JPH03295003A - 磁気記録方法 - Google Patents

磁気記録方法

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JPH03295003A
JPH03295003A JP2215667A JP21566790A JPH03295003A JP H03295003 A JPH03295003 A JP H03295003A JP 2215667 A JP2215667 A JP 2215667A JP 21566790 A JP21566790 A JP 21566790A JP H03295003 A JPH03295003 A JP H03295003A
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magnetic
gap
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head
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JP2215667A
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James U Lemke
ジェームズ・アンダーウッド・レムク
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/187Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
    • G11B5/23Gap features

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気記録に関し、特に磁気媒体上に情報信号を
記録するための磁気記録方法および装置に関する。
磁気テープの如き磁気媒体上への情報信号の磁気記録に
おいては、大きな磁気抵抗のギャップを有する磁気記録
コアが通常使用される。記録される13号に対応する磁
束は、適当な手段によって記録コアに発生され、この磁
束が記録コアのギャップをブリッジする時このギャップ
から外方に拡がる。前記媒体と接触関係に記録コアを適
当に配置することにより、ギャップから拡がる録磁界(
fringe field)の磁束が磁気媒体に接し、
残留して媒体に信号情報を記録する。この媒体に記録さ
れた信号情報を再生するには、ギャップを設けた再生用
磁気コアが通常使用される。(ある場合には再生用にも
用いられる記録用コアでもよい。)再生用コアは、そ 
    −・ のギャップにおいて媒体に記録された信号の磁束を酸系
し、(この磁束が収電されている間再生用コアと媒体と
の間に相対運動があるものとすれば)再生用コアに対し
て誘導的に結合されたコイルの両端に電気信号を生じる
。信号再生においては、記録された短かい波長の信号を
再生するため再生用ギャップを記録用ギャップの長さの
約半分にすることが周知であり、ここで「波長」とは、
記録媒体上の記録に沿った、媒体の連続して同様に磁化
された部分間の距離を意味する。即ち、この再生用ギャ
ップの長さは、記録された信号の再生中に回復され得る
最も短かい信号の波長を規定する。
ここでギャップの長さの定義について説明することが適
当であると考えるが、本文において用いられる用語「ギ
ャップ長さ」とは、記録用又は再生用のいずれかのコア
に関連して、ギャップの両端部のコアの磁極間の物理的
距離を意味するものと考えられるべきではなく、この物
理的距離は辱々「物理的ギャップ長さ」、「光学的ギャ
ップ長さ」又は「機械的ギャップ長さ」と呼ばれる0本
文において用いた「ギャップ長さ」とは、他に指摘がな
い限り、「磁気ギャップ長さ」を意味するものとする。
磁気ヘッドのこの磁気ギャップ長さは、1) 適および
2)試験を行ったヘッドが、1に等しいギャップ長さ対
波長の比に相当する零(ヌル)を示す波長を決定するこ
と、により決定することができ(A theyの「磁気
テープ記録」、NASA出版番号S P−5038,6
6頁により論述されている)、このように決定された波
長は試験を行ったヘッドの磁気ギャップ長さと等しい、
磁気ギャップ長さと物理的ギャップ長さの間には差違が
