JPH03289596A - 配管減肉管理評価システム - Google Patents
配管減肉管理評価システムInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
発電所の配管関連トラブル発生時や配管定期検査時にお
いて事前準備の作業量の低減、迅速な対応、的確な余寿
命評価、それに基づく計画の立案及び点検計画の立案に
好適な配管減肉管理評価システムに関するものである。
諸情報を記載し、書類上で管理を行っていた。従って配
管に関するトラブル発生時又は配管の定期検査時の対応
においては、これらの関係書類に記述された情報を数人
の作業者により収集し整理することにより、相当な日数
をかけて対応を行っていた。
管理では、関連情報を書類上で管理し、トラブル発生時
又は定期検査時における対応はすべて関係書類の情報を
複数の作業者が手作業で整理することによって対応して
いる。例えば配管トラブル発生時の具体的対応の流れを
としては、応急処置を施しながら、先ず原因究明の検討
を行い、対策決定後に恒久措置を行う。原因究明の検討
の際には配管番号、材質、流体の条件、温度、湿り度、
流速等の多種大量の情報の収集と整理、及び検討を行わ
なければならない。このために時間を要し、迅速な対応
を行うことができない。更に配管定期検査時においても
処理すべき情報の量が多いため、配管関連トラブル発生
時と同様な問題が起き、加えて的確な点検計画を立案で
きないという問題点も生じる。
間で処理した場合でも、約40〜50工数が必要であり
、約4〜5人の作業員で15日程度を費やし、また配管
減肉対策計画では約30工数が必要であり、約2人の作
業員で15日程度を費やしていた。
理技術では、配管に関するトラブル発生時や配管定期検
査時の作業時間や作業量の配慮がなされておらず、迅速
な対応及び充分な対応ができないという問題があった。
データベースで管理し、配管に関するトラブル発生時に
は正確且つ迅速な対応を取ることができ、更に余寿命に
ついての的確な評価を実施でき、配管定期検査時には的
確な配管計画及び点検計画を立案できる配管減肉管理評
価システムを提供することにある。
くともプラント情報、系統情報、配管仕様情報、配管減
肉情報、減肉重要度ランク情報、系統画面情報、配管ラ
イン色別情報、実機肉厚測定情報が入力情報として格納
されるデータベースと、データベースから減肉配管の管
理項目、減肉率、余寿命評価を出力させる複数のシステ
ムのそれぞれを稼働させる複数のプログラムが格納され
る補助記憶手段と、システムを稼働させる複数のプログ
ラムのいずれかを選択的に呼込み、データベースに格納
されている減肉配管を管理する他の各種情報を制御・演
算して減肉配管の管理項目と減肉率と余寿命評価を出力
させる中央処理手段と、管理項目と減肉率と余寿命を含
む出力のいずれかを表示する表示手段とから構成される
。
第1のシステム構成において、前記出力をプリンタ出力
させる出力手段を備えることを特徴とする。
第1のシステム構成において、データベ−スが、配管の
内部を流れる流体の流体種類、温度、溶存酸素、湿り度
、流速の減肉要因パラメータの組み合わせにより作成さ
れる減肉配管重要度ランク分類情報を格納し、補助記憶
手段が減肉配管重要度ランク分類情報を出力させるシス
テムを稼働するプログラムを格納し、中央処理手段がプ
ログラムに従い減肉配管重要度ランク分類情報を読み込
み、制御・演算を行って表示手段に減肉配管重要度ラン
ク分類を出力させるように構成されることを特徴とする
。
第3のシステム構成において、中央処理手段が、重要度
ランク別の分類に基づく配管の減肉率を求め、この減肉
率を利用して余寿命評価を行い、これらの情報及び各配
管ごとの余寿命及び今後の管理方法を表示手段に出力さ
せるようにしたことを特徴とする。
いて書類上で管理していた原子カプラントの配管の減肉
に関する諸情報をデータベースで管理し、補助記憶手段
に管理項目の整理、減肉率の算出・整理、余寿命評価等
を行わせる複数のサブシステムを起動するプログラムを
備え、データベースにおける諸情報と補助記憶手段のプ
ログラムを用いて中央処理手段が各種指示に基づき各種
の演算・制御を実行して表示手段に管理項目、減肉率、
