JPH03293120A - ブロック製造方法 - Google Patents

ブロック製造方法

Info

Publication number
JPH03293120A
JPH03293120A JP9677990A JP9677990A JPH03293120A JP H03293120 A JPH03293120 A JP H03293120A JP 9677990 A JP9677990 A JP 9677990A JP 9677990 A JP9677990 A JP 9677990A JP H03293120 A JPH03293120 A JP H03293120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
wood
lumber
resin
moisture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9677990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2931031B2 (ja
Inventor
Masaki Kawasaki
河崎 正樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamau KK
Original Assignee
Yamau KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamau KK filed Critical Yamau KK
Priority to JP9677990A priority Critical patent/JP2931031B2/ja
Publication of JPH03293120A publication Critical patent/JPH03293120A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2931031B2 publication Critical patent/JP2931031B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、ブロック製造方法に関する。
(ロ) 従来の技術及びその課題 従来、公園等においては、木質が人に与える自然感とや
わらかさを利用するために、木材のブロックを表面のみ
露出させて地中に埋め込むことにより歩道を施工してい
る。
ところが、木材のブロックは、コンクリートブロックや
レンガに比べて、腐りやすく、強度が弱く、耐摩耗性に
劣り、燃えやすいなどの問題がある。
そこで、木材に不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹
脂、アクリル樹脂等の合成樹脂を含浸させて硬化させ、
同木材の裏面にコンクリート又はモルタルを打設して固
化させてブロックを形成することにより、上記の問題点
を解決する発明が本願出願人から既に出願されている。
そして、同発明には、木材に不飽和ポリエステル樹脂等
の合成樹脂を含浸させる際、まず、タンク内に木材を収
容し、同タンク内を減圧することにより、木材中の水分
と空気を放出させ、同木材を減圧下において合成樹脂中
に浸漬し、タンク内の圧力を常圧にもどし大気圧を利用
して木材に上記樹脂を含浸させ、次に、同木材を高温室
に収容し加熱して合成樹脂を熱硬化させる。
次に、上記水利の裏面に、コンクリート又モルタルを打
設して固化させることにより、ブロックを形成する技術
が開示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところが、上記技術中、木材中の水分と空気を放出させ
る工程において、減圧しただけでは、木材組織中の水分
を完全に放出させることが出来ず、そのため、含浸樹脂
を硬化させるために高温室に収納して加熱したとき、木
材組織中に残留した水分が蒸発して、−−口含浸した樹
脂を木材から押出すために、木材ブロック中に空洞がで
き、強度が低下したり、吸湿して腐敗するなどの欠点が
あった。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明では、木材を熱処理によって絶乾状態まで乾燥さ
せ、この絶乾状態の木材に不飽和ポリエステル樹脂、フ
ェノール樹脂、アクリル樹脂等の合成樹脂を含浸させ、
該木材の裏面にコンクリ−(ホ) 作用効果 本発明によれば、樹脂を含浸させる前に、木材を熱処理
して、水分が全く無い絶乾状態にしているので、加熱し
ても含浸させた樹脂が押出されず、したがって、空洞が
発生せず強度の低下、吸湿による腐敗を防止することが
できる。
(へ) 実施例 本発明に係るブロック製造方法の実施例を詳細に説明す
る。第1−図は本発明に係るプロ・ツク(A)の製造工
程のフローを示しており、同フローは、乾燥工程(10
)、含浸工程(20)、硬化工程(30)、コンクリー
ト打設・同化・脱型工程(40)及び養生工程(50)
からなり、以下、各工程について具体的に説明する。
〔乾燥工程(10):1 所定寸法に裁断した木材(1)を、乾燥室内に収納して
空気を遮断した状態で長時間強熱し、木材(1)の組織
中の水分まで乾燥させて、水分を全く含まない絶乾状態
にする。
なお、上記乾燥工程(同)では、木材(1)を絶乾状態
にすることを優先して、もし木材’(1)が半炭化また
は炭化しても、木材(1)中の水分が全く無くなるまで
木材(1)を強熱する。
〔含浸工程(20)) 含浸樹脂の一例として不飽和ポリエステル樹脂を用いる
場合について説明する。
密閉可能のタンクを用意し、同タンク中に乾燥工程(1
0)で絶乾状態にされた木材(1)を収納し、同タンク
内を約4+nn+Hgに減圧して、約10分間放置する
ことにより、木U(1)組織中の空気を放出させる。
上記のように減圧したタンク内で、不飽和ポリエステル
樹脂の入った容器中に、上記木材(1)を浸漬し、減圧
したタンク内の圧力を常圧にもどすことによって、木材
(1)の組織中に上記樹脂を含浸させる。
〔硬化工程(30)) 上記タンク中から、不飽和ポリエステル樹脂を含浸させ
た木$4’(1)を取出し、室内温度150〜180℃
の高温室に約30分間収容して、不飽和ポリエステル樹
脂を熱硬化させる。
また、上記木材(1)を85〜90℃の熱湯中に浸漬し
て、不飽和ポリエステル樹脂を熱硬化させることもでき
る。
〔コンクリート打設・固化・脱型工程(40))不飽和
ポリエステル樹脂を含浸・硬化させた木材(1)の裏面
に、ウェットコンクリートを打設する場合には、第2図
に示すように、裏面を上方に向けて載置した上記木材(
1)の周面に型枠(2)を取付け、同型枠(2)中にウ
ェットコンクリート(W)を打設して固化させた後、脱
型してブロック<A)を成形する。
また、ドライコンクリートを打設する場合は、振動・加
圧装置(図示せず)の底板上にシリコン樹脂等のゲル状
の衝撃吸収体を張設し、同衝撃吸収体上に木材(1)を
裏面を上方へ向けて載置し、同木材(1)の周面に型枠
を取イτ1け、同型枠中にドライコンクリートを打設す
ると共に、型枠上面に振動・加圧装置の天板を閉塞状態
に載置して、振動と圧力を加えながらドライコンクリー
トを固化させ、その後脱型してブロック(A)を成形す
る。
また、コンクリート等を打設する際には、上記木材(1
)の裏面と同裏面に面接するコンクリート(c)等の面
との間にエポキシ系の接着剤を介在させて、木材とコン
クリート(c)等との化学的、物理的付着力を増大させ
ることもできる。
〔養生工程(50)) ウェットコンクリートを使用した場合には、ブロック(
A)を室内温度的60℃の養生室内に約3時間収容して
養生する。
また、ドライコンクリートを使用した場合には、ブロッ
ク(A)を常温(18〜25℃)下で最低14日間自然
養生する。
次に、本発明の製造方法によって製造したブロックの実
施例について説明する。
第3図示のブロック(A)は、合成樹脂を含浸・硬化さ
せた略知形板状の木材(1)の裏面に、コンクリート(
c)を打設・固化させて形成したものであり、第4図で
示すように、木材(1)の裏面に、互いに交差したあり
溝(la)を複数条形成して、木材(1)とコンクリ−
1−(c)との結合を強化したものである。
また、第5図に示す(1°)は、他実施例としての木材
であり、同木材(lo)の裏面には、コンクリート(c
)との結合を強化するための複数個の四部(1°a)を
設けている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプロ・ツク製造方法のフロー図、
第2図はコンクリート打設状態説明図、第3図は本発明
により製造したプロ・ツクの斜視図、第4図は木材の斜
視図、第5図は他実施例としての木材の斜視図。 (1):木材 (c):コンクリート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)木材(1)を熱処理によって絶乾状態まで乾燥させ
    、この絶乾状態の木材(1)に不飽和ポリエステル樹脂
    、フェノール樹脂、アクリル樹脂等の合成樹脂を含浸さ
    せ、該木材(1)の裏面にコンクリート(c)又はモル
    タルを打設して固化させることを特徴とするブロック製
    造方法。
JP9677990A 1990-04-11 1990-04-11 ブロック製造方法 Expired - Lifetime JP2931031B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9677990A JP2931031B2 (ja) 1990-04-11 1990-04-11 ブロック製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9677990A JP2931031B2 (ja) 1990-04-11 1990-04-11 ブロック製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03293120A true JPH03293120A (ja) 1991-12-24
JP2931031B2 JP2931031B2 (ja) 1999-08-09