あると言う提言を支持して、Atheyは更に(同頁に
おいて)「応答零の位置から判断して、ギャップの有効
長さは物理的ギャップよりも長い」と述べている。
前記の試験において、その磁気ギャップ長さが決定され
るべき記録用ヘッドは試験信号を再生するため再生モー
ドで使用されることが判る。
最適な短かい再生用マヤップ長さを使用することが周知
である如く、当技術においては、実際に比較的長い記録
用ギャップ長さを使用することも周知である。即ち、こ
のFJ論は、相対的に運動する記録媒体に関するギャッ
プの後縁部は記録プロセスと関連する1次ヘッド部であ
ると言うことで、このような場合には、記録用ギャップ
長さを比較的大きくすることによって、配録用の磁束は
、記録ギャップから外方へ大きく拡がり、これにより記
録ギャップの下流側の区域においてさえ、磁気媒体にそ
の深さ方向にわたって有効に記録されるということが説
明されてきた。記録ギャップ長さは磁気媒体内の記録領
域の寸法に明らかに影響を与える。即ち記録ギャップ長
さが短い程、同じ記録を流に対して記録領域が狭い、こ
のことは、再生時に短かい波長の信号を分離することと
相互に関連するため重要な考察である。確かに、比較的
短かい波長の信号の狭い帯域を記録および再生すべき場
合には、記録ギャップは比較的短くすることができる。
しかし、広帯域レコーダの場合における如く長い波長の
記録が含まれる場合には、記録が困難になる。この点に
ついては、C、D 、Meeによりその論文「磁気記録
の物理学」(John Wileyand 5ons、
 I nc、 New York、1964年刊)の2
45頁に論ぜられている。即ち、 「(中略)狭いギャップの記録ヘッドに対する記録領域
が示され・・・・・(中略)最も狭い記録領域1)が達
成されることが判るが、テープを完全に磁化するため十
分な磁界が与えられる時、この記録領域は丁度広いギャ
ップのヘッドからのそれと同程度に大きい、従って、広
帯域記録のためにはあまり狭いギャップの使用により利
益は得られない、」同様に、Atheyは前述の著作(
23頁)において下記の如く述べている。即ち、 「しかし、再生ヘッドにおける動作ギャップは通常は記
録ヘッドにおけるものよりも非常に小さい・・・・・・
、」 斯界の他のものも又この点について同様に述べている0
例えば、G、WhiLe著「ビデオ記録の記録および再
生システム」(Grane、Ru5sak andCo
mpany、 Ine、 1972年刊)およびC、E
 、Lo+wman著「磁気記録J(Me Gram 
 Hill Book Company。
1972年刊)。
広帯域記録法に関する前記文献において示唆されること
は、4重ヘリカル走査ビデオ・レコーダの如きレコーダ
が記録および再生の目的のため同じ比較的狭いギャップ
のヘッドを使用することが可能であると言う認識であり
、これはこれ等が比較的短い波長/狭い帯域のレコーダ
であるためである。確かに、以下の表に示す如く、この
ようなレコーダは全て単一オクターブ以下の記録のため
のものである。即ち Uマチ・ンク  0.69〜1.73μ−l、19μ−
E I A J −11,52〜2,21μm    
 1.52μ輪4重方式    2.54〜4.24μ
輪   2.54μ輪例えば、計装用レコーダ、又は比
較的低速の書込み速度におけるオーディオおよびビデオ
情報の直接記録のような広帯域記録に対しては、実用的
には記録用としては広いギャップのヘッドを、又再生用
としては狭いギャップのヘッドを使用する。
前記のL owmanの著作35頁によれば、例えば典
型的な計装用レコーダは下記の如き記録用および再生用
ギャップを使用している。即ち、レスポンス    記
鋒里工ヱヱ7  孔先里ヱヱヱ7A、100K)Iz 
60インチ/秒  12.7μs      6.35
μIIB、600KHz120tノ12.7.to+2
.03μmC,28H2120It     8.35
μm     0.62μm又、もし前記A、B、Cの
各レスポンスに対して回収可能な最短波長を計算すれば
、前に述べた再生ギャップは実際に物理的ギャップ長さ
であり、磁気ギャップ長さの寸法に対するその上限はそ
れぞれ15.24μ−(600μ″)、5.08μm(
