JPH0329148A - 回転ヘッド方式ｐｃｍ再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用 本発明はビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）やデジタルオ
ーディオテープレコーダ（ＤＡＴ）など磁気テープ上に
斜めに形戊されたトラックの情報を回転ヘッドにより再
生する回転ヘッド方式ＰＣＭ再生装置のサーチ制御方式
に関するものである。

従来の技術 近年、ＶＴＲやＤＡＴ等の回転ヘッド方式ＰＣＭ再生装
置は機能の向上が図られ、磁気テーフ゜を高速で走行さ
せながら磁気テープ上に記録された情報を読み取るサー
チ機能や早送り再生等が実現されている。

以下図面を参照しながら、上述した従来の回転ヘッド方
式ＰＣＭ再生装置の一例について説明する。

第４図は従来の回転ヘッド方式ＰＣＭ再生装置の構成を
示すものである。１３ぱ磁気テーデである。１４１１，
１４ｂＪｄヘッドである。１６はシリンダで、回転軸に
対称に２つのヘッド１４Δ．１４ｂが搭載されている。

１６は磁気テープ駆動手段であり磁気テープ１３を可変
速で安定に走行させるものである。１７は回転速度検出
手段であり、シリンダ１６の回転速度に比例した周波数
信号を発生するものである。１８はシリンダ制御回路で
あり、シリンダ１５の回転数を制御するものである。１
９はＤＡ変換器である。２０ぱシリンダ駆動手段である
。２１はモードに応じて磁気テープ駆動手段１６に磁気
テープ１３の走行速度の目標値を与え、かつシリンダ制
御回路１８にシリンダ１６の回転速度の目標値を与える
コントローラである。

以上のように構或された回転ヘッド方式ＰＣＭ再生装置
について、以下その動作について説明する。

第４図にふ・いて、磁気テープ駆動手段１６ぱ、コント
ローラ２１からモードに応じて出力される走行速度の目
標値に応じて磁気テーグ１３の走行速度の制御を行なう
。一方、シリンダ１６０回転速度は回転速度検出器１７
により検出され、シリンダ制御回路１８においてコント
ローラ２１０回？速度の目標値との差をエラー量として
２の補数（　２’　ｓ　　ｃｏｒｌｐｒｅｍｅｎｔａｒ
ｙ　）でＤ人変換器１９へ出力される。ＤＡ変換器１９
ではシリンダ制御回路１８からのエラー量がデジタノレ
量からアナログ量に変換されシリンダ駆動手段２０に与
えられる。

したがってシリンダ１５はコントローラ２１に指定され
る回転速度の目標値に応じた速度に制御されることとな
る。ところで、磁気テープ１３とヘッド１４＆，１４ｂ
の相対速度Ｖ■は次式で表される。

ｖ，Ｒ＝　　（　ｖ，Ｄｃ　ｏ　ｓθ一Ｎ　．Ｖｔ）２
＋（Ｖ，，ＳＩＮθ）２Ｎ　：サーチ時の磁気テープ走
行倍速値ｖＮＤ：ｎ倍速時のシリンダ回転速度 θ　：スチル角 ｖｔ　：記録時の磁気テープ走行速度 この相対速度が記録時と再生時とでずれが発生し、再生
出力信号のデータレートが再生ＰＬＬ回路のロックレン
ジからはずれると、磁気テープ上記録情報の読み取りが
不可能となる。サーチ時には、再生出力信号の周波数を
記録時の周波数と等しぐすることにより通常の再生時と
同一回路で情報を読み取るため、磁気テープ１３とヘッ
ド１４ａ．１４ｂの相対速度を一定に保つようコントロ
ーラ２１によりシリンダ１６の回転速度の目標値が設定
される。第５図に高速サーチ時のヘッドの走行軌跡を示
す。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構戒では、サーチ時磁気テー
プの走行速度を変えるようモードが切り替わった際に、
シリンダ回転速度の応答と磁気テープ走行速度の応答に
差があるため、再生出力信号の周波数が記録時とずれて
し１い、通常再生と同一の回路ではテープ上記録情報を
読み取ることができないという問題を有していた。本発
明は上記問題点に鑑み、サーチ時モードが切り替わった
際にも再生出力信号の周波数を記録時の周波数に近づけ
ることにより、通常再生の場合と同じ回路で磁気テープ
上の情報を連続して読み取ることのできる回転ヘッド方
式ＰＣＭ再生装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の回転ヘッド方式Ｐ
ＯＭ再生装置は、ヘッドと、ヘッドを搭載した回転シリ
ンダと、磁気テープを可変速で安定に走行させる磁気テ
ープ駆動手段と、前記回転シリンダの回転速度に比例し
た信号を発生する回転速度検出手段と、前記回転速度検
出手段からの信号により前記シリンダの回転速度を検知
し目標回転速度からのずれをエラー量としてＤＡ変換器
を介してシリンダを駆動する駆動手段に与えシリンダの
回転を制御するシリンダ制御回路と、前記シリンダ制御
回路からのエラー量をデジタル量からアナログ量に変換
するＤＡ変換器と、前記ＤＡ変換器から出力するアナロ
グ量を一定値以下に限定するリミッターと、前記リミッ
ターの動作するタイミングを与えるタイミング発生器と
いう構威を備えたものである。

