JPH03293344A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH03293344A
JPH03293344A JP9542690A JP9542690A JPH03293344A JP H03293344 A JPH03293344 A JP H03293344A JP 9542690 A JP9542690 A JP 9542690A JP 9542690 A JP9542690 A JP 9542690A JP H03293344 A JPH03293344 A JP H03293344A
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silver halide
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alkyl group
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JP9542690A
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Kazuhiro Yoshida
和弘 吉田
Shoji Nishio
昌二 西尾
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、赤色域に分光感度を有するハロゲン化銀写真
感光材料に関し、さらに詳しくは製品の保存時に於ける
写真性能劣化が少なく、かつ塗布液の保存時に於ける性
能変化が少ないハロゲン化銀写真感光材料に関する。
〔発明の背景〕
写真感光材料の露光方法の一つに原図を走査し、その画
像信号に基づいてハロゲン化銀写真感光材料上に露光を
行い、原図の画像に対応するネガ画像もしくはポジ画像
を形成する所謂スキャナ一方式による画像形成方法が知
られている。スキャナ一方式による画像形成方法を実用
した記録装置は種々あり、これらのスキャナ一方式記録
装置の記録用光源に従来グローランプ、キセノンランプ
、水銀ランプ、タングステンランプ、発光ダイオードや
ヘリウム−ネオンレーザ−アルゴンレーザヘリウム−カ
ドミウムレーザーなどのコヒーレントなレーザー光源が
使用されてきた。
一方近年、ハロゲン化銀写真感光材料に対する要求はま
すます厳しく、特に高感度でしかも画像特性に優れた感
光材料の開発が強く要望されている。
高感度化を目的としてハロゲン化銀乳剤に感光色素を添
加し、分光増感する技術は従来からよく知られており、
さらには、感光色素の組合わせや感光色素となんらかの
添加剤との特殊な組合わせによってさらに高感度が得ら
れる、いわゆる強色増感に関する研究が当業界で積極的
に進められてきた。特公昭54−34535号、同48
−42501号、同56−38936号等に強色増感に
関しての記載がある。
しかしながら、これらの組合わせは、分光感度は向上す
るものの、高温、高湿下での保存性を劣化させたり、塗
布液停滞性の悪くなるものが多く、高感度、高性能化の
為にはさらに多くの研究を必要とした。
〔発明の目的〕
本発明の目的は赤外域に高い分光感度を有し、かつ経時
保存や高温、高湿下での写真性能の劣化のないハロゲン
化銀写真感光材料を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明者等は、鋭意検討の結果、上述の目的が以下によ
り達成されることを見い出し本発明を成すに至った。
即ち、支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層
を有するハロゲン化銀写真感光材料に於いて、該乳剤層
が一般式CI+)で表される色素から選ばれる少なくと
も一つにより分光増感され、かつ下記一般式CI)で表
される化合物の少なくとも一つを含有するハロゲン化銀
写真感光材料によって達成される。
一般式CI) 〔式中、R2、R5、Rいは各々水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリール
オキシ基、シアノ基、スルホ基、又はカルボキシ基を表
す。又、R2とR3、R3とR1及びR1とR6は互い
に環を形成してもよい。
R1は水素原子、アルキル基、アリール基、アミノ基又
は−OR,基(ここでR6はアルキル基、アリール基、
飽和炭素環残基を表す。)を表す。mはO〜3の整数を
示し、nは1〜3の整数を示す。〕一般式[11) %式%) 〔式中、Yl、及びY2は、各々ベンゾチアゾール環、
