JPH03287978A - 片持ちスラブ壁施工方法及びそれに使用する連結具 - Google Patents

片持ちスラブ壁施工方法及びそれに使用する連結具

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JPH03287978A
JPH03287978A JP8971590A JP8971590A JPH03287978A JP H03287978 A JPH03287978 A JP H03287978A JP 8971590 A JP8971590 A JP 8971590A JP 8971590 A JP8971590 A JP 8971590A JP H03287978 A JPH03287978 A JP H03287978A
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JP
Japan
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joist
support
wall
joist material
joists
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JP8971590A
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Yasuyuki Tsuruta
安之 鶴田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、建築工事における片持ちスラブ壁の施工方法
及びそれに使用する連結具に関するものである。
【従来技術とその課題点】
建築工事において、ベランダやバルコニーを施工すると
きには片持ちスラブ工法が用いられる。 片持ちスラブ工法においては、外端部に壁部を設ける場
合があり、従来は次のような方法で施工されている。 第4図は従来の施工方7去を示す説明図である。 ベランダ部Bの底部のスラブ型枠41は、根太材42と
大引き43及びサポートS2で支持されている。ベラン
ダ部Bの外端部に位置する壁部Bの壁型枠44はサポー
トS1により支持されている。サポートS1は伸縮自在
で、一端部は壁型枠44のばた材45に固定されており
、他端部は床Fの床型枠46に配設された金具47に固
定されている。 なお、床Fにはコンクリート打設時にサポート穴48が
設けられる。これによって、コンクリートがある程度硬
化した後、サポートS1を取外すことができるようにし
ている。符号49は梁型枠である。 けれども、従来の施工方法には次のような課題があった
。 (a)サポートS1は、図に示すようにベランダ部B側
にほぼ2m程度の間隔で多数設置される。 このため、コンクリートの圧送作業やベランダ部Bの表
面の仕上げの際に邪魔になり、作業がしにくい。 (b)サポートS1を外した後は、サポート穴48の穴
埋め作業をする必要がある。また、床型枠46を外した
後を天井の化粧面とする場合には、金具47の固定部の
塗り込め作業をする必要があり、各補修に手間がかかる
。 (C)金具47は埋め殺しとなるが、価格が高いために
施工費用がかさむ。
【本発明の目的】 本発明の第1の目的は、片持ちスラブ壁を施工する際に
、壁型枠を支えるサポートがコンクリートの圧送作業や
ベランダ部の仕上げ作業の邪魔にならないようにし、各
作業の能率を向上させることである。第2の目的は、サ
ポート穴や金具固定部等の補修を不要にして施工が迅速
にできるようにすることである。第3の目的は、金具等
の埋め殺し部材をなくして、施工費用を安価にできるよ
うにすることである。また第4の目的は、サポート支持
に使用する好適な連結具を提供することである。
【本発明の構成】
上記課題点を解決し、目的を達成するために講じた本発
明の構成は次の通りである。 第1の発明においては、 片持ちスラブ壁の施工において、片持ちスラブ壁の延出
方向にほぼ平行に複数並設されている根太材に壁部より
外側へ張り出すように支持根太材を着脱可能に連設し、
該支持根太材の先端側と片持ちスラブ壁の壁型枠にサポ
ートを掛け渡して型枠支持を行なう片持ちスラブ壁の施
工方法である。 第2の発明においては、 根太材及び支持根太材が嵌入可能な所要の長さの装着部
を備え、該装着部には根太材及び支持根太材を挟持固定
する固定手段を備えた第1の発明に係る片持ちスラブ壁
の施工方法において使用する連結具である。 第3の発明においては、 支持根太材の一端部に根太材が鉄人可能な装着部を備え
、該装着部には根太材を挟持固定する固定手段を備えた
第1の発明に係る片持ちスラブ壁の施工方法において使
用する連結具である。
【実施例】
本発明を図面に示した実施例に基き、更に詳細に説明す
る。 第1図は第1の発明の説明図である。 ベランダ部Bの外側端部には壁部Wが立設される。ベラ
ンダ部Bの底部のスラブ型枠11は、根太材12とそれ
と直交する大引き13及び所要数のサポートS2で支持
されている。根太材12の先端は、壁部Wの外部側の壁
型枠14からやや突出するように設定されている。 根太材12は角鋼管で形成されており、その先端部には
連結具2によって支持根太材3が連設されている。 第2図は第2の発明に係る連結具の斜視図である。第2
図を参照して連結具の構造を説明する。 連結具2は角鋼管により形成された装着部21を有して
いる。装着部21は根太材12及び支持根太材3がほぼ
ガタつくことなく嵌入できる太さに形成されている。装
着部21の上面の中央部には断面「T」状の挟持台22
が形成されている。 挟持台22は台片220を有し、この台片220に垂設
