JPH03294210A - アミドスルホン酸多価金属塩から成る顔料及びこれを含有する化粧料 - Google Patents

アミドスルホン酸多価金属塩から成る顔料及びこれを含有する化粧料

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JPH03294210A
JPH03294210A JP9532890A JP9532890A JPH03294210A JP H03294210 A JPH03294210 A JP H03294210A JP 9532890 A JP9532890 A JP 9532890A JP 9532890 A JP9532890 A JP 9532890A JP H03294210 A JPH03294210 A JP H03294210A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なアミドスルホン酸多価金属塩から成る顔
料及びこの顔料を含有し、皮膚への高い延展性(のび)
、強い付着性、平滑性、良好な仕上り、化粧もち、成型
性、使用感等を有する優れた化粧料に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来、
水や油に不溶な化粧料粉末顔料としては、タルク、マイ
カ等の無機体質顔料;二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機
着色顔料;有機タール系色素等の有機着色顔料;雲母チ
タン等の複合化顔料;ナイロンパウダー等の樹脂粉末;
及びこれらの表面をシリコン等の公知のコーティング剤
で処理したコーティング処理粉体等が使用されてきた。
これらは化粧料ののび、つき、カバー力、成型性等を勘
案し、適量が化粧料に配合されているが、従来の粉末を
用いた化粧料では、のび、平滑性、付着性、仕上り、化
粧もち、安定性、成型性等の点で必ずしも満足できるも
のではなかった。例えば、タルク、マイカといった通常
用いられる体質顔料を基剤とする粉体化粧料の場合、平
滑性を増すたぬに粒径の大きいタルクあるいはマイカ等
を用いることがあるが、これを配合するとザラつきを感
じるようになり、付着性、成型性、化粧もち等が失われ
るという問題があった。また球状樹脂粉末のナイロンパ
ウダーやポリスチレンパウダーなども用いられるが、か
さつき感が強く、付着性が悪いたぬに化粧料に柔軟性、
しっとり感を与えることができず、化粧料の皮膚へのつ
きを悪くし、その上成型性を低下させるという欠点があ
った。
一方、付着性、成型性、化粧もちを改良する目的で金属
セッケンを化粧料中に配合する場合があるが、金属セッ
ケンでは平滑性、付着性等の面において、満足すべき性
能を付与しているとは言いがたい。
従って、化粧料に良好なのび、平滑性、付着性、仕上り
、化粧持ち、安定性、成型性等を付与し得る顔料、及び
これを配合し、更に使用感゛に優れた化粧料が望まれて
いた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは上記実情に鑑み鋭意研究を行なった結果、
下記一般式(I)で表されるアミドスルホン酸多価金属
塩から成る顔料を配合した化粧料が、のび、平滑性、使
用感等の諸性質に優れていることを見い出し、本発明を
完成した。
すなわち本発明は次の一般式(I) 2 富 (R’CD−N−X−3O3)、M(Otl)、、、(
I )〔式中、R1は炭素数7〜21の直鎮又は分岐鎖
のアルキル、アルケニル又はヒドロキシアルキル基を示
し、R2は水素原子又はメチル基を示し、H Xはエチレン基、プロピレン基又は−C)12CHCH
2−を示し、Mは多価金属原子を示し、mはMの原子価
を示し、nは1〜4の整数を示す〕 で表されるアミドスルホン酸多価金属塩から成る顔料及
びこの顔料を含有することを特徴とする化粧料を提供す
るものである。
一般式(I)中、R1で示されるアルキル基としては、
ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデ
シル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、
ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オ
クタデシル基、ノナデシル基、エイコシル基、ヘニコシ
ル基等が挙げられ;アルケニル基としては、2−へブテ
ニル、2−才クテン−8−イニル基、3.4−ジプロピ
ル−1,3−へキサジエン−5−イニル基、5゜5−ジ
メチル−1−ヘキシル基、4−ビニル−1−へブテン−
5−イニル基、5−(3−ペンテニル)−3,6,8−
デカトリエン−1−イニル基、6−(1,3−ペンタジ
ェニル)−2,4,7−ドデカトリエン−9−イニル基
、2−ノニル−2−ブテニル基等が挙げられ:ヒドロキ
シアルキル基としては、ヒドロキシヘプチル基、ヒドロ
キシデシル基、ヒドロキシテトラデシル基、ヒドロキシ
ノナデシル基等が挙げられる。また、Mで示される多価
金属原子としては八!、Ca5Zns lrs Mg5
Fe、 Ti等が挙げられる。
また、アミドスルホン酸多価金属塩(1)は、化粧料の
顔料成分として用いられるものであることから、水不溶
性又は難溶性であることが必要である。
本発明のアミドスルホン酸多価金属塩(I)は、例えば
通常の金属セッケンの合成法と同様にして製造すること
ができる。すなわち、例えばアミド2 スルホン酸(R’C0N−X−3OJ ; コ、:、テ
R’ 、 R’及びXは前記と同じ)の可溶性金属塩を
水に溶解し、この中に水溶性多価金属塩の水溶液をほぼ
等量となるように加え、塩交換した後、十分攪拌し、濾
過、水洗し、次いで乾燥することにより、本発明のアミ
ドスルホン酸多価金属塩の顔料が製造される。ここで用
いられる水溶性多価金属塩としては、例えば硫酸アルミ
ニウム、塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム、硫酸ア
ルミニウムカリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシ
ウム、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシウムカリウム、
塩化カルシウム、塩化亜鉛、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛、酢酸
亜鉛、硫酸ジルコニウム、塩化ジルコニウム、オキシ硫
酸チタン、四塩化チタン等が挙げられる。
この水溶性多価金属塩の添加時間を長くするほど、粒径
の大きなアミドスルホン酸多価金属塩を得ることができ
る。
得られたアミドスルホン酸多価金属塩の結晶粉末は反応
条件、塩の種類等により針状、たんざく状、板状結晶と
なりえるが、特に板状結晶のものが化粧料に配合した時
に、使用感に優れるために好ましい。
このようにして得たアミドスルホン酸多価金属塩の顔料
(I)は、そのまま化粧料に配合しても良いし、また他
の顔料を疎水化するための処理粉末として用いても良い
本発明化粧料に用いるアミドスルホン酸多価金属塩(I
)の顔料の粒径は特に限定されないが、平均粒径(セイ
シン企業:SKレーザーで測定)で0.1〜50μmの
範囲が好ましい。0.1μmより細かいと平滑性が損な
われ、50μmより大きいとざらつきを感じる。アミド
スルホン酸多価金属塩(I)は本発明化粧料中011〜
99重量%(以下単に「%」で示す)程度配合されるこ
とが好ましい。0.1%未満では上記した効果が充分発
揮されない。
本発明の化粧料には上記のアミドスルホン酸多価金属塩
(I)の顔料に加えて、通常化粧料に用いられる化粧料
粉体及び任意成分として各種油剤、界面活性剤、湿潤剤
、水、アルコール、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤
、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。
化粧料用粉体としては、本発明の効果を損なわない限り
公知の何れのものも使用することができ、例えば、タル
ク、カオリン、雲母、セリサイト、合成雲母等の無機体
質顔料;酸化チタン、酸化亜鉛、群青、酸化クロム、酸
化鉄等の無機着色料;有機タール系色素、レーキ等の有
機着色料;雲母チタン、酸化鉄コーチイツト雲母等の複
合化粧料;ナイロンパウダー、ポリメチルメタクリレー
ト(PMMA) 、シリカビーズ等の球状粉体;及びこ
