JPH03294200A - 微細な凹凸表面構造を有するプラスチック材料の切削加工方法及びその装置 - Google Patents

微細な凹凸表面構造を有するプラスチック材料の切削加工方法及びその装置

Info

Publication number
JPH03294200A
JPH03294200A JP9637890A JP9637890A JPH03294200A JP H03294200 A JPH03294200 A JP H03294200A JP 9637890 A JP9637890 A JP 9637890A JP 9637890 A JP9637890 A JP 9637890A JP H03294200 A JPH03294200 A JP H03294200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
groove
sheet
uneven surface
surface structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9637890A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kobayashi
幸男 小林
Norizou Tomita
冨田 則三
Katsumi Yonekura
克実 米倉
Shozo Saito
斎藤 正三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP9637890A priority Critical patent/JPH03294200A/ja
Publication of JPH03294200A publication Critical patent/JPH03294200A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、微細な凹凸表面構造を有するブラじチック材
料の乾式の切削加工方法及びその装置1;関する。
本発明は、例えばフレネルレンズシートやレンチキュラ
ーレンズシート等のプラスチックレンズシートの切断加
工に有効に利用されるものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来、
プロジェクションテレビジボンやオーバーへッドブロジ
ェクタの画像表示画面として透過型または反射型の投写
スクリーンが利用されており、該スクリーンとしては、
所望の画像表示性能を得るため、レンチキュラーレンズ
やフレネルレンズを構成要素とするものが用いられてい
る。
そして、最近では特に解像度の向上を目的として、次第
にレンチキュラーレンズのピッチやフレネルレンズのピ
ッチの小さいものが要求され且つスクリーン自体の薄型
化及び大型化が要求されている。
この様なスクリーンはアクリル樹脂等の光透過性プラス
チックを用いて製作され、先ず表面に所望の微細レンズ
構造を付与して大面積のシートの形態に成形した後に、
所望の寸法に切断加工される。該切断は工具として回転
鋸刃を用いて乾式で(即ち切削油を使用せずに)行われ
る。
従って、この切断の際には、大量の切屑が発生し且つ静
電気の発生も起り、該切屑の一部はシート状被加工部材
の表面に形成されている微細な凹凸構造の凹部に溜り込
む。
そこで、従来、上記切断加工時には加工位置に対しエア
″−ブローを行ったり、該切断加工位置からエアー吸引
を行ったり、更にはこれら2つの方法を併用したりして
いる。
しかしながら、切屑のうちで微小なものは、加工時に発
生する静電気により吸引されるので、旦凹部に滑り込ん
だ切屑は容易には除去できない。
このため、スクリーンに切屑が残留して光学的特性が損
なわれやすく、また製造歩留まりも低下しやすい。
この様な問題は、上記スクリーンの切断加工のみならず
、その他の微細な凹凸表面構造を有する特に帯電性の被
加工材料の切断加工を含む切削加工装置において、同様
に発生する。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、微細
な凹凸表面構造を有するプラスチック材料を乾式にて切
削加工するに際し、該被加工材料の微細凹部に切屑が入
り込んで残留するのを防止することを目的とするもので
ある。
[課題各解決するための手段J 本発明によれば、上記目的を達成するものとしで、 微細な凹凸表面構造を有するプラスチック材料を乾式に
て切削加工する方法において、被加工材料表面の加工位
置近傍に立毛布帛を配置し、その立毛を凹部内面をも含
む被加工材料表面に接触させつつ切削加工することを特
徴とする、微細な凹凸表面構造を有するプラスチック材
料の切削加工方法、 が提供される。
本発明においては、上記被加工材料がシート状部材であ
り、該シート状部材を回転切断刃により切断することを