ベンゾセレナゾール環、ナフトチアゾール環、ナフトセ
レナゾール環、またはキノリン環を形成するのに必要な
非金属原子団を表し、これらの複素環は低級アルキル基
、アルコキシ基、アリール基、ヒドロキシル基、アルコ
キシ力ルポニル基、ハロゲン原子で置換されていても良
い。
R,、R,は、それぞれ低級アルキル基、スルホ基を有
するアルキル基またはカルボキシル基を有するアルキル
基を表す。R5は、メチル基、エチル基、プロピル基を
表す。X、はアニオンを表す。
nl、nlは、lまたは2を表す。mは、lまたは0を
表し、分子内塩の時はm=0を表す。〕以下、本発明を
詳述する。
一般式CI)において、式中、R8、R3、Rいは各々
同−又は異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子
(例えば塩素原子、臭素原子など)、アルキル基(好ま
しくは炭素原子数1〜8のもの)、アリール基(好まし
くはフェニル基)、アルコキシ基(好ましく低級アルコ
キシ基、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基
など)、アリールオキシ基(例えばフェノキシ基など)
、シアノ基、スルホ基、又はカルボキシル基を表す。
又、R2とR,、R2とR4及びR1とR1は互いに連
結して環を形成してもよい(好ましくはベンゾ縮環)。
R1は水素原子、アルキル基(好ましくは炭素原子数1
〜8のもの)、アリール基(好ましくはフェニル基)、
アミノ基(置換基を有していてもよく、置換基としては
アルキル基、アリール基、飽和炭素環残基などが挙げら
れる。)、又は−oRs基(ここでR5はアルキル基(
好ましくは炭素原子数1〜8のもの)、アリール基(好
ましくはフェニル基)、飽和炭素環残基(例えばシクロ
ヘキシル基など)を表す。)を表す。mは0〜3の整数
を示し、nは1〜3の整数を示す。
又前記、アルキル基、アリール基はさらに置換基を有し
ていてもよく、置換基としては例えばヒドロキシ基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子、アルコ
キシカルボニル基、シアノ基、アミノ基、アシルアミノ
基、スルホニルアミノ基、スルファモイル基、ニトロ基
、カルバモイル基、アルキルチオ基、アリールチオ基、
スルホニル基、スルフィニル基、スルホ基やカルボキシ
ル基などが挙げられる。
本発明に用いられる一般式(I)のヒドロキシアルドキ
シム化合物の添加量はハロデフ1モル当たり1 mg〜
5gであり、特に好ましい添加量は10mg〜5gの範
囲である。
以下、一般式CI)で示される化合物の具体例として下
記の化合物を挙げるが、これに限定されるものではない
化合物例 −1 −2 ■ r ■ 1し6h13 ■ =26 尚、前記一般式CI)で示される化合物をハロゲン化銀
写真感光材料の構成要素中に含有せしめるには、水又は
水と任意に混和可能なメタノール、エタノール等の有機
溶媒に溶解した後、構成要素に含有せしめればよい。
次に一般式(If)について説明する。
一般式(IF) (X+θ )鴎。
上記一般式〔II〕中、Yl及びY!は各々ベンゾチア
ゾール環、ベンゾセレナゾール環、ナフトチアゾール環
、ナフトチアゾール環またはキノリン環を形成するのに
必要な非金属原子群を表し、これらの複素環は低級アル
キル基(例えばメチル基、エチル基等)、アルコキシ基
(例えばメトキシ基、エトキシ基等)、ヒドロキシル基
、アリール基(例えばフェニル基)、アルコキシカルボ
ニル基(例えばトメキシカルボニル基)、ハロゲン原子
(例えば塩素原子、臭素原子等)等で置換されていても
よい。Rl+ R!は、低級アルキル基(例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基等)、スルホ基を
有するアルキル基(例えばβ−スルホエチル基、γ−ス
ルホプロピル基、γ−スルホブチル基、δ−スルホブチ
ル基、スルホアルコキシアルキル基(例えばスルホエト
キシエチル基、スルホプロポキシエチル基)など) カ
ルボキシル基を有するアルキル基(例えばβ−カルボキ
シルエチル基、γ−カルボキシプロピル基、γ−カルボ
キシブチル基、δ−カルボキシブチル基等)を表す。R
1は、メチル基、エチル基、プロピル基を表す。Xlは
、シアニン色素に通常用いられるアニオン(例えばハロ
ゲンイオン、ベンゼンスルホン酸イオン、pl”レニン
スルホン酸イオン等)を表す。mは、lまたは0を表し
