JPH03289678A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH03289678A
JPH03289678A JP2090461A JP9046190A JPH03289678A JP H03289678 A JPH03289678 A JP H03289678A JP 2090461 A JP2090461 A JP 2090461A JP 9046190 A JP9046190 A JP 9046190A JP H03289678 A JPH03289678 A JP H03289678A
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JP
Japan
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image
photoreceptor
image forming
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time
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JP2090461A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Isaki
伊崎 弘文
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は画像形成装置に係り、特に、原稿に記載され
ている画像情報を感光体に結像させて静電潜像を生成し
、この静電潜像を現像することで画像を得る静電式画像
形成装置に関する。
(従来の技術) 一般に、静電式画像形成装置は、原稿の画像を照明し、
その反射光を感光体へ導く画像走査部、この画像走査部
からの光によって静電潜像が形成されるとともに、原稿
の画像を再生する上記感光体を含む画像形成部、及び、
この画像形成部に対して被転写材例えば用紙を供給し、
上記画像形成部で得られた画像を用紙に転写させて出力
する給排出部を備えている。
上述した画像走査部は、原稿或いは被読取物が載置され
る原稿載置台、原稿を照明する照明装置、及び、原稿か
らの反射光を伝達する光学装置を備えている。
また、画像形成部は、移動(回転)可能に形成され、上
記走査部によって伝達された光に対応する静電的な像即
ち潜像を順次生成する感光体、この感光体に対して電荷
を帯電させる帯電装置、感光体に形成された潜像を顕像
化する現像装置、顕像化された画像を被転写材に転写す
る転写装置、被転写材に転写された画像を加熱或いは加
熱と同時に加圧することで固着させる定着装置、感光体
の表面に残された顕像材を除去するクリーニング装置、
及び、感光体の電荷分布を初期状態に戻す除霜装置を備
えている。
一方、給排出部は、被転写材を供給する用紙カセット、
用紙を上記画像形成部へ給送する給紙装置、画像か転写
された用紙を排出する排出部を備えている。
上述した静電式画像形成装置では、光導電性を有する感
光体は、帯電装置を介して所定の電荷が与えられる(■
帯電)。原稿からの反射光即ち光ビームは、複数の折返
しミラー及び結像レンズ等の光学部材を介して感光体の
表面に結像される(■露光)。この光ビームによって、
感光体の表面に原稿の画像に対応した電荷の分布パター
ン即ち静電潜像が生成され、現像装置を介してトナー等
の顕像剤か供給されて顕像化される(■現像)。
即ち、原稿の情報は、感光体の表面にトナー像として複
写される。このトナー像は、給紙装置から供給される転
写材例えば用紙等に転写(■転写)され、定着装置を介
して上記トナーが定着(■定着)される。一方、感光体
は、クリーニング装置によって表面に残された顕像材が
除去され(■クリーニング)、除電装置を介して表面の
不揃いな電荷分布が初期状態に戻される(■除電)。
一般に、この種の画像形成装置では、上述した画像形成
部に収容されている感光体に対して、上記■帯電、■露
光、■現像、■転写、■クリーニング及び■除電(以下
作像プロセスとする)が連続的に或いは断続的に繰返さ
れることから、感光体は、物理的に、電気的に、且つ、
光学的に疲労させられることが知られている。また、こ
の疲労は、上記作像プロセスが中断或いは休止された場