配管の余寿命評価を出力表示させる。これにより作業員
は減肉配管に関する必要な情報を迅速に得ることができ
る。更に詳しくは、本発明による配管減肉管理評価シス
テムにおいては、例えば減肉配管重要度サブシステムや
減肉配管ライン色別サブシステムでは、プラント塩や系
統名等を指定して検索すると、指定検索に該当する情報
をデータベースから読み込んでそれぞれの画面を表示手
段に表示する。また、減肉重要度分類表示すブシステム
では、プラント塩、系統名、重要度ランクを指定検索す
ると、該当する配管番号、配管範囲、配管材質等の諸情
報が表示画面に表示される。更に、配管余寿命評価サブ
システムでは、ブランド名、系統名、流速、温度、材質
等を指定検索すると、中央処理手段が該当する配管の減
肉率を算出し、減肉率、余寿命、今後の配管計画、点検
計画の諸情報が表示手段に表示される。
。
テムの全体のハード構成を示す。本図において、1はデ
ータベースで、このデータベース1は肉厚測定情報2、
プラント情報・系統情報3、配管仕様情報・配管減肉情
報4、減肉重要度ランク情報5、系統画面情報・配管ラ
イン色別情報6を格納している。これらの情報は入力・
操作装置19によって入力情報として初期登録しデータ
ベースlに入力され、格納される。7は補助記憶装置で
あり、補助記憶装置7は、データベース1に格納されて
いる前記の諸情報を処理し、CRT装置13における後
述される任意の出力画面に表示させるための各種のサブ
システム起動プログラム、例えば減肉配管重要度ランク
サブシステム起動プログラム8、減肉配管ライン識別サ
ブシステム起動プログラム9、減肉重要度分類表示すブ
システム起動プログラム10、減肉要因別減肉率余寿命
評価サブシステム起動プログラム11などを格納してい
る。中央処理装置(以下CPUという)12は、補助記
憶装置7に格納された各種の前記サブシステム起動プロ
グラムを呼出し、この起動プログラムに従ってデータベ
ース1に格納されている前記諸情報を制御、演算、比較
するように機能する。CPUI2で作成されたデータは
前記CRT装置13に与えられ、ここにおいて減肉配管
重要度ライン出力リスト14、減肉配管ライン15、減
肉重要度分類表示16、仕様別減肉率表示17、余寿命
評価表示18などの仕様別に減肉配管に関する前述した
任意の出力画面が表示される。これらの出力画面の具体
的構成については後で詳述される。上記の如く本実施例
に係る配管減肉管理評価システムは、データベース1と
補助記憶装置7とCPU12とCRT装置13と入力・
操作装置19とから構成される。なお、データベース1
に格納される情報、補助記憶装置7に格納されるサブシ
ステム起動プログラム、CRT装置13で表示される態
様は、それぞれシステムの目的及び規模に応じて変更、
増加される。またCRT装置13の画面に表示される内
容をすべてプリント出力できるように配管減肉管理評価
システムにプリント出力装置20を付設することもでき
る。
体的な基本動作のフローチャートを示す。
示するためのステップであり、CRT装置13の表示画
面に第6図に示すような内容の画面を表示する。第6図
に示される画面がCRT装置13に表示されると、オペ
レータはメニューを見て必要なサブシステムを選択し、
これを指定すべく入力・操作装置19から入力する。C
PU12はオペレータの入力を受けてステップ22を実
行し、指定されたサブシステム名を入力する。次のステ
ップ23では、指定されたサブシステムのプログラムを
補助記憶装置7から読み出す。そして、ステップ24で
指定サブプログラムを実行する。
システム起動プログラムに関して共通に実行される。以
下では各サブシステムごとに分けて詳しく説明する。
れる各サブシステム起動プログラムの処理フローについ
て説明し、併せてそれぞれのサブシステム起動プログラ
ムの操作手順と出力画面を第6図〜第18図を参照して
説明する。
の処理フローを示す。この処理フローで、CRT装置1
3の画面に最初に表示される基本メニュー(第6図に示
される画面110)において減肉配管重要度サブシステ
ムを選択すると、処理内容のメニューを表示する(ステ
ップ31)。このメニューは第6図に示される画面11
1である。
内容をCPU12が入力する(ステップ32)。次のス
