JPH0329591A - 電気錠システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、家庭やオフィス等のドアに設けた電気錠を遠
隔制御で施解錠すると共に、この電気錠の施解錠状態を
遠隔監視する電五錠システムに関するものである。

［従米の技術］ この種の電気錠システムでは、電只錠コントローラと、
夫々自乙を特定するＩＤコード（アドレスである場合も
ある。）が設定された複数の中継器と、この中継器にＩ
Ｎ１で設けられた電気錠とを備え、電ヌ錠コントローラ
と各中継器との開は一対の信号線で接続し、この信号線
を介して電気錠コントローラと中継器との間で時分割多
重でデータを伝送すると共に、電気錠と中継器との闇で
はワイヤレスによりデータを伝送するようにしたものが
ある。

［発明が解決しようとする課Ｍ］ ところで、この種の電気錠システムにおける中継器と電
気錠との間でのデータ伝送は、中継器から電気錠に対し
て施解錠命令を行う場合と、電気錠から中継器に対して
施解錠状態、ドアの開閉状態、及び電ヌ錠の電源である
バッテリ切れ等の監視データの送信を行う場合だけに限
られている。

このような電気錠システムにおいて、例えば第７図に示
すように、中継器Ｂと電気錠Ｃとの光伝送路に人Ｅが立
ち、電気錠Ｃから中継器Ｂに返信する伝送信号が遮光さ
れた場合、電気錠コントローラＡは電気錠Ｃの施解錠状
態等を把握できず、電気錠コントローラＡに備える施解
錠等を示す状態表示と、実際の電気錠Ｃの施解錠状態等
とが一致しないことが起こる。従って、システムの信頼
性が欠けるという問題があった。

本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、電気錠の施解錠状態等を電気錠コン
トローラで正確に把握できる電気錠システムを提供する
ことにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達或するために、本発明は中継器から電ａ錠
に対して定期的に電気錠の施解錠状態を確認するための
確認信号を送信するようにしてある。ここで、上述のよ
うに定期的に確認信号を送信する場合、確認信号中に現
在中継器が記憶している電気錠の施解錠状態を挿入して
送信するようにしても良い。また、確認信号中に現在中
継器が記憶している電気錠の施解錠状態を挿入して送信
する場合には、上記確認信号中に挿入された電気錠の施
解錠状態が、その確認信号を受信した時点の電気錠の施
解錠状態と異なる場合には、ＩＤコード及び実際の施解
錠状態を示す監視データ等からなる定常のフォーマット
の伝送信号を返信すると共に、電気錠の施解錠状態が等
しい場合は上記伝送信号よりも短い７ｔ−７７トで「変
化無し」であることを示す伝送信号を返信するようにし
ても良い。

［作用１ 本発明は、上述のように中継器から電気錠に対して定期
的に′ＩＩＬ六錠の施解錠状態を確認するための確認信
号を送信することにより、例えば人が中継器とｆｆｌ％
錠との光伝送路を遮光した場合にも、定期的な確認信号
に応じて電気錠から施解錠状態等の監視データを返信さ
せることができるようにし、電Ａ錠の施解錠状態等を電
気錠フン｝　ａ−−７で正確に把握できるようにしたも
のである。

なお、上述のように定期的に確認信号を送信する場合に
おいて、確認信号中に現在中継器が記憶している電気錠
の施解錠状態を挿入して送信するようにすれば、電気錠
から中継器への伝送信号を簡単なものとすることができ
る。例えば、確認信号中に挿入された電気錠の施解錠状
態が、その確認信号を受信した時点の電気錠の施解錠状
態と異なる場合には、ＩＤコード及び実際の施解錠状態
を示す監視データ等からなる定常のフォーマットの伝送
信号を返信すると共に、電気錠の施解錠状態が等しい場
合は上記伝送信号よりも短い７ｔ一マットで「変化無し
」であることを示す伝送信号を返信するようにすること
ができる。

