JP2009136995A - 目標経路設定支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットが物体との接触を回避する限りにおいて、ユーザが希望するポイントを可能が限り経由させながらロボットを移動させることができるシステムを提供する。
【解決手段】目標経路にしたがって自律的に移動するロボットRのための当該目標経路をユーザが設定することを支援するための目標経路設定支援システムは、ユーザによりリモコン300を介して指定されたノードまたはノード同士を結ぶリンクを指定経由部として認識し、目的位置を終点として認識し、出発位置を始点として認識する経由部・始終点認識手段110と、指定経由部を少なくとも部分的に包含するように終点と始点とを結ぶ移動候補経路を作成する候補経路作成手段120と、移動候補経路に沿ってロボットRを移動させた場合に物体の位置および広がりに関する情報に照らして、ロボットRと物体との接触可能性の高低または有無を判定し、該判定結果を出力装置を介して出力する判定手段130とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、目標経路にしたがって自律的に移動するロボットのための当該目標経路をユーザが設定することを支援するための目標経路設定支援システムに関する。
従来、この種の目標経路設定支援システムとしては、自律移動ロボットの経路点となるノードとノード間を接続したリンクと記憶した地図管理手段と、ロボットの出発位置である始点と目標位置である終点とを入力する入力手段、入力手段により始点と終点が与えられた時、地図管理手段に記憶されたノードとリンクとの探索から目標経路を生成する経路生成手段とを備えるものが知られている(特許文献1参照)。
かかる従来の目標経路設定支援システムによれば、ノードやリンクにはこれに関連する障害物等の物体の情報が含まれており、物体を回避して始点から終点へ移動する目標経路が自動的に設定される。
特開2006−259963号公報
しかしながら、従来の目標経路設定支援システムでは、物体を回避した目標経路が自動的に設定されてしまい、ユーザが希望するポイントを目標経路において通過させることが困難であった。
一方で、ユーザが希望するポイントを通過させるような目標経路として設定されると、実際にロボットを目標経路に沿って移動させた際に、ロボットと物体との接触の可能性が高まる場合がある。
本発明は、以上の点に鑑み、ロボットが物体との接触を回避する限りにおいて、ユーザが希望するポイントを可能が限り経由させながらロボットを移動させることができるシステムを提供することを目的とする。
第1発明の目標経路設定支援システムは、目標経路にしたがって自律的に移動するロボットのための当該目標経路をユーザが設定することを支援するための目標経路設定支援システムであって、前記ロボットの移動領域内におけて予め設定された複数のノードの位置を記憶する第1記憶手段と、前記ロボットの移動領域内における物体の位置および広がりに関する情報を記憶する第2記憶手段と、前記移動領域における前記ロボットの現在位置または出発位置を始点として認識する始点認識手段と、前記移動領域内において前記ユーザが入力装置を介して指定した前記ロボットの目的位置を終点として認識する終点認識手段と、前記第1記憶手段に記憶された複数のノードから、前記ユーザにより入力装置を介して指定されたノードまたはノード同士を結ぶリンクを指定経由部として認識する経由部認識手段と、前記経由部認識手段によって認識された指定経由部を少なくとも部分的に包含するように、前記終点認識手段によって認識された終点と前記始点認識手段によって認識された始点とを結ぶ移動候補経路を作成する候補経路作成手段と、前記候補経路作成手段によって作成された移動候補経路に沿って前記ロボットを移動させる場合に、前記第2記憶手段に記憶された前記物体の位置および広がりに関する情報に照らして、該ロボットと該物体との接触可能性の高低または有無を判定し、該判定結果を出力装置を介して出力する判定手段とを備え、前記接触可能性が低いまたは無いと判定されることを要件として、前記候補経路作成手段によって作成された移動候補経路を前記目標経路として設定することを許容することを特徴とする。
第1発明の目標経路設定支援システムによれば、ユーザが指定した指定経由部を包含する移動候補経路が作成される。そして、当該移動候補経路に対して、物体とロボットとの接触可能性の高低または有無が判定され、その判定結果が出力装置を介して出力されるため、ユーザは当該移動候補経路に沿ってロボットを移動させる場合に物体との接触可能性の高低または有無を知ることができる。さらに、当該システムにより接触可能性が低いまたは無いと判定される場合にのみ、ユーザにより移動候補経路を目標経路として設定することが許容される。したがって、ロボットが物体との接触を回避する限りにおいて、ユーザが希望するポイントを可能が限り経由させながら目標経路に沿ってロボットを移動させることができる。
第2発明の目標経路設定支援システムは、前記第1発明の目標経路設定支援システムにおいて、前記判定手段は、前記候補経路作成手段によって作成された移動候補経路と、前記第2記憶手段に記憶された前記物体の位置における該物体の広がりから規定される物体領域とが交差するときに前記接触可能性が高いと判定することを特徴とする。
第2発明の目標経路設定支援システムによれば、ユーザが指定した指定経由部を包含する移動候補経路に対して、移動候補経路と障害部領域とが交差している場合には、物体との接触可能性が高いと判定する。そして、当該システムにより接触可能性が高いと判定された場合には、ユーザにより移動候補経路を目標経路として設定することが許容されない。したがって、ロボットと物体との接触を回避することができる。
