JPH0329249Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0329249Y2
JPH0329249Y2 JP1985091234U JP9123485U JPH0329249Y2 JP H0329249 Y2 JPH0329249 Y2 JP H0329249Y2 JP 1985091234 U JP1985091234 U JP 1985091234U JP 9123485 U JP9123485 U JP 9123485U JP H0329249 Y2 JPH0329249 Y2 JP H0329249Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
indicator lamp
display
sensor switch
indicator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985091234U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6232U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985091234U priority Critical patent/JPH0329249Y2/ja
Publication of JPS6232U publication Critical patent/JPS6232U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0329249Y2 publication Critical patent/JPH0329249Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、農用トラクタ、コンバイン、田植機
等の作業用走行車の異常表示装置に関するもので
ある。
〔従来技術及び考案が解決しようとする問題点〕
一般に、この種作業用走行車には、例えばコン
バインの場合、運転席前方に配した計器盤に、エ
ンジンや電機系統の異常報知を行うインジケータ
ランプの他に、ホツパ充満、排稈詰り、二番詰り
等の複数の異常検知部所にそれぞれ対応したイン
ジケータランプが多数設けられていて、異常が生
じた場合に作業者に異常表示をして報知するよう
になつている。
しかるに従来、これらインジケータランプは、
異常が発生した場合、異常が発生した部所に対応
するインジケータランプのみが点灯するにすぎな
いので、作業状況を常に注視ししながら作業をし
ている作業者は、このインジケータランプの点灯
みのではどうしても見落とし易く、特に直射日光
を受けての圃場での作業においてはインジケータ
ランプの点灯の有無が判別しずらく、このため異
常表示の点灯に気付かずに作業が続行され、取り
返しが付かない状態にまで異常が進行してしまう
ことがしばしばあり問題になつていた。
そこで実公昭60−7951号公報に示される如く異
常発生に連繋して全てのインジケータランプの表
示をするようにして見落としの防止を計るように
したものが有るが、このものは、異常発生の確認
操作をいちいちした後でなければ異常発生部所が
どこであるかが判明せず、このため異常発生部所
の確認がどうしても遅れがちになるうえ、確認操
作を手間取ることによつて異常発生に対応した処
置を迅速に採れなくなるという惧れがあつて安全
性に未だ欠けたものである。
〔問題を解決する手段〕
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができる作業用走行車の異常表示
装置を提供することを目的として創案されたもの
であつて、作業用走行車における複数の異常検知
部所にそれぞれ対応させた異常表示用のインジケ
ータランプと、各異常検知部所の異常発生をそれ
ぞれ感知するセンサスイツチと、これら各インジ
ケータランプが出力側に接続され、また各センサ
スイツチが入力側に接続され、センサスイツチの
少なくとも一つの異常感知の入力を受けて、該異
常感知したセンサスイツチに対応したインジケー
タランプおよび他の異常のないセンサスイツチに
対応したインジケータランプに対し、異常の有無
が互いに区別できるようにそれぞれ異なつた表示
出力を同時に出力する制御機構とで構成したこと
を特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、どこかに
異常が発生した場合に、それに対応する部位のイ
ンジケータランプのみでなく、他のインジケータ
ランプも同時に異常表示を行わしめ、かつ異常発
生をした部所のインジケータランプが他のものか
ら確実に区別できるようにして異常表示の見落と
しを可及的に防止できるようにしたものである。
〔実施例〕
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1はコンバインの機体本体
