JPH03289287A - 光伝送システムにおける画像信号検出回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、画像信号検出回路に関する。より詳細には、
本発明は、送信側で画像信号をディジタル化した後光信
号として送出し、受信側で受信信号をアナログ変換して
画像信号を再生するシステムにおいて、特に受信側で画
像信号人力の有無を検出する回路の新規な構成に関する
。

従来の技術 第４図は、従来の画像信号検出回路を含む光伝送システ
ムの典型的な構成を示す図である。

同図に示すように、このシステムは、画像信号を送信器
Ａ側から、光ファイバ４を介して接続された受信器Ｂ側
に伝送するシステムである。

ここで、送信器Ａは、入力されたアナログ画像信号をＮ
ビットパラレルのディジタル画像信号に変換するアナロ
グ／ディジタル変換器（以下、Ａ／Ｄ変換器と記載する
）１と、Ａ／Ｄ変換器１の出力をシリアル信号に変換す
るパラレルシリアル変換器（以下、Ｐ／Ｓ変換器と記載
する）２と、Ｐ／Ｓ変換器２の出力する電気信号を光信
号に変換して光伝送路たるＰ／Ｓ変換器ファイバ４に送
出する光送信器（電気／光変換器〉　３とを備えている
。

一方、受信器Ｂは、光ファイバ４を介して伝送された光
信号を電気信号に変換する光受信器（光／電気変換器）
５と、光受信器５から出力された画像信号をＮビットの
パラレル信号に変換するシリアル／パラレル変換器（以
下、Ｓ／Ｐ変換器と記載する）６と、Ｓ／Ｐ変換器６が
出力するディジタル画像信号をアナログ信号に変換する
ディジタル／アナログ変換器（以下、Ｄ／Ａ変換器と記
載する）７と、更に、受信器Ｂに対して有効な画像信号
が入力されていることを検出するための画像信号検出回
路として積分回路８とを備えている。

尚、Ｓ／Ｐ変換器６は、通常のＳ／Ｐ変換回路６ａと共
に、フレーム同期回路６ｂを備えている。

以上のように構成された光伝送システムにおいては、送
信器Ａに入力された画像信号を、Ａ／Ｄ変換器１におい
てＮビットパラレルのディジタル画像信号に変換した後
、Ｓ／Ｐ変換器２においてシリアル信号に変換し、光送
信器３を介して光信号として光ファイバ４に送出する。

一方、受信器Ｂにおいては、光ファイバ４から人力され
た光信号を光受信器５によってシリアルなディジタル信
号に変換した後、フレーム同期回路６ｂによってタイミ
ングをとりながらＳ／Ｐ変換回路６ａによってＮビット
パラレルのディジタル画像信号に変換し、これをＤ／Ａ
変換器７によってアナログ画像信号に再生する。

ここで、Ｄ／Ａ変換器７の出力は、積分回路８にも入力
されている。積分回路８は、Ｄ／Ａ変換器７の出力を積
分して、アナログ画像信号がある場合に“画像信号有”
を示す画像信号検出信号を出力するので、受信器Ｂ側で
画像信号の有無を監視できるように構成されている。

発明が解決しようとする課題 上述のように、従来の画像信号検出回路は積分器により
構成されており、Ｄ／Ａ変換器７の出力を積分処理する
ことによって画像信号検出信号を生成するように構成さ
れていた。

ところで、光受信器は光信号が入力されていないときに
は発振状態となるので、上述のようなシステムにおいて
実際には画像信号の伝送が行われていない場合、即ち、
光送信器が動作していない場合あるいは光ファイバが断
線した場合でも、Ｓ／Ｐ変換器６およびＤ／Ａ変換器７
にはノイズが人力され、何らかの信号が出力される。ま
た、Ｓ／Ｐ変換器６において同期はずれが発生した場合
には、Ｄ／Ａ変換器７が出力する信号は画像信号として
使用できる信号ではなくなっている。

しかしながら、前述のような従来の画像信号検出回路で
は、このようなノイズあるいは異常な信号がＤ／Ａ変換
器７に入力された場合にも、その出力を積分器８に入力
して画像信号が有ることを示す画像信号検出信号を出力
してしまう。

そこで、本発明は上記従来技術の問題点を解決し、光信
号伝送が何らかの理由で遮断された場合には、確実に画
像信号検出信号の出力を抑止することができる新規な画
像信号検出回路を提供することをその目的としている。

課題を解決するための手段 即ち、本発明に従うと、ディジタル画像信号を光信号と
して受信し、該受信した光信号を電気信号に変換した後
、更にアナログ画像信号に変換して画像の再生を行う、
光伝送システムのための受信器において受信画像信号の
有無を検出する画像信号検出回路であって、該アナログ
画像信号から水平同期信号を抽出する水平同期信号検出
回路と、該水平同期信号検出回路の出力を人力される積
分回路とを備え、該積分回路の出力を画像信号検出信号
として出力するように構成されていることを特徴とする
画像信号検出回路が提供される。

韮艮 本発明に係る画像信号検出回路は、アナログ変換された
受信信号から水平同期信号を抽出した後、この水平同期
信号入力される積分回路の出力を画像信号検出信号とし
て出力するように構成されていることをその主要な特徴
としている。

即ち、従来の画像信号検出回路では、Ａ／Ｄ変換器の出
力に何らかの信号成分が含まれていれば″画像信号有″
を示す画像信号検出信号を出力するような構成になって
いたので、同期はずれによる異常な画像信号や単なるノ
イズが画像信号検出回路に人力された場合でも画像信号
検出信号を出力してしまうという問題があった。