第3発明の目標経路設定支援システムは、前記第1発明の目標経路設定支援システムにおいて、前記判定手段は、前記接触可能性が高いと判定したときに、前記移動候補経路と前記物体領域との交差位置を提示することを特徴とする。
第3発明の目標経路設定支援システムによれば、ユーザが指定した指定経由部を包含する移動候補経路に対して、物体との接触可能性が高いと判定される場合、その判定結果として移動候補経路と物体領域との交差位置が提示される。そのため、ユーザは当該移動候補経路に沿ってロボットを移動させる場合に物体と接触可能性が高い位置を知ることができる。そして、当該システムにより接触可能性が高いと判定される場合には、ユーザにより移動候補経路を目標経路として設定することが許容されないため、指定経由部の指定変更等を促すことができる。したがって、ロボットと物体との接触を回避することができる。
第4発明の目標経路設定支援システムは、前記第2または第3発明の目標経路設定支援システムにおいて、前記判定手段によって前記接触可能性が高いと判定されたときに、前記移動候補経路に代えて、該移動候補経路と前記物体領域との交差位置を回避し、かつ経由部認識手段によって認識された指定経由部を可能な限り多く包含するように、前記終点認識手段によって認識された終点と前記始点認識手段によって認識された始点とを結ぶ推奨移動経路を作成する推奨経路作成手段を備えることを特徴とする。
第4発明の目標経路設定支援システムによれば、ユーザが指定した指定経由部を包含する移動候補経路に対して物体との接触可能性が高いと判定された場合に、移動候補経路と物体領域との交差位置を回避し、かつユーザによって指定された指定経由部を可能な限り多く包含するように推奨移動経路が作成される。そして、ユーザは、推奨移動経路を目標経路として設定し、目標経路に沿ってロボットを移動させることができる。したがって、ロボットが物体との接触を回避する限りにおいて、ユーザが希望するポイントを可能が限り経由させながら目標経路に沿ってロボットを移動させることができる。
第5発明の目標経路設定支援システムは、前記第1発明の目標経路設定支援システムにおいて、前記ロボットの広がりが記憶された第3記憶手段を備え、前記判定手段は、前記第3記憶手段に記憶された前記ロボットの広がりに応じた広がりを有する判定領域を前記移動候補経路に沿って設定し、該判定領域と前記第2記憶手段に記憶された前記物体の位置における該物体の広がりから規定される物体領域とが重なり合うときに前記接触可能性があると判定することを特徴とする。
第5発明の目標経路設定支援システムによれば、ユーザが指定した指定経由部を包含する移動候補経路に対して、ロボットの広がりに応じた広がりを有する判定領域を設定し、該判定領域と障害部領域と重なり合う場合に、物体との接触可能性があると判定する。そして、当該システムにより接触可能性が低いまたは無いと判定される場合にのみ、ユーザにより移動候補経路を目標経路として設定することが許容される。従って、ロボットが物体との接触を回避する限りにおいて、ユーザが希望するポイントを可能が限り経由させながら目標経路に沿ってロボットを移動させることができる。
第6発明の目標経路設定支援システムは、前記第5発明の目標経路設定支援システムにおいて、前記判定手段は、前記接触可能性があると判定した場合において、前記候補経路作成手段によって作成された移動候補経路と前記物体領域とが交差するときに前記接触可能性が高いと判定し、交差しないときに前記接触可能性は低いと判定することを特徴とする。
第6発明の目標経路設定支援システムによれば、移動候補経路と物体領域とが交差しているときには、該移動候補経路に沿ってロボットを移動させた場合に該ロボットと物体との接触可能性が高いと判定する。一方、判定領域と物体領域とが重なり合うが、移動候補経路と物体領域とが交差していないときには、接触可能性は低いと判定する。そして、当該システムにより接触可能性が低いまたは無いと判定される場合にのみ、ユーザにより移動候補経路を目標経路として設定することが許容される。したがって、ロボットが物体との接触を回避する限りにおいて、ユーザが希望するポイントを可能が限り経由させながら目標経路に沿ってロボットを移動させることができる。
第7発明の目標経路設定支援システムは、前記第5または第6発明の目標経路設定支援システムにおいて、前記判定手段は、前記接触可能性があると判定したときに、前記判定領域と前記物体領域とが重なり合う位置を提示することを特徴とする。
第7発明の目標経路設定支援システムによれば、ユーザが指定した指定経由部を包含する移動候補経路に対して物体との接触可能性があると判定される場合、その判定結果として判定領域と物体領域とが重なり合う位置が提示される。そのため、ユーザは当該移動候補経路に沿ってロボットを移動させる場合に物体と接触可能性がある位置を知ることができる。そして、当該システムにより接触可能性があると判定される場合には、ユーザにより移動候補経路を目標経路として設定することが許容されない。したがって、ロボットと物体との接触を回避することができる。
第8発明の目標経路設定支援システムは、前記第5〜第7発明のうちいずれか1つの目標経路設定支援システムにおいて、前記判定手段は、前記接触可能性があると判定したときに、前記移動候補経路に代えて、前記判定領域と前記物体領域とが重なり合う位置を回避し、かつ経由部認識手段によって認識された指定経由部を可能な限り多く包含するように、前記終点認識手段によって認識された終点と前記始点認識手段によって認識された始点とを結ぶ推奨移動経路を作成する推奨経路作成手段を備えることを特徴とする。
