JPH03287801A - ストッキング - Google Patents

ストッキング

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JPH03287801A
JPH03287801A JP26866590A JP26866590A JPH03287801A JP H03287801 A JPH03287801 A JP H03287801A JP 26866590 A JP26866590 A JP 26866590A JP 26866590 A JP26866590 A JP 26866590A JP H03287801 A JPH03287801 A JP H03287801A
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JP
Japan
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stockings
ankle
calf
yarn
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JP26866590A
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JP3069369B2 (ja
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Yukio Yamakawa
山川 幸夫
Shigeru Tokutomi
徳富 茂
Toshio Yamauchi
山内 敏夫
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、部位ごとに特定のサポート度が付与された
ストッキングに関するものである。
〔従来の技術〕
最近、ポリウレタン弾性糸を芯糸としこれにナイロン糸
をカバリングしたカバリング糸等の特殊な原糸を用いた
り、績み方を工夫したりして、従来のウーリーナイロン
を原糸とするストッキングよりも足に対する締め付は力
を強くし足を細く見せる効果を有するサポートタイプの
ストッキングが出回っている。
このようなサポートタイプのストッキングは、通常のス
トッキングの寸法合わせと同様の手法で、サポートタイ
プのストッキングの基準となる寸法に従って原糸を編み
立てることにより、一定のサポート度が付与されている
すなわち、第4図および第5図に示すようなパンティス
トッキング1において、2C111幅の生地部分に所定
の荷重をかけてレッグトップ部2を幅方向に伸長した状
態での寸法(LT)と、同じく21幅の生地部分に所定
の荷重をかけてアンクル部3を幅方向に伸長した状態で
の寸法(AN)は、所定の荷重をかけてレッグ部4全体
を縦方向に伸長した状態での寸法(L丈)を測定し、例
えば下記の第1表に示すような基準値に一致するように
編み目を調整して寸法合わせをする。これによって、所
定のサポート度のストッキングが得られたものとしてい
る。
*レッグ糸20/13x13ポリウレタン/ナイロンの
ダブルカバリング糸(DCY)とナイロン糸17/3と
の交編 *荷重3.2 kgで測定 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記基準寸法は、ストッキングを幅方向
、あるいは縦方向という一方向にのみ伸長して得られた
ものであり、実際のサポート度に即したものではない。
すなわち、実際の着用時には、ストッキングは縦方向、
横方向、斜め方向といった各方向から複合的に伸長され
るのであって、このときのサポート度は、上記一方向に
伸長した寸法を基準にしたサポート度とは一致しない。
したがって、上記基準寸法では、ふくらはぎ部やアンク
ル部等の部位ごとのサポート度を強くすることができな
いため、従来のサポートストッキングは、−律なサポー
ト度となり、血行の促進等の現実的な要求に即したきめ
濃やかなサポート度を備えていないのが実情である。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、部
位ごとに特定のサポート度を備え、足の血行促進および
足の疲れやむくみの防止効果を有するストッキングの提
供をその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明のストッキングは
、ポリウレタン弾性糸に非弾性糸をカバリングしたカバ
リング糸を少なくともアンクル部とふくらはぎ部とに使
用して編成したストッキングであって、太もも部、ふく
