JPH032909A - 移動ロボットシステムにおける衝突防止装置 - Google Patents
移動ロボットシステムにおける衝突防止装置Info
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- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ットを制御する制御局とから構成される移動ロボットシ
ステムに関し、特に、移動ロボット相互間の衝突を防止
する衝突防止装置に関する。
伴い、この種のシステムが各種開発され、実用化されて
いる。この移動ロボットシステムにおいて、制御局は各
移動ロボットへ無線または有線によって行き先およびそ
の行き先において行う作業を指示する。制御局から指示
を受けた移動ロボットは、指示された場所へ自動走行し
て到達し、その場所で指示された作業を行い、作業が終
了した時はその場で次の指示を待つ。
ロボット同士の衝突をいかに防ぐかが大きな問題である
。いま、第1の走行路を第1の移動ロボットが走行して
いる場合において、この第1の走行路に近接する第2の
走行路があり、この第2の走行路に移動ロボットが進入
した場合、第1のロボットと衝突が起こるとする。この
ような場合、衝突を防ぐには、第1の走行路を第1の移
動ロボットが走行している時、他の移動ロボットの第2
の走行路への進入を禁止する処置が必要である。しかし
、各移動ロボットが走行する毎に、その走行路近辺の状
態を調べ、衝突の可能性のある他の走行路の進入禁止を
行うことは、多くの時間がかかり、非常に困難である。
その目的は衝突の可能性のある走行路の進入禁止を極め
て短時間で行うことができる移動ロボットシステムにお
ける衝突防止装置を提供することを目的としている。
ットを制御する制御局とからなり、各移動ロボットが走
行路に設けられたノードを検出しつつ走行する移動ロボ
ットシステムにおいて、前記制御局内に設けられ、移動
ロボットが通過した時そのノードに他の移動ロボットが
あった場合に衝突の恐れがあるノードが、走行ルートの
部分毎に記憶された衝突テーブルと、前記制御局内に設
けられ、前記移動ロボットから走行ルートの連絡を受け
た場合に、前記衝突テーブルから同走行ルートに対応し
て記憶されたノードを読み出し、他の移動ロボットのそ
の/−ドへの進入を禁止する手段とを具備してなるもの
である。
に対応して、衝突の恐れがあるノードを記憶させておき
、ある移動ロボットの走行路が決まった場合は、衝突テ
ーブル内のその走行路に対応するノードを読み出し、読
み出した/−ドへの他の移動ロボットの進入を禁止する
。
止装置を適用した移動ロボットシステムについて説明す
る。第1図は同移動ロボットシステムの全体構成を示す
ブロック図である。この図において、1は制御局、2−
1〜2−10は移動ロボットであり、制御局1と各移動
ロボット2−1〜2−10とは無線によって接続されて
いる。
された磁気テープに沿って移動するようになっており、
また、走行路には適宜の間隔をおいてノードが設定され
ている。第2図は走行路の一例を示す図であり、この図
において■、■、・・・・・・がノードである。各7−
ドには各々床面にノードマークが貼付されており、移動
ロボット2には、このノードマークを検出する検出器が
設けられている。また、メートには次の3種類がある。
に進入する時のスタート点となるノードであり、第2図
においては、■、■、■、■である。
けられているノードであり、第2図においては、■。
作業ノードで一旦停止し、次いで作業点Sl(またはS
2またはS3)まで進んで停止し作業を行う。
7−ドであり、第2図においては上記の各7−ド以外の
全ての7−ドである。
とる。
図において、1aはCPU(中央処理装置)1bはCP
U1aにおいて用いられるプログラムが記憶されたプロ
グラムメモリ、1cは後述する衝突テーブルである。1
dは地図メモリであり、第2図に示す各ノード■〜■の
(X −Y )座標、メート種別を示すデータ、そのノ
ードに接続されている他のノードの番号、そのノードに
接続されている6他のノードまでの距離等が記憶されて
いる。
メモリ1eには、予め第4図に示すリザーブテーブルR
VTが設けられている。このリザ−ブチ−プルRVTは
ノード■〜■に各々対応する記憶スロットRVI〜RV
14(各1バイト)を有している。1fは操作部、1g
は通信装置であり、この通信装置1gはCPU1aから