200μ″)、1.52μm+(60μ″)である。
当技術における一般的および特定の教示内容とは対照的
に、約0.38μmより小さな記録用磁気ギャップ長さ
を有する記録ヘッドにより磁気記録が行われるならば、
特に1オクターブよりも大きな帯域幅に対して比較的大
きな再生効率が得られる。
更に、約0.38μ−よりも小さい記録用磁気ギャップ
長さを有する記録用ヘッドを用いて、ヘッドと磁気媒体
間の相対的運動を与えながら立方晶および針状の異方性
を有する磁性粒子からなる磁気媒坦にすることが可能で
ある。
本発明については以下に添付図面に関して説明する。
本発明は、同じヘッドを用い約0.1cl/秒(0,0
4インチ/秒)と言う驚くべき低速のヘッド対テープ再
生速度で簡単かつ経済的に記録も再生も共に可能な磁気
テープ上の良質な広帯域音響記録の提供を試みる際着想
されたものである。即ち、当技術の現状に照して、この
ような速度で広いギャップの記録ヘッドを用いて記録す
ることに不思議はなく、味な短いギャップの再生ヘッド
の可用性を前提とすれば非常に短い波長を復元すること
に何の不思議もない、毎秒的0.1cm(0,04イン
チ/秒)の再生速度(約0.127ミリ(5ミル)のト
ラック幅に対しテープの羊位面積14.52cz2(1
’へ平方インチ)当り2時間の再生を生じる)を可能に
するためには、3 KHz迄の帯域3前提として再生ヘ
ッドは必ず約0.33μ儂(13μ″)又はそれ以下の
磁気ギャップ長さを持たねばならない、当技術の教示す
る処によれば、このような短い再生ギャップ長さは、こ
の再生ギヤツブを記録ギャップとしても使用し味してい
た。従って、進展を望むのが困難であると予期された。
即ち、媒体において実質的に記録が行われなければ、見
るべき再生も生じ得ないと1期された。しかし、予期に
相違して、約0.38μm(15μ″)程度又はそれ以
下の記録用磁気ギャップ長さで記録が行われるならば、
有効な再生が可能である許りか更に良質のものとなるこ
とが判った。
次に、本発明については先ずギャップの信号雑音(SN
)比、歪みおよびチャネル容量との関係において論述し
、次に微小ギャップ記録の漸新な用途を、英国ハンプシ
ャ州PO91EF、バーバンド、ホームウェルのT n
dustrial OpportunitiesLL+
4.から入手可能な1977年12月刊行のr J o
urnalResearch D 1sc1osure
」164巻、16476番に開示された汎用形の媒体と
関連して説明するが、これによりSN比およびNP比に
関するこのような組合せの結果を更に得た。
次に、従来の記録用磁気ギャップおよび本発明による記
録用磁気ギャップをそれぞれ用いて、同じ記録媒体(即
ち、前掲のrResearch Diselosure
」に説明された媒体)上で行われた記録の実際の再生性
能を示す1対のカーブを示す第1図を参照されたい、カ
ー11については、DCから500KHzより大きな周
波数の帯域の記録のため従来の物理的ギャップ長さであ
る約1.93μvl(76μ″)を用いたが、再生は約
0.3μm(12μ″)の再生用磁気ギャップ長さを用
いて得られた。カーブ2については、本発明により、約
0.3μ輪(12μ〜)の磁気ギャップ長さを記録と再
生の両目的に用いた。長い波長においては比較的小さな
約6dBの損失が生じたが、本発明を実施した場合、約
0.66μ鋼(26μ″)の波長に対応する帯域端にお
いて約11dBの利得を生じた許っでなく、本発明によ
り再生帯域端も約0.5μm(20μ″)より小さい波
長に対応する点に迄拡張された。
S hannonの定1M!!(r通信用伝送システム
」、Be1Telephone Laboratori
es、 I nc、 1964年刊、610頁)によれ
ば、誤差なしに情報を伝送する通信チャネルの容量Cが
チャネルのSN比および帯域幅Wの相方に比例すること
、即ち、 C= W logz (1+ S N比)を念頭におけ
ば、第1図のカーブからは、本発明による微小ギャップ
の記録作用のチャネル容量は従来の方法によるものより
も非常に優れたものになることが明らかである。即ち、
全SN比における改善のためカーブ2下の面積がカー1
1下の面積よりも大きい詐りでなく、微小ギャップの記