第8発明の目標経路設定支援システムによれば、ユーザが指定した指定経由部を包含する移動候補経路に対して物体との接触可能性があると判定される場合に、判定領域と物体領域とが重なり合う位置を回避し、かつユーザによって指定された指定経由部を可能な限り多く包含するように推奨移動経路が作成される。そして、ユーザは、推奨移動経路を目標経路として設定し、目標経路に沿ってロボットを移動させることができる。したがって、ロボットが物体との接触を回避する限りにおいて、ユーザが希望するポイントを可能が限り経由させながら目標経路に沿ってロボットを移動させることができる。
第9発明の目標経路設定支援システムは、前記第5〜第8発明のうちいずれか1つの目標経路設定支援システムにおいて、前記判定領域は、前記移動候補経路に沿った第1所定幅を有する領域であって、該第1所定幅は、前記ロボットの移動速度の変化パターンに応じて可変に設定されることを特徴とする。
第9発明の目標経路設定支援システムによれば、ユーザが指定した指定経由部を包含する移動候補経路に対して、移動候補経路に沿った第1所定幅を有する領域を判定領域として設定し、該判定領域と障害部領域と重なり合う場合に物体との接触可能性があると判定する。ここで、第1所定幅は、ロボットの移動速度の変化パターンに応じて可変に設定されるため、ロボットの移動実態に即した接触可能性の判定が可能となる。そして、当該システムにより接触可能性が低いまたは無いと判定される場合にのみ、ユーザにより移動候補経路を目標経路として設定することが許容される。したがって、ロボットが物体との接触を回避する限りにおいて、ユーザが希望するポイントを可能が限り経由させながら目標経路に沿ってロボットを移動させることができる。
第10発明の目標経路設定支援システムは、前記第5〜第9発明のうちいずれか1つの目標経路設定支援システムにおいて、前記判定領域は、前記移動候補経路に対して直行する向きに第2所定幅を有する領域であって、該第2所定幅は前記ロボットの横方向への振れ幅に応じて可変に設定されることを特徴とする。
第10発明の目標経路設定支援システムによれば、ユーザが指定した指定経由部を包含する移動候補経路に対して、移動候補経路に対して直行する向きに第2所定幅を有する領域を判定領域として設定し、該判定領域と障害部領域と重なり合う場合に物体との接触可能性があると判定する。ここで、第2所定幅は、ロボットの横方向への振れ幅に応じて可変に設定されるため、ロボットの移動実態に即した接触可能性の判定が可能となる。そして、当該システムにより接触可能性が低いまたは無いと判定される場合にのみ、ユーザにより移動候補経路を目標経路として設定することが許容される。したがって、ロボットが物体との接触を回避する限りにおいて、ユーザが希望するポイントを可能が限り経由させながら目標経路に沿ってロボットを移動させることができる。
次に、本発明の目標経路設定支援システムの実施形態について、図1〜図8(c)を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の目標経路設定支援システムはロボットRおよびサポートサーバ200により構成されている。
図2に示すように、ロボットRは、基体10と、基体10の上部に設けられた頭部11と、基体10の上部左右両側から延設された左右の腕部12と、腕部12の先端部に設けられた手部14と、基体10の下部から下方に延設された左右の脚部13と、脚部13の先端部に取り付けられている足部15とを備えている。ロボットRは、再表03/090978号公報や、再表03/090979号公報に開示されているように、アクチュエータ1000(図2参照)から伝達される力によって、人間の肩関節、肘関節、手根関節、股関節、膝関節、足関節等の複数の関節に相当する複数の関節部分において腕部12や脚部13を屈伸運動させることができる。ロボットRは、左右の脚部13(または足部15)のそれぞれの離床および着床の繰り返しを伴う動きによって自律的に移動することができる。基体10の鉛直方向に対する傾斜角度が調節されることによって、頭部11の高さが調節されうる。頭部11には、左右に並んでロボットRの前方に向けられた一対の頭カメラ(CCDカメラ)C1が搭載されている。基体10には前側下部に腰カメラ(赤外線カメラ)C2が搭載されている。なお、移動装置は複数の脚部13の動作によって自律的に移動するロボットRのほか、車輪式移動ロボット(自動車)等、移動機能を有するあらゆる装置であってもよい。
ロボットRは、ハードウェアとしてのECUまたはコンピュータ(CPU,ROM,RAM,I/O等により構成されている。)により構成されているコントローラ100と、通信機器102とを備えている。コンピュータのメモリには制御プログラム(ソフトウェア)が格納されている。制御プログラムはCDやDVD等のソフトウェア記録媒体を通じてコンピュータにインストールされてもよいが、ロボットRからサーバに要求信号が送信されたことに応じて当該サーバによってネットワークや人工衛星を介して当該コンピュータにダウンロードされてもよい。
図3に示に示すように、内部状態センサ111および外部状態センサ112からの出力信号等に基づき、アクチュエータ1000の動作を制御することにより、腕部12や脚部13の動作を制御する。内部状態センサ111はロボットRの内部状態または挙動状態を測定するためのセンサである。基体10の加速度に応じた信号を出力するジャイロセンサ、各関節の関節角度に応じた信号を出力するロータリエンコーダ、脚部13に作用する床反力に応じた信号を出力する力センサ等、ロボットRに搭載されている種々のセンサが内部状態センサ111に該当する。外部状態センサ112は物体の挙動状態等、ロボットRの外部状態または環境を測定するためのセンサである。頭カメラC1および腰カメラC2等が外部状態センサ112に該当する。アクチュエータ1000は電動モータ等の駆動源のほか、駆動源の出力軸と腕部12や脚部13を構成するリンクとの間に設けられた減速機や、弾性部材等の柔軟要素により構成されている。