、分子内塩の時はm=oを表す。
以下、本発明で用いる上記一般式〔II〕で示される化
合物の具体的な例を示す。但し本発明で用上記一般式(
n) 示される化合物の例示。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ (CH2)、5O3H (CH2)ts(he ■ ■ 9 ■ 10 ■ 11 ■ 2 ■ 13 ■ 14 CH3 ■ 15 ■ 16 ■ 17 ■ 8 ■ 9 ■ 0 ■ 21 C21(。
(cut)ssoxe ■ 22 ■ 3 ■ 24 ■ 5 (CH2)、S(hθ ■ −26 ■ 27 ■ 28 ■ 29 SO,θ ■ 30 ■ 31 ■ 32 ■ 33 ■ 34 ■ 5 ■ 36 ■ =37 th しH3 本発明の増感色素は、好ましくはハロゲン化銀1モル当
りl rrrg〜2g、更に好ましくはハロゲン5mg
〜1gの範囲でハロゲン化銀写真乳剤中に含有される。
本発明の増感色素は、直接乳剤中へ分散することができ
る。まt;、これらはまず適当に溶媒、例エバメチルア
ルコール、エチルアルコール、メチルセロソルブ、アセ
トン、水、ピリジンあるいはこれらの混合溶媒などの中
に溶解され、溶液の形で乳剤へ添加することもできる。
本発明の増感色素は、単独で用いてもよく、2種類以上
併用してもよい。また、本発明以外の増感色素を組合せ
て用いることもできる。増感色素を併用する場合、送料
で上記含有量になることが好ましい。
なお、本発明の増感色素は、米国特許2503776号
、英国特許742112号、仏閣特許2065662号
、特公昭40−2346号を参照して容易に合成するこ
とができる。
・本発明の増感色素は、好ましくはハロゲン化銀1モル
当りl■g−1g、更に好ましくは5議g〜500m1
gの範囲でハロゲン化銀写真乳剤中に含有される。
本発明の増感色素は、直接乳剤中へ分散することができ
る。また、これらはまず適当な溶媒、例えばメチルアル
コール、エチルアルコール、メチルセロソルブ、アセト
ン、水、ピリジンあるいはこれらの混合溶媒などの中に
溶解され、溶液の形で乳剤へ添加することもできる。
本発明の増感色素は、単独で用いてもよく、2種類以上
併用してもよい。また、本発明以外の増感色素を組合せ
て用いることもできる。増感色素を併用する場合、総量
で上記含有量になることが好ましい。
なお、本発明の増感色素は、米国特許2503776号
、英国特許742112号、仏間特許2065662号
、特公昭40−2346号を参照して容易に合成するこ
とができる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いるハロゲン化
銀については、特に限定はないが、塩化銀もしくは塩臭
化銀が好ましい。塩臭化銀の組成はAgCQ/ AgB
r −100/ 0〜2/ 98のいずれでもよいが、
好ましくはAgCQ/ AgBr −100/ 0〜5
0/ 50のモル比である。ハロゲン化銀粒子の平均粒
径は、00−1Op〜0.40p厘が好ましく、(粒径
の探準偏差)/(平均粒径)xlooで表される変動係
数が15%以下の粒径分布の狭いものがより好ましい。
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤の調製時にはロジウム
塩を添加して感度または階調をコントロールすることも
できる。ロジウム塩の添加は一般には粒子形成時が好ま
しいが、化学熟成時、乳剤塗布液調製時でも良い。
またロジウム塩を使用するときに、他の無機化合物例え
ばイリジウム塩、白金塩、タリウム塩、コバルト塩、金
塩などを併用しても良い。イリジウム塩はしばしば高照
度特性の付与の目的で、銀1モル当り10−”モル〜1
0−’モルの範囲まで好ましく用いることができる。
本発明の感光材料には、目的に応じて種々の添加剤を用
いることができる。これらの添加剤は、よ゛り詳しくは
、リサーチ・ディスクロージャー第176巻1tem1
7643 (1978年12月)および同187巻1t
e+n18716 (1979年11月)に記載されて
おり、その該当個所を後掲の表にまとめて示した。
又、本発明の感光材料の露光、現像処理条件に関しては
特に制限はなくたとえば前記リサーチ・ディスクロージ