［実施例１ 第１図乃至第８図に本発明の一実施例を示す。

本実施例の電気錠システムも、第１図に示すように、電
気錠コントローラＡと、夫々自己を特定するｒＤコード
が設定された複数の中継器Ｂと、この中継器ＢにＩＮ１
で設けられた′ＩＩ＆ｉ錠Ｃとを備えており、１！六錠
コントローラＡと各中継器Ｂとの間は一対の信号線ｌで
接続し、この信号線ｌを介して電気錠コントローラＡと
中継器Ｂとの間で時分割多重でデータを伝送すると共に
、電気錠Ｃと中継器Ｂとの間ではワイヤレスによりデー
タを伝送する。なお、第１図においては夫々１個の中継
器Ｂと電気錠Ｃとからなる一系統だけを示してあるが、
実際には各ドア（あるいは特定のドア）Ｄに電気錠Ｃを
設け、電気錠コントローラＡで各電気錠Ｃの施解錠の制
御及び施解錠状態の監視を集中監視制御するようにして
ある。さらに、本実施例では中継器Ｂと電気錠Ｃとの間
のワイヤレスによるデータ伝送を光を用いて行っている
．ところで、このように中継器Ｂと電気錠Ｃとの開のデ
ータ伝送を光を用いて行うと、外部からの影響を受けや
すくなり、特に外部からの允信号によって誤動作する恐
れがある。そこで、これを防止するために、制御データ
あるいは監視データにＩＤコードを付加して、データ伝
送を行うようにしてある。

中継器Ｂは、第２図に示すように、電気錠コントローラ
Ａとの開の信号の授受を行うＩ／Ｆ（インター７エイス
）部２、電気錠Ｃに光信号を送信する光送信部３、電気
錠Ｃからの光信号を受信する允受信部４、各種の動作状
態を表示する表示器５、上記各部の動作制御あるいは信
号処理を行うＣＰＵからなる制御部１、各部に電源を供
給する電源部６、制御部１を構戒するＣＰＵのクロック
信号を発生する発振器７と、ＩＤコードを設定する場合
に操作されるプッシュスイッチ等からなるスイッチＳＷ
２とを備えている、なお、上記スイッチＳＷ２を押した
場合に乱数を発生してＩＤコードを生戒するｒＤコード
生戒手段を制御部１が備えている。

電気錠Ｃは、第３図に示すように、施解錠を行う８！構
部との開の信号の授受を行うＩ　／Ｆ（インター７エイ
ス）部１１、中継器Ｂに光信号を送信する光送信部１２
、中継器Ｂからの光信号を受信する光受Ｍ部１３、シス
テム始動時に中継器Ｂから送られてくるＩＤコードを記
憶するＥ”ＦＲＯＭ等の不揮発性のメモリ１４と、上記
各部の動作制御あるいは信号処理を行うＣＰＵからなる
制御部１０、各部に電源を供給するバγテリからなる電
源部１５、制御部１を構戒するＣＰＵのクロ７ク信号を
発生する発振器１６とで構威されている。

本実施例のＩＤコードの設定は次のようにして行う。ま
ず、システム始動時等のプログラムのスタートの際に、
中継器Ｂの制御ｇ１はＩＤコードが設定されているか否
かを判断し、ＩＤコードが設定されていない場合には、
ＩＤコード設定用のスイッチＳＷ２がオンされるのを待
つ。そして、スイッチＳＷ２がオンされると、制御部１
は１のＩＤコード生戒手段から乱数を発生してＩＤコー
ドを生成し、この制Ｉｌｌ部１が備えるＥ２ＦＲＯＭ等
の不揮発性メモリにその生戒されたＩＤコードを記憶さ
せ、このＩＤコードを電気錠ＣｇＡに送信する。つまり
、ＩＤコード設定用のスイッチＳＷ２が押されて、ＩＤ
コードが正常に中継器Ｂに設定されるまでは通常の動作
（施解錠要求や電気錠Ｃの施解錠状態の監視等）は行わ
れない。そして、このＩＤコードを電気錠Ｃが正常に受
信すると、このＩＤコードをメモリ１４に記憶すると共
に、中継器Ｂにこの記憶したＩＤコードを返信する。

ここで、中継器Ｂに正常なＩＤコードが返信された場合
に電気錠システムは後述する通常動作が可能となる。な
お、ＩＤコードが返信されない場合や、返信されたＩＤ
コードが異常である場合には電気錠コントローラＡに対
してエラー信号を出力する。ところで、中継器Ｂにディ
・冫プスイッチやロータリスイッチ等を設け、このデイ
７プスイッチ等でＩＤコードを設定するようにしても良
い。