コントローラ100は、ユーザ端末としてのリモコン(本発明の入力装置および出力装置に相当する)300との間で無線通信又は有線通信可能に構成されている。リモコン300は、キーボードやタッチパネルなどの入力デバイスと、液晶ディスプレイなどのモニタを備えたパーソナルコンピュータからなる端末である。リモコン300は、ユーザがこれを操作することにより、ロボットRの目的位置、指定経由部としてのノードやリンク、ロボットRの出発位置が現在位置でない場合には出発位置をロボットRの移動領域内に設定可能となっている。このように、リモコン300は、ロボットRの起動・停止・原点復帰などをユーザが指示してロボットRを遠隔操作するためのユーザインターフェースとして用いられると共に、頭カメラC1等の映像の表示などロボット自体の作動状況の監視に用いることもできる。
コントローラ100は、コントローラ100は、経由部・始終点認識手段110と候補経路作成手段120と判定手段130とを備える。
経由部・始終点認識手段110は、ユーザにより入力装置を介して指定されたノードまたはノード同士を結ぶリンクを指定経由部として認識する。また、経由部・始終点認識手段110は、移動経路に沿ってロボットRが到達すべき目的位置が指定された場合には該目的位置を終点として認識する。同様にして、ロボットRの出発位置が指定された場合には、該出発位置を始点として認識する。ロボットRの出発位置が指定されない場合には、ロボットRの現在位置を始点として認識する。
なお、経由部・始終点認識手段110は、ユーザによって目的位置が指定されない場合には、ユーザによって最後に指定された指定経由部または出発位置(現在位置)から最も離れている指定経由部を目的位置として認識してもよい。
候補経路作成手段120は、経由部・始終点認識手段110によって認識された指定経由部を少なくとも部分的に包含するように、終点と始点とを結ぶ移動候補経路を作成する。ここで、移動候補経路は、経由部・始終点認識手段110によって指定経由部として認識された当該ノードまたは当該リンクが終点と始点とを結ぶ経路のすべてである場合には該経路を移動候補経路とする。一方、当該ノードと当該リンクとが終点と始点とを結ぶ経路の一部である場合には、当該ノードと当該リンクに含まれるノードとのすべてを包含し、出発位置と目的位置とを結ぶ経路のうちで最短のものを移動候補経路とする。
なお、コントローラ100は、ロボットRの移動領域内におけるノードやリンクに関する情報を記憶した地図データベースを有していないが、後述するサポートサーバ200の第1記憶手段211に記憶されたノードに関する情報を適宜取得し、取得した情報を基に、経由部・始終点認識手段110は指定経由部、始点や終点を認識し、候補経路作成手段120は経由部を含み始点と終点とを結ぶ移動候補経路を作成する。
判定手段130は、候補経路作成手段120によって作成された移動候補経路に対応した判定領域を設定し、該判定領域に基づいて、ロボットRを移動させた場合に移動領域内に存在するいずれかの物体とロボットRとの接触可能性の有無を判定する。さらに、判定手段130は、候補経路作成手段120によって作成された移動候補経路と移動領域内に存在するいずれかの物体とロボットRとの接触可能性の高低を判定する。
なお、判定手段130は、物体に関する情報を記憶した記憶手段を有していないが、後述するサポートサーバ200の第2記憶手段212に記憶された物体に関する情報を適宜取得し、ロボットRと物体との接触可能性を判定する。
サポートサーバ(CPU,ROM,RAM,I/O等により構成されている。)200は基地局(図示略)および通信網を介してロボットRとの通信機能を有している。
サポートサーバ200は、地図データベース210と、タスクデータベース220とを備えている。地図データベース210は、ロボットRの移動領域において予め設定されたノード、物体などの配置を記述した地図データが格納される。
具体的に、地図データベース210は、第1記憶手段211と第2記憶手段212と第3記憶手段213とを備える。第1記憶手段211には、ロボットRの移動領域内における経由地候補として予め設定された複数のノードの位置が記憶されている。第2記憶手段212には、ロボットRの移動領域内における物体の位置および広がりに関する情報が記憶されている。ここで、物体には、障害物としての固定物のほか、変圧器の設置場所や発熱体の周辺などロボットRの活動に不適な区域等が含まれる。第3記憶手段213には、ロボットRの前後方向、左右方向および上下方向の広がりが記憶されている。
一方、タスクデータベース220には複数のタスクのそれぞれの内容を表わすタスク情報が格納される。格納されているタスク情報には、第3記憶手段に記憶されているロボットRの広がりをタスクの内容に対応して補正する補正量も含まれている。
次に、図4を参照して、前記構成の目標経路設定支援システムにおける処理を説明する。
まず、ユーザが、リモコン300に表示された地図(ロボットRの移動領域内)において、ロボットRの目的位置と指定経由部としてのノードやリンクとを指定すると(図4/STEP301)、そのタイミングで、ロボットRのコントローラ100の経由部・始終点認識手段110は、指定された目的位置を終点TPとして、指定されたノードNSやリンクRSを指定経由部として認識する。また、内部状態センサ111としてのGPS受信機(図示略)により人工衛星から受信されたGPS信号や、内部状態センサ111としてのジャイロセンサや加速度センサの出力信号に基づいて推定されるロボットRの現在位置(緯度、経度)である出発位置を始点PPとして認識する(図4/STEP110)。尚、ユーザがロボットRの出発位置を個別に入力した場合には、現在位置に代えて当該出発位置を始点PPとして用いるものとする。