ャー第176巻28〜30頁の記載を参添加剤 化学増感剤 増感色素 現像促進剤 カブリ防止剤 安定剤 色汚染防止剤 画像安定剤 紫外線吸収剤 フィルター染料 増白剤 硬化剤 塗布助剤 界面活性剤 可塑剤 スベリ剤 スタチック防止剤 マット剤 バインダー RD−17643 頁  分類 23    llI 23    IV 29    II+ 24    VT 〃 25    ■ 25    ■ 25〜26  ■ 〃 24    V 26    X 26〜27  m 26〜27X1 27    XI[ 〃 27    I[ 281VI 611 RD−18716 頁 分類 648−右上 648右−649左 648−右上 649−右下 〃 650左−右 649右−650左 651右 650右 650右 〃 650右 651右 本発明に用いる支持体としては、例えばバライタ紙、ポ
リエチレン被覆紙、ポリプロピレン合成紙、ガラス板、
セルロースアセテート、セルロースナイトレート、例え
ばポリエチレンテレフタレート等のポリエステルフィル
ム、ポリアミドフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポ
リカーボネートフィルム、ポリスチレンフィルム等力代
表的なものとして包含される。これらの支持体は、それ
ぞれハロゲン化銀写真感光材料の使用目的に応じて適宜
選択される。
一般式CI)で表される化合物を含有するノ10ゲン化
銀写真感光材料は、下記一般式(I[I)で表される化
合物の存在下で現像されることが好ましい。
一般式(III) 〔式中、R11は5位または6位のニトロ基、R12は
水素原子または01〜C5の低級アルキル基を表す。M
は水素原子、アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子
またはアンモニウムイオンなどのカチオンを表す。〕 一般式(III)で表される具体的化合物として、5−
ニトロインダゾール、6−ニトロインダゾールなどが挙
げられるが、本発明は何等これに限定されるものではな
い。
一般式(I[[)で表される化合物は、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、エタノール、ジェタ
ノールアミンおよびトリエタノールアミンなどの有機溶
剤、水酸化ナトリウムなどのアルカリおよび酢酸などの
酸等に溶解して現像液に添加してもよいし、そのまま添
加してもよい。
一般式(I[[)で表される化合物は現像液11当り約
l■gから1.000−gが好ましく、より好ましくは
約50−gから300■gの濃度範囲で含まれる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は露光後通常用
いられる種々の方法により現像旭理することができる。
黒白現像液は、ヒドロキシベンゼン類、l−7エニルー
3−ピラゾリドン類、アミンフェノール類、アミンベン
ゼン類等の現像主薬を含むアルカリ溶液であり、その他
アルカリ金属塩の亜硫酸塩、炭酸塩、重亜硫酸塩、臭化
物及び沃化物等を含むことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明がこれらによって限定されるものではない。
実施例1 (乳剤の調整) 溶液A 水                        
   9.712塩化ナトリウム          
 20gゼラチン             105g
溶液B 溶液                       
    3.812塩化ナトリウム         
 365gゼラチン              94
g臭化カリウム           450gヘキサ
クロロイリジウム酸 カリウム塩の0.01%水溶液    28−aヘキサ
ブロモロジウム酸 カリウム塩の0.01%水溶液    1.0■a溶液
C 水                        
    3.84硝酸銀             1
.700g40℃に保温された上記溶液A中に、pH3
、pAg7.7に保ちながら上記溶液B及び溶液Cを同
時に関数的に60分間にわたって加え、更に10分間攪
拌し続けた後炭酸ナトリウム水溶液でpHを6.0に調
整し、20%硫酸マグネシウム水溶液2a及びポリナフ
タレンスルホン酸の5%水溶液2.55qを加え、乳剤
を40℃にてフロキュレート化し、デカンテーションを
行い水洗して過剰の水溶液の塩を除去する。次いで、そ
れに3.7Qの水を加えて分散させ再び20%の硫酸マ
グネシウム水溶液0.912を加えて同様に過剰の水溶
液の塩を除去する。それに、3.7Qの水と141gの
ゼラチンを加えて、55℃30分間分散させる。これに
よって臭化銀35モル%、塩化銀65モル%、平均0.
