JPH03291120A - ボール転造ダイス - Google Patents

ボール転造ダイス

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Publication number
JPH03291120A
JPH03291120A JP9373390A JP9373390A JPH03291120A JP H03291120 A JPH03291120 A JP H03291120A JP 9373390 A JP9373390 A JP 9373390A JP 9373390 A JP9373390 A JP 9373390A JP H03291120 A JPH03291120 A JP H03291120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
supporting component
seat
work
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9373390A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokukazu Ishida
徳和 石田
Michio Sumiya
通夫 角谷
Kinya Kawase
欣也 川瀬
Toshiro Kimura
敏郎 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、棒状のワーク(たとえば、管材や中実棒材)
に、ホールを押圧当接して、ワークの径を縮径するため
に使用されるボール転造ダイスに関する。
「従来の技術」 従来のボール転造ダイスとしては、筒状の回転体の内周
面に複数のボールを設け、各ボールをワークの外周面に
押圧当接させるものがある(特公昭53−43465号
公報、特公昭54−23866号公報参照)。そして、
これらのものは、ワークの変形抵抗でボールか回転体の
内周面に押圧されて生ずる円周方向の摩擦力により、ボ
ールがワークの外周面を自転しながら公転して、ワーク
を塑性変形させてワークを縮径するようにしている。
「発明が解決しようとする課題ヨ しかしながら、従来のボール転造ダイスでは、ワークの
変形抵抗が大きくなっf二ときには、ボール前方への材
料流動によりボールの自転が困難になる。また、回転体
内周面とボールとの摩擦力によってボールを管材の外周
面に沿って公転させることもできなくなる。
そのため、圧下率が大きくできなかったり、加工速度が
制限されるといった欠点がある。
また、従来のボール転造ダイスでは、そのボールはワー
クの半径方向に移動することができないので、圧下率す
なわちワークの加工前の径と加工後の径との比を変えた
いときには、ボール転造ダイス自体を他の寸法のものと
交換しなければならず、圧下率の変更時の段取り作業に
時間かかかるという欠点がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされf二もので、ワーク
の変形抵抗が大きくなってもホールを円滑に自転させる
ことができるととらに、圧下率の変更を簡単にかつ短時
間で行うことがてきるボール転造ダイスを提供すること
を目的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明のボール転造ダイスは、ボール支持部材に支持さ
れたボールを、棒状のワークの外壁に押圧当接し、この
ワークを塑性変形させてその径を縮径するボール転造ダ
イスであって、前記ボール支持部材に前記ボールが着座
する球座を形成するとともに、前記ボール支持部材を前
記ワークの半径方向に移動させる移動機構を設けたこと
を特徴とする。
「作用 」 本発明では、ボール支持部材により、ホールを公転させ
ると共に、潤滑油がホール支持部材の球座とボールとの
間に引き込まれて、これらの間の摩擦力を低減すること
によって、ホールの自転も円滑に行うことか可能となる
。従って縮径に要するトルクを低減し1ニリ、限界圧下
率を向上させf二り、加工速度を大きくすることができ
る。
また、本発明では、ホール支持部材はワークの径方向の
移動させろことかできるようになってし)るので、圧下
率を変更する場合に、その段取りを簡単に行うことが可
能となる。
「実施例」 以下に、図面を参照して、本発明の一実施例について説
明する。
本実施例のボール転造ダイスでは、図示しない駆動手段
に連結される板状部材lOが設けられ、この板状部材1
0の中心部には、ワークとしての管材Aが挿入される貫
通孔10aが形成されている。また、板状部材10の内
側には、突起10bが突設されており、この突起10b
には、コイルスプリング11を介してボール支持部材1
2力(支持されている。このボール支持部材12を覆っ
て、保持部材16が板状部材10にボルト17によって
固寅しである。ボール支持部材12は、前記板状部材l
Oの中心軸に対して放射状に複数設けられており、これ
らのボール支持部材12は、コイルスプリング11をそ
の軸方向にたわませ保持部材16に沿って摺動させられ
て、管材Aの半径方向に移動自由にされている。なお、
コイルスプリングIIは、ボール支持部材12のリター
ン用のものである。
第2図に示すように、ボール支持部材12の管材A側の
端面には、球座12aが形成されており、球座12aに
は、ボール13がボール保持部材14を介して回転自在
に支持されている。球座12ユの曲率半径は、ボール1
3の曲率半径よりも大きく形成されており、ボール13
との受圧面の接点から外側に向かうにつれて隙間が漸増
するようになっている。また、ボール13の接触部に対
向して、潤滑剤供給用のノズル15が設けられており、
このノズル15から噴射された潤滑剤は、回転するボー
ル支持部材12の球座12λ上でボール13が自転する
ことにより、前記間隙から強制的に引き込まれる。その
結果、ボール13の接触部の油滑膜厚は増加し、流体潤
滑が行われる。しtユがって、変形抵抗か大きくなっに
場合に、ボールI3とボール支持部材12との摩擦抵抗
が大きくなることを防止することかできる。この結果、
縮径時のトルクを小さくしたり、限界圧下率を上昇させ
たり、加工速度を大きくすることができる。
前記ボール支持部材12の管材Aの反対側端面にはテー
パ面12bか形成されている。このテーパ面12bには
、端面にテーパ面18aが形成されたカム部材18か当