例えば、図7(a)に示すように、ユーザによって、ロボットRの目的位置(TP)と、指定経由部として2つのノードNS1,NS2および1つのリンクRSが指定されると(図4/STEP301)、経由部・始終点認識手段110は、目的位置としての終点TPと、指定経由部としての2つのノードNS1,NS2および1つのリンクRSと、出発位置(現在位置)としての始点PPとを認識する(図4/STEP110)。
また、例えば図8(a)に示すように、終点TPと始点PPが同じでも、指定経由部として異なる2つのノードNS1´,NS2´が指定された場合には、この2つのノードNS1´,NS2´が指定経由部として認識される。
STEP110の処理に続いて、コントローラ100の候補経路作成手段120は、経由部・始終点認識手段110によって認識された指定経由部を少なくとも部分的に包含するように、終点と始点を結ぶ移動候補経路を作成する(図4/STEP120)。ここで、移動候補経路は、まず、ユーザによって指定経由部として指定されたノードおよびリンクを含むことを条件に、該条件を満たしかつ終点と始点とを結ぶ最短経路として作成される。そのため、ユーザによって指定経由部として指定されたノードやリンクが、物体(図7(a)〜12中の斜線部参照)と重なっているか否かに関わらず、ここでは移動候補経路が作成される。
例えば、図7(a)に示すように、指定経由部として2つのノードNS1,NS2および1つリンクRSが指定された場合には、図7(b)に示すように、これらの指定された指定経由部を通過し、かつ、終点TPと始点PPとを結ぶ最短経路が移動候補経路Lとして作成される(図4/STEP120)。なお、この場合に、移動候補経路Lは、指定されたリンクRSの部分が物体と重なっている。
一方、図8(a)に示すように、指定経由部として2つノードNS1´,NS2´が指定された場合には、図8(b)に示すように、これらの指定された指定経由部を通過し、かつ、目的位置TPと出発位置PPとを結ぶ最短経路が移動候補経路L´として作成される(図4/STEP120)。
なお、経由部・始終点認識手段110による指定経由部および始点・終点の認識処理(図4/STEP110)と、候補経路作成手段120による移動候補経路の作成処理(図4/STEP120)とを実行するために、ロボットRのコントローラ100は、サポートサーバ200の第1記憶手段211から適宜、ロボットRの移動領域内におけるノードに関する情報の提供を受ける(図4/STEP201)。
そして、候補経路作成手段120により移動候補経路が作成されると(図4/STEP120)、作成された移動候補経路がリモコン300に送信され、リモコン300の図示しないディスプレイに図7(b)または図8(b)に示すような移動候補経路が表示される(図4/STEP302)。
STEP120の処理に続いて、コントローラ100の判定手段130が、移動候補経路に対応した判定領域を設定する(図4/STEP130)。ここで設定される判定領域は、移動候補経路に沿った第1所定幅と、移動候補経路に対して直行する向きの第2所定幅とによって規定される領域である。第1所定幅は、移動候補経路のロボットRの移動速度の変化パターンに応じて決定され、移動候補経路上の個々の点においてその進行方向に延設される領域である。第2所定領域は、ロボットRの横方向への振れ幅に応じて決定されて移動経路に対して左右方向に延設される領域である。
具体的に判定領域は、図6(a)に示すようにロボットRが移動候補経路L1に沿って直線を移動する場合の判定領域A1は、位置P1のロボットRの移動速度に応じて決定される第1所定幅m1を位置P1の前方に延設した領域であり、かつ、ロボットRの横方向への振れ幅に応じて決定される第2所定幅n1を位置P1において移動候補経路L1に対して左右方向に延設された領域であるとして規定される。
一方、図6(b)に示すように移動候補経路L2に沿って台車Dに近づくタスクを実行する場合の判定領域A2は、位置P2のロボットRの移動速度に応じて決定される第1所定幅m2を位置P1の前方に延設した領域であり、かつ、ロボットRの横方向への振れ幅に応じて決定される第2所定幅n2を位置P2において移動経路に対して左右方向に延設された領域であるとして規定される。
ここで、図6(a)の場合には、ロボットRが直線を走行する場合であり、位置P1における移動速度は、図6(b)の場合のように減速して台車Dに接近する場合に比して大きい。そのため、位置P1における第1所定幅m1は、位置P2おける第1所定幅m2より大きくなっている。また、図6(a)の場合には、ロボットRが直線を走行する場合であり、ロボットRの手部14の振れ幅は、図6(b)の場合のように減速して台車Dに接近する場合に比して大きい。そのため、位置P1における第2所定幅n1は、位置P2おける第2所定幅n2より大きくなっている。
このように、移動候補経路に沿った第1所定幅を有する領域を判定領域とすることで、ロボットRの前方領域における物体との接触可能性を簡易に判定することができる。さらに、ロボットRは移動速度に応じて制動距離が異なってくるところ、第1所定幅をロボットRの移動速度の変化パターンに応じて可変とすることで、ロボットの移動実態に即した接触可能性の判定が可能となる。
また、移動候補経路に対して直行する向きに第2所定幅を有する領域を判定領域とすることで、ロボットRの側方における物体との接触の可能性を簡易に判定することができる。さらに、ロボットRは、例えばタスク(対象物への接近、台車の運搬、荷物の配達、道案内、質疑応答など)に応じて、ロボットの側方における振れ幅が異なるところ、第2所定幅をロボットの触れ幅に応じて可変とすることで、ロボットの状態に即した接触可能性の判定が可能となる。