作用 本発明は上記した構成によってサーチ時モードが切９替
わった際タイミング発生器よりリミッターへ一定期間リ
ミッターを動作させるタイミング信号が出力され、タイ
ミング信号にあわせてリミッターがシリンダ制御回路か
らＤ人変換器へ出力されるエラー量を一定値以下に制限
することによりシリンダ回転速度の応答と磁気テープ走
行速度の応答がほぼ等しいものとなり、磁気テープ走行
速度が変化しつつある過渡状態にかいても磁気テープ上
の記録情報を連続して読み取ることができることとなる
。

実施例 以下本発明の一実施例の回転ヘッド方式ＰＣＭ再生装置
について、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の第一の実施例に釦ける回転ヘッド式磁
気記録再生装置の構戒を示すものである。

第１図に釦いて、１は斜めにトラックが形戊されて情報
が記録された磁気テープ、２１ｋ，２ｂはヘッド、３は
２つのヘッドが搭載されたシリンダ、４はシリンダモー
タ、６ぱシリンダ３０回転速度に比例した周波数信号を
発生する周波数発生器、６はモードに応じて磁気テープ
の走行速度を可変とする磁気テープ駆動手段、７は周波
数発生器６からの周波数信号とモードに応じたシリンダ
の回転速度の目標値との差をエラー量として出力するシ
リンダ制御回路、８はシリンダ制御回路７からのシリン
ダ回転速度のエラー量を一定値以下に制限するリミッタ
ー、９ぱリミッタ−８の出力をアナログ量に変換するＤ
Ａ変換器、１ｏはＤ人変換器９の出力に応じてシリンダ
モータ４を駆動するシリンダーモータ駆動回路、１１は
モードの変化に応じてリミッタ−９の動作のタイミング
を発生するタイミング発生器、１２は磁気テープ駆動手
段６に磁気テープ走行速度の目標値を出力し、シリンダ
制御回路７にシリンダ３の回転速度の目標値を出力し、
タイミング発生器１１にモードの切り替わりを出力する
コントローラである。

以上のように構或された回転ヘッド方式ＰＣＭ再生装置
について、以下第１図および第２図．第３図ａ，ｂ，ｃ
，ｄを用いてその動作を説明する。

１ず第２図は第１図に示した回転ヘッド方式ＰＣＭ再生
装置のＤＡ変換器９及びリミッタ８の動作を示したもの
である。第３図は第１図に示した回転ヘッド方式ＰＣＭ
再生装置のモード変化時における各部の状態の変化の一
例を示す動作図である。第３図ａぱシリンダ３の回転速
度変化、第３図ｂぱ磁気テープ１の走行速度の変化、第
３図Ｃぱヘノド２ａ・２ｂの再生出力の周波数の変化、
第３図ｄはタイミング発生器１１からリミッター８へ出
力されるタイミング信号の変化である。

