JPH03292163A - サーマルヘッドの駆動方法 - Google Patents

サーマルヘッドの駆動方法

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Publication number
JPH03292163A
JPH03292163A JP2403595A JP40359590A JPH03292163A JP H03292163 A JPH03292163 A JP H03292163A JP 2403595 A JP2403595 A JP 2403595A JP 40359590 A JP40359590 A JP 40359590A JP H03292163 A JPH03292163 A JP H03292163A
Authority
JP
Japan
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heat
heating
adjacent
resistors
printing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2403595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kano
浩 蚊野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は、昇華型熱記録装置で使用する濃度階調表現が
可能なサーマルヘッドの駆動方法に関する。 [0002]
【従来の技術】
熱記録装置は、複数の発熱抵抗体が主走査方向に並列に
設けられたサーマルヘッドを用いて、上記発熱抵抗体を
通電発熱させると共に、発熱抵抗体と記録媒体とを上記
発熱抵抗体の並列方向と直交方向(副走査方向)に常に
相対移動せしめることによって記録媒体上に印写を行う
装置である。 [0003] この熱記録装置を用いて、サーマルヘッド上の全ての発
熱抵抗体を一斉に発熱させる場合、発熱抵抗体全体に供
給される電流が急激に増大することにより、発熱抵抗体
の発熱に供する装置の駆動電圧が降下してしまう。 [0004] 従って、この電圧降下を抑制するため、通常発熱抵抗体
及び通電時間を分割して発熱させる2分割駆動法がある
。 [0005] 図3及び図4は、この2分割駆動法を示しており、発熱
抵抗体r1〜r8の発熱を、また後半の時間帯で発熱抵
抗体r5〜r8を、発熱せしめ、1ラインの印写を行う
場合の従来の発熱タイミング図である。 [0006] 両図において、r1〜r8は、共通電極Nに接続され、
サーマルヘッド上の主走査方向に等間隔に設けられた発
熱抵抗体、D1〜D8はANDゲートで示されるドライ
バで、このドライバD1〜D8の一方の入力端子には、
単位発熱パルスのパルス列からなるストローブ信号ST
 (パルス長の一周期をτとする。)が、また他方の入
力端子には所望の印写データ信号DAI〜DA8が入力
され、上記ドライバD1〜Dの出力端子は、上記発熱抵
抗体r1〜r8に夫々接続されている。そして、印写デ
ータ信号DAI〜DA8は同じドライバD1〜D8の一
方の入力端子に入力されるパルス列から、発熱抵抗体r
1〜r8に入力するパルス列を選択するのに用いられ上
記発熱抵抗体r1〜r8を8τ時間発熱させると、最大
濃度の印写を行うことができるように設定している。 [0007] そして、発熱抵抗体r −r の発熱開始時期は、図3
、図4中のtlであり、4 また発熱抵抗体r −r の発熱開始時期は、図3、図
4中のt2で、このt2は18 ラインの印写に要する時間を頂度2分割する時刻に位置
する。 [0008] なお、図中の発熱抵抗体r1〜r8を示す矩形内に描か
れている数字は、その発熱抵抗体に対応する印写時の記
録媒体上の階調濃度である。 [0009] 図3は、最大濃度の印写を行う場合の発熱タイミング図
を示し、この場合、発熱抵抗体r1〜r4の発熱が終わ
ると同時に、発熱抵抗体r5〜r8の発熱が始まる。言
い換えれば、発熱抵抗体rの発熱後、この発熱抵抗体r
4が放熱しないうちに、発熱抵抗体rが発熱しているの
で、発熱抵抗体r4と発熱抵抗体r5との発熱による記
録媒体上のドツト間が白く抜けることはない。 [0010] しかしながら、図4に示すような濃度の薄い印写を行う
場合、発熱抵抗体r1まるので、発熱抵抗体r と発熱
抵抗体r5との発熱による記録媒体上のドツト間4 は白く抜け、継続してその印写を行っていくと、その白
い部分が、副走査方向に白いラインとなってしまう。 [0011] この原因は、発熱抵抗体rの発熱後、発熱抵抗体r5が
発熱を開始するまでの間、発熱抵抗体r は放熱し、そ