なお、判定手段130による判定領域の設定処理(図4/STEP130)を実行するために、ロボットRのコントローラ100は、サポートサーバ200の第3記憶手段213からロボットRの前後方向、左右方向および上下方向の広がりに関する情報の提供を受け(図4/STEP202)、サポートサーバ200のタスクデータベース220からロボットRが実行中または実行を予定しているタスクに関連するタスク情報の提供を受ける(図4/STEP203)。
STEP130の処理により判定領域が設定されると、判定手段130は、STEP120の処理で作成された移動候補経路に沿ってロボットRを移動させた場合に移動領域内に存在するいずれかの物体とロボットRとの接触可能性を判定する(図4/STEP135)。
具体的に判定処理では、図5に示すフローチャートに従って、判定領域内に存在するいずれかの物体とロボットRとの接触可能性の有無および高低を判定する。
まず、判定手段130は、サポートサーバ200の第2記憶手段212から、ロボットRの移動領域内における物体の位置および広がりに関する情報を取得する(図5/STEP136(図4/STEP204))。
STEP136の処理に続いて、判定手段130は、移動領域内の物体を抽出し(図5/STEP137)、抽出した物体の位置および広がりから規定される物体領域とSTEP120で作成された移動候補経路とが交差する物体が存在するか否かを判定する(図5/STEP138)。
STEP138の判定の結果、判定手段130は、物体領域と移動候補経路が交差する物体が存在しない場合には(図5/STEP138でNO)、STEP130で設定した判定領域と物体領域とが重なり合う障害物が存在するか否かを判定する(図5/STEP139)。
STEP139の判定の結果、判定手段130は、判定領域と物体領域とが重なり合う障害物が存在しない場合には(図5/STEP139でNO)、当該移動候補経路に沿ってロボットRを移動させた場合の接触可能性はないと判定する(図5/STEP140)。そして、接触可能性はないとの判定結果をリモコン300に送信する(STEP147)。
一方、STEP138の判定の結果、判定手段130は、物体領域と移動候補経路が交差する物体が存在する場合には(図5/STEP138でYES)、当該交差する物体をコントローラ100の図示しないメモリに一時的に保存し(図5/STEP1141)、当該移動候補経路に沿ってロボットRを移動させた場合の接触可能性は高いと判定する(図5/STEP142)。
例えば、図7(b)に示すように、移動候補経路Lに対して物体O1が抽出された場合、該物体O1の物体領域と移動候補経路Lとが指定されたリンクRSで交差している(図5/STEP138でYES)。そのため、判定手段130は、物体O1をメモリ保存し(図5/STEP141)、移動候補経路Lの接触可能性が高いと判定する(図5/STEP142)。
STEP142の処理に次いで、判定手段130は、STEP110で認識した指定経由部を修正する(図5/STEP145)。具体的に、判定手段130は、接触可能性が高い(または低い(STEP144に続く処理の場合))物体をメモリから読み出し、該物体の物体領域と移動候補経路との交差部分(または該物体の物体領域と判定領域との重なり合う部分(STEP144に続く処理の場合))に対応するノードまたはリンクを特定する。そして、特定したノードまたはリンクを指定経由部から削除し、これら回避したノードを新たな指定経由部とする。
STEP145の処理に次いで、判定手段130は、修正した指定経由部に基づいて候補経路作成手段120に推奨移動経路を作成させる(図5/STEP146)。
例えば、図7(b)に示すように移動候補経路Lに対して物体O1が指定されたリンクRSで交差している場合に、判定手段130は、図7(c)に示すように、該リンクRSに代えて、その両端のノードを新たな指定経由部NR1,NR2とする(図5/STEP145)。そして、候補経路作成手段120により、指定経由部NS1,NS2,NR1,NR2を通る推奨移動経路RLが作成される(図5/STEP146)。ここで、推奨移動経路RLは、指定経由部NS1,NS2を経由する最短経路(図中の破線部)ではなく、敢えて新たな指定経由地NR2を経由するように作成される。そのため、ユーザが希望するポイントを可能が限り経由させることができる。
そして、STEP147の処理に次いで、判定手段130は、接触可能性が高い(または低い(STEP144に続く処理の場合))との判定結果と、コントローラ100のメモリに保存されている接触可能性のある物体の情報および推奨移動経路とをリモコン300に出力する(図5/STEP147)。
一方、STEP139の判定の結果、判定手段130は、判定領域と物体領域とが重なり合う障害物が存在する場合には(図5/STEP139でYES)、判定領域と重なり合う障害物をコントローラ100のメモリに一時的に保存し(図5/STEP143)、当該移動候補経路に沿ってロボットRを移動させた場合の接触可能性は低いと判定する(図5/STEP144)。
例えば、図8(b)に示すように、移動候補経路L´に対して物体O2が抽出された場合、該物体O2の物体領域と移動候補経路L´とは交差していないが、移動候補経路L´の判定領域A´と物体O2の物体領域とが重なり合っている。そのため、判定手段130は、物体O2をメモリ保存し(図5/STEP143)、移動候補経路L´の接触可能性は低いと判定する(図5/STEP144)。
STEP144の処理に次いで、判定手段130は、上述したように、STEP110で認識した指定経由部を修正する(図5/STEP145)。この場合、判定手段130は、接触可能性が低い物体をメモリから読み出し、該物体の物体領域と判定領域との重なり合う部分に対応するノードまたはリンクを特定する。そして、特定したノードまたはリンクを指定経由部から削除し、これら回避したノードを新たな指定経由部とする。さらに、STEP145の処理に次いで、判定手段130は、上述したように、修正した指定経由部に基づいて候補経路作成手段120に推奨移動経路を作成させる(図5/STEP146)。
