JPH03296186A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、投入された紙幣やコインの金額及びブリベー
トカードの使用量に応じて切符、缶ジュース、タバコ及
びパチンコ玉等の商品を販売する各種の自動販売機に関
する。

（従来の技術） 従来、この種の自動販売機には、例えばオレンジカード
のようなブリベートカードの投入口とコインの投入口を
別々に有し、投入されたブリベートカードの使用残量（
カードによって使用することができる金額、数量、回数
等）を判別して、上記使用残量だけでは販売する商品に
対する金額が不足する場合、不足する金額に対応して硬
貨等のコインを投入し、投入したブリベートカードの金
額とコインの金額の合計額が、利用者によって指定され
た商品の金額を上回るか等しいとき、その商品を払出し
、商品の金額を上回った金額の釣り銭を返却するものが
あった。

（発明が解決しようとする課題） ところが、上記自動販売機では、投入されたブリベート
カードの使用残量が販売する商品の金額に対し、大きく
不足している場合には、−枚ごとの硬貨の投入では投入
動作が煩雑になって時間がかかるので、紙幣を使用した
いという要請がある。

しかし、ブリベートカードの投入口と、紙幣の投入口を
別々に設けると、ブリベートカード及び紙幣の搬送路等
もそれぞれ別個に配設しなければならず、販売機が大掛
かりになり、小型化が図れないという問題点があった。

本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、ブ
リベートカードも紙幣も同時に使用でき、かつ小型、軽
量化を図ることができる自動販売機を提供することを目
的とする。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明では、投入されたコ
イン及びカードを識別し、該コインの種類及び数量、並
びにカードの使用残量から投入された金額を演算し、指
定された所定物を払い出し、釣り銭を返却し、又は前記
カードにその使用残量を書き込む自動販売機において、
前記紙幣及びカートを一の投入口からそれぞれ取り込む
取込手段と、取り込んだ物が紙幣及びカートのいずれか
を検出する検出手段と、前記検出された紙幣及びカード
をそれぞれ所定の読み取り位置に移動させる移動手段と
、前記読み取り位置の紙幣の種類及びカードの使用残量
を読み取る読取手段とからなる自動販売機か提供される
。

（作用） 同一の投入口から取り込まれたものが紙幣か、又はカー
ドか検出後、所定の読み取り位置に上記紙幣及びカード
をそれぞれセットして、その金額及び使用残量を読み取
り、上記読み取った金額及び使用残量に応じて、指定さ
れた所定物を払い出し、釣り銭を返却し、又は前記カー
ドにその使用量を書き込む。

従って、紙幣及びカートの投入口、その取り込み手段を
同一に設定することができ、迅速な商品の販売を行うこ
とができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を第１図乃至第４図の図面に基づ
き詳細に説明する。

第１図は、本発明に係る自動販売機の概略構成を示す構
成図である。図において、自動販売機は、大きさの異な
る紙幣とブリベートカードの投入及びブリベートカード
の返却を行うことができる投入／返却口１０と、硬貨等
のコインを投入することができる投入口■２と、販売す
る各商品に対応し利用者が上記商品の中から所定の商品
を選択するための商品選択ボタンスイッチ１３〜１３と
、選択された商品の払い出しに際し支払いの優先順位を
指定するための順位指定ボタンスイッチ１４と、呼び出
し及びキャンセルを行うためのボタンスイッチ１５．１
６と、販売する商品、選択された商品、投入金額、ブリ
ベートカードの使用量等を表示するデイスプレィ１７と
、選択された商品及び釣り銭の払い出しを行う払出し口
１８とから構成されている。

第２図及び第３図は、大きさの異なる紙幣とブリベート
カードとを判別する判別機構の構成を示す構成図である
。図において、投入／返却口ｌＯの近傍には、投入／返
却口１０に差し込まれた紙幣Ａ及びブリベートカードＢ
を取り込み、搬送路２ＯＡに搬送させる一対のローラ２
１が配設されており、上記一対のローラ２１によって取
り込まれた紙幣Ａ及びブリベートカードＢは、識別セン
サ２２によって紙幣Ａであるか、ブリベートカードＢで
あるか検出される。この検出は、例えば取り込まれた紙
幣Ａ及びブリベートカードＢの大きさ等によってその種
類が検出される。