しである台脚222を挟んで両側には螺子孔23.24
が設けられている。螺子孔23.24には締付ボルト2
5.26が螺着されている。 締付ボルト25.26は台片220を貫通し、その下端
部には圧着盤27.28が回転可能に取付けられている
。なお、装着部21のうち、挟持台22の台脚222を
挟んで一方側、例えばa側が支持根太材3の連結側とな
り、他方側、例えばb側が根太材12の連結側となる。 第1図を参照し、根太材12への支持根太材3の連結方
法を説明する。 まず、根太材12の先端部に連結具2の装着部21のb
側を挿入し、締付ボルト26を締付けて圧着盤28と装
着部21で根太材12の端部を挟持し、連結具2を固定
する。なお、この際、連結具2は締付ボルト26の締付
は作業がしやすいように挟持台22が下になるようにし
て取付ける。 次に連結具2の装着部21のa側に、所定の長さに形成
された支持根太材3の一端側を嵌入し、締付ボルト25
を締付けて連結具2に支持根太材3を固定する。 そして、支持根太材3の先端部にはサポートS1の一端
側が固定されている。またサポートS1の他端側は壁部
Wの外側に配設されている壁型枠14のばた材15に固
定されている。サポートs1は伸縮自在であり、この調
整によって壁型枠14の傾き、倒れが防止できる。なお
、サポートS1は一般にほぼ45度の傾斜をもって掛け
渡され、連結具2の根太材12と支持根太材3の連結部
分には、下方に折れ曲がろうとする力が働くために、そ
の摩擦力によって各連結部の抜けは防止される。 符号Fは床部、16は床型枠、19は梁型枠である。 なお、打設コンクリートがある程度硬化したら、サポー
トS1と支持根太材3及び連結具2を取外しておく。こ
のように、壁型枠14から張り出した部分は取外すこと
ができるので、足場が組まれているときにも邪魔になら
ない。 第3図は第3の発明に係る連結具の斜視図である。 連結具4の一端側には所要の長さの支持根太材51を備
えている。支持根太材51の一端部には根太材12が嵌
入可能な装着部52を備えている。装着部52の基端部
には、逆「Lj状の台片53を備えている。台片53の
上片には螺子孔54が設けられており、螺子孔54には
締付ボルト55が螺着されている。締付ボルト55のう
ち台片53を貫通した下端部には圧着盤56が回転自在
に取付けられている。 根太材12への取付は方法は次のとおりである。まず、
装着部52を根太材12へ挿入する。 このとき根太材12の先端部が台片53の台脚部に当接
するようにする。次に締付ボルト55を締付け、圧着盤
56と装着部52で根太材12を挟持して、連結具5を
固定する。 これによると、根太材12への支持根太材51の取付け
が迅速にできる利点がある。 なお、本発明は図示の実施例に限定されるものではなく
、特許請求の範囲の記載内において種々の変形が可能で
ある。
【発明の効果】
本発明は次の効果を有する。 (a)片持ちスラブ壁を施工する際に、壁型枠を支える
サポートが壁型枠の外部側に位置するので、コンクリー
トの圧送作業やベランダ部の仕上げ作業の邪魔にならず
、内部側の各作業の能率を向上させることができる。 (b)従来の施工方法のような、サポート穴や金具固定
部等の補修の必要がなく、施工が迅速にできる。 (C)支持根太材は根太材に着脱自在であり、サポート
、連結具等も取外しできる。このため、根太材、サポー
ト、連結具等が繰り返し使用でき、また従来の施工方法
における金具等の埋め殺し部材を必要とせず、施工費用
を安価にできる。 (d)両側に装着部を有する連結具においては、根太材
と支持根太材を簡単に連結でき、しかもそれら部材は分
解して持ち運びできるので嵩張らず便利であり、本発明
の片持ちスラブ壁の施工方法において使用するのに好適
である。 (e)支持根太材に装着部を備えた構造の連結具におい
ては、根太材に締付ボルトによって装着部を固定するだ
けで、根太材への支持根太材の取付けが簡単迅速にでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の説明図、 第2図は第2の発明に係る連結具の斜視図、第3図は第
3の発明に係る連結具の斜視図、第4図は従来の施工方
法を示す説明図である。 12:根太材 14:壁型枠 2:連結具 21:装着部 22:挟持台 25.26:締付ボルト 27.28:圧着盤 3:支持根太材 Sl:サポート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)片持ちスラブ壁の施工において、片持ちスラブ壁の
    延出方向にほぼ平行に複数並設されている根太材に壁部
    より外側へ張り出すように支持根太材を着脱可能に連設
    し、該支持根太材の先端側と片持ちスラブ壁の壁型枠に
    サポートを掛け渡して型枠支持を行なうことを特徴とす
    る片持ちスラブ壁の施工方法。 2)根太材及び支持根太材が嵌入可能な所要の長さの装
    着部を備え、該装着部には根太材及び支持根太材を挟持
    固定する固定手段を備えた請求項1記載の片持ちスラブ
    壁の施工方法において使用する連結具。 3)支持根太材の一端部に根太材が嵌入可能な装着部を
    備え、該装着部には根太材を挟持固定する固定手段を備
    えた請求項1記載の片持ちスラブ壁の施工方法において
    使用する連結具。
JP8971590A 1990-04-03 1990-04-03 片持ちスラブ壁施工方法及びそれに使用する連結具 Pending JPH03287978A (ja)

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