JPH0329401Y2 - - Google Patents

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JPH0329401Y2
JPH0329401Y2 JP17035084U JP17035084U JPH0329401Y2 JP H0329401 Y2 JPH0329401 Y2 JP H0329401Y2 JP 17035084 U JP17035084 U JP 17035084U JP 17035084 U JP17035084 U JP 17035084U JP H0329401 Y2 JPH0329401 Y2 JP H0329401Y2
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roadbed
leveling
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blade
sand
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JP17035084U
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はモータグレーダ等の土砂敷均らし装置
に係るものである。
(従来の技術) 競馬場におけるダートコースのように、或る程
度締固められて基準となり得る路盤に、所要の一
定深さで土砂等の如き路盤より硬度の小さい物質
をモータグレーダ等の整地機械で敷均らす場合、
従来は入力によつて予め敷かれた土砂等の路盤ま
での深さを測定し、モータグレーダ等のオペレー
タに随時連絡することにより、オペレータはブレ
ードの上げ下げ量を判断し、敷均らし作業を行な
つていた。そのため敷均らし作業にはオペレータ
以外に数人の計測者が必要であり、多大の時間を
要した。
この作用を自動化する場合、(i)レーザにより設
定された平面を基準面としてブレードを基準面よ
り一定高さに保つ方法、(ii)予め設置した丁張りを
基準にして、これにブレードを取付けたレベル検
出用のパンタグラフを接触させ、ブレードの高さ
を制御する方法等が従来の方法として考えられ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 第6図は前記(i)の方法を示し、1はレーザー発
振器、2は同レーザー発振器1より作られる水平
のレーザー基準平面、3はブレード4に設置され
たレーザー受信器、5はレーザー受信器3から出
される信号によつて制御されるブレードリフトシ
リンダ、Aは或る程度締固められ基準となり得る
路盤、Bは同路盤上に敷均らされた土砂等の路盤
より硬度の低い物質を示している。
この方法では水平に土砂を敷均らすことは容易
であるが、競馬場のダートコースは第8図に示す
ようにコースの幅方向では中央が凸面状になつて
いるので、この方法では自動化できない。
第7図は前記(ii)の方法を示し、6は予め基準と
なるように設置された丁張り、7はブレード4に
設置され、丁張りの上をなぞつていくパンタグラ
フで、同パンタグラフによつて検出されたブレー
ドの上下偏差信号によつてブレードリフトシリン
ダ5が制御されるようになつている。
この方法では予め丁張りを設定するのに時間が
かかるという欠点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたものであつて、ブレード等の均平装置
と、同均平装置の両側の上下高さを調整する駆動
装置と、前記均平装置の両側に配設され路盤を覆
う土砂等の粉粒体の層内に潜込んで前記路盤の表
面を擦過するレベル検出棒と、同検出棒によつて
検出されたレベルが予め設定された設定値になる
ように前記駆動装置を駆動する制御装置とを具え
た土砂の敷均らし装置において、前記レベル検出
棒の先端に接触ツースを着脱自在に装着するとと
もに、同接触ツースにその下面の路盤接触面と、
同面に鋭角に交叉するように連設された傾斜受圧
面とを設けてなることを特徴とする土砂等の敷均
らし装置に係るものである。
(作用) 本考案は前記したように構成されているので、
前記レベル検出棒の先端に装着された接触ツース
下面に設けられた路盤接触面と均平装置下端との
高さの差を予め設定された基準敷均らし設定値と
等しくなるように設定して、前記均平装置によつ
て路盤表面における土砂等の粉粒体層を敷均ら
す。
この際前記レベル検出棒先端の接触ツースが土
砂等の層に潜り込んで、その下面に設けた路盤接
触面が路盤面をなぞりながら移動することによつ