第１図において、磁気テープ駆動千段６はコントローラ
１２からモードに応じて出力される走行速度の目標値に
応じて磁気テープ１の速度制御を行なう。

一方、ヘッド２＆，２ｂの取り付けられたシリンダの回
転速度は周波数発生器５により検出されシリンダ制御回
路７においてコントローラ１２０回転速度の目標値との
差をエラー量として８　ｂｉｔの２の補数でリミッター
８へ出力される。タイミング発生器１１はコントローラ
ー１２からのモード切り替わり信号に応じてリミノタ−
８を動作状態とするタイミング信号をシリンダの回転速
度が回転速度の目標値にほぼ等しくなる１での間リミフ
ター８に出力し、リミッタ−８はタイミング信号に応じ
シリンダ制御回路７のエラー量のレンジを切り替えてＤ
Ａ変換器９へ出力する。ＤＡ変換器９はリミッタ−８か
らのエラー量をデジタル量からアナログ量に変換しシリ
ンダモータ駆動回路１ｏを介してシリンダモータを駆動
する。したがってゾリンダ３はコントローラ１２から出
力される回転速度の目標値に応じた速度に制御されるこ
ととなる。第２図は第１図に示した回転ヘッド方式ＰＣ
Ｍ再生装置のＤＡ変換器９及びリミッタ８の動作を示し
たものであり、横軸はＤＡ変換器９に与えられるエラー
量で１６進数で表示している。

０１から７Ｆ−ｊでは加速指令であｂ、８ｏからＦＦ′
ｉでは減速指令である。縦軸はＤＡ変換器９の出力であ
ｂ１シリンダモータ駆動回路１０のトルク指令基準電圧
を２．５ｖ、トルク指令電圧レンジをＯ〜５ｖとしてい
る。通常はコントローラ１２によりリミッタ−８はＯＦ
Ｆ状１熊となり、シリンダ制御回路７の出力したエラー
量がその筐１ＤＡ変換器９に与えられ第２図中破線で示
されるＤＡ出力がシリンダモータ駆動回路に与えられる
。

モード切り替わり時にはりミッタ−８を動作させるタイ
ミング信号が出力され、ＤＡ変換器９に与えられるエラ
ー量が制限され第２図の実線に示すようにＤＡ出力も制
限される。

ところで、ヘッド２ａ，２ｂの再生出力周波数はシリン
ダ３の回転速度と磁気テープ１の走行速度の相対速度に
おける記録トラック方向或分から求められる。再生出力
周波数を記録時と等しく一定にするシリンダ３の回転速
度は、磁気テープ１の走行速度から一意的に決められる
。したがって、磁気テープ１の走行速度がコントローラ
１２からの出力を受けて第３図ｂに示すように変化する
とき、リミッタ−８が非動作状態の１１であったとする
と、シリンダ３の回転速度は第３図ａの破線に示すよう
に変化する。この時のヘッド２１Ｌ，２ｂの再生出力周
波数のずれ量は、第３図０の破線に示すような変化をし
、ずれ量は最大となる。

そこで第１図．第２図に示すように、磁気テープ１の走
行速度が目標速度にほぼ等しくなる筐での一定時間コン
トローラ１２からリミッター８へりミッタ−８を動作さ
せるタイミング信号を出力し、エラー量のレンジを制限
しＤＡ出力レンジを制限することにより、シリンダ３の
回転速度の変化を磁気テープ１の走行速度の変化に近づ
けることができる。

この時のコントローラ１２からのタイミング信号の変化
を第３図ｄに、シリンダ３の回転速度の変化を第３図ａ
に実線で示す。再生出力周波数のずれ量の変化は第３図
Ｃの実線のようになり、ずれ骨は小さくなる。

以上のように本発明の実施例によれば、ヘッドと、ヘッ
ドを搭載した回転シリンダと、磁気テープを可変速で安
定に走行させる磁気テープ駆動手段と、前記回転シリン
ダの回転速度に比例した信号を発生する回転数検出手段
と、前記回転数検出手段からの信号により前記シリンダ
の回転速度を検知し目標回転速度からのずれケエラー量
としてＤＡ変換器を介してシリンダを駆動する駆動回路
に与えシリンダの回転速度を制御するシリンダ制御回路
と、前記シリンダ制御回路からのエラー量をデジタル量
からアナログ量に変換するＤＡ変換器と、前記ＤＡ変換
器から出力するアナログ量を一定値以下に制限するリミ
ッターと、前記リミッターの動作するタイミングを与え
るタイミング発生器とを設けることにより、シリンダの
回転速度の応答と磁気テープの走行速度の応答がほぼ等
しいものとなり、磁気テープの走行速度が変化しつつあ
る過渡状態にかいて再生信号の周波数が記録時の周波数
に近づき、通常再生の場合と同じ回路で磁気テープ上の
記録情報を連続して読み取ることができる。