例えば、図8(b)に示すように、移動候補経路L´に対して物体O2が判定領域A´とリンクRO´で重なり合っている場合に、判定手段130は、図8(c)に示すように、リンクRO´に代えて、その両端のノードを新たな指定経由部NR1´,NR2´とする(図5/STEP145)。そして、候補経路作成手段120により、指定経由部NS1´,NS2´,NR1´,NR2´を通る推奨移動経路RL´が作成される(図5/STEP146)。ここで、推奨移動経路RL´は、指定経由部NS1´,NS2´を経由する他の経路(例えば図中の破線部)ではなく、敢えて新たな指定経由地NR1´を経由するように作成される。そのため、ユーザが希望するポイントを可能が限り経由させることができる。
この場合、STEP147の処理に次いで、判定手段130は、接触可能性が低いとの判定結果と、コントローラ100のメモリに保存されている接触可能性のある物体の情報および推奨移動経路とをリモコン300に出力する(図5/STEP147)。
そして、判定手段130は、以上STEP136〜147の一連の処理を実行するにより判定処理(図4/STEP135)を終了する。
リモコン300は、判定結果等がコントローラ100から受信すると、その図示しないディスプレイに移動候補経路に対する判定結果等を表示する(図4/STEP303)。
具体的には、移動候補経路に沿ってロボットRを移動させた場合に接触可能性が高い場合との判断結果を受信した場合には、当該移動候補経路を目標経路として設定することを中止すべき旨の警告が表示される。一方、移動候補経路に沿ってロボットRを移動させた場合に接触可能性が低い場合との判断結果を受信した場合には、当該移動候補経路を目標経路として設定することは可能であるが注意を要する旨の注意喚起表示がなされる。また、移動候補経路に沿ってロボットRを移動させた場合に接触可能性がない場合には、接触可能性がない旨の表示がなされる。
また、判定結果の表示と合わせて、接触可能性が高いまたは低いとの判断結果を受信した場合には、コントローラ100から送信された接触可能性のある物体をリモコン300のディスプレイに表示する。
例えば、図7(b)に示すように移動候補経路Lに対して物体O1が指定されたリンクRSで交差している場合には、物体O1が強調表示される。これにより、移動候補経路Lと物体O1との交差位置をユーザに認識させることができる。
また、図8(b)に示すように移動候補経路L´に対して物体O2が判定領域A´とリンクRO´で重なり合っている場合には、物体O2が強調表示される。これにより、判定領域A´と物体O2とが重なり合う位置をユーザに認識させることができる。
さらに、接触可能性が高いまたは低いとの判断結果を受信した場合には、コントローラ100から送信された推奨移動経路をリモコン300のディスプレイに表示する。
例えば、図7(b)に示すように移動候補経路Lに対して物体O1が指定されたリンクRSで交差している場合には、図7(c)に示す推奨移動経路RLが表示される。また、図8(b)に示すように移動候補経路L´に対して物体O2が判定領域A´とリンクRO´で重なり合っている場合には、図8(c)に示す推奨移動経路RL´が表示される。
判定結果等がリモコン300のディスプレイに表示されと(図4/STEP303)、ユーザは、移動候補経路または推奨移動経路を選択して、これを目標経路として指定する(図4/STEP304)。
STEP304により目標経路が指定されると、コントローラ100は、これを目標経路として設定する(図4/STEP150)。なお、コントローラ100は、移動候補経路を目標経路とする場合には、接触可能性が低いまたは無いと判定されることを要件とする。これにより、ユーザが不意に接触可能性の高い移動候補経路を目標経路として設定しようとした場合であっても、これを確実に防止することができる。
そして、設定された目標経路にしたがってロボットRが自立的に移動するための制御処理が実行され、ロボットが物体との接触を回避する限りにおいて、ユーザが希望するポイントを可能が限り経由させながらロボットを移動させることができる。
なお、本実施形態では、移動候補経路に対応した判定領域を設定したが、これに限定されるものではなく、判定領域を物体領域を拡張するように設定してもよい。物体領域を拡張する手法としては、公知の種々の手法を用いることができ、例えば、ロボットRの広がりと物体の広がりとのミンコフスキー和を判定領域としてもよい。
また、本実施形態において、目標経路設定支援システムは、ロボットRのコントローラ100とサポートサーバ200とリモコン300とにより構成されたが、これらのうちの一部または全部が、コントローラ100とサポートサーバ200とリモコン300とのいずれかに搭載されてもよい。例えば、リモコン300をコントローラ100が備えてもよく、サポートサーバ200が備えてもよい。同様に、コントローラ100をサポートサーバ200が備えてもよく、サポートサーバ200をコントローラ100が備えてもよい。
本実施形態の目標経路設定支援システムの構成説明図。 ロボットの構成説明図。 ロボットのコントローラおよびサポートサーバの構成説明図。 コントローラおよびサポートサーバにおける処理を示すブロック図。 コントローラにおける判定処理を示すフローチャート。 判定領域の設定処理の内容を示す説明図。 判定処理の内容を示す説明図。 判定処理の内容を示す説明図。
符号の説明