れら化粧料用粉体の表面をシリコン、高級脂肪酸、高級
アルコール、エステル、ワックス等の公知のコーティン
グ剤で処理したコーティング処理粉体等が挙げられる。
これらは、1種類又は、2種類以上混合して用いてもよ
い。これらの化粧料用粉体の中でも、メイクアップ化粧
料、ボディー化粧料等の化粧料として用いる場合は、特
にタルク、カオリン、セリサイト、雲母、酸化チタン、
酸化鉄、雲母チタン、酸化鉄コーチイツト雲母等の無機
粉体が好ましい。
任意成分の油剤としては、流動パラフィン、ワセリン、
パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、スクワラ
ン、セレシンワックス、みつろう、カルナウバろう、キ
ャンデリラろう、硬化ひまし油、オリーブ油、ラノリン
、ラノリンアルコール、ラノリン脂肪酸、高級アルコー
ル、脂肪酸、高級アルコールと脂肪酸の合成エステル油
、シリコン等が;界面活性剤としては石鹸、アルキル硫
酸塩、モノアルキルリン酸塩等のアニオン界面活性剤、
及び、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルグリセ
リン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ひまし油
、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル等の
非イオン界面活性剤が;湿潤剤としては、ソルビトール
、グリセリン、ブチレングリコール、イソプロピレング
リコール、1.3−ブチレングリコール、乳酸、乳酸ナ
トリウムポリエチレングリコール等が;防腐剤としては
、バラオキシ安息香酸アルキルエステル、安息香酸ナト
リウム、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール等
が;酸化防止剤としては、トコフェロール、セザモール
、セザモリン、レシチン等が;紫外線吸収剤としては、
2,4−ジヒドロキシベゾフェノン、2.2’ −ジヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
本発明の化粧料の形態は特に制限はな(、と記の成分等
を任意に組み合せて常法により調製し、粉体系、油性系
、乳化系、可溶化系、水分散系等の化粧料とすることが
できる。具体的には、パウダーファンデーション、アイ
シャドー、乳化ファンデーション、口紅、化粧下地、ネ
イルエナメル、アイライナー、ボディーパウダー、ベビ
ーパウダー、頬紅等の化粧料とすることができる。
〔発明の効果〕
本発明のアミドスルホン酸の多価金属塩は化粧料に配合
したとき極めてすべりが良く、ざらつき感がなく、透明
性、撥水性等を有し、かつ付着力が強く、更に皮膚上で
伸ばしていくうちに、しっとりとし、塗った感じが厚ぼ
ったくなく、水をよく弾くという特性を有する極めて優
れた効果を発揮する。
また、滑りを良くする効果等を利用して、プラスチック
成型加工用滑剤、塗料の体質顔料、紙・記録材料の塗工
用潤滑剤、金属の塑性加工用潤滑剤等に粉体として用い
ることもできる。
〔実施例〕
以下に製造例、実施例及び試験例をあげて本発明を更に
詳細に説明する。尚、本発明は以下の実施例に限定され
るものでなく、すべてのメイク化粧料に応用できるもの
である。
(製造例1) 攪拌機、滴下ロート、温度計を備えたIA’の4つロフ
ラスコに、N−ラウロイルタウリンNa塩20g1イオ
ン交換水380gを入れ均一溶液とした。
この溶液を攪拌しながら40℃に加熱し、それに滴下ロ
ートより135gの5%塩化カルシウム水溶液を15分
かけて滴下した。滴下と同時にN−ラウロイルタウリン
Ca塩の結晶が析出してきた。
滴下終了後、更に40℃で1時間攪拌を行い、塩交換を
完結させた。攪拌終了後、室温まで放冷した後、濾過、
洗浄を行った。得られた結晶を室温にて乾燥を行い、目
的物であるN−ラウロイルタウリンCa塩の白色結晶を
19.4g得た。収率98.9%。
このようにして得られたN−ラウロイルタウリンCa塩
は走査電子顕微鏡写真により形状を調べると図1に示す
ように板状結晶であった。