合には、その休止時間とともに回復することが知られて
いる。従って、感光体に対して連続的に或いは断続的に
画像が形成される場合には、常に一定の条件で画像形成
がされるよう、作像プロセスが繰返されている時間が計
測され、その時間に応して、例えば、■帯電(工程)に
おける帯電装置からの出力を増加させる或いは減少させ
る等の補正がされている。この場合、予め規定された複
数の補正データか記憶手段に収容され、連続的に或いは
断続的に繰返される作像プロセスが繰返されている時間
に対応させられて、所望のデータが呼出される。また、
作像プロセスが休止或いは中断されている間は、直前に
呼出されているこの補正値が次の複写における準備段階
として作像プロセス用記憶装置に保持される。
(発明か解決しようとする課題) しかしながら、上述した画像形成装置では、例えば、夜
間或いは装置の故障時など長時間に亘って装置の電源が
OFFされた場合、即ち、感光体の疲労が概ね回復され
た場合には、上記作像プロセス用記憶装置に記憶されて
いる感光体へ供給される帯電量の補正データと感光体の
疲労にズレが生じ、新たな作像プロセスの繰返し、即ち
、翌日或いは修理後の複写に際して、帯電量が過度に補
正される問題がある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、上述問題点に基づきなされたもので、被読
取物の情報を結像させる手段と、この結像手段によって
電荷パターンか形成され、顕像化手段を介して前記電荷
パターンが顕像化される記録媒体と、転写材を供給する
供給手段と、前記記録媒体上の像を前記供給手段からの
転写材に転写する転写手段と、この転写された像を定着
する定着手段と、時間の経過を測定する第一の測定手段
と、前記定着手段に近接して配置され、前記定着手段の
温度を測定する第二の測定手段と、前記第二の測定手段
からのデータに基づいて書換え可能であって、前記第一
の測定手段から出力されるデータを記憶する記憶手段と
、前記の記憶手段に記憶されているデータに基づいて制
御され、前記記録媒体に供給される電荷の量を制御する
制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置が提
供される。
(作用) この発明の画像形成装置によれば、装置の主電源がON
された時点の(装置の)内部温度がヒートローラ或いは
加圧ローラに近接して配置されるサーミスタによって検
出されることで感光体の疲労が充分に回復されたがどう
かが判断されて、記憶装置に記憶され、感光体に電荷を
供給する帯電装置からの帯電出力を制御するデータが書
換えられる。従って、感光体に電荷を供給する帯電装置
の出力がより正確に補正できる。この結果、原稿の画像
が安定した画像濃度で複写される。
(実施例) 以下、図面を用いてこの発明の詳細な説明する。
第1図には、この発明の一実施例が組込まれる画像形成
装置の概略が示されている。
画像形成装置2は、この装置2を支持する脚部(台ゴム
、ロックボルト或いはスペーサボルト等)5を有し、後
述する各ユニット或いは装置を有する画像形成部4、こ
の画像形成部4の支点6を回転中心として回動可能に配
置され、内部に後述する各ユニット或いは装置を有する
画像走査部8、この走査部8及び形成部4即ち装置2を
形成する各ユニット或いは装置を駆動する図示しない駆
動装置或いは電気回路、及び、感光体への帯電量を時間
の経過に応じて補正する後述するプロセス制御装置を含
み、上記駆動装置或いは電気回路を制御する制御部9を
備えている。
画像走査部8は、その上部に原稿りが載置される原稿台
即ちガラス板10、原稿をガラス板に密着させる原稿押
え12、及び、複写動作を開始させる複写開始キー即ち
プリントキー或いは複写枚数を入力する複写枚数人カキ
−(テンキー)等の複数の入カキ−を有し、装置2自身
を動作させるための情報及び複写開始信号がユーザー(
利用者)から入力される操作パネル(この第1図は、断
面図であるから見えない)18を備えている。また、画
像走査部8は、上記ガラス板の内側(即ちこの第1図に
おいて下方)に、原稿を照明するランプ21、ランプ2
1から発生される照明光を原稿に集光する反射板22、
及び、原稿からの反射光の一部りを後述する第二キャリ
ッジ2Bに向かって反射させる第1ミラー24を有し、