R‥ロボット、C1‥頭カメラ、C2‥腰カメラ、100‥コントローラ、110‥経由部・始終点認識手段(経由部認識手段、始点認識手段、終点認識手段)、120‥候補経路作成手段(推奨経路作成手段)、130‥判定手段、211‥第1記憶手段、212‥第2記憶手段、213‥第3記憶手段、300‥リモコン(入力装置、出力装置)、PP‥始点、TP‥終点、NS,NS´‥指定経由部(ノード)、RS‥指定経由部(リンク)、L,L´‥移動候補経路、RL,RL´‥推奨移動経路。

Claims (10)

  1. 目標経路にしたがって自律的に移動するロボットのための当該目標経路をユーザが設定することを支援するための目標経路設定支援システムであって、
    前記ロボットの移動領域内におけて予め設定された複数のノードの位置を記憶する第1記憶手段と、
    前記ロボットの移動領域内における物体の位置および広がりに関する情報を記憶する第2記憶手段と、
    前記移動領域における前記ロボットの現在位置または出発位置を始点として認識する始点認識手段と、
    前記移動領域内において前記ユーザが入力装置を介して指定した前記ロボットの目的位置を終点として認識する終点認識手段と、
    前記第1記憶手段に記憶された複数のノードから、前記ユーザにより入力装置を介して指定されたノードまたはノード同士を結ぶリンクを指定経由部として認識する経由部認識手段と、
    前記経由部認識手段によって認識された指定経由部を少なくとも部分的に包含するように、前記終点認識手段によって認識された終点と前記始点認識手段によって認識された始点とを結ぶ移動候補経路を作成する候補経路作成手段と、
    前記候補経路作成手段によって作成された移動候補経路に沿って前記ロボットを移動させる場合に、前記第2記憶手段に記憶された前記物体の位置および広がりに関する情報に照らして、該ロボットと該物体との接触可能性の高低または有無を判定し、該判定結果を出力装置を介して出力する判定手段とを備え、
    前記接触可能性が低いまたは無いと判定されることを要件として、前記候補経路作成手段によって作成された移動候補経路を前記目標経路として設定することを許容することを特徴とする目標経路設定支援システム。
  2. 請求項1の目標経路設定支援システムにおいて、
    前記判定手段は、前記候補経路作成手段によって作成された移動候補経路と、前記第2記憶手段に記憶された前記物体の位置における該物体の広がりから規定される物体領域とが交差するときに前記接触可能性が高いと判定することを特徴とする目標経路設定支援システム。
  3. 請求項2記載の目標経路設定支援システムにおいて、
    前記判定手段は、前記接触可能性が高いと判定したときに、前記移動候補経路と前記物体領域との交差位置を提示することを特徴とする目標経路設定支援システム。
  4. 請求項2または3記載の目標経路設定支援システムにおいて、
    前記判定手段によって前記接触可能性が高いと判定されたときに、前記移動候補経路に代えて、該移動候補経路と前記物体領域との交差位置を回避し、かつ経由部認識手段によって認識された指定経由部を可能な限り多く包含するように、前記終点認識手段によって認識された終点と前記始点認識手段によって認識された始点とを結ぶ推奨移動経路を作成する推奨経路作成手段を備えることを特徴とする目標経路設定支援システム。
  5. 請求項1記載の目標経路設定支援システムにおいて、
    前記ロボットの広がりが記憶された第3記憶手段を備え、
    前記判定手段は、前記第3記憶手段に記憶された前記ロボットの広がりに応じた広がりを有する判定領域を前記移動候補経路に沿って設定し、該判定領域と前記第2記憶手段に記憶された前記物体の位置における該物体の広がりから規定される物体領域とが重なり合うときに前記接触可能性があると判定することを特徴とする目標経路設定支援システム。
  6. 請求項5記載の目標経路設定支援システムにおいて、
    前記判定手段は、前記接触可能性があると判定した場合において、前記候補経路作成手段によって作成された移動候補経路と前記物体領域とが交差するときに前記接触可能性が高いと判定し、交差しないときに前記接触可能性は低いと判定することを特徴とする目標経路設定支援システム。
  7. 請求項5または6記載の目標経路設定支援システムにおいて、
    前記判定手段は、前記接触可能性があると判定したときに、前記判定領域と前記物体領域とが重なり合う位置を提示することを特徴とする目標経路設定支援システム。
  8. 請求項5乃至7のうちいずれか1項記載の目標経路設定支援システムにおいて、
    前記判定手段は、前記接触可能性があると判定したときに、前記移動候補経路に代えて、前記判定領域と前記物体領域とが重なり合う位置を回避し、かつ経由部認識手段によって認識された指定経由部を可能な限り多く包含するように、前記終点認識手段によって認識された終点と前記始点認識手段によって認識された始点とを結ぶ推奨移動経路を作成する推奨経路作成手段を備えることを特徴とする目標経路設定支援システム。
  9. 請求項5乃至8のうちいずれか1項記載の目標経路設定支援システムにおいて、
    前記判定領域は、前記移動候補経路に沿った第1所定幅を有する領域であって、該第1所定幅は、前記ロボットの移動速度の変化パターンに応じて可変に設定されることを特徴とする目標経路設定支援システム。
  10. 請求項5乃至9のうちいずれか1項記載の目標経路設定支援システムにおいて、
    前記判定領域は、前記移動候補経路に対して直行する向きに第2所定幅を有する領域であって、該第2所定幅は前記ロボットの横方向への振れ幅に応じて可変に設定されることを特徴とする目標経路設定支援システム。
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