以下余白 分析値 ・元素分析 ・IR(cm−9 Ca(%) N (%) ON Os 実測値    計算値 6.16・1 4、3     4.3 1655 、1580 210 ・粒径 平均粒径 7.9μm *平均粒径はセイシン企業■製5K LASBRMICRON 5IZBRを用いて測定した
(以下同じ)。
分布 粒径(μm) 1.0 1.5 2.0 3.0 4.0゜ 6.0 8.0 固定粒径体積累積分布(%) 1.2 2.5 5.9 12.2 20.4 34.5 50.5 12、0          70.616、0   
       82.224、0          
95.032.0         100.04B、
 0         100゜064、0     
    100.096、0         100
.012g、 0         100.0192
、0         100.0(製造例2) 攪拌機、滴下ロート、温度計を備えた11の4つロフラ
スコに、N−バルミトイルタウリンNa塩20g、イオ
ン交換水380gを入れ均一溶液とした。この溶液を攪
拌しながら40℃に加熱し、それに滴下ロートより11
5gの5%塩化カルシウム水溶液を15分かけて滴下し
た。滴下と同時にN−バルミトイルタウリンCa塩の結
晶が析出してきた。滴下終了後、更に40℃で1時間攪
拌を行い、塩交換を完結させた。攪拌終了後、室温まで
放冷した後、濾過、洗浄を行った。得られた結晶を室温
にて乾燥を行い、目的物であるN−バルミ)イルタウリ
ンCa塩の白色結晶を19.5g得た。
収率98.3%。
このものは平均粒径2.4μmの板状結晶であった。
粒径分布: 粒径(μm) 固定粒径体積累積分布(%)1、6  
      9.0 1、5       20.4 2・0       40.4 3.0       66、5 4、0        B2.5 6、 O95,3 8、0100,0 12、0100,0 16、OLof)、 0 24、0       100.0 32、0       100.0 4g、 0       100.0 6t 0       100.0 96、0         100.0128、0  
       100.0192、0        
 100.0(製造例3) 製造例1.2と同様の方法により、N−ラウロイルタウ
リンNa塩の均一水溶液に、5%塩化バリウム水溶液を
滴下し、目的物であるN−ラウロイルタウリンBa塩の
白色結晶を得た。収率9867%。
このものは平均粒径3.9μmの板状結晶であった。
粒径分布: 粒径(μm) 1.0 1.5 2.0 3.0 4.0 6.0 8.0 12、O (%) 固定粒径体積累積分布 7.7 14.4 24.5 39.9 068 64.0 74.5 85.0 16、0          91.424、0   
       9g、 232、0         
100.048、0         100.064
、0         100.096、0     
    100.0128、0         10
0.0192、0         100.0試験例
1 製造例1〜3で調製したN−アミドスルホン酸の多価金
属塩粒子と体質顔料であるマイカ及びセリサイトの、相
対摩擦係数を測定した。相対摩擦係数は新案化学の表面
性試験器へイドン14型を用いて、サンプルをトレーシ
ングペーパーに一定量塗布したものの摩擦係数を測定し
、トレーシングペーパーそのものの摩擦係数との比を相
対摩擦係数とした。
その結果を表、1に示す。
表。
この結果より、本発明品の摩擦係数は小さく、化粧料に
配合した場合、延展性が良好であることが判る。
実施例1 パウダーファンデーション く処方〉               (%)■タル
ク ■セリサイト ■酸化チタン ■ベンガラ ■黒酸化鉄              0.2■黄酸
化鉄              2■微粉末ワツクス
(ブレスエイド)10■香  料          
       0.1合計     100 [製法] 粉体成分を混合粉砕して、これをヘンシェルミキサーに
移し、油剤と香料を加えて均一になるように混合した。
これを全血にプレス成型して製品を得た。このようにし
て得たファンデーションは、のび等の感触に優れ、撥水