特徴とする、態様がある。
本発明においては、上記シート状部材がプラスチックレ
ンズシートであることを特徴とする、態様がある。
また、本発明によれば、上記目的を達成するものとして
、 微細な凹凸表面構造を有する被加工部材を乾式にて切削
加工する装置において、被加工材料がシート状部材であ
り、該被加工材料を載置固定するための手段が上記シー
ト状部材の載置台を含んでおり、該載置台には背面側か
ら正面側へと貫通せる直線状溝が形成されており、また
該溝内を載置台背面側から正面側へと突出可能で且つ該
溝方向に沿って移動可能な回転切断刃を備えており、上
記載置台の正面側の上記溝の少なくとも片側の近傍に該
溝に沿っ″r立毛布帛が付設されていることを特徴とす
る、微細な凹凸表面構造を有するプラスチック材料の切
削加工装置、 が提供される。
本発明においては、上記被加工材料を載置固定するため
の手段が上記シート状部材の載置台上に載置されるシー
ト状被加工部材のための押え部材を含んでおり、該押え
部材の上記溝に対応する位置の少なくとも片側の近傍に
立毛布帛が付設されていることを特徴とする。態様があ
る。
[実施例] 以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施例を説明
する。
第1図は本発明による切削加工方法の実施される本発明
切削加工装置の一実施例を示す正面概略図であり、第2
図はその■−■断面概略図である。本実施例は被加工材
料がプラスチック製の片面フレネルレンズシートである
場合の例である。
これらの図において%2はフレームであり、4は該フレ
ームに取付けられたレンズシートのための載置台である
。該載置台は、第2図に示されている様に、傾斜してい
る。そして、該載置台4の下部には、水平受部6が付設
されている。
上記載置台4の中央には、上下方向に直線状の溝8が形
成されており、該溝は上記載置台4の背面側から正面側
へと貫通している。そして、該載置台4の溝8の部分を
覆う様に、レンズシートのための押え部材lOが取付け
られている。該押え部材にも上記溝8に対応して溝12
が形成されでいる。上記載置台4と押え部材10とを含
んで、被加工部材を載置固定するための手段が構成され
ている。
を記フレーム2には、上記載置台4の背面側において、
上記溝8に沿ってガイドレール14が設けられており、
該レールに対し入方向に移動可能な様にキャリッジ16
が取付けられている。該キャリッジには回転切断刃(回
転鋸)18が保持されている。該切断刃はキャリッジ1
6に対しB方向に移動可能とされている。従って、該切
断刃18ぼ上記溝8を通って載1台4の背面側から正面
側へと突出可能であり、また溝8に沿って移動可能であ
る。尚、切断刃18は押え部材10の溝・l 2内に突
出することになる。
第3図は本実施例の上記載置台4の溝8の部分を示す拡
大図であり、第4図はそのrV−IV断面概略図である
図示されている様に、載置台4の正面側の上記溝8の右
側の近傍に、該溝の全長に沿って幅Wの立毛布帛20が
付設されている。該幅Wは、例えば5〜200mmであ
る。20aは該立毛布帛の基部であり、該基部が適宜の
接着剤により載置台4の正面に貼付されている。立毛布
帛20の立毛の長さはしてあり、該長さしはレンズシー
ト表面の凹部の深さ以上であるのが好ましい。該レンズ
シートの凹部深さは例えば0.005〜2mmであり、
この場合上記長さしは例えば0.5〜10mmである。
該立毛は、例えばアクリル繊維、ナイロン繊維、ポリエ
ステル繊維、ポリプロピレン繊維、アセテート繊維、綿
、ウール等からなっている。
本実施例では、立毛布帛20が載置台4の正面側の満8
の右側のみに貼付されているが、第3図に示されている
様に、該載置台4の正面側の上記溝8の左側の近傍にも
同様な立毛布帛20゛を貼付することができる。切断に
より2分されるレンズシートの片方のみが製品とされ他
方が不要部とされる場合には製品となる部分の側にのみ
立毛布帛を付設すればよ(、両方が製品とされる場合に
は両側に立毛布帛を付設すればよい。
以上の本実施例装置において、切断作業は以下の様にし
て行われる。
先ず、第1図に示される様に、レンズシートLSを載置
台4及び水平受部6上に載置し、所望の切断位置を設定
する。この設定はレンズシートLSの水平方向移動によ
りなされ、該位置設定後に押え部材10によりレンズシ
ートLSを押圧固定する。
第5図は、この際の上記第3図IV−rV断面に相当す
る部分の断面概略図である。図示されている様に、立毛
布帛20はレンズシートLSのフレネル面に当接せしめ
られ、該フレネル面(微細凹部内面を含む)が立毛によ
り覆われる。
次に、切断刃キャリッジ16をへ方向に上方に移動させ
、該キャリッジに対し切断刃18をB方向に移動させて
該切断刃を溝8を通って載置台4の正面から適宜の高さ
まで突出させる。該突出高さは、レンズシー)−LSの
