JPH03290113A - 松茸の人口栽培用培地と栽培方法

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】本発明は「松茸」の人工栽培に使う培地の作り方、及び
その栽培方法に関するものである。

「松茸」は、現在、人工栽培は全く不可能とされており
、寒天培地により試験管の１１で菌糸の発生を見るのみ
である。

他には、天然の赤松の毛根に寄生した菌糸群（通称シロ
）のそばに赤松を植えて、毛根に菌糸を感染させて移植
し、その菌糸の発育を待ち、松茸を発生させると言う「
移植法」が研究されているのみで、これも松茸の発生を
みるのは、感染後７年という長い期間を必要とする。

以上のように、現在の定説では菌糸の発育は赤松の毛根
無しには考えられないと言われており、ましてや松茸の
発生などは思いも及ばないと言うものである。

本発明の培地は、この定説を根本から覆すものであり、
菌糸を培養する時赤松の毛根は全く必要とせず、松茸を
人工的に発生させることが出来る。

その培地の作り方と栽培方法は次の通りである。

（１）合成培地水の作り方澱粉、リグニン、グルコース、酵母、カクサン、ジベレ
リン、リン酸カリウム、硫酸マグネシューム、リン酸二
水素アンモニウム、エビオス、ヒラタケ・シイタケのエ
キス等を水に混入した後に、煮沸する。

冷えた後にろ過したものを合成培地水と＝。

う。

（２）培地の索相（１）の合戊培地水ては、水分である為直接菌糸を植え
伺ける事が出来ないので、この合戊培地水を含ませる培
地が必要である。

この培地の素材として以下に揚げるものが右動である。

■水ゴケ　Ｑ〕山ゴケ　■米・麦のワラ　■オカラ　■
オガクズ　■ジュロの木の皮の繊維質部分　（ｆ）紙等
のバルブ材　■合成樹脂　（９）合成土　０句自然土　
■ピートモス職）天然・合ＳＳｔ維　０トウモロコシの
芯以上の素材は単独で使用してもよいし、２種類以上の
ものを混ぜて使ってもよい。

（３）培地の作り方（２）の素材を（１）の０成培地水によ＜ｔ１２し培養
が終了したものを、摂氏１０度から１９度に温度を下げ
ると■〜２ケ月で、子実体（茸）原基の形成が始まる。

この間の湿度は６０〜９０％が適している。

子実体の形成が始まったら、時々、培地に新鮮な空気を
送り込んでやると子実体の成長が著しい。

また、培養が終了したものを、若い松の根元に植え込み
、パイプホースで時々、合成培地水を送り込んでやると
松の根に菌糸が寄生する。寄生後、２〜３年経つと松茸
が発生する。

上品の方法で、既に「松茸」を培養、発生させることに
成功しており、今後、建物の中で松茸が何時でも生産出
来るようになり、安定した供給が出来る。これにより高
騰している松茸の市場価格を適正な値段に下げることが
出来、松茸が大衆の口に入り安くなる。

【特許請求の範囲】