性もあり、肌へのなじみも優れたものであった。
実施例2 ルースタイブフェイスパウダーく処方〉  
            (%)■製造例2のN−バル
ミトイル    50タウリンCa塩 ■タルク              残量■酸化チタ
ン             0.5■ベンガラ   
             0.10流動パラフイン 
          1■香 料          
     0.1合計      100 [製法コ 粉体成分を混合粉砕して、これをヘンシェルミキサーに
うつし、油剤と香料を加えて均一になるように混合した
後、ふるいを通し、製品とした。
このようにして得たルースタイブフェイスパウダーは、
のびが良く、また従来のルースタイブフェイスパウダー
にみられた粉っぽさもなく、優れたものであった。
実施例3 油性ファンデーション く処方〉               (%)■タル
ク ■カオリン ■酸化チタン ■ベンガラ ■黒酸化鉄 ■黄酸化鉄 ■スクワラン ■バルミチン酸イ 残量 0.1 0.6 5 ソプロピル     15 ■セレシン             70香  料 
                0.1合計    
 100 [aI!法] 粉体成分を混合粉砕して、これを別に加温して溶解した
油相成分に攪拌しながら添加し、均一になるように混合
した。これを全血に充填、冷却し製品を得た。このよう
にして得た油性タイプフェイスパウダーは、のび等の感
触に優れ、撥水性もあり、肌へのなじみにも優れたもの
であった。
実施例4 クリーム状ファンデーション〈処方〉   
            (%)■酸化チタン ■ベンガラ ■黒酸化鉄 ■黄酸化鉄 ■水 ■防腐剤 ■トリエタノールアミン ■ソルビット ■ステアリン酸 ■親油型モノステアリン酸グリセリン 0セトステγリルアルコール ■スクワラン ■オリーブ油 ■香 料 合計 [製法] 粉体成分■〜■を混合粉砕した。別に水相成分■〜■を
混合した溶液を調整し、粉砕した顔料を加えて分散させ
た後、75℃に加熱した。油性成分■〜■を80℃に加
熱溶解したものを、先に調整した水相に攪拌しながら加
え、乳化した。これを攪拌しながら冷却して50℃で香
料Oを加え、攪拌しながら冷却した。
実施例5 フィニッシングパウダー く処方〉 ■マイカ (%) 残量 ■タルク ■酸化チタン ■ベンガラ ■黄酸化鉄 ■黒酸化鉄 ■流動パラフィ ■ミツロウ @防腐剤 ン 合計      100 [製法] 成分■〜■を混合粉砕する。これを高速ブレンダーに移
し、更に成分■〜■を80℃で混合溶解したものを加え
て均一に混合する。この混合物に成分■を加え混合した
後再び粉砕し、ふるいを通す。これを全血に圧縮成型す
る。
実施例6 クリーム状ファンデーションく処方〉 (%) ■ステアリン酸 5.5 ■セトステアリルアルコール ■スクワラン ■オリーブ油 ■水 残量 ■防腐剤 適量 ■トリエタノールアミン 1.2 ■ソルビン ト ■酸化チタン 0 ■タルク ■着色顔料 適量 計 00 [製法] 成分■〜■を混合粉砕する。別に水相成分■〜■を混合
した溶液を調製し、粉砕した顔料を加えて分散した後、
75℃に加熱する。油相成分■〜■を80℃に加熱溶解
したものを、先に調製した水相に攪拌しながら加え乳化
する。これを攪拌しながら冷却して50℃で香料■を加
え攪拌しながら冷却し、製品を得る。
実施例70/W型クリーム く処方〉               (%)■ミツ
ロウ              5.5■セタノール
             4.5■水添ラノリン  
          7■スクワラン        
    33■脂肪酸グリセリン         3
.5■香 料 ■防腐剤 ■酸化防止剤 微量 適量 適量 ■プロピレングリコール 合計     100 [製法] 成分■、■、■及び■の水相部を攪拌混合゛し、80℃
に保つ。他の成分を混合し、加熱溶解して80℃とする
。この油相部に前述の水相部を加えて予備乳化し、ホモ
ミキサーで均一に乳化した後30℃まで冷却して製品を
得る。
実施例8 固型おしろい く処方〉               (%)■マイ