の後、隣接する発熱抵抗体r5が発熱するところにある
。従って、発熱抵抗体rが発熱するものの、発熱抵抗体
r4は放熱し、冷えきっているので、発熱抵抗体r と
発熱抵抗体r5との発熱による記録媒体上のドツト間は
白く抜け、継続してその印写を行っていくと、その部分
がちょうど記録媒体上の副走査方向に白いラインとなっ
てしまう。 [0012] ところで、通常の印写の際には、記録媒体全面の印写に
要する時間を抑制するために、印写中であっても、その
記録媒体を常時搬送させている。このとき、図3及び図
4の発熱タイミング図に従って、印写を行えば発熱抵抗
体r1〜r8による印写画像上には、発熱抵抗体r −
r  と発熱抵抗体r5〜r8との発熱が全く異4 なる時間帯であるために、発熱抵抗体r と発熱抵抗体
r5との印写境界部分の副走査方向に大きくずれる段差
が必ず発生してしまう。 [0013] 従って、解像度の高い印写を行う場合には、その段差が
品質の低下を招来させてしまう危惧がある。 [0014]
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題に鑑み成されたもので、印写濃度
に拘わらず、記録媒体上の副走査方向に不所望な白いラ
インを発生せしめないと共に記録媒体上の主走査方向に
ラインを印写する場合でも、従来、ラインの途中の副走
査方向に大きくずれて発生していた段差を目立たなくせ
しめるサーマルヘッドの駆動方法を提供するものである
。 [0015]
【課題を解決するための手段】
1.2、・・・・・ k、に+1、・・・・・ nの如
くn個並んでいる発熱抵抗体を通電発熱させると共に、
発熱抵抗体と記録媒体とを相対移動せしめながら、デー
タを記録媒体上に記録するサーマルヘッドの駆動方法に
おいて、k+1個目の発熱抵抗体を、k個目の発熱抵抗
体よりに個目の通電発熱時間の範囲内で遅らせて通電さ
せることを特徴とする。 [0016]
【作用】
本発明であるサーマルヘッドの駆動方法においては、サ
ーマルヘッド上の全発熱抵抗体のうち、隣接する発熱抵
抗体の夫々の通電発熱時間の一部分が重複するように通
電発熱せしめる。 [0017]
【実施例】
本実施例では、従来例と同様に、並列する8個の発熱抵
抗体を有するサーマルヘッドを用い、発熱抵抗体r1〜
r8を8τ時間発熱させると、最大濃度の印写を行うこ
とができるように設定している。 [0018] なお、本実施例においても、従来例と同様に記録媒体は
、常に搬送されている[0019] 図1は、記録媒体全面に濃度一定の印写を行なう場合に
おけるストローブ信号ST及び7階調の濃度の印写デー
タ信号DAI〜DA8を示す第1の具体例の発熱タイミ
ング図である。 [0020] 図2は、記録媒体全面に階調印写を行なう場合における
ストローブ信号ST及び階調付きの印写データ信号DA
I〜DA8を示す第2の具体例の発熱タイミング図であ
る。 [0021] 図1の発熱タイミング図に示すように、7階調の印写デ
ータ信号DAI〜DA8がドからは、上記7階調の印写
データ信号DAI〜DA8に相当するγτ分の長さだけ
発熱するべく出力信号が発熱抵抗体r1〜r8に夫々印
加され、これに従って、発熱抵抗体r1〜r8が発熱し
、記録媒体上には7階調度の印写が行われる。 [0022] また、図2の発熱タイミング図に示すように、階調付き
の印写データ信号DAI〜DA8がドライバD−Dの他
方の入力端子に入力されると、ドライバD1〜D88 の出力端子からは、上記階調付きの印写データ信号DA
I〜DA8に相当する長さだけ発熱するべく出力信号が
発熱抵抗体r1〜r8に夫々印加され、これに従って、
発熱抵抗体r1〜r8が発熱し、記録媒体上に階調印写
が行われる。 [0023] これらの場合、隣接するドライバの印写データ信号DA
I〜DA8は全ての発熱抵抗体r −r  を同時に発
熱せしめる信号ではなく、隣接する発熱抵抗体r1〜r
8の8 発熱開始時期を順次、2τづつ遅らせて発熱せしめるよ
うな信号である。 [0024] このようにすることによって、隣接する発熱抵抗体の発
熱時間の一部分は重なる。即ち、隣接する発熱抵抗体の
一方の発熱抵抗体の発熱が終わらないうちに、換言すれ
ば、一方の発熱抵抗体の放熱が起きないうちに、他方の
発熱抵抗体の発熱が始まる。 [0025] 従って、隣接する2つの発熱抵抗体の発熱は、ある時間
内において、必ず同時に行われるので、発熱時の隣接す
る発熱抵抗体の熱の相互作用により、上記印写を継続し
て行なったとしても、記録媒体上の副走査方向に不所望
な白いラインは全く発生しなくなる。 [0026] 上記第1及び第2の具体例において、任意の時刻で発熱
抵抗体が通電しているのは、最大4個の発熱抵抗体だけ
で、これは従来例で示す2分割駆動の場合に略相当し、