供給されるデータを200〜300 M Hzの搬送波
に乗せて発信し、また、移動ロボット2−1〜2−10
から搬送波に乗せて送信されたデータを受信する。
止するためのテーブルであり、複数の衝突データブロッ
クから構成されている。この場合、各衝突データブロッ
クは、走行路で接続された隣り合う2つの7−ドに対応
して1つのブロックが形成されている。例えば、第2図
の走行路の場合、ノード組〔■、■〕、〔■、■〕、〔
■、■〕、〔■、■〕、〔■、■〕、〔■、■〕・・・
・・・の各々について衝突データブロックが形成されて
いる。第5図(イ)は衝突テーブル1cの構成を示し、
また、(ロ)は各衝突データブロックの構成を示す。
ックには、ノード■からノード■へ(またはこの逆)移
動ロボット2が移動した時、そのノードに他の移動ロボ
ットが居ると衝突する恐れのあるノードの番号およびそ
のようなノードの数が書き込まれている。すなわち、衝
突データブロックには、第5図(ロ)に示されるように
、次の各データが書き込まれている。
て、Naを始点ノード、Nbを終点ノードとする。なお
、始点、終点は、2個の隣合うノードの一方を始点、他
方を終点と称しただけである。始点衝突ノードとは、始
点ノードNaに移動ロボット2が到着した場合にこれと
衝突する恐れがあるノード(そのノードに移動ロボット
がいた場合)であり、具体的には、破線で示される排除
領域Es内に存在するノードおよびその周囲一定範囲内
のノードである。ここで、排除領域ESは例えば第7図
に示すように、 (W+2α)x (L + 2α) W:移動ロボットの横幅 し=移動ロボットの長さ α=150m+++ なる大きさの領域であり、予め決められている。
で勿論始点衝突ノードであるが、排除領域ES外のノー
ドNi2も移動ロボット2が一点鎖線の状態になった場
合にその一部が排除領域Es内に入るので始点衝突ノー
ドである。また、始点ノードNa自身も始点衝突ノード
である。以上の結果、第7図の例においてはノードN
a、 N k、 N Qの番号およびノード数「3」が
各々衝突データブロック内に書き込まれる。
ドとは、第6図の終点/−ドNbに移動ロボット2が到
着した場合にこれと衝突する恐れがあるノード(そのノ
ードに移動ロボットがいた場合)であり、具体的には、
破線で示される排除領域Ee内に存在するノードおよび
その周囲一定範囲内の7−ドである。なお、一定範囲の
意味は上記の通りである。
ードとは、始点ノードNaから終点ノードNbまで移動
ロボット2が移動した場合にこれと衝突する恐れがある
ノード(そのノードに移動ロボットがいた場合)であり
、具体的には、破線で示される排除領域Ek内に存在す
るノードおよびその周囲一定範囲内のノードである。
突ノードとは、終点から始点へ向かって走行する移動ロ
ボットが始点ノードNaを検出した時点でブレーキをか
け、停止した場合にこのロボットと衝突する恐れがある
ノード(そのノードに移動ロボットがいた場合)であり
、図に示す排除領域Ep内に存在するノードおよびその
周囲一定範囲内のノードである。
突ノードとは、始点から終点へ向かって走行する移動ロ
ボットが終点ノードNbを検出した時点でブレーキをか
け、停止した場合にこのロボットと衝突する恐れがある
ノード(そのノードに移動ロボットがいた場合)であり
、図に示す排除領域Eq内に存在するノードおよびその
周囲一定範囲内のノードである。
ードとは、第6図の作業点Saに移動ロボット2が到着
した場合にこれと衝突する恐れがあるノード(そのノー
ドに移動ロボットがいた場合)であり、具体的には、破
線で示される排除領域Eg内に存在するノードおよびそ
の周囲一定範囲内のノードである。
ードとは、作業点sbに移動ロボット2が到着した場合
にこれと衝突する恐れがあるノード(そのノードに移動
ロボットがいた場合)であり、具体的には、破線で示さ
れる排除領域Ei内に存在するノードおよびその周囲一
定範囲内のノードである。
データの全部が常に記憶されているわけではない。例え
ば、始点、終点とも作業点がない場合は、勿論、作業点
衝突/−ドは記憶されていない。
ロボット2の構成を示すブロック図であり、この図にお
いて、2aはcpu、2bはcpu2aにおいて用いら
れるプログラムが記憶されたプログラムメモリ、2cは
データ記憶用のデータメモリ、2dは操作部、2eは通
信装置、2fは制御局1内の地図メモリ1dと同じデー
タが記憶された地図メモリである。また、2gは走行制