これに対して、本発明に係る画像信号検出回路において
は、Ａ／Ｄ変換器の出力を、水平同期信号検出回路を介
して積分回路に接続しているので、異常な画像信号やラ
ンダムなノイズを入力された場合には、水平同期信号検
出回路が水平同期信号を抽出することができず、積分回
路には信号が入力されない。従って、受信器側において
同期はずれやノイズが発生して正常な画像信号再生を行
うことができない場合には、画像信号検出信号は出力さ
れない。

以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明するが
、以下の開示は本発明の一実施例に過ぎず、本発明の技
術的範囲を何ら限定するものではない。

実施例 第１図は、本発明に係る画像信号検出回路を含む光伝送
システムの具体的な構成例を模式的に示すブロック図で
ある。尚、同図において、第４図に示した光伝送システ
ムと同じ構成要素には同じ参照番号を付している。

同図に示すように、このシステムも、光ファイバ４を介
して接続された送信器Ａおよび受信器Ｂにより構成され
ている。送信器Ａは、第４図に示した従来のシステムの
送信器と同じ構成なので説明は省略する。受信器Ｂも、
光受信器５、Ｓ／Ｐ変換器６およびＤ／Ａ変換器７から
構成された基本的な信号処理系は、第４図に示した従来
のシステムと同じである。

本実施例に係る光伝送システムにおいては、画像信号検
出回路９の構成にその特徴がある。

即ち、本実施例に係る光伝送システムの画像信号検出回
路９は、Ｄ／Ａ変換器７の出力を入力される水平同期信
号検出回路１０と、水平同期信号検出回路１０の出力を
人力される積分回路８ａとから構成されており、積分回
路８ａが画像信号検出信号を出力するように構成されて
いる。

第２図（ａ）〜（Ｃ）は、第１図に示した光伝送システ
ムにおいて、実際に画像信号人力が有る場合の画像信号
検出回路の動作を説明する信号波形図である。

即ち、受信器Ｂ側に対して画像信号が人力され、且つ、
パラレル変換およびアナログ変換が正常に行われた場合
、Ａ／Ｄ変換器７の出力は、第２図（ａ）に示すような
アナログ画像信号となる。従って、このアナログ画像信
号を入力された水平同期信号検出回路１０は、第２図（
ｂ）に示すようなパルス状の水平同期信号を抽出して出
力する。この水平同期信号を入力された積分回路８ａの
出力信号は、第２図（Ｃ）に示すように、最初の水平同
期信号の最初のパルスを入力された時点で立ち上がり、
以後水平同期信号が入力され続けるかぎり”Ｈ”レベル
を保つ画像信号検出信号を出力する。

第３図（ａ）〜（Ｃ）は、第１図に示した光伝送システ
ムにおいて、正常な画像信号入力が無い場合の画像信号
検出回路の動作を説明する信号波形図である。

即ち、第１図に示したシステムにおいて、入力光信号の
途絶や同期はずれ等によって正常な画像信号が得られな
い場合、Ａ／Ｄ変換器７からは、第３図（ａ）に示すよ
うにランダムなノイズが出力される。水平同期信号検出
回路１０は、このようなランダムな信号を入力された場
合には水平同期信号を抽出することができないので、第
３図（ｂ）に示すように、水平同期信号検出回路１０か
らは信号は出力されない。従って、積分回路８ａに対し
ても信号入力はなく、第３図（Ｃ）に示すように、画像
信号検出信号は出力されない。

このように、本発明に係る画像信号検出回路９は、Ａ／
Ｄ変換器７が有効な画像信号を出力した場合にのみ画像
信号検出信号を出力する。

発明の詳細 な説明したように、本発明に係る画像信号検出回路は、
単にＡ／Ｄ変換器に出力が発生しただけでは゛′画像信
号人力有”を示す信号を出力せず、光受信器の異常動作
やＳ／Ｐ変換器の同期はずれ等が発生した場合は“画像
信号入力能”と判断する。即ち、有効な画像信号が実際
に人力された場合にのみ、゛′画像信号人力有″を示す
画像信号検出信号を出力する。従って、画像信号の光伝
送システムなどの分野で受信画像の有無を監桟するシス
テムなどに利用すると効果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る画像信号検出回路を含む画像信
号の光伝送システムの典型的な構成を示す図であり、 第２図（ａ）〜（Ｃ）は、第１図に示した光伝送システ
ムにおいて、実際に画像人力が有る場合の画像信号検出
回路の動作を説明する信号波形図であり、第３図（ａ）
〜（Ｃ）は、第１図に示した光伝送システムにおいて、
画像人力が無い場合の画像信号検出回路の動作を説明す
る信号波形図であり、第４図は、従来の画像信号検出回
路を含む画像信号の光伝送システムの典型的な構成を示
す図である。 〔主な参照番号〕 １・・・アナログ／ディジタル変換器、２・・・パラレ
ル／シリアル変換器、 ３・・・光送信器、 ４・・・光ファイバ、 ５・・・光受信器、 ６・・・シリアル／パラレル変換器、 ６ａ・・シリアル／パラレル変換回路、６ｂ・・フレー
ム同期回路、 ７・・・ディジタル／アナログ変換器、８．８ａ・・・
積分回路、 ９・・・画像信号検出回路、 １０・・・水平同期信号検出回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディジタル画像信号を光信号として受信し、該受信した
   光信号を電気信号に変換した後、更にアナログ画像信号
   に変換して画像の再生を行う、光伝送システムのための
   受信器において受信画像信号の有無を検出する画像信号
   検出回路であって、該アナログ画像信号から水平同期信
   号を抽出する水平同期信号検出回路と、該水平同期信号
   検出回路の出力を入力される積分回路とを備え、該積分
   回路の出力を画像信号検出信号として出力するように構
   成されていることを特徴とする画像信号検出回路。