テップ33においては、処理内容がデータ入力、修正、
削除であるか否かを判定する。
4に移り、NOの場合にはステップ37に移る。ステッ
プ34では第6図のメニュー112をCRT装置13の
画面に表示する。そして、メニュー112の項目1を入
力したか否かをステップ35で判定し、YESのときに
はステップ36で第7図に示された画面114を表示す
る。またステップ37の方へ移ったときには、データベ
ース1からプラント情報・系統情報3、配管番号、配管
範囲、配管材質等の各データ及び配管番号の配管範囲ご
との減肉要因パラメータ等の配管仕様情報・配管減肉情
報4、減肉配管重要度ランク情報5及び重要度ランクご
とに色別した配管ラインの色の情報6を、データベース
1からそれぞれ読出して入力する(ステップ37.38
.39.40)。以上の諸データが入力が終わると、次
に第6図に示されたメニュー113をCRT装置13の
画面に表示する(ステップ41)。このメニュー113
において、出力を希望するプラント名を指定しくステッ
プ42)、続いて出力を希望する系統名称を指定する(
ステップ43)。そうすると、出力を希望する配管番号
と配管範囲が明確であるか否かの判定が行われる(ステ
ップ44)。
配管範囲を任意に指定して検索項目を設定する(ステッ
プ45)。そして、その後出カキ−を操作すると、任意
に指定された検索項目ごとに配管重要度ランク出力リス
ト(減肉要因パラメータ、減肉重要度ランク、配管ライ
ン色別)を出力する(ステップ46)。反対にステップ
44において「不明確」であると判定されたときには、
プラント名、系統名称ごとの全配管重要度ランク出力リ
ストを出力する(ステップ47)。
グラム8の実行例として減肉重要度ランクを出力させる
操作手順と出力画面を具体的に第6図〜第8図に基づい
て説明する。出力画面は前記CRT装置13の表示画面
に表示され、各操作は入力・操作装置19を用いて行わ
れる。
の表示画面110では、前述した4つのサブシステムが
表記され、各サブシステムに対応する番号1〜4を選択
して入力・操作装置19の番号キーを用いて入力するこ
とにより任意のサブシステムを選択することができる。
た減肉重要度ランクサブシステム起動プログラム8が起
動し、表示画面が3つの基本メニューを表示する画面1
11に変わる。基本メニューとしては、1゜データ入力
、修正、削除、2.減肉重要度ランク出力、3.終了、
の3つである。基本メニュ一番号1では初期データの入
力も可能である。この基本メニュ一番号1を入力すると
、表示画面は画面112に示す如く対話式にデータの入
力・修正・削除をしますかと聞いてくる。これに応じて
番号lを入力する。そうすると、表示画面は第7図に示
される減肉配管重要度ランク入力・修正・削除画面11
4に変わる。一方、基本メニュ一番号2を選択し入力す
ると、減肉重要度ランク出力設定の画面113に変わり
、この画面113においてプラント名称と系統名称を入
力すると、第8図に示される減肉配管重要度ランク出力
リストの画面115に変わる。第6図の表示画面におけ
る前記操作とフローチャートの対応は第2図で説明した
通りである。
除の画面114では、画面に表記されているプラント名
称、系統名称、配管番号、配管範囲、配管材質、減肉要
因パラメータ、減肉重要度ランク、配管ライン色別の各
項目の初期登録時において不足データの入力、既存デー
タの修正或いは削除が、CRT装置13の画面上にて人
力・操作装置19を操作して実施される。データの入力
・修正・削除に関する登録が完了したら両断114上で
データ登録完了の番号1を入力し、プラント名称と系統
名称のデータ登録が完了する。ただし、入力データの量
が少ない場合には、第7図に示された画面の表で初期デ
ータを登録することも可能である。
の画面115では、Aプラント及び主蒸気系(MS)に
おける配管番号及び配管範囲に関する配管材質、流体条
件、温度、溶存酸素、湿り度、流速等の減肉要因パラメ
ータと、減肉重要度ランクと、配管ライン色別の諸情報
が出力される。
み合わせにより配管減肉の進行可能性の大小を5段階程
度にランク付けしたものであり、その詳細については後
述される。また配管ライン色別とは、上記の5段階程度
の重要度ランクごとに色を適宜に設定したものであり、