図示しない歯付きベルト等を介して図示しないパルスモ
ータによってガラス板と平行に移動可能に配置される第
一キャリッジ20を備えている。画像走査部8はまた、
上記第一キャリッジ移動方向後方(即ちこの第1図にお
いて左方)に、互いに直角に配置され、上記第1キヤリ
ツジで反射された原稿からの反射光りを後述する感光体
に向かって反射させる第2及び第3ミラー27.28を
有し、上記第一キャリッジを駆動する図示しない歯付き
ベルト等を介して上記第一キャリッジに対して従動する
とともに、上記第一キャリッジに対して1/2の速度で
移動される第二キャリッジ26、及び、上記ランプ等に
よって発生される熱を放出する冷却ファン29を備えて
いる。この画像走査部8は、さらに、上記ガラス板即ち
第一キャリッジの下方であって、第二キャリッジからの
光りの光軸を含む面内に、図示しない駆動機構を介して
移動可能に配置され、上記第二キャリッジからの反射光
りに集束性を与えるとともに、自身が移動することで、
この先り即ち画像を所望の倍率で結像させる結像装置即
ちレンズ31、及び、互いに直角に配置され、この反射
光りを後述する感光体の所定の位置即ち結像位置に向か
って反射させるとともに、レンズ31の移動に伴う焦点
距離の変動を補正するために、図示しない駆動機構によ
って光軸に沿って移動可能な第4ミラー32を有する結
像装置30を備えている。画像走査部8は、さらにまた
、この結像装置3oの近傍に、後述する感光体への帯電
量を時間の経過に応じて補正するプロセス制御装置70
を含み、後述する駆動装置或いは電気回路を制御する制
御部9及びその収容ケースを備えている。即ち、この画
像走査部8では、複写される原稿の情報(画像)が走査
され、光情報信号として感光体へ導かれる。
一方、画像形成部4は、A、Q  (アルミ)等の導電
性金属で形成された円筒の表面に、5e−Te(セレン
−テルル)合金等の光導電層か蒸着され、図示しない駆
動装置によって回転可能であって、後述する帯電、露光
、顕像化等の工程によって原稿の画像か形成される感光
体42、この感光体に所定の電荷を帯電させる帯電装置
41、感光体に形成された電荷の分布パターン即ち画像
の静電潜像をトナーT等の顕像剤を利用して顕像化させ
る現像装置43、帯電装置に所定の電圧を供給する主帯
電高圧トランス44、用紙Pを感光体から分離させるた
めAC電圧印加装置46を一体に有し、感光体の表面に
形成されたトナー像を後述する被転写材即ち用紙或いは
OHPシート等Pに転写させる転写装置45、感光体表
面に残されている残存トナーをかき落とすクリーニング
装置47、及び、感光体に残っている電荷を全面露光に
よって除去し、帯電特性を初期状態に戻す除電装置48
を有する作像部40を備えている。また、この画像形成
部4は、上記感光体の回転方向上流に対応する位置(こ
の第1図では、作像部40の右方)に配置され、様々な
大きさの転写材Pを供給する第1及び第2のカセット1
4a、 14bを備えている。画像形成部4は、さらに
、上記カセット14a或いは14bから用紙Pを1枚ず
つ引出す第1及び第2の給紙ローラ51a。
51b1それぞれのローラが一対に形成され、用紙Pを
上記感光体42へ向かって給送する第1及び第2の搬送
ローラ53a、53b、それぞれ一対のガイド板で形成
され、この搬送ローラ53a、 53bから感光体42
へ向かって用紙Pを給送する給送路54a。
54b、及び、用紙Pの傾きを補正し、後述する読取ら
れた原稿の感光体上の画像の先端と、用紙Pの先端とを
整合させ、感光体の回転速度と同じ速度で用紙Pを給送
する一対のタイミングローラ55を備えている。加えて
、上記画像形成部4は、感光体からトナー像が転写され
、トナーTが静電的に付着している状態の用紙Pを搬送
する搬送装置56、ローラを加熱するヒータランプ57
Lを収容し、図示しない駆動装置を介して感光体の面の
移動速度と同じ外周移動速度で駆動され、用紙Pに転写
されたトナーTを溶融定着させるヒートローラ57、こ
のヒートローラに圧接され、ヒートローラ及び用紙Pに
圧力を与え、同様にトナーTを溶融定着させる加圧ロー
ラ58、トナーTが定着された用紙Pを装置外部へ排出
させる一対の排出ローラ59、上記ヒートローラ57或
いは加圧ローラ58に近接して配置され、ローラ周辺即
ち画像形成装置2の内部温度の変化を監視するサーミス