厚さより大きくする。
次に、該切断刃キャリッジ16をA方向に下方へと移動
させ、切断を行う。
この際、切断により切屑が発生するが、上記立毛布帛2
0に対応するレンズシート部分は上記の様に凹部が立毛
により覆われているので、該凹部内への切屑の入り込み
が防止される。また、切断時に発生する静電気は立毛に
蓄積されるので、上記凹部内に仮に切屑が入り込んだと
しても該立毛に吸引される。従って、切断後に上記レン
ズシートLSを取り外すと、切屑は立毛には付着するけ
れども、レンズシートのフレネル面側には殆ど付着しな
い。
上記実施例装置として、新鋼工業株式会社製パネルソー
SZm型の載置台に立毛布帛「ビオレツタ」 (三菱レ
イヨン株式会社製;立毛長さL=3mm)を幅W=12
0mmに貼着したものを用いて、焦点距離1250mm
、 I/ンズビッチ0.2mmのアクリル樹脂製フレネ
ルレンズシートを実際に切断加工した。
エアーブローによりフレネル面の比較的大きな切屑を除
去した後、切断辺を1辺として含む100mm角の正方
形領域内に残留している直径0゜1mm以上の切屑の数
を数えたところ、1個であった。
これに対し、比較のために、立毛布帛を貼付しないこと
を除いて同様に切断加工して、同様に残留している切屑
の数を数えたところ、68個であった。
上記実施例にはレンズシートLSが片面側にのみ微細凹
凸構造を有する例が示されており、ここでは該微細凹凸
構造面を載置台4に接触させて切断するため、該載置台
側に立毛布帛20を取付けている。し6かし、該微細凹
凸構造面を押え部材10に接触させて切断する様に、該
押え部材側に立毛布帛を取付けることもできる。
また、載置台4側と押え部材10側との双方に立毛布帛
を取付番プておくこともできる。この場合は、両面に微
細凹凸構造を有するレンズシートを加工する際に該構造
の凹部内に切屑を残留させない様にすることができる。
第6図はその例を示す第5図と同様の部分を示す部分断
面概略図である。図示されている様に、押え部材10に
も立毛布帛21が付設されているe 21 aは該立毛
布帛の基部であり、該基部が適宜の接着剤により押え部
材10に貼付されている。
尚、上記実施例にはシート状被加工部材の切断加工の例
が示されているが、本発明はその他の形状の被加工材料
の切断や更には切断以外の切削加工にも同様に適用する
ことができる。
[発明の効果] 以上詳細に説明した様に1、本発明によれば、液加ニブ
ラスチック材料表面の加工位置近傍に立毛布帛を配置し
、その立毛な凹部内面をも含む被加工材料表面に接触さ
せつつ切削加工することにより、プラスチック材料の微
細凹部に切屑が入り込んで残留するのを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による切削加工方法の実施される本発明
切削加工装置の一実施例を示す正面概略図であり、第2
図はそのII−II断面概略図である。 第3図は本実施例の載置台の溝の部分を示す拡大図であ
り、第4図はそのIV−rV断面概略図である。 第5図及び第6図はいずれも加工時における上記第3図
IV−rV断面に相当する部分の断面概略図である。 2:フレーム、   4:載置台、 6:水平受部、  8:溝、 10:押え部材、 12:溝、 14ニガイドレール。 16:キャリッジ、 18二回転切断刃、 20.20’ 、21 :立毛布帛、 LS、LS’  :レンズシート。 第 図 ■ 第 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微細な凹凸表面構造を有するプラスチック材料を
    乾式にて切削加工する方法において、被加工材料表面の
    加工位置近傍に立毛布帛を配置し、その立毛を凹部内面
    をも含む被加工材料表面に接触させつつ切削加工するこ
    とを特徴とする、微細な凹凸表面構造を有するプラスチ
    ック材料の切削加工方法。
  2. (2)上記被加工材料がシート状部材であり、該シート
    状部材を回転切断刃により切断することを特徴とする、
    請求項1に記載の微細な凹凸表面構造を有するプラスチ
    ック材料の切削加工方法。
  3. (3)上記シート状部材がプラスチックレンズシートで
    あることを特徴とする、請求項2に記載の微細な凹凸表
    面構造を有するプラスチック材料の切削加工方法。
  4. (4)微細な凹凸表面構造を有する被加工部材を乾式に
    て切削加工する装置において、被加工材料がシート状部
    材であり、該被加工材料を載置固定するための手段が上
    記シート状部材の載置台を含んでおり、該載置台には背
    面側から正面側へと貫通せる直線状溝が形成されており
    、また該溝内を載置台背面側から正面側へと突出可能で
    且つ該溝方向に沿って移動可能な回転切断刃を備えてお
    り、上記載置台の正面側の上記溝の少なくとも片側の近