ローラ２３．２３は、識別センサ２２による検出が終了
した紙幣Ａ及びブリベートカードＢを搬送路２ＯＡの長
手方向に搬送すると共に、紙幣Ａを所定位置に位置決め
するもので、搬送路２ＯＡの上下方向に移動し、紙幣Ａ
及びブリベートカードＢとの当接が可能なように配設さ
れている。また、ローラ２４は、上記ローラ２３によっ
て搬送されてきたブリベートカードＢを搬送路２ＯＡの
幅方向に移動させて搬送路２ＯＡの側方に位置決めする
もので、ローラ２３と同様、搬送路２ＯＡの上下方向に
移動し、ブリベートカードＢとの当接が可能なように配
設されている。すなわち、ローラ２３が回転して紙幣Ａ
及びブリベートカードＢを搬送している場合には、ロー
ラ２４は、搬送路２ＯＡの上方に移動して紙幣Ａ及びブ
リベートカードＢとの当接が解除されており、ローラ２
４が回転してブリベートカードＢを搬送している場合に
は、ローラ２３．２３は、搬送路２ＯＡの上方又は下方
に移動してブリベートカードＢとの当接が解除されてい
る。

一対のローラ２５及び２６は、上記一対のローラ２３に
よって搬送されてきた紙幣Ａ及びブリベートカードＢを
搬送路２ＯＡの長手方向に搬送しており、搬送された紙
幣Ａは、紙幣検出センサ２７．２８が配置されている第
３図に示す所定位置に位置決めされる。

紙幣検出センサ２７．２８は、上記位置決めされた紙幣
Ａの種類を検出するためのもので、紙幣Ａの所定位置に
特別なインク、例えば磁気インク等で印刷されている記
号等から上記種類を検出している。

また、ローラ２５と２６の間の搬送路２ＯＡには、開閉
自在な搬送路切替板２９か配設されており、一対のロー
ラ２５及び２６によって搬送されてきたブリベートカー
ドＢを、搬送路２ＯＡの下方に配設された搬送路２０Ｂ
に搬送するための搬送路の切替えを行っている。すなわ
ち、一対のローラ２５及び２６によって、ブリベートカ
ートＢが閉状態の搬送路切替板２９上を通過すると、搬
送路切替板２９は開状態になり、その後一対のローラ２
６の逆回転によって第２図中、左方向に搬送されてくる
ブリベートカードＢを下方の搬送路２０Ｂ側に取り込ん
でいる。

なお、搬送路切替板２９は、紙幣Ａか搬送路２ＯＡ上を
搬送しているときには、常に閉状態になっている。

搬送路２０Ｂには、ブリベートカートＢを搬送路２０Ｂ
の長手方向に搬送するローラ３０．３１等が配設されて
おり、搬送されたブリベートカードＢは、読取センサ３
２及びカード書込部３３が配置されている第２図に示す
所定位置に位置決めされる。

読取センサ３２は位置決めされたブリベートカードＢの
使用残量（例えば、ブリベートカードＢに付設された磁
性体等に書き込まれている使用残量またブリベートカー
ドＢにパンチングされた穴によって表される使用残量）
を読み取るものである。また、カード書込部３３は、利
用者によって指定された商品の金額に応じて、ブリベー
トカートＢの使用残量を書き換えるものである。

また、上記ブリベートカードＢは、使用残量の書き換え
が終了した場合及びキャンセルの指定がなされた場合等
に、上記ローラ３１．３０．２６〜２３．２１のブリベ
ートカードＢの取り込み時とは逆の回転によって、投入
／返却口１０に搬送されて利用者に返却される。

第４図は、第１図から第３図に示した自動販売機の各部
の制御を行う制御ブロック図である。図において、制御
回路（以下、［ＥＣＵＪという。）３６には、各ボタン
スイッチ１３．１４〜１Ｇが接続され、ＥＣＵ３６は利
用者による商品選択、その他の所定の指定を検知してい
る。また、ＥＣＵ３６には、各センサ２２．２７．２８
．３２及びコイン識別回路３７が接続され、各センサ及
びコイン識別回路からの検出信号に基づき、投入された
紙幣ＡやブリベートカートＢ又はコインの識別、金額の
検出及び使用残量の読み取り等を検知し、デイスプレィ
１７、各ローラ２Ｌ２３〜２６．３０．３１．３３を駆
動させるローラ駆動回路３８、選択された商品の払い出
しを行う商品払出回路３９、釣り銭の払い出しを行う釣
銭払出回路４０の動作制御を行っている。