タ60、及び、排出されたこの用紙Pをストックする排
出トレイ16を備えている。即ち、この画像形成部4て
は、画像走査部8からの光情報信号か顕像化され、所定
の転写材に転写されて、原稿の画像が複写される。
第2図には、第1図に示した画像形成装置に組込まれて
いるプロセス制御回路、及び、このプロセス制御回路を
含み、装置全体の動作を制御する主制御部の概略が示さ
れている。
主制御部9は、図示しない感光体或いは画像走査部に組
込まれている複数のモータを駆動させるモータ制御回路
、原稿を照明するランプを駆動させるランプ点灯回路、
現像装置に対して所定の現像バイアスを供給する現像装
置駆動回路、用紙カセットから転写紙即ち用紙Pを1枚
引出し、各部に配置された給送機構を駆動させ、用紙P
を給送させる給排出部コントローラ、或いは、定着ロー
ラに組込まれるヒータを駆動させるヒータ制御回路等の
図示しない各装置酸いはユニットを駆動させる制御回路
、及び、感光体に対して供給される電荷の量即ちの帯電
量を時間のと経過とともに変化させるプロセス制御回路
70を備えている。
このプロセス制御回路70は、この回路70自身の動作
を制御するコントローラ71、複写動作実行時間及び休
止時間を計測するタイマ72、複写動作時間或いは休止
時間に対応して帯電出力を変化させる時間データが記憶
されている記憶装置ROM(読出し専用メモリーRea
d 0nly Memory) 73、主電源がONさ
れたことによるイニシャライズ時の動作状態を規定する
データか記憶されている記憶装置RAM (ランダムア
クセスメモリであって、例えば、SRAM−スタティッ
クランダムアクセスメモリ)74、時間データに基づく
帯電出力ランクデータDnが記憶されている記憶装置R
AM(SRAM)75、RAM75から読出された帯電
出力ランクデータDnをアナログ信号に変換し、第1図
に示されている帯電装置41へ所定の電圧を供給する主
帯電高圧トランス44に人力させるD/Aコンバータ7
6、高圧トランス44を駆動させる駆動回路77、温度
を検出するサーミスタ60からの出力をディジタル信号
に変換するA/Dコンバータ78、サーミスタ60を駆
動させる駆動回路79、及び、図示しないバックアップ
用電源装置を備えている。
尚、図示しないバックアップ用電源装置は、例えば、R
AM74及びRAM75に記憶されているブタが消去さ
れることを防止する二次電池であって、例えば、画像形
成装置本体の電源か完全にOFFされた場合であっても
、相当時間、データを記憶しつづける。従って、RAM
74及びRAM75に記憶されているデータは、データ
の初期化或いはデータの書換えがされるまでの間保存さ
れる。また、RAM74及びRAM75は、アドレスを
工夫することによって1個にまとめられても良いことは
いうまてもない。
このプロセス制御回路70によって、後述する帯電装置
41へ電圧を供給する高圧トランス44へ印加される電
流値Isが制御され、感光体42に向かって放電される
電荷の量即ち感光体42が帯電される電荷の量かコント
ロールされる。
第3図には、第1図に示した画像形成装置に組込まれる
操作パネルの詳細か示されている。
操作パネル18は、複写開始信号が入力される複写開始
キー即ちプリントキー(8a、画像形成装置2のすべて
の動作を中断させるオールクリヤキー18b、複写倍率
を変化させるアップダウンキー18c、 18d、用紙
カセット14a、 14bを切替えるカセット選択キー
18e、被複写時にヒータランプ57L以外の駆動を休
止させる省エネキー18f、及び、複写枚数が人力され
る0〜9の数字キー即ちテンキーa −j及び複写枚数
の再設定或いは複写動作中の複写を中断されるクリヤキ
ーkを備えている。また、操作パネルi8は、装置2の
動作状態か表示されるモニタパネル18g1複写された
画像の濃淡を調整する濃度調整ボリューム18h、及び
、複写設定枚数及び複写枚数或いは複写倍率等が表示さ
れる数字パネル18iを備えている。この操作パネル1
8は、制御部9の図示しないパネル駆動回路を介して駆
動されるとともに、これらの各キーから入力された情報
は、制御部9の図示しない主制御回路に導かれて、それ
ぞれ、装置2の各ユニット或いは装置の所定の動作を制
御するために利用される。
次に、この発明の実施例が組込まれている画像形成装置