その詳細についても後述される。
グラム9の処理フローを示す。ステップ51では、前記
の表示画面110において本起動プログラムが選択され
ることによって、第9図に示されるメニュー121が表
示される。次いで第2図の処理フローの場合と同様にし
てステップ32及び33が実行され、YESの場合には
ステップ52に移り、Noの場合にはステップ55に移
る。ステップ52では第9図のメニュー122を表示し
、ステップ53でメニュー122の項目1が入力された
か否かを判定し、YESのときにはステップ54を実行
して第10に示される画面をCRT装置13に表示する
。またステップ55に移ったときには、プラント情報・
系統情報3をデータベース1から読み出す(ステップ5
5)。その後ステップ56で第9図のメニュー113を
表示する。次にプラント名称及び系統名称に対応した系
統図情報に基づいて該当する各機器を設定する(ステッ
プ57)。ステップ57で設定されたPOOL、弁、ポ
ンプ、TANK等の各機器を配管重要度ランクごとに色
別された色の配管ラインで結合する(ステップ58)。
ライン系統図情報が作成される。次いで、出力を希望す
るプラント名を指定しくステップ59)、続いて出力を
希望する系統名称を指定する(ステップ60)と、出力
を希望する配管番号及び配管範囲が明確であるか否かが
判定される(ステップ61)。その判定において「明確
」であるときには、配管番号と配管範囲を任意に指定し
て検索項目を設定する(ステップ62)。そして、その
後出カキ−を操作すると、任意に指定された検索項目ご
とに配管ライン系統図情報である減肉配管ライン(配管
重要度ランクの色別情報を含む)をCRT装置13に出
力する(ステップ63)。反対にステップ61において
「不明確」であると判定されたときには、プラント名、
系統名称ごとの減肉配管ライン(配管重要度ランクの色
別情報を含む)をCRT装置13に出力する(ステップ
64)。
ラム9の実行例として減肉配管ラインを色別に出力表示
させる操作手順と出力画面を第9図〜第11図に基づい
て具体的に説明する。出力画面は前記CRT装置13の
表示画面に表示され、各操作は入力・操作装置19を用
いて行われる。
を示し、110は前述した減肉配管管理システムの初期
の表示画面である。第9図では画面110において番号
2を入力している。そうすると、前述した減肉配管ライ
ン色別サブシステム起動プログラム9が起動し、表示画
面が3つの基本メニューを表示する画面121に変わる
。基本メニューとしては、1.データ入力、修正、削除
、2、減肉配管ライン色別表示、3.終了、の3つであ
る。基本メニュ一番号1を入力すると、表示画面は画面
122に示す如く対話式にデータの入力・修正・削除を
しますかと聞いてくる。これに応じて番号1を入力する
。そうすると、表示画面は第10図に示される減肉配管
ライン入力・修正・削除の画面124に変わる。一方、
基本メニュ一番号2を選択し入力すると、減肉配管色別
ライン色別表示の画面123に変り、この画面123に
おいてプラント名称と系統名称を入力すると、第12図
に示される減肉配管ラインを出力表示させる画面125
に変わる。
称ごとに系統図イメージで表示される。
プラントと主蒸気系(MS)のPOOLI24aを始点
とする系統図をCRT画面上に設定したものであり、始
点から終点までの間に設置されている配管、弁、ポンプ
等の各々の固有番号(例えば配管の場合は配管番号、弁
の場合は弁番号、ポンプの場合はポンプ番号)及び配管
番号、配管範囲の減肉重要度ランクごとに色別された配
管ラインをCRT画面上に系統図として入力設定するも
のである。またこれらの画面は、配管、弁、ポンプ等の
各々の固有番号の追加、変更及び減肉重要度ランクの変
更等に伴うデータの修正、削除をCRT画面上で実施す
る。データの入力・修正・削除に関する登録が完了した
らデータ登録完了の番号を入力してプラント名称、系統
名称ごとのデータ登録が完了となる。
系統図の一部を示し、Aプラント、主蒸気系(MS)の
系統図における始点から途中までの間に設置されている
機器(例えば、POOL124a等)、配管、弁、ポン
プ画面及び各々の固有番号及び配管番号、配管範囲の減
肉重要度ランクごとに色別された配管ラインが出力され
