的に当該セールスツール全体
管理プログラムP31を起動させるために、KEY(1
)が押されたことを識別する(ステップPIOI)。
(2)ステップP1olで、KEY(])が押されたこ
とを識別すると、セールスツールのメニュー選択画面D
PII(第29図)を表示し、選択されたレベルを用途
別に使い分けるフロッピーディスクF4のレベル信号5
TLVヘセツトする(ステップP102)。
(3)ステップPIOIで、単に装置を立ち上げただけ
で、KEY(1)が押されない場合、既にフロッピーデ
ィスクF4ヘセットされているレベルと内容でのエレベ
ータ−システム説明、エレベータ−システムの仕様打合
せ、設置計画シミュレーションを行うステップへ自動的
に移行する(ステップP107〜P1o9、P119)
このプログラムは、前述のように構成されているので、
使い方に不慣れな人でも使えるし、操作ミスが許されな
い顧客先での打ち合わせにも安心して使用することがで
きる。修 エレベータ−システムの説明(ステップPIO8)とエ
レベータ−システム仕様打合わせ(ステップP109)
については、具体的な例により後述する。いずれも第1
3図(a)にその詳細を示すように、仕様決定プログラ
ムPGSLを使用するが、フロッピーディスクF4のセ
ットデータにより如何様にも使用することができる。
これは、仕法プログラムPGSLの中で第13図(b)
に示すごときにファンクションキーFlからF16をレ
ベル信号5TLVにより段階的に有効とすることにより
実現出来る。
(4)前述のステップP102の処理終了後、第1図に
示したシステム構成の条件に応じて動作環境を入力する
。この動作環境は、例えば、プリンタ6ヘカラー出力す
るか否か、出力装置5がカラーか濃淡表示のフラットデ
イスプレィか否か、及び、カラーCRTの表示すイズ等
である。
さらには、レベル4のときは色の指定を行い、顧客のホ
ールの色調にマツチした状況での説明を可能としている
(ステップP102’)。
(5)選択したレベルのステップへ進み、レベル4とレ
ベル5の場合、仕法プログラムPGSLに依る顧客打ち
合わせ準備や説明内容の更新を行う(ステップP103
〜P105、P118、Pi17)。
(6)レベル信号5TLVに81や82をセットするこ
とにより、様々な操作や条件データの自動切換えを行い
、エレベータ−システム説明テスト、エレベータ−シス
テム仕様打合せテスト等の自動テストを実行する。この
とき、操作者は、画面の指示に従いフロッピーディスク
F4を指定のテストナンバー用の物に差し替えると共に
、異常が無いか否かを確認するだけで良く、専門的にし
て多量な条件データの入力と複雑テスト操作から開放さ
れる利点がある。これにより。次回に起動され際に、入
力ミスを生起させたり、システムDOWNを生じさせる
ことを未然に防止することができる(ステップP121
〜P127)。
(7)ステップP105で、レベル3が判定されると、
必要な全ケースの設備計画シミュレーションを繰り返し
実行し、入力誘導画面DP31で終了([削除]キーを
押す)と入力されたとき、これらのデータに、仕様決定
プログラムPC3Lで使用されるものが含まれているか
否かを判定し、単に計画のみであれば先に説明したテス
トはせずに終了する(ステップP119、P120)。
第12に示すフローにおいて、ステップpHO〜ステッ
プP116は、エレベータ−システムの紹介後にプレゼ
ンテーションを行うときに起動されるステップである。
打ち合わせの当初には、エレベータ−システムの種類だ
けでなくエレベータ−の台数などの基本仕様すら曖昧な
場合が多い。
そこで、ステップP112では顧客の目的にマツチした
エレベータ−の設置計画を何通りかを自動提案し、ステ
ップP113で意思決定画面DP44Aまたは画面DP
44Bを出力する。
これにより、このセールスツールに関する専門的な知識
が少なくても短時間にタイムリーなプレゼンテーション
を行うことができる。
第13図(a)は、第12図(a)のステップP108
、ステップP109、ステップP117、ステップP1
18、ステップPI 22、ステップP127より起動
される仕様決定プログラムPC8Lの詳細な実施例を示
すフローチャートである。
(1)まず、メーカ名やエレベータ−システムの愛称や
シンボルマーク等のタイトル表示を行う(ステップP3
10)。
(2)エレベータ−システム全体の制御方法を説明する
ことを、章単位のサブタイトル表示を行うことにより顧
客に示す(ステップP320)。
(3)シミュレーション条件データの選択画面DP14
(第30図から第34図)を出力装置5へ表示する。
顧客先での説明(レベル信号5TLV=1又は2)の際
には→←のキーで項目内の条件を選択し↑↓のキー操作
で項目の選択をする。
サブ画面DP141ではエレベータ−の仕様条件を選択
する第1の入力をおこないサブ画面DP142ではエレ
ベータ−の利用条件を選択する第2の入力を行う事によ
りプログラムFP32で入力しておいた条件ファイルネ
ームをこの2つの入力の組み合わせで自動的に指定する
なお、エレベータ−の仕様条件には色々な選択キーとな
る項目名がある。
そこでレベル信号5TLV=5の場合、ファンクション
キーF16を有効として押したときは、サブ画面DP1
41そのものを、再セットできる様にした。このセット