接させられ、このカム部材18は、前記保持部材16に
よって板状部材lOに対して進退自在に取り付けられて
いる。カム部材18の外周にはねじ部18bが形成され
ており、このねじ部18bには、内周にねじ部19aが
形成された筒状部材I9が、ボール支持部材12やボー
ル13を覆って螺合されている。筒状部材l9はこれを
貫通するボルト20を介して、板状部材10の外周部に
摺動するリング状の摺動部材21に取り付けられている
そして、圧下率を変更する際には、筒状部材19を回転
させて、カム部材18を進退させ、この進退変位をテー
パ面18a及びテーパ面12bを介してボール支持部材
12に伝達して、その端部に取り付けられたボール13
を管材A側あるいはその反対側に移動させる。このよう
に、筒状部材19を回転するといった操作で、圧下率を
簡単にかつ短時間で変更させることかできる。
次に、上述したボール転造ダイスを用いて、縮径加工を
行った実験例について、従来のものと比較して説明する
。ボール転造ダイスを旋盤の回転部に取り付けて回転さ
せるとともに、旋盤の工具側から管材Aを押し込むよう
にした。ここで、管材Aとしては、様々な肉厚の外径に
対する比(t/f)をもつ60−40黄銅を使用した。
まず、従来のボール転造ダイスを用いた場合においては
、t/f=0.05のときには、限界圧下率は12%、
t/f=0.10のときは20%、t/f=0.15の
ときは14%てあった。これらのt/fにおける限界圧
下率を越えると、ボールが管材Aの外表面に食い込んた
まま押し込まれた状態になった。これは、前述したよう
に、ボールの自転及び公転が困難になるためである。
さらに、従来のボール転造ダイスにおいて、そのボール
を、その径と路間−の径をもつ球座を有するボール支持
部で支持した場合について実験した。この結果は、t/
f=0.05のときには、限界圧下率は18%、t/f
=o、]、0のときは25%、t/f=o、15のとき
は20%であり、上述の従来のらのに比べて若干改善が
された。しかしながら、限界圧下率を越えると、上述と
同様ボールが管材Aの外表面に食い込んだまま押し込ま
れるという現象が起きた。これは、ボールとボール支持
部との間の摩擦力が増大してその自転が阻止されるため
、縮径に過大なトルクが必要となり、ボールの公転が不
可能になるからである。
本実施例のボール転造ダイスのように、ボール13の曲
率よりも大きな曲率の球座12aを使用して、ボール1
3とホール支持部材12の球座12aとの間に潤滑剤を
強制的に引き込むようにして、管材Aの縮径加工を行っ
た結果を示す。すなわち、t、/f=0.IOのときに
は、限界圧下率は35%、t/f=o、15のとき25
%と従来の実験例の限界圧下率をかなり向上させること
ができた。
「発明の効果」 以上説明したように、ポール支持部材にボールが着座す
る球座を形成し、ホールと球座との間を強制潤滑してい
るので、ワークの変形抵抗が大きくなっても、ボールを
円滑に自転させ、また、公転させることができる。すな
わち、ボールl自転と1公転分あたりの見かけ上の加工
量が減少し、ボール前方への材料流動を減少することが
可能となった。さらに、ポール支持部材をワークの半径
方向に移動させる機構を設けたので、圧下率の変更を簡
単にかつ短時間で行うことができるといった効果を発揮
するものである。
【図面の簡単な説明】
(ゝ 第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はその
要部を示す正面図である。 10・板状部材、12・・・ポール支持部材、12ユ・
球座、12b・・テーパ面、13・・ホール、18・・
・カム部材、18a・・テーパ面、18b・ねし部、1
9・筒状部材、!9a  ・ねし部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ボール支持部材に支持されたボールを、棒状のワークの
    外壁に押圧当接し、このワークを塑性変形させてその径
    を縮径するボール転造ダイスにおいて、前記ボール支持
    部材に前記ボールが着座する球座を形成するとともに、
    前記ボール支持部材を前記ワークの半径方向に移動させ
    る移動機構を設けたことを特徴とするボール転造ダイス
JP9373390A 1990-04-09 1990-04-09 ボール転造ダイス Pending JPH03291120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9373390A JPH03291120A (ja) 1990-04-09 1990-04-09 ボール転造ダイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9373390A JPH03291120A (ja) 1990-04-09 1990-04-09 ボール転造ダイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03291120A true JPH03291120A (ja) 1991-12-20

Family

ID=14090614

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9373390A Pending JPH03291120A (ja) 1990-04-09 1990-04-09 ボール転造ダイス

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JP (1) JPH03291120A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5782123A (en) * 1996-03-15 1998-07-21 Outokumpu Copper Products Oy Working tool for pipe wall
CN102581154A (zh) * 2012-02-10 2012-07-18 安徽省金阳钢管有限公司 不锈钢管端口缩径滚压整圆装置
CN111531050A (zh) * 2020-03-10 2020-08-14 温州文星制笔有限公司 一种针管型笔头制造装备

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