Family

ID=14174125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9677990A Expired - Lifetime JP2931031B2 (ja) 1990-04-11 1990-04-11 ブロック製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2931031B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103112065A (zh) * 2013-01-20 2013-05-22 阜阳市金木工艺品有限公司 木材炭化浸胶处理方法
CN115139380A (zh) * 2022-06-30 2022-10-04 华南农业大学 一种木材强化处理方法及其碳素材料

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103112065A (zh) * 2013-01-20 2013-05-22 阜阳市金木工艺品有限公司 木材炭化浸胶处理方法
CN115139380A (zh) * 2022-06-30 2022-10-04 华南农业大学 一种木材强化处理方法及其碳素材料
CN115139380B (zh) * 2022-06-30 2023-05-09 华南农业大学 一种木材强化处理方法及其碳素材料

Also Published As

Publication number Publication date
JP2931031B2 (ja) 1999-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI87677C (fi) Isolerad vaegg
JPH03293120A (ja) ブロック製造方法
JPS6059064B2 (ja) マイクロ波加熱硬化鋳型用模型の製造方法
JPH0261204A (ja) ブロック
JPH0140722B2 (ja)
FI92919C (fi) Menetelmä kovapuristetun puun valmistamiseksi
JPH0681682B2 (ja) 改質木材の製造方法
JPH0437025B2 (ja)
JPS565722A (en) Manufacturing of mold of simple construction
JPH0390335A (ja) Frp中空体の製造方法
JP3074503U (ja) 繊維膜を被覆した建築用型枠
JPS626733A (ja) 鋳造用砂型
JPS5985703A (ja) 多重型容器製造における脱気方法
JPH05105555A (ja) 無機系建材の耐凍害性の改良方法
JPS5912616B2 (ja) 木片,木毛セメント板及びその製造方法
JPS5855000Y2 (ja) 化粧合板
JPS5938260Y2 (ja) 複合素材
JPH0810267Y2 (ja) ツリーサークル
JPS5839859Y2 (ja) 重合性物質含浸コンクリ−ト管の製造用枠材
JPH01256663A (ja) 水硬性セメント組成物の養生方法
JPH06263563A (ja) Alc積層品の製造方法
JPH03166905A (ja) 樹脂含浸木質系材料の製造方法
KR930000253A (ko) 복합 프리팹 콘크리트 판넬 및 그 제조방법
JPS6339333B2 (ja)
JPS62201236A (ja) 成形吸音材