の動作の概略を説明する。
原稿台即ちガラス10に載置された原稿りは、原稿押え
12によってガラス10に密着される。この原稿りは、
操作パネル18を介して複写枚数、複写倍率、用紙サイ
ズ等の複写条件か選択され、プリントキー18aから複
写開始信号が入力される。複写開始信号の人力によって
、照明ランプ21、反射板22によってライン状領域が
照明される。この照明ランプ21は、読取り時即ち第一
キャリッジ20の往路移動時のみ点灯される。原稿りか
らの反射光の一部りは、上記反射板22によって生した
スリット領域を通過して第1ミラー24へ導かれ、第二
キャリッジ24の第2ミラー27に向かって反射される
第2ミラー27へ導かれた反射光りは、第3ミラー28
へ折曲げられ、再び反射されて、結像装置30へ向かわ
せられる。この反射光りは、所望の倍率を提供する位置
に移動された結像レンズ31で集束性の光に変換され、
第4ミラー32で折曲げられ、帯電装置41を介して所
定の電荷か与えられている(■帯電)感光体42の所定
の位置へ結像される。
即ち、原稿りのライン状領域から導かれた反射光りは、
感光体42の表面で静電的なパターン即ち潜像に変換さ
れる。ここで、第−及び第二キャリッジ20.26は、
所定の速度で駆動される図示しないパルスモータによっ
て上記ライン状領域即ち主走査方向と直交する方向即ち
副走査方向に所定の速度で移動されることから、原稿り
のライン状領域の情報が次々と潜像に変換される(■露
光)。尚、この画像形成装置2ては、レンズ31は、図
示しない駆動モータによって、所望の倍率を提供する位
置に移動可能に配置されている。即ち、原稿りからレン
ズ31までの距離が変化されることでレンズ31から感
光体42までの距離が変化され、反射光り即ち画像が所
望の倍率に拡大成いは縮小されて感光体42へ結像され
る。このとき、レンズ31の移動に伴う焦点距離の変動
に起因する感光体42の表面と焦点位置のズレが補正さ
れなければならないことら、第4ミラー32は、レンズ
31に位置に対応した所定の位置に、レンズ31の移動
に連動して移動される。また、この拡大成いは縮小の際
には、原稿の画像を写し込む第一キャリッジ20(従動
する第二キャリッジ26も同様に)の副走査方向におけ
る移動速度を倍率に応じて変化させなければならないこ
とから、図示しないキャリッジ駆動装置の駆動速度は、
複写倍率に応じた所定の速度に連続的に変化される。
感光体42上で潜像に変換された画像は、所定の速度即
ち外周面の移動速度が後述する被転写材の給送速度と同
一速度で回転される感光体42の移動とともに潜像を顕
像化させる現像領域へ導かれる。
二の現像領域では、現像装置43を介してトナーTが供
給され、上記潜像に対してトナーTが選択的に付着され
て潜像即ち画像が現像される(■現像)。
ここまでの一連の動作と平行して、上記感光体の回転方
向上流に対応する位置(この第1図では、作像装置40
の右方)に挿入された第1及び第2カセット14a或い
は14bから一枚の被転写材即ち用紙Pが感光体の外周
面の移動速度に一致された速度で感光体42の転写領域
へ給送される。用紙Pは、このカセット14a或いは1
4bに対応されて配置されている給紙ローラ51a或い
は51bによって、1枚引出される。用紙Pは、さらに
、搬送ローラ53a及び給送路54a或いは搬送ローラ
53b及び給送路54bで形成されたを通路のいづれか
を介して感光体42の下部即ち転写装置45と感光体4
2の間へ導かれる。この場合、用紙Pは、タイミングロ
ーラ55によって一端停止され、上述した第一キャリッ
ジ20或いは第二キャリッジ26のいづれか一方の副走
査方向における移動が基準にされて、即ち、画像の先端
と用紙Pの先端が整合されて、感光体42へ向かって給
送される。
トナー像か形成された感光体42は、さらに上記選択さ
れたトナーの色に対応する速度で回転され、転写頭載へ
導かれる。ここで、上述したカセット14a或いは14
bから給送され、タイミングローラ55を介して、この
トナー像(即ち感光体の移動)と整合された用紙Pは、
感光体42に残っている電荷によって感光体42へ吸着
(密着)される。従って、用紙Pは、感光体42の回転
ともに転写領域へ搬送される。このとき、感光体42及
び用紙Pに対して、既に(潜像形成のために)感光体4