録作用が再生帯域幅を大きく拡張するためにチャネル容
量Cも又更に大きくなる。
微小ギャップ記録が優れた再生SN比を証明する記録性
能を更に生じ得る理由の定性的評価のため 次に第2図
の定性的表示を照合されない、ある波長λの理想的な記
録において、媒体(テープ〉には明確化された記録領域
が生じる。領域1は完全に正極に磁化され、領域2は専
ら負極に磁化され、領域3は正極に、又領域4は負極に
・・・等のよ−に磁化される。しかし、各領域において
は、磁化の強さは最小から最大へ、又再び最小へ変化す
る。このように、このような理想的な記録に関して、仮
に記録ヘッドに沿ってまたこれに接触するように不定の
小さな再生ギャップを有する再生ヘッドを移動すること
が可能であれば、磁束は記録された強さに比例してヘッ
ドのギャップに入り、これにより波長λを有する歪みの
ない再生信号を生じる。
しかし、このような状態では、波長λを有する信号の磁
気記録は理想的に示す如く生じない、むしろ、記録ヘッ
ドが記録媒体に沿って相対的に移動する際、円弧状の記
録領域が媒体に生じる。第2図において[広いギャップ
の記録」と示されたg己録特性は波長λを有する信号の
典型的な水準技術による記録特性を示す、注目すべきこ
とは、領域2.3.4・・・等の記録が領域1の記録と
重合し、これにより、領域1の記録を再生しようとする
と、下記の如き2つの問題が再生に悪影響を与える。
即ち、その1つは偶数番号の領域2,4・・・の磁束の
ため再生中識別可能な合成磁束を低減し、これにより最
初に再生SN比を低下させる。その2は偶数番号の領域
2,4・・・等により生じた合成再生磁束の低減の結果
、再生磁束は記録された信号とは直線的に関連せず、こ
のため信号の再生中に歪みを生じる。
本発明の実施によれば、隣接する記録領域の重合が最小
限に抑制され、この点については第2図に示した「微小
ギャップ記録Jなる記録特性を参照されたい、記録領域
の重合が遥かに少ないため、再生磁束の低減(並びに歪
み)状態が最小限度に抑えられ、このため第1図のカー
ブ2に示す如き再生特性をもたらす。
周知の如く、従来技術による磁気記録においては、記録
ギャップに対して移動する媒体に生じる実際の記録作用
は記録ギャップの下流側の媒体内の一点で生じ、かつこ
の点で磁化を生じる磁界の強さが媒体の保磁力に近似す
る。しかし、微小ギャップの記録においては、実際の記
録作用が生じる点は実質的にこの記録ギャップ自体にわ
たる、このような記録作用は同時に記録された信号間の
位相差を低減する好都合な作用を有し、このため記録さ
れる信号の位相等化を行うのに必要な電子素子を減らし
て簡素化する結果をもたらす、換言すれば、微小ギャッ
プ記録作用はテープの垂直方向の磁化作用を低下し、こ
の磁化作用は、所望の長手方向の磁化作用と同時に等化
することは不可能である。
前掲のrResearch Disclosure」に
開示された記録媒体の記録媒体特性に関連して微小ギャ
ップ記録を実施する場合、再生の性能において更にこれ
以上の向上がもたらされる。第3図のカーブAは、市販
される記録テープ即ちA鎮pex Companyから
入手可能なA+opex797形計装用テープを用いて
実施される微小ギャップ記録(0,3μI11#12μ
の記録ギャップ)の実際の再生特性を示す、既知の如く
、前記Ampex社の797形テープを構成する粒子は
形状異方性を有する。対照的に、rResearchD
 1sclosure」に開示される如き媒体は針状及
び立方晶の異方性を有する粒子からなる。このような媒
体における記録用磁束は、直交軸に沿っても有効である
が、媒体を形成する磁化可能粒子の幾何学軸に沿って残
留磁気を生じる上で最も有効である。このように記録動
作中の効率が比較的向上するため、前掲のrResea
rch Diselosure」に開示された如き媒体
は、第3図のカーブAのレスポンスを得るため使用され
た同じヘッドを用いて微小ギャップで記録されると、第
3図のカーブBに示す如き実際の再生性能を示す、ここ
で再度注目すべきことは、約0.66μm+(26μ″
)の波長に対応する信号周波数において再生のSN比が
向上する許ってなく、立方晶および針状の異方性を有す
る媒体を用いて非常に長い波長および非常に短い(例え