例を第30図〜第34図のサブ画面DP141に示す。
これらは、仕様決定プログラムPGSLを変更するもの
ではなく、フロッピーディスクF4の内容を更新するも
のである(ステップP322)。
(4)レベル信号5TLVが4の場合、ファンクション
キーF15が有効であり、次回の打ち合わせに必要な条
件入力を、第5図に示したシミュレーション条件データ
入カプログラムP32とほぼ同−のプログラムを起動す
ることにより入力することができる。
相違点は、ファイルネームの指定が選択画面DP14で
決定される点のみである。
このように仕様決定プログラムPGSLを構成すること
により、第15図に示したようなファイルネームを記憶
しておく必要がなく誰にでも操作することができる。
従って、フロッピーディスクF4を専門家が作成し顧客
説明者に渡すことだけで操作に関しては全てが解決でき
、そして、従来のように分厚いマニュアルを見ながら操
作する不便を解決することができる(ステップP323
)。
(5)前述のようにして選択されたシミュレーション条
件データの結果が、フロッピーディスクF4にあるか否
かを判定し、無いときは、第4図により説明したステッ
プP166〜ステップP182と同様なプログラムを実
行し、予測性能を求める(ステップP324、P326
)。
(6)予測された結果を、第36図と同様の様式でその
一ケースを表示し、この結果を参考に入力誘導画面DP
16により、エレベータ−管理者の感性、制御目標等を
入力させる(ステップP328、P330)。
(7)ステップP330の入力基づいた予測結果を求め
、当初の結果と感性入力後の結果を一括して画面DP1
8のように表示する(ステップP332、P2S5、P
336)。
(8)次に、サービス性能とコストとの関係等を検討し
、他のエレベータ−仕様での計画を検討するか否かを判
断する(ステップP340)。
この時、例えば、顧客よりエレベータ−台数を1台減ら
したときの予測性能を求められた場合、第13図(b)
に示したファンクションキーF4を押して画面メニュー
へ飛び、そこから直接第30図に示したシミュレーショ
ン条件設定画面DPI4Aへ進む。または第36図から
ファンクションキーF2を用いてで一画面づつ戻して行
くことも出来る。
仕法プログラムPGSLを前述のように構成することに
より、例えば、システム紹介程度の時は滅多に使用しな
い判定(ステップP340やステップP342)のため
の特別な表示を画面DPI8等に設ける必要がなく、各
画面をすっきりできる効果がある。
第30図に示す画面DP 14Aに戻ると部分画面DP
144へ↑↓キーで選択項目を移動し、更にこのキーで
エレベータ−台数の選択の所まで移動する。次に→←の
キー操作で、エレベータ−台数5を選択することができ
る。
この値は、第3図に示したシミュレーション−時条件デ
ータRD52として保管され、フロッピーディスクF4
に格納されているエレベータ−仕様入力データD52よ
り優先した条件としてステップP326とステップP3
34とにより使用される。
(9)次に、前述と同様に、性能のバランス判定の結果
が悪いか、良いかの顧客判断結果を操作者がファンクシ
ョンキーFl(満足)を押して次へ進むか、それともフ
ァンクションキーF2を押して第34図の感性入力また
は第35図の目標入力からを再度行うかの操作を行う(
ステップP342)。
(lO)次に、エレベータ−の使い勝手を決めるUCB
紹介のサブタイトル表示を行い、個々の機能の説明、デ
モンストレーションを行う(ステップP360.P36
6)。
(11)さらに、ホールインフォメーション装置による
サービス状況案内などの機能説明を行う(ステップP3
80〜P384)。
顧客打ち合わせ用として、さらに改善した例の表示例を
第37図に示す。
この図の表示例は、第13図(a)のステップP322
からP340までの満足の判定をより効果的に行うため
の入出力共用インターフェース画面として利用して好適
である。
入力画面DP45Aは、エレベータ−の基本仕様を表示
するもので第30図の画面DP144に相当する。
制御目標入力画面DP45Bは、第35図と同様の役割
を果し、結果出力画面DP45Gは、第27図、第28
図に代って利用するものである。
この例によれば、条件と入力と結果とを1つの画面で扱
えるので、操作性、可視性ともに優れたものとすること
ができる。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、以下のような効果
を奏することができる。
(1)ハンディなパソコン上に、エレベータ−の性能予
測装置を構成することができるので、エレベータ−仕様
に関する意思決定を支援するセールスツールを実現する
ことができる。
また、必要に応じて多目標制御を行う群管理エレベータ
−システムの評価を高速に行うことができる。
これにより、顧客の事務所へ出向いてエレベータ−の設
置計画を行うことが可能となった。
(2)また、本発明によるエレベータ−リング解析方法
をエレベータ−制御方法推論部に組み込むことにより、
あいまいな推論知識をより広い範囲に取り扱えるように
なると共に、実用に供することのできる推論実行時間を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるエレベータ−のサービス性能予測