御装置であり、CPU2aから供給される走行データ(
行き先データ、走行速度データ等)を受け、磁気センサ
によって床面の磁気テープおよびノードマークを検出し
つつ駆動モータを制御し、移動ロボットを目的ノードま
で走行させる。2hはアーム制御装置であり、CPU2
aから供給される作業プログラム番号を受け、移動ロボ
ットが作業ノードに到着した時点でその番号の作業プロ
グラムを内部のメモリから読み出し、読み出したプログ
ラムによってロボットアーム(図示略)を制御して6珪
の作業を行わせる。
。
移動ロボット2を手動によって地図進入ノード■、■、
[株]、■のいずれかへ移動し、次に、移動ロボット2
の操作部2dからそのノードの番号を入力し、そして、
自動モードに切り換える。
び自身のロボット番号を通信装置2eを介して制御局l
へ送る。制御局1はそのロボット番号およびノード番号
を受け、データメモリ2c内に書き込む。以上の過程に
よって、制御局1は新たに進入したロボットの番号およ
びその位置を検知する。
た場合、制御局lはその作業点に最も近い位置にある移
動ロボットに対して、作業点S1を示す作業点コードお
よび作業プログラム番号を送信する。いま、ノード■に
移動ロボット2−1が停止しており、制御局1がこのロ
ボット2−1へ作業点コードおよびプログラム番号を送
信したとする。移動ロボット2−1のCPU2aは、受
信した作業点コードおよびプログラム番号をデータメモ
リ2c内に格納し、次に、作業点S1までの走行ルート
の探索を行う。このルート探索は、従来から公知の縦型
探索法等によって行なわれる。
ートが探索されたとすると、次にCPU2aは、地図メ
モリ2r内に記憶されているノード間距離に基づいて、
探索したルートの走行距離を、出発点/−ド■から目的
ノード■へ向けて順次累算し、予め決められている一定
距離X(第2図参照)を越える最初のノードを検出する
。いま、このノードが■であったとする。次にCPU2
aはノード■、■、■の番号およびルート予約要求コー
ドを各々制御局1へ送信する。
約要求コードを受け、まず、衝突テープル1c内のノー
ド組〔■、■〕に対応する衝突データブロックから、始
点衝突ノード、終点衝突ノード、ノード間衝突ノード、
順方向走行衝突ノードを読み出す。次に、これらのノー
ドが既に予約されているか否かをリザーブテーブルRV
Tによってチエツクする。そして、予約されていなけれ
ば、すなわち、リザーブテーブルRVTのこれらの7−
ドに対応する記憶スロットRV 1−RV 14内のデ
ータが「0」であった場合は、それらの記憶スロットに
各々ロボット番号rlJを書き込む。これによって、ル
ート■→■が予約されたことになる。
ブルlc内のノード組〔■、■〕に対応する衝突データ
ブロックから、始点衝突ノード、終点衝突ノード、ノー
ド間衝突ノード、順方向走行衝突ノードを読み出し、こ
れらのノードが既に予約されているか否かをチエツクす
る。そして、予約されていなければ、それらのノードに
対応する衝突テーブルlcの記憶スロットRVI〜RV
、14に各々ロボット番号「1」を書き込む。これによ
って、ルート■→■が予約されたことになる。
1aは、ノード■〜■の番号および予約完了コードを移
動ロボット2−1へ送信する。移動ロボット2−1は、
これらのノード番号および予約完了コードを受け、まず
、ノード■へ向って走行を開始する。
トの現在の状態(走行中、待機中、作業中等)および現
在位置を示すデータを制御局1へ送信する。制御局lは
、移動ロボット2−1から送られてくる現在位置データ
を常時チエツクし、移動ロボット2−1がノード■を通
過した時点でルート■→■の予約を解除する。すなわち
、ルート■→■の予約の際にリザーブテーブルRVTに
書き込んだロボット番号rlJを「0」に戻す。
、現在位置から目的メートへ向かう距離Xを越える最初
の7−ドを検出し、検出されたノードが■になった場合
は、ノード■、■の番号およびルート予約要求フードを
各々制御局1へ送信する。制御局1はこのノード番号お
よびルート予約要求コードを受け、衝突テーブルlc内
のノード組〔■、■〕に対応する衝突データブロック内
のデータに基づいてノード予約を行う。そして、ノード
予約が完了した場合は、ノード■、■の番号お°よび予
約完了コードを移動ロボット2−1へ送信する。移動ロ
ボット2−1は、これらのノード番号および予約完了フ
ードを受け、ノード■まで走行する。移動ロボッ)2−
1が7−ド■を通過すると、前述した場合と同様にして