    傍に該溝に沿って立毛布帛が付設されていることを特徴
    とする、微細な凹凸表面構造を有するプラスチック材料
    の切削加工装置。
  5. (5)上記被加工材料を載置固定するための手段が上記
    シート状部材の載置台上に載置されるシート状被加工部
    材のための押え部材を含んでおり、該押え部材の上記溝
    に対応する位置の少なくとも片側の近傍に立毛布帛が付
    設されていることを特徴とする、請求項4に記載の微細
    な凹凸表面構造を有するプラスチック材料の切削加工装
    置。
JP9637890A 1990-04-13 1990-04-13 微細な凹凸表面構造を有するプラスチック材料の切削加工方法及びその装置 Pending JPH03294200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9637890A JPH03294200A (ja) 1990-04-13 1990-04-13 微細な凹凸表面構造を有するプラスチック材料の切削加工方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9637890A JPH03294200A (ja) 1990-04-13 1990-04-13 微細な凹凸表面構造を有するプラスチック材料の切削加工方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03294200A true JPH03294200A (ja) 1991-12-25

Family

ID=14163305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9637890A Pending JPH03294200A (ja) 1990-04-13 1990-04-13 微細な凹凸表面構造を有するプラスチック材料の切削加工方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03294200A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106042040A (zh) * 2016-07-21 2016-10-26 叶侃 一种塑料套侧壁切槽机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106042040A (zh) * 2016-07-21 2016-10-26 叶侃 一种塑料套侧壁切槽机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5370622B1 (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法
JPH03294200A (ja) 微細な凹凸表面構造を有するプラスチック材料の切削加工方法及びその装置
JP4216565B2 (ja) 切削装置
JP3862131B2 (ja) 近接露光装置
JP3725671B2 (ja) プロキシミティ露光装置及び方法並びに液晶ディスプレイの製造方法
JP3790059B2 (ja) シートの切断装置
JP4027764B2 (ja) ワークの固定方法
CN213708918U (zh) 一种多功能拉布平台
JP3191144B2 (ja) 布地プレス裁断用刃型
CN213034467U (zh) 一种电容触摸屏加工用定位装置
KR101896383B1 (ko) 진공 라미네이터용 비젼 얼라인장치
CN215327747U (zh) 非接触式弧面玻璃切割设备
GB1602881A (en) Reflecting surface manufacturing process
JP3029885B2 (ja) レーザ複合加工装置
US3771475A (en) Device for aligning and maintaining superposed pieces of flexible sheet material
JPH10329087A (ja) 半導体ウェハ保護フィルムの切断方法および装置
US2568505A (en) Contact screen halftone camera
JP2552404Y2 (ja) 製版機
CN215091399U (zh) 一种vcm弹簧片的切割摆装机构
JP2802994B2 (ja) 反物取扱いシステムで用いるテーブル
CN210816552U (zh) 自动清边机
CN217266265U (zh) 一种高效雪尼尔簇绒地毯机
CN114779596B (zh) 一种高精度双面曝光机
CN214736896U (zh) 一种具有sccd成像系统的切割机
CN212096218U (zh) 显示屏撕膜挂架及显示屏撕膜设备