この電気錠システムは基本的には次のように動作する。

なお、このときの信号の流れ図を第４図に示す。今、電
気錠コントローラＡからの施錠あるいは解錠の操作要求
が発生する（なお、施解錠の要求を発生する操作は電五
錠コントローラＡとは別個に設けられた操作盤を用いて
行うのであるが、第１図においては操作盤も電気錠コン
トローラＡと一体に示してある。）と、中継器Ｂにより
電気錠Ｃに施錠あるいは解錠のための制御データが光空
間伝送により伝えられ、電気錠Ｃはその制御データを受
けて施解錠操作を実施する。そして、電気錠Ｃの施解錠
が実施された時には、電気錠Ｃはその施解錠状態あるい
はドアＤの開閉状態を検知して中継器Ｂに光空間伝送に
より監視データを返信する。さらに、中継３Ｂはその監
視データを電気錠コントローラＡに送る。つまりは、電
気錠コントローラＡから中継器Ｂを介して電気錠Ｃに施
錠あるいは施解用の制御データを送信して遠隔制御で電
気錠Ｃの施解錠を行うと共に、電気錠Ｃから施解錠状態
等を示す監視データを中継器Ｂを介して電気錠コントロ
ーラＡに送信し、電気錠コントローラＡで電気錠Ｃの施
解錠状態等を監視するようにしてある。なお、第３図に
示す電気錠ＣのＩ／Ｆ部１１を介して電気錠Ｃの施解錠
を行う機構部１７に対して施解錠信号が出力され、機構
部１７の動作状況などを制御部１０がＩ／Ｆ部１１を介
して読み込むようにしてある。

ここで、上記中継器Ｂから電気錠Ｃに伝送される伝送信
号のフォーマットを第５図（．）に、また電気錠Ｃから
中継器Ｂに伝送される伝送信号を同図（ｂ）に示す。こ
こで、中継器Ｂからの伝送信号の信号７すーマットは、
例えば、スタート信号ＳＴ，命令モード信号（４ビット
）ＭＭ，ＩＤコード（１６ビット）Ｉ　Ｄ，制御データ
（８ビット）ＣＤ，及びエラーチェック信号ＥＣからな
り、電気錠Ｃからの伝送信号の信号７すーマントは、ス
タート信号ＳＴ，報告モード信号（４ビット）ＦＭ，Ｉ
Ｄコード（１６ビット）ＩＤ，監視データ（８ビット）
ＭＤ，及びエラーチェック信号ＥＣからなる。そして、
例えば、命令モード信号ＭＭを″０００１″報告モード
信号ＦＭを″００１０″とし、制御モードＣＤが電気錠
Ｃに施錠を行わせる場合、”００ｏｏｏｏｏｉ″、解錠
を行わせる場合、”ｏ　ｏ　ｏ　ｏ００１０″とする。

また、監視データＭＤは、第５図（ｃ）に示すように各
ビット毎に、報告要求ビット、夫々異なるエラー内容を
示す３ビット、伝送エラーの有無を示すビット、電池容
量の有無を示すビット、ドアＤの開閉を示すビット、電
気錠Ｃの施解錠を示すビットというように、８ビットの
各ビットに監視状況を割り当ててある．ところで、この
電気錠システムではワイヤレスキー等で手動により電気
錠Ｃの施解錠が行われることがあるので、この場合には
第６図の信号の流れ図に示すように、電気錠Ｃから中継
器Ｂに対して監視データの伝送を行う。

以上の動作説明は基本的な動作説明であったが、以下に
本実施例の特徴とする動作について説明する。上述の基
本的な動作だけであると、例えば第６図に示すように手
動により電気錠Ｃが施解錠され、このときの電気錠Ｃか
ら中継器Ｂへの伝送信号が人Ｅにより遮光された場合、
電気錠コントローラＡは電気錠Ｃの施解錠状態を知るこ
とができない。そこで、本実施例では第７図の流れ図に
示すように中継器Ｂから電気錠ＣＩ：対して定期的に電
五錠Ｃの施解錠状態を確認するための確認信号を送信す
るようにしてある。なお、この確認信号の送信周期は中
継器Ｂの制御部１が備えるタイマ等で設定する。この送
信周期としては例えば釣１分間に１回程度が適当である
。ここで、確認信号中には現在中継器Ｂが記憶している
電気錠Ｃの施解錠状態を挿入して送信するようにしてあ
る。つまり、このときに中継ＷＢから電気錠Ｃに送信さ
れる確認信号としての伝送信号の信号７才一マットは第
８図（．）に示すように上述した基本動作における伝送
信号と同じもので、この場合には第８図（ｄ）に示すよ
うに制御データＣＤの報告要求ビットを立てると共に、
以降の各ビットに現在中継器Ｂが記憶している電気錠Ｃ
の施解錠状態等のデータを各ビットに設定して送る。こ
の確認信号を受信した電気錠Ｃは上記制御データＣＤと
実際の施解錠状態等とが一致するか否かを確認し、中継
器Ｂから送られてきた確認信号の制御データＣＤの内容
が実際の状態に等しい場合には、第８図（ｂ）に示すよ
うにスタート信号ＳＴと、ＡＣＫモード信号例えば″ｏ
ｏｏｏ”を中継器ＢＩ：返信する。なお、本実施例の場
合にはＡＣＫモード信号を用いてあるが、電気錠Ｃの施
解錠状態が等しい場合は上述した基本動作時の伝送信号
よりも短い７才一マットで「変化無し」であることを示
す伝送信号を返信するようにすれば良い。