て、路盤面に敷均らされた土砂等の層を敷均らし
深さが検出される。
而して前記接触ツースの路盤接触面と均平装置
下端との高さの差が前記設定値よりずれた場合、
前記制御装置によつてこの偏差量を検知して前記
駆動装置を駆動し、敷均らしレベルが設定値にな
るように均平装置の両側の上下高さを調整するも
のである。
(考案の効果) 従来この種の整地作業では、オペレータは作業
中敷均らした土砂層の深さを知ることができない
ため、オペレータ以外の人間がモータグレーダ等
に同乗して土砂層深さを測定しながらオペレータ
に敷均らし深さを指示するか、またはオペレータ
が自分の勘に頼つて敷均らし作業を行うしかなか
つた。
このため正確な深さに土砂を敷均らすにはオペ
レータ以外の人、及び相当の熟練度と時間とを要
した。
しかるに本考案によれば前記したようにレベル
検出棒で検出された敷均らしレベルが設定値にな
るように制御装置を介して駆動装置を駆動し、同
駆動装置によつて均平装置の両側の上下高さを調
整して自動的に一定の敷均らし深さを有する整地
作業が行なわれるものである。
而して前記接触ツースには下面の路盤接触面
と、同面に鋭角に交叉する受圧面が設けられてい
るので、接触ツースが路盤面に接触しながら土砂
等の層内を進行する場合、接触ツースの受圧面が
土砂等の圧力を受けて下向きの力を受ける。この
ためツースが土砂等の層中に引張られても下方に
押付けられて浮上がり難くなる。また接触ツース
の下面に設けられた路盤接触面を十分に長くとる
ことにより、面圧が低くなり、接触ツースは路盤
にくい込むことがなくなる。
従つて前記接触ツースを具えたレベル検出棒は
正確に路盤面をなぞることができるので、オペレ
ータは最初に敷均らし深さを設定するだけで後は
均平装置の上下調整操作が一切不要となり、自動
的に精確に整地作業が行なわれることとなり、作
業時間が大幅に短縮され、また熟練を要しなくな
り、オペレータ単独で整地作業が行なわれる。
また前記接触ツースはレベル検出棒の先端に着
脱自在に装着されているので、摩耗時の交換が容
易に行なわれる。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
11はモータグレーダのブレードで、その両側
に、ブラケツト12及び回転軸13を介してブラ
ケツト14が取付けられ、同ブラケツト14に回
転軸15を介してレベル検出棒16が枢支され、
その先端に後述の接触ツース17が着脱自在に取
付けられている。前記ブラケツト14とレベル検
出棒16との間にはリターンスプリング18が介
装されている。図中19は前記回転軸15を介し
てレベル検出棒16の動きを検出するレベルセン
サである。
20は土砂Bの路盤A面上に対する敷均らし深
さ設定器で、前記センサ15の出力と設定器20
の設定値は混合器21に加えられ、その偏差は演
算器22に伝えられ、油圧駆動装置23を介して
ブレード11両端のブレードリフトシリンダ24
を偏差に応じて駆動し、同各シリンダ24はサー
クルドローバ25、サークル26を介してブレー
ド11を上下動せしめる。
27はゼロ点設定器で、レベルセンサ19の出
力と同設定器27の設定値は混合器28に加えら
れ、その偏差はブレード変動量として表示器29
に表示される。
第2図乃至第5図は接触ツース17の詳細を示
し、レベル検出棒16の先端にボルト30及びス
プリングワツシヤ31を介して連結されている。
接触ツース17の下面には進行方向に長い路盤
接触面17aを有し、また土砂B中に潜りこみ易
いように、前面に路盤接触面17aと鋭角αを以
つて交叉する傾斜受圧面17bが設けられてい
る。
また前記接触ツース17の下端前面及び後方に
突設された踵片17cには夫々高さlの互いに平
行な面が形成され、接触ツース17が路盤Aとの
接触によつて徐々に摩耗した場合でも、路盤接触
面17aの長さが変化しないよう、即ち面圧が変
化しないようになつている。摩耗量がlに達した
段階で接触ツース17は交換される。なお摩耗を
考えなければl寸法の面は不要である。
図中17dはボルト孔である。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、整地作業に際して、レベル検出棒16の先
端の接触ツース17における路盤接触面17aと
ブレード11の下端との高さの差がhとなるよう
に設定し、この状態で整地作業を実施すると、接
触ツース17はその先端が土砂Bの層に潜り込
み、路盤Aにはくい込まないような適度の力のリ
ターンスプリング18、または重錘等で下方に押
付けられるので、その先端は常に土砂Bの層に埋