カ              残量■タルク ■酸化チタン ■ベンガラ ■黄酸化鉄 ■黒酸化鉄 ■流動パラフィ ■ミツロウ ン ■防腐剤 適量 合計      100 [製法] 成分■〜■を混合粉砕する。これを高速ブレングーに移
し、更にこれに成分■〜■を80℃で混合溶解したもの
を加えて均一に混合する。この混合物に成分■を加え混
合した後、再び粉砕しふるいを通す。これを全血に圧縮
成型する。
実施例9 頬紅 く処方〉              (%)■マイカ
              残量■タルク ■酸化チタン ■ステアリン酸亜鉛 ■コメデンプン 0色 材 ■流動パラフィン ■防腐剤 合計      100 [製法] 成分■〜■を混合し、展色する。次に、混合機の中で成
分■〜■を噴霧して加え、均一に混合し、ふるいを通し
た後プレス機を使って全血の中に圧縮し固める。
実施例10  アイシャドー く処方〉              (%)■マイカ
              残量■タルク ■雲母チタン ■ステアリン酸亜鉛 ■ラウリン酸亜鉛 ■着色顔料 ■流動パラフィン ■防腐剤 合計 00 [製法コ 成分■〜■を混合し、展色する。次に、混合機の中で成
分■〜■を噴霧して加え、均一に混合し、ふるいを通し
た後プレス機を使って全血の中に圧縮し固める。
実施例11 口紅 く処方〉              (%)■酸化チ
タン             1■赤色201号  
         1■赤色202号        
   2■黄色4号アルミニウムレーキ     1[
F]赤色223号           0.1■ヒマ
シ油 ■オクチルドデカ ■ラノリン ■液状ラノリン ■ミツロウ ■オシケライト 0キヤンデリラロ 残量 ノール       15 ウ                   7■カルナ
ウバロウ 0酸化防止剤 ■防腐剤 適量 適量 合計      100 [製法] 成分■〜■を加熱融解し均一に混合する。これに■〜■
を加え、ロールミルで練り均一に分散させた後、再融解
して■〜■を加え、脱泡してから型に流し込み急冷して
固める。固まったものを型から取り出し、容器に装填す
る。次にスティックの外観を整えてから炎の中を通し、
表面を均一にする。
実施例12 アイライナー く処方〉              (%)■カルナ
ウバロウ           5■ミツロウ    
          10マイクロクリスタリンワツク
ス   10■白色ワセリン            
1■軽質流動イソパラフイン      残量■有機ベ
ントナイ ト 0.5 ■酸化チタン ■カーボンブラック 合計      100 [製法] [F]の一部に■を加え、コロイドミルを通して分散、
ゲル化させる。一方■〜■及び■を混合し、加熱して溶
解し、■〜■を加えた後冷却してロールミルで練り、再
び加熱してとかした中に、ベントナイトゲルと残部の■
を加え、攪拌しながら冷却する。
【図面の簡単な説明】
図1は、製造例1で得られたN−ラウロイルタウリンC
a塩の結晶構造を示す走査型電子顕微鏡写真である。 以上 rXITMの浄書 平成2年8月30日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1は炭素数7〜21の直鎖又は分岐鎖のア
    ルキル、アルケニル又はヒドロキシアルキル基を示し、
    R^2は水素原子又はメチル基を示し、Xはエチレン基
    、プロピレン基又は▲数式、化学式、表等があります▼ を示し、Mは多価金属原子を示し、mはMの原子価を示
    し、nは1〜4の整数を示す〕 で表されるアミドスルホン酸多価金属塩から成る顔料。
  2. (2)請求項1記載の顔料を含有することを特徴とする
    化粧料。
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JP2007169542A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Kao Corp 被覆無機顔料の製造方法
JP4704209B2 (ja) * 2005-12-26 2011-06-15 花王株式会社 被覆無機顔料の製造方法

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