今、中継器Ｂからの確認信号の制御データＣＤの内容が
実際の電気錠Ｃの施解錠状態等と異なる場合には、第８
図（ｃ）に示すように基本動作時の中継器Ｂに送信する
場合と同じ伝送信号（なお、信号７ｆ−マット等が全く
同じ）を中継器Ｂに送信する。この伝送信号を受信した
中継器Ｂは電気錠コントローラにそのときの監視データ
を送る。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、電気錠に対して定期的に電気錠
の施解錠状態を確認するための確認信号を送信している
ので、例えば人が中継器と電気錠との光伝送路を遮光し
た場合にも、定期的な確認信号に応じて電気錠から施解
錠状態等の監視データを返信させることができ、このた
め電気錠の施解錠状！！！！等を電気錠コントローラで
正確に把握できる。

なお、上述のように定期的に確認信号を送信する場合に
おいて、確認信号中に現在中継器が記憶している電気錠
の施解錠状態を挿入して送信するようにすれば、電気錠
から中継器への伝送信号を簡単なものとすることができ
る，例えば、確認信号中に挿入された電気錠の施解錠状
態が、その確認信号を受信した時点の電気錠の施解錠状
態と異なる場合には、ＩＤコード及び実際の施解錠状態
を示す監視データ等からなる定常のフォーマットの伝送
信号を返信すると共に、電気錠の施解錠状態が等しい場
合は上記伝送信号よりも短い７オーマットで「変化無し
」であることを示す伝送信号を返信することができ、確
認信号中に挿入された電気錠の施解錠状態が、その確認
信号を受信した時点の電気錠の施解錠状態と等しい場合
の電気錠からの返信信号を送信する期間を短くでき、バ
ッテリ等を電源として動作する電気錠の電力消費を少な
くできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一笑施例のシステムＭＩ或図、ＰＩＩ
Ｊ２図は同上の中継器のｖＩ戒図、第３図は同上の電気
錠の構威図、＠４図は基本動作時の中．継器と電気錠と
の間の信号の流れを示す説明図、第５図（ａ），（ｂ）
は夫々伝送信号の信号フォーマット、同図（ｃ）は監視
データ内容の説明図、第６図は電気錠を手動で施解錠し
た場合の中継器と電気錠との開の信号の流れを示す説明
図、第７図は定期的に確認信号を伝送した場合の中継器
と１２錠との開の信号の流れを示す説明図、第８図（ａ
）〜（ｃ）は夫々伝送信号に信号７すーマット、同図（
ｄ）は制御データ内容の説明図、第９図は従米例の問題
点の説明図である。 Ａは電気錠コントローラ、Ｂは中継器、Ｃは電気錠、ｌ
は信号線、１は制御部、３，１２は光送信部、４，１３
は光受信部である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気錠コントローラと夫々自己を特定するＩＤコ
   ードが設定された中継器との間で信号線を介して時分割
   多重でデータを伝送すると共に、上記中継器に１対１で
   設けられた電気錠と中継器との間で光空間伝送によりデ
   ータを伝送し、電気錠コントローラから中継器を介して
   電気錠に施錠あるいは施解用のＩＤコードを付加した制
   御データを送信して遠隔制御で電気錠の施解錠を行うと
   共に、電気錠から施解錠状態を示すＩＤコードを付加し
   た監視データを中継器を介して電気錠コントローラに送
   信して電気錠コントローラで電気錠の施解錠状態を監視
   する電気錠システムであって、中継器から電気錠に対し
   て定期的に電気錠の施解錠状態を確認するための確認信
   号を送信して成る電気錠システム。
2. （２）上記確認信号中に現在中継器が記憶している電気
   錠の施解錠状態を挿入して送信して成る請求項１記載の
   電気錠システム。
3. （３）上記確認信号中に挿入された電気錠の施解錠状態
   が、その確認信号を受信した時点の電気錠の施解錠状態
   と異なる場合には、ＩＤコード及び実際の施解錠状態を
   示す監視データ等からなる定常のフォーマットの伝送信
   号を返信すると共に、電気錠の施解錠状態が等しい場合
   は上記伝送信号よりも短いフォーマットで「変化無し」
   であることを示す伝送信号を返信して成る請求項２記載
   の電気錠システム。