であつて、該機体本体1には、圃場に植立する茎
稈を梳起して刈取る前処理部2、茎稈を脱穀する
脱穀部3、脱穀された穀粒を選別し、収納袋に収
納する選別収納部4、脱穀処理された排稈を結
束、細断等の後処理をする後処理部5、運転席
6、クローラ型走行体7等によつて構成されてい
ることはいずれも従来通りである。
前記運転席6の前方には計器盤8が設けられて
いるが、該計器盤8には、始動スイツチ9、方向
指示スイツチ10、抜き深さ調節スイツチ11、
燃料計12、扱胴回転計13、各種モニタリング
用のモニタリングランプ14等の他に、バツテリ
チヤージ、水温、オイル、ホツパ、排稈、二番、
ノツタ等の各異常検知部所にそれぞれ対応し、こ
れらに異常があるかないかを表示するための異常
表示用のインジケータランプLが複数並設されて
いる。そしてこれら各インジケータランプLは、
後述する異常表示方式によつて作業者に異常状態
が発生したことを表示するようになつている。
即ち、第3図に示す如く各インジケータランプ
Lが計器盤8にn個だけ在る(L1,L2……、Ln)
とし、かつこれらに対応するセンサスイツチSを
S1,S2……,Snとした場合、マイクロコンピュ
ータ等によつて構成される制御機構16の入力側
に各センサスイツチSがそれぞれ接続され、また
出力側に各インジケータランプLがそれぞれ接続
されている。そしてセンサスイツチSのうちの少
なくとも何れか一つが異常発生を感知して閉成
(ON)すると、この異常感意信号が制御機構1
6に入力することになるが、これに基づいて異常
表示が各インジケータランプLにおいてなされる
ようになつている。
そしてそのフローチヤートの例を第4図に示す
が、これによると、制御機構16によつて、まず
各センサスイツチSにおいて、閉成されたものが
あるかどうかがチエツクされ、閉成されたものが
ない場合、換言すれば全てのセンサスイツチSが
開成していて、どの部所も正常状態になつている
場合には、そのチエツク結果が第4図に示す如く
YES側に移行し、このため制御機構16からは
消灯指令が出され、インジケータランプLは全て
消灯状態のままとなる。一方、何れかの異常検知
部所に異常事態が発生してセンサスイツチSのう
ち少なくとも一つが閉成した場合(例えばセンサ
スイツチS2が閉成した場合)に、そのチエツク効
果によりフローチヤートはNO側に移行する。す
ると制御機構16では、どのセンサスイツチSが
閉成したかを検索することとなる。そして、検索
したセンサスイツチSが閉成したものである場合
(センサスイツチS2以外の全てのもの)にはOFF
側に移行して対応するインジケータランプL(イ
ンジケータランプL2以外のもの)に点滅指令が
出され、一方、閉成したものである場合(センサ
スイツチS2の場合)にはON側に移行して対応す
るインジケータランプL(即ちインジケータラン
プL2)に点灯指令を出すようになつており、こ
れによつて、異常発生部所に対応するインジケー
タランプLは点灯状態となり、それ以外のインジ
ケータランプLは点灯状態となつて異常が発生し
たことを作業者に報知するようになつており、こ
のようにしてインジケータランプLとセンサスイ
ツチSとは制御機構16によつて連繁されてい
る。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、圃場での刈取り作業を行うに際し、各部所が
正常に作動している場合には、適正な茎稈刈取の
脱穀作業が行われることとなるが、この場合には
全てのセンサスイツチSが開成していることとな
り、前述したように説明機構16でのチエツクに
よつて何れのインジケータランプLも消灯した正
常状態になつている。
この様な作業途中において、異常が発生し、こ
れを感知したセンサスイツチS2が閉成すると、制
御機構16によるチエツク判断によつてフローチ
ヤートが正常なYES側からNO側に移行し、どの
センサスイツチSが異常感知(閉成)したかを判
断するため、各センサスイツチSの検索が行われ
る。そして、異常を感知したものがセンサスイツ
チS2であることが検索されと、前述したようにイ
ンジケータランプL2に対しては点灯指令が出さ
れるが、これを除いた他のインジケータランプL
には点滅指令が出され、このようにしてインジケ
ータランプLが異常表示をして作業者に異常発生
を報知することになる。
この様に本考案では、異常が発生した場合に、
全てのインジケータランプLが異常発生表示をす
ることになるが、この場合、異常発生部所に対応
するインジケータランプL2は点灯するが、他の
インジケータランプLは点滅するという互いに区
別できる異なつた表示を同時にすることになる。
この結果、異常表示は、従来の如く異常が発生し
たものに対応するインジケータランプLが一個の
みではなく、これを含めた他のインジケータラン
プLによる全体的な表示がなされるので、作業者
に対して際立つた注意喚起がなされることにな
る。しかもこの異常表示は、異常発生部所に対応