すなわち、本実施例では、ブリベートカード及び紙幣が
投入／返却口１０から投入されると、ＥＣＵ３６はロー
ラ駆動回路３８を制御してローラ２１．２３を回転させ
て投入／返却口ＩＯから投入されたものを取り込み、そ
れがブリベートカードか、紙幣か紙幣・カート識別セン
サ２２からの検出信号に基つき判断する。

ここで、上記投入されたものがプリベートカードの場合
には、ブリベートカードＢをローラ２３及び２４によっ
て搬送路２ＯＡの一側方（第３図中、下方向）に移動さ
せて位置決めする。次にローラ２５及び２６を回転させ
てプリベートカーＦＢを搬送路２ＯＡの長手方向（第３
図中、右方向）に移動させる。そして、ブリベートカー
ドＢが閉状態の搬送路切替板２９上を通過すると、搬送
路切替板２９は開状態になり、ローラ２６は、逆に回転
してプリベートカ・−ドＢを搬送路２０Ｂに搬送する。

次に、ＥＣＵ３６は、ローラ３０．３１を回転させてブ
リベートカードＢを所定位置に位置決めし、読み取りセ
ンサ２８からの検出信号に基づき使用残量を判断する。

そして、上記使用残量に応じて払い出すことができる商
品をデイスプレィ１７に表示させる。

次に、利用者が表示された払い出しの可能な商品の中か
ら任意の商品に対応する商品選択ボタンスイッチ１３を
押下して商品が選択されると、ＥＣＵ３６はブリベート
カードＢの使用残量から選択商品の金額を減算した残り
を使用残量として、カード書込部２９によってブリベー
トカードＢの使用量を書き換えさせると共に、商品払出
回路３９を制御して、選択商品を払出し口１８から払い
出す。

また、投入／返却口１０から投入されたものが紙幣の場
合には、紙幣をローラ２３．２５．２６によって搬送路
２ＯＡの長手方向（第３図中、右方向）に移動させて、
所定位置に位置決めを行い、紙幣検出センサ２７．２８
からの検出信号に基づき紙幣の種類、即ち金額を判断す
る。そして、上記使用残量に応じて払い出すことができ
る商品をデイスプレィ１７に表示させる。なお、この場
合には、搬送路切替板２９は閉状態になっている。

次に、利用者が払い出しの可能な商品の中から任意の商
品に対応する商品選択ボタンスイッチ１３を押下して商
品か選択されると、ＥＣＵ３６は紙幣Ａの金額から選択
商品の金額を減算した残りを釣り銭として、商品払出回
路３９及び釣銭払出回路４０を制御して、選択商品及び
釣り銭を払出し１ ０１８から払い出す。

なお、ここで紙幣Ａ又はブリベートカードＢのいずれか
一方では、金額不足によって任意の商品を購入できない
場合、本実施例の自動販売機では、紙幣Ａ又はブリベー
トカードＢを投入／返却口１゜から追加投入することが
できる。すなわち、利用者は、最初に投入されたものが
紙幣の場合には、ブリベートカードを、最初に投入され
たものがブリベートカードの場合には、紙幣を追加投入
することができる。

上記追加投入がなされると、上記と同様、ＥＣＵ３６は
搬送される紙幣Ａの金額又はブリベートカードＢの使用
残量を判断し、最初の金額及び使用残量と合わせた金額
及び使用残量に応じて、払い出すことができる商品をデ
イスプレィ１７に表示させる。そして、順位指定ボタン
スイッチ１４の押下によって、紙幣又はブリベートカー
ドのいずれが優先して指定されたか判断する。

ここで、順位指定ボタンスイッチ１４の押下によって、
ブリベートカードＢが優先して指定され、２ さらに払い出しの可能な商品の中から任意の商品に対応
する商品選択ボタンスイッチ１３が押下されて商品が選
択されると、ＥＣＵ３６は、まずブリベートカードＢの
使用残量から選択商品の金額を減算し、さらにその不足
分を紙幣Ａの金額から減算する。そして、カード書込部
３３によってブリベートカードＢの使用残量を書き換え
ると共に、商品払出回路３９及び釣銭払出回路４０を制
御して、指定商品と釣り銭を払出し口１８から払い出す
。この場合、通常プリベートカードＢの使用残量は０に
なり、残りの金額を投入した紙幣Ａから支払うことにな
り、釣り銭はコインで払い戻されることになる。