25μ■単分散度9の粒子が得られる。
次に、クエン酸1%の水溶液を140謹a1臭化力リウ
ム5%の水溶液を57mff1加えた後、チオ硫酸ナト
リウム0.1%の水溶液を120mff1及び0.2%
の塩化金酸水溶液80mffを加えて60℃で80分間
熟成した。
上記乳剤に安定剤として4−ヒドロキシ−6−メチル−
1,3,3a、7−チトラザインデンを10g、ゼラチ
ンの20%水溶液を1600■Q加え熟成を停止させた
のち、一般式CI)及び(I[)の化合物として表−1
に示す化合物を添加し、pH及びpAgを調整したのち
に更にカプリ防止剤としてハイドロキノンを30g1延
展剤としてp−ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
を10g1絖けて増粘剤としてスチレン−無水マレイン
酸重合体を20g1アクリル酸エチルのポリマーラテッ
クスを120g添加し、硬膜剤としてl−ヒドロキシ−
3,5−ジクロロ−S−トリアジンナトリウム塩とホル
マリンを塗布直前に添加し、上記乳剤をバッキング層を
有しかつ下引加工済みのポリエチレンテレフタレート支
持体上に銀4.2g/m”になるようにし、さらに保護
膜として、ゼラチン500gの水溶液に臭化カリウムを
10g添加し、延展剤として下記化合物(a)を15g
添加し、更に平均粒径 3.5μである不定型シリカを20g添加分散し、ゼラ
チンが1.1g/菖2になるようにして乳剤層と保護層
を同時に塗布した。
(a) CHzCOO(CHx) *CHs CHCOO(CHs)scH(CHs)x03Na なお、得られた試料の乳剤塗布液保存性および感光材料
の経時保存性の評価は以下の方法で行った。
塗布液保存性 前記の塗布直前に添加する硬膜剤を添加しない状態で4
0℃で8時間撹はん保存した乳剤塗布液と、同じく1時
間保存した乳剤塗布液を作り両者の感度変化を調べた。
経時保存性 得られた試料を2分し、そのうちの1部はそのままの即
日7レシユ試料とした。
一部をポリエチレン製の袋に入れ更に紙製の袋で包装し
たのち、55℃、相対湿度50%の恒温室に72時間加
熱処理した。
得られた試料を光学ウェッジおよび670nm干渉フィ
ルターを通してキセノン光源にて10−’秒間露光した
。続いて下記の処方による現像液および定者液とを用い
て迅速処理用自動現像機にて全処理時間90秒で処理し
て行なった。
現像処理条件 (工程)     (温度)    (時間)現  像
         28°C30秒9  着     
    28℃       約20秒水 洗    
   常温     約209乾  燥       
  45°0        20秒現像液組成 (組成A) 純水(イオン交換水)         150mQエ
チレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 2gジエチレン
グリコール         50g亜硫酸カリウム 
(55%w/v水溶液)   100+n炭酸カリウム
             50gハイドロキノン  
          15g5−メチルベンゾトリアゾ
ール     200IaQ1−フェニル−5−メルカ
プトテトラゾール30mg水酸化カリウム 使用液のp
lを10.4にする量臭化カリウム         
   4.5゜(組成り) 純水(イオン交換水)          3mgジエ
チレングリコール         50gエチレンジ
アミン四酢酸二ナトリウム塩25+og酢酸(90%水
溶液)          9.3+o125−ニトロ
インダゾール        110mg1−フェニル
−3−ピラゾリドン     500mg現像液の使用
時に水500m12中に上記組成A1組成りの順に溶か
し、lQに仕上げて用いた。