る。なお上記において、配管範囲とは配管の減肉要因パ
ラメータの変化によって配管番号が変更となる配管範囲
をいう。
テム起動プログラム10の処理フローを示す。ステップ
71では、前記の表示画面110において本起動プログ
ラムが選択されることによって、第12図に示されるメ
ニュー131が表示される。次いで第2図の処理フロー
の場合と同様にしてステップ32及び33が実行され、
YESの場合にはステップ72に移り、NOの場合には
ステップ75に移る。ステップ72では第12図のメニ
ュー132を表示し、ステップ73でメニュー132の
項目1が入力されたか否かを判定し、YESのときには
ステップ74を実行して第13図に示される画面をCR
T装置13に表示する。
タ、減肉要因パラメータごとの重要度ランク、重要度ラ
ンクごとの配管色別、重要度ランクごとの減肉重要性説
明の各情報をそれぞれデータベース1から入力する(ス
テップ75,76.77.78)。この状態において本
発明の減肉配管管理システムを起動し、減肉重要度ラン
ク分類を表示する(ステップ79)。次に重要度ランク
ごとの出力が必要か否かを判定しくステップ80)、必
要な場合にはランク指定キーによって希望する重要度ラ
ンクを指定しくステップ81)、更にプラント名称及び
系統名称を指定する(ステップ82)と、出カキ−を操
作する条件の下で、プラント名称、系統名称ごとの重要
度ランク別減肉配管重要度うンク出カリストを出力する
(ステップ83)。
ラム10の実行例として減肉重要度分類を出力表示させ
る操作手順と出力画面を具体的に第12図〜第15図に
基づいて説明する。出力画面は前記CRT装置13の表
示画面に表示され、各操作は入力・操作装置19を用い
て行われる。
示し、110は前述した減肉配管管理システムの初期の
表示画面である。第12図では画面110で番号3を入
力している。そうすると、前述した減肉重要度分類表示
すブシステム起動プログラム10が起動し、表示画面が
3つの基本メニューを表示する画面131に変わる。基
本メニューとしては、1.データ入力、修正、削除、2
゜減肉重要度分類サブシステム、3.終了、の3つであ
る。基本メニュ一番号1を入力すると、表示画面は画面
132に示す如く対話式にデータの入力・修正・削除を
しますかと聞いてくる。これに応じて番号lを入力する
。そうすると、表示画面は第13図に示される減肉重要
度ランク分類入力・修正・削除の画面133に変わる。
図に示される減肉重要度ランク分類が出力される画面1
34に変わる。
ラメータである流体条件、温度、溶存酸素、湿り度、流
速及び5段階程度(例えばランクI〜■の段階)の重要
度ランクの各項目をCRT画面上で初期登録し、減肉要
因パラメータが変更された場合に、パラメータの修正・
削除を初期登録と同様にCRT画面上で実施する。ここ
で重要度ランクの5段階表示は、これまでの原子カプラ
ントの運転経験と実験等による技術的知見により設定さ
れるものであり、流体条件(例えば、中性純水、蒸気条
件で減肉進行の可能性が大きい)、温度(例えば、60
℃以上の条件で減肉進行の可能性が大きい)、溶存酸素
(例えば、15ppbより少ない条件で減肉進行の可能
性が大きい)の各条件の組み合わせに基づき、工:減肉
可能性が特に大、■二減肉可能性が大、■二減肉可能性
が中、■二減肉可能性が小、■二減肉可能性特になし、
に分類したものである。これらのランクにはそれぞれ色
が指定されており、色別に表示され、視認性を向上させ
ている。
では、第13図で初期登録された、或いは修正・削除さ
れた入力データがそのまま出力表示される。この画面1
34では、重要度ランクごとに説明を補足した表示も同
時に出力され、重要度ランク別にランク指定キーが設定
されている。
名称を入力すると、第15図に示されるようにランク指
定キーすなわち重要度ランク別の減肉配管重要度ランク
出力リストの画面135が出力される。第15図に示さ
れる出力リストの画面構成は第8図の画面構成と同等で
あるが、減肉重要度ランク別に出力される点に特徴があ
る。
サブシステム起動プログラム11の処理フローを示す。
動プログラムが選択されることによって、第16図に示
されるメニュー141が表示される。次いで第2図の処