装置のシステム構成を示す図、第2図は本発明の一実施
例になるプログラムフロッピーディスクF3及びシミュ
レーションデータフロッピーディスクF4の構成図、第
3図は計算処理装置内の制御用データテーブルを説明す
る図、第4図は本発明の一実施例になるサービス性能予
測装置の全体の処理を説明するフローチャート、第5図
はシミュレーション条件入力処理を説明するフローチャ
ート、第6図は性能解析シミュレーションの処理を説明
するフローチャート、第7図はシミュレーション用交通
需要データテーブル作成処理を説明するフローチャート
、第8図は積み残しと一時待ち乗客データテーブル作成
処理を説明するフローチャート、第9図はエレベータ−
リング解析の処理を説明するフローチャート、第10図
は予測性能結果の演算処理を説明するフローチャート、
第11図は結果の表示処理を説明するフローチャート、
第12図(a)は本発明のエレベータ−のサービス性能
予測装置を応用したエレベータ−システムのセールスツ
ールの全体処理を説明するフローチャート、第12図(
b)は解析パラメータを説明する図、第13図(a)は
前記セールスツールの一部を成すエレベータ−システム
紹介の一実施例を示す処理を説明するフローチャート、
第13図(b)はファンクションキーの機能を説明する
〜第28・図はサービス性能予測装置の出力図、第29
図〜第36図はセールスツールの操作&出力図、第37
図は予測性能の出力図、第38図は従来のサービス性能
予測装置の処理フローチャートである。 1・・・・・・計算処理装置、2・・・・・・キーボー
ド、3゜4・・・・・・フロッピーディスクドライバ、
5・・・・・・出力装置、6・・・・・・プリンター

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シミュレーションケース別に格納されているシミュ
    レーション条件データを取り込む入力装置と、この入力
    されたシミュレーション条件データを基にエレベーター
    の使用時の動きを解析し、サービス性能を予測するため
    のエレベーターリング解析を行いエレベーターのサービ
    ス性能の予測値を求め、前記ケース別データ別に保管す
    る機能を備えたシミュレーション処理装置と、その結果
    を入力装置により指定されたファイルに出力する機能を
    備えた出力装置とを備えたことを特徴とするエレベータ
    ーのサービス性能予測装置。 2、シミュレーション条件とケース識別データとを入力
    し、ケース識別データ別にシミュレーション条件データ
    を記憶する機能及びシミュレーション実行のケース識別
    データを入力する機能を備えた入力装置と、この入力さ
    れたシミュレーション条件データに基づいてエレベータ
    ーの使用時のエレベーターの動きを解析し、エレベータ
    ーのサービス性能を予測するためのエレベーターリング
    解析プログラムを実行し、エレベーターのサービス性能
    の予測値を求め、その結果を前記ケース識別データ別に
    保管する機能を備えたシミュレーション処理装置と、必
    要に応じて複数のケースのシミュレーション結果を、ケ
    ース別に、あるいは、一括して出力することを可能とし
    た出力装置とを備えることを特徴とするエレベーターの
    サービス性能予測装置。 3、エレベーター仕様を入力するエレベーター仕様入力
    部、エレベーターの利用状況を入力するエレベーター交
    通需要入力部、エレベーター制御の目標または評価レベ
    ルを入力する制御目標入力部から成るシミュレーション
    条件データの入力装置と、入力データに基づき、少なく
    とも感性入力データにより制御方法を選択する制御方法
    選択部、前記選択された制御方法及び前記条件データか
    らエレベーター運行解析を行い予測されるサービス性能
    を求めるエレベーターリング解析シミュレーション処理
    部から成るシミュレーション処理装置と、求められたサ
    ービス性能結果を出力する結果出力装置とを備え、多目
    標制御する群管理制御システムの性能予測を可能とした
    ことを特徴とするエレベーターのサービス性能予測装置
    。 4、エレベーター仕様を入力するエレベーター仕様入力
    部、エレベーターの利用状況を入力するエレベーター交
    通需要入力部、エレベーター制御の目標または評価レベ
    ルを入力する制御目標入力部から成るシミュレーション
    条件データの入力装置と、入力データに基づき、少なく
    とも感性入力データにより制御方法を選択する制御方法
    選択部、シミュレーションのための解析パラメータを与
    える解析パラメータ設定部、前記選択された制御方法、
    前記条件データ及び解析パラメータからエレベーター運
    行解析を行い予測されるサービス性能を求めるエレベー
    ターリング解析シミュレーション処理部から成るシミュ
    レーション処理装置と、求められたサービス性能結果を
    出力する結果出力装置とを備え、多目標制御する群管理
    制御システムの性能予測を可能としたことを特徴とする
    エレベーターのサービス性能予測装置。 5、前記評価値の入力は、制御評価値により直接的に、