らはぎ部、アンクル部の順にその生地部分の体感サポー
ト度が強くなるように形成されているという構成をとる
[作用] ・すなわち、この発明のストッキングは、ポリウレタン
弾性糸に非弾性糸をカバリングしたカバリング糸を少な
くともアンクル部とふくらはぎ部とに使用して編成し、
太もも部、ふくらはぎ部、アンクル部の順に体感サポー
ト度が強くなるように形成されている。したがって、こ
の発明のストッキングは、従来のストッキングのように
サポート度が一律ではなく、血行を促進しうるようにア
ンクル部の体感サポート度が一番強くなるように形成さ
れ、逆に太もも部では体感サポート度が弱くて足の疲れ
やむくみを防止するようになっており、快適な着用窓が
得られる。
つぎに、この発明の詳細な説明する。
この発明のストッキングは、ポリウレタン弾性糸に、非
弾性糸(例えばナイロン、ポリエステル系繊維等)をカ
バリングしたカバリング糸を少なくともアンクル部とふ
くらはぎ部とに使用して編成したものである。そして、
太もも部、ふくらはぎ部、アンクル部の順に体感サポー
ト度が強くなるように糸使いや編み方を変えたり編み立
ての目数を変える等して編み立て張力を調節して交編さ
れる。
なお、上記「体感サポート度」とは、モニターの官能評
価によって与えられるが、これを客観的な数値として、
モニターに着用させることなく評価する方法として、下
記の手法を用いる。すなわち、まず、第1図に示すよう
な足型を準備する。
このストッキングのサポート度評価用の足型は、平均的
な日本人女性の下半身(モニター10000人の体型を
測定して平均化して求めたもの)をかたどったもので、
パンティストッキングのサイズに対応する3寸9M寸、
L寸の3種類の大きさのものが用意されている。そして
、この足型は10は、全体が針金(直径1.6 m )
によって筒状に編み立てられており、1つの編み目が例
えば20m1X20a位になるように設定されている。
この足型10を用い、つぎのようにしてパンティストッ
キングのサポート度を評価することができる。すなわち
、まず測定しようとするパンティストッキングのサイズ
(S、M、Lのいずれか)に対応する大きさの足型10
を選び、この足型工0にパンティストッキングを装着す
る。なお、上記パンティストッキングもしくは足型10
のいずれか一方に対し、サポート度を測定しようとする
アンクル部(A)、ふくらはぎ部(B)、太もも部(C
)、パンティ部(D)、)つ部(E)の五個所の部位(
測定点)にマジック等で印をつけておく。そして、各測
定点A−Eに、第2図に示すような圧力測定袋[11を
押し当てて、各測定点A−Eにおけるパンティストッキ
ングの圧力を測定することにより、パンティストッキン
グのサポート度を評価する。なお、上記圧力測定装置1
1は第2図に示すように、その先端の検知部11a(例
えば直径5m)を、パンティストッキング1の上から足
型10の績み口内に所定距離(例えば5厘)だけ押し込
むことにより、パンティストッキングの圧力を測定でき
るようになっている。そして、測定されたパンティスト
ッキング1の圧力は、装置本体の表示部11bに数値と
して表示されるようになっている。
このようにして、各測定点A−Hにおける圧力を測定す
ることにより、実際に装着した状態と同様のサポート度
を客観的に評価することができる。ただし、上記測定に
よって得られる圧力と、実際のサポート度との関係を予
め相関表としてまとめてお(ことが好ましい。例えば、
実際にモニター100人に、各種のサポート度のパンテ
ィストッキングを着用させて、着用時に感じるサポート
度を評価させるとともに、そのパンティストッキングの
圧力を、上記足型10によって測定する。
そして、上記サポート度と圧力の関係をまとめると、後
記の第2表のような結果が得られる。
(以下余白) 第〜ΣL−表 そして、前記第2表の結果にもとづいて、太もも部、ふ
くらはぎ部、アンクル部の順に体感サポート度が強くな
るように、績み立て張力等を調節することによりストッ
キングを作製することができる。
なお、上記足型10に代えて、第3図に示すようなプラ
スチックで一体成形された中空の足型12を用いるよう
にしてもよい。この足型12の測定点A−Eに相当する
部分は、穴13(例えば直径20am)が切欠かれてお
り、パンティストッキング装着後に、この穴13によっ
て形成される空洞に向かってパンティストッキングの上
から上記圧力測定装置11の検知部11aを所定距離だ
け押し込むことにより、パンティストッキングの圧力を
測定することができる。
この発明のストッキングは、上記のような評価方法によ