理フローの場合と同様にしてステップ32及び33が実
行され、YESの場合にはステップ92に移り、NOの
場合にはステップ95に移る。ステップ92では第16
図のメニュー142を表示し、ステップ93でメニュー
142の項目1が入力されたか否かを判定し、YESの
ときにはステップ94を実行してデータ入力、修正、削
除の画面をCRT装置13に表示する。またステップ9
5に移ったときには、プラント情報・系統情報、配管番
号と配管範囲と配管材質の各情報及び配管番号の配管範
囲ごとの減肉要因パラメータ、配管の実機肉厚測定デー
タをデータベース1から入力する(ステップ95.96
.97)。この状態において減肉配管管理システムを起
動し、減肉要因別減肉率余寿命評価サブシステムを選択
する(ステップ98)。判断ステップ99において、余
寿命評価が必要な場合には、ステップ100で第16図
に示されるメニュー144を画面に表示し、この画面上
で出力を希望する配管番号を指定しくステップ101)
、出カキ−を操作すると減肉要因パラメータごとに処理
された減肉率を用いて余寿命評価を行い、出力を行う(
ステップ102)。ステップ99で余寿命評価が必要で
ないと判定された場合には、ステップ103でCRT画
面に第16図に示されたメニュー143を表示し、この
画面上で出力を希望するプラント名を指定する(ステッ
プ104)。
ップ105)、出カキ−を操作すると、減肉要因パラメ
ータごとに処理された減肉率のリストが出力される(ス
テップ106)。
動プログラム11の実行例としてその操作手順と出力画
面を具体的に第16図〜第18図に基づいて説明する。
各操作は入力・操作装置19を用いて行われる。
操作フローを示し、図中110は前述した減肉配管管理
システムの初期の表示画面である。
システム起動プログラム11が起動し、表示画面が4つ
の基本メニューを表示する画面141に変わる。基本メ
ニューとしては、1.データ入力、修正、削除、2.減
肉重要度ランク出力、3、余寿命、4.終了の4つであ
る。基本メニュ一番号1を入力すると、表示画面は画面
142に示す如く対話式にデータの入力・修正・削除を
しますかと聞いてくる。これに応じて番号1を入力する
と、表示画面は図示しない入力・修正・削除の画面に変
わる。基本メニュ一番号2を入力すると画面は143の
画面に変わり、この画面143においてプラント、系統
、材質、流速、湿り度、温度、02濃度等を指定すると
、肉厚測定情報を利用して減肉率が計算される。画面1
43において各々の仕様条件別の出カキ−1を入力する
と第17図に示される減肉率の出力リスト画面106が
表示される(これは第5図のステップ106に対応して
おり、その出力データに基づく表示例である)。また基
本メニュ一番号3を入力すると画面は144の画面に変
わり、この画面144において前記と同様にプラント、
系統等を指定し、加えて配管範囲を指定すると、材質、
流速、湿り度、温度、02濃度等により区分された条件
ごとの減肉率を用いて減肉厚測定データに基づき余寿命
評価の演算を行い、余寿命評価の結果が第18図に示さ
れるCR7画面147にて出力される(これは第5図の
ステップ102に対応しており、その出力データに基づ
く表示例である)。
ラント内の膨大な配管の減肉に関する諸情報をデータベ
ースで管理するように構成したため、配管減肉に関して
トラブルが発生したときに正確に且つ迅速な対応を行う
ことができ、作業工数、作業時間を低減することができ
る。これは従来に比較し175程度の工数低減を図るこ
とができる。また、配管の定期検査時の定期的な配管減
肉対策計画においても、正確且つ迅速な計画支援が可能
となり、配管減肉対策計画に対する作業時間、作業工数
の低減を図ることができる。これは従来に比較し1/3
程度の工数低減を図ることができる。更に、コンピュー
タシステムによる原子カプラント配管の減肉による余寿
命評価を行うように構成したため、原子カプラントの総
合的な予防保全の充実により、プラントの信頼性向上に
も多大な効果がある。
ード槽底を示すブロック図、第1B図は配管減肉管理評
価システムの基本動作を示すフローチャート、第2図は
減肉配管重要度ランクサブシステムの動作を示すフロー
チャート、第3図は減肉配管ライン色別サブシステムの