    あるいは、多目標相互間の相対的な重要度感覚を間接的
    に入力することにより行われることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項又は第4項記載のエレベーターのサービ
    ス性能予測装置。 6、前記シミュレーション処理装置は、感性入力部から
    の情報により決定した制御方法を模擬するための定数及
    び評価するレベル値を決定する解析定数決定手段と、前
    記交通需要に対し所定の仕様のエレベーターがサービス
    を行った場合に要する一周時間をエレベーターの運行解
    析により求めるシミュレーション手段と、得られたエレ
    ベーターの一周時間解析結果から複数種類のサービス評
    価値を算出する手段とを備えて構成されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第5項のうち1項記載
    のエレベーターのサービス性能予測装置。 7、前記入力装置は、感性入力を一対比較で入力する入
    力手段をさらに備え、前記出力装置は、その解析結果を
    レーダーチャート(個性化グラフ)で表示する出力手段
    をさらに備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第6項のうち1項記載のエレベーターのサービス
    性能予測装置。 8、前記レーダーチャートにはすでに解析した結果が、
    一括出力されることを特徴とする特許請求の範囲第7項
    記載のエレベーターのサービス性能予測装置。 9、前記エレベーター仕様入力部は、エレベーターの速
    度と台数と定員のみを再入力する入力手段を備え、一回
    目の解析結果出力終了後にこの入力手段から再入力され
    たエレベーター仕様に基づく解析結果を、第一回目の結
    果と共に一括して出力することを特徴とする特許請求の
    範囲第3項ないし第8項のうち1項記載のエレベーター
    のサービス性能予測装置。 10、前記エレベーター仕様入力部から入力される初期
    のエレベーター仕様は、不揮発性データ記録装置に記憶
    され、再入力手段による変更入力があっても、その書き
    変えを行わず、初期立上時に、再入力データが自動消去
    されることを特徴とする特許請求の範囲第9項記載のエ
    レベーターのサービス性能予測装置。 11、前記シミュレーション条件は、1組のエレベータ
    ー仕様データと複数組から成る交通需要入力データとか
    ら構成され、連続的に変化する前記交通需要に対するシ
    ミュレーションを行なうことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項記載のエレベーターのサービス性
    能予測装置。 12、前記交通需要は、各階在籍人員に対する率指定に
    より与え、特定階床間については人数で与え、これらを
    加算して計算したものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第11項記載のエレベーターのサービス性能予測
    装置。 13、前記交通需要として、集団移動人員を入力しする
    ことを特徴とする特許請求の範囲第11項または第12
    項記載のエレベーターのサービス性能予測装置。 14、前記出力装置は、設備費用に相当する大きさとサ
    ービス性能とを、一括出力または一括比較出力すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第13項のう
    ち1項記載のエレベーターのサービス性能予測装置。 15、前記出力装置は、一対比較のため、入力と出力と
    を一括して出力可能であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第13項のうち1項記載のエレベータ
    ーのサービス性能予測装置。 16、エレベーター仕様を入力するエレベーター仕様入
    力部、エレベーターの交通需要などを入力するエレベー
    ター交通需要入力部、エレベーター制御の目標又は評価
    レベルを入力する感性入力部から成るシミュレーション
    条件データの入力手段と、入力データに基づき、少なく
    とも感性入力データより制御方法を選択する制御方法選
    択部、シミュレーションのための解析パラメータを与え
    る解析パラメータ設定部、このパラメータ値と前記条件
    データとからエレベーター運行解析を行い、予測される
    サービス性能を求めるエレベーターリング解析シミュレ
    ーション処理部とから成るシミュレーション処理手段と
    、求められたサービス性能結果と使用したエレベーター
    リング解析パラメータを一括出力する結果出力手段とを
    備え、多目標制御する群管理制御システムの制御方法と
    、その条件での性能予測を得ることにより予見制御を行
    うことを可能にしたことを特徴とするエレベーターのサ
    ービス性能予測方法。
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