、制御局lにおいてルート■→■の予約取り消しが行な
われる。そして、ノード■に到達すると、次に横行(横
方向へ進むこと)によって作業点S1へ進む。移動ロボ
ッ)2−1が作業点S1に到達すると、ルート■→■の
予約取り消しが行なわれる。但し、この場合、終点作業
衝突メートだけは取り消しが行なわれない。
ができたが、ルート■→■の予約ができなかったとする
。このようなことは、例えばノ、−ド■→■→■と走行
する移動ロボ・ット2−Kが先にそのルートを予約して
いた場合に発生する。この場合、移動ロボット2−1は
ノード■を通過した時点で停止し、待機しつつ繰り返し
ルート予約要求コードを制御局1へ送信する。移動ロボ
・yト2−Kがルート■→■を通過すると、制御局1が
ルート■→■の予約を解、除し、次いで、移動ロボット
2−1が要求しているルート■→■の予約を行う。これ
により、移動ロボット2−1が進行可能となる。
■の予約しかできず、ルート■→■の予約ができなかっ
た場合、制御局lはルート■→■の予約完了を移動ロボ
ット2−1へ連絡する。この場合、移動ロボット2−1
はルート■→■の走行を開始し、また、走行途中におい
てノード■以降の予約要求を行う。
御局1内にリザーブテーブルRVTが設けられ、各移動
ロボット2はこのリザーブテーブルRVTに予約を行っ
てから走行する。したがって、予定の走行ルートに他の
移動ロボット2がいる場合あるいは予定走行ルートを他
の移動ロボットが先に進入するような場合等においては
、ルート予約ができないことから、走行できず、この結
果、他の移動ロボット2と衝突する恐れが全くない。
検出しつつ同テープに沿って走行するものであるが、こ
の発明は移動ロボットが超音波センサによって周囲の情
況を検出しつつ走行するものにも適用することができる
。また、上記実施例は移動ロボットがアームを有してい
るが、この発明はアームを有さず、単に自動走行するだ
けの移動ロボット(運搬用等)にも適用することができ
る。
内に予め走行路の各部に対応して、衝突の恐れがあるノ
ードを記憶させておくようにしたので、移動を開始しよ
うとしているロボットの走行路が決まった場合に、他の
移動ロボットが進入すると衝突する恐れがあるノードを
、衝突テーブルから直ちに検出することができ、これに
より、衝突の可能性のある走行路(ノード)の進入禁止
を極めて短時間で行うことができる効果がある。
ムの構成を示すブロック図、第2図は各移動ロボットが
走行する走行路の一例を示す図、第3図は第1図におけ
る制御局1の構成を示すブロック図、第4図は第3図に
おけるデータメモリle内に設定されているリザーブテ
ーブルRVTを示す図、第5図は第3図における衝突テ
ーブル1cの記憶内容を示す図、第6図は第5図におけ
る衝突ノードを説明するための図、第7図は始点衝突ノ
ードを説明するための図、第8図は移動ロボット2の構
成を示すブロック図である。 ■0131.・制御局、1a・・・・・・CPU、lb
・・・・・・プログラムメモリ、1c・・・・・・衝突
テーブル、2−1〜2−10・・・・・・移動ロボット
、RvT・・・・・・リザーブテーブル。 第5図 (イ)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数の移動ロボットと、これらの移動ロボットを制御す
る制御局とからなり、各移動ロボットが走行路に設けら
れたノードを検出しつつ走行する移動ロボットシステム
において、前記制御局内に設けられ、移動ロボットが通
過した時そのノードに他の移動ロボットがあった場合に
衝突の恐れがあるノードが、走行ルートの部分毎に記憶
された衝突テーブルと、 前記制御局内に設けられ、前記移動ロボットから走行ル
ートの連絡を受けた場合に、前記衝突テーブルから同走
行ルートに対応して記憶されたノードを読み出し、他の
移動ロボットのそのノードへの進入を禁止する手段と、 を具備してなる移動ロボットシステムにおける衝突防止
装置。
Priority Applications (7)
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- 1990-02-24 KR KR1019900002391A patent/KR0151142B1/ko not_active IP Right Cessation
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