2へ与えられている電荷と同極性の電荷が転写装置45
が再び感光体へ供給される。この結果、感光体42へ付
着しているトナーは、用紙Pへ転写される(■転写)。
トナーTが転写された用紙Pは、転写装置45に一体に
形成されたAC電圧印加装flF4BからのAC電圧の
供給によって、感光体42との吸着から解放され、トナ
ーTを載せた状態で搬送装置56へ送出される。一方、
用紙P及びトナー像か分離された感光体42は、さらに
回転され、クリーニング装置47によって表面に残され
た顕像材か除去され(■クリーニング)、感光体に残存
している不揃いな電荷分布を全面露光によって初期状態
に戻す除電装置48を介して初期状態に戻される(■除
電)。この初期状態に戻された感光体は、さらに回転さ
れ、再び、次の画像形成に利用される。
ところで、感光体42の帯電能力(一定レベルで供給さ
れる電荷を所定時間保持できる能力)は、上述した電子
写真プロセス、即ち、■帯電、■露光、■現像、■転写
、■クリーニング、及び、■除電の各工程の繰返しによ
って、即ち、複写動作が連続して実行されることで、時
間の経過とともにある一定のレベルまで次第に低下する
ことが知られている。このため、画像形成装置2では、
第2図に示したプロセス制御装置70が利用されて、時
間の経過とともに低下する帯電能力を補償すべく、供給
される電荷の量即ち高圧トランス44の出力が増加させ
られている。即ち、プロセス制御装置70では、タイマ
72によって、感光体42の帯電能力の変動を示すパラ
メータの一つである複写動作時間或いは休止時間か計測
され、この時間に対応する時間データがROM73から
出力される。この時間データに対応する帯電出力ランク
データDnがRAM75から出力され、アナログ信号に
変換されて、主帯電高圧トランス44へ人力される。ト
ランス44からは、帯電出力ランクデータDnに対応す
る電圧が帯電装置41に対して供給され、帯電装置41
のコロナ放電によって、感光体42における電荷の量が
一部レベルに保たれる量の電荷か供給される。この場合
、複写動作時間とともに変動する帯電能力は、第4A図
に示されている曲線■のように、複写動作時間が増大す
るとともにあるレベルVsまで連続して低下することか
ら、供給される電荷の量は、曲線■のように、あるレベ
ルIsまで連続して増大される。一方、複写動作が中断
され或いは休止されて、休止時間が連続することで、上
記帯電能力は、第4B図に示されている曲線■のように
次第に回復されることから、供給される電荷の量は、曲
線■のように、初期状態に向かって次第に減少される。
尚、この第4A図及び第4B図に示されている曲線■、
即ち、感光体42へ供給される電荷の補正曲線は、例え
ば、第4C図に示されているように、ある時間ごとに分
割されて、帯電出力ランクデータDn (nは、分割数
を示し、1〜n個のデータが存在する)としてRAM7
5に記憶されている。また、このランクデータDnは、
複写動作が休止或いは中断されている間であっても、タ
イマ72で計測された複写動作時間或いは休止時間に基
づいてROM73から呼出された時間データに基づいて
規定されるデータに書換えられる。
ところで、この画像形成装置2では、時間の経過を温度
の変化として検出する温度検出装置即ちサーミスタ60
か用いられ、主電源が次にONされた場合に、装置内部
の温度を検出することで、感光体の疲労の回復状態が検
出される。即ち、装置2の主電源が次にONされた場合
に、加圧ローラ58或いはヒートローラ57に近接して
配置されているサーミスタ60によって装置2の内部(
機内)温度が検出され、サーミスタ60の出力から主電
源のOFFの状態か継続しているかどうかが判断されて
、(サーミスタの出力によって内部温度が十分に低くな
っていることが確認された場合)RAM74の帯電出力
ランクデータDnか初期化される。
換言すると、装置2の主電源がOFFされると、概ね数
時間で、内部(機内)温度が室温(装置か配置されてい
る場所の環境温度)と同程度に下がることから、例えば
、夜間或いは故障時など、数時間以上、装置2の主電源
がOFFされた場合には、感光体42の帯電能力が十分
に回復されていると判断てきる。従って、装置2の内部
温度を検出することで、感光体42の帯電能力の回復状
況を検出することができる。