するインジケータランプLが、他の正常なインジ
ケータランプLとは異なつた区別される表示状態
となつているので、作業者は異常発生の確認と同
時にどの部所に異常が発生したかを即座に識別し
て確実に認識することができ、従つて、従来 々
発生しがちな異常表示の見落としを可及的に無く
することができると共に、異常発生に対する迅速
な処置を行い得ることになる。
次に、第5図、第6図によつて第二実施例のも
のを説明する。これによれば、前記第一実施例の
もののセンサスイツチSに対して手動操作可能な
解除スイツチ15が並列に接続されている。そし
て、解除スイツチ15が開成された状態では、第
6図のフローチヤートに示すように前記第一実施
例の場合と同じく、異常発生によつて、異常発生
部所に対応するインジケータランプLは他のイン
ジケータランプLとは互いに区別される異なつた
状態で異常表示をすることになる。そして作業者
が異常表示を認識し、そこで解除スイツチ15を
閉成せしめると、その段階でフローチヤートは
ON側に移行して、今度は異常発生部所に対応す
るインジケータランプLのみが点滅し、他のイン
ジケータランプLは消灯する従来通りの表示方式
に切り換えられることとなり、この様にしておけ
ば、異常発生確認後、修理のため例えば機体移動
等を行う際に、全インジケータランプLが異常表
示をし続けることによる煩わしさがないうえに、
バツテリが無駄に消費されてしまつたりという不
具合がなく好都合である。また、この解除スイツ
チ15は、閉成状態を保持出来るようにしておけ
ば、作業者自らによつて、表示形式は異なるが全
てのインジケータランプが異常表示を行う本考案
の表示方式と、異常部所に対応するインジケータ
ランプのみが表示する従来の表示方式とに自由に
選択できることとなり都合がよい。
尚、本考案はこれら実施例に限定されるもので
ないことは勿論であり、要は、異常発生に際し
て、異常発生部所に対応するインジケータランプ
と他の正常部所に対応するインジケータランプと
が一斉に表示し、しかもそれらが互いに区別でき
るような異なつた表示状態となるよう制御機構に
よつて制御されていればよいのであつて、その表
示形式は、前記各実施例の如く異常発生部所に対
応するインジケータランプは点灯し、他のインジ
ケータランプは点滅するもの(第7図Aのタイミ
ングチヤート参照)であつてもよく、またこの逆
であつてもよく、さらには第7図Bに示す異常表
示のタイミングチヤートの如く異常発生部所に対
応するインジケータランプの表示は、点灯時間が
長い点滅をし、他のインジケータランプはこれと
は逆に点灯時間の短い点滅をするようにしても両
者を互いに区別することができ、さらにこの他の
異常表示形式であつてもよいものである。また、
同時に二箇所に異常が発生した場合であつても、
それに対応するインジケータランプを他のインジ
ケータランプから区別できるよう互いに異常表示
せしめるようになるので、この場合に何の支障も
ないものである。
〔作用効果〕
以上要するに、本考案は、叙述の如く構成され
たものであるから、異常が発生した場合、それに
対応するインジケータランプのみではなく、他の
インジケータランプも同時に異常表示をすること
になり、従つて、作業者に対する異常表示状態へ
の注意喚起力が著しく向上し、作業者の見落とし
を可及的に防止し得ることになる。
しかもこの異常が発生した部所に対応するイン
ジケータランプは、他の正常な部所に対応するイ
ンジケータランプとは明らかに区別される異なつ
た表示形式によつて異常表示をするので、作業者
は異常発生の認識と同時にどこに異常が発生した
かを、異常表示をしているインジケータランプを
見ただけで迅速かつ的確に確認することができ、
従つて異常部所に対する適切な対処を速やかに行
うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る作業用走行車の異常表示
装置の一実施例を示したものであつて、第1図は
コンバインの全体斜視図、第2図はその計器盤、
第3図は制御回路機構図、第4図はフローチヤー
ト、第5図は第二実施例の制御回路機構図、第6
図は同上フローチヤート図、第7図A,Bはそれ
ぞれ異常表示形式を示すタイミングチヤート図で
ある。 図中、Sはセンサスイツチ、Lはインジケータ
ランプ、16は制御機構である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作業用走行車における複数の異常検知部所にそ
    れぞれ対応させた異常表示用のインジケータラン
    プと、各異常検知部所の異常発生をそれぞれ感知
    するセンサスイツチと、これら各インジケータラ
    ンプが出力側に接続され、また各センサスイツチ
    が入力側に接続され、センサスイツチの少なくと
    も一つの異常感知の入力を受けて、該異常感知し
    たセンサスイツチに対応したインジケータランプ
    および他の異常のないセンサスイツチに対応した