ば、0.45μs#18μ〜)波長の両方で再生SN比
が向上する点である。
便宜上、第3図において第1区のカーブ1を再び示した
が、これにより、微小ギャップ記録が記録媒体の如何を
問わず改善を与えるが、再生性能において更に大きな劇
的な向上が記録媒体の適正な選択によりもたらされるこ
とが判る。
次に、スペクトルを横切る予め定めたスロットにおける
零信号雑音に対する記録された白色雑音の電力の比の如
きNP比に関しては、スロット雑音は記録媒体臼らによ
り生じた相互変調から生じる。理想的には、このような
スロット雑音がなく、NP比はできる限り大きくなけれ
ばならない、更に、NP比は周波数に関してできる限り
平坦でなければならないが、これはその全帯域幅が最も
有効に用いられ得るからである。記録されるべきある帯
域幅の周波数の高周波成分をプリエンファシスし、かつ
再生中はこの高周波成分のデエンファシスによりこのよ
うな周波数においてSN比を向上することが望ましいこ
とを念頭において、第4a図および第4b図の定性的表
示を参照すべきである。
第4a図のカーブAは、定電流および可変周波数におけ
る前掲のrResearch Disclosure」
に開示した如き蝶棒上に実施された微小ギャップの記録
に対する再生性能カーブである。前述の如く、高周波成
分はその記録に先立ってプリエンファシスされ(カーブ
Aと関連する点線)、これによりその再生中にこれ等周
波数成分はデエンファシスされて短い波長のSN比が改
善される。
カーブB1は、零信号およびバイアス状態で行われた微
小ギャップ記録と関連する再生雑音(ヘッド雑音、電子
的雑音、媒体の雑音)を示す、カーブB2は、微小ギャ
ップ記録と関連する再生雑音(ヘッド雑音、電子的雑音
および媒体の雑音)であるがプリエンファシスされた零
信号およびバイアス状態で生じた雑音を示す、又、カー
ブB3は、前述の如きプリエンファシスされた白色雑音
の微小ギャップ記録と関連する再生雑音(ヘッド雑音、
電子的雑音、媒体雑音)を示す、注目すべきは、このよ
うな白色雑音信号の記録によって生じた相互変調の結果
がカーブB2に示した雑音レベルからカーブB3に示し
たものへ増加させることである。 rResearch
 Diselosure」に開示された如き広い範囲の
入力レベルにわたって比較的直線的な状態を維持するこ
とにより相互変調結果の生成を制限する媒体の能力の故
に、高周波数プリエンファシスによって平坦なNP比を
高い有効なレベルで提供する。カーブC参照のこと。
一方、第4b図のカーブA′においては、定電流及び可
変周波数での水準技術記録の再生性能が示される。ここ
で用いた記録ヘッドは比較的広いギャップが設けられ、
媒体はいくつがの市販形式のものの1つである。カーブ
A’(破線、カーブA’)と関連する高周波成分を第4
a図に示した如く、帯域端で同じ出力となるようなレベ
ルにプリエンファシスすることが望ましければ、主とし
て記録媒体自体に起因する相互変調結果が記録スペクト
ルの全体に亘って雑音成分を生じることになる。
カーブBl’は、零信号およびバイアス状態での水準技
術の記録と関連する再生雑音(ヘッド雑音、電子的雑音
、媒体雑音)を示す、カーブB2’は、プリエンファシ
スした零の信号およびバイアス状態で行われた水準技術
の記録と関連する再生雑音を示す、カーブB3’は、全
通の如くプリエンファシスされた白色雑音入力信号と関
連する再生雑音(ヘッド雑音、電子的雑音、媒体雑音)
を示す、カーブA′と関連する高周波成分をプリエンフ
ァシスすることで短い波長の帯域端におけるSN比が向
上するが、このプリエンファシスは、カーブC′に示す
如く、NP比のレベルおよび平坦性を不都合に大きく損
なうことになる。このように、前掲のrResearc
h D 1sclosure、Hに開示する如き媒体と
微小ギャップ記録ヘッド間の協働作用はこのような作用
による多大の利点を提供する二とが判るであろう。
微小ギャップの記録における前述の利点を念頭において
、本発明による記録装置の多用性を証明する種々の実施
例を示す第5図乃至第7図を参照されたい、その全ての
実施例において、記録ヘッドと同等か又はより小さな再
生ギャップを有する個別の再生ヘッドを用いることがで