RAM74の帯電出力ランクデータDnが初期化され、
その後、新たに複写動作が開始された場合に、画像濃度
が変動することはなくなる。尚、装置2が休止状態或い
は省エネキー18fがONされた状態では、タイマ72
が時間を計測していることから、次の複写動作開始と同
時に帯電出力ランクデータDnが所定の値に置換えられ
、最適な条件で原稿の画像が複写されることはいうまで
もない。
トナーTを載せた用紙Pは、搬送装置56を介してヒー
トローラ58、このヒートローラ58に圧接される加圧
ローラ59の間に形成され、加圧されている通路へ導か
れる。ヒートローラ58は、熱溶融性であるトナーTを
溶かし、用紙Pにその一部を浸透させるに十分な温度ま
で加熱されていることから、トナーTが用紙Pに定着(
固着)される。
以上のようにして、原稿の画像が複写された用紙(被転
写材)Pは、第1図に示した排出トレイ16へ複写面を
表にした(上に向けた)状態で排出される。
〔発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、装置の主電源が
ONされた時点の(装置の)内部温度かヒートローラ或
いは加圧ローラに近接して配置されるサーミスタによっ
て検出されることで感光体の疲労が充分に回復されたが
どうかが判断されて、記憶装置に記憶され、感光体に電
荷を供給する帯電装置からの帯電出力を制御するデータ
が書換えられる。即ち、感光体に電荷を供給する帯電装
置の帯電出力が装置の主電源がONされた時点から新た
に制御される。従って、感光体に電荷を供給する帯電装
置の出力がより正確に補正され、原稿の画像が安定した
画像濃度で複写される。この結果、画像形成装置の動作
時間或い休止時間の長短にかかわらずどのような状況で
あっても、最適な画像濃度で原稿の画像が複写され、複
写コストが低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例か用いられている画像形
成装置の全体を示す概略図、第2図は、第1図に示した
画像形成装置に組込まれているプロセス制御回路の概略
を示すブロック図、第3図は、第1図に示した画像形成
装置に組込まれる操作パネルを示す概略図、第4A図乃
至第4C図は、感光体の表面電位及び感光体に供給され
る電荷の量を規定する主帯電高圧トランスの出力変化を
示すグラフである。 2・・・画像形成装置、9・・・制御部、IO・・・原
稿載置台、12・・・原稿押さえ、21・・・照明ラン
プ、31・・・結像レンズ、32・・・第4ミラー、4
1・・・帯電装置、42・・・感光体、43・・・現像
装置、44・・・主帯電高圧トランス、45・・・転写
装置、47・・・クリーニング装置、48・・・除電装
置、57・・・ヒートローラ、58・・・加圧ローラ、
60・・・サーミスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  被読取物の情報を結像させる手段と、この結像手段に
    よって電荷パターンが形成され、顕像化手段を介して前
    記電荷パターンが顕像化される記録媒体と、転写材を供
    給する供給手段と、前記記録媒体上の像を前記供給手段
    からの転写材に転写する転写手段と、この転写された像
    を定着する定着手段と、時間の経過を測定する第一の測
    定手段と、前記定着手段に近接して配置され、前記定着
    手段の温度を測定する第二の測定手段と、前記第二の測
    定手段からのデータに基づいて書換え可能であって、前
    記第一の測定手段から出力されるデータを記憶する記憶
    手段と、前記の記憶手段に記憶されているデータに基づ
    いて制御され、前記記録媒体に供給される電荷の量を制
    御する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002006569A (ja) * 2000-06-27 2002-01-09 Canon Inc 画像形成装置
JP2007256567A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Oki Data Corp 画像形成装置

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