サーマルヘッドの駆動に要する駆動電圧はあまり低下せ
ず、この駆動電圧を短時間のうちに上昇回復させる高速
応答性が良い電圧補償回路を設ける必要はない。 [0027] ところで、上記第1及び第2の具体例に示す発熱タイミ
ング図に従って、記録媒体上の主走査方向に1本のライ
ンを印写する場合、そのラインの途中で副走査方向にず
れる大きな段差は、隣接する発熱抵抗体同士が、重複し
て発熱するようにタイミング付けられているので目立た
なくなる。従って、高解像度の印写を行う場合であって
も、その段差が大きく目立つことはなく、高品質の画像
を確実に提供することができる。 [0028] なお、本実施例では、全発熱抵抗体数を8個、隣接する
発熱抵抗体同士の発熱開始時期の遅延時間を2τ、最大
濃度の印写を行わせる発熱時間を8τ、また1ラインの
印写時間を16τ、に限定して説明したが、上記実施例
に限られることはない。 [0029] また、本実施例において1ラインの印写を行うには、従
来例と同様に、16τ時間要し、副走査方向に連続的に
m個のラインの印写を行うのに要するトータル印写時間
は、従来例の16τ・m時間に対し、本実施例は、[0
030]
【数1】 16τφm+(16τ−2τ) =16τ・m+14τ =16で・(m+7/8) [0031] に示す様な時間となり、従来例と比較しても、殆ど変わ
りがないことがわかる。 更に、印写動作中、記録媒体は常に搬送されているため
、印写画像上の夫々のラインは、サーマルヘッド上の発
熱抵抗体の列に対して若干斜めに印写されるがこれが印
写結果に与える影響は皆無といってよい。 [0032]
【発明の効果】
本発明によれば、サーマルヘッド上の全発熱抵抗体のう
ち、隣接する発熱抵抗体の夫々の通電発熱時間の一部分
が重複するように通電発熱されるので、同時通電される
発熱抵抗体の数を少なくできる。 [0033] この結果、印写濃度にかかわらず、記録媒体上の副走査
方向の不所望な白いラインの発生を全く抑えることがで
きると共に、主走査方向にラインを印写する場合であっ
ても、そのラインの途中の副走査方向に大きくずれてい
た段差を目立たなくすることができ、高解像度の印写に
おいて高品質の画像を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 濃度一定の印写を行う場合の第1の具体例の発熱タイミ
ング図である。
【図2】 階調印写を行う場合の第2の具体例の発熱タイミング図
である。
【図3】 最大濃度の印写を行う場合の発熱タイミング図である。
【図4】 濃度の薄い印写を行う場合の発熱タイミング図である。
【符号の説明】
r1〜r8 発熱抵抗体 D1〜D8 ドライバ ST  ストローブ信号 DAI〜DA8  印写データ信号
【書類者】
【図1】 図面
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1、2、・・・・・、k、k+1、・・・
    ・・、nの如くn個並んでいる発熱抵抗体を通電発熱さ
    せると共に、発熱抵抗体と記録媒体とを相対移動せしめ
    ながら、データを記録媒体上に記録するサーマルヘッド
    の駆動方法において、k+1個目の発熱抵抗体を、k個
    目の発熱抵抗体よりk個目の通電発熱時間の範囲内で遅
    らせて通電させることを特徴とするサーマルヘッドの駆
    動方法。
JP2403595A 1990-01-17 1990-12-19 サーマルヘッドの駆動方法 Pending JPH03292163A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2403595A JPH03292163A (ja) 1990-01-17 1990-12-19 サーマルヘッドの駆動方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-7718 1990-01-17
JP771890 1990-01-17
JP2403595A JPH03292163A (ja) 1990-01-17 1990-12-19 サーマルヘッドの駆動方法

Publications (1)

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JPH03292163A true JPH03292163A (ja) 1991-12-24

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ID=26342061

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