って評価される圧力を指標として編成されるが、特に、
ふくらはぎ部の生地部分の圧力が10g/c+fi以上
、アンクル部の生地部分の圧力が15g/cm2以上の
範囲のものが好ましい。より好ましいものは、ふくらは
ぎ部の生地部分の圧力が15〜20g/cffl、アン
クル部の生地部分の圧力が20g/c+f1以上の範囲
のものである。また、上記ストッキングのパンティ部の
下部のサポート度を強くし上部のサポート度を弱くした
り、あるいはパンティ部の後部(ヒップ部)のサポート
度を前部(腹部)より強くすると、ヒップアップ効果も
備えたものとなる。
つぎに、この発明を実施例について比較例と併せて説明
する。
〔実施例1〜3〕 20d/Ifのポリウレタン糸に、13 d/3fX1
3d/3fのナイロン系をカバリングしたダブルカバリ
ング糸と17 d/3 fのナイロン糸とを1コースご
とに交互に、また、太もも部、ふくらはぎ部、アンクル
部の順に体感サポート度が強くなるように編み立て張力
を調節して交編し、後記の第3表に示す体感サポート度
を有するパンティストッキングをそれぞれ編成した。な
お、パンティ部は、20d/ifのポリウレタン糸に3
Od/8 fのPOYナイロン糸をカバリングしたシン
グルカバリング糸と30d/8fのウーリーナイロン糸
とを1コースごとに交編し、トウ部は13 d/3 f
のナイロン糸と30 d/8 fのウーリーナイロン糸
とを合糸して編成した。
(比較例〕 上記実施例1〜3と同様の糸を用い、太もも部の体感サ
ポート度が一番強くなるように鳩み立て張力を調節して
交編し、それ以外は上記実施例1〜3と同様に編成し、
後記の第3表に示す体感サポート度のパンティストッキ
ングを編成した。
得られたパンティストッキングの各部の体感サポート度
および圧力を後記の第3表に示す。
(以下余白) つぎに、得られたストッキングをモニター100人に8
時間着用させて、下記の項目について官能検査を行い、
その結果を下記の第4表に示した。
〈検査項目〉 ■ 足の疲れやむくみを防止する効果の有無。
■ 足を細く見せる効果の有無。
J−土一裏 上記官能検査の結果から実施例1〜3のストッキングは
いずれも足の疲れやむくみを防止する効果が認められ、
また、実施例2のストッキングは足を細く見せる効果も
有していた。これに対して、比較例1のストッキングは
、足を細く見せる効果を有しているが、足の疲れやむく
みを防止することはできず、着用感が悪いことがわかる
[発明の効果] 以上のように、この発明のストッキングは、ポリウレタ
ン弾性糸に非弾性糸をカバリングしたカバリング糸を少
なくともアンクル部とふくらはぎ部とに使用して編成し
、太もも部、ふ(らはぎ部、アンクル部の順に体感サポ
ート度が強(なるように形成されている。したがって、
このストッキングは、従来のストッキングのように一律
なサポート度ではな(、足の血行を促進するように、ア
ンクル部の体感サポート度を一番強く設定されているた
め、着用することにより、適度に足の血行を促進させ、
しかも太もも部の体感サポート度は緩(て足の疲れやむ
くみを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に用いる足型の一例を示す斜視図、第
2図はこの発明に用いる圧力測定装置の一例を示す正面
図、第3図はこの発明に用いる足型の他の例を示す斜視
図、第4図および第5図は従来のパンティストッキング
のサポート度の測定方法の説明図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリウレタン弾性糸に非弾性糸をカバリングした
    カバリング糸を少なくともアンクル部とふくらはぎ部と
    に使用して編成したストツキングであつて、太もも部、
    ふくらはぎ部、アンクル部の順にその生地部分の体感サ
    ポート度が強くなるように形成されていることを特徴と
    するストツキング。
  2. (2)少なくとも太もも部の一個所とふくらはぎ部の一
    個所とアンクル部の一個所に空洞もしくは凹部が形成さ
    れた立体的な足型に装着された状態における上記空洞も
    しくは凹部を被う生地部分の圧力が下記の(A)および
    (B)に示される値に設定されている請求項田記載のス
    トツキング。 (A)ふくらはぎ部の生地部分の圧力が10g/cm^
    2以上。 (B)アンクル部の生地部分の圧力が15g/cm^2
    以上。
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