動作を示すフローチャート、第4図は減肉重要度分類表
示すブシステムの動作を示すフローチャート、第5図は
減肉要因別減肉率余寿命評価サブシステムの動作を示す
フローチャート、第6図は減肉重要度ランクサブシステ
ムの操作手順を示すフローチャート、第7図は減肉配管
重要度ランク入力・修正・削除の画面を示す図、第8図
は減肉配管重要度ランク出力リストの画面を示す図、第
9図は減肉配管ライン色別サブシステムの操作手順を示
すフローチャート、第10図は減肉配管ライン入力・修
正・削除の画面を示す図、第11図は減肉配管ラインを
表示する画面を示す図、第12図は減肉重要度分類表示
すブシステムの操作手順を示すフローチャート、第13
図は減肉重要度ランク分類入力・修正・削除の画面を示
す図、第14図は減肉重要度ランク分類を表示する画面
を示す図、第15図は減肉配管重要度ランク出力リスト
を表示する画面を示す図、第16図は減肉要因別減肉率
余寿命評価サブシステムの操作手順を示すフローチャー
ト、第17図は減肉要因別減肉率表を表示する画面を示
す図、第18図は配管別系寿命評価リストを表示する画
面を示す図である。 〔符号の説明〕 1・・・・・・データベース 2・・・・・・肉厚測定情報 3・・・・・・プラント情報・系統情報4・・・・・・
配管仕様情報・配管減肉情報5 ・ ・ 7 ・ ・ 12 ・ 13 ・ 19 ・ 減肉重要度ランク情報 補助記憶装置 中央処理装置 CRT装置 入力・操作装置 第1B図
Claims (4)
- (1)少なくともプラント情報、系統情報、配管仕様情
報、配管減肉情報、減肉重要度ランク情報、系統画面情
報、配管ライン色別情報、実機肉厚測定情報が入力情報
として格納されるデータベースと、 前記データベースから減肉配管の管理項目、減肉率、余
寿命評価を出力させる複数のシステムのそれぞれを稼働
させる複数のプログラムが格納される補助記憶手段と、 前記システムを稼働させる前記複数のプログラムのいず
れかを選択的に呼込み、前記データベースに格納されて
いる減肉配管を管理する他の前記各種情報を制御・演算
して減肉配管の前記管理項目と前記減肉率と前記余寿命
評価を出力させる中央処理手段と、 前記管理項目と前記減肉率と前記余寿命を含む前記出力
のいずれかを表示する前記表示手段とからなることを特
徴とする配管減肉管理評価システム。 - (2)請求項1記載の配管減肉管理評価システムにおい
て、前記出力をプリンタ出力させる出力手段を5えるこ
とを特徴とする配管減肉管理評価システム。 - (3)請求項1記載の配管減肉管理評価システムにおい
て、前記データベースは、配管の内部を流れる流体の流
体種類、温度、溶存酸素、湿り度、流速の減肉要因パラ
メータの組み合わせにより作成される減肉配管重要度ラ
ンク分類情報を格納し、前記補助記憶手段は前記減肉配
管重要度ランク分類情報を出力させるシステムを稼働す
るプログラムを格納し、前記中央処理手段は前記プログ
ラムに従い前記減肉配管重要度ランク分類情報を読み込
み、制御・演算を行って前記表示手段に前記減肉配管重
要度ランク分類を出力させるように構成されたことを特
徴とする配管減肉管理評価システム。 - (4)請求項3記載の配管減肉管理評価システムにおい
て、前記中央処理手段は、前記重要度ランク別の分類に
基づく配管の減肉率を求め、この減肉率を利用して余寿
命評価を行い、これらの情報及び各配管ごとの余寿命及
び今後の管理方法を前記表示手段に出力させるようにし
たことを特徴とする配管減肉管理評価システム。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007085697A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | クリンカ輸送配管寿命管理システム及び寿命管理方法 |
JP2022160658A (ja) * | 2018-06-27 | 2022-10-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 測定端末、測定システム、測定方法およびプログラム |
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