なお・、実施例にかいてエラー量をデジタ／Ｖ量からア
ナログ量に変換する変換器としてＤＡ変換器を用いたが
、これにＰＷＭ変換器を用いその出力を積分器等で平滑
してシリンダモータ駆動回路１０に与えるものとしても
よい。

１た、タイミング発生器１１に与えられるモードの切ｂ
替わりを示す信号はコントローラ１２において作戒する
ものとしたが、シリンダ制御回路７に釦いて作戊するも
のとしてもよい。

１た、タイミング発生器により作威されるタイミング信
号はモードが変わりシリンダの回転ａ度が目標値にほぼ
等しくなる１での間出力されるものとしたが、磁気テー
プの走行速度が磁気テープ走行速度の目標値にほぼ等し
くなる１での間リミノターを動作させるものとしてもよ
い。

発明の効果 以上のように本発明は、へ・スドと、ヘッドを搭載した
回転シリンダと、再生時テープを安定した速度で走行さ
せる磁気テーグ駆動手段と、前記回転シリンダの回転速
度に比例した信号を発生する回転速度数検出手段と、前
記回転速度検出手段からの信号により前記シリンダの回
転速度を検知１〜目標回転速度からのずれをエラー量と
してＤＡ変換器を介してシリンダを駆動するシリンダ駆
動回路に与えシリンダの回転速度を制御するシリンダ制
御回路と、前記シリンダ制御回路からのエラー量をデジ
タノレ量からアナログ量に変換するＤＡ変換器と、前記
ＤＡ変換器から出力したアナログ量を一定値以下に制限
するリミッターと、前記リミ２ターの動作するタイミン
グを与えるタイミング発生器とを設けることにより、シ
リンダの回転速度の応答と磁気テープの走行速度の応答
がほぼ等しいものとなり、磁気テープの走行速度が変化
しつつある過渡状態にむいて再生信号の周波数が記録時
の周波数に近づき、通常再生の場合と同じ回路でＥＢ気
テープ上の記録情報を連続して読み取ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における回転ヘッド方式ＰＣＭ
再生装置の構成図、第２図は第１図のリミッターとＤＡ
変換器の動作を示す線図、第３図ａ，ｂ，ｃ，ｄは第１
図に示した回転ヘッド方式ＰＣＭ再生装置のモード変化
時にかける各部の状態の変化の一例ケ示す動作を示す線
図、第４図は従来の回転ヘッド方式ＰＣＭ再生装置の構
或図、第６図はサーチ時の磁気テープ上トラックに対す
るヘッドの軌跡を示す平面図である。 １・・・・・・磁気テープ、２＆，２ｂ・・・・・・ヘ
ッド、３・・・・・・シリンダ、４・・・・・−シリン
ダモータ、６・・・・●・周波数発生器、６・・・・・
・磁気テープ駆動手段、７・・・・・・シリンダ制御手
段、８・・・・・・リミッター、９・・・・・・ＤＡ変
換器、１０・・・・・・シリンダモータ駆動回路、１１
・・・・・・タイミング発生器、１２・・・・・・コン
トローラ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヘッドと、ヘッドを搭載した回転シリンダと、テープ状
   記録媒体を可変速で安定に走行させる磁気テープ駆動手
   段と、前記回転シリンダの回転速度に比例した信号を発
   生する回転数検出手段と、前記回転数検出手段からの信
   号により前記シリンダの回転速度を検知し目標回転速度
   からのずれをエラー量としてＤＡ変換器を介してシリン
   ダを駆動するシリンダ駆動手段に与えシリンダの回転速
   度を制御するシリンダ制御回路と、前記シリンダ制御回
   路からのエラー量をデジタル量からアナログ量に変換す
   るＤＡ変換器と、前記ＤＡ変換器から出力するアナログ
   量を一定値以下に制限するリミッターと、前記リミッタ
   ーの動作するタイミングを与えるタイミング発生器とを
   備えたことを特徴とする回転ヘッド方式ＰＣＭ再生装置
   。