定着液処方 (組成A) チオ硫酸アンモニウム(72,5%v/ v水溶液)2
40■Q 亜硫酸ナトリウム           17g酢酸ナ
トリウム・3水塩       6.5g硼酸    
             6゜クエン酸ナトリウム・
2水塩2g 酢酸(90%w/w水溶液)        13.6
m12(組成り) 純水(イオン交換水)          17m12
硫酸(50%v/v水溶液)        4.7g
硫酸アルミニウム (AQ、0.換算含量が8.1%v/wの水溶液) 2
6.5g定着液の使用時に水500m12中に上記組成
A1組成りの順に溶かし、IQに仕上げて用いた。
この定着液のpnは約4.3であった。
現像処理した試料について写真特性曲線を書き感度を測
定した。
表中の感度は、濃度1.0を得るに必要な露光量の逆数
から求め、試料No、lの即日試料を100としたとき
の相対感度で表した。
また塗布液の保存性は、1時間後の試料の感度を100
としたと きの8時間停滞試料の感度変化率 で表した。
表1から明らかなように、本発明に係る一般式CI)の
化合物を添加することにより、経時保存での写真的性能
劣化が著しく改良され、かつ塗布液の停滞保存性が安定
化した感光材料を得られることが分かる。
〔発明の効果〕
本発明により、赤色域に高い分光感度を有し、かつ経時
保存での写真的性能劣化のないハロゲン化銀写真感光材
料が得られた。
またこのような本発明の効果と併せて、乳剤塗布液の保
存停滞性も安定化した特性を有していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有す
    るハロゲン化銀写真感光材料に於いて、該乳剤層が一般
    式〔II〕で表される色素から選ばれる少くとも一つによ
    り分光増感され、かつ下記一般式〔 I 〕で表される化
    合物の少なくとも一つを含有することを特徴とするハロ
    ゲン化銀写真感光材料。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_2、R_3、R_4、は各々水素原子、ハ
    ロゲン原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、
    アリールオキシ基、シアノ基、スルホ基、又はカルボキ
    シ基を表す。又、R_2とR_3、R_2とR_4及び
    R_3とR_4は互いに環を形成してもよい。 R_1は水素原子、アルキル基、アリール基、アミノ基
    または−OR_5基(ここでR_5はアルキル基、アリ
    ール基、飽和炭素環残基を表す。)を表す。mは0〜3
    の整数を示し、nは1〜3の整数を示す。〕一般式〔I
    I〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Y_1、及びY_2は、各々ベンゾチアゾール
    環、ベンゾセレナゾール環、ナフトチアゾール環、ナフ
    トセレナゾール環、またはキノリン環を形成するのに必
    要な非金属原子団を表し、これらの複素環は低級アルキ
    ル基、アルコキシ基、アリール基、ヒドロキシル基、ア
    ルコキシカルボニル基、ハロゲン原子で置換されていて
    も良い。 R_1、R_2は、それぞれ低級アルキル基、スルホ基
    を有するアルキル基またはカルボキシル基を有するアル
    キル基を表す。R_3は、メチル基、エチル基、プロピ
    ル基を表す。X_1はアニオンを表す。 n_1、n_2は、1または2を表す。mは、1または
    0を表し、分子内塩の時はm=0を表す。〕
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