きるが、記録及び再生のために同じヘッドを用いる。又
、本発明をその最善のモードで実施するため、このよう
な磁気記録装置で使用する記録媒体はr Resear
chD 1sclosure」に開示したものである。
第5図は、テープが従来の速度(2,89cz/秒片1
7八インチ/秒)で送られ、微小ギャップ記録(記録ギ
ヤ・ンフ゛:0.3μ−#12μ″)の故に、1.42
μm(56μ−)乃至0.71μ端(28μ″)の記録
波長/偏差値(キャリアの波長:0.97μI11#3
8μ″)の良好な再生を可能にし、このような再生が復
調のf&DCから12KHzに及ぶ音響スペクトルの上
限帯域端において60d Bの注目すべき音響レスポン
スをもたらす狭帯域FM記録器を示す。
第5図に開示した装置はlオクターブよりわずかに広い
スペクトルを処理する(1オクターブ以下のスペクトル
も性能を犠牲にすれば処理可能であるが)ためのもので
あるが、第6図の装置は僅かに0.1ca+/秒(0,
04インチ/秒)の記録/再生速度で約5つの完全なオ
クターブの音響周波数、即ち100乃至3000Hzを
直接記録および再生するためのものである。このような
速度で記録された波長は、1.22μII(48μ“)
乃至0.36μm(14μ″)の範囲で変化し、再生S
N比は、30d Bでかなり良好である。
第7図では5オクターブのデータを処理するための計装
用レコーダが示されている。従来の計装用レコーダでは
広いギャップの記録ヘッド(典型例としては、物理的ギ
ャップ長さ:127μm#500μ″)と、別個の狭い
ギャップの再生ヘッドと、3.05m/秒(120イン
チ/秒)のテープ速度を用いて200KHz乃至1.2
MHzの良好な再生2行う0本発明によれば、各コアが
記録再生の両目的に用いられる複数の03μm(12μ
″)の磁気ギャップ長さを有する多チヤネル磁気ヘッド
により、僅か半分の1,52、/秒(60インチ/秒)
の記録再生テープ速度を用いて、200K)lz乃至3
.2MHzの周波数に対応する波長の良好な再生を行う
ことができる。
微小ギャップ記録の前述の各実施例においては、本文に
示したテープ速度は情報の書込み速度に対応する。勿論
、書込み速度は、例えば4重ヘリカル走査レコーダにお
いて実施される如く、問題のヘッドを記録媒体に対して
移動させることによって達成することができる。いずれ
の場合にも、微小ギャップ記録は、媒体がヘッドに対し
て移動するレコーダに限定されるものではない。
前述の装置は、情報信号を磁気媒体に記録するため産業
的に使用することができる。特に、本装置は、音響信号
およびビデオ情報信号を磁気テープ上に記録するレコー
ダとして産業的に使用することができるものである。
【図面の簡単な説明】 プ記録方式の作用に関する理論を説明する上で有用なグ
ラフ、第3図は望ましい記録媒体と関連する微小ギャッ
プ記録方式の利点を示す1対のカーブを示すグラフ、第
4a図および第4b図は微小ギャップ記録方式から得た
改善されたNP比性能の説明のためのグラフ、および第
5区乃至第7図は微小ギャップ記録方式の使用により可
能となるレコーダを示す図である。 (外3名) ト入÷入1 dB 第 0 図 第 図 繭 b 図 6日 第 図 平成2年9月14日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気記録ヘッドを用いて情報信号を磁気媒体上に記
    録する磁気記録方法であって、 (a)磁気媒体上の記録用トラックに平行な直線上で定
    義された記録用磁気ギャップ長さが約0.35μmより
    小さな値を有する磁気記録ヘッドと、磁性粒子からなる
    磁気媒体との間に相対運動を与えるステップと、 (b)前記磁気媒体に信号の記録を行うため情報信号を
    前記磁気記録ヘッドに与えるステップと、 からなる磁気記録方法。
JP2215667A 1979-04-11 1990-08-15 磁気記録方法 Pending JPH03295003A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US29095 1979-04-11
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