没し、路盤接触面17aで路盤Aをなぞりながら
移動する。
接触ツース17の下面とブレード11の下端と
の高さの差がhからずれた場合、レベル検出棒1
6の動きをレベルセンサ19が検出し、その出力
と設定値の偏差が混合器21により演算器22に
伝えられ、補正出力信号が油圧駆動装置23に送
られ、ブレードリフトシリンダ24は接触ツース
17の下端面とブレード11下端との高さの差を
hに戻す方向に作動する。
即ち最初に高さの差hを設定器20で設定する
と、接触ツース17の下面とブレード11の下端
との高さの差は自動的にhとなるように調整され
る。
前記の装置をブレード11の両側に取付け、左
右のブレードリフトシリンダ24を個々に制御す
ることにより、ブレード11の両側はその下端が
路盤Aよりの高さがhとなるように自動的に調整
される。従つてこの状態で整地作業を実施した場
合、その整地跡は路盤A上の敷均らし深さがほぼ
均一のhとなる。
なお前記作業時、接触ツース17は路盤Aに接
触しながら土砂Bの層内を進行する。このとき接
触ツース17の傾斜受圧面17bは土砂の圧力を
受け、下向きの力を受ける。このため接触ツース
17が土砂Bの層中に引張られても下方に押付け
られ、浮上がり難くなる。また長い路盤接触面1
7aを有しているため面圧が低くなり、接触ツー
ス17は土砂Bの層中には潜り込んでも路盤Aに
はくい込まず、また接触ツース17の摩耗量も少
なくなる。
また前記のように摩耗代lを設けたとき、接触
ツース17の摩耗量がl以下のときは常に路盤接
触面17aの長さは同一であり、面圧が変化しな
い。
前記実施例によれば、前記レベル検出棒16の
先端に装着された接触ツース17によつて、正確
に路盤Aを基準面としてなぞることができるの
で、オペレータは最初に敷均らし深さを設定する
だけで、爾後左右のブレードリフトシリンダ24
の手動操作が一切不要となり、作業時間が大幅に
短縮され、熟練を要することなく、オペレータ単
独で整地作業が行なわれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る土砂等の敷均らし装置の
一実施例を示す側面図、第2図及び第3図は夫々
そのレベル検出棒先端部分の側面図並に正面図、
第4図及び第5図は夫々接触ツースの側面図並に
一部縦断正面図、第6図及び第7図は夫々従来の
土砂敷均らし装置による競馬場のダートコースの
整地作業状態を示す側面図、第8図は前記ダート
コースの幅方向縦断面図である。 11……ブレード、16……レベル検出棒、1
7……接触ツース、17a……路盤接触面、17
b……傾斜受圧面、19……レベルセンサ、20
……設定器、21……混合器、22……演算器、
23……油圧駆動装置、24……ブレードリフト
シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレード等の均平装置と、同均平装置の両側の
    上下高さを調整する駆動装置と、前記均平装置の
    両側に配設され路盤を覆う土砂等の粉粒体の層内
    に潜込んで前記路盤の表面を擦過するレベル検出
    棒と、同検出棒によつて検出されたレベルが予め
    設定された設定値になるように前記駆動装置を駆
    動する制御装置とを具えた土砂の敷均らし装置に
    おいて、前記レベル検出棒の先端に接触ツースを
    着脱自在に装着するとともに、同接触ツースにそ
    の下面の路盤接触面と、同面に鋭角に交叉するよ
    うに連設された傾斜受圧面とを設けてなることを
    特徴とする土砂等の敷均らし装置。
JP17035084U 1984-11-12 1984-11-12 Expired JPH0329401Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17035084U JPH0329401Y2 (ja) 1984-11-12 1984-11-12

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JP17035084U JPH0329401Y2 (ja) 1984-11-12 1984-11-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6184762U JPS6184762U (ja) 1986-06-04
JPH0329401Y2 true JPH0329401Y2 (ja) 1991-06-24

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