また、順位指定ボタンスイッチ１４の押下によって、紙
幣が優先して指定された場合には、ＥＣＵ３６は紙幣Ａ
の金額から選択商品の金額を減算し、さらにその不足分
をブリベートカードＢの使用残量から減算する。そして
、カード書込部３３によってブリベートカードＢの使用
量を書き換えさせると共に、商品払出回路３３を制御し
て、指定商品を払出し口１８から払い出す。この場合、
利用者は、コインの釣り銭を受は取らずに済み、この結
果財布が、重いコインの釣り銭であふれるといった好ま
しくない事態を避けることができるという利点がある。

従って、本実施例では、紙幣とブリベートカードを同一
の投入口から取り込み、紙幣か、又はカードか検出した
後、同一の搬送路上を搬送させて所定の読み取り位置に
上記紙幣及びカードをそれぞれセットし、その金額及び
使用残量を判断することができるので、紙幣及びカード
の投入口、その取り込み手段を同一に設定することがで
き、これによってブリベートカードの使用残量が販売す
る商品の金額に対し、大きく不足している場合でも、紙
幣を投入することができ、煩雑な複数枚のコイン投入が
なくなり、迅速な商品の販売を行うことができる。

なお、本実施例では、順位指定ボタンスイッチの押下に
よって、紙幣又はカードの支払いの優先順位を指定する
ようにしたが、本発明はこれに限らず、予めその優先順
位を設定しておき、上記順位指定ボタンスイッチが押さ
れずに商品選択ボタンスイッチが押下された場合には、
設定された優先順位に応じて金額を徴収することも可能
である。

この場合、利用者は、わざわざ順位指定ボタンスイッチ
を押さなくても済み、商品の購入手順を簡略にすること
ができる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明では、投入されたコイン及
びカードを識別し、該コインの種類及び数量、並びにカ
ードの使用残量から投入された金額を演算し、指定され
た所定物を払い出し、釣り銭を返却し、又は前記カード
にその使用残量を書き込む自動販売機において、前記紙
幣及びカードを一の投入口からそれぞれ取り込む取込手
段と、取り込んだ物が紙幣及びカードのいずれかを検出
する検出手段と、前記検出された紙幣及びカードをそれ
ぞれ所定の読み取り位置に移動させる移動手段と、前記
読み取り位置の紙幣の種類及びカードの使用残量を読み
取る読取手段とからなるので、４゜ ５ ブリベートカードも紙幣も同時に使用でき、かつ小型、
軽量化を図ることができ、これによって煩雑な複数枚の
コイン投入がなくなり、迅速な商品の販売を行うことが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る自動販売機の概略構成を示す構
成図、第２図、第３図は、大きさの異なる紙幣とブリベ
ートカードとを判別する判別機構の構成を示す構成図、
第４図は第１図から第３図に示した自動販売機の各部の
制御を行う制御ブロック図である。 １０・・・投入／返却口、１２・・・投入口、１３・・
・商品選択ボタンスイッチ、１４・・・順位指定ボタン
スイッチ、１５．１６・・・呼び出し及びキャンセル用
ボタンスイッチ、１７・・・デイスプレィ、１８・・・
払出し口、２ＯＡ、２０Ｂ・・・搬送路、２１．２３〜
２６．３０，３１．３４・・・ローラ、２２・・・紙幣
・カード識別センサ、２７．２８・・・紙幣検出センサ
、２９・・・搬送路切替板、３２・・・読取センサ、３
３・・・カード書込部、３６・・・制御回路（ＥＣＵ）
。 ６

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）投入されたコイン及びカードを識別し、該コイン
   の種類及び数量、並びにカードの使用残量から投入され
   た金額を演算し、指定された所定物を払い出し、釣り銭
   を返却し、又は前記カードにその使用残量を書き込む自
   動販売機において、前記紙幣及びカードを一の投入口か
   らそれぞれ取り込む取込手段と、取り込んだ物が紙幣及
   びカードのいずれかを検出する検出手段と、前記検出さ
   れた紙幣及びカードをそれぞれ所定の読み取り位置に移
   動させる移動手段と、前記読み取り位置の紙幣の種類及
   びカードの使用残量を読み取る読取手段とを具えたこと
   を特徴とする自動販売機。
2. （２）更に、前記紙幣及びカードの優先順位を指定する
   指定手段と、前記指定された優先順位に応じて返却する
   釣り銭及びカードの使用残量の書き込みを決定する決定
   手段とを具えたことを特徴とする請求項１記載の自動販
   売機。