    インジケータランプに対し、異常の有無が互いに
    区別できるようそれぞれ異なつた表示出力を同時
    に出力する制御機構とで構成したことを特徴とす
    る作業用走行車の異常表示装置。
JP1985091234U 1985-06-17 1985-06-17 Expired JPH0329249Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985091234U JPH0329249Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985091234U JPH0329249Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6232U JPS6232U (ja) 1987-01-06
JPH0329249Y2 true JPH0329249Y2 (ja) 1991-06-21

Family

ID=30646945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985091234U Expired JPH0329249Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0329249Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012162109A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Toyota Motor Corp 車両用表示装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720330B2 (ja) * 1975-05-22 1982-04-28
JPS607951U (ja) * 1983-06-27 1985-01-19 新東ブレ−タ−株式会社 バレル研摩装置
JPH0329249U (ja) * 1989-08-01 1991-03-22

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040348Y2 (ja) * 1980-07-09 1985-12-05 株式会社クボタ 作業車の警報装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720330B2 (ja) * 1975-05-22 1982-04-28
JPS607951U (ja) * 1983-06-27 1985-01-19 新東ブレ−タ−株式会社 バレル研摩装置
JPH0329249U (ja) * 1989-08-01 1991-03-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6232U (ja) 1987-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE102006013239B4 (de) Reifendrucküberwachunsvorrichtung und damit ausgestattetes Fahrzeug
US20160224227A1 (en) Indication Display System
US6442458B2 (en) Method and apparatus for diagnosing a vehicle
JPH0329249Y2 (ja)
JP2004033098A (ja) コンバインにおける穀粒貯留量の表示装置
KR20000011099A (ko) 표시장치
JPH0882579A (ja) 故障診断装置
CN110834584A (zh) 一种自动驾驶示警系统、方法、车辆和存储介质
JPS6080943A (ja) 車両用電子コントロ−ラの自己診断結果表示装置
JPS6221479Y2 (ja)
JPH0729019Y2 (ja) 車両のランプ断線検出表示装置
JP2651790B2 (ja) 農機における自動制御装置の故障診断装置
JPS6245538Y2 (ja)
JP2003033110A (ja) コンバイン
JPH0468590B2 (ja)
JPH0221329Y2 (ja)
JP2912873B2 (ja) 自動制御装置の故障診断装置
JPH09251027A (ja) 車速センサ系の故障診断装置
CA1291242C (en) Voice alarm output device for outboard motor
JP2571903Y2 (ja) 故障診断装置
JPH0776720B2 (ja) 車輌診断装置
JP2567657Y2 (ja) 作業用走行車の自動制御装置
JPS581734B2 (ja) 負荷検出機構
JPS6155612B2 (ja)
JPH0716333B2 (ja) 作業機